令和3年第4回聖籠町議会定例会会議録
令和3年第4回聖籠町議会定例会会議録(第2号)
会期第3日目
令和3年12月9日(木)午前9時30分開議
1.開議の宣告
1.議事日程
日程第 1 議案第74号 聖籠町防災会議条例の一部を改正する条例について
日程第 2 議案第75号 聖籠町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について
日程第 3 議案第76号 聖籠町国民健康保険条例の一部を改正する条例について
日程第 4 議案第77号 聖籠町農業委員会の委員及び農地利用最適化推進委員の定数に関する
条例の一部を改正する条例について
日程第 5 議案第78号 聖籠町道路占用料等徴収条例の一部を改正する条例について
日程第 6 同意第 3号 聖籠町固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めるについ
て
日程第 7 議案第79号 新潟県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び新
潟県市町村総合事務組合規約の変更について
日程第 8 議案第80号 町道の認定について
日程第 9 議案第81号 指定管理者の指定について[聖籠町海のにぎわい館]
日程第10 議案第82号 令和3年度聖籠町一般会計補正予算(第8号)
日程第11 議案第83号 令和3年度聖籠町国民健康保険特別会計補正予算(第4号)
日程第12 議案第84号 令和3年度聖籠町介護保険特別会計補正予算(第4号)
日程第13 議案第85号 令和3年度聖籠町下水道事業会計補正予算(第3号)
日程第14 議案第86号 令和3年度聖籠町水道事業会計補正予算(第4号)
日程第15 議案第87号 令和3年度聖籠町一般会計補正予算(第9号)
○出席議員(13名)
1番 崎 美 由 貴 君 2番 伊 藤 千 穂 君
3番 手 嶋 満 君 4番 宮 澤 さ や か 君
5番 小 川 勝 也 君 6番 青 木 順 君
7番 田 中 智 之 君 8番 松 守 雄 君
9番 宮 澤 光 子 君 10番 中 村 恵 美 子 君
12番 須 貝 龍 夫 君 13番 長 谷 川 六 男 君
(副議長)
14番 五 十 嵐 利 榮 君
(議長)
○欠席議員(なし)
○地方自治法第121条の規定により会議に出席した者の職氏名
町 長 西 脇 道 夫 君
副 町 長 松 光 志 君
教 育 長 近 藤 朗 君
会 計 管 理 者 宮 下 勝 敏 君
総 務 課 長 萩 原 波 春 君
総 合 政策課長 橋 誠 司 君
税 務 課 長 山 田 孝 君
産 業 観光課長 渡 邊 広 彰 君
ふ る さ と 小 林 稔 君
整 備 課 長
生 活 環境課長 高 橋 直 樹 君
東 港 振興室長 長 川 大 君
上 下 水道課長 田 村 治 君
保 健 福祉課長 佐 藤 寿 君
長 寿 支援課長 小 野 芳 昭 君
町 民 課 長 加 藤 義 勝 君
子ども教育課長 松 井 博 君
社 会 教育課長 佐 藤 伸 一 君
図 書 館 長 宮 下 聡 司 君
農 業 委 員 会 長 谷 川 一 也 君
事 務 局 長
選挙管理委員会 萩 原 波 春 君
書 記 長
○本会議に職務のため出席した者の職氏名
議 会 事務局長 飯 田 一 雄
議 会 書 記 海 津 良 輔
議 事 の 経 過
○開議の宣告
○議長(五十嵐利榮君) ただいまから本日の会議を開きます。
○議案第74号 聖籠町防災会議条例の一部を改正する条例について
○議長(五十嵐利榮君) 日程第1、議案第74号 聖籠町防災会議条例の一部を改正する条例についてを議題とします。
町長から提案理由の説明を求めます。
町長。
○町長(西脇道夫君) 議案第74号 聖籠町防災会議条例の一部を改正する条例について提案理由を申し上げます。
本町では、防災に関する意思決定の場として、災害対策基本法の規定に基づき、聖籠町防災会議を組織しておりますが、一方で水防に関する重要事項を調査審議するための機関として、水防法の規定に基づく聖籠町水防協議会を組織しております。
両者については、協議事項や委員構成など重複する部分が多いことなどから、防災会議における所掌事務に水防協議会の所掌事務である水防計画その他水防に関し重要な事項を調査審議することを加えることで当該協議会については廃止し、また、女性や要配慮者の視点から防災などについて提言できる委員構成とするため、現行の聖籠町防災会議条例の一部を改正するものであります。
細部につきましては、生活環境課長に朗読説明させますので、ご審議の上、議決くださるようお願いいたします。
○議長(五十嵐利榮君) 生活環境課長。
○生活環境課長(高橋直樹君)
〔議案朗読説明〕
○議長(五十嵐利榮君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
10番、中村恵美子さん。
○10番(中村恵美子君) 総務文教常任委員会を傍聴させていただいた中で、女性の比率が上限3割までなんていうお話がありましたが、その辺比率にこだわることもあれなんですけど、その中で、また、全体概要として、女性や要配慮者の視点から防災などについて提言できる委員構成とするためとありますが、やはり女性であっても発言しない方もいらっしゃいますが、その辺については具体的にどのように考えていらっしゃるのかお願いいたします。
○議長(五十嵐利榮君) 生活環境課長。
○生活環境課長(高橋直樹君) 中村議員のご質問にお答えいたします。
女性や要配慮者の視点から提言できる委員構成とするための具体的な方法というふうなご質問でございますが、今年度聖籠町の地域防災計画の改定、見直しを計画しております。その中で、防災会議の委員の方に対し、その計画をお諮りすることによって、委員の方からその委員の職責というか、その立場からの意見をいただくという形で委員の意見を反映していきたいと考えております。
以上でございます。
○議長(五十嵐利榮君) 中村恵美子さん。
○10番(中村恵美子君) 委員の意見を反映したいということですので、私も幾つかの委員会とかに所属したりしている中で、女性委員になっていても、何年も全然発言しない人もいるわけです。だから、女性の比率高めるのも大事なんですが、発言力のあるような女性を選んでいただきたいとは思うんですが、その辺についてはどう考えていらっしゃいますか。
○議長(五十嵐利榮君) 町長。
○町長(西脇道夫君) 中村議員のご質問にお答えします。
選任の関係ですので、私のほうからお答えしますが、私どもとしても中村議員がご指摘のとおり、積極的に発言をしていただく、もしくはこういった防災等に関心の強い方ということでお願いできれば一番ありがたいなと思っております。
ただ、毎回同じような答弁で恐縮なんですが、この方がいいなと私どもが思っても、なかなか受けていただけないというのが正直言ってあります。その点は、できるだけ広く声かけをさせていただいて、その中でお願いしていくしかないのかなというふうに思っておりますので、逆に議員各位のほうからこういう方が適任じゃないのという情報があれば、教えていただければ、私どものほうも検討させていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
○議長(五十嵐利榮君) 13番、長谷川六男さん、どうぞ。
○13番(長谷川六男君) 女性の委員を加えるということなんですが、構成員は何名ぐらいで、そのうち女性は何人くらいの委員を予定しておりますか。
○議長(五十嵐利榮君) 生活環境課長。
○生活環境課長(高橋直樹君) 長谷川議員のご質問にお答えいたします。
改正後の委員構成につきましては、総勢で33名、うち女性及び要配慮者の視点から提言していただくという9号委員につきましては10名以内を予定しております。
以上でございます。
○議長(五十嵐利榮君) 長谷川六男さん。
○13番(長谷川六男君) 構成全員で33名ということなんですが、防災会議と水防会議が重複するということで1つにするわけなんですが、これは私もちょっとよく知らないで申し訳ないんですけど、以前の会議はそれぞれ構成員というのはやはり30名程度で構成されていたんですか。
○議長(五十嵐利榮君) 生活環境課長。
○生活環境課長(高橋直樹君) 長谷川議員のご質問にお答えいたします。
改正前の委員につきましては、防災会議の委員が合計で31名、水防会議の委員は16名となっております。
以上でございます。
○議長(五十嵐利榮君) 9番、宮澤光子さん。
○9番(宮澤光子君) 今の質問と関連するんですが、これからは防災会議の人数は総勢で33人ということになるんでしょうか。現行31人です。そこのところに10人足せば41人になるのかなと思いながら聞いていたんですけども、今課長のお話聞いていると、総勢が33人というのがありまして、私ども予算委員会のときに名簿を要求したときに名簿が来まして、それを数えたときには31人になっていて、今度それが総勢で10人を入れて33人ということは、今は23人の防災会議の委員のあれなのかというふうに取ったんですが、どういうふうに取ったらいいか、そこのところをお願いいたします。
それと、私も総文の委員会のほうを傍聴させていただいておりましたが、どうも女性委員を増やすのが目的のような、それがまず目的なような気がしてならなかったんです。そうではないんじゃないんですか。防災会議ということに、もちろん今度基本計画の見直しがあって、聖籠町において防災計画というのが大事だという位置づけであるのならば、女性委員を増やすのが目的のような、そんな意図ではちょっと違うような気がしてなりません。もちろん女性委員が増えるのは大事なことだというふうには思いますけれども、課長の委員会でのお話の中ではいろんな団体のほうから出していただきたい、それが10団体ぐらいのことが言われていたんですが、そこのところを全部女性なんですか。女性をお願いしますというような感じで、担当課としてお願いするんですか。それもちょっと違うような気がしてならないんですが、そこのところも声はかけるかもしれませんが、その団体の中で、いや、ちょっと防災のほうは勘弁してもらいたいという、そういう団体もあるやに思います。だから、声はかけるかと思いますけれども、そこの声のかけ方、それをどういうふうに思っていらっしゃるか、いま一度お願いいたします。
○議長(五十嵐利榮君) 町長。
○町長(西脇道夫君) 宮澤議員の質問にお答えします。
私のほうから、最初にいわゆる今回の改正の基本的な考え方を説明させていただきたいと思います。課長のほうで委員会で説明したということで、多少説明で舌足らずな部分はあったのかとは思いますが、基本的には概要で書いてあるとおり、いわゆる防災会議と水防会議がほぼ同じような内容を審議しているということで非常に重複が多いと。この際やっぱりここは整理して、防災会議で統一して、そこできちんと町の防災全体を協議していただくほうがより効果的だろうということで今回改正をお願いしたいと。その中において、今後いわゆる避難とか防災のときの対応として、女性の意見や要配慮者の意見も当然、そこに入れていくべきだろうという意味で委員の中にそういった方々を今まで以上に入れていきたいという趣旨でありますので、決して女性のためにこれを改正するということではなくて、基本は防災会議と水防会議で分かれていて、分かれて審議しても、出てくる答えが違っていては大変ですので、統一して1つの組織としてご意見をいただきたいというのがまずは最初の主眼であります。
詳細については、追加があれば担当課長から答弁させます。
○議長(五十嵐利榮君) 生活環境課長。
○生活環境課長(高橋直樹君) 宮澤光子議員のご質問にお答えいたします。
