令和5年第3回聖籠町議会定例会会議録
令和5年第3回聖籠町議会定例会会議録(第2号)
会期第3日目
令和5年9月22日(金)午前9時30分開議
1.開議の宣告
1.議事日程
日程第 1 同意第 4号 聖籠町教育委員会委員の任命につき同意を求めるについて
日程第 2 同意第 5号 監査委員の選任につき同意を求めるについて
日程第 3 議案第37号 令和5年度聖籠町一般会計補正予算(第4号)
日程第 4 議案第38号 令和5年度聖籠町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)
日程第 5 議案第39号 令和5年度聖籠町介護保険特別会計補正予算(第2号)
日程第 6 議案第40号 令和5年度聖籠町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)
日程第 7 議案第41号 令和5年度新潟県営開拓パイロット事業聖籠町特別会計補正予算(第
1号)
日程第 8 議案第42号 令和5年度聖籠町水道事業会計補正予算(第2号)
日程第 9 議案第43号 令和4年度聖籠町一般会計歳入歳出決算の認定について
日程第10 議案第44号 令和4年度聖籠町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について
日程第11 議案第45号 令和4年度聖籠町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について
日程第12 議案第46号 令和4年度聖籠町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定につい
て
日程第13 議案第47号 令和4年度新潟県営開拓パイロット事業聖籠町特別会計歳入歳出決算
の認定について
日程第14 議案第48号 令和4年度聖籠町下水道事業会計決算の認定について
日程第15 議案第49号 令和4年度聖籠町水道事業会計決算の認定について
日程第16 議案第50号 財産の無償貸付について
日程第17 議案第51号 令和5年度聖籠町一般会計補正予算(第5号)
日程第18 請願第 4号 「私立高校の学費負担軽減と専任教員増を促進するため、私学助成の
増額・拡充を求める意見書」の採択を求める請願
○出席議員(13名)
1番 川 上 り な 君 2番 長 谷 川 進 一 君
3番 栗 原 博 久 君 4番 斎 藤 豊 君
5番 崎 美 由 貴 君 6番 伊 藤 千 穂 君
7番 宮 澤 さ や か 君 8番 長 谷 川 六 男 君
9番 青 木 順 君 10番 田 中 智 之 君
12番 須 貝 龍 夫 君 13番 手 嶋 満 君
(副議長)
14番 宮 澤 光 子 君
(議長)
○欠席議員(1名)
11番 中 村 恵 美 子 君
○地方自治法第121条の規定により会議に出席した者の職氏名
町 長 西 脇 道 夫 君
副 町 長 松 光 志 君
教 育 長 近 藤 朗 君
会 計 管 理 者 小 林 和 浩 君
総 務 課 長 萩 原 波 春 君
総 合 政策課長 橋 誠 司 君
税 務 課 長 山 田 孝 君
産 業 観光課長 渡 邊 広 彰 君
ふ る さ と 小 林 稔 君
整 備 課 長
生 活 環境課長 高 橋 直 樹 君
東 港 振興室長 澁 谷 覚 君
上 下 水道課長 加 藤 義 勝 君
保 健 福祉課長 松 井 博 君
長 寿 支援課長 小 野 芳 昭 君
町 民 課 長 新 保 千 寿 子 君
子ども教育課長 佐 藤 寿 君
教 育 未来課長 須 貝 克 徳 君
社 会 教育課長 佐 藤 伸 一 君
図 書 館 長 渡 邊 こ ま き 君
農 業 委 員 会 長 谷 川 一 也 君
事 務 局 長
選挙管理委員会 萩 原 波 春 君
書 記 長
○本会議に職務のため出席した者の職氏名
議 会 事務局長 高 橋 一 裕
議 会 書 記 小 林 大 志
議 事 の 経 過
○開議の宣告
○議長(宮澤光子君) ただいまから本日の会議を開きます。
○議事日程の報告
○議長(宮澤光子君) 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりです。
○諸般の報告
○議長(宮澤光子君) 諸般の報告を行います。
11番、中村恵美子さんから欠席届が出ていますので、報告します。
次に、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定に基づく令和4年度決算における財政健全化判断比率の報告並びに同法第22条第1項の規定に基づく令和4年度決算における聖籠町下水道事業会計及び聖籠町水道事業会計の資金不足比率の報告がお手元に配付したとおり提出されましたので、報告します。
以上をもちまして諸般の報告を終わります。
○同意第4号 聖籠町教育委員会委員の任命につき同意を求めるについて
○議長(宮澤光子君) 日程第1、同意第4号 聖籠町教育委員会委員の任命につき同意を求めるについてを議題とします。
町長から提案理由の説明を求めます。
町長。
○町長(西脇道夫君) 同意第4号 聖籠町教育委員会委員の任命につき同意を求めるについて提案理由を申し上げます。
令和5年9月30日をもって任期満了となります教育委員会委員、橋真弓氏を引き続き同委員に任命したく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定に基づき、議会の同意を求めるものであります。
橋氏は、子育てと会社員としての仕事の両立に日々奮闘される傍ら、親として学校活動に関心を持ち、学校でのボランティア活動にも積極的に参加されております。また、令和元年10月1日から教育委員会委員として活躍いただいており、引き続き同委員として保護者の視点からの手腕をご期待申し上げるものであります。
細部につきましては、総務課長に朗読説明させますので、同意くださるようお願いいたします。
○議長(宮澤光子君) 総務課長。
○総務課長(萩原波春君)
〔議案朗読説明〕
○議長(宮澤光子君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(宮澤光子君) 質疑なしと認めます。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(宮澤光子君) 討論なしと認めます。討論を終わります。
これから同意第4号を採決します。
この採決は起立によって行います。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
〔起立者全員〕
○議長(宮澤光子君) 起立全員です。
したがって、同意第4号 聖籠町教育委員会委員の任命につき同意を求めるについては同意することに決定しました。
○同意第5号 監査委員の選任につき同意を求めるについて
○議長(宮澤光子君) 日程第2、同意第5号 監査委員の選任につき同意を求めるについてを議題とします。
町長から提案理由の説明を求めます。
町長。
○町長(西脇道夫君) 同意第5号 監査委員の選任につき同意を求めるについて提案理由を申し上げます。
議会議員のうちから選任する聖籠町監査委員、田中智之氏が地方自治法第197条の規定により令和5年8月31日をもって任期満了となったことから、その後任に中村恵美子氏を選任したく、地方自治法第196条第1項の規定により、議会の同意を求めるものであります。
中村氏は、議会議員として7期25年の実績と知識、経験も豊富で、本町監査委員にふさわしいと考え、提案申し上げるものであります。
細部につきましては、総務課長に朗読説明させますので、ご審議の上、同意くださるようお願いいたします。
○議長(宮澤光子君) 総務課長。
○総務課長(萩原波春君)
〔議案朗読説明〕
○議長(宮澤光子君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
田中智之さん。
○10番(田中智之君) では、町長に質問します。
今回の監査委員の選任ということなんですが、町長は、監査委員として最も大切な姿勢、また、資質は何かと考えておられますか。
○議長(宮澤光子君) 町長。
○町長(西脇道夫君) 田中議員のご質問にお答えします。
監査委員でありますので、我々が執行しております行政、財政に関して適正に監査をしていただくということが最も重要だと思います。
○議長(宮澤光子君) 田中智之さん。
○10番(田中智之君) 私も先月まで監査委員をさせていただきました。よく言われたことは、監査委員は公正・公平、中立であること、また、人格が高潔で、行政運営に関し優れた見識を有する者、これはよく言われております。
続いて、次の質問ですが、今までの議選の監査委員の選任方法です。今までは町長が議会に提案、この人を提案したいんだと、そういう打診がありました。その後、全員協議会で協議した上で、議選、つまりそこでコンセンサスを得た上で、議会選出監査委員として町長が本会議で提案しておりました。しかし、今回は全員協議会の議題には上がらなかったんです。つまり、現時点で議会の同意は得ておりません。議会で選出されているわけではありません。今回、ということは議会でなくて、町長が推薦するという認識でよろしいのかお聞きします。また、そうすると、例えば監査委員ですと、ほかの自治体の監査委員と同席する機会が非常に多いです。もし今回中村氏が選任された場合、その際は聖籠町の議選の監査委員という肩書は使えなくなります。その点に関して町長の見解をお願いいたします。
○議長(宮澤光子君) 町長。
○町長(西脇道夫君) 田中議員のご質問にお答えします。
田中議員がどういうふうにご理解されているのか分かりませんが、いわゆる監査委員については町長の提案であります。したがって、今提案をして同意を求めているんであって、議会の同意を求めてから提案するというのは私にはちょっと理解できませんので。適任だと思うので、私のほうから提案をさせていただいると。そのことについて今同意を求めている、ただそれだけのことです。
○議長(宮澤光子君) 田中智之さん。田中さん、これで3回目ですので。
○10番(田中智之君) 分かっております。
町長のおっしゃることはもっともなんです。これは議会の問題だと思います。議会の全協で何で諮らなかったのかといえば議会の問題ですが、ただ、今までの流れはそうでしたという説明です。
最後の質問です。8月の町会議員の選挙を振り返ると、候補者16人の中、特定の政党の公認候補が2人いました。ほかは無所属です。今回提案されている中村氏ですが、特定の政党の公認です。先ほど申し上げたように、監査委員には公正・公平・中立であることが求められております。誤解をされると困るので、お断りしますが、これは中村氏に限らず、特定の政党に属している方が果たして公平・公正・中立な立場から町の行財政の判断ができるのか、私は若干の不安を感じます。また、聖籠町の過去を遡っても、そのような立場の方、言ってみれば、例えて言うなら公正取引委員とか裁判官みたいな要職になられたことはなかったと思います。町長は、その辺りで違和感を持たなかったですか。
○議長(宮澤光子君) 町長。
○町長(西脇道夫君) 田中議員のご質問にお答えします。
私がこのたび提案しているのは、中村議員が監査委員として適任だということで提案をさせていただいております。田中議員からいろいろとご指摘がありましたが、あんまりそこに深入りするのは果たして、個人的な問題かと思いますので、あくまで町の監査委員として適任であるということで提案をさせていただいています。
以上です。
○議長(宮澤光子君) ほかに質疑ございませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(宮澤光子君) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(宮澤光子君) 討論なしと認めます。討論を終わります。
これから同意第5号を採決します。
この採決は起立によって行います。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
〔「議長、動議」の声あり〕
○議長(宮澤光子君) 長谷川六男さん。
○8番(長谷川六男君) 私のほうから、起立採決なんですが、無記名投票でお願いいたしたいと思います。賛成者は、9番、青木順、10番、田中智之、両議員が賛成でございます。
以上。
○議長(宮澤光子君) ただいま長谷川六男さんから動議がありました。
同意第5号の採決につきまして無記名投票の求めがありましたので、皆さんにお諮りします。同意第5号の採決につきまして、無記名投票としてよろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声あり〕
○議長(宮澤光子君) 異議なしと認めます。
では、同意第5号につきまして、無記名投票によって採決することに決定しました。
これにより、聖籠町議会会議規則第82条第1項の規定により、無記名投票で行います。
議場の出入口を閉めます。
〔議場閉鎖〕
○議長(宮澤光子君) ただいまの出席議員数は12人です。
次に、立会人を指名します。会議規則第32条第2項の規定により、5番、崎美由貴さん、6番、伊藤千穂さんを指名します。
投票用紙を配ります。
〔投票用紙配付〕
○議長(宮澤光子君) 念のため申し上げます。
記入欄に、本件に賛成の方は賛成と、反対の方は反対と記載願います。なお、賛否を表明しない投票及び賛否が明らかではない投票は否、つまり反対とします。
