平成28年第3回聖籠町議会定例会会議録
平成28年第3回聖籠町議会定例会会議録(第4号)
会期第16日目
平成28年9月21日(水)午前9時30分開議
1.開議の宣告
1.議事日程
日程第 1 議案第42号 平成27年度聖籠町一般会計歳入歳出決算の認定について
日程第 2 議案第43号 平成27年度聖籠町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定につい
て
日程第 3 議案第44号 平成27年度聖籠町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について
日程第 4 議案第45号 平成27年度聖籠町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定につ
いて
日程第 5 議案第46号 平成27年度新潟県営開拓パイロット事業聖籠町特別会計歳入歳出決
算の認定について
日程第 6 議案第47号 平成27年度聖籠町下水道事業会計決算の認定について
日程第 7 議案第48号 平成27年度聖籠町水道事業会計決算の認定について
日程第 8 議案第49号 新潟県市町村総合事務組合規約の変更について
日程第 9 発議第 7号 学費と教育条件の公私間格差是正にむけて、私立高等学校への私学助
成の充実を求める意見書(国あて)
日程第10 発議第 8号 学費と教育条件の公私間格差是正にむけて、私立高等学校への私学助
成の充実を求める意見書(県あて)
日程第11 発議第 9号 新潟水俣病全被害者の救済と問題解決に関する意見書
日程第12 常任委員会の閉会中の継続調査(所管事務調査)申し出について
日程第13 議会運営委員会の閉会中の継続調査(所管事務調査)申し出について
○出席議員(14名)
1番 宮 澤 さ や か 君 2番 小 川 勝 也 君
3番 長 谷 川 六 男 君 4番 渡 邉 豊 君
5番 青 木 順 君 6番 田 中 智 之 君
7番 松 守 雄 君 8番 田 村 冨 美 男 君
9番 宮 澤 光 子 君 10番 五 十 嵐 利 榮 君
11番 中 村 恵 美 子 君 12番 小 川 益 一 郎 君
13番 小 林 政 榮 君 14番 須 貝 龍 夫 君
(副議長) (議長)
○欠席議員(なし)
○地方自治法第121条の規定により会議に出席した者の職氏名
町 長 渡 邊 廣 吉 君
副 町 長 西 脇 道 夫 君
教 育 長 伊 藤 順 治 君
会 計 管 理 者 佐 久 間 雅 之 君
総 務 課 長 近 藤 隆 義 君
税 務 財政課長 池 田 弘 幸 君
産 業 観光課長 渡 辺 俊 晴 君
ふ る さ と 田 中 雅 義 君
整 備 課 長
生 活 環境課長 藤 田 正 之 君
東 港 振興室長 樋 口 豊 志 君
上 下 水道課長 高 橋 美 紀 夫 君
保 健 福祉課長 高 橋 淳 君
町 民 課 長 宮 澤 誠 也 君
子ども教育課長 瀬 高 英 輔 君
社 会 教育課長 渡 辺 佳 津 志 君
図 書 館 長 佐 藤 康 雄 君
農 業 委 員 会 渡 辺 俊 晴 君
事 務 局 長
選挙管理委員会 近 藤 隆 義 君
書 記 長
○本会議に職務のため出席した者の職氏名
議会事務 局 長 堀 市 郎
議 会 書 記 宮 川 顕
議 事 の 経 過
○開議の宣告
○議長(須貝龍夫君) ただいまから本日の会議を開きます。
○議事日程の報告
○議長(須貝龍夫君) 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりです。
○議案第42号 平成27年度聖籠町一般会計歳入歳出決算の認定について
議案第43号 平成27年度聖籠町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定
について
議案第44号 平成27年度聖籠町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定につ
いて
議案第45号 平成27年度聖籠町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認
定について
議案第46号 平成27年度新潟県営開拓パイロット事業聖籠町特別会計歳入
歳出決算の認定について
議案第47号 平成27年度聖籠町下水道事業会計決算の認定について
議案第48号 平成27年度聖籠町水道事業会計決算の認定について
○議長(須貝龍夫君) 日程第1、議案第42号 平成27年度聖籠町一般会計歳入歳出決算の認定について、日程第2、議案第43号 平成27年度聖籠町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第3、議案第44号 平成27年度聖籠町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第4、議案第45号 平成27年度聖籠町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第5、議案第46号 平成27年度新潟県営開拓パイロット事業聖籠町特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第6、議案第47号 平成27年度聖籠町下水道事業会計決算の認定について、日程第7、議案第48号 平成27年度聖籠町水道事業会計決算の認定について、以上7議案を一括議題とします。