見直し後の防災会議委員の人数でございますが、改正後の条例の人数を足し上げますと、合計で33人以内となっております。以前資料としてお渡しした名簿が31名だったということに関しましては、恐らくですが、今現在、委員の中でも何名以内となっておりますので、選任をしていない委員もございますので、その部分が欠けている数字かなというふうに思われます。
以上でございます。
○議長(五十嵐利榮君) 宮澤光子さん。
○9番(宮澤光子君) そういうふうに担当課として説明されるとよく分かるんですが、私の取り方としては今現行31人なんですね、防災会議が。そこに10人増えるというふうに取ったんです。なので、防災会議の委員は41人になるのかなというふうに取ったもんですから、要はこれからの委員構成が33人のうちに新しく条例改正をして、10人が増えるというかなので、じゃ、現行の委員の方々31人の中からちょっと委任をする方を少しずつ精査するのかなというふうに取ったんですが、それでよろしいのかどうか。
それと、先ほどお話ししましたが、各団体のほうに声をかけると思うんです。想定される団体をお話しされたのか、それとももうこちらのほうに具体的にお話を出して、防災委員を受けてくださる方を出していただきたいというふうにするのか、そのためには何かきちんとしたことを言わなければ声をかけられた団体も困ります。なので、そこをどう考えていらっしゃるかお願いいたします。
○議長(五十嵐利榮君) 答弁いいですか。
生活環境課長。
○生活環境課長(高橋直樹君) 宮澤光子議員の質問にお答えいたします。
まず、委員の構成でございますが、委員の構成、今回改正で10号委員までできたというふうなことになります。まず、1号委員につきましては指定地方行政機関の職員のうちから町長が任命する者、2号委員につきましては新潟県知事の部内の職員から、3号委員につきましては警察のうちから、4号委員につきましては町長が職員の中から指名する者、あと5号委員が教育長、6号委員が消防長及び消防団長、7号委員が指定公共機関、または指定地方公共機関の職員のうちからというところ、あと8号委員が自主防災組織のうちから、もしくは学識経験者、次に今度は新しく女性、または要配慮者の視点からという区分、あと10号委員としてそのほか必要と認める方というところを指定しております。
それで、委員の構成で人数のほうなんですが、今まで4号委員の職員のところで各課長が入っておりまして、そこが15人以内というふうになっておりました。委員の構成で町長、副町長をはじめ教育長も出ている中で、当該課長がそこまで出席する必要があるのかというふうなところで、ここの委員を3人に見直させていただいたところで、その減った分というか、そこに女性、要配慮者の視点からの委員を加えさせていただいたことによって、総人数についてはそこまで増えていないというふうなところになります。
それと、あと委員会のほうでこういう女性、要配慮者の視点からの団体を考えているというふうなところで説明をさせていただきましたが、そこにつきましてはあくまで現段階での素案というか案でございますので、そこが確定しているというところではございませんので、これから、また、いろんなところで協議をしまして、そこの委員に関しては議員ご指摘のとおり丁寧な説明をして、こういう形で意見をいただきたい、委員のほうにぜひというふうな説明をしていきたいと考えております。
以上でございます。
○議長(五十嵐利榮君) 宮澤光子さん。
○9番(宮澤光子君) これで終わりますが、ということはもう総勢33人で防災会議が今後始まり、防災基本計画の見直しの審議が始まるというふうに取っていいのだというふうに思うんですが、33人全員で話すなんていうことではなく、条例の中にもありますが、部会みたいなものをつくり、その中に町長の諮問みたいな形のほうも条例の中に書いてありますけども、そういう形でしっかりとした答申みたいなものが町長のほうに届くような、そんな防災会議がこれから始まるんだというふうに取ってよろしいでしょうか。
○議長(五十嵐利榮君) 生活環境課長。
○生活環境課長(高橋直樹君) 宮澤光子議員のご質問にお答えいたします。
これから協議につきましては、年明けから協議、委員会のほうを開いてご審議をいただきたいというふうに考えております。
ただ、部会のほうを考えているかというふうなところでございますが、今のところ部会というところは考えておりません。
以上でございます。
○議長(五十嵐利榮君) 7番、田中智之さん。
○7番(田中智之君) 1点お願いいたします。
今回、委員の構成を見直すということなんですが、ここに女性や要配慮者の視点から防災などについて提言できるよう構成を見直すと書いてあります。災害時にまず最優先すべきは、私は要配慮者に対するケア、救護だと思うんです。女性については分かりました。ただ、ここに書いてあります要配慮者の視点から防災などについて提言できる方、どのような立場の方かちょっとイメージできないんですが、教えていただけますか。
○議長(五十嵐利榮君) 生活環境課長。
○生活環境課長(高橋直樹君) 田中議員のご質問にお答えいたします。
今現在、委員のほうとして考えておるのは、町の障がい者団体、福祉会、あとはしばた地域医療介護連携センターとか、そういう介護施設の関係の方にお願いしようかというふうに考えております。
以上でございます。
○議長(五十嵐利榮君) ほかに質疑はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(五十嵐利榮君) 質疑なしと認めます。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(五十嵐利榮君) 討論なしと認めます。
これから議案第74号を採決します。
この採決は起立によって行います。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立お願いします。
〔起立者全員〕
○議長(五十嵐利榮君) 起立全員です。
したがって、議案第74号 聖籠町防災会議条例の一部を改正する条例については原案のとおり可決されました。
○議案第75号 聖籠町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について
○議長(五十嵐利榮君) 日程第2、議案第75号 聖籠町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例についてを議題とします。
町長から提案理由の説明を求めます。
町長。
○町長(西脇道夫君) 議案第75号 聖籠町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について提案理由を申し上げます。
管理職手当の見直しに伴う額の引上げに向けて、当該手当の支給上限額を引き上げるため、所要の改正を行うものであります。
細部につきましては、総務課長に朗読説明させますので、ご審議の上、議決くださるようお願いいたします。
○議長(五十嵐利榮君) 総務課長。
○総務課長(萩原波春君)
〔議案朗読説明〕
○議長(五十嵐利榮君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(五十嵐利榮君) 質疑なしと認めます。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(五十嵐利榮君) 討論なしと認めます。
これから議案第75号を採決します。
この採決は起立によって行います。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
〔起立者全員〕
○議長(五十嵐利榮君) 起立全員です。
したがって、議案第75号 聖籠町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例については原案のとおり可決されました。
○議案第76号 聖籠町国民健康保険条例の一部を改正する条例について
○議長(五十嵐利榮君) 日程第3、議案第76号 聖籠町国民健康保険条例の一部を改正する条例についてを議題とします。
町長から提案理由の説明を求めます。
町長。
○町長(西脇道夫君) 議案第76号 聖籠町国民健康保険条例の一部を改正する条例について提案理由を申し上げます。
社会保障審議会医療保険部会での議論や産科医療補償制度の見直しにより、分娩機関が納付する同制度の掛金について、令和4年1月1日以降の出産から1児につき1万6,000円から1万2,000円へと引下げを行うとともに、少子化対策の観点から健康保険等による出産育児一時金等の額は42万円のまま据え置き、実質的に当該掛金の引下げ分となる4,000円を本人への給付額引上げに充てることとするため、関係政令の改正が行われました。
これらの見直しに伴い、本町の国民健康保険の加入者に係る出産育児一時金の額についても同様の取扱いとするため、当該条例を改正するものであります。
細部につきましては、町民課長に朗読説明させますので、ご審議の上、議決くださるようお願いいたします。
○議長(五十嵐利榮君) 町民課長。
○町民課長(加藤義勝君)
〔議案朗読説明〕
○議長(五十嵐利榮君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(五十嵐利榮君) 質疑なしと認めます。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(五十嵐利榮君) 討論なしと認めます。
これから議案第76号を採決します。
この採決は起立によって行います。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
〔起立者全員〕
○議長(五十嵐利榮君) 起立全員です。
したがって、議案第76号 聖籠町国民健康保険条例の一部を改正する条例については原案のとおり可決されました。
○議案第77号 聖籠町農業委員会の委員及び農地利用最適化推進委員の定数に
関する条例の一部を改正する条例について
○議長(五十嵐利榮君) 日程第4、議案第77号 聖籠町農業委員会の委員及び農地利用最適化推進委員の定数に関する条例の一部を改正する条例についてを議題とします。
町長から提案理由の説明を求めます。
町長。
○町長(西脇道夫君) 議案第77号 聖籠町農業委員会の委員及び農地利用最適化推進委員の定数に関する条例の一部を改正する条例について提案理由を申し上げます。
町農業委員会では、農業委員10人に農地利用最適化推進委員を加えた現行の体制について内部検証を実施しました。
その結果、本町が令和2年から政令により、推進委員を委嘱しないことができる団体とされたこと、一方で仮に推進委員を廃止した場合には、農業委員10人のみでは遊休農地の早期発見等が困難になるおそれがあることから、推進委員を廃止し、農業委員を13人程度とする体制が適当であるとの提案を農業委員会から受けました。
町としては、農業委員会からの提案内容が妥当であると判断し、定数について農業委員会と協議し、13人以内としたことから、次期農業委員任命の時点から農業委員の定数と推進委員の取扱いを改めるため、当該条例と関連条例の改正を併せて行うものであります。
細部につきましては、農業委員会事務局長に朗読説明させますので、ご審議の上、議決くださるようお願いいたします。
○議長(五十嵐利榮君) 農業委員会事務局長。
○農業委員会事務局長(長谷川一也君)
〔議案朗読説明〕
○議長(五十嵐利榮君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
5番、小川勝也さん。
○5番(小川勝也君) 1点だけ質問させていただきます。
