令和5年第1回聖籠町議会定例会会議録
令和5年第1回聖籠町議会定例会会議録(第2号)
会期第3日目
令和5年3月9日(木)午前9時30分開議
1.開議の宣告
1.議事日程
日程第 1 議案第 2号 聖籠町個人情報の保護に関する法律施行条例の制定について
日程第 2 議案第 3号 記号式投票に関する条例を廃止する条例について
日程第 3 議案第 4号 聖籠町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の
一部を改正する条例について
日程第 4 議案第 5号 聖籠町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基
準を定める条例の一部を改正する条例について
日程第 5 議案第 6号 聖籠町放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める
条例の一部を改正する条例について
日程第 6 議案第 7号 聖籠町国民健康保険条例の一部を改正する条例について
日程第 7 議案第 8号 聖籠町海のにぎわい館条例の一部を改正する条例について
日程第 8 議案第 9号 聖籠町消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改
正する条例について
日程第 9 聖籠町選挙管理委員会委員及び同補充員の選挙の件
日程第10 発議第 1号 聖籠町議会の個人情報の保護に関する条例の制定について
日程第11 発議第 2号 聖籠町議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改
正する条例について
日程第12 議案第10号 令和4年度聖籠町一般会計補正予算(第12号)
日程第13 議案第11号 令和4年度聖籠町国民健康保険特別会計補正予算(第5号)
日程第14 議案第12号 令和4年度聖籠町介護保険特別会計補正予算(第4号)
日程第15 議案第13号 令和4年度聖籠町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)
日程第16 議案第14号 令和4年度聖籠町下水道事業会計補正予算(第5号)
日程第17 議案第15号 令和5年度聖籠町一般会計予算
日程第18 議案第16号 令和5年度聖籠町国民健康保険特別会計予算
日程第19 議案第17号 令和5年度聖籠町介護保険特別会計予算
日程第20 議案第18号 令和5年度聖籠町後期高齢者医療特別会計予算
日程第21 議案第19号 令和5年度新潟県営開拓パイロット事業聖籠町特別会計予算
日程第22 議案第20号 令和5年度聖籠町下水道事業会計予算
日程第23 議案第21号 令和5年度聖籠町水道事業会計予算
日程第24 請願第 1号 「消費税インボイス制度の実施中止を求める」意見書を国に提出する
ことを求める請願書
日程第25 請願第 2号 「新潟の最賃は信越・北陸・関東13都県中12位の低さである。抜
本的に底上げするための意見書採択を求める」請願書
○出席議員(14名)
1番 斎 藤 豊 君 2番 崎 美 由 貴 君
3番 伊 藤 千 穂 君 4番 手 嶋 満 君
5番 宮 澤 さ や か 君 6番 小 川 勝 也 君
7番 青 木 順 君 8番 田 中 智 之 君
9番 松 守 雄 君 10番 宮 澤 光 子 君
11番 中 村 恵 美 子 君 12番 須 貝 龍 夫 君
13番 長 谷 川 六 男 君 14番 五 十 嵐 利 榮 君
(副議長) (議長)
○欠席議員(なし)
○地方自治法第121条の規定により会議に出席した者の職氏名
町 長 西 脇 道 夫 君
副 町 長 松 光 志 君
教 育 長 近 藤 朗 君
会 計 管 理 者 宮 下 勝 敏 君
総 務 課 長 萩 原 波 春 君
総 合 政策課長 橋 誠 司 君
税 務 課 長 山 田 孝 君
産 業 観光課長 渡 邊 広 彰 君
ふ る さ と 小 林 稔 君
整 備 課 長
生 活 環境課長 高 橋 直 樹 君
東 港 振興室長 澁 谷 覚 君
上 下 水道課長 渡 邊 こ ま き 君
保 健 福祉課長 松 井 博 君
長 寿 支援課長 小 野 芳 昭 君
町 民 課 長 加 藤 義 勝 君
子ども教育課長 佐 藤 寿 君
教 育 未来課長 須 貝 克 徳 君
社 会 教育課長 佐 藤 伸 一 君
図 書 館 長 宮 下 聡 司 君
農 業 委 員 会 長 谷 川 一 也 君
事 務 局 長
選挙管理委員会 萩 原 波 春 君
書 記 長
○本会議に職務のため出席した者の職氏名
議 会 事務局長 飯 田 一 雄
議 会 書 記 小 林 大 志
議 事 の 経 過
○開議の宣告
○議長(五十嵐利榮君) ただいまから本日の会議を開きます。
○議事日程の報告
○議長(五十嵐利榮君) 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりです。
○議案第2号 聖籠町個人情報の保護に関する法律施行条例の制定について
○議長(五十嵐利榮君) 日程第1、議案第2号 聖籠町個人情報の保護に関する法律施行条例の制定についてを議題とします。
町長から提案理由の説明を求めます。
町長。
○町長(西脇道夫君) 議案第2号 聖籠町個人情報の保護に関する法律施行条例の制定について提案理由を申し上げます。
デジタル社会の形成を図るための関係法律の整備に関する法律(令和3年法律第37号)が公布され、これまでは地方公共団体が個別に条例等で定めていた個人情報保護に係る制度について、一律に法律が適用されることになりました。これに伴い、法律が条例に委任している事項を定めるとともに、関係条例の規定を整備するものであります。
細部については、総務課長に朗読説明させますので、ご審議の上、議決くださるようお願いいたします。
○議長(五十嵐利榮君) 総務課長。
○総務課長(萩原波春君)
〔議案朗読説明〕
○議長(五十嵐利榮君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
10番、宮澤光子さん。
○10番(宮澤光子君) 何点かお願いいたします。
説明資料のところの3ページに、附則第2条で、現行の条例が改正後の法律に抵触するため廃止とするとありますが、現行の条例とともに、例規集のところでは聖籠町個人情報保護条例施行規則というものも一緒に例規集の中にあるんですが、こちらのほうは規則のほうも一緒に書き換えられるということなのか、これはこのまま生きるということなのか。従来あるのは廃棄するということですよね。なくなるということですよね。制定なので、新しいものと置き換わるということなんだろうなというふうに思うんですが、例規集の中にある施行規則というのは、これはどういうふうに取ったらよろしいのか、お願いいたします。
それと、審査会のことについてなんですが、審査会は一応例規集の中にも聖籠町情報公開個人情報保護審査会条例というのに基づいて審査会が設置されていると思うんですが、こちらのほうはもちろん常時設置だということだというふうに取っていますが、県のホームページなんかを見ると、県は個人情報の保護審査会で答申も含め委員名簿も公開しているんですが、聖籠町でも、聖籠町というか小さな自治体ではそこまで要するにするのかどうか。
あと、要は審査会設置されていますが、過去にこの審査会が開かれ、審議されたことというのはあるのかどうか、お願いいたします。
3点だというふうに思いますが、以上です。
○議長(五十嵐利榮君) 総務課長。
○総務課長(萩原波春君) 宮澤光子議員の質問にお答えします。
1点目、規則を廃止するのかということですが、条例廃止となりますので、規則も廃止ということになると思います。
2点目、審査会委員名簿を公開するのかということだと思いますが、審査会委員名簿については、その部分についても公開は可能かというふうに認識しております。
3点目の過去の審査会はあるかということですが、公開請求は何点かあったかと思いますが、審査会の開催はなかったということで記憶しております。
以上です。
○議長(五十嵐利榮君) 宮澤光子さん。
○10番(宮澤光子君) 審査会が過去開かれたことはないというふうに取ったんですが、一応、でも審査会の設置というのはしておかなければいけないというふうに思いますけれども、任期が条例の中にありまして、審査会の任期があるんですが、それは一応お願いするときには、任期が切れたらまた新しくお願いするという形にはなると思うんですが、これは常に同じような方なんですか、それとも少しメンバーを替えたりなんかしてお願いしているというふうに取ってよろしいんですか。
それと、議会のほうも新しくこの個人情報に関しての、議会も条例を設置して、町が設置している審査会のことも使わせていただくということで、議会の条例も発議として出すんですが、それはもうこの最後のほうの説明のところの附則第5条のところに書かれているので、議会のほうもこちらのほうにお願いしていいのだというふうに思うのですが、ここに記載されているということで議会もお願いできるということだと思うんですが、そこのとこ、もう一度お願いいたします。
○議長(五十嵐利榮君) 総務課長。
○総務課長(萩原波春君) 宮澤光子議員の質問にお答えします。
審査会のメンバー、1点目です。メンバーの関係だと思いますが、随時同じメンバーにするのか、替わるのかということだと思いますが、基本的には同じ方にお願いするのかなと思いますけど、その方の都合とか、いろいろ加味した段階で変更になるというのはあるかと思います。
2点目、議会も審査会のほうに乗れるのかということですが、ここに先ほど宮澤光子議員おっしゃったとおり、ここの附則に書いてあるとおり、議会のほうも審査会を使うということになります。
以上です。
○議長(五十嵐利榮君) 宮澤光子さん。
○10番(宮澤光子君) これで終わります。
要は、今、先ほどの答弁の中に審査会の委員の名前は公表できるようなニュアンスの答弁でしたが、それはこれからこういう時代に沿った町として、国の省令を基に町として条例制定をするということで、ある意味公表してもいいのかなというふうに思うんですが、できるというのならば公表していただきたいな、審査会の委員ですね、していただきたいなと思うんですが、いかがでしょうか。
○議長(五十嵐利榮君) 総務課長。
○総務課長(萩原波春君) 宮澤光子議員の質問にお答えします。
その辺は、じゃ再度、できるかどうなのか確認いたしまして、できるようであればその方向で検討したいというふうに思います。
以上です。
○議長(五十嵐利榮君) ほかに質疑はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(五十嵐利榮君) 質疑なしと認めます。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(五十嵐利榮君) 討論なしと認めます。
これから議案第2号を採決します。
この採決は起立によって行います。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
〔起立者全員〕
○議長(五十嵐利榮君) 起立全員です。
したがって、議案第2号 聖籠町個人情報の保護に関する法律施行条例の制定については原案のとおり可決されました。
○議案第3号 記号式投票に関する条例を廃止する条例について
○議長(五十嵐利榮君) 日程第2、議案第3号 記号式投票に関する条例を廃止する条例についてを議題とします。
町長から提案理由の説明を求めます。
町長。
○町長(西脇道夫君) 議案第3号 記号式投票に関する条例を廃止する条例について提案理由を申し上げます。
町長選挙については、当該条例の規定により、期日前投票等を除いて記号式投票によることとされていますが、同日実施されることがある町議員補欠選挙が記名式であり、投票人の混乱が想定されることや、県内市町村でも少数派であること、投票に用いるスタンプが高額であるなどの課題がありました。さらには、昨年の町長選挙では、スタンプの消毒のための人員配置など、感染症対策に伴う費用を要する原因となったことから、今後の町長選挙の投票方法を見直し、町議員選挙や国政の選挙と同様の記名式とするため、当該条例を廃止するものであります。
細部につきましては、総務課長に朗読説明させますので、ご審議の上、議決くださるようお願いいたします。
○議長(五十嵐利榮君) 総務課長。
○総務課長(萩原波春君)
〔議案朗読説明〕
○議長(五十嵐利榮君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
11番、中村恵美子さん。
○11番(中村恵美子君) 町長選挙はまだ期間があり、あと3年ちょっとありますから、なぜ今回、まだ、せめて1年前に出てもいいのかなと思うんですが、今回このように出してきたのか。新型コロナウイルスも2類から5類に変わり、状況がどのようになるかといえば、すぐには変わらないとは思うんですが、まだまだ3年ちょっとあるわけなので、今回なぜ出してきたのか、ちょっとその辺の理由をお願いいたします。
○議長(五十嵐利榮君) 総務課長。
○総務課長(萩原波春君) 中村恵美子議員の質問にお答えします。
確かにコロナという状況で、提案理由のほうにも書いてありますが、基本的には記号式投票と記名式投票があるわけですけど、あくまで今回の選挙は議員の補欠選挙同日ということでありましたけど、そうなった場合、記号式と記名式が混雑するというのが一番大きな理由かと。それと、期日前投票につきましては、全て記名式ということになりますので。期日前投票も、正直年々増加しております。そういったことも含めまして、コロナだからということで今回はコロナでありますけど、コロナに限って経費が、コロナの対応については経費がかさみましたけど、記号式、記名式、両方したとしても多少の経費の増加は今までもありましたので。それと、以前から、今回出しましたけど、平成30年においても選挙管理委員会のほうから、記号式から記名式にしたほうがいいんじゃないかという提案をいただいておりました。ですので、コロナだからというあれではありませんけど、そのときはいろいろもうちょっと審議したほうがいいんじゃないかということで提案は避けましたけど、昨年の12月に再度委員会のほうから、やはり記号式から記名式が妥当だということで意見をいただきまして、中村議員おっしゃるとおり、まだ3年ありますけど、3年の間にいろいろ周知し、3年間周知する期間がありますので、1年前よりも早めに周知が可能だということで、今回提出させていただきました。
○議長(五十嵐利榮君) 中村恵美子さん。
○11番(中村恵美子君) 大体分かったんですが、じゃ大分人での人員配置などということで、ここにも提案理由の中に書かれておりますが、どの程度、今までより何人ほど、じゃ人数を増員して消毒に充てたのか。私、ちょっと期日前投票に行ったので、そのときはそんなに大して混乱もなく終わったんですけれど、実際の投票所の当日行ったわけじゃないので、どのような状況だったか分からないので、何人ほど増員して大変だったかというのをちょっと説明お願いいたします。
○議長(五十嵐利榮君) 総務課長。
○総務課長(萩原波春君) 中村議員の質問にお答えします。
選挙当日は、9投票所ありますので、1人ずつ増員して9人、全体で9人増員しております。その増員した中で、先ほど言いましたように、スタンプの消毒とか、記載台の消毒とか、いろいろしてもらったというのが現状であります。
以上です。
○議長(五十嵐利榮君) 中村恵美子さん。
○11番(中村恵美子君) その9人の方というのは、立会人のほかに町民からの9人ですか、それとも職員の方たちが9人ということでよろしいんですか。ちょっとその辺だけお願いいたします。
○議長(五十嵐利榮君) 総務課長。
○総務課長(萩原波春君) 選挙従事者でございますので、職員です。
以上です。
○議長(五十嵐利榮君) 8番、田中智之さん。
○8番(田中智之君) では、1点お願いいたします。
今回、記名式に変えるということなんですが、今までどおりスタンプのほうが、私は投票する人にとってはやりやすいと思うんです。何を目的にするかということで考え方違うと思うんですが、提案理由についてはスタンプ消毒のための人員配置とか、スタンプが高額であるとか、これ選挙管理委員会とか役場のほうの都合だと思うんです。これは理由としては納得しますが、じゃ例えばこれが有権者、投票する人の立場になって考えると、やはり名前を書くのが大変な人もいると思いますし、あとスタンプのほうが分かりやすいと。投票者の負担を減らすという意味ではスタンプのままのほうがいいのかなとも思います。去年の町長選見て分かるように、非常に投票率が落ちております。聖籠町の選挙における投票率の低さというのは、何度もこの議会でも問題になって、質問で取り上げていますし、非常に町としてももう少し危機感を持っていただきたい。そういう意味から考えますと、今は投票者の負担を減らすほう、方向を考えたほうがいいかと思うんですが、いかがでしょうか。
○議長(五十嵐利榮君) 総務課長。
○総務課長(萩原波春君) 田中議員の質問にお答えします。
確かにスタンプは簡単であります。ですが、最近では期日前投票も増えております。前々回の投票よりも今回も増えておりますし、そういった面からすれば、記述式にしても、そんなに皆さん苦にならないのかなというふうに思います。これは先輩からちょっとお聞きした話なんですが、これが制定された当時は字の書けない人が多くいたということでこういった方式にしたということで、諸先輩方からお聞きしている部分もありますが、この制定から50年ぐらいたった現代の中で、そういった方もほとんどいらっしゃらないと思いますし、仮にいたとしても代理記載というのが今どき結構浸透しておりますので、そういった形で投票できるということもありますので。確かに簡単ということはありますけど、混雑等を避けるために、ほかの選挙と同じ記述式ということで提案させていただいておりますので、ご理解をよろしくお願いいたします。
○議長(五十嵐利榮君) 田中智之さん。
○8番(田中智之君) 課長の説明はよく分かったんですが、私これを、この議案を見て思ったことは、ちょっと話はずれますが、逆に町の議会議員選挙もスタンプにしたほうがいいのかなと思いました。といいますのは、2019年、町の議会議員選挙ですが、同じ名字の方が2人いました。結果として、1票、名字しか読み取れないということで案分されましたよね。そういうことはなくすためにも、むしろ逆に議員選挙もスタンプにしたほうがいいのかなと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(五十嵐利榮君) 総務課長。
○総務課長(萩原波春君) 田中議員の質問にお答えします。
田中議員もご存じだと思うんですが、今、町のほうで開票事務につきましては機械を使ってややっておるのが現状でございます。機械に入る投票用紙というのが、ぎりぎり9センチ掛ける15センチでございます。そこに、今回議員の方が14名おられますが、何人候補立つか分かりませんけど、仮に20人立てたとした場合、そこに記名される議員のお名前、すごく小さくなるんです。それで、逆に投票者も小さくて分かりづらいというのが出てくるかなというふうに思います。
以上です。
