令和2年第1回聖籠町議会臨時会会議録
令和2年第1回聖籠町議会臨時会会議録(第1号)
会期第1日目
令和2年4月27日(月)午前9時30分開会(開議)
1.開会(開議)の宣告
1.議事日程
日程第 1 会議録署名議員の指名
日程第 2 会期の決定
日程第 3 諸般の報告
日程第 4 承認第 1号 専決処分の承認を求めるについて[聖籠町税条例等の一部を改正する
条例]
日程第 5 承認第 2号 専決処分の承認を求めるについて[聖籠町国民健康保険税条例の一部
を改正する条例]
日程第 6 承認第 3号 専決処分の承認を求めるについて[聖籠町介護保険条例の一部を改正
する条例]
日程第 7 議案第30号 聖籠町国民健康保険条例の一部を改正する条例について
日程第 8 議案第31号 令和2年度聖籠町一般会計補正予算(第1号)
日程第 9 議案第32号 令和2年度聖籠町介護保険特別会計補正予算(第1号)
○出席議員(13名)
1番 崎 美 由 貴 君 2番 伊 藤 千 穂 君
3番 手 嶋 満 君 4番 宮 澤 さ や か 君
5番 小 川 勝 也 君 6番 青 木 順 君
7番 田 中 智 之 君 8番 松 守 雄 君
9番 宮 澤 光 子 君 10番 中 村 恵 美 子 君
12番 須 貝 龍 夫 君 13番 長 谷 川 六 男 君
(副議長)
14番 五 十 嵐 利 榮 君
(議長)
○欠席議員(なし)
○地方自治法第121条の規定により会議に出席した者の職氏名
町 長 西 脇 道 夫 君
副 町 長 松 光 志 君
教 育 長 近 藤 朗 君
会 計 管 理 者 池 田 弘 幸 君
総 務 課 長 橋 淳 君
総 合 政策課長 橋 誠 司 君
税 務 課 長 宮 下 勝 敏 君
産 業 観光課長 萩 原 波 春 君
ふ る さ と 小 林 稔 君
整 備 課 長
生 活 環境課長 藤 田 正 之 君
東 港 振興室長 長 川 大 君
上 下 水道課長 加 藤 義 勝 君
保 健 福祉課長 佐 藤 寿 君
長 寿 支援課長 小 野 芳 昭 君
町 民 課 長 松 井 博 君
子ども教育課長 田 中 雅 義 君
社 会 教育課長 佐 藤 伸 一 君
図 書 館 長 野 聡 君
農 業 委 員 会 田 村 治 君
事 務 局 長
○本会議に職務のため出席した者の職氏名
議 会 事務局長 飯 田 一 雄
議 会 書 記 海 津 良 輔
議 事 の 経 過
○開会、開議の宣告
○議長(五十嵐利榮君) ただいまから令和2年第1回聖籠町議会臨時会を開会します。
直ちに本日の会議を開きます。
○議事日程の報告
○議長(五十嵐利榮君) 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりです。
○会議録署名議員の指名について
○議長(五十嵐利榮君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第127条の規定によって、3番、手嶋満さん、4番、宮澤さやかさん、5番、小川勝也さんの3名を指名します。
○会期の決定について
○議長(五十嵐利榮君) 日程第2、会期の決定を議題とします。
お諮りします。本臨時会の会期は、本日1日限りとしたいと思いますが、これに異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
○議長(五十嵐利榮君) 異議なしと認めます。
よって、本臨時会の会期は、本日1日間とすることに決定しました。
○諸般の報告
○議長(五十嵐利榮君) 日程第3、諸般の報告を行います。
本臨時会に出席を求めた説明員の職氏名は、お手元に配付した名簿のとおりです。
以上をもちまして諸般の報告を終わります。
○承認第1号 専決処分の承認を求めるについて[聖籠町税条例等の一部を改正
する条例]
○議長(五十嵐利榮君) 日程第4、承認第1号 専決処分の承認を求めるについて[聖籠町税条例等の一部を改正する条例]を議題とします。
町長から提案理由の説明を求めます。
町長。
○町長(西脇道夫君) 承認第1号 専決処分の承認を求めるについて[聖籠町税条例等の一部を改正する条例]の提案理由を申し上げます。
地方税法等の一部を改正する法律(令和2年法律第5号)並びに関連法令が公布されました。これに伴い、令和2年3月31日に地方自治法第179条第1項の規定により聖籠町税条例等の一部を改正する条例を専決処分いたしましたので、同条第3項の規定により報告し、承認を求めるものであります。
主な改正内容は、法律改正に伴う引用条文の改正及び改元に伴う改正であります。
細部につきましては、税務課長に朗読説明させますので、ご審議の上、承認くださるようお願いいたします。
○議長(五十嵐利榮君) 税務課長。
○税務課長(宮下勝敏君)
〔議案朗読説明〕