定数については農業委員会と協議し、13人以内としたということは12人の場合もあるし、11人の場合もあるということなんでしょうか。それちょっと確認、13人にしなかった理由を、以内とした理由をお聞かせ願えますか。
○議長(五十嵐利榮君) 町長。
○町長(西脇道夫君) 小川議員の質問にお答えします。
基本的なことなので私のほうから答弁しますが、先ほど説明したとおり、農業委員会からの提案を町も考え方として妥当と協議したと。その積算の中に農地面積で推進委員の基準を参考に割り返すと、端数が出ますが、13.33という数字が出るということで、農業委員会からは13名程度というお話がありましたが、いずれにしても私どもとしては13名程度ということで条例改正できませんので、農業委員会のほうと確認して13人以内ということで条例を改正したいということであり、町としては13人というのを基本的に考えているということであります。
以上です。
○議長(五十嵐利榮君) ほかに質疑はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(五十嵐利榮君) 質疑なしと認めます。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(五十嵐利榮君) 討論なしと認めます。
これから議案第77号を採決します。
この採決は起立によって行います。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
〔起立者全員〕
○議長(五十嵐利榮君) 起立全員です。
したがって、議案第77号 聖籠町農業委員会の委員及び農地利用最適化推進委員の定数に関する条例の一部を改正する条例については原案のとおり可決されました。
○議案第78号 聖籠町道路占用料等徴収条例の一部を改正する条例について
○議長(五十嵐利榮君) 日程第5、議案第78号 聖籠町道路占用料等徴収条例の一部を改正する条例についてを議題とします。
町長から提案理由の説明を求めます。
町長。
○町長(西脇道夫君) 議案第78号 聖籠町道路占用料等徴収条例の一部を改正する条例について提案理由を申し上げます。
道路法の一部改正により、新潟県道路占用料徴収条例が改正されたことに伴い、同条例に準拠している聖籠町道路占用料等徴収条例の一部を改正するものであります。
細部につきましては、ふるさと整備課長に朗読説明させますので、ご審議の上、議決くださるようお願いいたします。
○議長(五十嵐利榮君) ふるさと整備課長。
○ふるさと整備課長(小林 稔君)
〔議案朗読説明〕
○議長(五十嵐利榮君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(五十嵐利榮君) 質疑なしと認めます。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(五十嵐利榮君) 討論なしと認めます。
これから議案第78号を採決します。
この採決は起立によって行います。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立をお願いします。
〔起立者全員〕
○議長(五十嵐利榮君) 起立全員です。
したがって、議案第78号 聖籠町道路占用料等徴収条例の一部を改正する条例については原案のとおり可決されました。
○同意第3号 聖籠町固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めるに
ついて
○議長(五十嵐利榮君) 日程第6、同意第3号 聖籠町固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めるについてを議題とします。
町長から提案理由の説明を求めます。
町長。
○町長(西脇道夫君) 同意第3号 聖籠町固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めるについて提案理由を申し上げます。
令和3年12月19日をもって任期満了となります聖籠町固定資産評価審査委員会委員、中村忠彦氏の後任について、小竹佳子氏を選任したく、地方税法第423条第3項の規定に基づき、議会の同意を求めるものであります。
小竹氏は、大学を卒業後、司法書士事務所等に勤務された後、平成15年に町内に司法書士事務所を開設し、以来法律事務の専門家として地域社会に貢献してこられました。司法書士として幅広い法律分野に精通されており、不動産登記や資産相続等の業務を通じ、固定資産に関する造詣も深いことから、同委員として期待される知識を十分に備えており、適任と考え、提案申し上げるものであります。
細部につきましては、総務課長に朗読説明させますので、同意くださるようお願いします。
○議長(五十嵐利榮君) 総務課長。
○総務課長(萩原波春君)
〔議案朗読説明〕
○議長(五十嵐利榮君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(五十嵐利榮君) 質疑なしと認めます。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(五十嵐利榮君) 討論なしと認めます。
これから同意第3号を採決します。
この採決は起立によって行います。
お諮りします。本件は原案のとおり同意することに賛成の方は起立お願いします。
〔起立者全員〕
○議長(五十嵐利榮君) 起立全員です。
したがって、同意第3号 聖籠町固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めるについては同意することに決定しました。
○議案第79号 新潟県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少
及び新潟県市町村総合事務組合規約の変更について
○議長(五十嵐利榮君) 日程第7、議案第79号 新潟県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び新潟県市町村総合事務組合規約の変更についてを議題とします。
町長から提案理由の説明を求めます。
町長。
○町長(西脇道夫君) 議案第79号 新潟県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び新潟県市町村総合事務組合規約の変更について提案理由を申し上げます。
阿賀北広域組合の解散による新潟県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少、加茂市及び加茂市・田上町消防衛生保育組合の共同処理事務への加入に伴い、新潟県市町村総合事務組合規約の一部を変更する必要があることから、地方自治法第290条の規定により議会の議決を求めるものであります。
細部につきましては、総務課長に朗読説明させますので、ご審議の上、議決くださるようお願いいたします。
○議長(五十嵐利榮君) 総務課長。
○総務課長(萩原波春君)
〔議案朗読説明〕
○議長(五十嵐利榮君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(五十嵐利榮君) 質疑なしと認めます。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(五十嵐利榮君) 討論なしと認めます。
これから議案第79号を採決します。
この採決は起立によって行います。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立お願いします。
〔起立者全員〕
○議長(五十嵐利榮君) 起立全員です。
したがって、議案第79号 新潟県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び新潟県市町村総合事務組合規約の変更については原案のとおり可決されました。
○議案第80号 町道の認定について
○議長(五十嵐利榮君) 日程第8、議案第80号 町道の認定についてを議題とします。
町長から提案理由の説明を求めます。
町長。
○町長(西脇道夫君) 議案第80号 町道の認定について提案理由を申し上げます。
道路法第8条第1項の規定に基づき、次の路線を町道認定したいので、同条第2項の規定により議会の議決を求めるものであります。
聖中ヶ丘6号線。
認定の理由。民間宅地開発で施工された造成地内の道路が、都市計画法第40条第2項の規定に基づき、町へ帰属されたため。
細部につきましては、ふるさと整備課長に朗読説明させますので、ご審議の上、議決くださるようお願いいたします。
○議長(五十嵐利榮君) ふるさと整備課長。
○ふるさと整備課長(小林 稔君)
〔議案朗読説明〕
○議長(五十嵐利榮君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(五十嵐利榮君) 質疑なしと認めます。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(五十嵐利榮君) 討論なしと認めます。
これから議案第80号を採決します。
この採決は起立によって行います。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
〔起立者全員〕
○議長(五十嵐利榮君) 起立全員です。
したがって、議案第80号 町道の認定については原案のとおり可決されました。
○議案第81号 指定管理者の指定について[聖籠町海のにぎわい館]
○議長(五十嵐利榮君) 日程第9、議案第81号 指定管理者の指定について[聖籠町海のにぎわい館]を議題とします。
町長から提案理由の説明を求めます。
町長。
○町長(西脇道夫君) 議案第81号 指定管理者の指定について[聖籠町海のにぎわい館]提案理由を申し上げます。
聖籠町海のにぎわい館の指定管理者を令和4年4月1日から令和9年3月31日までの5年間指定したいので、地方自治法第244条の2第6項の規定により議会の議決を求めるものであります。
細部につきましては、産業観光課長に朗読説明させますので、ご審議の上、議決くださるようお願いいたします。
○議長(五十嵐利榮君) 産業観光課長。
○産業観光課長(渡邊広彰君)
〔議案朗読説明〕
○議長(五十嵐利榮君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
5番、小川勝也さん。
○5番(小川勝也君) 今回指定期間が切れるんで、新たに指定管理者を募集されて、1団体が応募されたんで、こちらになったということを聞いているんですけど、5年単位でやむを得ないのかもしれないんですけど、実際なかなか海のにぎわい館の存続そのものもいろいろ、また、検討している状況なんで、こういった場合でも期間は5年間で委託しなきゃならないんでしょうか、その辺もう一回教えてください。
○議長(五十嵐利榮君) 町長。
○町長(西脇道夫君) 小川議員のご質問にお答えします。
海のにぎわい館については、以前の議会でも今後の在り方について小川議員からもご質問を受けましたし、それについては当然、町としては検討していく必要があるだろうと思います。ただ、施設としては現存しておりますので、町が直営でやるというのはさらに効率的ではありませんので、まずは今の体制、いわゆる指定管理という制度を活用してにぎわい館を運営していくということで対応を図ったものであります。
期間については、慣例ではありませんけど、5年間ということで今までも対応してきましたので、今回も5年間ということで対応するというものであります。
以上です。
○議長(五十嵐利榮君) 3番、手嶋満さん。
