令和４年第４回聖籠町議会臨時会会議録（第１号）

令和４年第４回聖籠町議会臨時会会議録

　　　　　　　令和４年第４回聖籠町議会臨時会会議録（第１号）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　会期第１日目

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　令和４年７月２８日（木）午前１０時３０分開会（開議）

１．開会（開議）の宣告
１．議事日程
　日程第１　会議録署名議員の指名
　日程第２　会期の決定
　日程第３　諸般の報告
　日程第４　議案第４０号　令和４年度聖籠町一般会計補正予算（第４号）

○出席議員（１３名）
　　　１番　　　髙　　崎　　美 由 貴　　君　　　　　　２番　　　伊　　藤　　千　　穂　　君
　　　３番　　　手　　嶋　　　　　満　　君　　　　　　４番　　　宮　　澤　　さ や か　　君
　　　５番　　　小　　川　　勝　　也　　君　　　　　　６番　　　青　　木　　　　　順　　君
　　　７番　　　田　　中　　智　　之　　君　　　　　　８番　　　髙　　松　　守　　雄　　君
　　　９番　　　宮　　澤　　光　　子　　君　　　　　１０番　　　中　　村　　恵 美 子　　君
　　１２番　　　須　　貝　　龍　　夫　　君　　　　　１３番　　　長 谷 川　　六　　男　　君
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（副議長）
　　１４番　　　五 十 嵐　　利　　榮　　君
　　(議長)

○欠席議員（なし）

○地方自治法第１２１条の規定により会議に出席した者の職氏名
　　　　　　　町　　　　　長　　　　西　　　脇　　　道　　　夫　　　君
　　　　　　　副　　町　　長　　　　髙　　　松　　　光　　　志　　　君
　　　　　　　教　　育　　長　　　　近　　　藤　　　　　　　朗　　　君
　　　　　　　会 計 管 理 者　　　　宮　　　下　　　勝　　　敏　　　君
　　　　　　　総　務　課　長　　　　萩　　　原　　　波　　　春　　　君
　　　　　　　総 合 政策課長　　　　髙　　　橋　　　誠　　　司　　　君
　　　　　　　産 業 観光課長　　　　渡　　　邊　　　広　　　彰　　　君
　　　　　　　保 健 福祉課長　　　　松　　　井　　　　　　　博　　　君

○本会議に職務のため出席した者の職氏名
　　　　　　　議 会 事務局長　　　　飯　　　田　　　一　　　雄
　　　　　　　議　会　書　記　　　　小　　　林　　　大　　　志