投票用紙の配付漏れはありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(宮澤光子君) 配付漏れなしと認めます。
投票箱を点検します。
〔投票箱点検〕
○議長(宮澤光子君) 異状なしと認めます。
ただいまから投票を行います。議席番号1番から順番に投票を願います。
〔投 票〕
○議長(宮澤光子君) 投票漏れはありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(宮澤光子君) 投票漏れなしと認めます。
投票を終わります。
開票を行います。5番、崎美由貴さん、6番、伊藤千穂さんから開票の立会いをお願いします。
〔開 票〕
○議長(宮澤光子君) 投票の結果を報告します。
投票総数12票、そのうち賛成5票、反対7票。
したがいまして、同意第5号 監査委員の選任につき同意を求めるについては同意しないことに決定しました。
議場の出入口の封鎖を解きます。
〔議場開鎖〕
○議案第37号 令和5年度聖籠町一般会計補正予算(第4号)
○議長(宮澤光子君) 日程第3、議案第37号 令和5年度聖籠町一般会計補正予算(第4号)を議題とします。
町長から提案理由の説明を求めます。
町長。
○町長(西脇道夫君) 議案第37号 令和5年度聖籠町一般会計補正予算(第4号)について提案理由を申し上げます。
既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ5,152万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ86億3,579万7,000円と定める補正予算であります。
細部につきましては、総合政策課長に朗読説明させますので、ご審議の上、議決くださるようお願いいたします。
○議長(宮澤光子君) 総合政策課長。
○総合政策課長(橋誠司君)
〔議案朗読説明〕
○議長(宮澤光子君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
8番、長谷川六男さん。
○8番(長谷川六男君) このたびの認定こども園に、職員の入力ミスがあって、1億円近い金が入力になったということで、町長がその法人に対して、各法人に対して、謝罪を申し……
○議長(宮澤光子君) 長谷川さん、もう少しマイク。
○8番(長谷川六男君) 謝罪を申し上げて、その額を返金ということでありましたが、何せ額が1億円近い額でありますし、なぜそういうふうな事故が起きたかということは全協でも大体お示ししましたが、その事故に関連しまして、今までも過去にもそういうミスといいますか、課税、徴収のあったりとか、様々な小さいミスは我々も聞いていました。そういう今までの過去のミスがあるゆえにこういうふうな重大なミスが発生したというふうに私は感じておりますが、この一連のミスに関して、町長は全協の中でも職員のミスでありましたと。これ誰しも、人間ですから、それはミスはあると思います。しかし、町長は職員並びに皆さんの責任監督する立場にあります。指導、監督する立場にあります。そういう立場の町長からして、今回の多額な入金の誤り、町長自身どのようにお感じになっているのか、また、どのように町民に説明されるのか、その辺を見解を教えてください。
○議長(宮澤光子君) 町長。
○町長(西脇道夫君) 長谷川議員のご質問にお答えします。
約9,900万円のいわゆる事務的なミスの詳細については、全員協議会でご説明したとおりであります。これについては、パソコン処理上の入力ミスという初歩的な事務ミスであり、私自身の、また、これは教育長も同じでありますが、職員に対する注意喚起が足りなかったということで深く反省しておりますし、重く受け止めているところであります。今後、業務に対する姿勢について、さらに指導を徹底してまいりたいというふうに考えております。
○議長(宮澤光子君) 長谷川六男さん。
○8番(長谷川六男君) これからの指導を徹底するということでありますが、過去にもそういうふうなことを何度も私も聞いておりました。今回の額が額ですから、町長はやはり自分の給料を減額するなり、それくらいのを示して、しっかりと今後の施策に当たっていただきたいと思いますが、その辺の町長自身、執行部が減額して、これから臨むというような考えはございますか。
○議長(宮澤光子君) 町長。
○町長(西脇道夫君) 長谷川議員のご質問にお答えします。
いわゆる私自身の責任について、減額をしてという趣旨のご質問かと思いますが、それについては総合的に判断すべきものだろうと思っております。私自身としては、先ほど申し上げたとおり、職員に対する指導を徹底してまいりたいというふうに考えております。
○議長(宮澤光子君) 長谷川六男さん。
○8番(長谷川六男君) そうしますと、職員に徹底するとは何度も聞いておりますので、分かりました。それは当然、やっていただかなければいけないことだと思いますが、今の答弁ですと、町長は今時点ではそういう自分の給料減額ということは考えないということですか。
○議長(宮澤光子君) 町長。
○町長(西脇道夫君) 長谷川議員のご質問にお答えします。
今ほどお答えしたとおり、職員に対する管理を徹底してまいりたい、このようなことが起きないように注意をしてまいりたいというふうに考えております。
○議長(宮澤光子君) 10番、田中智之さん。
○10番(田中智之君) それでは、1点質問します。
長谷川議員と同じく施設型給付費返還金の件なんですが、町長今ほど長谷川議員の質問に対して約9,900万円と言われました。約9,900万円と言われましたが、9,986万円です。約1億円と言ってください。そこで9,900万円、1億円、全然印象違うんですよ。そういう言い方をされると、本当に反省しているのかと私は勘ぐってしまいます。
質問に入ります。この補正予算、今回上がっている補正予算自体は、私は賛成です。というか、当たり前だと思うんです。間違って多く支払った、それを返してもらう。問題は、なぜこのような重大な事故が起きてしまったかということです。これ町長は、何が原因だったかと考えておられますか。
○議長(宮澤光子君) 町長。
○町長(西脇道夫君) 田中議員のご質問にお答えします。
全員協議会でもご説明しましたが、パソコンに入力するときの入力数値の単純な誤りということですから、それについてはまさに入力する職員の意識が足りなかったということだろうというふうに認識しております。そのことについては、全員協議会でも申し上げましたが、今後十分注意するようにということは指導してまいりたいということであります。
○議長(宮澤光子君) 田中智之さん。
○10番(田中智之君) 町長、入力した職員の意識が足りないなんて言ったら駄目です。その責任は町長でしょう。何でそういうこと言うんですか。この問題は給付費の算定誤りが原因ですが、その責任は検印を押した全職員、最終的には町長にあるんじゃないですか。遡ってみると、私はこの問題は起こるべくして起きたと思います。この新しい子育てシステム、令和2年8月に議会に説明がありました。そして、令和4年4月に開園しました。僅か1年半です。まさに突貫工事でした。このタイトなスケジュール、こんなことで物事を進めればどこかにしわ寄せ来るんです。じゃ、そのしわ寄せどこに来たか。職員でしょう。この間、担当課の職員の業務量、半端でなかったです。残業に次ぐ残業、休日出勤、体調や精神を崩された方も私の目には見られました。それを考えると、何らかのミスが起きても不思議でない職場環境でした。町長は、そのように認識されていましたか。また、されていたとしたら、その方たちに対してどのようなケアをしたか、答えてください。
○議長(宮澤光子君) 町長。
○町長(西脇道夫君) 田中議員のご質問にお答えします。
子育てシステムの見直しについては、確かに重要な仕事でありますので、ある意味では負荷がかかったということは当然、認識しております。ただ、そのことについては、当然、教育長、担当課長、それから担当を交えてスケジュール等を協議しながら事務を行ってまいりましたので、そのことによって極端にそれが、じゃミスの原因に直接つながったのかというふうには私自身は考えてはおりません。そこのところは、それぞれ業務をしながら話合いを常に、定期的に行ってまいりましたので、そういうふうに考えております。
○議長(宮澤光子君) 田中智之さん。
○10番(田中智之君) 町長は優しくないんだなと思います、私。それが町長のスタイルなら、それはそれでこの先も続けていってもらって結構ですが、昨年、山口県阿武町がニュースになりましたんで、町長もご存じだと思います。4,630万円を誤送金し、住民が逮捕されました。その際、町長は責任を取って50%、副町長40%、それぞれ3か月の減給としました。町長自らです。出納室長は減給10%、3か月の懲戒処分となりました。ほかに課長級1人と課長補佐級1人を訓告処分、課長補佐級2人を厳重注意としております。また、埼玉県志木市においても職員の処分がありました。もう一つ、4年前ですが、大阪の摂津市、1,500万円を多く住民に還付して、全額は回収できませんでした。その際、市長、副市長はご自身の給与を3か月、2割減額しております。町長、先ほど職員は深く反省していますと言いましたが、反省すべきは町長じゃないですか。その反省を形に表すために町長自ら、ご自身を処分すべきだと思いますが、いかがですか。
○議長(宮澤光子君) 町長。
○町長(西脇道夫君) 田中議員のご質問にお答えします。
首長がそれぞれの責任をどういうふうに取るかというのは、それぞれの総合的な判断だろうと思います。一番重いのは、町民に対して損害を与えたのか、町に対して損害を与えたのか、また、大きな信頼失墜を起こしたのかという、そういう点を総合的に踏まえて判断すべきものだろうというふうに思っておりますし、私自身もそう思っています。先ほど来お答えしているとおり、今回については実際に起きた初歩的な事務ミスですが、そのことについては私自身も重く受け止めておりますので、こういうことがないように指導をしてまいりたいというふうに考えております。
○議長(宮澤光子君) 3番、栗原博久さん。
○3番(栗原博久君) お聞きしたいんですけど、1億円近いということなんですが、入力ミスで起きたとおっしゃっていますけど、もし私の質問が間違っていたらお許しいただきたいと思うんですが、毎月保育園から申請が上がるわけですね、何人子供いるとかということで。毎月毎月、月末頃までに出して、そして町がそれを精査して、おおむね15日頃、お金がその法人に入ると思うんです。そうしますと、1か年としては12回あるわけです。パソコンの入力ミスとおっしゃるけど、毎月ミスを犯したのか、それともある瞬間に多額のお金を入れたのか、この点についてはどうなんですか。
○議長(宮澤光子君) 町長。
○町長(西脇道夫君) 栗原議員のご質問にお答えします。
事務的な部分でありますので、担当課のほうから答弁させます。
○議長(宮澤光子君) 子ども教育課長。
○子ども教育課長(佐藤 寿君) 栗原議員のご質問にお答えいたします。
支払いのほうは、栗原議員がおっしゃるとおり、毎月毎月の支払いでございます。その際につきましては、概算払いということでお支払いしておりました。その支払いの仕方につきましては、町のほうのエクセルを使って計算をして、概算でそれぞれやり取りをしていたというところでございます。年度の終わりのときに、システムがあるんですけれども、そこに入力した際に、さらに多額なお金が振り込まれなければならないという数字が出てきたものですから、その額をお支払いしたというものでございます。
以上であります。
○議長(宮澤光子君) 栗原博久さん。
○3番(栗原博久君) 回答になっておりません。毎月厳密に計算されておるわけですから、当然、その保育園に幾らあるか常識で分かるはずです。そして、もう一つは、申請した保育園は、当町でなくてほかでもやっているわけです。毎月金が分かるわけだから、約1億円ですか、その金は、多額な金はいつ瞬間的に入ったんですか。毎月平均だったんですか、それとも年度末に何かすぽっと、パソコン入れて間違った、その点はどうなんですか。
○議長(宮澤光子君) 子ども教育課長。
○子ども教育課長(佐藤 寿君) 栗原議員のご質問にお答えします。
多額に支払ったものにつきましては、出納整理期間のときにお支払いしました。
○議長(宮澤光子君) 栗原さん。
○3番(栗原博久君) 今の答弁だと、多額なのは、毎月平均じゃなくて、ある時期に多額に払ったんですか。なぜそういう事態が起きるんですか。やはり申請している保育園は、他の市町村でもそれをやっているわけですから、もらう側も常識で分かるんです。何でこんなたくさんあるんだろうと。それについて、やはりもらう側、保育園側も共犯です、これは。そんなの。ほっといたのは。それをチェックできなかったということは、重大な問題です、これは。安易に考えてもらっては困る。行政の担当として、毎月町民から預かったお金をもうどぶに捨てるような形で金を払ったということですから、私は中立的な立場で申し上げても、これは町長の重大な責任です。町長からもう一度、これに対する責任の取り方についてご返答ください。まず、今の内容を町長は知っているのか。毎月申請が来て、そこからお金払うということについては。ある時期すぽっと、年度末か何か間違った、そんな気持ちで町長はお考えになっていると思うんですが、継続的に間違っていたんじゃないですか、これは。
○議長(宮澤光子君) 子ども教育課長。