○議長(五十嵐利榮君) ほかに質疑はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(五十嵐利榮君) 質疑なしと認めます。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(五十嵐利榮君) 討論なしと認めます。
これから議案第3号を採決します。
この採決は起立によって行います。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
〔起立者全員〕
○議長(五十嵐利榮君) 起立全員です。
したがって、議案第3号 記号式投票に関する条例を廃止する条例については原案のとおり可決されました。
○議案第4号 聖籠町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条
例の一部を改正する条例について
○議長(五十嵐利榮君) 日程第3、議案第4号 聖籠町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例についてを議題とします。
町長から提案理由の説明を求めます。
町長。
○町長(西脇道夫君) 議案第4号 聖籠町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について提案理由を申し上げます。
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準の一部を改正する省令が公布され、家庭的保育事業者等に対し、利用者の安全確保のための安全計画の策定及び自動車を運行する場合の所在の確認に関する義務づけなどを行うため、所要の改正を行うものであります。
細部につきましては、子ども教育課長に朗読説明させますので、ご審議の上、議決くださるようお願いいたします。
○議長(五十嵐利榮君) 子ども教育課長。
○子ども教育課長(佐藤 寿君)
〔議案朗読説明〕
○議長(五十嵐利榮君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(五十嵐利榮君) 質疑なしと認めます。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(五十嵐利榮君) 討論なしと認めます。
これから議案第4号を採決します。
この採決は起立によって行います。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
〔起立者全員〕
○議長(五十嵐利榮君) 起立全員です。
したがって、議案第4号 聖籠町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例については原案のとおり可決されました。
○議案第5号 聖籠町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関す
る基準を定める条例の一部を改正する条例について
○議長(五十嵐利榮君) 日程第4、議案第5号 聖籠町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例についてを議題とします。
町長から提案理由の説明を求めます。
町長。
○町長(西脇道夫君) 議案第5号 聖籠町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について提案理由を申し上げます。
特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業並びに特定子ども・子育て支援施設等の運営に関する基準の一部を改正する省令が公布され、教育・保育施設の給付認定子供に対する当該施設管理者の懲戒に関する権限が削除されたことに伴い、関係規定を削除するため所要の改正を行うものであります。
細部につきましては、子ども教育課長に朗読説明させますので、ご審議の上、議決くださるようお願いいたします。
○議長(五十嵐利榮君) 子ども教育課長。
○子ども教育課長(佐藤 寿君)
〔議案朗読説明〕
○議長(五十嵐利榮君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(五十嵐利榮君) 質疑なしと認めます。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(五十嵐利榮君) 討論なしと認めます。
これから議案第5号を採決します。
この採決は起立によって行います。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
〔起立者全員〕
○議長(五十嵐利榮君) 起立全員です。
したがって、議案第5号 聖籠町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例については原案のとおり可決されました。
○議案第6号 聖籠町放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定
める条例の一部を改正する条例について
○議長(五十嵐利榮君) 日程第5、議案第6号 聖籠町放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例についてを議題とします。
町長から提案理由の説明を求めます。
町長。
○町長(西脇道夫君) 議案第6号 聖籠町放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について提案理由を申し上げます。
児童福祉施設の設備及び運営に関する基準等の一部を改正する省令が公布されたことに伴い、放課後児童健全育成事業者に対し、利用者の安全確保のための安全計画の策定及び感染症や非常災害の発生時における業務継続計画策定に関する基準を設けるため、所要の改正を行うものであります。
細部につきましては、子ども教育課長に朗読説明させますので、ご審議の上、議決くださるようお願いいたします。
○議長(五十嵐利榮君) 子ども教育課長。
○子ども教育課長(佐藤 寿君)
〔議案朗読説明〕
○議長(五十嵐利榮君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
11番、中村恵美子さん。
○11番(中村恵美子君) この説明資料の中で、第12条の2の中で、放課後児童健全育成事業者に対する努力義務として規定するとありますが、国から来たものなんでしょうけど、国としても努力義務ということになっているのか、それとも町としてこの努力義務としたのか、その辺の説明をお願いいたします。
○議長(五十嵐利榮君) 子ども教育課長。
○子ども教育課長(佐藤 寿君) 中村議員のご質問にお答えいたします。
これにつきましては国のほうで努力義務となっているものでございます。
○議長(五十嵐利榮君) 中村恵美子さん。
○11番(中村恵美子君) この件は分かりました。
町内ではどの事業者が該当するのか、それとも町内にはないのか、その辺についてお願いいたします。
○議長(五十嵐利榮君) 子ども教育課長。
○子ども教育課長(佐藤 寿君) 中村議員のご質問にお答えいたします。
これ児童クラブになりますので、町の児童クラブ全てに該当いたします。
○議長(五十嵐利榮君) 10番、宮澤光子さん。
○10番(宮澤光子君) では、今答弁されたことについてもなんですが、第6条の2のところに放課後児童健全育成事業者とありますが、これはこの町にとっては、町だというふうに取ってよろしいんですよね。町として、放課後児童クラブを運営するときに、ここに示してあるものの計画とかそういうのはなかったということになるんですか。改めて、国から言われて計画しなければいけないものだというふうに取ったんですが、それなりの計画とかはあったんではないでしょうか。
それと、ほかの市の大きいところでは民間の事業者もありますよね。その民間の事業者に対しても、国からこういうふうにしなさいよということを、要するに計画やら何やらしなきゃいけないというふうに、民間の事業者にもわたるというふうに取ってよろしいのか、お願いします。
それと、6条の3なんですが、子供たちですよね。利用者の所在確認を義務づけるというのを、送迎とかいうところの6条のところなんですが、現実的に放課後児童クラブの職員が子供たちを乗せて、要するに送迎したりするということは、今現在あるんでしょうか。ここにあえて記載したということは、前の条例の改正のところにも出てきましたように、静岡県で子供が1人残されて亡くなった例が何かあったり、そういうことで、あえて国からの指導が入ったのかなというふうに思うんですが、現実的にうちの町の放課後児童クラブの職員が子供たちを送迎しているという事実はあるのかどうか、お願いいたします。
○議長(五十嵐利榮君) 子ども教育課長。
○子ども教育課長(佐藤 寿君) 宮澤光子議員のご質問にお答えいたします。
まず、1点目の安全計画の策定というところでございますけれども、こちらにつきましては省令のほうで初めて出てきた文言でございまして、町のほうではつくっておりません。なので、これを今、条例提案させていただきましたので、令和5年度中に策定したいというふうに考えております。ただ、この計画はないんでございますけれども、緊急時用のマニュアルというものは内部で作っておりまして、それらが今後、この安全計画というのが全国的にもつくられている、任意でつくられているところはあったかもしれませんけれども、基本的には省令で初めて出てきた案件なので、今後国から示されるモデル事業の計画書みたいなものを参考にしながら、うちで今持っていますマニュアルと整合性を図ってつくっていきたいというふうに考えております。
それから、2点目のバス運行の関係でございますけれど、当町では自動車の送迎というものは行っておりません。これも国の省令のほうで、多分ほかの自治体ではこういうこともあるだろうと、こういう場合にはもうつけなさいというものでございまして、省令のほうでそうなっているものですから、条例のほうにも記載させていただいたというところでございます。
以上であります。
○議長(五十嵐利榮君) 宮澤光子さん。
○10番(宮澤光子君) 緊急時用のマニュアルというのはあるということなので、それと合致してこれから策定するということでよろしいんですよね。
それと、先ほど来言っています放課後児童クラブの職員が、バスではなく自分の車を使って送迎というんですか、送っていくとか、そういうことは、これからどういう形になるか分からないけども、保護者がなかなか迎えに来なくて、何かいろんな状況の中で送っていくということもこれからあるかも分からないけれども、そういうことはないというふうに、いつまでもお迎えが来るまで、しっかりと子供を預かっているよというふうに、町としては職員に対して指導しているというふうに取ってよろしいんですか。
○議長(五十嵐利榮君) 子ども教育課長。
○子ども教育課長(佐藤 寿君) 宮澤光子議員のご質問にお答えいたします。
職員が、なかなか迎えに来ないから送るということは一切ございません。その代わり、お迎えが来るまでは延長して、時間がここまでだって決まっていたとしても、迎えが来るまでは職員のほうに常駐させているという状況でございます。
以上であります。
○議長(五十嵐利榮君) ほかに質疑はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(五十嵐利榮君) 質疑なしと認めます。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(五十嵐利榮君) 討論なしと認めます。
これから議案第6号を採決します。
この採決は起立によって行います。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
〔起立者全員〕
○議長(五十嵐利榮君) 起立全員です。
したがって、議案第6号 聖籠町放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例については原案のとおり可決されました。
○議案第7号 聖籠町国民健康保険条例の一部を改正する条例について
○議長(五十嵐利榮君) 日程第6、議案第7号 聖籠町国民健康保険条例の一部を改正する条例についてを議題とします。
町長から提案理由の説明を求めます。
町長。
○町長(西脇道夫君) 議案第7号 聖籠町国民健康保険条例の一部を改正する条例について提案理由を申し上げます。
出産育児一次金等の支給額については、社会保障審議会医療保険部会において、令和4年度の全施設の出産費用の平均額の推計額等を勘案し、令和5年4月から全国一律で50万円に引き上げるべきとされました。これに基づき、出産育児一時金については48万8,000円に引き上げ、産科医療補償制度加算の対象となる出産については1万2,000円を加算し、総額50万円を支給することとするため、関係政令の改正が行われました。これに伴い、本町の国民健康保険の加入者に係る出産育児一時金の額についても同様の取扱いとするため、当該条例を改正するものであります。
細部につきましては、町民課長に朗読説明させますので、ご審議の上、議決くださるようお願いいたします。
○議長(五十嵐利榮君) 町民課長。
○町民課長(加藤義勝君)
〔議案朗読説明〕
○議長(五十嵐利榮君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(五十嵐利榮君) 質疑なしと認めます。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(五十嵐利榮君) 討論なしと認めます。
これから議案第7号を採決します。
この採決は起立によって行います。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
〔起立者全員〕
○議長(五十嵐利榮君) 起立全員です。
したがって、議案第7号 聖籠町国民健康保険条例の一部を改正する条例については原案のとおり可決されました。
○議案第8号 聖籠町海のにぎわい館条例の一部を改正する条例について
○議長(五十嵐利榮君) 日程第7、議案第8号 聖籠町海のにぎわい館条例の一部を改正する条例についてを議題とします。
町長から提案理由の説明を求めます。
町長。
○町長(西脇道夫君) 議案第8号 聖籠町海のにぎわい館条例の一部を改正する条例について提案理由を申し上げます。
海のにぎわい館の利用時間及び休館日等について、施設の設置趣旨に基づき、さらなる効果的な利活用を図ることを目的とし、指定管理における施設利用の自由度を高めるため、当該条例の改正を行うものであります。
細部につきましては、産業観光課長に朗読説明させますので、ご審議の上、議決くださるようお願いいたします。
○議長(五十嵐利榮君) 産業観光課長。
○産業観光課長(渡邊広彰君)
〔議案朗読説明〕
○議長(五十嵐利榮君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
7番、青木順さん。
○7番(青木 順君) 1点だけ教えてください。委員会では公共性を一部残すというお話を聞いていたんですが、例えばこれ4月1日から公募するとなって、新しい業者が決まったということになったら、その公共性を残した部分については誰が管理するのか、それ教えてください。
○議長(五十嵐利榮君) 産業観光課長。
○産業観光課長(渡邊広彰君) 青木議員のご質問にお答えします。
今後のスケジュールとしましては、7月1日から新しい指定管理者にお願いするわけでございますが、半分公共性を持たせた部分、いわゆるシャワーですとか畳の部屋ございますけども、そういったところが町民の皆さんが自由に利用できるような空間を残すということですけども、そこに係る管理人といいましょうか、そういった方は新しい指定管理者のほうで用意していただくというふうになろうかと思います。
以上でございます。
○議長(五十嵐利榮君) 青木順さん。
○7番(青木 順君) そうしたら、じゃ民間の方が使う部分と半分残した公共性を持ったものも全て、じゃにぎわい館を、次、公募されて合格された方が全て管理するということでいいですね。
そういった場合、やっぱり公共性の部分と民間の部分ってどうしても、全部受けるとしても、多分分けて考えなきゃいけない部分もあるのかなと思うんですが、例えば公共性があれば、民間の都合で勝手に休みにしてもいいのかどうか、その辺ちょっとよく分からないんですが、教えてください。
○議長(五十嵐利榮君) 産業観光課長。
○産業観光課長(渡邊広彰君) 青木議員のご質問にお答えします。
半分公共性を持たせるというところでございますけども、公共性を持たせる部分については全て民間業者にお願いするわけですけども、公共性を持たせるエリアの時間帯と、半分の自主事業といいましょうか、そういった業者に任せる部分でしょうか、事業者に任せる部分、それは全て、時間の管理といいましょうか、そういったものは業者の方、新しい指定管理者にお任せするというふうなことになろうかと思います。
以上です。
○議長(五十嵐利榮君) ほかに質疑はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(五十嵐利榮君) 質疑なしと認めます。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(五十嵐利榮君) 討論なしと認めます。
これから議案第8号を採決します。
この採決は起立によって行います。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
〔起立者全員〕
○議長(五十嵐利榮君) 起立全員です。
したがって、議案第8号 聖籠町海のにぎわい館条例の一部を改正する条例については原案のとおり可決されました。
○議案第9号 聖籠町消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部
を改正する条例について
○議長(五十嵐利榮君) 日程第8、議案第9号 聖籠町消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例についてを議題とします。
町長から提案理由の説明を求めます。
町長。
○町長(西脇道夫君) 議案第9号 聖籠町消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例について提案理由を申し上げます。
消防庁は、近年の全国的な消防団員の減少を受け、消防団員の処遇を改善するため、消防団員の報酬等に関し基準の策定を行ったところであります。近年、町においても同様に消防団員の成り手不足の傾向が見られ、地域防災力の低下が危惧されることから、当該基準等に沿った消防団員の処遇改善を行うことで消防団員の確保を図るため、当該条例の一部を改正するものであります。
細部につきましては、生活環境課長に朗読説明させますので、ご審議の上、議決くださるようお願いいたします。
○議長(五十嵐利榮君) 生活環境課長。
○生活環境課長(高橋直樹君)
〔議案朗読説明〕
○議長(五十嵐利榮君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
