令和３年第４回聖籠町議会定例会会議録（第１号）

令和３年第４回聖籠町議会定例会会議録

　　　　　　　令和３年第４回聖籠町議会定例会会議録（第１号）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　会期第１日目

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　令和３年１２月７日（火）午前９時３０分開会（開議）

１．開会（開議）の宣告
１．議事日程
　日程第１　会議録署名議員の指名
　日程第２　会期の決定
　日程第３　諸般の報告
　日程第４　町長の行政報告

○出席議員（１３名）
　　　１番　　　髙　　崎　　美 由 貴　　君　　　　　　２番　　　伊　　藤　　千　　穂　　君
　　　３番　　　手　　嶋　　　　　満　　君　　　　　　４番　　　宮　　澤　　さ や か　　君
　　　５番　　　小　　川　　勝　　也　　君　　　　　　６番　　　青　　木　　　　　順　　君
　　　７番　　　田　　中　　智　　之　　君　　　　　　８番　　　髙　　松　　守　　雄　　君
　　　９番　　　宮　　澤　　光　　子　　君　　　　　１０番　　　中　　村　　恵 美 子　　君
　　１２番　　　須　　貝　　龍　　夫　　君　　　　　１３番　　　長 谷 川　　六　　男　　君
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（副議長）　　　　　　　　　　　　　　　
　　１４番　　　五 十 嵐　　利　　榮　　君　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　(議長)　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

○欠席議員（なし）

○地方自治法第１２１条の規定により会議に出席した者の職氏名
　　　　　　　町　　　　　長　　　　西　　　脇　　　道　　　夫　　　君
　　　　　　　副　　町　　長　　　　髙　　　松　　　光　　　志　　　君
　　　　　　　教　　育　　長　　　　近　　　藤　　　　　　　朗　　　君
　　　　　　　会 計 管 理 者　　　　宮　　　下　　　勝　　　敏　　　君
　　　　　　　総　務　課　長　　　　萩　　　原　　　波　　　春　　　君
　　　　　　　総 合 政策課長　　　　髙　　　橋　　　誠　　　司　　　君
　　　　　　　税　務　課　長　　　　山　　　田　　　　　　　孝　　　君
　　　　　　　産 業 観光課長　　　　渡　　　邊　　　広　　　彰　　　君

　　　　　　　ふ　る　さ　と　　　　小　　　林　　　　　　　稔　　　君
　　　　　　　整　備　課　長

　　　　　　　生 活 環境課長　　　　高　　　橋　　　直　　　樹　　　君
　　　　　　　東 港 振興室長　　　　長　　　川　　　　　　　大　　　君
　　　　　　　上 下 水道課長　　　　田　　　村　　　　　　　治　　　君
　　　　　　　保 健 福祉課長　　　　佐　　　藤　　　　　　　寿　　　君
　　　　　　　長 寿 支援課長　　　　小　　　野　　　芳　　　昭　　　君
　　　　　　　町　民　課　長　　　　加　　　藤　　　義　　　勝　　　君
　　　　　　　子ども教育課長　　　　松　　　井　　　　　　　博　　　君
　　　　　　　社 会 教育課長　　　　佐　　　藤　　　伸　　　一　　　君
　　　　　　　図　書　館　長　　　　宮　　　下　　　聡　　　司　　　君

　　　　　　　農 業 委 員 会　　　　長　谷　川　　　一　　　也　　　君
　　　　　　　事　務　局　長

　　　　　　　選挙管理委員会　　　　萩　　　原　　　波　　　春　　　君
　　　　　　　書　　記　　長

○本会議に職務のため出席した者の職氏名
　　　　　　　議 会 事務局長　　　　飯　　　田　　　一　　　雄
　　　　　　　議　会　書　記　　　　海　　　津　　　良　　　輔