○議長(五十嵐利榮君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(五十嵐利榮君) 質疑なしと認めます。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(五十嵐利榮君) 討論なしと認めます。
これから承認第1号を採決します。
この採決は起立によって行います。
お諮りします。本件を承認することに賛成の方は起立をお願いします。
〔起立者全員〕
○議長(五十嵐利榮君) 起立全員です。
したがって、承認第1号 専決処分の承認を求めるについて[聖籠町税条例等の一部を改正する条例]は承認することに決定しました。
○承認第2号 専決処分の承認を求めるについて[聖籠町国民健康保険税条例の
一部を改正する条例]
○議長(五十嵐利榮君) 日程第5、承認第2号 専決処分の承認を求めるについて[聖籠町国民健康保険税条例の一部を改正する条例]を議題とします。
町長から提案理由の説明を求めます。
町長。
○町長(西脇道夫君) 承認第2号 専決処分の承認を求めるについて[聖籠町国民健康保険税条例の一部を改正する条例]の提案理由を申し上げます。
地方税法等の一部を改正する法律(令和2年法律第5号)並びに関連法令が令和2年3月31日に公布されました。これに伴い、同年3月31日に地方自治法第179条第1項の規定により聖籠町国民健康保険税条例の一部を改正する条例を専決処分いたしましたので、同条第3項の規定により報告し、承認を求めるものであります。
主な改正内容は、国民健康保険税課税限度額及び軽減措置に係る判定基準の引上げであります。
細部につきましては、町民課長に朗読説明させますので、ご審議の上、承認くださるようお願いいたします。
○議長(五十嵐利榮君) 町民課長。
○町民課長(松井 博君)
〔議案朗読説明〕
○議長(五十嵐利榮君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(五十嵐利榮君) 質疑なしと認めます。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(五十嵐利榮君) 討論なしと認めます。
これから承認第2号を採決します。
この採決は起立によって行います。
お諮りします。本件を承認することに賛成の方は起立をお願いします。
〔起立者全員〕
○議長(五十嵐利榮君) 起立全員です。
したがって、承認第2号 専決処分の承認を求めるについて[聖籠町国民健康保険税条例の一部を改正する条例]は承認することに決定しました。
○承認第3号 専決処分の承認を求めるについて[聖籠町介護保険条例の一部を
改正する条例]
○議長(五十嵐利榮君) 日程第6、承認第3号 専決処分の承認を求めるについて[聖籠町介護保険条例の一部を改正する条例]を議題とします。
町長から提案理由の説明を求めます。
町長。
○町長(西脇道夫君) 承認第3号 専決処分の承認を求めるについて[聖籠町介護保険条例の一部を改正する条例]の提案理由を申し上げます。
介護保険法施行令及び介護保険の国庫負担金の算定等に関する政令の一部を改正する政令(令和2年政令第98号)が令和2年3月30日に公布されました。これに伴い、同年3月31日に地方自治法第179条第1項の規定により聖籠町介護保険条例の一部を改正する条例を専決処分いたしましたので、同条第3項の規定により報告し、承認を求めるものであります。
主な改正内容は、令和2年度における低所得者の第1号保険料の軽減について継続かつ強化するもの及びその他文言の整理であります。
細部につきましては、町民課長に朗読説明させますので、ご審議の上、承認くださるようお願いいたします。
○議長(五十嵐利榮君) 町民課長。
○町民課長(松井 博君)
〔議案朗読説明〕
○議長(五十嵐利榮君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(五十嵐利榮君) 質疑なしと認めます。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(五十嵐利榮君) 討論なしと認めます。
これから承認第3号を採決します。
この採決は起立によって行います。
お諮りします。本件を承認することに賛成の方は起立をお願いします。
〔起立者全員〕
○議長(五十嵐利榮君) 起立全員です。
したがって、承認第3号 専決処分の承認を求めるについて[聖籠町介護保険条例の一部を改正する条例]は承認することに決定しました。
○議案第30号 聖籠町国民健康保険条例の一部を改正する条例について
○議長(五十嵐利榮君) 日程第7、議案第30号 聖籠町国民健康保険条例の一部を改正する条例についてを議題とします。
町長から提案理由の説明を求めます。
町長。