○子ども教育課長(佐藤 寿君) 栗原議員のご質問にお答えいたします。
毎月の支払いにつきましては、認定こども園から出てきた数字に基づいて概算でということでのお支払いでしておりました。
以上であります。
○議長(宮澤光子君) 9番、青木順さん。
○9番(青木 順君) 皆さんと同じところで質疑させていただきます。
いきさつは全員協議会でも聞きましたし、今もこの議会でも聞かせてもらったんですが、町長、全員協議会のときから初歩的なミス、簡単なミスでこういうことが起きてしまった、これもう何回も言われているんですが、初歩的なミスじゃないんです。やったことの、例えばボタンの入力ミス、これは初歩的なことなのかもしれませんが、これ全体として捉えて、町長はやはり初歩的なミス、そういうふうに捉えてしまっているんです。あくまでただのボタンの押し間違いだと。これ相手の、どっちが悪いのかというのはちょっと今定かでは分かりませんが、相手側の、保育園側の立場になって考えてみてください。町長がおっしゃる初歩的なミス、これで会社が傾く可能性もあります。ただでさえ経営が苦しくて、うちの町は両保育園に何千万円も支出しています。やはり私は、町長のその初歩的なミスという捉え方、そこにも問題があるのかなと思います。先ほど長谷川議員も言われました税金の過誤納がありまして、還付されましたよね。そのときから以後こういうことのないように徹底するという話もありましたが、町長、今もまた再発防止に努めたいという話がありましたが、どういうふうに再発防止に努める考えのおつもりですか。
○議長(宮澤光子君) 町長。
○町長(西脇道夫君) 青木議員のご質問にお答えします。
青木議員の捉え方がどのように捉えているのかよく分かりませんが、作業そのものとしては、いわゆる入力間違いですから、まさに初歩的な事務ミスということで解釈をしております。ただ、なぜそういう初歩的な事務ミスを起こしたのかということが問題なんだろうと思っています。ですから、そのことはやはり職員の意識の問題ではないかということを申し上げてきました。したがって、職員の皆さんには、そういったことで間違いのないようにという意識をしっかり持つということを改めてやっていかなければ結局は同じ、簡単に言えばボタンを1個押し間違える。1と入れるところを例えば5と入れる。もう本当にまさに事務的な、初歩的な間違いということですけど、それをしないためには当然、入力するときに書類とキーボードとよく確認をして入力する、もしくはまた、入力した後に再度確認をする。つまり、それはやはり職員一人一人が意識を持って作業をしていくということが大事だろうというふうに思っています。このことは、常々職員の皆さんには課長会議を通して、もしくは全員の職員を集めたときに、いわゆる事務的な間違いがないように十分注意していただきたいということはお話をさせていただいております。今後も改めてそういうことは職員の皆さんにお願いをしていかなければいけないというふうに考えております。
○議長(宮澤光子君) 青木順さん。
○9番(青木 順君) 私の考え方がどういうふうに考えているか分からないと今おっしゃいましたが、私はこの問題は町長のミスに対する捉え方がちょっと問題なのかなと思っています。私は、ボタンの単純な押し間違いの初歩的なミスであっても、本当単純なミスでこういうことになってしまいましたので、とても言えないと思います。10万円、20万円の金でも、やっぱり税金を扱っている以上そこは、たとえ初歩的なミスであっても、そんなこと口にしてはならないかなと思います。それによって苦しむ会社、苦しむ方が出てきたら、そのとき初歩的なミスってまだ言えますか。そこまでやはり考えてやっていかないと、またこのようなことは起きます。トップの考え方が変わらなければ、ああ、やってしまったな、初歩的なミスは仕方ねえかと、それで済むんであれば、またこのようなことが起きます。やはりそこは町長よく落ち着いて考えていただいて、私は襟を正すべきじゃないかなと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(宮澤光子君) 町長。
○町長(西脇道夫君) 青木議員のご質問にお答えします。
私どもが実態としては初歩的な間違いを行ったと、これは事実であります。ですから、このことを別に言い訳がましく何か別な理由をつけて、こういうことがあった、こういうことがあったというふうに言うこと自体のほうが、逆に言えばおかしい話になっていくのではないかなと思っています。実際としては本当に入力間違いという初歩的な誤りですから、それは素直に認めて、先ほど申し上げたとおり、なぜそういう誤りがあったのか、そのことをそれぞれが深く反省して、こういうことがないように努めていくということだろうと思いますので、我々としては事実をそのまま全員協議会で皆様方にお知らせして、こういう間違いがあったと、今後ないように努めたいということでお話をさせていただいたということであります。ですから、考え方は青木議員と何ら変わらないのかなと私自身は考えております。
以上です。
○議長(宮澤光子君) ほかに質疑ございますか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(宮澤光子君) 質疑なしと認めます。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(宮澤光子君) 討論なしと認めます。
これから議案第37号を採決します。
この採決は起立によって行います。
お諮りします。本件は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
〔起立者全員〕
○議長(宮澤光子君) 起立全員です。
したがって、議案第37号 令和5年度聖籠町一般会計補正予算(第4号)は原案のとおり可決されました。
○議案第38号 令和5年度聖籠町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)
○議長(宮澤光子君) 日程第4、議案第38号 令和5年度聖籠町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)を議題とします。
町長から提案理由の説明を求めます。
町長。
○町長(西脇道夫君) 議案第38号 令和5年度聖籠町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について提案理由を申し上げます。
既定の国保事業勘定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ79万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ14億2,448万1,000円と定める補正予算であります。
細部につきましては、町民課長に朗読説明させますので、ご審議の上、議決くださるようお願いいたします。
○議長(宮澤光子君) 町民課長。
○町民課長(新保千寿子君)
〔議案朗読説明〕
○議長(宮澤光子君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(宮澤光子君) 質疑なしと認めます。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(宮澤光子君) 討論なしと認めます。
これから議案第38号を採決します。
この採決は起立によって行います。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
〔起立者全員〕
○議長(宮澤光子君) 起立全員です。
したがって、議案第38号 令和5年度聖籠町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)は原案のとおり可決されました。
○議案第39号 令和5年度聖籠町介護保険特別会計補正予算(第2号)
○議長(宮澤光子君) 日程第5、議案第39号 令和5年度聖籠町介護保険特別会計補正予算(第2号)を議題とします。
町長から提案理由の説明を求めます。
町長。
○町長(西脇道夫君) 議案第39号 令和5年度聖籠町介護保険特別会計補正予算(第2号)について提案理由を申し上げます。
既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ956万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ12億4,190万8,000円と定める補正予算であります。
細部につきましては、町民課長に朗読説明させますので、ご審議の上、議決くださるようお願いいたします。
○議長(宮澤光子君) 町民課長。
○町民課長(新保千寿子君)
〔議案朗読説明〕
○議長(宮澤光子君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(宮澤光子君) 質疑なしと認めます。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(宮澤光子君) 討論なしと認めます。
これから議案第39号を採決します。
この採決は起立によって行います。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
〔起立者全員〕
○議長(宮澤光子君) 起立全員です。
したがって、議案第39号 令和5年度聖籠町介護保険特別会計補正予算(第2号)は原案のとおり可決されました。
○議案第40号 令和5年度聖籠町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)
○議長(宮澤光子君) 日程第6、議案第40号 令和5年度聖籠町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)を議題とします。
町長から提案理由の説明を求めます。
町長。
○町長(西脇道夫君) 議案第40号 令和5年度聖籠町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について提案理由を申し上げます。
既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ85万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億880万5,000円と定める補正予算であります。
細部につきましては、町民課長に朗読説明させますので、ご審議の上、議決くださるようお願いいたします。
○議長(宮澤光子君) 町民課長。
○町民課長(新保千寿子君)
〔議案朗読説明〕
○議長(宮澤光子君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(宮澤光子君) 質疑なしと認めます。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(宮澤光子君) 討論なしと認めます。
これから議案第40号を採決します。
この採決は起立によって行います。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
〔起立者全員〕
○議長(宮澤光子君) 起立全員です。
したがって、議案第40号 令和5年度聖籠町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)は原案のとおり可決されました。
○議案第41号 令和5年度新潟県営開拓パイロット事業聖籠町特別会計補正予
算(第1号)
○議長(宮澤光子君) 日程第7、議案第41号 令和5年度新潟県営開拓パイロット事業聖籠町特別会計補正予算(第1号)を議題とします。
町長から提案理由の説明を求めます。
町長。
○町長(西脇道夫君) 議案第41号 令和5年度新潟県営開拓パイロット事業聖籠町特別会計補正予算(第1号)について提案理由を申し上げます。
既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ144万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1,137万7,000円と定める補正予算であります。
細部につきましては、産業観光課長に朗読説明させますので、ご審議の上、議決くださるようお願いします。
○議長(宮澤光子君) 産業観光課長。
○産業観光課長(渡邊広彰君)
〔議案朗読説明〕
○議長(宮澤光子君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
3番、栗原博久さん。
○3番(栗原博久君) この開パイの事業でございますけど、加治川の頭首工から約70ヘクタールですか、私の記憶が間違いだったらお許しいただきたいんですが、それ水を通していく、その維持管理とか、あるいはまた、機械のいろいろ補修の経費だと思うんですが、問題は、昭和46年度にこのビニール水田の工事がたしか完了したと思っております。農家の方々は水漏れが出ているというようなことを指摘しているんですが、町長は今後この開パイの当時のビニール水田、これについてどういうふうにお考えであるか、ビニールが当然、老朽化しておりますし、水漏れが起きているわけですから、これについて今後どのようにお考えだということをひとつお聞きしたいと思います。
○議長(宮澤光子君) 町長。
○町長(西脇道夫君) 栗原議員のご質問にお答えします。