　　　　　　　　　　　　　議　　　事　　　の　　　経　　　過
　　　　○開会、開議の宣告
○議長（五十嵐利榮君）　ただいまから令和３年第４回聖籠町議会定例会を開会します。
　　直ちに本日の会議を開きます。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　○議事日程の報告
○議長（五十嵐利榮君）　本日の議事日程は、お手元に配付のとおりです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　○会議録署名議員の指名について
○議長（五十嵐利榮君）　日程第１、会議録署名議員の指名を行います。
　　会議録署名議員は、会議規則第127条の規定によって、12番、須貝龍夫さん、13番、長谷川六男さん、１番、髙崎美由貴さんの３名を指名します。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　○会期の決定について
○議長（五十嵐利榮君）　日程第２、会期の決定を議題とします。
　　お諮りします。本定例会の会期は、本日７日から12月13日までの７日間としたいと思います。これに異議ありませんか。
　　　　　　　　　　　　　　　〔「異議なし」の声あり〕
○議長（五十嵐利榮君）　異議なしと認めます。
　　よって、本定例会の会期は本日７日から12月13日までの７日間に決定しました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　○諸般の報告
○議長（五十嵐利榮君）　日程第３、諸般の報告を行います。
　　本定例会に出席を求めた説明員の職氏名は、お手元に配付した名簿のとおりです。
　　次に、総務文教常任委員長、厚生産業常任委員長、広報広聴常任委員長から閉会中の継続調査した委員会報告がお手元に配付したとおり議長に提出されましたので、報告します。
　　次に、地方自治法第199条第９項の規定により、財務監査報告書及び財政援助団体及び公の施設の指定管理団体監査報告書並びに地方自治法第235条の２第３項の規定により、例月出納検査の結果報告書がお手元に配付したとおり提出されましたので、報告します。
　　以上をもちまして諸般の報告を終わります。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　○町長の行政報告
○議長（五十嵐利榮君）　日程第４、町長から行政報告の申出がありました。これを許可します。
　　町長。
　　　　　　　　　　　　　　　〔町長　西脇道夫君登壇〕
○町長（西脇道夫君）　おはようございます。令和３年第４回議会定例会に当たり、令和３年９月定例会以後の行政運営並びに当面する行政課題の対応について報告いたします。
　　初めに、町デイサービスセンターを利用されていた方の死亡事案について報告いたします。
　　先般11月２日の議会全員協議会でも報告いたしましたとおり、10月27日の午後、町デイサービスセンターを利用されている方が昼食中に緊急搬送され、翌日お亡くなりになられるという事案が発生しました。
　　施設の設置・管理をする立場として、改めてお亡くなりになられた方のご冥福をお祈りするとともに、ご遺族の皆様にお悔やみを申し上げます。
　　町としましては、町デイサービスセンターを１週間の臨時休業とし、業務を委託している社会福祉法人聖籠福祉会に対し、今回の事案の検証とサービス提供体制や緊急時対応方法の再点検を行うよう要請し、聖籠福祉会からは事故発生時の対応状況として、食事の提供方法については本人・家族の意向に沿った形で提供を行っており、また、容体急変後の緊急対応についても食事開始前から見守りを行っており、速やかに対応を行うことができたとの報告を受けております。しかしながら、結果として利用者がお亡くなりになったということを真摯に受け止め、「食事摂取時の見守りを利用者が気にならないよう配慮しながら、状況によってはテーブルに一緒に着座し距離を縮め、適宜声をかけるようにして様子の変化に、より早く気づくようにする」、「利用者の既往歴及び現在治療中の病気から推察し、大小問わず起こり得るリスクを検討し、職員全員に周知徹底することを強化する」など町デイサービスを利用される方が、より安全に安心してご利用いただけるよう、改めて改善策を再認識することなどを確認したとの報告を受けております。
　　次に、新型コロナウイルス感染症への対応についてであります。
　　まず、ワクチンの２回目の接種状況及び予約状況でありますが、11月末現在の接種済みの方は１万1,112人で、接種率は88％となっており、予約状況につきましては診療所において月に100件程度の予約が入っている状況であります。
　　次に、３回目のワクチン接種についてであります。
　　既に11月12日発行の広報せいろう号外にて概略をお知らせしたところでありますが、国・県からの通知に基づき、２回目接種完了者で18歳以上の方を対象に、２回目接種からおおむね８か月以上経過後の方から順次接種券を送付しているところであります。