○3番(手嶋 満君) 私も昨日傍聴させていただいたんですけれども、公募に対して1団体のみの応募だったというようなことをお聞きしたんですけれども、公募ということであれば、本来であれば何団体かがあって、そういう方たちが今後5年間自分が指定されたら、こういうふうな活動を行いたいんだというような形での要は主張といいましょうか、そういうものがあってしかるべきだと思うんですけれども、1団体のみという形なんですが、その1団体の方が今後5年間活動内容、どのような形でにぎわう、活性化させるということを考えていらっしゃるのか。また、同じ団体ということはあるんですけれども、基本的に同じような内容で、仕事内容は変わらないというような答弁も昨日の委員会ではあったんですけれども、やはり5年間について任された場合にどういうふうな活性化を図っていくかということを団体のほうから町のほうは聞き取りといいましょうか、そういうことはしておるんでしょうか。
○議長(五十嵐利榮君) 町長。
○町長(西脇道夫君) 手嶋議員のご質問にお答えします。
基本的なことなので、まず私のほうからお答えしたいと思うんですが、団体のほうからは今後のいわゆる管理・運営の方法についてということで書類の提出を受けております。これを私ども内部のほうで審査して、結果として了としたということであります。詳細は担当課長から説明させますが、ただそうはいっても町としてもにぎわい館のさらなる集客といいますか、そういったことについては当然、町も同時に検討していかなければいけないというふうに考えていますので、今現在もいろんな方のほうからお話もありますので、そういったことも含めて町は町としてにぎわい館をいかにしていくかということは当然、考えていって、それは可能性がより高くなった時点では当然、管理指定はしていますが、NPO法人のほうとも協議をさせていただきたいなというふうに考えています。
以上です。
○議長(五十嵐利榮君) 産業観光課長。
○産業観光課長(渡邊広彰君) 手嶋議員のご質問にお答えします。
今回、海レクサポート1者というところでお願いするわけでございますけども、選定委員会というところで海レクサポートの事業計画書の内容を審査させていただきました。その中では添付資料の事業計画について、稼働率の向上ですとか情報発信ですとか経費削減の取組に関する提案の記述について少し具体性が不十分であったという若干の指摘はございましたけども、その辺に関しては再度事業計画の追加資料というところで、12月2日までに事業計画の追加資料、補足資料というところで海レクサポートから提出を受けて、それを了としたという経緯でございます。
向こう5年間についてですけども、海のにぎわいを創出するために、指定管理制度ではありますけども、委託元の町といたしましても、町からもアイデアを出して、海レクサポートと連携して今後5年間、聖籠町の海がにぎわうようにやっていきたいと考えております。
以上でございます。
○議長(五十嵐利榮君) 手嶋満さん。
○3番(手嶋 満君) ありがとうございます。
事業計画等はもらってというようなことなんでしょうけれども、1団体でずっと長くやっているということですと、どうしてもマンネリ化してしまいますので、その点はやっぱり緊張感を持って、団体と町という形での相対することが必要かと思いますので、今後ともやっていただきたいと思います。
また、海岸協力団体ということで申請しているということなんですけれども、そうすると規制が緩やかになるということなんでしょうけれども、規制が緩やかになるということはそれだけNPO法人のほうの権利といいましょうか、そういうものが強くなってくる、活動する範囲が広くなるということは町のほうからちょっと手が離れるということも考えられますので、そういうことも含めてマンネリ化しないで、ちゃんと情報を共有してやっていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
○議長(五十嵐利榮君) 町長。
○町長(西脇道夫君) 手嶋議員のご質問にお答えします。
手嶋議員が今指摘された海岸協力団体、これも実際にはNPO法人のほうで県のほうに申請をしたいということで今動いております。こういったことも活動していくことによって、いわゆる海岸線といいますか、海の活用方法も広がる可能性があるだろうということでの対応であります。
ただ、申請して認可されたからといって、すぐNPO法人が何か自由にできるとか、そういうものでは決してありませんので、海岸そのものはあくまで県の管理ですから、町もいわゆる海水浴場を開設しようとなれば、その都度、県に対して占有の許可をいただいて動くということになりますから、これはそれぞれNPO法人がいろんな実績を積み重ねた上で、県との協議の中で少し活動を広げていけるということになるんだろうと思いますので、その実績を積み重ねていくということがまずは大事だろうと。そうすると、いろんな意味での先ほど申し上げた集客というところにつながっていくのではという意味で、活動範囲を広げたいということで申請をということで動いているということであります。
詳細、担当課長のほうで補足があればさせます。
○議長(五十嵐利榮君) 産業観光課長。
○産業観光課長(渡邊広彰君) 手嶋議員のご質問にお答えいたします。
海岸協力団体制度というのがございまして、海レクサポートが海岸協力団体になりたいというところで今申請の準備を行っております。12月中には県に申請をして、約3か月程度かかるというふうに聞いております。
海岸協力団体に指定されるとどういうメリットがあるかというところでございますけども、まず先ほど町長も申しましたように、海岸協力団体としての活動に必要な占用等の許可の手続が簡素化される、つまりは町を通さず海岸協力団体自ら、聖籠町の海でいいますと東港港湾事務所でしょうか、そちらに占用許可の手続ができるといったところであります。また、国とか海岸管理者、これ県でありますけども、国や海岸管理者との情報交換が容易になることとともに海岸法に位置づけられた団体となることで社会的信用が向上するといったメリットもございます。今後の円滑な活動につながることが期待されるということから、海レクサポートには海岸協力団体という制度を利用して、今後の海の活性化を担っていただきたいというふうに考えております。
以上でございます。
○議長(五十嵐利榮君) 8番、松守雄さん。
○8番(松守雄君) まず、海のにぎわい館は、行財政改革の意見書にも利用率が低く、現状では廃止すべき施設に相当するということで回答が出ている中で、私ども厚生産業常任委員会でも調査した結果、そのときの調査の中では指定管理の公募があると聞きましたもので、海に憧れを持つような人に広く公募してほしいというふうなことで課長にお話しして、また、町に対してはイベントの拡大や利用率などを上げる方法などを改善してほしいということと、町も企画立案に支援してほしいというふうなことを提案しましたんですけど、ここで町長にちょっと聞きますけど、あの海の家を造るとき、一番のメインの売り物は何だったのか。それは、海をライブカメラで放映すると。それによって夏場の海水浴客だけでなくて、釣り客、またはサーフィン、そういう人たちに常時ライブ放送をするんだというふうなことでカメラをたしか設置してやっていると思ったら、何か故障して、問合せの件数が少ないものだから修理していません、やっていませんと。一番の町の売り物と、海のそういう事業というふうなものは時間をかけてやらなきゃならないのに、故障しましたからやめました、問合せ件数が少ないからというふうなことを聞きました。近年では、最近は網代浜海水浴場の近くの堤防の釣り客が違法な危険な、網を越えて釣りをしているというふうなことをテレビ放映されたり、または次第浜の汐美台の一角の住宅地に私も5軒ほど、明らかにサーフボードが趣味なんだなという家の造りをした若い人が家を建てています。サーフボードとか飾ったりして、ああ、趣味がサーフボードなんだなというふうな家があります。そんな聖籠町が変わりつつある中で、当初の目的を、一番の売り物の、福島県とかああいうところから冬場でもサーフィンしに来る人たちにライブ放送するというふうなことを壊れたからやめているというふうなことを町長、まず知っていましたかというのが1つと、それに対して海の家をどういう方向に持っていきたいというふうな考えでおるか、ちょっとお願いします。
○議長(五十嵐利榮君) 町長。
○町長(西脇道夫君) 松守雄議員の質問にお答えします。全体的なことなので、私のほうからお答えします。
海のにぎわい館の当初の建設目的は何だったのかということで、私は町長でありますので、決して無責任な発言をするつもりはありませんが、当時のとき関係しておりませんので、詳細についてまでとは言いませんが、私が知っている範囲では、このにぎわい館だけで終わるのではなくて、にぎわい館の横に鮮魚センターも造って、もっと大々的な施設にすると、それが最終目的だと、それがあそこのにぎわい館の目的であったと。でも、どういう理由か分かりませんが、全て頓挫して、にぎわい館だけが残ったと。それを今どうやって対応するのかというのを私どもは今対応しているということですから、当初目的からすると大きく変わってしまったと、変わってしまった施設をどうやるんだということを今考えている最中でありますので、当初目的云々という話よりも、残ったにぎわい館だけになってしまったものをどうするかということを我々は今検討しているところであります。
また、松議員おっしゃるように、ライブカメラ放映というのも当初そういった意味合いで設置したんだろうと思います。確かに故障しているという報告は受けております。これをどうするのかということも、また、元に戻すとなると、かなりの高額なお金がかかります。じゃ、それも含めてどうするのかというのは、今私ども内部で検討をしているというところであります。
以上です。
○議長(五十嵐利榮君) 松守雄さん。
○8番(松守雄君) ライブカメラで福島方面とかそういうところに海の、常駐で流すというふうなのは、今日やってあした結論が出るわけでもないし、長い時間をかけてそういう人たちにアピールしていくことが一番大事なのになと、私、聖籠町のにぎわい館がそんなことを、建てるときにそういうのを造ると、ああ、それはすごいなというふうなことを感じた思いがあるもんだから、それが壊れたからやめましたという話では、にぎわい館もあれだよなというような感じもするんですけど、ぜひひとつ直して、聖籠町の海を網代浜海岸含めて、釣り客とかサーフィンのお客様にもアピールする方法を、ひとつそういうのもぜひ実行してもらいたいと思います。
○議長(五十嵐利榮君) 町長。
○町長(西脇道夫君) 松守雄議員のご質問にお答えします。
先ほどお答えしたとおりでありますが、要は当初目的からもうずれてしまって、途中で計画が終わって、にぎわい館だけが残ってしまったという現状の中で、そのにぎわい館をどうやっていくのかということを我々は今検討しているところであります。したがって、ライブカメラ放映も決してそのままでいいとは当然、思っていませんけど、じゃ、どういう形がいいのかというのは改めてまた、考えていく必要があるだろうと思っていますし、先ほど来申し上げたとおり、我々は町としてはいろんなところににぎわい館の活用方法が別な方法ではないのかといったことも含めて、いろいろと関係する方々に対応といいますか、協力が願えるのかどうか、そんなことも対応を今行っているところでありますので、全体の中で考えていく必要があるんだろうというふうに考えております。
以上です。
○議長(五十嵐利榮君) ほかに質疑はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(五十嵐利榮君) 質疑なしと認めます。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(五十嵐利榮君) 討論なしと認めます。