このたびの補正は、あくまで決算に伴う補正でありますので、それとは栗原議員のご質問はちょっと若干違って、老朽化ということで全体に関してのご質問かなと思いますんで、一応私のほうから全体の話ですが、お答えしたいと思います。パイロットについては、今現在、維持管理委員会で今後の経営の方針を定めているわけですが、確かに水漏れ等がありますので、それはその都度修繕を行っております。将来どうするのかということについては、維持管理委員会のほうにも投げかけはしておりますし、全体的な例えばビニールの敷き替えとか、そういったことが発生したときにどうするのかといったところについては、維持管理委員会のほうでも事前に将来の話として検討してほしいということは申し上げているところであります。
○議長(宮澤光子君) ほかに質疑ございますか。
○3番(栗原博久君) 今町長から、この前ほかの関係の方が、事務局が、お聞きしたとき、水漏れは受益者がやるんだというようなことをおっしゃったんです。町は今後とも、今町長の答弁とこの前私お話ししたのちょっと若干違ったもんだから、そういう水漏れは受益者の個人でやるのか、それとも町が将来的なこと考えながら、応急的な対策として予算措置をするのか、そのことをちょっとお聞きしたいと思います。
○議長(宮澤光子君) 栗原さん、すみません、これで2回目になりますので。
町長。
○町長(西脇道夫君) 栗原議員のご質問にお答えします。
パイロットについては、それぞれ所有者から維持管理費をいただいておりますので、町はその管理を委託を受けているという形ですが、そのお金を使って修理を行っているということであります。詳細補足があれば担当課長から説明させます。
○議長(宮澤光子君) 産業観光課長。
○産業観光課長(渡邊広彰君) 栗原議員のご質問にお答えします。
パイロットにつきましては、維持管理経費として受益者の方から負担金をいただいて、それに基づいて修繕を行っています。主な修繕箇所としましては、揚水機場の故障とか、あと送水管の修繕、そういったものに充てております。私、委員会でも申し上げましたとおり、各田んぼの下に敷いてあるビニールについては、各地権者の対応を今行っているところです。仮にそれ町がやるということになると莫大な費用がかかりますので、その辺はまた今後の検討課題だというふうに考えています。
以上です。
○議長(宮澤光子君) ほかに質疑ありますか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(宮澤光子君) 質疑なしと認めます。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(宮澤光子君) 討論なしと認めます。
これから議案第41号を採決します。
この採決は起立によって行います。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
〔起立者全員〕
○議長(宮澤光子君) 起立全員です。
したがって、議案第41号 令和5年度新潟県営開拓パイロット事業聖籠町特別会計補正予算(第1号)は原案のとおり可決されました。
○議案第42号 令和5年度聖籠町水道事業会計補正予算(第2号)
○議長(宮澤光子君) 日程第8、議案第42号 令和5年度聖籠町水道事業会計補正予算(第2号)を議題とします。
町長から提案理由の説明を求めます。
町長。
○町長(西脇道夫君) 議案第42号 令和5年度聖籠町水道事業会計補正予算(第2号)について提案理由を申し上げます。
既定の3条予算の収益的支出に44万円を追加し、3億3,236万2,000円と定める補正予算であります。
細部につきましては、上下水道課長に朗読説明させますので、ご審議の上、議決くださるようお願いいたします。
○議長(宮澤光子君) 上下水道課長。
○上下水道課長(加藤義勝君)
〔議案朗読説明〕
○議長(宮澤光子君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(宮澤光子君) 質疑なしと認めます。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(宮澤光子君) 討論なしと認めます。
これから議案第42号を採決します。
この採決は起立によって行います。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
〔起立者全員〕
○議長(宮澤光子君) 起立全員です。
したがって、議案第42号 令和5年度聖籠町水道事業会計補正予算(第2号)は原案のとおり可決されました。
○議案第43号 令和4年度聖籠町一般会計歳入歳出決算の認定について
議案第44号 令和4年度聖籠町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定に
ついて
議案第45号 令和4年度聖籠町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定につい
て
議案第46号 令和4年度聖籠町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定
について
議案第47号 令和4年度新潟県営開拓パイロット事業聖籠町特別会計歳入歳
出決算の認定について
議案第48号 令和4年度聖籠町下水道事業会計決算の認定について
議案第49号 令和4年度聖籠町水道事業会計決算の認定について
○議長(宮澤光子君) では、日程第9、議案第43号 令和4年度聖籠町一般会計歳入歳出決算の認定について、日程第10、議案第44号 令和4年度聖籠町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第11、議案第45号 令和4年度聖籠町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第12、議案第46号 令和4年度聖籠町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第13、議案第47号 令和4年度新潟県営開拓パイロット事業聖籠町特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第14、議案第48号 令和4年度聖籠町下水道事業会計決算の認定について、日程第15、議案第49号 令和4年度聖籠町水道事業会計決算の認定について、以上7議案を一括議題とします。
町長から提案理由の説明を求めます。
町長。
〔町長 西脇道夫君登壇〕
○町長(西脇道夫君) ただいま提案されました7議案につきまして、それぞれに送付してあります令和4年度決算報告書及び上下水道事業決算書の事業報告にそれぞれ会計の総論について記載しておりますが、その朗読をもって提案理由とさせていただきます。
初めに、議案第43号、令和4年度一般会計の決算状況についてご報告申し上げます。歳入決算額は90億141万4,000円で前年度対比4.9%、4億5,972万5,000円の減、歳出決算額は84億413万4,000円で前年度対比3.6%、3億1,424万7,000円の減となりました。形式収支は5億9,728万円で、繰越明許費として翌年度に繰り越した財源4,815万4,000円を差し引いた実質収支は5億4,912万6,000円の黒字決算となりました。
主な歳入であります町税は44億714万2,000円で、前年度対比1.2%、5,234万3,000円の減となりました。主な要因は固定資産税で、償却資産の経年減価などにより前年度対比6,276万6,000円の減となっております。歳入における減少要因としては、令和3年度で保育所整備が終了したことから、国庫補助金の48.8%、6億2,110万7,000円の減、財産売払収入の99.1%、2億1,562万円の減が大きく影響しております。一方、県補助金が子育てシステムの再編などにより25.1%、7,887万円の増、ふるさと納税などの寄附金が23.8%、6,147万9,000円の増、基金繰入金が50.9%、9,910万円の増、繰越金が42.4%、2億2,120万1,000円の増となっております。また、令和4年度は、これからの聖籠町の行政運営の方向性を定める聖籠町経営戦略推進プランを策定するとともに、コロナ禍における急激な原油価格、物価高騰に対する町民生活や農業、事業者への支援と、安心・安全、教育・福祉など優先すべき施策に積極的に取り組んでまいりました。
原油価格・物価高騰対策では、国の施策であります非課税世帯等への給付金事業や、町単独の支援となる子育て世帯への児童1人当たり1万円給付、75歳以上の高齢者への5,000円給付、子育て・生活応援事業としてハッピーチケットとざぶーん館利用券の配布、影響を大きく受ける農業者や小規模事業者、飲食、宿泊、旅客業者などを応援するための補助金などの交付、地元経済支援と人口増加策を含めた総合支援策となる暮らし応援事業を実施いたしました。
また、新型コロナウイルス感染防止策として、ワクチン接種事業とともに、町民に対して広報せいろう、SNSを通じて予防対策などの注意喚起に努めました。
福祉施策では、安心して子育てができるまちづくりを目指した町立幼稚園1園と私立こども園4園の計5園による新たな子育てシステムをスタートさせるとともに、このシステムを円滑に推進するため、私立認定こども園への町職員の派遣をはじめ、障がい児の受入れに対応するための介助員等の人件費補助、激変緩和措置として私立と町立の給食費差額分の段階的補助、私立認定こども園支援金事業に取り組みました。
教育施策では、教育未来課を創設し、指導主事等の人員配置を充実させることにより、学習指導のほか、生徒指導、特別支援教育、ICT教育に係る指導力の向上及び幼児教育の資質向上を図るとともに、小・中学生の英語検定料の2分の1補助や英語指導助手の増員による幼児期からの外国語教育の充実に努めました。
安心・安全施策では、引き続き、同報系防災行政無線のデジタル化や通学路への防犯カメラ設置、老朽化した消防ポンプ自動車の購入、子供たちの安全確保のための中学校外壁改修や亀代小学校のガス管更新、町民会館自動火災報知設備更新などを実施しました。
令和4年度決算は、償却資産の経年減価などにより町税が減少に転じたことに加え、コロナ禍、ロシアによるウクライナ侵攻、円安、これらを起因とした急激な原油・物価高による税収への影響、そして行政運営に係るコストの増加、加えて既存公共施設の維持管理経費の増嵩など、財政への大きな懸念材料を抱えています。今後の行財政運営は、これらの状況を注視しながら、総合計画及び経営戦略推進プランに基づき町民が望む行政サービスの向上と安定した財政運営基盤を構築し、生まれてよかった、住んでよかった聖籠町の実現に向けて取り組んでまいります。
次に、議案第44号、国民健康保険特別会計事業勘定についてであります。国保制度改革により、県が財政運営の責任主体となり、県と町の役割が明確化され、順調に国保事業の運営が進められております。
令和4年度に実施された税制改正についてですが、国保税の世帯課税限度額が99万円から102万円に引上げとなりました。また、子育て世帯の経済的負担軽減の観点から、未就学児の均等割国保税の軽減が実施されました。
令和4年度の国保税収入は2億2,664万1,000円で、前年度対比5.0%の減となりました。減の要因につきましては、国保被保険者の減、課税所得の減によるものと考えられます。収納率につきましては、現年度分は前年度に比べ0.27ポイント高い97.77%でした。また、滞納繰越分は59.05%となり、前年度に比べ8.98ポイント高くなりました。
令和4年度末の加入状況でありますが、世帯数1,449世帯、全体に占める割合28.9%で前年度対比1.5ポイントの減、被保険者数は2,291人で、全人口に占める割合16.3%で前年度対比0.9ポイントの減となり、世帯数、被保険者数ともに減少傾向であります。また、1人当たりの保険給付費は37万6,297円で、前年度対比3.4%の増となりました。
保健事業につきましては、40歳から74歳までの国保被保険者を対象とした特定健診では、速報値として対象者1,646人のうち917人が受診され、受診率55.7%で、前年度対比1.2ポイント高くなりました。
人間ドック事業では、30歳から74歳までの当初対象者2,052人に対して348人の方々が受診され、受診率は17.0%で、前年度対比0.7ポイント高くなりました。
医療費適正化の取組としましては、年1回医療費通知を送付するとともに、重複・頻回受診が疑われ、保健指導が必要と思われる被保険者に対して地区担当保健師が訪問指導を実施しました。あわせて、年3回後発医薬品差額通知を送付することで患者自己負担額の軽減と医療費の適正化を図りました。
令和4年度の実質収支は、歳入決算額13億126万8,000円、歳出決算額12億5,951万4,000円で、4,175万4,000円の黒字決算となっております。今後も被保険者の減による税収入の減少及び保険給付費の増加が見込まれますので、引き続き医療費の適正化に向けた取組を行い、持続可能な国保制度の構築を目指してまいります。
続いて、施設勘定についてであります。聖籠町国民健康保険診療所は、様々な年齢層の方へ幅広い医療の提供に取り組んでおります。具体的には、通常の外来診療のほかに、乳幼児の予防接種や通院の困難な患者への訪問診療を行っております。