6番、小川勝也さん。
○6番(小川勝也君) 団員の金額を2万7,000円から3万6,500円に上げていただけるということで、すごくよかったなと思うんですけど、ちょっと1点だけお聞きしたいんですけど、ちょっとこれ質問になるかどうかあれですけど、3のところに火災等で1日8,000円、これから出勤手当、4時間に満たないときは4,000円とかというふうな形でこれからなるわけなんですけど、ちょっと一例を挙げますと、今日の何か8時頃でしたでしょうか、出動してくれなんていって、行ったなと思ったら、10分ぐらいで鎮火しましたとなるときがあるんですけど、そういうときはどういう対応、一般的にはどういう支払い、支払いというか報酬になるんでしょうか。その辺、具体的に分かったら教えてください。
○議長(五十嵐利榮君) 生活環境課長。
○生活環境課長(高橋直樹君) 小川議員のご質問にお答えいたします。
今朝ほどの火災出動で出動した場合はどのような形になるのかというふうなご質問でございますが、消防団員が出て消火活動を行った場合、4時間までの分については4,000円の支給、8時間までの出動については8,000円の支給、それを超える部分について4時間まで4,000円の加算というふうなことを考えております。今朝ほどの出動でございますと、出動してすぐの鎮火でございますので、4時間未満の出動というふうなことでございますので、4,000円の支給ということになります。
以上でございます。
○議長(五十嵐利榮君) 宮澤光子さん、いいですか。
〔何事か声あり〕
○議長(五十嵐利榮君) 宮澤光子さん。
○10番(宮澤光子君) では、質問させてください。
説明資料の13条のところで、今小川議員が触れられたところなんですが、費用弁償としての支給が不要となることから、出動費用というんですか、細かな要するに出動という形で金額が本文のほうに示されているわけですが、こちらは今回条例の改正が決まったときに消防団員のほうにしっかりと周知をしないと、何か今までどおりみたいな形になると、ちょっと消防団員にとって不利益なことになるのかなというふうに思ったりして。あと、一般の団員よりも、ある意味、班長やら何やらがどういうところにどの方が出たんだ、出動したんだ、こういうことで、例えば行方不明の捜索などに当たったんだと、何かそういうようなことがしっかり示されなければ、ここに金額が書いてあるわけだから、お渡しするときに担当課としても掌握していないといけないのかなというふうに、いっぱい種類がある分だけ何か煩雑な感じがするのかなとか思いながらいたんですが、うちの町のみならず、ほかのところもこういう形での出動費用という形に設定しているものだからこういうふうに改正になったんだろうと理解はしますけれども、担当課としてどう、要は議論の末にこういうふうになったか、ちょっと教えてください、お願いします。
○議長(五十嵐利榮君) 生活環境課長。
○生活環境課長(高橋直樹君) 宮澤光子議員のご質問にお答えいたします。
まず1点目、団員への説明が必要なのではないかというふうなご質問でございますが、先日班長会議がございまして、その中にまず班長に対して、資料を基に来年からこうなるというふうなところの説明をさせていただきました。現在は、その班長を通じて班員のところに説明をお願いしたいというところで班長にお願いをしているところでございます。また、4月に入りましたら班長会議がございますので、そこで吸い上がってきた意見というか、それを基に、また協議をしていきたいと思いますし、今後も丁寧な説明をしていきたいというふうに考えております。
2点目でございますが、出動報酬について、いろいろ種類があるかというふうな、これどのような議論をというふうなところでございますが、こちら、年報酬もそうですが、以前の答弁のほうでも近隣市町村の動向、そちらのほうを注視していきたいというふうなお答えをさせていただいているところでございます。こちら近隣市町村、特に先行している新発田市のほうを参考にさせていただきまして、そこと同額にさせていただいているところでございます。
以上でございます。
○議長(五十嵐利榮君) 宮澤光子さん。
○10番(宮澤光子君) 改正前の条例を何か見させていただきますと、費用弁償は毎年予算の定める範囲において支給するというふうに書いてあります。なので、その予算設定、これからまた予算委員会がございますけれども、こちらのほうも、条例改正をしたことによって金額がいろいろ様々になりますよね。1回で費用弁償にはならないわけで。なので、そこのところが、例えば(3)のところの警戒の場合とかいうのも載っていて、警戒するのか、予防、広報とかって、出動の何か曖昧さがすごく感じられて、それはしっかりと周知していただかなければ、消防団員の人たちも混乱するのかなと。ただ、消防団員の方々はある意味ボランティアなので、お仕事優先なので、言われてもできないときはできないということになるのかなというふうには思いますけれども、再度きちんとした、こういうことで出てもらいたいんだということをしっかりと周知をお願いしたいと思うし、予算範囲というのが曖昧な感じのところに出ているので、しっかりと仕事をしていただければしっかりとお渡しすることになるというふうに取ってよろしいのか、お願いいたします。
○議長(五十嵐利榮君) 生活環境課長。
○生活環境課長(高橋直樹君) 宮澤光子議員のご質問にお答えいたします。
まず、出動報酬について、いろんな種類があって曖昧だと、警戒とはどうなのかとか、いろいろな区分に応じて、それはどういうのが当てはまるのかというご質問でございますが、生活環境課のほうで、こういう出動に関してはこれに当てはまるというふうな内部基準を設けております。
例えば一例でいいますと、警戒とはどういうものなのかということですが、例えば今日の火災出動がありましたと。鎮火までが災害出動というふうなことになります。大きな火災になりますと、その後、また再び火が出るかもしれないということで、地元消防団に残ってもらうというところがございます。それが警戒に当たるというふうなところでございます。
あと、予算の範囲で支給ということだかというふうなことでございますが、こちら予算の算定においては、例年考えられる訓練であったり、あと警戒であったり、予防活動であったり、あと会議であったり、そういうところを計上しておりますし、災害についても、数回程度の災害であれば対応できる予算を計上しておるところでございます。ただ、それが早期に予算が消化されまして、後半、もう報酬が出ないというふうな、もしそういうふうなことがありましたら、そこはまたその年度途中で考えていかなければいけないのかなというふうに考えておりますし、消防団員が出動してくれたものに関しては、やはり出動報酬で対応していかなければいけないのかなというふうに考えております。
以上でございます。
○議長(五十嵐利榮君) 13番、長谷川六男さん。
○13番(長谷川六男君) 今朝の火災を見てもそうなんですが、防災無線で今朝も皆さんに全員招集メールみたいなの出ましたけども、実際私も今日役場来る途中に現場を見てきたんですが、実際消防団員が何人いたのかなというふうな感じも受けてきました。今、消防団員がこういうなかなか募集しても集まらない現状の中で、町は全体に呼びかけているわけですが、そういうことに対して、ましてや今、今日はもう8時過ぎて、出勤もう当然、新潟とか様々出勤、会社へ散っているわけですが、集まらないというのは当然だと思うんだけど、その辺、町はどのように考えておりますか。町のほうはどういうふうに考えておりますか、人の集まらない。
○議長(五十嵐利榮君) 生活環境課長。
○生活環境課長(高橋直樹君) 長谷川議員のご質問にお答えいたします。
質問の趣旨としましては、平日日中の団員の出動がままならないが、その辺はどのように考えているかというふうなご質問でございますが、確かに今朝の火災、ちょうど出勤の途中で火災が起きて、実際現場のほうに集まったのは10名にどうかというふうなところまで確認しておりますが、その後何人集まったかというのは確認しておりませんが、ただ平日皆さんお勤めでございますので、そこのところで消防団員が確保できないという事例は確認しておるところでございます。その代わりで、役場のほうで消防団員の方がおりますので、日中平日のそういう緊急の出動については役場のほうで緊急消防隊というのを今現在組織しております。日中平日の出動に関しては、緊急消防隊で対応したいというふうに今現在は考えておるところでございます。
以上でございます。
○議長(五十嵐利榮君) 長谷川六男さん。
○13番(長谷川六男君) 私も昔消防団員やっていたんですが、私どもがやっていた頃は、農家の方も大勢いたし、集まるというと結構かなり地元で、特に地元だったら集まるんです。私思うに、やはり企業、町の企業に勤めている方ぐらいでしたらある程度消防団の方も認識していらっしゃると思いますし、その辺を協力いただけるんだったら町に勤めている、町の企業に勤めている消防団員もいらっしゃると思うんです。そういう企業の方に協力もらって、もしそういう有事のとき、優先的にそっちまで出て、後で遅刻してもいいというか、遅れて来てもいいからとか、そういう企業、町の勤めていられる企業の方の協力というのも必要ではないのかなと。今、特に消防団も若い方もなかなか募集しても集まらない状況なんです。そういうことですから、町の企業に協力していただいて、そういう有事のとき、何とか人集めの手段になっていただけたらいいんじゃないかと私思うんですが、その辺、町は考えはないですか。
○議長(五十嵐利榮君) 生活環境課長。
○生活環境課長(高橋直樹君) 長谷川議員のご質問にお答えいたします。
町内企業におきましては、消防団員が多く在籍している企業に消防協力企業ということで登録をいただいているところでございます。今手元に資料はございませんが、数社、協力企業ということで登録をいただいているところでございますし、今後も、毎年消防団員というのは出入りがございますので、多く消防団員が在籍している企業に関してはそのような働きかけを行ってまいりたいと考えております。
以上でございます。
○議長(五十嵐利榮君) 7番、青木順さん。
○7番(青木 順君) 今朝の火事においては、課長自ら初期消火していただいたということで、本当に皆さん助かったと、もう本当のぼやで済んだということで皆さんお礼言っていましたので、まずそれを伝えたいなと思いました。
あとなんですが、消防団の中でいろいろ話があったんですが、今日火事があったということを知ったのが防災無線と聖籠町の一斉ラインだったんですけども、少し担当課の方にはお話しさせていただいたんですが、消防団だけが入っている全体のライングループなんてあったほうがもっと分かりやすいのかなと。消防団全員が聖籠町のライングループに登録していると限らないので、それも徹底されたほうがいいのかなというのが1点と。
あと、ラインで蓮潟に火事がありましたというところで、ここの報酬とはちょっと違うところもあるんですが、場所の明確化です。聖籠の全体ラインでどこどこ何丁目、何さんちが火事ですと入れるのはちょっとナンセンスなのかも、個人情報のこともありますし、ちょっと難しい部分があると思うんですが、消防団向かうときに、物すごく場所を探して行くのが大変なんです。もくもくと煙とかが上がっていればまた別なんですが、そういったところも班長会議などでいろいろ、よりよい火事対応にできるようにつくっていただきたいなと思いますが、お願いいたします。
○議長(五十嵐利榮君) 生活環境課長。
○生活環境課長(高橋直樹君) 青木議員のご質問にお答えいたします。
まず、町の公式ラインの設定を団員のほうに呼びかけてはというふうなところでございますが、こちらについては引き続き団員のほうに公式ラインの設定を呼びかけてまいりたいと思います。そこで確実な情報受け取りをしてもらいたいというふうには今後も引き続きお願いしてまいりたいと思います。
あと、団専門のラインを設けてはどうかというふうなご質問でございますが、大変いい提案でございますので、そちらのほう、できるかどうか、消防団とも検討して、これから検討してまいりたいというふうに考えております。
あと、出動の際に団員が場所が特定できない、そこの有効な方法はというふうなご質問でございますが、おっしゃるとおりなかなか、煙が上がっていれば分かりますけども、煙が上がっていないと団員が右往左往をするというというふうな事例がございます。それを解消するために、現在、整備されました移動系の防災行政無線、それを本当にうまく活用して、団員がそれをしっかり使って場所を特定できるような、そういう取組ができないかというのを今検討しているところでございます。移動系のところにメールを送れる機能もございますので、そこでメールで場所を特定するとか、あとは団員のほうに詳しい場所について防災行政無線でもうずっと連呼をするとか、いろんな方法が考えられると思いますけども、団員が消火活動に迷わないような方法を検討してまいりたいと考えております。
以上でございます。
○議長(五十嵐利榮君) ほかに質疑はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(五十嵐利榮君) 質疑なしと認めます。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(五十嵐利榮君) 討論なしと認めます。
これから議案第9号を採決します。
この採決は起立によって行います。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
〔起立者全員〕
○議長(五十嵐利榮君) 起立全員です。
したがって、議案第9号 聖籠町消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例については原案のとおり可決されました。
11時5分まで休憩します。
休 憩 (午前10時52分)
再 開 (午前11時 5分)
○議長(五十嵐利榮君) 休憩を解き、会議を再開します。
○聖籠町選挙管理委員会委員及び同補充員の選挙の件
○議長(五十嵐利榮君) 日程第9、聖籠町選挙管理委員会委員及び同補充員の選挙の件を議題とします。
聖籠町選挙管理委員会委員及び同補充員の任期が本年5月29日をもって任期満了となることから、今定例会において選挙を行います。
選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により指名推選といたしたいと思います。これに異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
○議長(五十嵐利榮君) 異議なしと認めます。
したがって、選挙の方法は指名推選とすることに決定しました。
指名の方法については議長が指名することにしたいと思います。これに異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
○議長(五十嵐利榮君) 異議なしと認めます。
したがって、議長が指名することに決定しました。
初めに、選挙管理委員会委員の指名を行います。
選挙管理委員会委員には、聖籠町大字二本松、布施敏勝さん、聖籠町大字藤寄、伊藤孝一さん、聖籠町大字諏訪山、橋修吉さん、聖籠町大字網代浜、宮澤厚子さん、以上4名の方を指名します。
お諮りします。ただいま議長が指名した方を聖籠町選挙管理委員会委員の当選人と認めることに異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
○議長(五十嵐利榮君) 異議なしと認めます。
したがって、ただいま指名しました聖籠町大字二本松、布施敏勝さん、聖籠町大字藤寄、伊藤孝一さん、聖籠町大字諏訪山、橋修吉さん、聖籠町大字網代浜、宮澤厚子さん、以上4名の方が聖籠町選挙管理委員会委員に当選されました。
次に、聖籠町選挙管理委員会委員補充員の指名を行います。
選挙管理委員会委員補充員には、第1順位、聖籠町大字次第浜、渡邉憲明さん、第2順位、聖籠町大字三賀、齋藤健一さん、第3順位、聖籠町大字蓮野、高木誠さん、第4順位、聖籠町大字真野、能登真知子さん、以上4名の方を指名します。
お諮りします。ただいま議長が指名した方を聖籠町選挙管理委員会委員補充員の当選人と定めることに異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
○議長(五十嵐利榮君) 異議なしと認めます。
したがって、ただいま指名しました第1順位、聖籠町大字次第浜、渡邉憲明さん、第2順位、聖籠町大字三賀、齋藤健一さん、第3順位、聖籠町大字蓮野、高木誠さん、第4順位、聖籠町大字真野、能登真知子さん、以上の4名が聖籠町選挙管理委員会委員補充員に当選されました。
○発議第1号 聖籠町議会の個人情報の保護に関する条例の制定について
○議長(五十嵐利榮君) 日程第10、発議第1号 聖籠町議会の個人情報の保護に関する条例の制定についてを議題とします。
提出者の13番、長谷川六男さんの趣旨説明を求めます。
長谷川六男さん、登壇お願いします。
〔13番 長谷川六男君登壇〕
○13番(長谷川六男君) それでは、発議第1号、趣旨説明を御覧ください。発議第1号 聖籠町議会の個人情報の保護に関する条例の制定について趣旨説明を申し上げます。
個人情報の保護に関する法律(以下「個人情報保護法」という。)の改正に伴い、令和5年4月1日から地方公共団体の執行機関に直接適用される個人情報保護法の規定で地方議会は原則として適用対象外となることから、当町議会における個人情報の取扱いについて、議会独自の個人情報の保護に関する条例を定めるものであります。
以上、本条例についての趣旨説明といたします。
裏面をお願いします。
発議第1号 聖籠町議会の個人情報の保護に関する条例の制定について。
上記の議案を別紙のとおり地方自治法第112条及び聖籠町議会会議規則第14条第2項の規定により提出します。
令和5年3月9日提出
提出者 聖籠町議会議員 長谷川 六 男
賛成者 〃 須 貝 龍 夫
〃 〃 中 村 恵美子
〃 〃 宮 澤 光 子
〃 〃 松 守 雄
〃 〃 田 中 智 之
〃 〃 青 木 順
〃 〃 小 川 勝 也
〃 〃 宮 澤 さやか
〃 〃 手 嶋 満
〃 〃 伊 藤 千 穂
〃 〃 崎 美由貴
〃 〃 斎 藤 豊
聖籠町議会議長 五十嵐 利 榮 様
条例本文をお願いします。
聖籠町議会の個人情報の保護に関する条例。
以下、説明資料においては、去る3月1日の議会全員協議会において、議員の皆さんに説明済みのため、議事の進行上、省略させていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
〔「異議なし」の声あり〕
○13番(長谷川六男君) 異議なしの声がありましたので、以上、説明を終わります。
○議長(五十嵐利榮君) これで発議の提案理由の説明を終わります。
提出者の長谷川六男さんはそのままお待ちください。
これから発議第1号を採決します。
本案は簡易採決とします。
お諮りします。本案を原案のとおり決定することに異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
○議長(五十嵐利榮君) 異議なしと認めます。