○町長(西脇道夫君) 議案第30号 聖籠町国民健康保険条例の一部を改正する条例について提案理由を申し上げます。
国は、新型コロナウイルス感染症に感染するなどした被用者に傷病手当金を支給する市町村に対し、緊急的、特例的な措置として、当該支給に要した費用について財政支援を行うことといたしました。これに伴い、本町における傷病手当金の支給について定めるため、当該条例の一部を改正するものであります。
細部につきましては、町民課長に朗読説明させますので、ご審議の上、議決くださるようお願いいたします。
○議長(五十嵐利榮君) 町民課長。
○町民課長(松井 博君)
〔議案朗読説明〕
○議長(五十嵐利榮君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
10番、中村恵美子さん。
○10番(中村恵美子君) 大体分かったんですけれど、例えば自営業者の方たちというのはどのようになりますか。申告に基づいてとか、いろいろ何かあるかと思うんですけど、その辺ちょっと詳細をお願いします。
○議長(五十嵐利榮君) 町民課長。
○町民課長(松井 博君) 中村議員の質問にお答えします。
今回の条例改正につきましては被用者ということで、特に給与所得者を対象にしたものでございます。今回の改正は給与所得者でございますので、自営業者等はここには含まれておりません。
以上でございます。
○議長(五十嵐利榮君) 中村恵美子さん。
○10番(中村恵美子君) 国のほうで自営業者とかそういう方たちに対してもあるようでしたけど、今回は町としてはそういう自営業者は含まず、給与所得者のみということでよろしいんですか。
○議長(五十嵐利榮君) 町民課長。
○町民課長(松井 博君) 中村議員の質問にお答えします。
ここについては国民健康保険に関するものについてでございますので、国民健康保険の条例の今回の改正につきましては被用者、特に給与所得者ということで、条例改正ということで国から通知いただいておりますので、改正したものでございます。
以上でございます。
○議長(五十嵐利榮君) ほかに質疑はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(五十嵐利榮君) 質疑なしと認めます。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(五十嵐利榮君) 討論なしと認めます。
これから議案第30号を採決します。
この採決は起立によって行います。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立をお願いします。
〔起立者全員〕
○議長(五十嵐利榮君) 起立全員です。
したがって、議案第30号 聖籠町国民健康保険条例の一部を改正する条例については原案のとおり可決されました。
○議案第31号 令和2年度聖籠町一般会計補正予算(第1号)
○議長(五十嵐利榮君) 日程第8、議案第31号 令和2年度聖籠町一般会計補正予算(第1号)を議題とします。
町長から提案理由の説明を求めます。
町長。
○町長(西脇道夫君) 議案第31号 令和2年度聖籠町一般会計補正予算(第1号)について提案理由を申し上げます。
既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ14億9,895万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ86億6,695万3,000円と定める補正予算であります。
主な補正は、次のとおりであります。
歳入、特別定額給付金(仮称)給付事業費補助金14億3,000万円、子育て世帯への臨時特別給付金事業費補助金2,300万円、繰越金3,143万5,000円。
歳出、特別定額給付金(仮称)14億3,000万円、子育て独自給付金1,350万円、高齢者独自給付金875万円、子育て世帯への臨時特別給付金扶助費2,300万円、中小企業者への保証料等の支援713万8,000円。
細部につきましては、総合政策課長に朗読説明させますので、ご審議の上、議決くださるようお願いいたします。
○議長(五十嵐利榮君) 総合政策課長。
○総合政策課長(橋誠司君)
〔議案朗読説明〕
○議長(五十嵐利榮君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
10番、中村恵美子さん。
○10番(中村恵美子君) 2点ほどお願いいたします。
最初に、6ページの負担金補助及び交付金ですが、14億3,000万円ですね、1人10万円支給されるわけですが、これについて今日もニュースで5月早々に支給される村が、九州のほうだったかな、が紹介されておりましたが、聖籠町はこの前の説明ですと5月末ということになっておりますが、もう少し、せめて皆さんが申請終わった次第に、1週間だって1週間ですけど、まとめて次々と振り込むことはできないのか、その辺1点お願いいたします。