令和4年度の実質収支は、歳入決算額が1億1,299万円で、歳出決算額が9,692万1,000円で、1,606万9,000円の黒字決算となっておりますが、収入の中には前年度繰越金、一般会計繰入金が含まれているため、単年度実質収支では赤字となっております。歳入につきましては、診療所収入7,072万5,000円で前年度対比11.2%の減となりました。歳出につきましては、医業費985万7,000円で前年度対比3.2%の減となりました。今後も厳しい運営状況の中ではありますが、公的医療機関として地域の医療サービスの提供に努めてまいります。
次に、議案第45号、介護保険特別会計についてであります。介護保険制度は、令和4年度で制度施行後22年を経過し、3年間を1期とする介護保険事業計画(第8期計画)の2年度になっております。第8期計画では「安全・安心・健康で暮らせる協働と共生のまちづくり」を基本理念とし、高齢者が住み慣れた地域で、その有する能力に応じ、自立した生活を安心して続けることができるよう、医療や介護、生活支援などのサービスが一体的に切れ目なく提供される地域包括ケアシステムをさらに充実・進化することを目的として取組を進めております。
令和4年度末の要介護認定状況につきましては、第1号被保険者は3,648人で前年度対比1.6%の増、要介護認定者数は598人で認定率は16.4%、前年度対比で認定者数、認定率ともに微増となっております。また、介護サービス利用者は523人で前年度対比42人増で、その内訳としては、居宅サービスが338人で16.6%の増、地域密着型サービスが19人で24.0%の減、施設介護サービスが166人で昨年度と同数となりました。サービス利用料につきましても同様の状況となっております。結果として、介護給付費、予防給付費ともに第8期の計画値を下回り、認定率も微増であり、事業は安定して経営されていると判断しております。
令和4年度の実質収支は、歳入決算額12億8,137万3,000円、歳出決算額12億4,066万4,000円で4,070万8,000円の黒字決算となりました。団塊の世代が75歳以上となる2025年に向けて、高齢者人口の増加に伴う要介護認定者及び保険給付費の増加は避けられないものと予測しておりますが、介護予防、重度化防止に向けた保険者機能の強化及び適切な給付管理により、持続可能な運営を行ってまいります。
次に、議案第46号、後期高齢者医療特別会計についてであります。後期高齢者医療制度は、令和4年度、制度施行後15年を経過し、安定した運営を行っております。令和4年度の制度改正としましては、保険料の賦課限度額が64万円から66万円に引き上げられられました。また、令和4年10月1日から窓口負担割合2割が導入され、2割負担となる被保険者への経過措置として、施行後3年間、外来利用料に関する窓口負担額の一月分の負担増を3,000円に抑える配慮措置が高額療養費の一部として実施されました。
令和4年度の平均被保険者数は1,713人で前年度対比2.9%の増となり、療養給付費は11億6,030万3,000円で前年度対比3.5%の減、1人当たりの療養給付費は67万7,351円で前年対比6.3%の減となっております。一方、保険料収入は7,060万6,000円で前年度対比3.5%増加し、収納率は99.90%で前年度より0.28ポイント高くなりました。
令和4年度の実質収支は、歳入決算額1億358万9,000円、歳出決算額1億263万4,000円で95万5,000円の黒字決算となりました。
次に、議案第47号、新潟県営開拓パイロット事業聖籠町特別会計についてであります。新潟県営開拓パイロット事業聖籠町特別会計決算額は、歳入は1,151万1,000円で前年度対比9.0%の減、歳出は706万8,000円で前年度対比15.3%の減となり、実質収支額は444万3,000円の黒字決算となりました。また、維持管理費賦課徴収金の徴収率は100%となりました。
次に、議案第48号、令和4年度聖籠町下水道事業についてであります。本町の公共下水道事業は、普及率が既に99%以上に達していることから、本年度も接続率の向上及び経営の安定化を柱に事業の展開をしてまいりました。接続率(水洗化率)については、町総合計画で公表している令和7年、2025年目標値の91.0%に対し、90.3%となりました。住宅やアパートの新築・改築などにより前年度90.1%から0.2ポイント増とすることができました。
経営安定化策としては、下水道サービスの持続的かつ安定的な提供を実現するために、平成29年度に策定した下水道事業経営戦略に基づき経営健全化に努めてまいりました。管渠建設工事については、新規の住宅等への公共汚水ますの整備を行いました。
下水道事業運営状況については、昨年度に引き続き経費の抑制と効率化を図りながら事業運営に努め、下水道使用料の増加、経費の抑制及び減価償却費の減少などによる営業費用の減少、支払利息の減少による営業外費用の減少などにより6,950万8,000円の黒字決算となりました。令和4年度は、下水道施設の計画的かつ効率的な管理を目的として、聖籠町下水道ストックマネジメント計画について実施方針の見直しを行いました。長期的な視点での効率的な施設の更新や経費の平準化を図り、持続可能な下水道事業の実現に向け、経営基盤の強化、維持管理の効率化に取り組んでまいります。
次に、議案第49号、令和4年度聖籠町水道事業についてであります。水道事業は、生活基盤である安全で良質な水を安定的に供給し、町民の日常生活を支える重要な役割を担っています。本町の水道事業は、昭和58年に給水を開始して以来、適正な施設の維持管理を図りながら安定給水の確保に努めてまいりました。
水道水の供給状況でありますが、配水量は増加しましたが、藤寄A、B工区配水管布設取替え工事に伴う管清掃及び漏水等により有収水量は減少となりました。
水道事業の運営状況については、経常経費などの抑制に努めておりますが、修繕費が増加したため2,139万8,000円の赤字決算となりました。
施設の整備状況については、藤寄A、B工区配水管布設替え工事、低区配水ポンプ修繕、高区1号配水ポンプ軸受交換及び電動機修繕などを行いました。
本町の水道事業は、給水人口の減少、施設更新の需要の増大など厳しい状況ではありますが、限られた財源の中で効率的に耐震化を進めるため、老朽化更新を地震に強い水道に替えていく機会と捉え、聖籠町水道事業ビジョン、聖籠町水道事業経営戦略により計画的で効率的な事業運営を進め、安定した水道水の供給に努めてまいります。
以上であります。
○議長(宮澤光子君) これで提案理由の説明を終わります。
11時15分まで休憩します。
休 憩 (午前11時 6分)
再 開 (午前11時15分)
○議長(宮澤光子君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
先ほど町長からの提案理由がありました7議案一括議題としたことについてですが、お諮りします。本件は簡易採決とします。議案第43号から議案第49号までの7議案については、議長を除く13人の議員で構成する令和4年度決算審査特別委員会を設置し、これに付託して審査することにしたいと思います。これに異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
○議長(宮澤光子君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第43号から議案第49号までの7議案については、議長を除く13人の議員で構成する令和4年度決算審査特別委員会を設置し、これに付託して審査することに決定しました。
これから特別委員会を招集しますので、委員の皆さんは議員控室に集合してください。
しばらくの間休憩します。
休 憩 (午前11時16分)
再 開 (午前11時24分)
○議長(宮澤光子君) 休憩を解き、引き続き会議を開きます。
○諸般の報告
○議長(宮澤光子君) これから諸般の報告を行います。
令和4年度決算審査特別委員会の委員長、副委員長の互選結果が議長に提出されましたので、報告します。
委員長に10番、田中智之さん、副委員長に6番、伊藤千穂さんとなりました。
これで諸般の報告を終わります。
○議案第50号 財産の無償貸付について
○議長(宮澤光子君) 日程第16、議案第50号 財産の無償貸付についてを議題とします。
町長から提案理由の説明を求めます。
町長。
○町長(西脇道夫君) 議案第50号 財産の無償貸付について提案理由を申し上げます。
町有財産である土地及び建物(附帯設備を含む)を聖籠地場物産株式会社へ引き続き無償で貸し付けたいため、地方自治法第96条第1項第6号及び同法第237条第2項の規定により議会の議決を求めるものであります。
細部につきましては、総務課長に朗読説明させますので、ご審議の上、議決くださるようお願いいたします。
○議長(宮澤光子君) 総務課長。
○総務課長(萩原波春君)
〔議案朗読説明〕
○議長(宮澤光子君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
9番、青木順さん。
○9番(青木 順君) 何点か質問させていただきます。
貸付けが建物983.84平方メートルとなると、今の地場物産が営業されているところと元酒屋だったところ、あの建物だけということでしょうか。その確認です。
○議長(宮澤光子君) 総務課長。
○総務課長(萩原波春君) 青木議員の質問にお答えします。
今使っている地場物産のとこだけでございます。
以上です。
○議長(宮澤光子君) 青木順さん。
○9番(青木 順君) 分かりました。そうなると、隣の酒屋のほうも地場物産の責任者となるんでしょうか。その方が、責任者となる方が、地産地消の一層の拡大を促進する目的であれば、どのような使い方をしてもいいというふうになるんでしょうか。
○議長(宮澤光子君) 総務課長。
○総務課長(萩原波春君) 青木議員の質問にお答えします。
どのような使い方といいましても、改築とかいろいろそういった場合はご相談ということになるかと思いますが、現状のままで使うということであれば、それは問題ないのかなというふうに考えております。
以上です。
○議長(宮澤光子君) 青木順さん。
○9番(青木 順君) 最後の確認ですが、聖籠地場物産株式会社の最高責任者はまだ副町長でよろしいんでしょうか。
○議長(宮澤光子君) 総務課長。
○総務課長(萩原波春君) 青木議員の質問にお答えします。
青木議員おっしゃるとおりでございます。
○議長(宮澤光子君) 10番、田中智之さん。
○10番(田中智之君) この議案は本来6月議会に出るべきだったと思うんですが、なぜ9月議会に提案されているんでしょうか。
○議長(宮澤光子君) 総務課長。
○総務課長(萩原波春君) 田中議員の質問にお答えします。
それにつきましては、私どもの失念によって契約期間の見逃しがあったものであります。
以上です。
○議長(宮澤光子君) 田中智之さん。
○10番(田中智之君) 全協でも言われましたが、失念していたと。この責任は、最終的には誰の責任ですか。
○議長(宮澤光子君) 総務課長。
○総務課長(萩原波春君) 田中議員の質問にお答えします。
事務的な責任については私かと思いますが、最終的な責任となれば、町の長となります町長のほうになるかなというふうに考えております。
以上です。
○議長(宮澤光子君) 田中智之さん。
○10番(田中智之君) 最終的な責任者である町長にお聞きしますが、この事態を、こういう失念、非常にケアレスミスというか、仕事に対して取り組み方がどうなのかなと思うんですが、町長、この件に関してどのようにお考えでしょうか。
○議長(宮澤光子君) 町長。
○町長(西脇道夫君) 田中議員のご質問にお答えします。
全員協議会でもご説明したとおり、担当職員が6月議会の提案を失念していたということで、大変申し訳なく思っているところで、おわび申し上げたところでありますが、これについてもやっぱり確認不足ということでありますので、今後こういうことのないように改めて注意をしていきたいというふうに考えております。
○議長(宮澤光子君) ほかに質疑ございますか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(宮澤光子君) 質疑なしと認めます。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(宮澤光子君) 討論なしと認めます。
これから議案第50号を採決します。
この採決は起立によって行います。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
〔起立者全員〕
○議長(宮澤光子君) 起立全員です。
したがって、議案第50号 財産の無償貸付については原案のとおり可決されました。
○議案第51号 令和5年度聖籠町一般会計補正予算(第5号)
○議長(宮澤光子君) 次に、日程第17、議案第51号 令和5年度聖籠町一般会計補正予算(第5号)を議題とします。
町長から提案理由の説明を求めます。
町長。
○町長(西脇道夫君) 議案第51号 令和5年度聖籠町一般会計補正予算(第5号)について提案理由を申し上げます。
既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億4,756万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ87億8,336万2,000円と定める補正予算であります。
細部については、総合政策課長に朗読説明させますので、ご審議の上、議決くださるようお願いいたします。