これから議案第81号を採決します。
この採決は起立によって行います。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
〔起立者全員〕
○議長(五十嵐利榮君) 起立全員です。
したがって、議案第81号 指定管理者の指定について[聖籠町海のにぎわい館]は原案のとおり可決されました。
10時55分まで休憩します。
休 憩 (午前10時44分)
再 開 (午前10時55分)
○議長(五十嵐利榮君) 休憩を解き、会議を再開します。
○議案第82号 令和3年度聖籠町一般会計補正予算(第8号)
○議長(五十嵐利榮君) 日程第10、議案第82号 令和3年度聖籠町一般会計補正予算(第8号)を議題とします。
町長から提案理由の説明を求めます。
町長。
○町長(西脇道夫君) 議案第82号 令和3年度聖籠町一般会計補正予算(第8号)について提案理由を申し上げます。
既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ7,913万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ85億699万円と定める補正予算であります。
主な補正は、次のとおりであります。
歳入、介護給付費等負担金(国庫負担金)2,196万8,000円、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金1,120万円、介護給付費等負担金(県負担金)1,098万4,000円、繰越金1,648万6,000円。
歳出、介護給付費等扶助費4,393万6,000円、聖籠夏まつり実行委員会補助金1,280万円の減、聖籠町下水道事業会計負担金4,000万円、自主事業費810万2,000円の減、企業立地促進基金積立金1,020万3,000円。
細部につきましては、総合政策課長に朗読説明させますので、ご審議の上、議決くださるようお願いいたします。
○議長(五十嵐利榮君) 総合政策課長。
○総合政策課長(橋誠司君)
〔議案朗読説明〕
○議長(五十嵐利榮君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
10番、中村恵美子さん。
○10番(中村恵美子君) 2点ほどお願いいたします。
最初に、10ページの2款総務費の10節需用費、消耗品費77万円ですが、これ総文の中で二酸化炭素濃度の測定器というちょっと説明があったかと思うんですが、詳細な説明がなかったので、これはやはりこども園、小・中学校の各教室に設置することでよいのか、その辺をお願いいたします。
あと2点目ですが、28ページの防災費の10節需用費の修繕料72万3,000円を何か説明はしていたようなんですが、ちょっとその詳細な説明をお願いいたします。
以上です。
○議長(五十嵐利榮君) 総務課長。
○総務課長(萩原波春君) 中村議員の質問にお答えします。
需用費の消耗品の関係ですが、これにつきましては、こども園及び小学校へ貸与した二酸化炭素濃度測定器及び電源タップ123台分を予算を先食いして各こども園、小・中学校に配布したものであり、その予算を計上させてもらったというものであります。それで、内訳につきましては、各学校、こども園のほうから要望あった数を各こども園、小・中学校のほうに配布させてもらったということであります。
以上です。
○議長(五十嵐利榮君) 生活環境課長。
○生活環境課長(高橋直樹君) 中村議員のご質問にお答えいたします。
防災費の修繕料72万3,000円の内訳というふうなことでございますが、こちらにつきましては防災行政無線のデジタル化に伴いまして、広域消防であったり、あとライン、ツイッターなどのSNSとの情報連携のためにインターネット回線や初期費用が発生することになりました。こちらの費用につきまして、連携方法や、あと業者が決まらないと金額が分からなかったことから9月補正ではちょっと間に合わないところでございましたので、9月補正以降に費用が必要になったことから、同じ目内の防災費のところの修繕料のほうから流用させていただいたというふうなところでございます。修繕料から流用させていただきましたので、今後の防災行政無線の修繕が必要というふうなことから、それに備えるために今回修繕料72万3,000円、こちら当初予算で計上した金額でございますが、こちらのほうを増額補正させていただくというふうな内容でございます。
以上でございます。
○議長(五十嵐利榮君) 中村恵美子さん。
○10番(中村恵美子君) では、最初のほうの10ページの件ですが、要望のあったこども園、小・中学校にそれぞれ配布したということですが、123台分というお話でしたが、これについて、この123台分は学校以外にも町にも置くという話で、移動して、庁舎内に置いて貸出しするような話もあったようですけれど、その辺についてはどのようになっているのか伺いたいと思います。
それと、2点目について、業者が決まらなかったから9月議会でできなくて、今回流用させてもらったというお話ですが、ある程度の金額としてこのくらいということでは分からなかったので、確定しないと、やはりこのように補正予算として上げられなかったということでよろしいのでしょうか。
○議長(五十嵐利榮君) 総務課長。
○総務課長(萩原波春君) 中村議員の質問にお答えします。
先ほど言いましたこども園、小・中学校のほかに、あと庁舎、出先の部分で準備させてもらった部分があります。庁舎につきましては各階2台、それと会議室用に貸出し3台、あと保健センター、図書館、上下水道課のほうに各1台ということで配布してあります。
以上です。
○議長(五十嵐利榮君) 生活環境課長。
○生活環境課長(高橋直樹君) 中村議員のご質問にお答えいたします。
中村議員ご質問のとおりでございます。
以上でございます。
○議長(五十嵐利榮君) 中村恵美子さん。
○10番(中村恵美子君) 2点目のほうは分かりました。
それで、1点目のほうなんですが、私もちょっとよく分からなかったんですけど、学校の関係ですと1,500ppm以内ということで決まっているわけなんですが、その中で先日中学生の孫に聞いたら、教室の中でその数値を超えて何かピーピーピーピー、どういう音か分からないんですが、音が出たということで、急遽窓を開けて空気をきれいにしたような話を伺ったんですが、それについての数値の設定というのはやはり1,500ppmということでよろしいのでしょうか。子ども教育課として、また、周知していらっしゃるのか、その辺をお願いいたします。
○議長(五十嵐利榮君) 子ども教育課長。
○子ども教育課長(松井 博君) 中村議員の質問にお答えします。
その数値が1,500なのか、ちょっと今定かでないんですけども、規定を超えますとピーピーピーと鳴ると窓を換気するように指導しております。その前にも定期的に時間になりましたら換気するようにということで、子ども教育課は指示を出しております。
以上でございます。
○議長(五十嵐利榮君) 9番、宮澤光子さん。
○9番(宮澤光子君) 32ページの新発田中央高等学校教育振興負担金なんですが、この12月補正で確定という形で7万円出てきたんですが、要するに私どものほうの町の子供、生徒というか、1人につき1万円補助を学校のほうに出すということは承知しているんです。なので、この7万円、今回出てきて確定と言われたんですが、もうちょっと早く、それこそ入学時とか、3年は卒業して、1年が入るわけなんだけれども、そういう形ではなかったでしょうか。何か12月補正でこうだったかなとちょっと思いながら見ていたんですが。
それと、表を見て、補正前の額が計のところで74万4,000円、補正額が7万円で計81万4,000円なんですが、その上が64万円、7万円と71万円、この端数が出るのは何だろうなと思いながら見ていたんですが、1人1万円ということでの積算根拠というか、そういう形で予算が出てきていたんではないかなと思ったんですが、そこのところをちょっとお願いいたします。
○議長(五十嵐利榮君) 子ども教育課長。
○子ども教育課長(松井 博君) 宮澤議員の質問にお答えします。
第1点目の人数の件でございますけども、当初予算で昨年のベースに予算を盛ってうちのほういるんですけども、これは新発田中央高校から正式な請求ということで上がってきて、それから精算しているものでございます。それが10月ぐらいになるんでしょうか、来たときに人数が確定したものをいただきまして、それで人数を合わせて、補正してお支払いするということでございます。宮澤議員のおっしゃるとおり、1人1万円で確定が71人ですので、計71万円ということでございます。
それから、端数が出るということでございますけども、この10款4項のところのほかのものも、ここだけのものが載っていますので、ほかのものの予算もありますので、計ということでこれだけではございませんので、そういう形でなっております。
以上でございます。
○議長(五十嵐利榮君) 宮澤光子さん。
○9番(宮澤光子君) 2点目のところ、ほかのものもあったから、この計の74万4,000円になっているというふうに取ってよろしいんですね。要は今回補正だけのほうを取り出しているわけだから、計と合わないというのはそれでいいんですよね、ということですよね。ほかの予算もあるのが出ていなかったということでよろしいんですね。
10月に確定したものがというんですが、これ例年でしょうか。何かちょっと遅いような気がしてならない、そちらの要は相手方のあることだからいいんですが、例年、今頃確定というもので出てきたでしょうか、いま一度お願いいたします。
○議長(五十嵐利榮君) 子ども教育課長。
○子ども教育課長(松井 博君) 宮澤議員の質問にお答えします。
請求は、毎年10月ぐらいで行っていたとうちのほうも報告受けております。
それから、予算書のほうでございますけども、こちらほかのものも少し入って、ここの全日制高等学校管理費のところでは64万円で計でなっていますけども、そこはちょっと今調べたいと思いますので、よろしくお願いします……失礼しました。ここの中に定時制高等学校管理費というものが1目にありまして、4項の中の計でございます。それが入っていました。それが本年度予算額が10万4,000円ございまして、全日制高等学校管理費が64万円ございまして、74万4,000円という計でございます。
以上でございます。
○議長(五十嵐利榮君) 5番、小川勝也さん。
○5番(小川勝也君) 農林水産業費の20ページなんですけど、地場物産館のあり方検討委員会委員謝礼が12万8,000円と委員会の費用弁償3,000円のっているんですけど、厚産の委員会で聞いていたところによると、学識経験者が1名と9人、ほかの方合わせて10人ということなんで、令和3年度が2回、それ以降数回を考えているということなんですけど、これは結局のところは来年度1年間また検討するということなんでしょうか。それ町長になるのかもしれないんですけど、ちょっと聞きたいんですけど。
○議長(五十嵐利榮君) 町長。
○町長(西脇道夫君) 小川議員の質問にお答えします。