したがって、発議第1号 聖籠町議会の個人情報の保護に関する条例の制定については原案のとおり可決されました。
○発議第2号 聖籠町議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部
を改正する条例について
○議長(五十嵐利榮君) 日程第11、発議第2号 聖籠町議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例についてを議題とします。
提出者の13番、長谷川六男さんの趣旨説明を求めます。
○13番(長谷川六男君) それでは、発議第2号、趣旨説明を御覧ください。発議第2号 聖籠町議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例について趣旨説明を申し上げます。
議会の各委員長は、委員会の議事整理権、秩序保持権、委員会報告書の提出、委員会運営の調整など、議事を整理し、秩序を保持する権限を有する者であり、委員長としての責務は大きい。
当議会は、令和5年8月の議員改選に向け、議員定数、議員報酬に係る特別委員会を設置し、報酬については町民から参考人としての意見をいただき、現状のままとする結論に達したが、委員長報酬については新潟県内町村議会の中において当議会の委員長と議員の報酬の差が一番少ないため、特別委員会でも今後検討するとしておりました。
このたび、県内町村議会の委員長報酬の現状や聖籠町特別職報酬等審議会の答申を踏まえ当議会で検討した結果、委員長の報酬を引き上げるため、所要の改正を行うものであります。
以上、趣旨説明といたします。
裏面をお願いします。
発議第2号 聖籠町議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例について。
上記の議案を別紙のとおり地方自治法第112条及び聖籠町議会会議規則第14条第2項の規定により提出します。
令和5年3月9日提出
提出者 聖籠町議会議員 長谷川 六 男
賛成者 〃 須 貝 龍 夫
〃 〃 中 村 恵美子
〃 〃 宮 澤 光 子
〃 〃 松 守 雄
〃 〃 田 中 智 之
〃 〃 青 木 順
〃 〃 小 川 勝 也
〃 〃 宮 澤 さやか
〃 〃 手 嶋 満
〃 〃 伊 藤 千 穂
〃 〃 崎 美由貴
〃 〃 斎 藤 豊
聖籠町議会議長 五十嵐 利 榮 様
条例本文をお願いします。
聖籠町議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例。
聖籠町議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例(昭和31年聖籠町条例第46号)の一部を次のように改正する。
以下、説明資料において説明します。
発議第2号説明資料。項目、現行の規定及び改正の内容、適用区分の順に説明します。
全体概要。県内町村議会の委員長報酬の現状や聖籠町特別職報酬等審議会の答申を踏まえ当議会で検討した結果、委員長の報酬を引き上げるため、所要の改正を行うものであります。
第2条。第2条中、23万2,000円を23万5,000円に改める。令和5年4月1日施行。
附則。施行期日を定めるものであります。
以上で説明を終わります。
○議長(五十嵐利榮君) これで説明を終わります。
本案は、本日出席している全議員が賛成しておりますので、質疑及び討論は省略します。
長谷川六男さんは自席にお戻りください。
これから発議第2号を採決します。
本案は簡易採決とします。
お諮りします。本案を原案のとおり決定することに異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
○議長(五十嵐利榮君) 異議なしと認めます。
したがって、発議第2号 聖籠町議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例については原案のとおり可決されました。
○議案第10号 令和4年度聖籠町一般会計補正予算(第12号)
○議長(五十嵐利榮君) 日程第12、議案第10号 令和4年度聖籠町一般会計補正予算(第12号)を議題とします。
町長から提案理由の説明を求めます。
町長。
○町長(西脇道夫君) 議案第10号 令和4年度聖籠町一般会計補正予算(第12号)について提案理由を申し上げます。
既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ4,805万1,000円を減額し、歳入歳出の予算の総額を歳入歳出それぞれ86億1,392万1,000円と定める補正予算であります。
主な補正は、次のとおりであります。
歳入、新型コロナウイルスワクチン接種対策費国庫負担金2,797万円の減、価格高騰緊急支援事業費補助金1,218万2,000円の減、子どものための教育・保育給付交付金(県支出金)1,686万8,000円の減、学校教育施設等整備事業債1,570万円。
歳出、施設給付費負担金1億1,373万8,000円、新型コロナウイルスワクチン接種業務委託料2,738万5,000円の減、原油価格・物価高騰対策支援事業補助金5,140万円の減、小学校エアコン設置工事5,456万円。
細部につきましては、総合政策課長に朗読説明させますので、ご審議の上、議決くださるようお願いいたします。
○議長(五十嵐利榮君) 総合政策課長。
○総合政策課長(橋誠司君)
〔議案朗読説明〕
○議長(五十嵐利榮君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
11番、中村恵美子さん。
○11番(中村恵美子君) 2点ほどお願いいたします。
最初に、52ページの需用費の中の消耗品費ですが、総文を傍聴いたしまして、この15万4,000円は二酸化炭素の測定器20台というお話だったんですが、壊れていたのもあってというお話だったんですけど、中学校費にも出てきますが、何台くらい壊れていて、余分を見ているのか、ちょっとその辺をお願いいたします。
その次のページの53ページの中の通学バス運行業務委託料ですが、200万円の減額になって、かなり大きくなっていますが、この状況をお願いいたします。
○議長(五十嵐利榮君) 子ども教育課長。
○子ども教育課長(佐藤 寿君) 中村議員のご質問にお答えいたします。
1点目の小学校費の消耗品費でございますけれども、CO2測定器で現在5台壊れておりまして、その壊れた分を補充する分が5台、それから各小学校5台ずつ予備として持っていただくもので15台、計20台ということでございます。
それから2点目の、53ページの通学バスの運行業務委託料200万円の減でございますけれども、当初予算上では結構子供たちの申込みを取ってから、どこの場所に何人乗る、それによってバスを決めるというやり方をするものですから、取りあえずこちらで想定しているマックスに近いような額で計上させていただいておいて、当日といいますか、その年の申込み状況に応じてバスの大きさとか決めることによって価格が下がっていくということで、このような形になっております。
以上であります。
○議長(五十嵐利榮君) 中村恵美子さん。
○11番(中村恵美子君) では、最初の52ページですが、5台壊れていて、各小学校に5台ずつというお話でした。壊れたというのが分かったというのは、測定がもうできない、不能ということだったということで受け止めてよろしいですか。
それと、2点目のバスの関係ですが、今結構町内の業者を使っていて、以前は新潟交通の関係でしたが、それを値段的にもやはり今の町内業者のほうが安くなったというのもあるということでよろしいですか。後で皆さんに大体どれくらい乗るかというのを確定してから、あれしっかりと出すという話だったんですけど、その辺、大きい会社と、また、それぞれの町内の業者がちょっとやっぱり安くて安くなったのか、その辺の状況もお願いいたします。
○議長(五十嵐利榮君) 子ども教育課長。
○子ども教育課長(佐藤 寿君) バスの話でございますけれども、積算するときに、バスをどこからスタート、発着するかというところで料金が決まってきます。そうなりますと、町内にバスを所有しているというところがやはり価格的にも安く入札できるというところになってきますので、結果として町内事業者のほうが有利というような形でございます。
それから、二酸化炭素濃度測定器のところでございますけれども、こちらにつきましては、もう今現在故障というものにつきましては、使えない、測定が不能という状況でございます。
以上であります。
○議長(五十嵐利榮君) 10番、宮澤光子さん。
○10番(宮澤光子君) では、1点だけお願いします。
21ページの結婚新生活支援補助金300万円が上がっているんですが、実績見込みだということですが、3月も1か月を切り、日数もない中で300万円を増ということは実績見込みだということなんですが、もう何組か、要は申請やら何やら手続やらというのが来ているものなのかなって推察しているんですけれども、この状況についてちょっと教えてください。お願いします。
○議長(五十嵐利榮君) 総合政策課長。
○総合政策課長(橋誠司君) 宮澤光子議員のご質問にお答えいたします。
今ほど21ページの、要はこれから300万円というところかと思いますが、結婚新生活につきましては、多いのが引っ越し費用ということであります。そういう意味で、3月にならないと実績が出てこない。そういうことで、3月に集中しているということです。それで、今ご相談を受けているのを加味すると300万円が必要になってくるという状況でございます。
以上であります。
○議長(五十嵐利榮君) 宮澤光子さん。
○10番(宮澤光子君) 数字的には何件ぐらいでしょうか。その積算根拠ってあると思うんですが、お願いします。
○議長(五十嵐利榮君) 総合政策課長。
○総合政策課長(橋誠司君) 宮澤光子議員のご質問にお答えいたします。
数字的には、今新規で10組が入ってくるというところがあります。それで、以前にもお話ししたかと思うんですが、今この制度、29歳以下の夫婦の場合は60万円、39歳以下が30万円、そういうふうな形になっております。それで、先ほどの答弁にも関連してきますが、なぜ聖籠町がこんな多いかというと、29歳以下の夫婦でこれから結婚する方、この数が非常に多いということでございます。そういうことで金額がぐっと上がっていると。県下で申しますと、新潟市の次に聖籠町が多い状況です。
以上でございます。
○議長(五十嵐利榮君) 松守雄さん。
○9番(松守雄君) 一般会計補正予算で民生費の児童福祉費の33ページかな、私立認定こども園支援金1,760万円の補正について質問したいと思うんですが、町に対して多額の財政支援を求めてきてきているわけなんだけど、財政支援の考えで我々に説明したわけなんだけど、町は聖籠町私立認定こども園等運営費補助金交付要綱というの、目を通していますか。それ、まず聞きたいんですけど。
○議長(五十嵐利榮君) 町長。
○町長(西脇道夫君) 松議員のご質問にお答えします。
補助金要綱を見たかというご質問ということでしょうか。確認しています。
○議長(五十嵐利榮君) 松守雄さん。
○9番(松守雄君) 確認していますか。これは、平成12年の3月31日できているやつで、第1条で「この要綱は、私立認定こども園等の経営安定及び入所児童の健全育成を図るために要する経費の一部を補助金として交付するために必要な事項を定めることを目的とする」ということで、補助対象及び交付基準を読み上げますと、1つは入所児童の健康診断及び健康相談に係る事業と、または2番目には職員の保育能力向上のための研修事業とか、職員の福利厚生に係ることとか、施設の安全管理及び運営に係る事業とか、その他経営の安定及び入所児童の安全対策を図るための事業ということで項目が書いてあるわけなんですけど、この町の条例ではないんですけど、町につくった制度を、何かこの無視した要綱を、到底やっぱりこれは認めるわけにはいかないんじゃないかと思う。それについて町長はどう思いますか。
○議長(五十嵐利榮君) 町長。
○町長(西脇道夫君) 松議員のご質問にお答えします。
松議員がおっしゃった要綱については、以前に町が、今読み上げたような内容の補助を支出していくときにつくられた要綱であります。内容については担当課長のほうから説明させます。
今回支援金として上げさせていただいているのは、これはこの要綱とは少し違いまして、あくまで私が政策的に予算補助として予算を計上させているものであります。
以上です。
○議長(五十嵐利榮君) 松守雄さん。
○9番(松守雄君) そうしますと、社会福祉法人の助成に関する条例というふうなことになるんでしょうか。
○議長(五十嵐利榮君) 町長。
○町長(西脇道夫君) 松守雄議員に、ご質問にお答えします。
このたびの認定こども園に対する支援金、これについてはあくまで私が政策的に予算補助として支援をしたいということで予算で提案させていただいているものであります。
○議長(五十嵐利榮君) 松守雄さん。
○9番(松守雄君) そうすると、法人への助成ということになるということになれば、それなりの文書は交わしているんでしょうか。例えば財産目録とか貸借対照表、またはそれらに代わるような収支計算書とか求めて、そういう書類を契約を交わしているでしょうか、もらって。
○議長(五十嵐利榮君) 町長。
○町長(西脇道夫君) 松議員のご質問にお答えします。
今申し上げたとおり、政策的に予算補助として提案させていただいておりますので、要望は法人のほうから受けておりますし、それについて町としても対応したいということで文書回答しております。議決をいただければ、その後お互いに文書を交わしたいというふうに考えております。
○議長(五十嵐利榮君) 6番、小川勝也さん。
○6番(小川勝也君) 1点だけ。ちょっと委員会で聞けばよかったんですけど、34ページの備考欄に保育業務委託料として、減額で354万2,000円と表現してあるんですけど、広域のほうの何か入所児童のための云々という話だったんですけど、広域のほうで児童は受け入れていただいているのは何人ぐらいなのか、分かったら教えてください。
○議長(五十嵐利榮君) 子ども教育課長。
○子ども教育課長(佐藤 寿君) 小川議員のご質問にお答えいたします。
広域のほうで保育園のほうに入所いただいているのはお二方でございます。
○議長(五十嵐利榮君) 8番、田中智之さん。
○8番(田中智之君) それでは、3点お願いいたします。
最初に33ページ、1目児童福祉総務費、18節の負担金補助及び交付金のうち、私立認定こども園支援金1,760万円と上がっていますが、これ町長にお聞きしたいんですが、昨日の総務文教常任委員会でも副町長、また、担当課長に質問しました。はっきりしたことが分からないということでしたので、町長に答弁をお願いいたします。
この支援金に関して、ウッドショックというのは非常によく分かるんですが、ウッドショックという言葉をこの法人から最初に聞いたのはいつ頃か。去年の春頃は、当然、ウッドショックという言葉は出ていましたが、ウッドショックでちょっと大変だという言葉を聞いたのはいつなのか。それと、法人から今回のような支援を、支援の要請を正式に受けたのはいつだったのかを教えていただけますか。
2点目ですが、同じページでした。18節負担金補助及び交付金の一番上、施設型給付費負担金、これ昨日担当課長から説明を受けまして、見込みと乖離があったため、ここで計上することになったというふうな説明がありました。ちょっとその意味がよく分からなかったんで、もともとの見込みはどうだったのか、どれぐらいの乖離があったのか、今後どうなるのかを説明していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
あと、3点目です。51ページ、2目事務局費のうち、7節報償費、中学校冬季バス運営検討委員会謝礼6万2,000円減額になっていますが、中学生の子供を持つ保護者からは、冬季バス運賃もまた上がるのかなとか、いつ上がるんだろうという、そういう不安というか疑問の声をたまに聞きます。今のところ上げていないということなんですが、この検討委員会ではどのような検討をされたのか。特にバスの利用料についてはどのような検討をされ、今後どうなるのか、見込みがあったら教えていただけますか。
取りあえずこの3点でお願いします。
○議長(五十嵐利榮君) 町長。
○町長(西脇道夫君) 田中議員のご質問にお答えします。
1点目の私立保育園に対する補助に関してのことは私に対してのご質問ですので、私のほうからお答えしたいと思います。
ウッドショックということを法人のほうからどの時点で町長が聞いたかということですが、私が法人のほうから直接聞いたのは、契約終了後であります。その時点で法人のほうからは契約が実際できたということで報告がありましたが、その時点で当初よりウッドショックの影響は非常に大きいというお話がありました。当時の担当は、その設計といいますか、その入札にも関わっていましたから、担当のほうにはやっぱり影響は大きいねという話はあったようで、そのことは担当から報告は受けております。
それから、法人のほうから、じゃ支援はというお話ですが、契約が終わって報告に来られたときに、いわゆるこのウッドショックというのがやっぱり特殊事情でもあるということから、町はこの特殊事情について何か検討はできないものでしょうかというお話はありました。ただ、そのときに結論が出たわけではなくて、その時点では契約時点が既に当初の計画より遅れておりましたので、まずは3月までの建設終了、4月への開園、そこに向けてまず進みましょうと。そのことについては、町も対応できるのかどうか、少し検討する時間をいただきたいということで、お互いにまずは4月の開園に向けて動いていたという状況であります。
○議長(五十嵐利榮君) 子ども教育課長。
○子ども教育課長(佐藤 寿君) 田中議員のご質問にお答えいたします。
まず、1点目の施設型給付費負担金1億1,373万8,000円の追加の件でございますけれども、当初の時には、もともとうちの町に認定こども園というところがなくて、保育園しかございませんでした。というところもございまして、保育園の単価等を使いましていろいろ試算をしてやっていて、当初予算で約6億円という予算を組んでおりました。その後、認定こども園になりまして、常任委員会のときもご説明いたしましたけれども、保育の必要量であったりとか、公定価格が10月に国のほうからかさ上げがあったとか、様々な理由がございまして、今回追加することになったところでございます。なので、これが今回実績の一つの目安という形になりましたので、来年度の当初予算においては、この今回の決算ベースで出た金額を予算計上させていただいているところでございます。
それから、2点目の冬季バスの検討委員会の件でございます。こちらにつきましては、利用料を決定するときにあり方検討委員会というものが、そちらのほうで議論されて、利用料については今後検討していくという付託がついたものでございます。それを受けて、令和4年度に検討委員会を、利用料をどうしましょうという形の検討会を開きました。内容につきましては様々なご意見があって、やはり利用料を上げたほうがいいんじゃないかという意見もありましたけれども、大多数が、コロナ禍というところもございまして、据置きをお願いしたいという意見が結構あって、最終的には令和4年度については据置きと。ただし、これにも付託がつきまして、毎年度これについては検討していきましょうという話になりましたので、令和5年度予算にもちょっと計上させていただきましたけども、この委員会また立ち上げをさせていただいて、再度利用料、それから、いろんなご意見がございまして、11月から結構時期も悪くて保護者のほうが送っている方がかなり多数いらっしゃるので、11月からの利用はできないかというお話もいただいておりましたので、そちらも併せて検討させていただこうというふうに考えております。