　　また、接種体制につきましては、基本的には１回目、２回目接種同様、町内の３医療機関で個別接種することとしております。接種時期につきましては、２回目の接種が早期に終了した医療関係者の方は８か月以上経過後、順次接種していく予定としております。一方、高齢者の方につきましては、降雪時における事故リスクや予約キャンセルによるワクチン破棄などを回避するため、接種時期を３月から開始していく予定としておりました。しかしながら、昨今の国の動向も踏まえ、少しでも早く町民の皆様にワクチン接種ができるよう、新潟聖籠病院と調整を図ってまいりました。結果として、人数に限りはありますが、保健センターで２月中に３日間の集団接種を行うことといたしました。なお、使用するワクチンにつきましては、先般県からも報道発表がありましたが、ファイザー製ワクチンではなく、モデルナ製ワクチンとなる見込みであります。
　　詳細につきましては、広報せいろう号外及び３回目用の接種券に同封してご案内する予定であります。
　　なお、３回目の接種につきましては、今後国においてさらなる科学的知見により適宜見直しされることも予測されますので、変更された際はその都度町民への周知を図ってまいります。
　　次に、小児（５歳から11歳）へのワクチン接種についてであります。
　　現在、国のワクチン分科会において、ワクチンの有効性や安全性などについて議論がされておりますが、早ければ２月頃から接種が開始される可能性があるため、接種体制の準備をするよう市町村に通知されたところであります。小児への接種体制につきましては既存体制では難しいため、既に新発田北蒲原医師会と協議しておりましたが、このたび国からの基本的な考え方が示されましたので、今後さらなる協議を重ね、小児接種体制の構築を図っていきたいと考えております。
　　新型コロナウイルスの感染状況につきましては、現在町内はもちろんのこと、県内をはじめ全国的に感染者が減少している状況であります。これもひとえに町民の皆様が日頃からコロナ感染を防ぐためにマスクの着用、手指消毒、３つの密の回避など、基本的な感染予防に努めていただいていることに加え、２回目のワクチン接種者が増えていることが要因と考えています。
　　一方では、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」による感染者が国内でも確認されており、今後第６波による感染拡大も懸念されているところでありますので、町民の皆様には引き続き広報等を通じ、感染拡大防止・感染予防のため「新しい生活様式」の実践、「３つの密の回避」の徹底をお願いするものであります。
　　次に、経済対策の実施状況についてであります。
　　初めに、子育て・生活応援事業でありますが、９月21日に全世帯（4,801世帯、世帯員１万4,005人、子供加算2,544人）へ町内で商品券として使える「子育て応援！ハッピーチケット」と、ざぶーん館で使える「ざぶーん館利用券」を配付いたしました。ハッピーチケットが使用できる登録店については、11月末現在、91店となっております。利用率でありますが、同じく11月末現在、ハッピーチケットは51.34％（3,670万8,500円）、ざぶーん館利用券は18.33％（166万6,200円）となります。利用期間は来年２月までですので、多くの町民の皆様にご利用いただくよう広報等で周知していきたいと考えております。
　　次に、飲食・宿泊・旅客業応援事業でありますが、11月末現在、19件の申請があり、390万円交付いたしました。
　　次に、新潟県の飲食店、飲食店関連事業者及び宿泊事業者に対する支援への上乗せ支援についてであります。
　　初めに、飲食関連事業者等に対する事業継続支援金でありますが、11月末現在、６件の申請があり、120万円交付いたしました。
　　次に、感染症対策認定店舗設備導入支援事業でありますが、11月末現在、２件の申請があり、５万4,500円交付いたしました。
　　次に、宿泊事業者感染防止対策支援事業補助金でありますが、11月末現在で申請はありません。
　　次に、県の時短要請に伴う新型コロナウイルス感染症拡大防止協力金であります。時短要請につきましては、９月３日から16日までの期間で行われ、町内においては22店舗の事業者（協力率100％）からご協力をいただきました。これらの事業者に対する協力金につきましては15件の申請があり、600万6,000円交付しております。
　　以上、新型コロナウイルス感染症に伴うこれまでの町の対応等について概略を報告させていただきましたが、教育行政に係る新型コロナウイルス感染症に伴う対応については、後ほど報告させていただきます。
　　続きまして、新型コロナウイルス感染症対策以外の施策について行政分野ごとに報告いたします。
　　初めに、町職員の失職特例検討委員会についてであります。
　　本委員会については、委員の皆様から委員会開催回数の増加要請があったため、９月にご審議いただいた補正予算をもって開催回数を追加し、引き続き失職特例の必要性やその適用範囲等についてご検討いただいているところであります。
　　委員の皆様には、失職特例を制定する効果やその影響等について十分ご確認いただいた上で慎重に議論を進めていただいておりますが、進捗状況としましては委員会としての意見がおおむねまとまり、答申の準備を進めている状況であるとの報告を受けております。