○議長(宮澤光子君) 総合政策課長。
○総合政策課長(橋誠司君)
〔議案朗読説明〕
○議長(宮澤光子君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行いますが、皆様にお願いしたいです。概要が皆様のところにも行っていると思うのですが、1項目3回ずつではなく、最初のときにもう質問したいものを全部出していただきたいと思います。そこで、執行部のほうから答弁があるんですが、それについてまた全体を通しての再質問、再々質問ということで、全体を通してお一人3回ということでよろしくお願いいたします。
では、質疑を行います。質疑はありませんか。
8番、長谷川六男さん。
○8番(長谷川六男君) せいろう幼稚園の、要するに幼稚園隣の公園の空き地を利用して建設するということで業務委託料、造成工事が……
○議長(宮澤光子君) 長谷川さん、もう少し。
○8番(長谷川六男君) 補正で上がっているわけなんですが、このせいろう保育園を造るに当たって今の既存のせいろう幼稚園の敷地内で建てるということは考えなかったんでしょうか。
議長、すみません。じゃ、全体に聞きたいことを今一括に質問すればいいんですね。
○議長(宮澤光子君) はい。
○8番(長谷川六男君) それで、なぜこういうことを言いますかというと、今のせいろう幼稚園、道路を挟んで公園側駐車場に当初なっていたんですが、保護者の送迎で地元住民から、勤め先の時間的なことも考えているんでしょうけども、当然、時間気になれば急ぐという気もあると思うんですけど、そういうのいろいろあって、保護者が道路を渡って今の幼稚園へ行くのに非常に危険があると。危険が、危ないというふうな地元住民からの声があって、区長にその話を申し出て、区長のほうが今のせいろう幼稚園の園長ですか、その辺にかけ合って、何とかその要望が、危険で、もし住民が加害者側になっても大変だし、何とかならないもんだろうかというふうな要望がありまして、今正門のほうに保護者の送迎を一括にやっているというふうに聞いております。そんな上ですから、もし、今の構想が道路を挟んで公園側に新しい保育園を建てるということなんですが、そうしますと今の懸念されているそういう事故に関する、そういう道路を今度挟んで、片方は幼稚園、片方は保育園ということで、当然、その道路を横断しなきゃいけないというふうなことで、なおさら事故に関してはリスクが高まると思うんですが、その辺をしっかり考えた上でこの建設計画を行っているのか。私が実際現場を見て思ったのは、敷地内でも今の既存の車庫を壊して、もしできるんであれば前の民間の倉庫、あそこを買い上げて広く敷地を確保すれば、何とかそこの敷地内にも建てる用地ができるのかなと。それと併せて、今道路を挟んで送迎するということなると、そういう事故の観点からリスクが高まるもんですから、もしそういうふうにできればそういう形で取って、保護者の送迎をロータリー化できるような、そんな感じでやれば1つの敷地内で保育園、幼稚園というような形で保護者が送迎できるのかなというふうに私は思ったんですが、どうしても道路を挟んで向かい側に建てるということになると、そういう事故の観点からも非常に危ぶまれておりますので、その辺しっかり考えた上で計画していただきたいと思いますが、その辺は考えておりますでしょうか。
○議長(宮澤光子君) 町長。
○町長(西脇道夫君) 長谷川議員の質問にお答えします。
最初に、全体的なことについて私のほうからお答えしたいと思います。道路については、確かに町道で、一番最初、送迎の保護者の件について地元から危険ではないかという声がありまして、今前面のほうの駐車場のほうを改修して、そちらを利用していただきたいということで対応を図っております。
それと、当初、今計画している敷地のところに、現在法人のほうにお願いしている認定こども園についての用地として検討したこともございます。ただ、それは、今現在あるのは100人を超える大規模な認定こども園ですから、そうなるとあの町道の広さでは無理だろうということで、あの用地については諦めた経緯があります。ただ、今回想定しているのは、あくまで三十数名という小規模のこども園ですので、そういった面でいえば、交通安全、消パイもありますので、注意喚起を保護者の方々に図ればその部分は対応できるんではないかということで、あの場所を選定したということであります。また、ほかになかなか公有地の中で適地がなかったということであります。
あと、長谷川議員がおっしゃる現在のせいろう幼稚園の敷地の中で、じゃ小規模保育園の建設が可能なのかどうかということですが、実質的には、図面上で確認はしましたが、かなり厳しい状況になるのかなと思っております。つまり、園庭自体が今現在もかなり、広さとしてみれば、3・4・5歳が使っていますが、かなり面積的には厳しい状況ですから、そこにゼロ・1・2歳が入りますと、1・2歳は当然、外に出ますから、そうするとあの中で全てを対応するというのはかなり厳しいのかなということで、今考えているのは、道路を挟みますけども、向かいの用地が最も適しているのではないかというふうに考えているところであります。
なお、詳細の部分については、担当課長のほうから補足説明させます。
○議長(宮澤光子君) 子ども教育課長。
○子ども教育課長(佐藤 寿君) 長谷川議員のご質問にお答えいたします。
町長のほうから今ほど答弁ありましたけれども、既存のせいろう幼稚園のところにゼロ・1・2を建てるということも確かに考えはいたしましたけれども、今ほど町長がおっしゃったように、あそこに建てるってなったときに園庭等の面積がかなり小さくなるというところもありますし、既存のせいろう幼稚園の建物自体がもうかなりの年数があるので、そこに仮に増築という形を取ったとしても、すぐに3・4・5の部分についてまた増改築等が必要になるというところで、場所的に隣ということで道路を挟んだところを考えたところでございます。
また、おっしゃるように事故リスクというところにつきましては、以前蓮潟の区長からもお話いただきまして、対応等を取っているところでございますけれども、その辺については十分な対応を取っていきたいというふうに考えております。
以上であります。
○議長(宮澤光子君) 長谷川六男さん。
○8番(長谷川六男君) 今の既存のせいろう幼稚園の敷地内ではちょっと無理があるというふうな話なんですが、先ほど言いましたように、前に民間の倉庫もあるわけですし、それを買い上げて何とかそういう確保をするとか、そういう考えは当初からなかったですか。
○議長(宮澤光子君) 町長。
○町長(西脇道夫君) 長谷川議員のご質問にお答えします。
長谷川議員がおっしゃっているのは、せいろう幼稚園の北側の民地ということでしょうか。そこをさらに買い上げて広くしてということだと思いますが、そういうことも決して不可能ではないだろうと思います。ただ、かなりの面積を購入するということになりますから、建物等のことも考えると経費としてはかなりかさむのかなということも踏まえて判断をしなければいけないということになろうかなと思います。どの程度の面積を、じゃ購入すればというのは、担当課長のほうでもし把握していれば答弁させます。
○議長(宮澤光子君) 子ども教育課長。
○子ども教育課長(佐藤 寿君) 長谷川議員のご質問にお答えします。
すみません、面積等まではちょっと確認しておりません。
〔「ちょっとすみません、聞こえなかった」の声あり〕
○子ども教育課長(佐藤 寿君) 失礼いたしました。買おうとしているところの面積がどれくらいなのかというところは把握していないんですけれども、建物を建てるベースとしましては、今のところ考えているのは、建て床面積で420平米ぐらいのものを考えております。
○議長(宮澤光子君) 長谷川六男さん。
○8番(長谷川六男君) 当初からそういう考えはなかったということなんですが、私も見る限り、測ったわけでないんですけど、あの民間の倉庫を買い上げて、あそこをうまくやれば小規模の30人程度だったら建てられるんじゃないかなと、私の目測ではそういうふうに思ったもんですから、そうしますと、今せいろう幼稚園の送迎に関して道路が、住民からすれば、非常に事故の観点から、危ないという声が上がってそういうふうな正門のほうに送迎しているわけですから、先ほど言いましたように保育園が道路を挟んで向かいにできるとなると、なおさらリスクが高まりますんで、その辺の安全対策をしっかり考えた上で建築していただきたいなと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(宮澤光子君) 町長。
○町長(西脇道夫君) 設計業務を今回補正で上げていますが、その中で安全対策は当然、また検討していかなければいけないだろうなと思っていますが、今のせいろう幼稚園が建っている場所に建てるとなると、子供たちがいる隣で工事をやるということになりますから、これもまた、かなりの危険が伴いますので、そういったことも当然、配慮しなければいけない中での選択ということでご理解をいただければなというふうに思います。
○議長(宮澤光子君) 3番、栗原博久さん。
○3番(栗原博久君) 国も官から民の流れでこの保育園問題やっているわけでありまして、当町におきましても認定保育園を近年2つ造ったと。当然、やはり今後の町の人口動態というものは十分吟味されたと思いますし、しかもまた、ここ東港ありますから、新しく若い方が来られるということも当然、やはり検討されて、私は認定保育園を2つ造ったと思うんです。その中で、やはり将来子供が増えるということは想定してやったと思うんだけど、出来上がって二、三年もしないうちに保育園が足りないと。造るんだと。これはもう場当たり的な政策であるというふうに、これ否めないと思います。これはもう、それを推測できなかった皆さんが、それはここで私がどうこう言う立場じゃありません。ただ、この前の議員協議会の中で、私の聞き違いもあったか分かりませんけど、幼稚園の隣に造るんだと。じゃ、職員はどうするかとおっしゃったら、保育園ですから給食施設が要ると。だから、給食室の人は必要でありますと。それから、看護師か、何かちょっと私聞き違いだったら、それも必要ですと。あとは、幼稚園の先生方がおられるから、それで補充できるというようなことを発言あったと思うんです。私聞き違いでないと思うんだけど。じゃ、これを造ってから今後の、当然、町主体でありますから、職員の確保、今の私の聞き違いだったらご勘弁だけど、たしかあのときは幼稚園におられると、その人たちをそっちのほうにするから、そんな人は増やさないっておっしゃったんだけど、これ間違いないんですか。
○議長(宮澤光子君) 子ども教育課長。
○子ども教育課長(佐藤 寿君) 栗原議員のご質問にお答えいたします。
今、町の幼稚園の職員でございますけれども、保育士の資格を持った職員がいまして、その方々につきましては、今町内にある認定こども園のほうに派遣という形で出しております。その方々を今各園当たり4人ずつぐらい、若干園によって違いますけれども、その方々を派遣しているんですけれども、町のほうでこれを建設して運営していくという形になった場合につきましては、その派遣職員を人数を減らしてこちらのほうに回すという形を考えております。
以上であります。
○議長(宮澤光子君) 栗原さん。
○3番(栗原博久君) では、今派遣職員は過剰なんですか。必要ないけど、町が、あなた保育士の資格持っているから、あそこ行って働けと。でも、そういうところの保育園に、先ほど議論ありましたけど、多大な経費を出しているわけです。じゃ、今保育園に4人、4人派遣しているけど、その人たちは実際認定保育園は必要でない方なんですか。引き揚げたら、今度そこ大変になるんじゃないですか。その場合、今認定保育園に出している派遣の方々の給料、これを町は全部負担しているんですか。そういう点についてちょっとお聞かせいただけませんか。
○議長(宮澤光子君) 町長。
○町長(西脇道夫君) 栗原議員のご質問にお答えします。
保育士の関係について、今担当課長からご説明したとおりであります。新しい子育てシステムをつくったときに、町の保育士、それから、町は保育士、幼稚園両方の資格を取った人間を採用していますので、どちらでも対応できるんですが、町で認定こども園をつくっていただいたときに、町の幼児教育ということで一体的な教育をやりたいということで、町からの職員の派遣ということも当時から協議をさせていただきました。今回については小規模保育施設を考えているわけですが、いわゆるゼロ・1・2の施設が不足してきているという状況だということで、町の考え方は既に法人のほうにお伝えして、その部分は町で何とか対応したいと。ただ、その場合に、今現在1施設4人ずつ派遣をしていますが、少なくとも1名は戻すような形を町で考えていますのでということで一応法人のほうにも協議をさせていただいて、法人のほうもそれについては了解したということで話を今進めているところであります。
○議長(宮澤光子君) 栗原博久さん。
○3番(栗原博久君) 今、町長から1名戻すと。じゃ、3名は残しておくわけですね。それから、じゃ1名戻って果たして30人の子供をちゃんと扱いできますか。この前は増やさないんだと。給食の人と、もう一人は看護師か、あとは全部町の職員で充当します、そうおっしゃったんだけど、今の話だとそれは論理性がありませんね。