以上であります。
○議長(五十嵐利榮君) 田中智之さん。
○8番(田中智之君) そうしましたら、町長に再質問お願いいたします。
ウッドショックという言葉は去年の開園前に耳にされたと。その時点でやっぱりウッドショックにより非常に費用がかさんでいるという話も聞いたということなんですが、そのときは4月の開園に向けて、まずそれを目指しましょうと。費用加算分に関しては、取りあえずそのときは具体的な話はなかったんですよね。なかったんだと思うんです。法人のほうが、やっぱり非常に経営が厳しくなり、それがウッドショックが原因だということで町に支援を、最終的に来たわけなんですが、その最終的に支援をお願いしますと言ったのがいつなのか。昨日の副町長の答弁だったかな、11月か12月頃というふうな答弁をされたかと思うんですが、その辺正式な、正式に町長に要請に来たのはいつ頃だったのか教えていただけますか。
○議長(五十嵐利榮君) 町長。
○町長(西脇道夫君) 田中議員のご質問にお答えします。
今ほど申し上げたとおり、ウッドショックの影響があるので、町からの支援の検討というのはその契約時点で法人のほうからお話を伺って、その件は先ほどお話ししたとおりです。その後、実際開園して、開園当時はお互いにというか、園もばたばたしていますから、実際コロナ禍でなかなか我々も視察に行けないという状況ですので、園のほうも我々のほうに報告にはなかなか動けなかったというのがあります。したがって、その当時、いわゆるウッドショックに対しての支援についての話は法人側と私のほうで正式な協議というのはしない状況が続きました。
ただ、月までと言われるとちょっとはっきりしませんが、秋頃に、これは今度物価高の影響も当然、出ていた、もう既に出ていたわけですけど、それらの影響も含めた上で、改めて前にお話ししたウッドショックの影響について町のほうに支援をお願いしたいんだけども、町のほうとしての検討はどうですかということで改めてお話がその時点でありました。
以上です。
○議長(五十嵐利榮君) お諮りします。
間もなくお昼ですが、田中議員の質疑が終わるまで継続させていただきたいんですが、よろしいですか。
〔「異議なし」の声あり〕
○議長(五十嵐利榮君) よろしくお願いします。
田中智之さん。
○8番(田中智之君) 町長、私、昨日、一番最初、町長が全員協議会でこの件に関して説明してくれた、あれ1月でしょうか、2月でしょうか、全員協議会のテープを聞き直したんです。そうしたら、私そのときも思ったんですけど、町長具合が悪かったのかもしれませんが、すごく切なそうなんです。そのときもそう思いました。いつもと違って覇気がない。何となく不本意なのかなという感じを受けたんです。昨日聞き直しました。やっぱり同じ思いをしました。私、これは私の考えですが、やっぱり契約当初にもうちょっと詰めればよかったんだなというのは思います。ですので、町長、これ正式に向こうから助けてくれという話を来たときに、率直に言って町長どのように感じたか。そりゃないよと、もっと早く、もっと前から言ってくれよと、そういうふうに感じたのか、仕方ないなと感じたのか、なかなか言いにくい部分だと思うんですが、町長そのとき感じた思いを教えていただけますか。
○議長(五十嵐利榮君) 町長。
○町長(西脇道夫君) 田中議員のご質問にお答えします。
そのときに私がどういう印象を受けたかということは私個人の受け止めでありますので、それはちょっと控えたいと思います。ただ、私としてはいろいろ考えた結果、最終的に、いろんな事情がありますけれども、支援をしようというふうに決断をしたということであります。
○議長(五十嵐利榮君) 田中智之さん。
○8番(田中智之君) それでは、3点目の質問、バスの件で、もう一度答弁お願いしたいんですが、令和4年度は据置き、コロナだったんで据置きだと。令和5年度はまた後で説明くださるのか、ちょっとすみません、私ちょっと聞き取れなかったんですけど、後で……いいですか、もう一回言ってもらって。
○議長(五十嵐利榮君) 子ども教育課長。
○子ども教育課長(佐藤 寿君) 田中議員のご質問にお答えいたします。
令和5年度につきましても引き続き検討ということでございます。
以上であります。
○議長(五十嵐利榮君) 田中智之さん。
○8番(田中智之君) じゃ、引き続き検討ということで分かりました。検討してみなければ結果出ませんので。
バスの件で、すみません……いいですか。
〔何事か声あり〕
○8番(田中智之君) 何で。
〔「3回」の声あり〕
○8番(田中智之君) 違う違う。1つの質問に対して。
〔何事か声あり〕
○議長(五十嵐利榮君) いいから続けてください。
○8番(田中智之君) はい、すみません。バスの件で、ちょっと話それますが、今年、二本松のバス停の方から、中学生のバス乗り場の方から、その人の車庫の中に入って中学生がバスを待っているんだと、そういう話が出ました。それが悪いというわけではないけど、やはり敷地の中に入るとか、雪降っていますんで、車庫の中に入るというのは気持ちとして分かるんですが、その件に関して、やはり役場のほうから、バスの利用料もそうなんですけど、もっと使いやすい、子供たちが使いやすい、また、住民の方は善意で場所を提供しているわけですので、その辺りのフォローというか、今後大事になるってくると思うんです。その辺りはどのようにお考えでしょうか。
○議長(五十嵐利榮君) 子ども教育課長。
○子ども教育課長(佐藤 寿君) 田中議員のご質問にお答えいたします。
バスを待っているバス待合所というところになってこようかと思いますけれども、今ほどいただいたご意見はいただいて、検討していきたいと思いますけれども、運行上の時間とか、乗る人数とか、そういうところを再度検討した中に今のお話も検討材料に加えて、次年度検討したいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。
○議長(五十嵐利榮君) これで田中議員の質疑を終わります。
議案第10号については、休憩後、午後から引き続き行いますので、よろしくお願いします。
これで休憩とします。
休 憩 (午前11時59分)
再 開 (午後 1時15分)
○議長(五十嵐利榮君) 休憩を解き会議を再開します。
午前中に引き続き、議案第10号 令和4年度聖籠町一般会計補正予算(第12号)の質疑を行います。質疑はありませんか。
4番、手嶋満さん。
○4番(手嶋 満君) そうしましたら、ちょっと2点ほどよろしくお願いします。
33ページ、一緒なんですけれども、18節負担金補助及び交付金、この施設型給付費負担金ということで、1億1,300万円の乖離があると。もともとの予算が5億9,700万円、6億円弱だったと思うんですけれども、この乖離は何かいろいろあったといったことを午前言っていましたけれども、要は大体3歳から5歳児ということでは町の子ども教育課のほうもある程度知見というか知識があって、その負担がどのぐらいかかるかということも分かるんでしょうけれども、ゼロ、2のほうの負担が要は大きく乖離したということなのか、ちょっとその原因、大まかですけれども、ちょっとそれを教えていただきたいのと、あとこの1億1,300万円ですけど、これ一般財源という形になっているんですが、もともとこの施設型給付費負担金というのは国・県・町の2分の1、4分の1、4分の1というような形だとは思うんですけれども、補正予算だとそれが財源更正、そういうことにならないということなんでしょうか、ちょっとそこを教えていただきたいんです。
○議長(五十嵐利榮君) 子ども教育課長。
○子ども教育課長(佐藤 寿君) 手嶋議員のご質問にお答えいたします。
まず1点目、ゼロ、2によるというところでございますけれども、そのとおりでございます。
それから、2点目の一般財源ということでございますけれども、こちらにつきましてはいろいろな補助メニューがございまして、この中には国2分の1、県3分の1というものの補助金と、国3分の1、県3分の1というものがございます。今回こちらの歳入につきましては、令和5年度の当初予算で次年度精算という形で過年度分として当初予算に計上しておりますので、そちらのほうを御覧いただければと思いますけれども、国県金合わせて8,100万円ちょっと組んでおりますので、よろしくお願いします。
○議長(五十嵐利榮君) 手嶋満さん。
○4番(手嶋 満君) それでは、じゃゼロ、2の負担金というところで乖離があったということなんでしょうけれども、予習じゃないんですが、逆に言うとそういうところを、認定こども園のほうからどのくらいかかるかというような形で、令和4年度予算組む前にある程度聞いておけば、この1億円までの乖離はなかったんではないかなと思うんですけども、その辺はどのようにレクチャーというか、やったんでしょうか。
○議長(五十嵐利榮君) 子ども教育課長。
○子ども教育課長(佐藤 寿君) 手嶋議員のご質問にお答えします。
こちらにつきましては、入る人数にもよるかと思うんですけれども、それぞれ加算項目って国のほうから示されている項目基準が結構多岐にわたっておりまして、どの加算項目がこの認定こども園に該当するかというところまで把握できていませんでしたし、例えば子供3人に対して1人保育士がつくとかという形になった場合に加算がつくとか、人員体制等によっても大分単価が変わってくるものですから、一概にちょっと読み切れなかったというところで反省しているところでございますけれども、一応そういった理由で乖離が生じてしまったというところでございます。
以上であります。
○議長(五十嵐利榮君) 手嶋満さん。
○4番(手嶋 満君) そういう意味では、じゃ子ども教育課のほうで試算をしたということで、特に認定こども園のほうからいろいろ聞いて、それでこのぐらいになるよというような形で、ゼロ、2の子供たちに対しての負担金をこのぐらいになるよということを聞いたわけではなくてということなんですね。そうすると、その辺でこの乖離が出たということであれば、ちょっとこの乖離自体がもう結構大きいので、実際であれば、本来そういうところで認定こども園のほうと、要はある程度突き合わせといいましょうか、そういうことでやっていただければここまで乖離がなかったんではないかなと思うんですけれども。
○議長(五十嵐利榮君) 子ども教育課長。
○子ども教育課長(佐藤 寿君) 手嶋議員のご質問にお答えします。
認定こども園とそのような打合せもすればここまで開かなかった可能性はございますけれども、うちのほうとしましても認定こども園が初年度ということで、なかなか数字がつかみにくかったというところでございますので、ご理解いただければと思います。
○議長(五十嵐利榮君) 7番、青木順さん。
○7番(青木 順君) じゃ、2点質問させていただきます。
皆さんのほうから話があった33ページ、私立認定こども園支援金1,760万円ということで、皆さんのほうからの意見も聞きながら、どういうことなんだろうとやっぱり考えても、難しいなというふうな感想しかちょっと出てこないんですけども、以前、町長、全員協議会で、未来の予算の号外つくったときに、その号外を説明する全員協議会のときに、要はその中にもこの私立認定こども園支援金1,760万円をもう載せて、こういった支払いがありますよという内容のお知らせは入っていたんですが、町長そのときに、企業側には5年に分けて支払うと言ってありますと、そういうふうに言っていたんですけども、それについてはちょっと間違いないでしょうか。
○議長(五十嵐利榮君) 町長。
○町長(西脇道夫君) 青木議員のご質問にお答えします。
5か年に分けてお支払いをしたいというふうに法人のほうには、真心は理事長、それから親永会のほうは理事長は来られなかったんで、園長と理事に直接お話をしています。
○議長(五十嵐利榮君) 青木順さん。
○7番(青木 順君) 5年で支払うって決めたのは、これもやっぱり町長の独断ということでよろしいんでしょうか。
○議長(五十嵐利榮君) 町長。
○町長(西脇道夫君) 青木議員のご質問にお答えします。
5年という数字がいいかどうかというのは正直言って私も判断が難しいところでありますが、いずれにしても1か年では財政的に苦しいと。ただ、だからといって長期間になると、やはりそれも法人のほうも大変だろうということで、一応5か年でどうですかということで、私のほうから話をさせていただいて、それぞれの法人も了解をいただいたということであります。
○議長(五十嵐利榮君) 青木順さん。
○7番(青木 順君) 5年で支払うということは全員協議会でも聞いていたんですが、毎年毎年議決を基に、支払えるかどうかはまだ分からない状況なわけです。そういった状況の中で、5年に分けて支払いますって言い切ってしまうのはどうなのかなとちょっと思ったんですけども、その辺についてどうお考えですか。仮に例えば二、三年は払えたとしても、3年目、4年目、5年目に例えば議決が通らず払えなくなった場合とかって、そういうふうなときはどういうふうになるんでしょうか。
○議長(五十嵐利榮君) 町長。
○町長(西脇道夫君) 青木議員のご質問にお答えします。
法人のほうには5か年に分けてお支払いをしたいということを了解いただきました。その5か年についても、毎年議会の議決を経た後にお支払いをしたいということも法人のほうに伝えました。なぜかといえば、これは私の政策として子育て支援としてやるわけですが、大きな金額ですから、当然、町民の方にもご理解を願わなければなりません。したがって、あえて毎年毎年議会に審議をいただき、また、町民の皆さんにもご説明して、毎年、5か年ですけども、この予算を計上しますよということをお知らせして。したがって、そのことも法人のほうには、議決後において、その年その年お支払いをするということになりますよという話は法人のほうにも説明させていただいて、法人のほうも了解をいただいているという話であります。
○議長(五十嵐利榮君) 青木順さん、最後にしてください。
○7番(青木 順君) すみません。先ほど質問した中に、万が一、三、四年で払えなくなった場合はどうなるんでしょうかという問いについては。
○議長(五十嵐利榮君) 町長。
○町長(西脇道夫君) 青木議員のご質問にお答えします。
仮定の話ですので、それを、じゃどうするというのはちょっと答弁は控えたいと思います、あくまで仮定の話ですから。ただ、私が法人に申し上げたのは、先ほど申し上げたとおり、非常に重要な話であり、町長の政策としてやろうとしている話だから、毎年議会の審議を得たいと。そのために町長としては最大限努力をして、議会の理解を得るように努めますよということで、法人のほうにもご理解いただいたということであります。
〔何事か声あり〕
○議長(五十嵐利榮君) 駄目。4回やりましたから。
〔「違う質問です」の声あり〕
○議長(五十嵐利榮君) いや、まとめて。要するに10号に対する質問ですから。議案10号に対する質問ですから。
ほかに質疑ありますか。ありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(五十嵐利榮君) 質疑なしと認めます。
それでは、この議案10号に対しましては、青木順さんほか3人の方から修正動議が議長宛てに提出されておりますので、青木順さんから修正案について説明を求めます。
青木順さん、登壇を願います。
〔7番 青木 順君登壇〕
○7番(青木 順君) それでは、議案第10号 令和4年度聖籠町一般会計補正予算(第12号)に対する修正動議について発議いたします。
発議者、聖籠町議会議員、青木順、同、長谷川六男、同、松守雄、同、田中智之。
上記の動議を地方自治法115条の3及び聖籠町議会会議規則第17条第2項の規定により、別紙の修正案を添えて提出いたします。
修正理由を御覧ください。修正理由を読み上げさせていただきます。
今回提案されている1,760万円の「私立認定こども園支援金」は、こども園建設の際、ウッドショックのため木材費が上ぶれし、施設建設整備費が大幅に増加したとして、運営法人が町に対して財政支援を求めてきたことを受け、支援をするものである。
しかしこの支援には疑問を感じる。まずは、法人から要請があったからといって、簡単に財政支援をしなければならない理由がどこにあるのか。ウッドショックによる木材の高騰や物価の高騰は、社会全般の経済事情から起こっていることであり、これは今回の法人だけではなく介護事業を担う社会福祉法人や建設業をはじめ、中小企業全般や農業、そして町民に等しく起きている問題である。それにも関わらず、この二つの法人に対してだけこのような多額の支援をするのは、すべての町民に対して公正で公平に使うべき税金の使い方とは大きく金はかけ離れているものである。
また、町は当初、二法人から合計で約8,800万円の支援を求められたが、今回を含め今後5年間にわたり年間約1,760万円の支援をする方針を決定し、それについては毎年議会に提案し、議決を求めるということだ。しかし、当然ながら議会では否決されるという事態も想定される。そのような可能性をもつ不確定な財政支援を法人に期待させることは、法人に対し不誠実であり無責任である。仮に議会で否決され、その法人の経営に悪影響を与えることになったら、その責任は一体誰がとるのか。そこまで十分考えた上での財政支援なのか、疑問が生じる。
以上の点から、この予算を議会が議決するかしないかを検討するには、今回の財政支援が町民にとってどうしても必要な支援であることを示す根拠が必要である。それが十分に示されていなければ議論はできない。また、仮に町による財政支援の提案が議会で否決された場合、何らかの責任が生じないのかを十分に協議した上で、提案をすべきである。もちろん、大切な税金を子どもたちのために使うという観点は理解できるものであり、今後も手厚い支援を望むところである。しかし、今回の提案に限って言えば、町の子どもたちにとって、どうしても必要な財政支援であると判断するための根拠が不明確である。子どもたちへの支援というよりも、町の説明資料にあるように経営が厳しい状況となっている法人へ対する財政支援なのではないか。町民の大切な税金をそのように使うことは、町民の理解を得られるものではないのではないか。そのように考え、修正案を提出するものである。
次に、歳入歳出予算事項別明細書を御覧ください。歳出でありますが、3款民生費、補正前の額が24億2,777万2,000円に、補正額5,981万3,000円、計で24億8,758万5,000円。13款諸支出金、補正前の額3億7,434万4,000円、補正額、2,066万1,000円、計で3億9,500万5,000円。歳出合計で86億6,197万2,000円から、補正額4,805万1,000円を引いて、計で86億1,392万1,000円となります。
以上となります。
○議長(五十嵐利榮君) これで修正案の説明を終わります。