　　今後、委員会からいただく答申内容を基に、町としてさらに検討を重ねて方針をまとめ、必要に応じ条例改正のご審議をいただくなど適切に対応してまいりたいと考えております。
　　次に、令和３年度から令和５年度までの３か年で整備を進めていく予定としておりますデジタル同報系防災行政無線についてでありますが、今年度につきましては予定どおり作業が進んでおり、年明けの１月中にラインやツイッターなどと連携した新しい情報配信を開始できる見込みとなっております。
　　広報せいろう11月号、12月号でもお知らせしておりますが、多くの町民の皆様にご活用いただけるよう、引き続き周知を図ってまいります。
　　次に、要援護世帯暖房費扶助事業についてであります。
　　昨今の灯油価格の高騰を受け、生活保護世帯、住民税非課税の65歳以上高齢者のみ世帯・障がい者世帯・ひとり親世帯を対象に暖房費として１世帯当たり5,000円を助成するものです。
　　これらの経費につきましては、12月補正に計上しておりますので、ご審議くださるようお願いいたします。
　　次に、港湾関係についてであります。
　　国・県において、2050年カーボンニュートラルに向けた動きが活発化してきております。
　　新潟東港は、全国の港湾の中でも先行的にカーボンニュートラルポートの検討に取り組む６地域７港湾に選定されております。新潟港で取り組むイメージとしては、水素・アンモニアなどの次世代エネルギーの輸入、水素・化学原料の製造や貯蔵基地なども計画されていることから、この計画が実現した場合、新しい産業も生まれる契機ではないかと考えております。
　　先般、日本海北陸地区港湾整備促進連合会で上京し、新潟東港におけるカーボンニュートラルポートの実現と新たな産業を呼び込むためのハードの整備、工業用地の拡張について国土交通省港湾局長と意見交換をいたしましたが、その際カーボンニュートラルポートは新たな産業を生み出していくことが重要というお話をいただいたところです。
　　この新たな産業を呼び込むためにも、工業用地の拡張は必要と考えております。県から工業地帯の拡張は難しいと言われておりますが、引き続き要望を続けてまいりたいと考えております。
　　次に、農業関係について報告いたします。
　　初めに、米の作況指数についてでありますが、11月９日公表の農林水産統計では、県全体で96と「やや不良」、本町を含む下越北地域でも96で「やや不良」でありました。
　　また、本県の水稲ウルチ玄米の１等米比率は、10月29日現在で79.9％（昨年同期76.8％）と農林水産省から公表され、前年同期と比較して3.1ポイント増加しております。
　　本町におきましては、北越後農業協同組合聖籠管内の10月29日現在の状況で、水稲ウルチ玄米の１等米比率は77.9％（昨年同期60.9％）となっており、昨年同期と比較して17ポイント増加しております。
　　本町の水稲ウルチ玄米の１等米比率は、県平均と比較してやや低いことから、農協等関係機関と連携を取りながら、品質の向上につながる取組を行っていきたいと考えております。
　　次に、湛水や老朽化などに伴い、改修計画を進めております正庵角庵排水路の湛水防除事業につきましては、今年10月より水路の損傷状況を考慮して、角庵排水路の一部から本格的に着工をいたしました。正庵排水路につきましても、次年度以降順次着工の予定で進めております。
　　次に、教育行政について報告いたします。
　　初めに、学校支援関係についてであります。
　　まず、新型コロナウイルス感染症による学校の教育活動への対応についてであります。
　　夏休み中に町内児童クラブで集団感染が発生して以来、ワクチン接種の効果もあり、９月下旬以降、学校・園関係者の感染者は確認されておりません。しかし、しばらくの間は子供たちの安心・安全を最優先に考え、引き続き感染予防対策に取り組むとともに、教育活動の在り方を工夫しながら、子供たちの学びを止めないよう指示しているところであります。
　　また、10月２日には３つのこども園で最後の運動会をコロナ対策を講じて実施いたしました。閉園記念として行った「風船飛ばし」では、はるか200キロメートル離れた宮城県から「風船を拾いました。閉園に向けて子供たちと楽しい思い出づくりを頑張ってください」と温かいメッセージつきの手紙が届いたと聞いております。
　　次に、今年度の全国学力・学習状況調査の結果についてであります。
　　全国と比べますと、中学校国語は全国平均と同等の結果でしたが、小学校国語・算数及び中学校数学は全国平均を下回る結果となりました。町では、この結果を真摯に受け止め、各学校に結果の分析と考察及び次年度に向けての具体的な方策を挙げさせ、今年中に弱点の克服に当たるよう指示したところであります。今年度５月からタブレット端末に本格導入しました５教科対応のＡＩ搭載型ドリル「Ｑｕｂｅｎａ（キュビナ）」の効果にも期待しているところであります。
　　次に、子ども教育課が進める事業の実施状況について報告いたします。