前回も一般質問のときに小川議員に回答した記憶があるんですが、今回補助金審査会のほうからいわゆる地場物産に対しての補助金が経営上の支援になっているのであればすぐに検討すべきと、なおかつ令和3年度中に結論を出すべきではないかという意見が出されました。内容については、まだまだ検討する余地が私どもとしてはあると思うんですが、いずれにしても補助金審査会のほうから早急に結論を出すようにということでしたので、普通であれば新年度で委員会といいますか、こういう会議を立ち上げるんですけど、委員会の意見を尊重して、少しでも早く意見交換といいますか、会議を始めたいということで、補正ではありますが、委員会の立ち上げの経費を上げさせていただいたということであります。要は当初ですと委員会上げても、実際に委員会を開くのがもう大体5月とか6月ぐらいになりますから、そこから審議していると、また、遅れますので、令和4年度でもうすぐ結論が出るとは当然、思いませんけども、少しでも早く意見をいただきたいということで今回補正で上げたという趣旨であります。
○議長(五十嵐利榮君) 小川勝也さん。
○5番(小川勝也君) 予算にあまり関係ないので申し訳なかったですけど、学識経験者1名というのは建築関係ですか、それとも財務か何かの関係の方を考えているんでしょうか、その辺分かったら教えてください。
○議長(五十嵐利榮君) 町長。
○町長(西脇道夫君) 小川議員の質問にお答えします。
それについては、今現在選考を行っているところであります。議決いただければ、早急にお願いに行きたいなというふうに考えております。
○議長(五十嵐利榮君) 6番、青木順さん。
○6番(青木 順君) すみません、私も今小川議員の質問とちょっと重なるんですが、昨日も厚産で聞かせていただいたんですが、まだ分からないことがちょっと多々あったので、質問させていただきます。
補助金の検討委員会のほうから答申を受けて、早急にこういうふうな対応をしなければならないという内容はよく分かったんですが、以前もそういった施設に対する有識者会議でも様々な答申が出ていたと思うんですが、そこの中でも廃止なのか改装なのか、いろいろな意見があったと思うんですが、私は委員会を立ち上げるのは結構だと思うんですけども、まずは前も同じような質問をしたことがあるかと思うんですけど、町は地場物産に対してどういうポジションで経営をしてもらいたいかというところがまだちょっとよく分からないんですけども、私が認識しているのは町の農業活性化、地産地消、そういう部分で以前にあそこの建物が稼働したのかなというふうな認識なんですが、まずはやっぱり町としてあそこがどういう建物になってもらいたいのかというのをはっきりちょっと教えていただきたいんですが。
○議長(五十嵐利榮君) 町長。
○町長(西脇道夫君) 青木議員のご質問にお答えします。
基本的には地場物産について、内部で今までいろんな検討をしてきました。一番検討した大きいのは、いわゆる今のある建物を改装して、新たな手法での継続が可能なのかどうかというのをまずコンサルに依頼して検討しました。ただ、それは改装費があまりにも高額になるということと、あの建物そのものがいわゆる空調等老朽化して、現状例えばお金をかけて改装したとして、じゃ、どの程度もつのかということを考えると、あの建物そのものが今後10年、20年使っていくということ自体が非常に厳しい状況だと。それを考えると、まずはあそこで何をするということも大事ですけど、建物そのものも存続できるのかどうか、それも踏まえた上での検討が必要だということであります。今まではそういったことで、町としてはあの建物を活用するということでの検討を行ってきましたが、基本的には町としてはあの建物を継続的に改装して使うというのは無理があるだろうという認識を持っています。ただ、今現在利用しているわけですから、ただそれといわゆる行革委員会からも場所としては非常にいいと、活用方法をもっと検討すべきだというご意見もあります。つまりそれらを踏まえて具体的に、じゃ、あの土地をどう有効活用するのか、併せてそれが農業の活性化にどのようにつながるのか、そういったことを具体的に意見をいただいて、町としても方針を決定したいということで今回意見を求めたいという趣旨であります。
以上です。
○議長(五十嵐利榮君) 青木順さん。
○6番(青木 順君) 建物の老朽化については、ちょっと地場物産館のあり方検討委員会委員謝礼と少しかけ離れますが、いいでしょうか。もし駄目だったら、そのとき切ってください。
考え方としては分かったんですけども、あり方検討委員会でもう無理だから即刻廃止すべきだという意見が例えば出たとしたら、これ丸のみする予定なんでしょうか。
○議長(五十嵐利榮君) 町長。
○町長(西脇道夫君) 青木議員のご質問にお答えします。
私どもはこの委員会に意見を求めているわけですから、出てきた意見は当然、尊重すべきものだと考えています。ただ、私どもが内部だけで検討するんではなくて、当然、有識者もしくは実際に今使っている方々、もしくはいわゆる2割園芸を考えたときのアンテナショップとしての活用があるのかどうか考えれば、今の農業者、こういった方々の意見をお聞きしたい。どういう形がいいのかということであります。
ただ、そこで出てきた意見で、町がそれを即採用するかどうかというのは、これはまた別な問題であります。当然、それを踏まえて、町としてどうするかということを検討する。検討した結果、改めて予算が伴う話でありますので、当然、議会に提案して、議会のご意見を伺って動いていくと、流れとしてはそういうふうに考えております。
○議長(五十嵐利榮君) 青木順さん。
○6番(青木 順君) 西脇町長もこの役場にずっと勤められているので、あそこの経緯は一番よく分かっていらっしゃるし、内部の事情というのもよく分かっていらっしゃると思うんですけども、ここ最近全然、有識者会議でいろんな答申を得られても、あまり変わりが見えない。町としてこうなってほしいという、どういうてこ入れを地場物産にしたのか、また、社長業も受けられたときもあったでしょうし、様々な思いもあったと思うんですが、働いている側からしたら、やっぱりそういった改善策どんどんないまんま、例えばこういう会議でいろんな答申が出されて、それを丸のみというか、そっちを尊重されてしまったら、働いている側からしたらたまったもんじゃないと思うんです。どうやったら、まずあそこがよくなるかというのを町がやはり知恵を絞るべきだと思うんです。何でも検討者会議、有識者会議、それなりの答えは出るでしょう、やはり専門家があるんですから。それ以前にやはりやる側がどれだけ熱意を持ってあそこを活性化させるんだということになっているかどうかというのが一番重要だと思うんです。そこをやはりまず変えていかないと、地場物産の職員にもう任せっきりだったりとか、そういう部分では私はよくないと思うんです。だから、まずはとれたて市場の会員たくさんいます。家賃収入をいただいているテナントもいます。そういったところから、過去の経営の方針は捨てて、これからどうしていかなきゃならないかというところをまずしっかり役場と経営者側でよく話をしていただきたい。そこからまず始まるんじゃないかなと思うんですけども、いかがでしょうか。
○議長(五十嵐利榮君) 町長。
○町長(西脇道夫君) 青木議員のご質問にお答えします。
青木議員のご指摘のとおりだと思います。したがって、じゃ私どもが、町というより地場物産になりますけど、地場物産に対して、ただ私も取締役ですし、副町長は社長ですので、当然、そこでの発言もありますし、町としての発言もあります。その中で改善策も行っております。これは、夏井さんが社長時代からいろんな改善策をやっております。今年でいえば500万円の補助金はありますが、今の見込みでは黒字になる予定であります。今までは赤字でしたということで、自らの改善策はいろいろと行っております。詳細がもし副町長のほうから、あまり地場物産のことについてここでお話しするのはいかがかと思いますので、可能な範囲でお答えしますが、ということで具体的な改善策については地場物産のほうでも可能なものは既に行っております。
ただ、問題は先ほど申し上げたとおり、つまりそこで頑張るのはいいんですが、建物そのものの問題が正直言ってもう出てきている。つまり今回もそうですが、空調がもう効かないということで、町で修繕料を上げて何とかもたせていると、つまりそれが現状です。それと、今後隣の、前、酒屋がありましたが、あのところももう空調が全く効きません。ですから、借りたいという方がありますけど、はっきり言って夏冬使うなんていうのはもう正直無理だろうと。そうすると、あの建物そのものをどうするんだということも決めないといけないのだろうと思います。ただ、そのときに仮にあの建物を廃止で新たなものを建てる、廃止のまま、いろんな選択肢があると思いますが、いずれにしてもかなりの高額なお金がかかります。したがって、町もそれだけのお金をかけてやる以上、町の内部だけで、じゃ検討していいのかといえば、実際にそこに関わる人たちの意見も当然、聞くべきだろうということでこの委員会を立ち上げて意見を聞きたいということであります。したがって、これが正直言ってそんなにお金もかからず、改修程度で済むんであれば、我々も内部検討で考えて、議会に対してこれでどうでしょうかという提案をしたいところでありますが、根本的なことを考えると、相当の額をかける話でありますので、できるだけ多くのご意見もお伺いしたいというのが今回の趣旨であります。という意味で、根本的にあそこの場所に、それからあの建物、その上でいわゆる農業振興という観点から、じゃあそこに新たなものが必要なのかどうかということを考えないといけない時期なんだろうというふうなことから今回こういう会を立ち上げて意見をお聞きしたい。その上で我々の方針を決めて、議会の皆さんのほうにもそれをお諮りしたいというのが今回の予算計上の趣旨であります。
○議長(五十嵐利榮君) 一応3回終わりましたので。
〔「分かりました」の声あり〕
○議長(五十嵐利榮君) じゃ、副町長から答弁お願いします。
○副町長(松光志君) 青木議員の質問にお答えします。副町長という立場ですが、地場物産の代表取締役をもやっていますので、そこで分かる範囲で私のほうでお答えいたします。
改善策ということで、地場物産の職員と定例的に会議を持ちながら、産業観光課の職員も含めてやっております。先ほど町長が言ったとおり、令和2年度については補助金がありながらではありますが、若干の黒字体制になったと。やり方、考え方としてはホームページでも経営健全化方針というのを公表してお示しはしているんですが、基本的に経費の削減で地場物産に関しては飲食の部門、それからとれたて市場の部門、それからテナント部門が大きな収入の柱になっています。それぞれにおいてどういった形で経費が削減できるかということの取組、あるいは飲食部門で何か料理の改善ができないかといったところもやりながら、少しずつではありますが、今そういった収支が改善をしてきているという状況です。
ただ、先ほど来町長が申し上げているとおり、施設の維持管理費が今のテナントの現状、数と、それから施設の規模の比較で見たときに、非常にランニングコスト、光熱水費といいますか、いわゆる電気代といいますが、それがやはりかなり多くかかっていて、テナントが少ない分、地場物産そのものが負担をする電気代が非常に多くなっているといった部分で、そこがなかなか施設が今の現状のままですと変わってこないというところがあって、そこはなかなかいかんともし難いところがありまして、あとはとれたて市場でどれだけ農産物を出していただけるかというところも多くありまして、そこもなかなか農産物の出来次第でその年の収入が結構変わってくるというところもあって非常に難しいところがあるんですが、今現状そういった形になっております。
答弁は以上です。
〔何事か声あり〕
○副町長(松光志君) すみません、ちょっと答弁漏れといいますか、補足をさせていただきますが、令和2年度からとれたて市場のほうで農家の方から支払っていただく手数料を2%上げさせていただいて、それも収支改善の一つになっております。
以上です。
○議長(五十嵐利榮君) 副町長からも丁寧な答弁ありましたので、青木議員、もし追加の質問ありましたら、もう一回議長は認めます。