これから修正案についての質疑を行います。質疑はありませんか。
11番、中村恵美子さん。
○11番(中村恵美子君) 今、修正理由を述べていただきましたが、実際に何か私も聞きながら、実際に簡単に言えばどういうことが言いたいのかよく分からなかったので、その辺を明確にちょっともう一回説明していただきたいのと、民生費を1,760万円減額して、その分基金費に充てていますけれど、この文章の中にでも、もちろん大切な税金を子供たちのために使うという観点は理解できるというふうに、今後も手厚い支援を望むと書いてありますけれど、その1,760万円を思い切って、じゃ基金費じゃなくて子供たちのために使うのにすればよかったんじゃないかなと私は考えますけど、その辺お願いいたします。
○議長(五十嵐利榮君) 青木議員。
○7番(青木 順君) 中村議員の質問に答えます。
内容を見ていただいてどういうことか理解できないと言われましても、私自身、今回の1,760万円に関しては、まだ説明不足、議論不足、それと根拠の足りない、それに、その中において、まだ議決する時期じゃないんじゃないかと、そう思います。だからこそ、もっともっと、1,760万円ですからね。それぐらいの金額を、今この感覚で議決してしまったら、それこそどうやって議決したんだという説明が、私自身町民にできなかったんです。だからこそ、このように書かせていただき、この動議を作りました。
あともう一点の、いっそのこと子供に全部使ったらという考えなんですが、それについては、私も中村さんと感覚は一緒です。だけども、使い道をしっかり精査して予算づけしないと、とてもやっぱり議決、まだできるものではないと思いますので、気持ちは一緒ですが、私の考えもそうです。
○議長(五十嵐利榮君) 10番、宮澤光子さん。
○10番(宮澤光子君) では、青木議員に質問させていただきます。
書いてあるものはこういう文章の表し方なんだろうなというのは読み取れましたが、端的に、今回この、要するに修正を出し、1,760万円が2つの法人には行かないことになった場合、それはどう説明をするんですか。要は議会が反対したから、要は法人のほうには行かないんですよということを、それは今度執行部が言わなきゃいけないということになるの。ではないでしょう。議会として、要は反対したから、1,760万円、2つの法人には行かないということの結果として残るわけですよね。そうしたら、議会としてそれは説明をしなければいけないんじゃないんですか。そう思います。要は……
〔何事か声あり〕
○10番(宮澤光子君) ちょっと待ってください、今聞いているんだから。
要は、ほかの人たちの質疑もありましたが、町長はあくまでも自分の政策だというお話ししていますよね。ということは、端的に言えば、町長の政策に反対したということですね。そういうふうに取ってよろしいんですね。お願いします。
○議長(五十嵐利榮君) 青木議員。
○7番(青木 順君) 宮澤議員の質問に答えます。
言葉をお借りして端的に説明させてもらえば、議会で通らなかったことに対して、説明責任は議会も多少あるかもしれません。その前に、この議案をつくった人たちに私は責任があるのではないかと思います。
○議長(五十嵐利榮君) 宮澤光子さん。
○10番(宮澤光子君) まちづくりのための予算ですよね。それを、責任がどうのこうのということになってしまうとあれなんだけど、ただ、私は議会人として、賛成、反対、それに関しては自分の中でしっかりとしたものを持っているので、町民には説明をしなければいけないし、できます。なので、要は法人に1,760万円が行かなかったとした場合、法人のほうも困るかもしれません、もちろん。なんだけれども、いろいろ担当課から聞くと、何かややもすると保護者のほうに、経費とかそういうところで負担を強いられるかもしれないというようなお話もありましたよね。じゃ、そのときには保護者に対して、やっぱり議会が反対したからだというふうに漏れ伝わるんじゃないんですか。そうした場合に、議会も、議員としても、しっかり議論の根拠というのかな、そういうのを話さなきゃいけないと私は思います。
それで、町長側というか執行部のほうから、かなり文面をしっかり数字も挙げたものを我々のところには来ていますよね、1月20日に行われた全員協議会の中で、口頭だけじゃ駄目だと、しっかりとした文章が欲しいと言ったことに関して。それに関して、概要、説明資料の概要が我々のところにも来ていますよね。それで説明不足だって言われても、それは今度執行部側としても、じゃどうしたらいいんだというふうになるような気がしてならないんですが、受け取り方は人それぞれです。本当に人それぞれです。なんですが、法人に迷惑をかけるって、こういうことも書いてあるけども、何だか一貫性がない。よく分からないです。
なので、1つだけお伺いします。保護者に対しても、負担増になった場合には、やはりしっかりと議員としても説明しなきゃいけないんじゃないかなと思いますが、いかがですか。
○議長(五十嵐利榮君) 青木議員。
○7番(青木 順君) 宮澤議員の質問に答えます。
宮澤議員が言われたとおり、捉え方はみんな人それぞれだと思います。私は、この議案に対して、やはり疑問や、そういった分からない点が多かったので。今質問、町長とさせていただきましたが、それでもやはり、その不安は消えない。そういったところで、まず議決はできない。
あと、保護者の負担になるって今、中村さん、中村さんだって、何か言いたくなります、中村さんって。宮澤さんのおっしゃったとおりだと思います。たしか全員協議会のときも、町長もたしかこれが支援が得られない場合は保護者負担になるかもしれませんと、そういうふうに話、ちょっと今鮮明ではありませんが、そういうふうに言っていたのも私も確認しておりますが、それは仕方のないことだと私は思っています。あくまで、やはり社会福祉法人といえど、民間企業ですから。でも、それを選んだのも町民のはずです。この先、コロナやいろんなことがあって、どんな支援がしなきゃいけないかとか、どんな違いが出てくるかって、まだ全然分からないんですけど、そういったとき、やっぱりいろんな意味で対応していかなきゃいけないですよね。そのときにはやはり得することもあれば、不利益を被るときもあれば、仕方ないと思います、それは。あえて民間を選んだわけですから。私たちは、そのときに、やはり民間、企業ですから、いつどうなるかなんて分かんないわけじゃないですか、それは公共の施設より。そこをやっぱり危惧して、予算案にもいろいろ反対させてもらったりもしましたけど、やはりそれは選んだんですから、これからどんなことを民間企業が言ってくるか分かりませんが、それに対応していくしかないんです、保護者も、子供も、そして町も。そういった意味で、私は今回、この1,760万円の支出に対してまだ疑問が残るので、修正してほしいという意味でこれ出しています。
○議長(五十嵐利榮君) 宮澤光子さん。
○10番(宮澤光子君) 疑問を、残る、残すから駄目だというお話なんですが、疑問を解消するためにはどうすればいいというふうに、じゃ思っていらっしゃいますか。いつですか、そうしたら。この3月議会には予算委員会もありますよね、令和5年度の。そのところにも載っていますね、この金額というか、法人に対する支援というのは。じゃ、そこまでに理解できたら予算委員会は通るということになるんですか。そういうことでもないでしょう。そうしたら、予算委員会の予算のほうも、このことに関して。今回こうして補正予算で出しているわけだから、予算委員会の令和5年度の予算でも同じことが言えますよね、違いますか。それまで、じゃ納得するというか、町長としっかりと話をするということ。でも、それは個人で話しすることでもないですよね。もう町長はさんざんずっと答弁していらっしゃるわけだから。だから、受け取れ方ですか、要は。何か、じゃもう議論の余地がないということで取ってよろしいんですか。
○議長(五十嵐利榮君) 青木議員。
○7番(青木 順君) ないわけではありませんが、もっともっといろんなことを調べてです。私は、今、今の状況では、やっぱり町民に説明できなかったんです。納得できるような説明ができませんでした、今知り得る情報では。だけど、先ほど言われたとおり、人それぞれですから。光子さんは誰が来ても説明できるというわけですから、それはそれで光子さんのスタンス、いや、宮澤議員のスタンスでいいと思います。私は、今こういう思いでこの動議を上げているだけです。
〔何事か声あり〕
○7番(青木 順君) それは理解できました。
〔何事か声あり〕
○議長(五十嵐利榮君) 6番、小川勝也さん。
○6番(小川勝也君) 今回の動議を出されたということはすごく、私自身は賛成したいぐらい内容については分かります。ただ、実際にいろんなとこ調べました。そうすると、どうしても、どこの町村も、民間の幼稚園というか保育園には援助していますね。それで、今回、西脇町長、いろんな形で、我々議員も含めて、一般町民はどこまで説明しているかちょっと何とも言えないんですけど、チラシだけで終わっていますけど、説明をした中で、1,760万円でしたでしょうか、1,760万円を今回の補正で認めてくれというふうに今回出してきたわけなんですね。それで、4名の議員の方は、これはちょっと納得できないんで、動議として、予備費っていいますか、財政調整基金のほう回すということで動議出されたわけなんですけど、結果的に4名の方、出されたことは私自身は本当に拍手をしたい面もあるんですけど、結果的には多数決なんで、この議案は通ると思います、私、今現在。
それで、最終的にもう一回言いますけど、宮澤光子議員がおっしゃるとおりなんですけど、最終的にどうしたいんですか。その1,760万円をそのまま残しておいて、後でよく町長と直談判で何か話しするということなんですか。その辺、何か意味合いがよく分からないんですけど、一応こういう議論にのせるということを目標にして出されたのか、その辺ちょっともう一回、答弁できるようであったら教えてください。
○議長(五十嵐利榮君) 青木順さん。
○7番(青木 順君) 小川議員の質問に答えます。
応援してくれているのか反対しているのかよく分かりませんが、個人的に小川議員とはお話しさせていただいて、そういう青木さんの感覚は理解できると。だけども、先ほどおっしゃったように、多数決で決まるので、どうしようもないなって言っていたんで、私もどうしようもないなと思いました。そこにはやっぱり、賛成する、反対する、やっぱりおのおののはっきりした意思がないと、私は意味がないと思います。
今回、この金額に関しては、ああしろこうしろと言うわけではないんですけども、先ほどから言っているんですけど、やっぱり不確定な部分が多過ぎるんです。ウッドショックで増えたからお金くれと。今の状況で、皆さん、ああ、それは間違いないな、あげなきゃいけないなという状況かどうか。ちょっといま一度冷静に考えていただきたいなと思います。物すごい、私が、感情的にこれを言っているわけでも何でもないんです。むしろ私は、反対なものに対してはしっかり違うと意見を意思表示するのが議員にとって大事なんじゃないかなって思いますので、皆さんもそれについていろいろ考えていただければと思います。それだけです。どっちかと、反対か賛成か分かりませんが、よろしく。ありがとうございます。よろしくお願いします。
○議長(五十嵐利榮君) 小川勝也さん。
○6番(小川勝也君) 青木さんのおっしゃりたいことは大体分かっていたんですけど、私自身はやむを得ないなというふうに思っています。
以上です。
○議長(五十嵐利榮君) ほかに質疑はありませんか。
〔「今の答えなくていいんですか」の声あり〕
○議長(五十嵐利榮君) 答え求めていないから。
ほかに質疑はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(五十嵐利榮君) 質疑なしと認めます。
青木さん、席にお戻りください。
それでは、質疑が終わりましたので、これから討論を行います。
討論のやり方について、皆さんにこれから説明します。修正動議が出たときの討論のやり方については、これまでも修正動議出たときの進め方、何回かありましたが、今回の討論の進め方は今までのやり方と違いますので、そのことをこれから私はやり方について説明しますので、皆さん頭の中によくインプットされて、そして、討論に参加いただければと思いますので、よろしくお願いします。
じゃ、これから説明します。まず、討論のやり方ですが、最初に原案に賛成の方の討論を行います。これが終わったら、次に、ここがちょっと間違えやすいんですが、次に行うのは、原案及び修正案、いずれの案について両方とも反対だという方の討論を行います。片っ方に反対だというんじゃなくて、原案も修正案も両方とも反対だという方の討論を行います。それが終わりましたら、次にまたもう一回、再度原案に賛成する方の討論を行います。そして、それが終わったら、修正案に賛成する方の討論を行うと、こういう順番で行いますので、その点を皆さんお含みください。今まではどちらかというと反対討論からスタートしてきましたが、それはやっぱりこのやり方としては、修正案があらかじめ出ている場合は、今私が申し上げましたように、反対については、原案も修正案もいずれも反対するという場合のみ反対討論を行うと、こういう討論になりますので、その点お含みください。
それでは最初に、原案に対して賛成の方の討論を行います。討論のある方お願いします。
10番、宮澤光子さん。
〔10番 宮澤光子君登壇〕
○10番(宮澤光子君) それでは、議案第10号、令和4年度一般会計補正予算原案に対して賛成の立場で討論いたします。
今回出された反対では、町内において私立認定こども園を運営している2つの法人への支援金1,760万円を認めないということで修正予算が出されましたが、この支援金については、1月20日に行われた全員協議会の中で町長から詳しく説明がありました。当然、各議員からは踏み込んだ様々な質問や意見があったわけですが、支援について強硬に疑問を呈したり反対する意見は聞かれませんでした。ちなみに、その後、全員協議会で説明したものをまとめて文章にしたものを、議会事務局を通して我々議員に配布されています。皆さんも読まれていると思いますが、いかがですか。
確かにこの支援金については、私を含めて議員各位にとっては唐突感が否めないことは事実です。しかし、町長をはじめ、町の担当課にとっても同じような感覚ではなかったかと推察します。財政支援を決め、公表に至るまで、かなりの労力と時間をかけて決断に至ったと思っています。しかし、2つの法人から出された全金額を一どきに支援するほど町の財政に余裕がないのは、議員としても皆さん承知していらっしゃるのではないでしょうか。支援金を5回に分けた1回目が今回の補正予算に出てきたわけですが、この予算をつけることで、こども園に通わせる保護者たちに対して、こども園の運営経費の負担増はしないということを法人に約束してもらわなければなりません。
そして、1年ごとに法人への支援金を議会で審議することは、聖籠町の子供たちが法人によってどう育っているか、どう育てられているか、振り返るためにもいいことだと私は思っています。法人にとっても、日々の仕事に緊張感を持って子供たちを育ててもらえることにつながるのではないかと思っています。子供をこども園に預け、仕事をしながら子育てをしている保護者たちが多くいる時代です。今回の2つの法人への支援金は、保護者にとって、町の子育て支援策の一環だと私は捉えています。議員各位の賛同をお願いして、賛成討論を終わります。
以上です。
○議長(五十嵐利榮君) それでは、ほかに原案に賛成の方の討論を求めます。原案に賛成の方おられますか、討論。
5番、宮澤さやかさん。
〔5番 宮澤さやか君登壇〕
○5番(宮澤さやか君) ただいま提案されております議案第10号 令和4年度聖籠町一般会計補正予算において、原案に賛成の立場で討論します。
町長は当選以来、子供へ・福祉へ・未来へと3つの柱を掲げ町政に取り組んでおり、その政治姿勢は変わっていない、そう思っております。このたびの2法人への支援は、町政運営の柱の一つである子供への投資に当たるのではないでしょうか。今定例会の施政方針の中でも、子育て支援はその中心をなすものであり、保護者への負担軽減による子育てしやすいまちづくりは、これを支える重要施策であると述べています。親の就労にかかわらず、これからも安心して子供を産み育てていける聖籠町であってほしい、子育てをする親の立場としても切に願っております。
2法人への支援が、子育てをしやすいまちづくりの一助に、そして乳幼児が充実した環境で保育・幼児教育を受けられることを期待し、私は原案に賛成といたします。
以上です。
○議長(五十嵐利榮君) 原案に賛成の討論について、ほかにありますでしょうか。
2番、崎美由貴さん。
〔2番 崎美由貴君登壇〕
○2番(崎美由貴君) 令和4年度一般会計補正予算の原案に賛成の立場で討論します。
令和4年度予算は、当初から新しい子育てシステムを実現させるためのものでした。保護者ニーズに応えるため、保育を充実させた認定こども園を令和4年から行うということがその約2年前に決まり、町の意向を社会福祉法人が承諾し、建設が始まりました。社会情勢が悪化するような事態があったにもかかわらず、今年度4月の開園に間に合わせるという形で、法人側は建設をやめる選択はなかったように思います。法人側が自分たちの利益だけを考えているのであれば、令和4年の開園という選択肢は取らず、先送りになっていたかもしれません。令和4年度の開園ありきで始まった新しい子育てシステムは、町行政と法人とが協力し合って実現するものだと感じています。法人が求める支援の金額には正当性があり、園の運営上、致し方ないことだと思いました。今回議論になっている支援金の部分だけを追及して、それに反対するということは、木を見て森を見ないということではないでしょうか。
以上です。
○議長(五十嵐利榮君) ほかに原案に賛成の方の討論ありますか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(五十嵐利榮君) 討論ないので、次に、さっき申し上げましたが、原案及び修正案、いずれにも反対の方の討論を求めます。
おられますか。原案も修正案も、両方反対だという方の討論。ありませんね。
〔「なし」の声あり〕
○議長(五十嵐利榮君) じゃ、原案及び修正案、全てに反対する討論はこれで打ち切ります。
もう一度、原案に賛成の方、もしおられましたら討論を求めますが。いませんね。
それでは次は、修正案に賛成する方の討論を求めます。
修正案に賛成の方、討論ありましたらお願いします。
9番、松守雄さん。
〔9番 松守雄君登壇〕
○9番(松守雄君) それでは、修正案に賛成という立場から発表いたします。