それから、もう一つ、今私もなるほどと思ったんだけど、今町から4名ずつの保育士を派遣していると。そうしますと、各保育園ではその都度、先生の人数、子供の数によって保育園の申請来るわけですね。今、町から出した4人の給料はどうなるんですか、その申請の中で。枠の中で。そうすれば、今認定子ども園を経営している方々は、町から出している人を算定の中へ人数は入れているけど、その部分を含めて町のほうに請求しているんじゃないですか。二重請求やっているんじゃないですか。これは後ほどよくお聞きしたいと思います。恐らくそれやっていると思うんです。ちゃんとやはり設置基準がありますんで、その点はどうなんですか、課長。
○議長(宮澤光子君) 子ども教育課長。
○子ども教育課長(佐藤 寿君) 栗原議員のご質問にお答えします。
派遣した職員の給料につきましては、法人のほうで支払うという形になっております。協定のほうを結びまして、本来町の職員であればこれぐらいの額をもらえるけれども、法人へ行った場合だと若干低くなるんですけれども、その差額については町が持ちますけれども、そうでない金額については法人が払うという協定を結んで派遣をしております。先ほど言った二重云々という話はないようになっております。
以上であります。
○議長(宮澤光子君) 次に質疑ございますか。
青木さん。申し訳ないんですが、もうじき12時になるので、青木さん以外にどなたかまだ質疑を用意していらっしゃる方いらっしゃいますか。田中さんはもう終わりましたね。
〔「まだしゃべっていません」の声あり〕
○議長(宮澤光子君) では、12時近くになりましたので、お二人の質疑は午後からということでよろしいかと思います。後ろにもいますので、午後から引き続き質疑を再開したいと思いますので、これから1時10分まで昼食のため休憩といたします。
休 憩 (午前11時57分)
再 開 (午後 1時10分)
○議長(宮澤光子君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
休憩前に3人の方の挙手がありましたので、順番に質疑をしていただきたいと思います。
最初に、9番、青木順さん。
○9番(青木 順君) 何点か質問させていただきます。
全員協議会でも説明も受けましたし、内容も聞かせていただいたんですが、今朝ここに来たら様々な内容の金額が全部入っていまして、こんなにかかるのかという、率直な意見はびっくりしました。町長も待機児童は必ず出しちゃいかんということで、急ぎで進めているのかなという感覚を感じたんですが、私、全員協議会でも話させていただいたんですが、新築を建てるのはもうちょっと検討したほうがいいんではないかという話をさせてもらいました。
1点目が、せいろう幼稚園近くに造るということだったので、新築を、せいろう幼稚園の現在のキャパと、今大体通っている子が60人ぐらいいたと思うので、キャパが大体200人ぐらいでしょうか。その辺ちょっと教えてください。
あとは、現2法人についても増員をお願いしてみることはできないかという話もしたんですけども、そこでもやはり、打合せをした結果、無理だと言われたと町長はおっしゃっていましたが、大体どの程度、何回ぐらい現2法人と打合せは行ったのでしょうか。その辺お願いいたします。
○議長(宮澤光子君) 子ども教育課長。
○子ども教育課長(佐藤 寿君) 青木議員のご質問にお答えします。
現せいろう幼稚園のキャパということでございますけれども、もともとあの施設につきましては200人定員というところでございますけれども、現在認可を取っておるのは100人定員ということで県のほうに変更申請しておるところでございます。先ほど言われたように、現在の入所者が、今人数変わっているかもしれませんけども、66人でしたので、そのような形を取っております。
○議長(宮澤光子君) 町長。
○町長(西脇道夫君) 青木議員のご質問にお答えします。
法人のほうと何回ぐらい協議をしたかということでありますが、理事長と直接私が話をしたのは2回程度かなというふうに記憶しています。ただ、それ以外に担当のほうで、お互いの担当同士での協議はかなりの回数行っているという状況です。
○議長(宮澤光子君) 青木順さん。
○9番(青木 順君) 200人入るところを今、減るだろうということで100人定員にして運営されているということだったんですね。ほかのところで新しいものを造るという際に、既存の施設を使って遊び場をつくるという話もございました。私は、せいろう幼稚園の中で対応できるのではないかなと思うんですが、それに対してはどれぐらい検討を行ったか、それをお願いいたします。
あと、現2法人の保育園との話合いはどの程度やったのかということなんですが、町長が理事長と2回程度、2回ですか、それとも程度ということなんで、1回か3回かはちょっと定かではないということですね。担当同士はどれほど話を煮詰めたのか。話を煮詰めて、煮詰めて、結果やはりもう無理だということで新築に至ったのか、その辺をお願いいたします。
○議長(宮澤光子君) 子ども教育課長。
○子ども教育課長(佐藤 寿君) 青木議員のご質問にお答えいたします。
どれくらい検討したかってちょっと回数は覚えておりませんけれども、かなりの回数、電話等でもお話ししましたし、町の考えはこういうことでやりたいということでいろんなパターンを考えた中で法人と打合せをしていった中で、今回のような方向性になったというところでございます。
〔「せいろう幼稚園のほう」の声あり〕
○子ども教育課長(佐藤 寿君) すみません。せいろう幼稚園に増築するようなというご質問で。
〔「リフォームとか増築とか」の声あり〕
○子ども教育課長(佐藤 寿君) そちらにつきましては、建設費、以前認定こども園を今回のようなスタイルにするときに、既存の施設にゼロ・1・2を造った場合どうかという試算をした数字がございますけれども、そこからいくとかなりの金額がかかるというところでございました。加えて、今の既存施設につきましてはもう築40年近くがたっておりますので、もう十数年ぐらいのうちにはかなりの改修が必要だというところでございます。それらも踏まえて考えたときに、そこに既存施設を利用して造るというよりも、新たに建設したほうが安く済むというところでそのような方向になりました。
以上でございます。
○議長(宮澤光子君) 青木順さん。
○9番(青木 順君) 先を見据えていろいろ検討した結果、せいろう幼稚園はもう古いし、10年後もう駄目になるかもしれないということで、新築を建てるのが一番ベターな策だろうという判断に至り、今回のこの件になったという流れでよろしいかなと思うんですが、やはり一回建ててしまったらまた、すぐもう要らないやといって壊すわけにもいかないですし、ましてやちょっと全協の話ですと増えるだろうという予想ではあるんですが、実際何人増えるかというのはまだ未知数だし、もしかすると1人、2人かもしれないという可能性もあるわけですし、その辺は私も待機児童が出るなんていうことは非常によくないことだなと思うんですが、うちの町は子育てに優しい町だと言われておりますので、それは回避しなきゃいけないんですが、だとしてもやはりちょっと急ぎ過ぎで、もうちょっと様々な案を練る可能性があったのではないかなとどうしても思ってしまいます。その辺を感じて、やっぱり建てる前準備でも2,000万円以上の金がかかるわけですから、新築の建物がどれだけの規模の金額になるのか分かりませんが、もう少し検討を重ねて、より最善策を練っていただきたいなと思います。子供の数がこの先減るか増えるか分からないところもありますが、恐らくこのままいくと減少傾向になっていくのかなと。なったときに、その新しく建てたものが二、三年後に不要になったなんていうことならないように、合理性を持って造っていただきたいなと思ってこの話をしました。その辺はどうでしょうか。
○議長(宮澤光子君) 町長。
○町長(西脇道夫君) 青木議員のご質問にお答えします。
全体的な話ですので、私のほうからお答えしたいと思います。青木議員も質問の中で心配されているとおり、我々も正直言って、じゃ具体的に何人増えていくのかというと、そこのところは正直言って不安もあります。というのは、出生者数を見込むというのは非常に難しい話ですから、現実に今ゼロ歳児が90名程度ですけど、この令和5年度では110名ぐらいの出生者がもう予定されていると。恐らく毎年のように転入が何人か来るんで、120名ぐらいだろうと。ただ、これが120名でずっといくのか、減るのか、増えるのか、正直言って分かりません。過去に遡れば、二、三年前であれば140名とか150名のときもありました。その前にはさらに90名ぐらいの年もあります。ですから、大きいところであれば10名、20名の変動というのはそう大きくないでしょうけど、うちの町自体が小さい町ですから、10名、20名の出生者数の変動は保育園の受入れにとっては非常に大きな影響があります。そういうことがあるということと、青木議員もおっしゃったように、将来、つまり人口問題研究所が発表したとおり、20年、30年後には人口減少が明らかに来ると言っていますので、うちの町も必ず減ると。ただ、それがここ5年、10年ですぐそうなるのかどうかというのは、正直言って分からないというところがあるということと、それから今未入所の方、ゼロ・1・2の方々に一応春先にアンケートを取りました。ただ、これはあくまで春先のアンケートですから、実際に秋になって正式にこれから入所をするかどうかという申込みになったときに、いや、やっぱりやめておこうというふうになるのか、もっと増えるのか、そこは正直言って変動もあるだろうというふうに思っています。ただ、3歳児については、うちの町は昔からの幼稚園の流れがありますから、ほぼほぼ100%の方が入所すると思っていますから、今現在2歳児の未入所児については二十数名の方は入所を希望されるんだろうというふうに思っています。そんな状況の中での推計であるということはまずご理解いただきたいと。ですから、我々も造ってすぐ満床になるのかどうかというのは、正直言ってちょっと不安があるというのは事実です。ただ、同時に、もう一つは、今各法人の園のところには、ゼロ・1については国は今ゆとり保育ということを言っていますが、なかなか厳しい状況で、できる限り受入れをしてもらっている状況です。ですから、小規模とはいえど、ある程度受入れが可能であれば、そのゆとり保育のところも元に戻せるのかなという期待は正直言って持っております。
あと、建物についてですが、これについても今我々は、今あるせいろう幼稚園の海側のところの土地がありますので、そこを一応想定して、そこに小規模の保育園を建てようということで考えています。そのために内部で去年からいろんなことを考えてきました。ただ、これが我々も果たしてベストなのかどうかと言われれば、正直不安な部分もないわけではありません。ただ、いろんな比較を実際にやってみました。例えば今ある、空いている旧蓮野幼稚園、旧亀代幼稚園、もしくはせいろう幼稚園でもいいんですが、増築ということになったときに、まず増築ということになるとほぼほぼ新築するのと同じようなお金がかかる。改修となると、当然、改修しなきゃなりませんね。3・4・5とゼロ・1・2では全然違いますから。調理室も造らなきゃいけない。鉄筋コンクリートの改修となると、通常、増築よりももっと高くなると一般的にもう言われていますから、そうすると経費としてはかなり逆に高いものが出てくるということと、さっき申し上げた増築も同じぐらいかかる。それから、じゃ敷地をどう確保すると。つまり、特に旧蓮野、旧亀代ではもう増築する敷地がありませんので、そんなことを踏まえた中で、我々としてはいわゆる小規模を造るか、もしくは今法人が経営しているところに、園庭を潰して、そこにリースのプレハブでやってもらうかということも一つの方法としてはあるかなと。ただ、これもリースでお願いするということは、その園が持っている園庭を半分近く潰すことになりますから、それが数年間になるのか10年間になるか分かりませんけど、そういう状態で子供たちにとっていいのかどうか。そうすると、逆に隣地を新たに求めて造成して園庭をまた造るというところまで持っていくのかという問題も出てきます。そういったことも法人側といろんな協議をさせていただきましたが、それをやるにはやっぱり法人側のほうもかなりの負担がかかってくるということで、いろんな話合いを、法人との話合いもさせていただきましたし、我々内部でもいろいろ検討した結果として、今提案をさせていただいている手法が現状においては妥当なのではないかという考えに至ったということであります。ただ、先ほど申し上げたとおり、我々の考え方が、これがベストだとは限りませんので、青木議員がもし、いや、それよりこっちのほうがもっといいんじゃないかという案があれば、それは逆に言うとぜひご提案いただければ我々参考にしていきたいなというふうには考えております。
以上です。
○議長(宮澤光子君) では、次に10番、田中智之さん。
○10番(田中智之君) 同じくせいろう保育施設設計業務委託料についてお聞きしたいんですが、町長、これ中身というよりもこの提案の仕方、ちょっと考えていただきたいと思います。この議案、私、今日、朝来て初めて目にしました。先ほど担当課長、総合政策課長が言われたように、確かに9月13日、全員協議会でその中身については説明がありましたが、金額については積算中でした。昨日、総務文教常任委員会が終わった後も同僚議員と幾らなんだろうねという話が出ました。この議案を議員に渡すタイミング、委員会前ならまだ分かるんです。でも、本会議の当日の朝もらっても我々調査もできないんです。検討もできないです。まして今回金額が確定していないと。今朝まで確定していないじゃないですか。金額が分からないのに補正予算なんて調査できないです。可否の判定できないです。これはちょっと議会を軽視しているんでないかなと。本来でしたら、この今回の51号、委員会でやはり調査すべきですし、議員個人個人が、1日でもいいです。調査する時間が必要だと思うんですが、町長、この形でよろしいと思っていますか。