　　教職員の長時間勤務が問題視され、全国的に働き方改革を推進する取組が進められています。町でも各校に１人ずつスクール・サポート・スタッフを配置し、教員でなくてもできる業務を担当させております。この結果、小学校においては月45時間を超えて勤務する職員の数がほぼゼロに近づいております。しかし、中学校においては部活動の指導があるため、部活動担当者は45時間を超えているのが実情であります。その部活動の負担を減らすように、町では「部活動の在り方検討会」を立ち上げました。具体的には、休日の部活動を段階的に地域へ移行していくことを目標に検討を重ねてまいります。
　　次に、学校施設の改修工事でありますが、今年度は中学校屋内運動場つり天井撤去工事及び亀代小学校校舎部金属製建具改修工事が大きな工事となっております。既に９月末には竣工を迎え、学校としても問題なく使用しております。また、中学校テニスコート脇の駐車場整備工事も終え、これまで懸案であった生徒の送迎による町道の混雑が解消されるものと考えております。
　　次に、聖籠中学校冬期通学バスについてであります。
　　バスの運行開始から10年を経過しましたが、この先も持続可能な事業とするため、今年度につきましては財政面での課題となっている高額な委託費の軽減に取り組んでおります。具体的内容としましては、昨年までの１者随契から、今年度は運行区間を複数に分割して、競争入札による運行業者を決定しました。近隣の業者が請け負うことにより、必然的に委託費は安価となります。なお、契約額については前年より約25％減となりました。運行業者が例年と替わりましたが、円滑な運行が実施できるよう努めてまいります。
　　次に、令和４年度からの新しい子育てシステムへの移行に関し、私立認定こども園施設整備事業につきましては、ウッドショックの影響などにより入札手続が遅れておりましたが、無事に工事契約締結を終え、４園とも年度内の完了に向けて工事が進められているところであります。
　　工事の進捗状況といたしましては、蓮野こども園並びに亀代こども園敷地内で建設中の新築２園につきましては、２月末の本体工事完了に向けて工事が進められております。まごころ保育園ひがしこうの増築・改修工事につきましては、年内に増築工事を終え、残る改修工事につきましては２月末までに完了見込みとのことであります。また、聖籠こども園の改修工事につきましても、年度内完了に向けて工事着手済みであり、令和４年４月開園に向けて４園とも着実に工事が進められていると認識しております。
　　また、この10月に募集いたしました令和４年度入園申込み一次募集分につきましては、現在は書類審査と入園調整作業を行っているところであります。年末までには各園の入園児数がほぼ確定し、さらに最終調整を行った上で、年明け１月末頃には入園決定通知を発出する予定で準備を進めてまいります。
　　町からの入園決定通知発出後、各園では２月中旬頃に保護者向け入園説明会を実施する予定であります。
　　このほか新生町立幼稚園の新園歌作成について業務委託契約を締結し、目下園歌作成作業が進められているところであります。町内唯一の町立幼稚園園歌として親しみやすく、歌い継がれていくにふさわしいものが出来上がることを期待しているところであります。
　　あわせて、町内３園の閉園について、園児や保護者の皆様と共に思い出に残る締めくくりとなるよう、関係者が一丸となって取り組んでまいります。
　　引き続き新しい子育てシステムへの円滑な移行へ向けて、関係機関と協力・連携しながら、着実に準備を進めてまいります。
　　次に、社会教育についてであります。
　　例年11月に開催している「ふるさと芸能歌謡祭」、「町民茶会」などの「催物」と「作品展示」を含めた「町文化祭」は、今年度も新型コロナウイルス感染拡大を考慮して中止としたところであります。
　　しかしながら、町民の芸術文化の歩みが止まることがないよう、10月30日、31日の２日間、約500点の作品を町民から出展いただき、代替事業として「町民作品展」を開催しました。
　　また、今回は聖籠町在住者で今年度の県展賞受賞者や過去の県展入賞者の作品も出品いただき、多くの方にすばらしい作品を御覧いただけたものと思います。
　　今後も各種事業や講座の開催を計画しておりますが、実施規模や参加人数を含め、引き続き感染防止策を講じながら開催していく予定であります。
　　以上、これまでの行政運営における主な施策と事業等の進捗状況を報告させていただきました。
　　年末を迎えますが、町民並びに議員各位のご理解とご協力の下、行政運営ができましたことに改めて感謝申し上げます。
　　今後も行政運営につきまして、職員と共に努力してまいる所存であります。迎える新年が町民並びに議員各位にとりまして、また、聖籠町にとりましてよい年となりますようご祈念申し上げ、行政報告といたします。
○議長（五十嵐利榮君）　町長の行政報告をこれで終わります。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　○散会の宣告
○議長（五十嵐利榮君）　以上で本日の日程は終了しました。
　　これをもちまして本日は散会します。
　　　　　　　　　　　　　　　散　会　（午前　９時５６分）