まず、今回に当たりましては、町は乳幼児の子育てシステムの見直しに当たって保護者の保育ニーズの補充希望が高いと判断し、町の乳児・乳幼児保育を担っている社会福祉法人真心福祉会及び親永会に依頼され、町立のこども園、蓮野のこども園の2園を民営化し、私立の幼保連携型こども園に移行することを意思決定して、令和4年4月から町立蓮潟幼稚園と2つの認定こども園の体制で運営をスタートしているが、町は先般議員協議会で、昨年4月に運営を開始したばかりの認定こども園を運営する2法人から施設運営に当たって当初の計画よりウッドショック等による建設資材の高騰による理由から敷設管理費が大幅に増加したと町に対して多額の財政支援を求めてきたことを受け、前向きに財政支援する考えで説明された。内訳は、親永会4,500万円、真心福祉会4,300万円、合計8,800万円を5年間に分けて支払うと。そのうちの令和4年度分が今回の補正分1,760万円。施設建設事業に当たって、建設資金は国の交付金制度に基づき、交付金を受けて活用し、採択を受け、差額については法人の理事会等の議で自己資金の準備して認定した上での建設ではないか。要は納得した上で建設したんじゃないかと。スタート時にウッドショック、物価高の中で、運営努力だけでは難しいという理由は、理由ではという感じです。なぜ法人から要請があったと簡単に財政支援をしなければならない理屈がどこにあるのか。町長の任意の判断での債務負担行為ではないかと。そもそも、本来はそもそもの話なんです。そもそも当初の段階で、民営化に当たってなぜ町内の幼児教育・保育に対する精通した経験の乏しい法人を選択したのか。財政改革を旗印にした中、多額の財政負担が必要なことから、質の高い幼児教育・保育を実践している新潟県新発田地域振興局管内の実績の豊富な社会福祉法人を含めて事業計画運営の提案を求めて採択してもよいのではと今さらながら思います。
今回の町の予算案ポイントというふうなのがさっき配られました中でも、私立園の支援の説明では、建設時の説明の中では、建設時のウッドショック等の負担増に対して保護者への負担を求めることなく、保護者への負担を求めることなくと書いてあるんです。充実した乳幼児の教育・保育環境を維持するため財政支援を行いますとあるが、当全協の説明の中でも、民間法人はこの財政支援をしない場合は保育料を値上げすると発言しています。そもそも保育料って、保護者は保育料というのは保育所に払うんじゃなくて町に払うんでしょう。そんなことができるのかと。それこそ愚の骨頂ではないかと。
そもそも社会福祉士法人の客とは、自主的な経営基盤強化、提供する福祉サービスの質の向上、事業経営の透明性の確保を図るとともに、地域における広域的な取組を行う必要があるとされている町内の法人と特別な事情や忖度に対する意向があったのか。また、これはまたそもそもの話になるけど、町の保育士の派遣条例においても同様、労働者派遣、労働者及び雇用関係の出勤命令、医業請負の形態の区別されている町の団体の協議により、町の予算で職員の給料を計上し、法人職員の給料分を町が支援で5,100万円を町が支援する約束で、本来考えられない負担名目での町の予算の収入の法人から4,870万円を納入を求める、正直言って既にスタートしている現状にあるが、あえてこれは確認の必要があると思います。先般、町の労働会議にちょっと尋ねましたら、回答が来ていました。派遣は駄目でしょうというふうな回答でした。
町長はまた、幼稚園、保育園を民営化したことによって建設費が1.8億円、運営費で財政的な余裕が7,000万円あると選挙戦で豪語していて、いたことが幼児教育・保育に特化した政策で一部の社会福祉法人に位置づけられていては、何の改革の値もしないんじゃないかと。昨年4月からスタートしている認定こども園の運営をしてきた年度末に、今になってという言葉は適切じゃないかもしれませんが、なぜ今なんだと。町長がそういうこと言うてっから取りにかからったんかというふうな、もう言わんばかりの、なぜこのような助成を求めてきたのか疑問に感じます。
そんなことで、議員一人一人にも言いたい。町が一般的に考えられない財政支援のために補正、不公平な運用と断罪されるというふうなことの中で、これを行使するのであれば、町民に対して背信的な行為と受け止めざるを得ないと。そんな中で、やっぱり修正案に私は賛成します。また、今回が認めると、残り4年分も年間1,760万円も予算化されるというふうなことに、これは間違いなくなります。この次反対する理由はありませんから。今回の補正はそんなことで、まず原案のほうは反対ということ。また、今後も、これを1回やっちまうと今後も企業は支援を求められた。町は支援金を払うのかというふうなことを考えるというと、この5年間ぴくぴくしていないということや、その先何十年もこういう要求があれば払うことになるんじゃないかと。3歳以上5歳までは義務教育の中で、保育士もいねえような法人に委託すること自体が大体おかしかった中で、やっぱり我々議員が、また、法人に対しても、契約したんだろうと、幾らと、それがウッドショックだからといって、その分町にくれなんて話があるかというのさ。今建設業界の中でもそういう話になって、そうだてんだろ聖籠町はというふうなことで、聖籠町はすごいですねといって、ハン、笑われているような格好でした。そんなことで、我々議員も笑われないように、きっちりやっぱり線を引くべきだと私は思います。
以上です。
○議長(五十嵐利榮君) ほかに修正案に賛成の方の討論ありますか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(五十嵐利榮君) 討論なしと認めます。
それでは、これから議案第10号を採決します。
まず最初に、本案に対する青木順さんほか3人の方、合計4人から出された修正案について、賛成の方の起立を求めます。
〔起立者少数〕
○議長(五十嵐利榮君) 修正案賛成の方、少数で、修正案否決です。
次に、議案第10号について、原案について採決します。
原案について賛成の方の起立を求めます。
〔起立者多数〕
○議長(五十嵐利榮君) 賛成多数です。
したがって、議案第10号は賛成多数で可決されました。
○議案第11号 令和4年度聖籠町国民健康保険特別会計補正予算(第5号)
○議長(五十嵐利榮君) 日程第13、議案第11号 令和4年度聖籠町国民健康保険特別会計補正予算(第5号)を議題とします。
町長から提案理由の説明を求めます。
町長。
○町長(西脇道夫君) 議案第11号 令和4年度聖籠町国民健康保険特別会計補正予算(第5号)について提案理由を申し上げます。
既定の国保事業勘定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ203万3,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ13億3,706万9,000円とし、施設勘定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ24万7,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億854万7,000円と定める補正予算であります。
主な補正は、次のとおりであります。
事業勘定、歳入、県補助金2,119万7,000円の減。
歳出、特定健康診査等事業費112万円の減。
施設勘定、歳入、一般会計繰入金1,623万3,000円の減。
歳出、施設管理費24万7,000円の減。
細部につきましては、事業勘定を町民課長に、施設勘定を保健福祉課長に朗読説明させますので、ご審議の上、議決くださるようお願いいたします。
○議長(五十嵐利榮君) 町民課長。
○町民課長(加藤義勝君)
〔議案朗読説明〕
○議長(五十嵐利榮君) 保健福祉課長。
○保健福祉課長(松井 博君)
〔議案朗読説明〕
○議長(五十嵐利榮君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(五十嵐利榮君) 質疑なしと認めます。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(五十嵐利榮君) 討論なしと認めます。
これから議案第11号を採決します。
この採決は起立によって行います。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
〔起立者全員〕
○議長(五十嵐利榮君) 起立全員です。
したがって、議案第11号 令和4年度聖籠町国民健康保険特別会計補正予算(第5号)は原案のとおり可決されました。
○議案第12号 令和4年度聖籠町介護保険特別会計補正予算(第4号)
○議長(五十嵐利榮君) 日程第14、議案第12号 令和4年度聖籠町介護保険特別会計補正予算(第4号)を議題とします。
町長から提案理由の説明を求めます。
町長。
○町長(西脇道夫君) 議案第12号 令和4年度聖籠町介護保険特別会計補正予算(第4号)について提案理由を申し上げます。
既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ3,121万2,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ12億7,110万7,000円と定める補正予算であります。
主な補正は、次のとおりであります。
歳入、国庫負担金1,015万9,000円、支払基金交付金2,641万9,000円の減。
歳出、介護サービス等諸費6,128万2,000円の減。
細部につきましては、町民課長に朗読説明させますので、ご審議の上、議決くださるようお願いいたします。
○議長(五十嵐利榮君) 町民課長。
○町民課長(加藤義勝君)
〔議案朗読説明〕
○議長(五十嵐利榮君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
9番、松守雄さん。
○9番(松守雄君) 7ページに諸収入で雑入ということで、返納金というふうなのが、この前町長でも全協の中で説明がありましたんですけど、要は汐彩の郷から返納金が滞納しているというふうなことでもらっているんですけど、今年で2年分ですか、3年分だか、去年も入っているよね、僅かだけど。今回入った金額、僅かになりますけど、その根拠は何であの金額なのかなというのも1つあるんですけど、町長も行財政改革の実行というふうなことで、経費節約というふうなことをうたっている中で、財源の確実な確保、少なくとも補助金というふうなことになれば、公金で支払われた中で、それもたしかあそこは全額でなくても時効を過ぎた分もあったはずなんです。時効分を免除して、これだけ払いますというふうなことで、何かその話合い、契約みたいなのしたんじゃないかと思うんですけど、二、三年はこういう状況になっているとかってやっぱり、県とか、新発田市とか、そういうところと業者集まって、この対応策をどうしたらいいのかというふうなことでやっぱり矛先きちっと見つけてもらいたいということ。今年も、今年も要するに払えませんとか、経営が厳しいので支払いできませんというふうなことも先般も言いましたけど、理事長は亀代地区において、現状で亀城の前の4町歩の、昨年1月1日で持ち主の名前を変更しましたけど、関連会社の名前にしましたけど、4町歩の土地、それから網代浜、亀塚、次第浜においても空き家を買いあさっています。次第浜、加治川右岸側の雑種地辺りも転売しているような状況の中で、経営難だからといって、町に、本来では……大きな問題になると思うんですけど。内部告発でたしか発覚した、医師がいないというふうなことで発覚した部門の金だと思うんですけど、それちょっとどういう対策をするのか、町長それちょっと、今年で決めてもらいたいということ、お願いします。
○議長(五十嵐利榮君) 町長。
○町長(西脇道夫君) 松議員のご質問にお答えします。
全体的なことなので私のほうからお話をさせていただいて、詳細は担当課長のほうから答弁させますが、内容については全員協議会でお話ししたとおりであります。我々としては、県、それから4市町と連携して、個々に対応するとずれが生じますから、一緒になって法人を呼んで対応させていただいているということでありますので、粛々と対応していくしかないというふうに考えているところであります。
以上です。
○議長(五十嵐利榮君) 町民課長。
○町民課長(加藤義勝君) 松議員のご質問にお答えいたします。
今回の591万8,000円につきましては、おとといの委員会のときにもご説明させていただいたんですが、あくまでも歳入欠陥をまず防ぐということでありまして、関係4市町におきましては引き続き全額返還、早めにしてもらうように協議を続けております。また、同施設におきましては、ほとんど関係する市町から97人入所されているところ、4市町の関係の方が入所されているので87名の方が入所されているという事実もございますので、やはりその辺の入所者保護というところも考えながら、引き続き4市町で対応していきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。
○議長(五十嵐利榮君) ほかに質疑はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(五十嵐利榮君) 質疑なしと認めます。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(五十嵐利榮君) 討論なしと認めます。
これから議案第12号を採決します。
この採決は起立によって行います。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立をお願いします。
〔起立者全員〕
○議長(五十嵐利榮君) 起立全員です。
したがって、議案第12号 令和4年度聖籠町介護保険特別会計補正予算(第4号)は原案のとおり可決されました。
○議案第13号 令和4年度聖籠町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)
○議長(五十嵐利榮君) 日程第15、議案第13号 令和4年度聖籠町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)を議題とします。
町長から提案理由の説明を求めます。
町長。
○町長(西脇道夫君) 議案第13号 令和4年度聖籠町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について提案理由を申し上げます。
既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ24万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億385万3,000円と定める補正予算であります。
主な補正は、次のとおりであります。
歳入、後期高齢者医療保険料32万2,000円。
歳出、後期高齢者医療広域連合納付金25万1,000円。
細部につきましては、町民課長に朗読説明させますので、ご審議の上、議決くださるようお願いいたします。
○議長(五十嵐利榮君) 町民課長。
○町民課長(加藤義勝君)
〔議案朗読説明〕
○議長(五十嵐利榮君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(五十嵐利榮君) 質疑なしと認めます。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(五十嵐利榮君) 討論なしと認めます。
これから議案第13号を採決します。
この採決は起立によって行います。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
〔起立者全員〕
○議長(五十嵐利榮君) 起立全員です。
したがって、議案第13号 令和4年度聖籠町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)は原案のとおり可決されました。
○議案第14号 令和4年度聖籠町下水道事業会計補正予算(第5号)
○議長(五十嵐利榮君) 日程第16、議案第14号 令和4年度聖籠町下水道事業会計補正予算(第5号)を議題とします。
町長から提案理由の説明を求めます。
町長。
○町長(西脇道夫君) 議案第14号 令和4年度聖籠町下水道事業会計補正予算(第5号)について提案理由を申し上げます。
既定の3条予算の収益的支出から357万5,000円を減額し7億1,942万4,000円とし、既定の4条予算の資本的収入から470万円を減額し2億1,232万3,000円とし、資本的支出から1,203万6,000円を減額し4億8,379万5,000円と定める補正予算であります。
主な補正内容は、次のとおりであります。
3条予算収益的支出、委託料688万6,000円の減、負担金386万9,000円、有形固定資産減価償却費63万8,000円、補償工事費79万5,000円の減。
4条予算、資本的収入、企業債470万円の減。
資本的支出、施設利用権購入費1,203万6,000円の減。
細部につきましては、上下水道課長に朗読説明させますので、ご審議の上、議決くださるようお願いいたします。
○議長(五十嵐利榮君) 上下水道課長。
○上下水道課長(渡邊こまき君)
〔議案朗読説明〕
○議長(五十嵐利榮君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(五十嵐利榮君) 質疑なしと認めます。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(五十嵐利榮君) 討論なしと認めます。
これから議案第14号を採決します。
この採決は起立によって行います。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
〔起立者全員〕
○議長(五十嵐利榮君) 起立全員です。
したがって、議案第14号 令和4年度聖籠町下水道事業会計補正予算(第5号)は原案のとおり可決されました。
○議案第15号 令和5年度聖籠町一般会計予算
議案第16号 令和5年度聖籠町国民健康保険特別会計予算
議案第17号 令和5年度聖籠町介護保険特別会計予算
議案第18号 令和5年度聖籠町後期高齢者医療特別会計予算
議案第19号 令和5年度新潟県営開拓パイロット事業聖籠町特別会計予算
議案第20号 令和5年度聖籠町下水道事業会計予算
議案第21号 令和5年度聖籠町水道事業会計予算
○議長(五十嵐利榮君) 日程第17、議案第15号 令和5年度聖籠町一般会計予算、日程第18 議案第16号 令和5年度聖籠町国民健康保険特別会計予算、日程第19、議案第17号 令和5年度聖籠町介護保険特別会計予算、日程第20、議案第18号 令和5年度聖籠町後期高齢者医療特別会計予算、日程第21、議案第19号 令和5年度新潟県営開拓パイロット事業聖籠町特別会計予算、日程第22、議案第20号 令和5年度聖籠町下水道事業会計予算、日程第23、議案第21号 令和5年度聖籠町水道事業会計予算、以上7議案を一括議題とします。
町長から提案理由の説明を求めます。
町長。
〔町長 西脇道夫君登壇〕
○町長(西脇道夫君) 議案第15号 令和5年度聖籠町一般会計予算、議案第16号 令和5年度聖籠町国民健康保険特別会計予算、議案第17号 令和5年度聖籠町介護保険特別会計予算、議案第18号令和5年度聖籠町後期高齢者医療特別会計予算、議案第19号 令和5年度新潟県営開拓パイロット事業聖籠町特別会計予算、議案第20号 令和5年度聖籠町下水道事業会計予算、議案第21号 令和5年度聖籠町水道事業会計予算、以上7議案について、送付してあります令和5年度予算概要説明書の3ページから8ページにそれぞれの会計ごとに提案理由を記述しておりますので、順次朗読いたします。