平成27年度決算審査特別委員会委員長、5番、青木順さんの委員会報告を求めます。
5番、青木順さん。
〔決算審査特別委員会委員長 青木 順君登壇〕
○決算審査特別委員会委員長(青木 順君) おはようございます。
委員会審査報告書
本委員会に付託された平成27年度一般会計・特別会計歳入歳出決算及び下水道事業・水道事業会計決算審査のため9月13日、14日、15日及び20日に委員会を開催しました。
この間、町長、副町長、教育長及び担当課長の出席を求め審査した結果、次の意見を付けて付託された7議案全てを認定すべきものと決定したので、会議規則第77条の規定により報告します。
記。事件番号、件名、審査の結果の順に読みます。
議案第42号 平成27年度聖籠町一般会計歳入歳出決算の認定について、認定。
議案第43号 平成27年度聖籠町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、認定。
議案第44号 平成27年度聖籠町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、認定。
議案第45号 平成27年度聖籠町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、認定。
議案第46号 平成27年度新潟県営開拓パイロット事業聖籠町特別会計歳入歳出決算の認定につい
て、認定。
議案第47号 平成27年度聖籠町下水道事業会計決算の認定について、認定。
議案第48号 平成27年度聖籠町水道事業会計決算の認定について、認定。
平成27年度決算審査特別委員会における各会計決算に係る意見
1 議案第42号 平成27年度聖籠町一般会計歳入歳出決算の認定について
〇 歳入について
(1) 町民税、固定資産税の滞納について、徴収機構と更なる連携をとり、徴収率の向上に努められたい。
(2) 教育費の育英資金や学校給食費及び東山団地の使用料の未納解消について努力されたい。
〇 歳出について
(1) 東山団地関連で約5,200万円の支出がある。しかし委託料等見直す余地があり、今後、修繕・改修の費用について、なお一層の経費削減の努力に努められたい。
(2) 聖籠中学校生徒の学力が低下傾向だが、これは26年度以降に放課後学習クラブが講師の欠員で停滞したことにも一因がある。早急に子どもたちの学力向上に鋭意努力されたい。
(3) 敬老会については、心身ともに若い人が多くなっている。今後の敬老会について、対象年齢や余興など、敬老会のあり方について一考を望む。
(4) ざぶ〜ん館の温泉棟入館者数及びホテル利用客数が減少の一途である。近隣の自治体にも類似した施設が多く存在しているが、利用者の声を聞きよりよい環境改善に努められたい。
(5) 今後、東港にクルーズ船が入港することによって、東港の新たなイメージが定着すると思う。入港にあたり更なる観光産業の活性化に向けて万全の態勢を望む。
(6) スポーツ振興業務委託料が約1,013万円支出されている。大部分は新潟アルビレックスへの委託料である。町の財政状態と費用対効果を十分精査し、減額を前提に今後の方向性について、検討を望む。
(7) 既に循環バスで通学している小学校もあるが、全校区で利用できるよう循環バスの利用を検討されたい。
(8) 町が設置している防犯灯など、光熱費の削減のため早急にLED化を進めることを望む。
(9) 町内の遊休農地は減少傾向にあり、良好な農地保全の確保と有効な利用を図るため、さらなる遊休農地解消に向け努力されたい。
(10) 自主防災組織については、町内19集落に活動助成金が上限5万円支給されている。ほかの集落にも周知し防災意識の向上に努められたい。
(11) 防火井戸について、維持管理を徹底し危険回避も含め不必要な井戸は廃止するよう検討されたい。
以上の意見を付けて、本委員会は採決の結果、賛成多数で認定すべきものと決定いたしました。
2 議案第43号 平成27年度聖籠町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について
(1) 特定健康診査や人間ドックの受診率向上と予防対策に一層の努力をされたい。
(2) 町民課、保健福祉課だけで取り組むのではなく、町の行政全体で、町民の「健康寿命」を伸ばし、医療費を抑える手だてを一考することを望む。
(3) 収入未済額は以前より減少しているものの依然として多い。また、不納欠損額も大きく、納税が困難な被保険者について、減免制度の適用を検討されたい。
以上の意見を付けて、本委員会は採決の結果、全会一致で認定すべきものと決定いたしました。
3 議案第44号 平成27年度聖籠町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について
(1) 介護保険料の負担軽減措置として現在、他会計から応援手当の助成を行っているが、今後も継続されるよう望む。
以上の意見を付けて、本委員会は採決の結果、全会一致で認定すべきものと決定いたしました。
4 議案第45号 平成27年度聖籠町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について
本委員会は採決の結果、全会一致で認定すべきものと決定いたしました。