あともう一点ですが、9ページの関係で業者支援ということで利子補給が出ております。なかなか、町民の皆さん、業者の方に聞きますと、借りたいんだけど、結局返さなきゃいけないので、それを据置期間は一応3年くらいまでということはできるということで説明はしていただいておりますけれど、その辺そういう状況も出てきている中で、業者団体からも町長のほうに申入れはあったと思うんですけれど、それも含めながら、利子、こういう貸付けだけではなく、ほかにそういう業者、あるいは農業者もそうですけど、そういう方たちに対してのほかの何か支援策というのは考えられないのか、その辺をお願いいたします。
○議長(五十嵐利榮君) 町長。
○町長(西脇道夫君) 中村議員のご質問にお答えします。
振込の件については事務的な話ですので、担当課長のほうから答弁させますが、利子補給につきましては、国が今現在新たに無利子、無担保という融資制度も行おうとしております。町も今商工会等を通じて町に対する支援の要請といいますか、それをアンケート調査しているところであります。これらを踏まえながら、新たな対応等について必要なのかどうかについては検討してまいりたいというふうに考えております。
○議長(五十嵐利榮君) 総合政策課長。
○総合政策課長(橋誠司君) 中村議員のご質問にお答えいたします。
ほかの市町村では早いという部分は確かにあります。うちのほうも極力急ぐような形で進めておりますが、先般もお話ししたとおり、15日受付までは25日、そして20日受付までは29日までということで、基本的には5月末までに全世帯に配布できる、そのように考えております。手続の事務処理の関係なんですが、会計処理の関係でどうしても日数が現状では一定期間かかってしまうというところで、早いところで25日という形になっております。
以上でございます。
○議長(五十嵐利榮君) 発言者に、質問、答弁両方お願いしますが、皆さん通常どおり発言されていると思いますが、ご承知のとおり、マスクをしているためになかなか聞き取りにくい部分ありますので、大変申し訳ありませんが、今まで以上にマイクに口を近づけて、それで大きめな声で発言をお願いします。
中村恵美子さん。
○10番(中村恵美子君) では、最初の件ですけれど、なかなか手続上難しいようなお話でありましたけれど、もう少し簡素化というか、して早めにということは、じゃできないということで、それで、そういう答弁であれば、何とかそれでももう少し、1週間くらい早くできるとか、そういうことが見込めるんであればいいんですが、その辺はどうしても無理ということなのでしょうか。
あと、2点目の、町長が答弁されましたが、今商工会通してアンケートをされているということでしたが、それものんびりできないのが今の実態ですよね。新型コロナウイルスの終息がまだちょっとはっきり、東京都で100人切ったと今日ニュースで報道ありましたけれど、なかなか今回、新潟でもちょっとまた増えて、北区のほうで増えましたので、非常に聖籠町としては怖い、そういう状況ですけれど、そんな中でこのアンケートについてもゆっくりできない状況だと思うので、早めにそれを終えて、どんなことが町としてできるのかということをやはりもうちょっと早めの早めの対策でないと、本当に政府としても後手後手の、そういうふうな状況になっておりますので、その辺町長、もう一度答弁お願いいたします。
○議長(五十嵐利榮君) 町長。
○町長(西脇道夫君) 中村議員のご質問にお答えします。
1点目の給付日をもっと早くできないかということでありますが、私どもとしては、先ほど担当課長が答えたとおり、最大限急ぎたいという思いで、国の補正予算は30日ですが、それを待たずして、今日議決を頂ければ5月1日に皆様方のほうに申請書を送付したいというふうに考えております。なぜ5月1日かというと、30日までの間、特別な事情がある方についての給付についての相談に応じるようにという指示がありますので、それはどうしても私どもも30日まで待たなければなりません。したがって、全ての準備を終えて、1日に郵送で発したいと。そこからご本人から申請を頂き、それを私どもがチェックして、それから振り込むということになりますので、その作業等を含めますと最大限急いでも月末になるということで、これでも5月中の申請を頂いた方ですが、5月中の給付を目指したいということで、私どもとしてはできる限り早い段階での対応というふうに考えているところでありますんで、ご理解いただければと思います。
それから、2点目の利子補給等については先ほど申し上げたとおりで、商工会等によるアンケートは既にもう動いておりますので、近々に回答が来るだろうというふうに思っています。ただ、これを受けて、県の先ほど申し上げた無利子、無担保も既に動いていますから、それらとかみ合わせながら、町の対応がどうなのかというところは早めに検討したいなというふうに考えております。