初めに、議案第15号 令和5年度聖籠町一般会計予算について提案理由を申し上げます。令和5年度一般会計予算は、前年度対比8.0%、6億1,400万円増の歳入歳出それぞれ83億900万円を計上しました。
歳入につきましては、町税全体で42億2,961万5,000円、前年度対比0.7%、2,762万6,000円の増収を見込みました。
個人並びに法人町民税は、エネルギー・物価高騰等の影響は懸念されるものの、県内経済の緩やかな回復基調を加味し、3,403万円の増収を見込む一方、固定資産税においては、新築家屋や企業の設備投資は増加したものの、東新潟火力発電所港1号機・2号機の廃止の影響を考慮し、1,349万3,000円の減収を見込んでおります。
そのほかには、ふるさと納税等の寄附金9,900万円の増、ふるさと応援基金等からの繰入金1億6,733万9,000円増、加えて山倉小学校改修工事の実施や延長保育等に関する事業量の増加などで国県補助金は2億4,472万円の増を見込んでおります。
歳出につきましては、急激なエネルギー・物価高騰や社会保障費の増加により支出が大幅増となりましたが、令和5年度から実行に移す聖籠町経営戦略推進プランに基づく施策を中心に、優先すべき施策を見極め、予算を編成いたしました。
安全・安心関係では、計画最終年となる防災行政無線のデジタル化や老朽化対策と児童の安全確保のための山倉小学校屋上防水・外壁改修工事、登下校時の安全確保のための亀代小学校通学路へのグリーンベルト設置、文化会館火災報知設備の更新などを計上しております。
福祉・子育て関係では、物価高騰等の影響を受けている子育て世帯への子供1人1万円の給付、物価高騰などに伴う給食費値上げ相当分の支援、一時預かり保育実施場所の拡充、児童クラブ利用料の減額、放課後の安全・安心な居場所の提供、屋内遊び場の提供、妊娠から子育てまで切れ目のない保健師の相談体制の強化、ゼロ・1・2歳児の医療費無償化、弱視の早期発見のための3歳児健診時における検査の導入、私立認定こども園の保護者への負担を求めることなく安定運営と充実した教育・保育環境を維持するための財政支援、出産・子育て支援としての母子手帳アプリの導入、高齢者の介護予防サービスである短期集中介護予防サービスの利用者増と通年実施による本格実施、高齢者の見守り活動への支援拡充などを盛り込んでおります。
農業関係では、農産物販売促進事業の助成金を増額しておりますが、委員会の答申に基づき、園芸作物、果樹等の販売を促進するための施策の検討を進めてまいります。
教育関係では、引き続き1人1台タブレット端末を活用した教育の着実な推進と英語指導助手による幼児期からの英語教育環境の充実を図るとともに、中学生の学習支援として、基礎学力定着に向けた新潟大学・学習塾との連携や著名な講師による学習意欲を高めるための講演会の開催など、学力向上と学習意欲向上に向けた事業を展開します。
そのほか施策では、暮らし応援事業の継続や、結婚活動の支援として県が運営する婚活システム登録料の2分の1補助の新設、結婚新生活への支援拡充、また、老朽化する公共施設の機能維持に係る経費など、安全面、衛生面などで早期の取組が求められる事業も計上しております。
本予算は、経営戦略推進プランに基づき、健康づくり支援、未来投資、子育て環境充実の3つの戦略で優先・重点施策を加速度的に展開し、同時に財源確保と組織力向上の2つの戦略がそれを支える新たな取組を反映したものであります。
次に、議案第16号、令和5年度国民健康保険特別会計予算、事業勘定についてであります。国民健康保険制度は、平成30年度以降、新潟県も保険者として財政運営の責任主体となり、安定的な財政運営や効率的な事業の確保などの国保運営に中心的な役割を担うことで保険者機能の強化が図られております。
令和5年度に実施される税制改正についてですが、保険税の課税限度額の引上げ及び軽減判定所得の見直しを行います。1世帯が納める保険税の支援分の上限を現行の20万円から2万円引き上げて22万円とし、医療分65万円、介護納付金分17万円と合わせると、世帯課税限度額は102万円から104万円となります。また、低所得者に対して保険税を軽減する措置では、経済活動などを踏まえ、軽減対象となる軽減判定所得基準額を引き上げます。具体的には、世帯人数に乗ずる額を、5割軽減は28万5,000円から29万円に、2割軽減は52万円から53万5,000円とし、軽減判定所得基準額を引き上げて軽減対象者の拡大を図ります。保険給付については、出産費用が上昇する中、少子化対策を充実させ、子育て世帯の経済的負担を軽減するため、出産育児一時金等の支給額を42万円から50万円に引き上げます。
このような状況を踏まえて編成した令和5年度当初予算の主な概要でありますが、まず歳入の保険税は、被保険者数の低減等から前年度対比920万3,000円(4.2%)減を見込んでおります。また、県支出金については、県の推計により保険給付費の増加が見込まれたことから普通交付金が増額となり、前年度対比9,686万7,000円(9.8%)を見込んでおります。
一方、歳出でありますが、保険給付費は前述のとおり、県推計により増加が見込まれたことから、前年度対比9,015万3,000円(9.3%)増として計上しております。また、国民健康保険事業費納付金については、国からの公費の増額などにより、一般被保険者医療給付費分は718万6,000円減少しましたが、後期高齢者の増加に伴い後期高齢者支援金等分は507万2,000円増加し、介護納付金分を合わせると、全体では前年度対比226万4,000円(0.7%)減の計上となりました。
このようなことから、令和5年度当初予算は、前年度より9,130万1,000円(6.8%)増の歳入歳出それぞれ14億2,441万1,000円を計上いたしました。
続いて、施設勘定についてであります。国民健康保険診療所は、町内唯一の公的医療機関として、日常的な外来診療に加え、通院困難な患者への訪問診療を行い、他の医療機関等との連携を図りながら、町民が安心して健やかな生活を過ごせるよう地域医療の充実に努めているところであります。診療所の経営状況については、コロナ禍の影響で減少した外来患者数がコロナ前とほぼ同水準に回復したものの、依然として厳しい状況が続くものと見込まれます。
令和5年度につきましては、今まで同様、外来診療や訪問診療などの地域医療を行い、他の医療機関などとの連携を引き続き図ってまいります。また、診療所建設に伴う長期債の返還が最終年となります。このようなことから、令和5年度の当初予算は前年度より636万1,000円(5.9%)増の歳入歳出それぞれ1億1,412万3,000円を計上いたしました。
次に、議案第17号、令和5年度介護保険特別会計予算についてであります。介護保険制度については、令和5年度は、1期を3か年の計画とする第8期介護保険事業計画の最終年度となります。この8期においても、高齢者が可能な限り住み慣れた地域で、その人らしく生き生きと自立して安心して生活していくことができるよう、一人一人の健康づくりなどに関する意識の向上を図るとともに、関係機関と連携・協働して地域の課題を把握し、その解決を図り、共に助け合い支え合う地域づくりを推進します。特にコロナ禍の影響による交流活動の減少や日常生活の不活発化に伴い、心身の状態低下が見られる高齢者が増加傾向にあるため、介護予防の普及啓発と併せ、専門職との連携により、心身の機能の維持・改善の取組強化に努めます。
このような中、令和5年度当初予算の主な概要でありますが、歳入においては第1号被保険者の保険料を、近年の被保険者の増加を考慮しつつも低所得者への保険料軽減の影響を見込み、前年度から454万8,000円減の2億6,868万6,000円を計上しました。一方、歳出についても、保険給付費は前年度から6,004万2,000円減の10億7,992万9,000円を計上しております。また、地域支援事業費は前年度から285万2,000円増の6,517万5,000円を計上しております。このようなことから、介護保険事業計画を基本に編成した令和5年度当初予算額は、前年度より6,968万1,000円(5.3%)減の歳入歳出それぞれ12億3,423万円を計上いたしました。
次に、議案第18号、令和5年度後期高齢者医療特別会計予算についてであります。後期高齢者医療制度は、75歳以上の方及び65歳以上74歳以下で一定の障がいがある方を対象として、県内の全市町村が参加する広域連合が保険給付費等の財政運営を担っております。本町の被保険者数は、令和5年1月末現在で1,746人、前年同月と比べ73人の増加となりました。また、本町の令和3年度の年間1人当たり医療給付費は72万3,000円となりました。これは、県平均の69万2,000円より高くなっております。令和3年度の県全体の被保険者数は、前年度と比較して月平均で3,128人減少し、医療費総額としては0.6%減少しました。
保険料については、高齢者の医療の確保に関する法律に基づき、安定した制度運営を維持するため、2年間を通じて財政の均衡が保てるよう算定することとされており、令和4年度及び令和5年度は国から示された基礎数値と今後予想される被保険者数や医療費の動向を踏まえて算定を行った結果、剰余金を投入することにより令和2年度、令和3年度から据置きされております。
令和5年度の制度改正については、消費者物価の伸びの見通しなどを考慮し、均等割保険料軽減措置に係る所得判定基準額が変更となります。また、東日本大震災の被災者の方への一部負担金等、保険料の特例減免措置が段階的に見直しされることになります。このようなことから、広域連合からの予算編成資料を基本に編成した令和5年度当初予算は、前年度より485万8,000円(4.7%)増の歳入歳出それぞれ10億795万円を計上いたしました。
次に、議案第19号、新潟県営開拓パイロット事業聖籠町特別会計についてであります。新潟県営開拓パイロット事業(農地開拓事業)は、地元の切なる要望により、昭和42年度から昭和46年度の工事期間で実施されました。また、砂丘地に開かれた施設にもかかわらず、幾多の難局にも耐え、その機能を維持してきた関係者の努力は大なるものがあります。令和5年度当初予算につきましては、歳入歳出それぞれ前年度同額の993万5,000円を計上いたしました。
次に、議案第20号、令和5年度下水道事業会計予算についてであります。本町の公共下水道事業の接続率は、令和3年度末で90.1%となり、新潟県平均の89.7%を0.4ポイント上回っております。少子高齢化の進展による人口減少により下水道使用量の減少が懸念されますが、近年本町は宅地造成などによる住宅の建設により接続率は向上しており、令和5年度の下水道使用料は前年度対比0.6%、159万8,000円増の2億4,846万5,000円を見込みました。引き続き、快適な暮らしと良好な環境の確保のため、接続に向けた取組を推進してまいります。
支出につきましては、下水道事業債償還金が償還のピークを迎えておりますが、下水道はその事業効果が長期にわたることから、世代間の負担の公平性を確保するため、本年度も資本費平準化債を活用し、償還の平準化を図ってまいります。今後も施設の計画的な更新、維持管理を進めるとともに、経常経費等の抑制と効率的な事業運営に努め、下水道サービスの持続的かつ安定的な提供の確保に取り組んでいまいります。
令和5年度予算につきましては、地方公営企業法第3条に定める経営の基本原則を踏まえ、事業収益予定額6億8,091万7,000円及び事業費用予定額73億4,000万3,000円並びに資本的収入予定額2億1,222万6,000円及び資本的支出予定額4億9,876万1,000円を計上いたしました。
次に、議案第21号、令和5年度水道事業会計予算についてであります。水道事業は、安全で良質な水を安定して供給することはもとより、事故や災害時においても一定の給水が求められております。水道サービスを安定的かつ持続的に供給するために、所要の財源を確保し、施設の維持管理や老朽化した施設の更新を進めてまいります。
水道事業の主たる収入である給水収益は、人口減少などの要因により今後は減少傾向となる見込みでありますが、宅地造成などによる住宅の建設により、近年は横ばいで推移しております。令和5年度の水道料金は、前年度対比1.0%、260万2,000円増の2億5,954万2,000円を見込みました。支出につきましては、配水施設の老朽化などによる維持管理費が増加しております。また、建設改良費には、令和4年度に引き続き、藤寄地区の老朽化した配水管の更新に伴う耐震化の布設替に係る事業費を計上いたしました。給水人口の減少による収益の減少や施設の更新、耐震化などの事業費の増加により財政状況は一層厳しくなることが見込まれますが、経常経費の抑制を行い、事業運営の効率化に努め、健全運営の持続に取り組んでいまいります。
令和5年度予算につきましては、地方公営企業法第3条に定める経営の基本原則を踏まえ、事業収益予定額2億8,937万1,000円及び事業費用予定額3億2,553万1,000並びに資本的収入予定額で3,400万4,000円及び資本的支出予定額1億903万9,000円を計上いたしました。
以上であります。
○議長(五十嵐利榮君) これで提案理由の説明を終わります。
お諮りします。議案第15号から議案第21号までの7議案については、議長を除く13人の委員で構成する令和5年度予算審査特別委員会を設置し、これに付託して審査をしたいと思います。これに異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
○議長(五十嵐利榮君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第15号から議案第21号までの7議案については、議長を除く13人の委員で構成する令和5年度予算審査特別委員会を設置し、これに付託して審査することに決定しました。
これから委員長、副委員長互選のため、議員の方は議員控室に集合してください。
なお、3時25分まで休憩します。
休 憩 (午後 3時 1分)
再 開 (午後 3時25分)
○議長(五十嵐利榮君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
○諸般の報告
○議長(五十嵐利榮君) これから諸般の報告を行います。
令和5年度予算審査特別委員会の委員長、副委員長の互選結果が議長に提出されましたので、報告します。
委員長に11番、中村恵美子さん、副委員長に1番、斎藤豊さん。
以上のとおりです。
これで諸般の報告を終わります。
○請願第1号 「消費税インボイス制度の実施中止を求める」意見書を国に提出
することを求める請願書
請願第2号 「新潟の最賃は信越・北陸・関東13都県中12位の低さである。
抜本的に底上げするための意見書採択を求める」請願書
○議長(五十嵐利榮君) 日程第24、請願第1号 「消費税インボイス制度の実施中止を求める」意見書を国に提出することを求める請願書、日程第25、請願第2号 「新潟の最賃は信越・北陸・関東13都県中12位の低さである。抜本的に底上げするための意見書採択を求める」請願書の2件を議題とします。
厚生産業常任委員長、9番、松守雄さんの審査報告を求めます。
松守雄さん。
〔厚生産業常任委員会委員長 松守雄君登壇〕
○厚生産業常任委員会委員長(松守雄君) 聖籠町議会議長、五十嵐利榮様。厚生産業常任委員会委員長、松守雄。
請願・陳情審査報告書。本委員会に付託された請願を審査した結果、次のとおり決定したので、会議規則第94条第1項の規定により報告します。
受理番号、付託年月日、件名、審査の結果、委員会の意見、措置。請願第1号、令和5年3月7日、「消費税インボイス制度の実施中止を求める」意見書を国に提出することを求める請願書、採択。
請願第2号、令和5年3月7日、「新潟の最賃は信越・北陸・関東13都県中12位の低さである。抜本的に底上げするための意見書採択を求める」請願書、審査の結果、採択というふうに決まりました。
審査報告。請願に関する委員会の審査報告を行います。厚生産業常任委員会は、3月7日に付託された下記の請願2件の審査を終了しましたので、その結果を報告します。
請願第1号 「消費税インボイス制度の実施中止を求める」意見書を国に提出することを求める請願書。請願者、聖籠町大字二本松3017―5、新発田民主商工会、聖籠支部長、中村登。
本請願につきましては、3月7日審査の結果、請願の趣旨を認め、全会一致で採択することに決定いたしました。
請願第2号 「新潟の最賃は信越・北陸・関東13都県中12位の低さである。抜本的に底上げするための意見書採択を求める」請願書。請願者、新潟市中央区西堀通3―799西堀カメリア206、新潟県労働組合総連合、議長、藤田孝一。
本請願につきましては、3月7日審査の結果、請願の趣旨を認め、全会一致で採択することに決定いたしました。
以上のとおり、本委員会に付託されました請願の審査報告を終わります。
令和5年3月9日、厚生産業常任委員会委員長、松守雄。聖籠町議会議長、五十嵐利榮様。
○議長(五十嵐利榮君) 厚生産業常任委員長の報告を終わります。
最初に、日程第24、請願第1号 「消費税インボイス制度の実施中止を求める」意見書を国に提出することを求める請願書について、審査の経過についての質疑を行います。質疑はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(五十嵐利榮君) 質疑なしと認めます。
次に、請願第2号 「新潟の最賃は信越・北陸・関東13都県中12位の低さである。抜本的に底上げするための意見書採択を求める」請願書について、審査の経過についての質疑を行います。質疑ありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(五十嵐利榮君) 質疑なしと認めます。委員長は自席にお戻りください。
これより請願第1号について討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(五十嵐利榮君) 討論なしと認めます。
第1号は討論ないので、請願第2号について討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(五十嵐利榮君) 討論なしと認めます。
これから請願第1号を採決します。
この採決は起立によって行います。
この請願第1号に対する委員長の報告は採択です。本請願を採択することに賛成の方は起立願います。
〔起立者全員〕
○議長(五十嵐利榮君) 起立全員です。
したがって、請願第1号 「消費税インボイス制度の実施中止を求める」意見書を国に提出することを求める請願書は採択することに決定しました。
これから請願第2号を採決します。
この採決は起立によって行います。
請願第2号に対する委員長の報告は採択です。本請願を採択することに賛成の方は起立願います。
〔起立者全員〕
○議長(五十嵐利榮君) 起立全員です。
したがって、請願第2号 「新潟の最賃は信越・北陸・関東13都県中12位の低さである。抜本的に底上げするための意見書採択を求める」請願書は採択とすることに決定しました。
○散会の宣告
○議長(五十嵐利榮君) 以上をもちまして本日の日程は全部終了しました。
これをもちまして本日は散会します。
散 会 (午後 3時33分)