〔「いや、もう1回、2回では収まらないので、いつか
一般質問でさせていただければと思います」の声あ
り〕
○議長(五十嵐利榮君) じゃ、今日の青木議員の質疑はこれで終わります。
ほかに質疑はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(五十嵐利榮君) 質疑なしと認めます。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(五十嵐利榮君) 討論なしと認めます。
これから議案第82号を採決します。
この採決は起立によって行います。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
〔起立者全員〕
○議長(五十嵐利榮君) 起立全員です。
したがって、議案第82号 令和3年度聖籠町一般会計補正予算(第8号)は原案のとおり可決されました。
○議案第83号 令和3年度聖籠町国民健康保険特別会計補正予算(第4号)
○議長(五十嵐利榮君) 日程第11、議案第83号 令和3年度聖籠町国民健康保険特別会計補正予算(第4号)を議題とします。
町長から提案理由の説明を求めます。
町長。
○町長(西脇道夫君) 議案第83号 令和3年度聖籠町国民健康保険特別会計補正予算(第4号)について提案理由を申し上げます。
既定の国保事業勘定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ530万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ13億7,398万7,000円とし、施設勘定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ65万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億883万5,000円と定める補正予算であります。
主な補正は、次のとおりであります。
事業勘定、歳入、他会計繰入金249万2,000円の減。
歳出、償還金及び還付加算金530万円。
施設勘定、歳入、一般会計繰入金212万1,000円の減、県補助金213万円。
歳出、医業費100万円。
細部につきましては、事業勘定を町民課長に、施設勘定を保健福祉課長に朗読説明させますので、ご審議の上、議決くださるようお願いいたします。
○議長(五十嵐利榮君) 町民課長。
○町民課長(加藤義勝君)
〔議案朗読説明〕
○議長(五十嵐利榮君) 保健福祉課長。
○保健福祉課長(佐藤 寿君)
〔議案朗読説明〕
○議長(五十嵐利榮君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(五十嵐利榮君) 質疑なしと認めます。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(五十嵐利榮君) 討論なしと認めます。
これから議案第83号を採決します。
この採決は起立によって行います。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立お願いします。
〔起立者全員〕
○議長(五十嵐利榮君) 起立全員です。
したがって、議案第83号 令和3年度聖籠町国民健康保険特別会計補正予算(第4号)は原案のとおり可決されました。
○議案第84号 令和3年度聖籠町介護保険特別会計補正予算(第4号)
○議長(五十嵐利榮君) 日程第12、議案第84号 令和3年度聖籠町介護保険特別会計補正予算(第4号)を議題とします。
町長から提案理由の説明を求めます。
町長。
○町長(西脇道夫君) 議案第84号 令和3年度聖籠町介護保険特別会計補正予算(第4号)について提案理由を申し上げます。
既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ6万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ13億4,937万9,000円と定める補正予算であります。
主な補正は、次のとおりであります。
歳入、国庫補助金74万5,000円、一般会計繰入金68万2,000円の減。
歳出、介護サービス等諸費30万3,000円、償還金及び還付加算金34万7,000円。
細部につきましては、町民課長に朗読説明させますので、ご審議の上、議決くださるようお願いいたします。
○議長(五十嵐利榮君) 町民課長。
○町民課長(加藤義勝君)
〔議案朗読説明〕
○議長(五十嵐利榮君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(五十嵐利榮君) 質疑なしと認めます。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(五十嵐利榮君) 討論なしと認めます。
これから議案第84号を採決します。
この採決は起立によって行います。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
〔起立者全員〕
○議長(五十嵐利榮君) 起立全員です。
したがって、議案第84号 令和3年度聖籠町介護保険特別会計補正予算(第4号)は原案のとおり可決されました。
○議案第85号 令和3年度聖籠町下水道事業会計補正予算(第3号)
○議長(五十嵐利榮君) 日程第13、議案第85号 令和3年度聖籠町下水道事業会計補正予算(第3号)を議題とします。
町長から提案理由の説明を求めます。
町長。
○町長(西脇道夫君) 議案第85号 令和3年度聖籠町下水道事業会計補正予算(第3号)について提案理由を申し上げます。
既定の3条予算の収益的支出から34万3,000円を減額し、6億9,777万9,000円とし、既定の4条予算の資本的収入に4,000万円を追加し、2億479万8,000円と定める補正予算であります。
補正内容は、次のとおりであります。
3条予算、収益的支出、手当等24万3,000円の減、法定福利費19万3,000円、旅費12万1,000円の減、会費負担金17万2,000円の減。
4条予算、資本的収入、一般会計負担金4,000万円。
細部につきましては、上下水道課長に朗読説明させますので、ご審議の上、議決くださるようお願いいたします。
○議長(五十嵐利榮君) 上下水道課長。
○上下水道課長(田村 治君)
〔議案朗読説明〕
○議長(五十嵐利榮君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(五十嵐利榮君) 質疑なしと認めます。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(五十嵐利榮君) 討論なしと認めます。
これから議案第85号を採決します。
この採決は起立によって行います。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
〔起立者全員〕
○議長(五十嵐利榮君) 起立全員です。
したがって、議案第85号 令和3年度聖籠町下水道事業会計補正予算(第3号)は原案のとおり可決されました。
○議案第86号 令和3年度聖籠町水道事業会計補正予算(第4号)
○議長(五十嵐利榮君) 日程第14、議案第86号 令和3年度聖籠町水道事業会計補正予算(第4号)を議題とします。
町長から提案理由の説明を求めます。
町長。
○町長(西脇道夫君) 議案第86号 令和3年度聖籠町水道事業会計補正予算(第4号)について提案理由を申し上げます。
既定の3条予算の収益的支出に193万9,000円を追加し、2億9,903万8,000円と定める補正予算であります。
補正内容は、次のとおりであります。
3条予算、収益的支出、給料2,000円の減、手当等8万7,000円の減、法定福利費1万8,000円の減、旅費42万円の減、修繕費278万6,000円、会費負担金32万円の減。
細部につきましては、上下水道課長に朗読説明させますので、ご審議の上、議決くださるようお願いいたします。
○議長(五十嵐利榮君) 上下水道課長。
○上下水道課長(田村 治君)
〔議案朗読説明〕
○議長(五十嵐利榮君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(五十嵐利榮君) 質疑なしと認めます。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(五十嵐利榮君) 討論なしと認めます。
これから議案第86号を採決します。
この採決は起立によって行います。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
〔起立者全員〕
○議長(五十嵐利榮君) 起立全員です。
したがって、議案第86号 令和3年度聖籠町水道事業会計補正予算(第4号)は原案のとおり可決されました。
○議案第87号 令和3年度聖籠町一般会計補正予算(第9号)
○議長(五十嵐利榮君) 日程第15、議案第87号 令和3年度聖籠町一般会計補正予算(第9号)を議題とします。
町長から提案理由の説明を求めます。
町長。
○町長(西脇道夫君) 議案第87号 令和3年度聖籠町一般会計補正予算(第9号)について提案理由を申し上げます。
既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億3,303万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ86億4,002万5,000円と定める補正予算であります。
主な補正は、次のとおりであります。
歳入、子育て世帯等臨時特別支援事業費補助金1億3,318万円。
歳出、子育て世帯等臨時特別支援事業電算処理業務委託料66万円、子育て世帯等臨時特別支援事業扶助費1億3,150万円。
細部につきましては、総合政策課長に朗読説明させますので、ご審議の上、議決くださるようお願いいたします。
○議長(五十嵐利榮君) 総合政策課長。
○総合政策課長(橋誠司君)
〔議案朗読説明〕
○議長(五十嵐利榮君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
3番、手嶋満さん。
○3番(手嶋 満君) 町長に2点ほどお伺いします。
今回の子供、子育て給付金ということでありますけれども、政府のほうでは原則5万円の現金、そしてまた5万円のクーポン券という形での支給ということを原則としているわけでありますけれども、報道なんかによりますと、全国の自治体の中でこの5万円、5万円を現金で給付するというようなところもあると聞きます。本町の考えはどのような考えになるのか、対応、それをちょっとお聞きしたいと思います。
もう一点なんですけれども、国のほうでは年収960万円以上の世帯の子供に関しては給付金はないということなんですけれども、レアなケースなんですが、自治体の中には全部そういうことはやめて、もう18歳以下の子供に関しては給付金全部給付するというようなところ、自治体もあるやに聞きます。そういう意味で本町の考えをお願いします。
○議長(五十嵐利榮君) 町長。
○町長(西脇道夫君) 手嶋議員のご質問にお答えします。
2点いただいたんですが、最初に国のほうで定めているいわゆる児童手当の年収をそのまま採用するという考え方ですが、今のところ町としてはこの国の考え方に従った形で対応していきたいというふうに考えております。したがって、町が全ての18歳未満の方に単費で補助金を給付するのかという考えは、今のところ持っておりません。