○議長(宮澤光子君) 町長。
○町長(西脇道夫君) 田中議員のご質問にお答えします。
確かにこのたびの提案は急であり、議員各位におかれてはまさに唐突ではないかというふうに思われたのかなというふうに思っていますんで、その点については私どもの事務的な処理の遅れということでありますので、おわびを申し上げたいなと思っています。我々としても、できるだけ時間的余裕を持って、当然、議員各位が議論する、審議する時間を取って提案をしたいというのは常々思っているところであります。ただ、今回は内部での検討、それから法人との検討の中で、正直言ってかなり時間を要したということと、前から検討はしてきたんですが、簡単に言えば、結論といいますか、一定の判断を出す限界が、この辺で正直言って結論を出さないと、現実の問題として令和7年度に対応するにはかなり苦しい状況になってしまうと、逆に言えば間に合わない状況になるということでこの9月に、本来であれば当初の段階で資料として予算として提案したかったんですが、ちょっと事務的に遅れて追加提案という形になって大変申し訳なかったんですが、このたび提案をさせていただいたということで、ご理解いただければと思います。こういった提案の形がいい形だとは私どもも決して思っておりませんので、今後は当然、余裕を持って通常どおり、当初からの提案ということに努めていきたいという考えは変わりませんので、ご理解いただければと思います。
○議長(宮澤光子君) 田中智之さん。
○10番(田中智之君) 町長が今ほどこの辺で結論を出さないと間に合わないという、それは非常に理解できるんですが、我々議員の立場として、それはそっちの問題でしょうと。当初予算に別に間に合わせてほしかったとも言いません。9月、今回の議会で間に合うのならそれはそれでもよかったかもしれませんが、別に今日でなくてもよかったと思うんです。10月3日まで会期ありますんで、その辺りで追加議案でもできたと思うんです。全くこれ検討できませんでした。1,000万円を超えるとは、昨日同僚議員と話ししていて、100万円、200万円かななんて、調査費ですね、話ししていたんですが、1,000万円。もうこれは工事を進めるという前提ですよね。そういうふうに見てしまうんです。そうなると、やはり執行部に対する不信感って募るんです。これはお互いにとってよくないことだと思いますので、今回可否は判断できません。今後そのようなことがないようにお願いしたいと思います。
○議長(宮澤光子君) 町長。
○町長(西脇道夫君) 田中議員のご質問にお答えします。
先ほど申し上げたとおり、提案して審議をいただく、その上での議決という流れでありますんで、その間には一定の時間を置いて、お互いに議論を交わすというのが当然だと思っていますので、そういったことは当然、我々も今後尊重していきたいというふうに思っております。今回こういう形になったということについては、私どもまだまだ努力不足であったなというところについては反省点として今後考えていきたいというふうに思っておりますんで、ご理解いただければと思います。
○議長(宮澤光子君) 13番、手嶋満さん。
○13番(手嶋 満君) そうしましたら、私もせいろう保育園施設関係でちょっとお聞きしたいと思います。
私も全員協議会の中で、令和3年、認定こども園ができて、そしてなぜこんな令和5年度に待機児童が増えてしまうからみたいなことでやっているのかと、要は見込み違いがすごく、その辺のそごがあったのかなというような話をちょっとさせていただいたんですけれども、その中で、これ令和6年度に着工して、令和7年度から多分営業といいましょうか、するんでしょうけれども、その令和6年度に関しては、じゃ今のところ待機児童ということは心配なくできるのか、その辺ちょっとお聞きしたいです。
○議長(宮澤光子君) 町長。
○町長(西脇道夫君) 手嶋議員のご質問にお答えします。
令和6年度においては、まずは今2歳児、来年3歳児についての受入れですが、これについてはせいろう幼稚園で十分余裕がありますので、こちらでの受入れ態勢ということで進めていきたい。したがって、今現在入所をされていない保護者には、この議会終了後に説明会を開いて、考え方といいますか、を説明していきたいなというふうに考えております。あと、2歳児、いわゆる今の1歳児ですが、2歳児については法的な面積要件にまだ余裕がある保育園がありますので、そこと法人のほうとの協議が調って、対応してもらえるということになっておりますので、現状においては、もちろん予測できないようなことがあれば、これはもう我々としてもいかんともし難い話になりますが、現状における予測としては待機児童は出さずに対応できるのではというふうに考えております。数値等については、担当課長から改めてまた説明させます。
○議長(宮澤光子君) 子ども教育課長。
○子ども教育課長(佐藤 寿君) 手嶋議員のご質問にお答えいたします。
今ほど町長申し上げたとおりでございまして、あくまで私どもの推計値でございますけれども、2歳児においては21人の方が入所できないであろうという推計の下、その受入れにつきましては、今ほど町長が申し上げたとおり、1つの園で法定上受入れが可能というところがございますので、そちらの法人とは話を詰めて、一応受け入れるという体制でいるところでございます。なので、待機児童は出ない予定となっております。
以上です。
○議長(宮澤光子君) 手嶋満さん。
○13番(手嶋 満君) 待機児童減少、なくすというのは国策でもありますので、その辺は令和7年度以降そういう形で、ないような形に持っていっていただきたいと思いますけれども、来年度この補正予算が通ればの、たらればにちょっとなってしまうんですが、1億2,000万円ぐらい建物にかかるようなことをちょっとちらっと聞いたんですけれども、それに対して県、国の補助金、補助というのはやっぱり入るんでしょうか。
○議長(宮澤光子君) 子ども教育課長。
○子ども教育課長(佐藤 寿君) 手嶋議員のご質問にお答えします。
施設につきましては、今後、今回提案させていただいた設計業務に基づいて試算が出てくるかと思いますけれども、国県金につきましては、町でやるものについてはもらえないというところでございます。町全部単費ということになります。
以上であります。
○議長(宮澤光子君) ほかに質疑ございますか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(宮澤光子君) 質疑なしと認めます。
これから討論を行います。討論はありませんか。
9番、青木順さん。
○9番(青木 順君) 私、反対の立場で討論するんですけど、私からでいいですか。
○議長(宮澤光子君) 討論の声がありますので、これから討論を行います。
初めに、本件に反対の方の発言を許可します。
9番、青木順さん。
〔9番 青木 順君登壇〕
○9番(青木 順君) それでは、議案第51号 令和5年度聖籠町一般会計補正予算(第5号)について反対の立場で討論させていただきます。
私は、全体的に反対なわけではありません。この一部、新たにせいろう保育園を建設するに当たり、設計業務委託料が組まれているわけでありますが、先ほど同僚議員の話にもありました。私も今日の9時半に来て、この設計業務委託料、予算組みの中で2,000万円を超える金額が提示されております。それを今日聞いて今日審議しろという中では、非常にちょっと時間的な余裕もありません。先ほど町長の話では、何かいい案があれば教えていただきたいという話もありましたが、そういった余裕もありません。その中で2,000万円を超える予算を今時点で可決したら、十分な議論をされていないまま予算可決したら、私は町民に申し訳ないと思います。時期尚早でありますし、もっと検討の余地があります。検討しなければなりません。ですので、反対の立場で討論いたします。
○議長(宮澤光子君) 次に、本件に賛成の方の発言を許可します。ございませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(宮澤光子君) これで討論を終わります。
議案第51号を採決します。
この採決は起立によって行います。
本件は可決すべきものと決することに賛成の方は起立願います。
〔起立者6名〕
○議長(宮澤光子君) 今、賛成の起立の方が6人で、ほかの方6人で同数なので、無記名の投票を行いたいと思います。
ただいまの採決については、可否同数のため、聖籠町議会会議規則第82条第1項の規定により、無記名投票で行います。
議場の出入口を閉めます。
〔議場閉鎖〕
○議長(宮澤光子君) 次に、立会人を指名します。会議規則第32条第2項の規定により、7番、宮澤さやかさん、8番、長谷川六男さん、よろしくお願いします。
投票用紙を配ります。
〔投票用紙配付〕
○議長(宮澤光子君) 念のため申し上げます。
記入欄に、本件に賛成の方は賛成と、反対の方は反対と記載願います。なお、賛否を表明しない投票及び賛否が明らかでない投票は否、つまり反対とします。
投票用紙の配付漏れはありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(宮澤光子君) 配付漏れなしと認めます。
では、投票箱を点検します。
〔投票箱点検〕
○議長(宮澤光子君) 異状なしと認めます。
ただいまから投票を行います。議席番号1番から順番に投票願います。
〔投 票〕
○議長(宮澤光子君) 投票漏れはありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(宮澤光子君) 投票漏れなしと認めます。
投票を終わります。
開票を行います。7番、宮澤さやかさん、8番、長谷川六男さん、お願いいたします。
〔開 票〕
○議長(宮澤光子君) 投票の結果を報告します。
投票総数12票、そのうち賛成6票、反対6票。
以上のとおり投票結果、賛成、反対が同数です。したがって、地方自治法第116条第1項の規定によって、私、議長が本件に対して裁決いたします。
私、議長は賛成と裁決いたします。
したがって、議案第51号 令和5年度聖籠町一般会計補正予算(第5号)は原案のとおり可決されました。
○請願第4号 「私立高校の学費負担軽減と専任教員増を促進するため、私学助
成の増額・拡充を求める意見書」の採択を求める請願
○議長(宮澤光子君) 日程第18、請願第4号 「私立高校の学費負担軽減と専任教員増を促進するため、私学助成の増額・拡充を求める意見書」の採択を求める請願を議題とします。
総務文教常任委員長、6番、伊藤千穂さんの審査報告を求めます。
6番、伊藤千穂さん。
〔総務文教常任委員会委員長 伊藤千穂君登壇〕
○総務文教常任委員会委員長(伊藤千穂君) 請願・陳情審査報告書。
本委員会に付託された請願を審査した結果、次のとおり決定したので、会議規則第94条第1項の規定により報告します。
受理番号、請願第4号。付託年月日、令和5年9月20日。件名、「私立高校の学費負担軽減と専任教員増を促進するため、私学助成の増額・拡充を求める意見書」の採択を求める請願。審査の結果、採択。
裏面をお願いします。審査報告。請願に関する委員会の審査報告を行います。総務文教常任委員会は、9月20日に付託されました下記の請願1件の審査を終了しましたので、その結果を報告します。
請願第4号 「私立高校の学費負担軽減と専任教員増を促進するため、私学助成の増額・拡充を求める意見書」の採択を求める請願。請願者、新潟市中央区弁天橋通1丁目13番13号、私学会館内、新潟県私学の公費助成をすすめる会、会長、中村直美。
本請願につきましては、9月21日審査の結果、請願の趣旨を認め、全会一致で採択することに決定いたしました。
以上のとおり、本委員会に付託されました請願1件の審査報告を終わります。
令和5年9月22日、総務文教常任委員会委員長、伊藤千穂。聖籠町議会議長、宮澤光子様。
○議長(宮澤光子君) 総務文教常任委員長の報告を終わります。
請願第4号 「私立高校の学費負担軽減と専任教員増を促進するため、私学助成の増額・拡充を求める意見書」の採択を求める請願について審査の結果についての質疑を行います。質疑はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(宮澤光子君) 質疑なしと認めます。伊藤委員長は自席にお戻りください。
これより請願第4号 「私立高校の学費負担軽減と専任教員増を促進するため、私学助成の増額・拡充を求める意見書」の採択を求める請願について討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(宮澤光子君) 討論なしと認めます。
これから請願第4号を採決します。
この採決は起立によって行います。
この請願第4号に対する委員長の報告は採択です。本請願を採択とすることに賛成の方は起立願います。
〔起立者全員〕
○議長(宮澤光子君) 起立全員です。
したがって、請願第4号 「私立高校の学費負担軽減と専任教員増を促進するため、私学助成の増額・拡充を求める意見書」の採択を求める請願は採択とすることに決定しました。
○散会の宣告
○議長(宮澤光子君) 以上をもちまして本日の日程は全部終了しました。
これをもちまして本日は散会します。
散 会 (午後 1時52分)