5 議案第46号 平成27年度新潟県営開拓パイロット事業聖籠町特別会計歳入歳出決算の認定について
(1) 既に本事業は町としての役割を果たしていることから、事業主体を組合に移譲すべきとの議論が繰り返されている。再度、組合と行政とが話し合い、前へ進むことを望む。
以上の意見を付けて、本委員会は採決の結果、全会一致で認定すべきものと決定いたしました。
6 議案第47号 平成27年度聖籠町下水道事業会計決算の認定について
(1) 東港地区の企業に対し、工業排水の値下げにより工業用下水道への接続依頼がしやすい状況になった。今後、さらなる努力を重ね、企業が工業用下水道に接続することを望む。
以上の意見を付けて、本委員会は採決の結果、全会一致で認定すべきものと決定いたしました。
7 議案第48号 平成27年度聖籠町水道事業会計決算の認定について
(1) 未加入者戸数374戸に対し、ねばり強く加入促進し、加入率100%に向けて努力されたい。
以上の意見を付けて、本委員会は採決の結果、全会一致で認定すべきものと決定いたしました。
なお、本報告書中の各意見について、実施の可否も含め町としての今後の対応について文書で回答をお願いします。
以上をもちまして、本委員会に付託されました7議案の決算審査の報告を終わります。
○議長(須貝龍夫君) 委員長からの報告を終わります。
本件につきましては、議長を除く全議員による決算審査特別委員会において審査が終了していますので、質疑を省略します。委員長は自席のほうへお戻りください。
これより討論及び採決を行いますが、討論と採決は1件ごとに行います。
議案第42号 平成27年度聖籠町一般会計歳入歳出決算の認定について討論を行います。討論はありませんか。
ただいま討論の声がありますので、議案第42号について討論を行います。
初めに、原案に反対の方の発言を許可します。
11番、中村恵美子さん。
〔11番 中村恵美子君登壇〕
○11番(中村恵美子君) ただいま提案されています議案第42号 平成27年度聖籠町一般会計歳入歳出決算の認定について、反対の立場で討論します。
第1に、特別職の報酬の引き上げ、町三役と議員報酬の1カ月3,000円の引き上げです。平成26年4月に消費税が5%から8%へと上がり、住民の暮らしは大変です。景気はよくなりましたか。町民の皆さんの給料や売り上げは、上がるどころか下がっています。そういう情勢の中で予算が執行されてきました。昨年は議員の改選があり、無投票となりました。だからこそ、町民の皆さんが聖籠町に住んでよかったと言えるまちづくりのために、力を尽くさなければと思います。
第2に、小規模工事について、小規模業者に仕事が回っていないのが実態です。小規模業者に発注しなかった総件数は、156件にも上っています。さすがに理由として連絡がつかないという理由はなくなりましたが、急ぐ仕事のため、修繕に熟知している必要がある等の理由や、ほかも挙がっています。
第3に、決算委員会の中では取り上げませんでしたが、委託料のことです。今までにも何回となく取り上げてきました。幹部職の中では議論はしているものの、減るどころかふえているのが実態です。大きくはこの3点です。
以上の点で議案第42号 平成27年度聖籠町一般会計歳入歳出決算の認定について、反対討論といたします。
○議長(須貝龍夫君) 次に、原案に賛成の方の発言を許可します。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 次に、原案に反対の方の発言を許可します。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) これで討論を終わります。
これから議案第42号を採決します。
この採決は起立によって行います。
お諮りします。この決算に対する委員長の報告は、認定とするものです。この決算は委員長の報告のとおり認定することに賛成の方は起立願います。
〔起立者多数〕
○議長(須貝龍夫君) 起立多数です。
したがって、議案第42号 平成27年度聖籠町一般会計歳入歳出決算の認定については認定することに決定しました。
議案第43号 平成27年度聖籠町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 討論なしと認めます。
これから議案第43号を採決します。
この採決は起立によって行います。
お諮りします。この決算に対する委員長の報告は認定とするものです。この決算は委員長の報告のとおり認定することに賛成の方は起立願います。
〔起立者全員〕
○議長(須貝龍夫君) 全員起立です。
したがって、議案第43号 平成27年度聖籠町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定については認定することに決定しました。
議案第44号 平成27年度聖籠町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 討論なしと認めます。
これから議案第44号を採決します。
この採決は起立によって行います。
お諮りします。この決算に対する委員長の報告は認定とするものです。この決算は委員長の報告のとおり認定することに賛成の方は起立願います。
〔起立者全員〕
○議長(須貝龍夫君) 全員起立です。
したがって、議案第44号 平成27年度聖籠町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定については認定することに決定しました。