　　　　　　　　　　　　　議　　　事　　　の　　　経　　　過
　　　　○開会、開議の宣告
○議長（五十嵐利榮君）　それでは、ただいまから令和４年第４回聖籠町議会臨時会を開会します。
　　直ちに本日の会議を開きます。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　○議事日程の報告
○議長（五十嵐利榮君）　本日の議事日程は、お手元に配付のとおりです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　○会議録署名議員の指名について
○議長（五十嵐利榮君）　日程第１、会議録署名議員の指名を行います。
　　会議録署名議員は、会議規則第127条の規定によって、６番、青木順さん、７番、田中智之さん、８番、髙松守雄さんの３名を指名します。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　○会期の決定について
○議長（五十嵐利榮君）　日程第２、会期の決定を議題とします。
　　お諮りします。本臨時会の会期は、本日１日限りとしたいと思いますが、これに異議ありませんか。
　　　　　　　　　　　　　　　〔「異議なし」の声あり〕
○議長（五十嵐利榮君）　異議なしと認めます。
　　よって、本臨時会の会期は本日１日間とすることに決定しました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　○諸般の報告
○議長（五十嵐利榮君）　日程第３、諸般の報告を行います。
　　本臨時会に出席を求めた説明員の職氏名は、お手元に配付した名簿のとおりです。
　　以上をもちまして諸般の報告を終わります。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　○議案第４０号　令和４年度聖籠町一般会計補正予算（第４号）
○議長（五十嵐利榮君）　日程第４、議案第40号　令和４年度聖籠町一般会計補正予算（第４号）を議題とします。
　　町長から提案理由の説明を求めます。
　　町長。
○町長（西脇道夫君）　議案第40号　令和４年度聖籠町一般会計補正予算（第４号）について提案理由を申し上げます。
　　既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ１億5,749万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ80億1,248万6,000円と定める補正予算であります。
　　主な補正は、次のとおりであります。
　　歳入、繰越金１億5,749万1,000円。
　　歳出、生産資材等価格高騰対策支援事業補助金1,280万円、子育て・生活応援事業補助金6,964万円、原油価格・物価高騰対策支援事業補助金7,400万円。
　　細部につきましては、総合政策課長に朗読説明させますので、ご審議の上、議決くださるようお願いいたします。
○議長（五十嵐利榮君）　総合政策課長。
○総合政策課長（髙橋誠司君）　
　　　　　　　　　　　　　　　〔議案朗読説明〕
○議長（五十嵐利榮君）　これで提案理由の説明を終わります。
　　これから質疑を行います。質疑はありませんか。
　　３番、手嶋満さん。
○３番（手嶋　満君）　１つだけ質問いたします。
　　先ほどの全員協議会の中でいろいろ意見が出てきたわけなんですけれども、この世界の情勢で円安、物価高、輸入品の物価高ということでやっぱりなかなか我々消費者、それでまた、事業者の方々も大変なわけでありますけれども、先ほど町長、答弁の中で歳入についてなんですけれども、１億5,700万円、その中でこれは繰越金を使うということだったんですけれども、もし国の臨時交付金ということが出た場合にはそれを充当するというような言い方をおっしゃっていたんですけれども、これ充当するということではなくて、プラス追加で交付金を使って、臨時交付金ですか、使って、また新たに補助事業というような形でのお考えは考えられないんでしょうか。
○議長（五十嵐利榮君）　町長。
○町長（西脇道夫君）　手嶋議員のご質問にお答えします。
　　これから国の動きで臨時交付金がどういうふうになるのかというところは、正直先ほど申し上げたとおり我々もまだ承知していない。それから、今回町単独でのいわゆる物価高、コロナ対策は、一応こういう形でまず事業としてやりたいということであります。ただ、実際に臨時交付金が国からどのぐらい来るのか、もしくは今の状況がどうなるのか、その状況によっては新たに追加ということもまた考えなきゃいけないのか、取りあえず国、県のいわゆる支援策がある程度十分効くのか、それはそれらを踏まえた上で改めて検討する必要があるのではないかなというふうに考えております。
○議長（五十嵐利榮君）　手嶋満さん。
○３番（手嶋　満君）　先ほどの全員協議会の中で20万円以上の支援が欲しいというような話もお聞きしたわけなんで、そういうことも十分考えて、だから充当するということではなくて、プラスアルファということもやっぱり今言いましたように今後の情勢ということを考えて、やっていっていただきたいなと、そういうふうに思います。
○議長（五十嵐利榮君）　よろしいですか、答弁。金額によっては再検討するという答弁でよろしいですね。
　　７番、田中智之さん。
○７番（田中智之君）　では、１点だけ質問させていただきます。
　　今回こういう情勢ですので、繰越金を使うのは仕方がないのかなという部分で、この補助金自体には私は賛成したいと思うんですが、先ほど全員協議会で小川議員から質問あったように、この生産資材等価格高騰対策支援事業補助金、例えば畑10アール当たり1,000円。ぶどう園ですと４反、５反というぶどう園結構あります。そうすると、4,000円、5,000円。申請するのも面倒くさいなとなりかねません。田んぼが10アール当たり1,000円、畑も樹園地も10アール当たり1,000円。これを私は一律にするのは、同じにするのはちょっとどうかなと思うんです。といいますのは、10アール当たりの田んぼ、畑の作物の生産コストどうなんだろう。その中で今回の生産資材、どれだけかかるんだろう。その中で高騰している資材ってどれだけあるんだろうと。恐らく畑のほうが生産コスト高いと思うんです。私は、そのコストに応じた支援をしていただきたいと。そうなると、金額ってやっぱりおのずと変わってくると思うんです。その辺りも細部を詰めて、10アール当たり1,000円と決めないで、畑はもうちょっと増やす。現場を見て判断していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○議長（五十嵐利榮君）　町長。
○町長（西脇道夫君）　田中議員のご質問にお答えします。