以上です。
○議長(五十嵐利榮君) 7番、田中智之さん。
○7番(田中智之君) 1点だけお願いいたします。
この特別定額給付金なんですが、この給付金は個人ではなく世帯主にまとめて振り込まれるということなんですが、これによって家庭内で何らかのトラブルが発生するんではないかという懸念があるんですが、町長、どのようにお考えでしょうか。
○議長(五十嵐利榮君) 総合政策課長。
○総合政策課長(橋誠司君) 田中議員のご質問にお答えいたします。
これにつきましては国の制度設計に基づくものでありまして、いかに町民の皆さん、国民の皆さんに迅速、正確にこの給付金をお届けできるか、これが最大の目的ということでありますので、確かにご指摘の面も懸念される部分ありますが、とにかく急ぐ、正確にというところで、国の制度に基づき行っているものであります。
以上であります。
○議長(五十嵐利榮君) 田中智之さん。
○7番(田中智之君) 確かに急がれるのは非常によく分かりますし、それは大変よいことだと思いますが、私は本当にこの制度によって国民一人一人にこの給付金が行き渡るほうが大事だと思うんです。といいますのは、懸念挙げれば幾らでもあります。例えば世帯主が高齢者で銀行に下ろしに行けないとか、例えば世帯主と家族の折り合いが悪いとか、あと単身赴任でこっちにいないとか、それに基づいたトラブルというのがやはりゼロでないと思うんです。これは町独自に、非常に大変なことですが、個人に振り込む、また、18歳未満、学生は保護者に振り込む、そのような政策というか、そのようなことはできないかどうか、もう1回お願いいたします。
○議長(五十嵐利榮君) 町長。
○町長(西脇道夫君) 田中議員のご質問にお答えします。
田中議員のご懸念については私どもも重々承知しますが、あくまでこれは国の制度による事業であります。国は、迅速かつ正確にということをモットーに今の制度設計をしております。したがって、私どもが独自の裁量で支給方法を変えるということはできませんので、それはご理解いただきたいと思います。
以上です。
○議長(五十嵐利榮君) 田中智之さん。
○7番(田中智之君) 分かりました。この制度のできる過程を見ますと、国は制度をつくって終わりでありませんし、町も振り込んで終わりではないと思うんです。振り込んで、各町民一人一人に行き渡って初めて責任が全うできると思いますので、そのようなことを期待しております。
以上です。
○議長(五十嵐利榮君) 13番、長谷川六男さん。
○13番(長谷川六男君) 町独自の子育て独自給付金とか、高齢者独自給付金なんですが、これ前回の全員協議会の中でも町長のほうから1人当たり5,000円の給付金を……
○議長(五十嵐利榮君) 長谷川六男さん、マイクを近づけてください。
○13番(長谷川六男君) 町として1人当たり5,000円の給付金を支給したいということでありますが、このご時世大変それこそ町としては先手行った施策かなと思いまして、非常に私も同感をしていますけど、高齢者、75歳という線引きというか、その辺はどういうお考えだったのか、その辺1つお聞かせいただけますか。
○議長(五十嵐利榮君) 町長。
○町長(西脇道夫君) 長谷川議員のご質問にお答えします。
高齢者の独自給付金につきましては、どうしても年齢という一定の線引きは必ず必要となります。どこで引くかという問題でありますが、私どもとしては高齢者が重篤になる可能性が非常に高いということから、後期高齢の年齢を一つの線として今回対応したものであります。
以上です。
○議長(五十嵐利榮君) 長谷川六男さん。
○13番(長谷川六男君) じゃ、75歳、後期高齢という町長の答弁でございましたが、今子供も学校休みで、お子さんをお持ちの家庭は特に昼間とか食事用意様々あって、ほかの面でも様々お金がかかると思うんですが、高齢者に厚く手当てをするなとは言いませんけども、それはそれでいいことだと思いますが、子育てのほうにももう少し厚い手当てしたらいいのかなと私思っていますが、町長は5,000円というのを一つの目安にしておりますが、もう少し上げるというような考えございませんか。
○議長(五十嵐利榮君) 町長。
○町長(西脇道夫君) 長谷川議員のご質問にお答えします。
このたび独自施策ということでこの給付金のほうを対応させていただきました。趣旨等については全員協議会でご説明したとおりでありますし、町民各位にもこの土日でチラシが渡ったかと思いますんで、ご理解いただけているかなと思っております。可能であればより多くの給付をということが望ましいかと思いますが、その辺は町の財政状況等を踏まえて今回まずは対応させていただいたということであります。ただ、この対応がこれ1回でいいのかどうかということも含めてまだまだ検討しなければいけない部分はあるんだろうというふうに思っております。
