“健康”が一番のテーマでないあなたにこそ、 知って欲しい「健康せいろう21」
働き盛り世代=壮年期(40~64歳)は、身体機能が徐々に低下していく時期であり、健康が気になり始める時期でもあります。一方で、最も盛んに仕事ができる年齢層で、社会的に責任のある立場にもあり、自身の健康を省みる余裕がない方も多くなっています。だからこそ自らの健康を意識的に築くことが重要であり、その支援は職場や家庭に加え、地域を通したものに重点を置き、メディア、企業の協力も必要です。
その働き盛りの実際の暮らしとは、どのようなものなのでしょうか?「自らの健康を意識的に築く」ために私たちはどうしたらいいのか「働き盛りの暮らしと健康」を深堀りしていきましょう。
働き盛り世代のための「健康せいろう21」生涯、健康に暮らせるまちをめざして
男性の肥満を減少させる
注釈:体格指数(BMI)=体重(キログラム)÷身長(メートル)÷身長(メートル)で肥満度を算出できる国際的な指数です。もっとも病気にかかりにくいとされる標準値は、22.0です。
令和5年度町民の健康に関するアンケートより、20歳から60歳代男性の肥満者(BMI25以上)の割合は、31.8%でした。厚生労働省によると成人男性全体の肥満率は近年増加傾向にあり、食生活の乱れ、運動不足、ストレス等により消費エネルギーと摂取エネルギーの不均衡が起きている結果であり、加えて健康に対する考え方も多様化していることや健康の優先度が低くなりがちな世代でもあることから、日本全体の課題であると注目されています。
生活習慣病のリスクを高める量を飲酒する男性を減少させる
注釈:清酒1合(180ミリリットル)の目安
ビール(中瓶)と発泡酒なら500ミリリットル、缶酎ハイ(7度)なら350ミリリットル、焼酎35度は80ミリリットル、焼酎25度は110ミリリットル、焼酎20度は135ミリリットル、ウィスキーは60ミリリットル(ダブル)、ワインは240ミリリットル(グラス2杯)
令和5年度町民の健康に関するアンケート調査では、20歳以上男性で毎日飲酒する人が35.9パーセントでした。毎日ではなくても飲酒習慣がある方のうち、生活習慣病のリスクが高まる量を飲酒している人の割合は35.7パーセントであり、20歳以上男性全体では24.6パーセント、つまり約4人に1人は、リスクの高い飲み方をしていると考えられます。
注釈:男性の生活習慣病のリスクが高まる飲酒量(純アルコール摂取量40グラム/日以上)
2合以上毎日飲酒、2合以上週5~6日飲酒、3合以上週3~4回飲酒、5合以上週1~2回飲酒、5合以上月に1~3回飲酒
「こころの不調」にどう対処したら良いかわからない人を減少させる
令和5年度町民の健康に関するアンケートより、「『こころの不調』を感じたことがありますか」で「はい」と答えた男性は36.6パーセントでした。そのうち、「『こころの不調』を感じたとき」に『どう対処したら良いかわからない』と答えた人が17.1パーセントでした。
注釈:こころの不調とは、「ゆううつである」「疲れがとれない」「食欲がない」「眠れない」などの状態が続くことを想定しています。
働き盛り世代は、身体的・精神的・社会的に様々なストレスが重なる時期です。特に40歳代以降は、加齢や仕事・家庭内の課題等の強いストレスによって男性ホルモンであるテストテスロンが急激に減少し、心身の不調を引き起こすことがあります。
また、この働き盛り世代は、家庭内でも勤務先でも責任の重い立場にあることも多く、弱音を吐きにくい、プレッシャーや責任感から、ストレスを一人で抱え込みやすくなります。
働き盛り世代の実際の声
聖籠町働き盛り男性訪問事業より(平成15年~令和6年実施)
•がん検診、何か見つかったら怖いから受けない
•健診結果は妻には絶対見せない
•「血圧高くなったなー」と職場でも話題に
•身近な人が倒れたと聞くと、俺も大丈夫かな…と心配になる
•朝食は時間がなくて食べない
•昼はコンビニか外食
•忙しい時は食事の時間はバラバラ
•揚げ物や脂っこい物ばかり
•甘い缶コーヒー、コーラ、スポーツドリンクが好き
•休肝日は無い!
•焼酎をジュースで割ってガブガブ飲む
•アルコールが入っていれば何でもいい!
•わかっているけど止められない
•飲まないのは健診前日と風邪ひいたときだけ
•たまの休みはゴロゴロしていたい
•仕事でかなり歩くのに、休みの日まで運動したくないよ
•若い時はスポーツはしたさ 今はゴミ出しさえ車で行く
•上司と部下の板挟みがつらい
•職場の人間関係が一番ストレス!
•夜中に目が覚めて、仕事が今後どうなるのか考えてしまう
•休めば周りに迷惑がかかるでしょ?
•仕事はしんどいけど、家族を養うために今のままで頑張るしかない
•定年後のことなんて考えてない。今で精いっぱい…余裕がない…
•家のローンがまだ残ってる…
•子どもの教育費がまだまだかかる・・・今倒れるわけにはいかない
•子どもはまだお金がかかる歳なので、定年後も働き続けないと
働き盛り世代は、自分の健康を犠牲にして働いているの??何とかしなくちゃ!!!

ここからはじめよう
すべての町民、全ての世代が「働き盛り世代の健康」を町の課題として考えよう
働き盛り世代が健康を害し倒れると、家族みんなの生活・暮らしに大きく影響します。働き盛り世代の健康は本人だけの責任でしょうか?今こそ家庭・地域全体・社会で考える必要があります。
働き盛り男性訪問の話を聞いての地域の皆さんの声
・世知辛い世の中になったんだね、そんな中で働き盛り世代は頑張って働いてくれているんだね。
・自分も若い頃は、多少無理してでも仕事をしてた。大変さはよくわかる。せがれには気をつけなさいと言ってあげなきゃ。
・パパさんにがん検診、受けるように伝えてみようかしら!
・夕飯はなるべく野菜を多く使った料理にしてあげよう。
・健康でいてくれることが、親孝行だよと伝えてあげたい。
家族・地域の皆さんが、働き盛りのあなたの健康を気にかけています。
この機会に、自分自身の暮らし・健康について振り返ってみませんか?
この記事に関するお問い合わせ先
保健福祉課(聖籠町保健福祉センター内)
新潟県北蒲原郡聖籠町大字諏訪山825番地
電話番号:0254-27-6511