それから、1点目の5万円のクーポンということですが、国の答弁が日々動いているようであります。ただ、現時点においては、昨日の首相の一般質問での答弁が最新だと思いますが、いわゆる5万円の現金と5万円のクーポンを原則としながらも、自治体のほうで5万円の現金給付が可能になるかどうか、意見を踏まえながら検討したいという答弁になっていますので、まだ国のほうとしては明確な確定がされていないんだろうなと思います。したがって、そこは国の通知を待つ必要があるのだろうと思っております。
ただ、町としては仮に可能となった場合、こういった給付金は速やかに給付されるのが最も望ましいだろうというふうに考えております。そうしますと、国の通知がどの時点で正式に来るのか、もしくは現金給付の基準がどうなるのか、それによって町が該当するのかどうかという問題もありますが、それを待ってから臨時議会、それから事務手続ということになりますと、実際の給付までには1か月以上かかります。そういったことを考えると、事前に準備をしておくということも一つの方策ではないかという考え方も持っております。したがって、国のこれからの対応次第といいますか、いわゆる通知等の考え方によりますが、場合によっては事前に追加提案ということで議会にお願いし、仮に可能となったら速やかに執行できるという手法もあるのではないかというふうに今現在考えているところであります。
以上です。
○議長(五十嵐利榮君) 皆さんにお諮りします。
間もなく正午になりますが、本日予定されております議題はこの議案第87号で終わる予定です。ということで、この87号が終わるまで引き続いて議事を続けさせていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声あり〕
○議長(五十嵐利榮君) じゃ、ご了解いただいたということで、議事を引き続き続けさせていただきます。
3番、手嶋満さん。
○3番(手嶋 満君) 今、町長から迅速なというふうな話をいただきましたんで、あれなんですけども、要は報道なんかですと、大阪市ですか、クーポン券という形で発行するとなると6月、7月までずれ込むんじゃないかと、そういうふうなことを市長が言っておったわけであります。だから、そういうふうな意味では迅速ということであれば、やっぱり現金給付というのが一番いいのかなと。そしてまた、コスト的に考えてもクーポン券だと印刷のコスト、輸送のコスト、そしてまた職員の皆さんの負担というようなことがかかりますので、そういう意味では現金であれば子ども手当のデータがあるでしょうから、そこに関しては金融機関のほうにもうデータ流すだけでよろしいでしょうし、また、子ども手当を受けていない18歳以下のお子さんでも、申請のほうもそういうふうな意味ではある程度簡略化した形でできるかと思いますので、ぜひそういうふうな形で、2回目ということなんでしょうか、来春ということなんでしょうけれども、現金でというような形でできればということなんですけれども、お願いしたいと思います。
○議長(五十嵐利榮君) 町長。
○町長(西脇道夫君) 手嶋議員のご質問にお答えします。
先ほど申し上げたとおり、国がクーポンを現金に給付できるという基準がどういうものなのか分かりませんので、その状況次第でありますが、仮にうちの町もクーポンではなく、現金の支給が可能だということであれば、私としてはクーポンではなく現金で支給するのがうちの町にとって、また、該当する保護者にとって、より適切だというふうに判断していますので、そうなればそれをいかに速やかに給付するかということを最初に考えたいというふうに考えております。
○議長(五十嵐利榮君) 10番、中村恵美子さん。
○10番(中村恵美子君) 私も4ページの子育ての世帯の特別支援事業の補助金について質疑するわけですが、やはり私も手嶋議員と同じように、総理は昨日の代表質問で現金給付も可能ということで答弁しておりますし、ただ自治体の実情に応じてという話もしております。それで、それが今後どのように国から通知が来るのか分かりませんけれど、群馬の太田市の市長は若い人たちが集うカフェに行って、若い人たちの意見も集約したら、やはり現金がいいということで、群馬の太田市長は現金給付をするということで公言していて、すごくツイッターとか皆さんから、それはいいことだということで結構いろいろたくさん入っているという、そういう話も伺っております。
そんな中で、私もやはり国からどういうふうなのがあるかは分かりませんけれど、自治体に応じてできるということもあるのであれば、町長も早く決断をして、現金給付でやるのは私もよい考えだと思いますが、そのようにもう準備を進めていかれればいいかと思うんですが、今回ののは12月24日に振り込みたいという、総文の委員会を傍聴していたら、そのように1回目は早急にもう今年中に振り込まれるということなので、いいと思うのですが、その後の5万円についても早急に町長としてやはり決断すべきだと思うんですが、いかがでしょうか。
○議長(五十嵐利榮君) 町長。
○町長(西脇道夫君) 中村議員のご質問にお答えします。
先ほど手嶋議員の質問にもお答えしたとおり、私どもの聖籠町にとってはクーポン、現金、両方とも可能だという状況になれば、私としては現金給付のほうが、より聖籠町にとっては効果的だというふうに判断していますので、可能となれば現金給付の方向で速やかに動きたい、その準備も同時に進めたいというふうに考えております。
以上です。
○議長(五十嵐利榮君) 中村恵美子さん。
○10番(中村恵美子君) では、もう一度聞きますが、それは町長として判断するのは、国から何か通知が来てからという判断になりますか。
○議長(五十嵐利榮君) 町長。
○町長(西脇道夫君) 中村議員のご質問にお答えします。
最終的にはやはり国の決定がないと、町が単費でやるのかということになると、それもまた、その後にクーポンが来たとなると対応ができなくなりますから、最終的には国の意思決定が決まってから町も執行するということになります。
ただし、先ほど申し上げたとおり、できるだけ速やかにやはり給付をしたい。年末年始ですし、できれば早い段階で保護者のほうの手に届くというのが望ましい姿だろうというふうに思っています。したがって、そのための準備を前もってしておくというのは、それは自治体の意思として特に法的に触れるものではないというふうに考えておりますから、場合によってはこの議会中に追加提案で議決をいただいて、執行がすぐできるようにという選択肢も可能ではないかというふうに考えております。いずれにしても、今国の動きを我々も注視しているということであります。
以上です。
○議長(五十嵐利榮君) 7番、田中智之さん。
○7番(田中智之君) 今ほど町長から国のほうも今調整中ということで状況次第で、現金給付が可能ならば速やかに対応したいと。これは、恐らくほとんどの人がそう願っていると思うんですが、その場合、各自治体で足並みがそろわない場合、財源をどうするかという問題が出ると思うんです。足並みそろわないということは、国からまとまった補助金というのは支給されないと思うんですが、その場合、現金給付をすると決めた場合は財源をどういうふうにするか教えてください。
○議長(五十嵐利榮君) 町長。
○町長(西脇道夫君) 田中議員のご質問にお答えします。
これは、すべからく仮定の話になってしまうわけですけど、国がクーポン、現金どちらでもいいよということになれば、いずれにしても国から交付されることは間違いありませんので、現実に国から交付されるまでの間は町が現金としては立て替えるという形になります。それは、今現在の今回5万円を、できれば町は今28日にもう支給しようということで準備していますから、この現金そのものは最終的には国から来ますけど、現金そのものについては町があるものを事前にもう使うということですから、次の追加の5万円ということについても同じ考え方をしております。
○議長(五十嵐利榮君) ちょっと待ってください。
町長、今の答弁で28日とおっしゃいましたが、委員会、それから先ほど中村議員のところでは委員会の報告では24日というふうに委員会での答弁が出ていますが、今の町長の28日とそごがありますが、その辺どちらが正しいか、再度お願いします。
町長。
○町長(西脇道夫君) 当初私のほうの報告では、24日入力の28日交付というふうに聞いておりましたが、今確認しました。失礼しました、訂正します。当初の今予算化している5万円は、24日にいわゆる振り込むということであります。
○議長(五十嵐利榮君) 田中智之さん。
○7番(田中智之君) この話というのは、大阪市の松井市長が一番最初取り上げたものだと思うんですが、松井市長は国から補助金が間に合わなかったら、財政調整基金で立て替えておくというふうに明言しております。そのような考えはありますか。
○議長(五十嵐利榮君) 町長。
○町長(西脇道夫君) 田中議員のご質問にお答えします。
松井市長の発言の真意は正直言って分かりません。どこまで踏み込んだご発言なのか、場合によっては国からの交付金はなくてもやるよという意図で財源を財調に求めるというふうな趣旨での発言なのか、その辺は定かでありませんので、先ほど私が申し上げたのは、あくまで国がクーポンでも現金でもどちらでも自治体にお任せするよと、もしくは一定の基準がクリアできれば自治体に判断を委ねるよということであれば、町は現金給付を選びたい。そのための現金というのは、当然、国からの交付金は遅れて来ますので、それは町にある現金を最初にといいますか、先取りをして使うということになって、後から国から交付金が来る、これは補助事業の場合も全て同じような対応ですので、そこのところは特段問題ないかなというふうに思っています。あとは町の現金のいわゆる取扱いだけの話でありますので。
以上です。
○議長(五十嵐利榮君) 6番、青木順さん。
○6番(青木 順君) 2点質問しようと思ったんですが、1点、田中議員が質問してくれたので、よかったです。
あと1点だけなんですけども、保護者の声としてなんですが、ちょっと今コロナ交付金で様々な自治体がクーポン券やら、うちの町だとハッピーチケットとかいろいろある。そこに加えて、ちょっといろんなクーポン券やら何やらが来ると、ごちゃごちゃになって、もう大変だと。ぜひ現金でお願いできないかというふうな声が切実に聞こえてきましたので、あまりごちゃごちゃとならないように、ぜひ町長のほうからも申し入れていただきたいと思います。
○議長(五十嵐利榮君) 町長。
○町長(西脇道夫君) 先ほども申し上げたとおり、私も国の判断は恐らくクーポンでも現金でもという地方自治体に判断を委ねる方向に向くのではないかというふうに考えておりますので、そういう方向になれば先ほど来お話ししたとおり、町としては現金給付という形を取らせていただきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いします。
以上です。
○議長(五十嵐利榮君) ほかに質疑ありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(五十嵐利榮君) 質疑なしと認めます。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(五十嵐利榮君) 討論なしと認めます。
これから議案第87号を採決します。
この採決は起立によって行います。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
〔起立者全員〕
○議長(五十嵐利榮君) 起立全員です。
したがって、議案第87号 令和3年度聖籠町一般会計補正予算(第9号)は原案のとおり可決されました。
○散会の宣告
○議長(五十嵐利榮君) 以上で本日の日程は全部終了しました。
これをもちまして本日は散会します。
散 会 (午後 0時 9分)