以上です。
○議長(五十嵐利榮君) 長谷川六男さん。
○13番(長谷川六男君) 最後にじゃ、高齢者並びに子供の対象者人数というのが分かっておりましたら教えていただけますか。
○議長(五十嵐利榮君) 総合政策課長。
○総合政策課長(橋誠司君) 子供のほうですが、これにつきましてはゼロ歳から18歳までということで私ども見込んでおりますのが2,700人になります。
以上でございます。
○議長(五十嵐利榮君) 長寿支援課長。
○長寿支援課長(小野芳昭君) 長谷川議員のご質問にお答えいたします。
高齢者の部分でございますが、1,700名強、千七百数名というふうに把握してございます。また、ここから施設入所等の方も給付の対象から外させていただくような予定でございますので、ここから若干人数は減る想定でございます。
以上でございます。
○議長(五十嵐利榮君) 12番、須貝龍夫さん。
○12番(須貝龍夫君) それでは、1点だけちょっとお願いします。
特別定額給付金の件で、町のほうは町民からのいろいろな質問等々あると思いますが、相談あると思いますが、窓口はどこの窓口が対応するのかを教えていただきたいと思います。
○議長(五十嵐利榮君) 総合政策課長。
○総合政策課長(橋誠司君) 須貝議員のご質問にお答えいたします。
この定額給付金につきましては、総合政策課、うち窓口になっております。チラシ等でも掲載させていただいておりますが、今いろいろな相談が届いているという状況であります。あわせまして、町独自の子供たちへの支援、これにつきましてもうちが窓口になっております。その辺も今後またご相談が来るというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。
以上です。
○議長(五十嵐利榮君) 6番、青木順さん。
○6番(青木 順君) じゃ、1点だけお願いします。
高齢者独自給付金というところの欄で、高齢者にコロナウイルスの予防としてマスク購入などに充てていただきたいという内容だと理解しているんですが、高齢者の方からマスクはどこで買えばいいのかと、あとは買いに行けない、売っていないんだけど、どうやって買えばいいのかという相談があるんですけども、マスクというのはコロナウイルスを一番最前線で防ぐために必要なものという認識の中で、高齢者に迅速に行き渡るようにするということに関してはどういうふうに考えていますか。5,000円渡すから、例えば購入してくれという話だと、買えない人は、交通弱者とかになるとどんどん買えないと思うんですけども、その辺どういうふうに対応を考えていますか。
○議長(五十嵐利榮君) 町長。
○町長(西脇道夫君) 青木議員のご質問にお答えします。
確かに今マスク等については購入が難しいという状況があります。それは私どもも同じであります。高齢者については当然、同じような状況があり得るだろうというふうに思っています。ただ、だからといって町がじゃ確保して配布ができるかというと、残念ながら大量のマスクの確保というのは非常に町も難しい状況であります。したがって、今町が対応しているのは、ボランティアによるマスクの寄附等を今お願いしているところであります。これは基本的には学校等を予定していたわけですが、今後のマスクの在り方として、今現在こども園、小学校、中学校については町で配布はできないかということで調整をしております。ほぼめどがついておりますので、1人2枚程度になると思いますが、配布ができるかなと思っています。そうしますと、逆に寄附を頂いているマスクについてはその分余裕ができるということになりますので、緊急時の場合もしくは包括とか、いろんなところを活用してでの高齢者対応といったところも考えられるのかなと思っています。ただ、これはどの程度どういうふうに動かせるのかというのは私どももまだ計画をつくっているわけではありませんので、ただやり方としてはそういう方向性も今見えてきているというのが今の現状であります。
以上です。
○議長(五十嵐利榮君) 青木順さん。
○6番(青木 順君) ありがとうございました。ボランティアに頼るというところも重々私も理解はできるんですけども、今々すぐに必要なものです。それをやはりボランティアというところのカテゴリーに頼るのではなくて、先ほど高齢者1,700人ぐらいというふうな話でありましたが、多分ボランティアでは追いつかないというか、そういうところも目に見えているわけですので、そこは迅速な対応が町としてできるし、しなければいけないんではないかなというところだと思うんで、そろったら、準備できたら上げていくという感覚ではなくて、まず率先して準備して予防していただくというところがやっぱり必要だと思うので、ぜひできる限りよろしくお願いいたします。