　　水田と畑でのそのコスト計算等について詳細に計算した上で考える必要があるのではないかと、そのご意見は全く一考する余地があるだろうと思います。ただ、私どものほうとしてそこまで細かく積算できるのかというと、それはかなり難しい部分があろうかなと思います。つまり個々によっていわゆるかかっている資材とかというのも違いますし、それらを、じゃ一人一人聞き取りをしてということになると物理的にも難しいものがあると。したがって、ほかの市町村でも私どもと同じような補助金を考えているところがありますが、やはり１反当たり幾らという形での支援をさせてもらっているということですので、できるだけ早い期間でまずは支援をするということになると、ある程度決め事として１反幾らという考え方で割り切りを持たないと、なかなか実際に動き出すのに時間がかかり過ぎてしまうという部分はあるのかなということで、今回私どもも１反幾らという基準での支援というふうに判断させていただいたところであります。
○議長（五十嵐利榮君）　田中智之さん。
○７番（田中智之君）　町長言われる時間がないというのも非常によく分かるんです。ただ、先ほど全協で小川議員言われたように、畑で満額この20万円もらえるという人はいないと思うんです。せいぜい何千円、何万円単位だと思うんです。それを考えた場合、せっかくこういう補助金を出すのに本当に町民に喜んでもらえなければ意味がないと言ったら失礼ですが、喜んでいただきたいと思うんです。今回は間に合わなかったにしても、現場を見て、どれぐらい生産コストかかっているのかというのは、簡単じゃないですけど、調べることはできると思います。今後こういう事態が起きるかもしれませんので、現実に即した支給額支給できるように今後準備していただきたいと思います。
○議長（五十嵐利榮君）　町長。
○町長（西脇道夫君）　田中議員のご質問にお答えします。
　　一番大事なのは、要はせっかくこういう制度をつくっても申請が面倒くさいからということになって、申請がないというのが一番、我々も何のために、じゃこういう制度をつくったのかということになりますので、その辺はできるだけ申請を簡便にする、それから周知を図る、そういったところでお願いをしていきたいなというふうに考えております。
　　以上です。
○議長（五十嵐利榮君）　６番、青木順さん。
○６番（青木　順君）　それでは、全員協議会でも質問させていただいたんですが、いま一度ちょっと内容濃くお願いしたいと思います。
　　今回の補助金の件についてなんですが、私も商工業者との関わりが非常に多くて、様々意見交換などはさせていただいているんですが、その方からの、やっぱりいろんな方からの話聞く中で、今回の補助金の額、非常に少ない、これで果たして補助にちゃんとなっているのかどうか。それは１円でも払えば補助だろうという考え方はありますが、やっぱり企業と町民を守ると、町長のその思いがあるのであれば、この金額は非常にちょっと中途半端な金額になっているのではないかなと。先ほど髙崎議員も言いましたが、前回子供１人当たり１万円、これが5,000円になったと。ここも果たしてこれが何でこうなったのかというのは、先ほどの話聞いた上でも全然、お金がないと言われればそれまでなんですが、なぜ半額にしたのか。これからやはり夏休みに入り、家計は増える一方なんです。その分、例えばですけども、会社の賃金がどんどん上がっているかといえばそうでもない。その分暮らしにかかるお金だけがどんどん増えているわけですから、そういったことも考えて、これは１万円に戻すべきじゃないかなと思うんですが、その辺もう一度お願いします。
○議長（五十嵐利榮君）　町長。
○町長（西脇道夫君）　青木議員のご質問にお答えします。
　　先ほど申し上げたとおり、これはあくまで町単独での事業ですから、町単独でやる場合どうしても財源的には、規模的には国、県がやるような高額なものというところまでは残念ながらいかないと、そこはご理解いただきたいなと思います。
　　それから、子供加算ですが、これは先ほど課長も言いましたが、もう既に先んじて１万円支給しておりますので、トータルでいえば１万5,000円の支給になるということであります。ですから、他との均衡も考えて、前年でいえば１万円の支給ですけど、今回はもう既に１万円の支給が動いていますから、今回5,000円を支給することによってトータルでいえば１万5,000円の加算だという考え方で対応させていただいたというものであります。
○議長（五十嵐利榮君）　青木順さん。
○６番（青木　順君）　総額で１万5,000円になるということなんですが、これ事業が始まるのが９月の頭から10月ぐらいになることですよね。今の世界動向を見ると、どんどん、どんどんとコロナが増えている状況で、やはりその先を見ると、決して改善されるようないい策が見当たらない。そんな中で、やはり今のうちからやっておくべきが大事なんじゃないかなと思うんです。やはりそこら辺は、先ほど同僚の方も言いましたが、町長選挙とかいろいろあって、デリケートな時期なのかなとは思いますが、そこはやはり町単独でやるんですから、それは町長の力強い、もっと支援ができるんではないかなと思うんですが、そこら辺はもう町長選挙とか、いろんなことを考えずに、目いっぱいやってもらいたいなと思うんですが、その辺いかがでしょうか。
○議長（五十嵐利榮君）　町長。
○町長（西脇道夫君）　青木議員のご質問にお答えします。
　　確かにいわゆる補助事業としてもっと高額にというふうにできれば、それは一番いいんだろうと思いますし、できるものであれば私もそうしたいと思います。ただ、町としては今後これからのことも考えて、年間通しての財源の確保も考えなければなりません。ここで、じゃこの支援に繰越金を全て使って、もっと十分にということになったときに、いざ次の緊急事態が発生したときにどうするんだということがありますから、そこはトータルでやはり判断をせざるを得ないということですので、そこのところはご理解いただくしかないのかなと思います。
　　以上です。
○議長（五十嵐利榮君）　ほかに質疑のある方おりませんか。
　　　　　　　　　　　　　　　〔「なし」の声あり〕
○議長（五十嵐利榮君）　質疑なしと認めます。
　　これから討論を行います。討論はありませんか。
　　　　　　　　　　　　　　　〔「なし」の声あり〕
○議長（五十嵐利榮君）　討論なしと認めます。
　　これから議案第40号を採決します。
　　この採決は起立によって行います。
　　お諮りします。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立をお願いします。
　　　　　　　　　　　　　　　〔起立者多数〕
○議長（五十嵐利榮君）　起立多数です。
　　したがって、議案第40号　令和４年度聖籠町一般会計補正予算（第４号）は原案のとおり可決されました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　○閉会の宣告
○議長（五十嵐利榮君）　以上をもちまして本日の日程は全て終了しました。
　　これをもちまして令和４年第４回聖籠町議会臨時会を閉会します。
　　　　　　　　　　　　　　　閉　会　（午前１０時４８分）