○議長(五十嵐利榮君) 町長。
○町長(西脇道夫君) 青木議員のご質問にお答えします。
青木議員の趣旨は十分私も理解いたします。ただ、先ほど申し上げたとおり、学校へのマスクの配布についても私どもとしてもかなりその確保という部分では正直苦労いたしました。何とかめどがついたというのが現状であります。したがって、全世帯に対して町が確保ということになると、正直現実の問題として動けないというのが事実であります。したがって、ある程度町のボランティアとか、逆に言えば親族等が手作りマスクを作って高齢者の方に渡すとかといったところをお願いしていくということがやはり必要になってくるんだろうと思います。今回は非常事態ですので、まさに災害と同じ状況であります。前から町民の皆さんにお願いしているんですが、大きな災害となれば町がすべからく対応できるというのは現実の問題として無理があります。したがって、自助、共助、公助ということで、まず自分の命は自分が守るということを自覚していただきたいということを常々申し上げておりますので、決して町は対応しないということではありませんが、できる限りのことは町も頑張りますが、やはり物理的に対応できない部分も正直にありますので、そこはまさにお一人お一人の自助という部分で努力をお願いせざるを得ないという部分はあるのかなと思っております。ただ、青木議員がおっしゃる部分については重々理解はしておりますし、何らかの対応ができればという思いは同じでありますので、ご理解いただければと思います。
○議長(五十嵐利榮君) 9番、宮澤光子さん。
○9番(宮澤光子君) 1点だけお願いいたします。
マスクに関連しているんですが、アベノマスク、2枚布マスクが国のほうから各世帯のほうに送られるということなんですが、ご承知のように様々なことがあって遅延というか、遅配されているというような状況ですけれども、新潟県となるとうちの町にも送られてくるとは思うんですけれども、いつ頃になるのか、そういうのというのは町として国からそういう情報というんですか、そういうのは入っているのか、国に対して、今町長もおっしゃったように、マスクに関しては大変に町としても困っているような状況なわけですが、問合せとかそういうことはしているのか、それか国のほうからも、ちょっと混乱しているから、そんなようなことはきっと情報入ってこないのかも分かりませんが、今どのような状況を把握していらっしゃるかお願いいたします。
○議長(五十嵐利榮君) 町長。
○町長(西脇道夫君) 宮澤議員のご質問にお答えします。
国が各世帯に2枚ずつ配布するというマスクについては、残念ながら私どもの情報も報道等で入るのと全く同じ状況であります。国から市町村に対しての状況が特に来ているというものではありませんというのが現状であります。
以上です。
○議長(五十嵐利榮君) 宮澤光子さん。
○9番(宮澤光子君) きっとこの状況でいくと、この布マスクはかなり遅くに各家庭のほうに郵送されるのかなというようなことが予想されるわけですが、家庭それぞれにいろんな知恵を出して、マスクに関しては、布マスクが届いたときにうちの家庭にとっては要らないということであれば、要は町のほうに寄附というか、そういうようなことをするようなこともあるのかなというふうに、あってもいいのかなというふうに思うわけです。必要な人のところに届くような、そういうようなことがあってもいいのかなというふうに思うんですが、そのときには窓口として、町ができるかどうか、社会福祉協議会なのか、そこのところを今から、うちにとっては必要ないという家庭も絶対出てくるというふうに思うので、そこのところをどういうふうに考えていらっしゃるか、お願いいたします。
○議長(五十嵐利榮君) 町長。
○町長(西脇道夫君) 宮澤議員のご質問にお答えします。
これから届くマスクがどの時点で届くのかというのは正直私どもも分かりませんが、その時点においてマスクの供給がある程度需要に追いつくのかどうかというのも正直分かりません。したがって、もし宮澤議員がおっしゃるような状況になると、配布されるマスクは逆に言うと寄附してもいいよという町民の方が出てこられるのかなという気がします。もしそういう自発的な機運があるんであれば、当然、町としてはそれを活用させていただきたいという思いはありますので、そこは社協のほうと、既に今もいろんなボランティア関係については社協のほうにお願いして、社協のボランティアセンターを活用する形で動こうということで協議を進めておりますので、そちらのほうでの対応も一つあるのかなと思っています。ただ、基本的には国が各世帯に配布するというものですから、現時点においてそれを寄附を募るような行動というのは、今段階では慎むべきなのかなというふうに考えております。
以上です。
○議長(五十嵐利榮君) 3番、手嶋満さん。
○3番(手嶋 満君) 1つだけお願いいたします。
特別給付金のことに関してなんですけれども、振込ということで、いわゆるDVの家庭で、例えばお母さんとお父さん離れて暮らしていらっしゃるというような方と、多分ないかとは思うんですけれども、無戸籍の方が当町にいらっしゃるのかどうか、そういうことも含めて把握していらっしゃるのかどうか、それをお聞きしたいと思います。
○議長(五十嵐利榮君) 総合政策課長。
○総合政策課長(橋誠司君) これうちのほうとはまた別なんですけど、所管課のほうでDV避難者であったり、また、加害者、そういうものは把握していると。あと、要は無戸籍の方、それらはちょっとはっきり分かりませんが、恐らく所管課のほうで押さえているものと考えております。それと、先ほどのDVの方につきましては、私どもからどうこうじゃなくて、既に該当者のほうからこちら連絡入っておりますので、そこで所管課と確認取りながら全て出てきているという状況であります。
以上でございます。
○議長(五十嵐利榮君) 町長。
○町長(西脇道夫君) 手嶋議員の質問に対する担当課長の答弁はこのとおりでありますが、少し補足しますが、町としては早い給付を目指して申請書を送付させていただいて、まずは振り込みたいということでありますが、当然、それで終わりというふうには思っておりませんので、あくまで申請ですから、私どもが強制するとか、そういうことではなくて、うっかり忘れているとかというご事情もあろうかと思いますので、その後広報もしくはチラシ等でお知らせといいますか、忘れていませんかというような形で対応を図りたいと思います。その時点で今手嶋議員がおっしゃるようないろいろ事情がある方は、改めてまた町のほうにご相談があるだろうというふうに思っていますので、それは期間がありますので、その間で対応できるのかなというふうに考えております。
○議長(五十嵐利榮君) 手嶋満さん。
○3番(手嶋 満君) そういうことで迅速かつ正確に振り込んでいただいて、そしてそういうことも把握していただいて、トラブルのないようにしていただければよろしいかと思いますので、よろしくお願いいたします。
○議長(五十嵐利榮君) ほかに質疑はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(五十嵐利榮君) 質疑なしと認めます。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(五十嵐利榮君) 討論なしと認めます。
これから議案第31号を採決します。
この採決は起立によって行います。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立をお願いします。
〔起立者全員〕
○議長(五十嵐利榮君) 起立全員です。
したがって、議案第31号 令和2年度聖籠町一般会計補正予算(第1号)は原案のとおり可決されました。
○議案第32号 令和2年度聖籠町介護保険特別会計補正予算(第1号)
○議長(五十嵐利榮君) 日程第9、議案第32号 令和2年度聖籠町介護保険特別会計補正予算(第1号)を議題とします。
町長から提案理由の説明を求めます。
町長。
○町長(西脇道夫君) 議案第32号 令和2年度聖籠町介護保険特別会計補正予算(第1号)について提案理由を申し上げます。
聖籠町介護保険条例の一部改正(低所得者の第1号保険料軽減の強化)に伴う歳入予算の更正であります。
補正内容は、次のとおりであります。
歳入、第1号被保険者保険料463万3,000円の減、その他一般会計繰入金463万3,000円。
細部につきましては、町民課長に朗読説明させますので、ご審議の上、議決くださるようお願いいたします。
○議長(五十嵐利榮君) 町民課長。
○町民課長(松井 博君)
〔議案朗読説明〕
○議長(五十嵐利榮君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(五十嵐利榮君) 質疑なしと認めます。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(五十嵐利榮君) 討論なしと認めます。
これから議案第32号を採決します。
この採決は起立によって行います。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立をお願いします。
〔起立者全員〕
○議長(五十嵐利榮君) 起立全員です。
したがって、議案第32号 令和2年度聖籠町介護保険特別会計補正予算(第1号)は原案のとおり可決されました。
○閉会の宣告
○議長(五十嵐利榮君) 以上をもちまして本日の日程は全て終了しました。
これをもちまして令和2年第1回聖籠町議会臨時会を閉会します。
閉 会 (午前10時35分)