議案第45号 平成27年度聖籠町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 討論なしと認めます。
これから議案第45号を採決します。
この採決は起立によって行います。
お諮りします。この決算に対する委員長の報告は認定とするものです。この決算は委員長の報告のとおり認定することに賛成の方は起立願います。
〔起立者全員〕
○議長(須貝龍夫君) 全員起立です。
したがって、議案第45号 平成27年度聖籠町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定については認定することに決定しました。
議案第46号 平成27年度新潟県営開拓パイロット事業聖籠町特別会計歳入歳出決算の認定について討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 討論なしと認めます。
これから議案第46号を採決します。
この採決は起立によって行います。
お諮りします。この決算に対する委員長の報告は認定とするものです。この決算は委員長の報告のとおり認定することに賛成の方は起立願います。
〔起立者全員〕
○議長(須貝龍夫君) 全員起立です。
したがって、議案第46号 平成27年度新潟県営開拓パイロット事業聖籠町特別会計歳入歳出決算の認定については認定することに決定しました。
議案第47号 平成27年度聖籠町下水道事業会計決算の認定について討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 討論なしと認めます。
これから議案第47号を採決します。
この採決は起立によって行います。
お諮りします。この決算に対する委員長の報告は認定とするものです。この決算は委員長の報告のとおり認定することに賛成の方は起立願います。
〔起立者全員〕
○議長(須貝龍夫君) 全員起立です。
したがって、議案第47号 平成27年度聖籠町下水道事業会計決算の認定については認定することに決定しました。
議案第48号 平成27年度聖籠町水道事業会計決算の認定について討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 討論なしと認めます。
これから議案第48号を採決します。
この採決は起立によって行います。
お諮りします。この決算に対する委員長の報告は認定とするものです。この決算は委員長の報告のとおり認定することに賛成の方は起立願います。
〔起立者全員〕
○議長(須貝龍夫君) 全員起立です。
したがって、議案第48号 平成27年度聖籠町水道事業会計決算の認定については認定することに決定しました。
○議案第49号 新潟県市町村総合事務組合規約の変更について
○議長(須貝龍夫君) 日程第8、議案第49号 新潟県市町村総合事務組合規約の変更についてを議題とします。
町長から提案理由の説明を求めます。
町長。
○町長(渡邊廣吉君) 議案第49号 新潟県市町村総合事務組合規約の変更について提案理由を申し上げます。
加茂市・田上町消防衛生組合の共同処理する事務に児童福祉法第6条の3第13項に規定する病児保育に関する事務を追加し、それに伴い名称を「加茂市・田上町消防衛生保育組合」に変更するほか、同組合から新潟県市町村総合事務組合に対し、非常勤職員に対する公務災害の補償等に関する事務について加入の申し出があったことに伴い、同組合の規約の一部を変更したいので、地方自治法第290条の規定により議会の議決を求めるものであります。
細部につきましては、総務課長に朗読説明させますので、ご審議の上、議決くださるようお願いいたします。
以上であります。
○議長(須貝龍夫君) 総務課長。
○総務課長(近藤隆義君)
〔議案朗読説明〕
○議長(須貝龍夫君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 質疑なしと認めます。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 討論なしと認めます。
これから議案第49号を採決します。
この採決は起立によって行います。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
〔起立者全員〕
○議長(須貝龍夫君) 全員起立です。
したがって、議案第49号 新潟県市町村総合事務組合規約の変更については原案のとおり可決されました。
○発議第7号 学費と教育条件の公私間格差是正にむけて、私立高等学校への私
学助成の充実を求める意見書(国あて)
発議第8号 学費と教育条件の公私間格差是正にむけて、私立高等学校への私
学助成の充実を求める意見書(県あて)
○議長(須貝龍夫君) 日程第9、発議第7号 学費と教育条件の公私間格差是正にむけて、私立高等学校への私学助成の充実を求める意見書(国あて)、日程第10、発議第8号 学費と教育条件の公私間格差是正にむけて、私立高等学校への私学助成の充実を求める意見書(県あて)、以上2件を一括議題とします。
提出者の6番、田中智之さんの趣旨説明を求めます。
6番、田中智之さん。
〔6番 田中智之君登壇〕
○6番(田中智之君) 発議第7号 学費と教育条件の公私間格差是正にむけて、私立高等学校への私学助成の充実を求める意見書(国あて)。
上記の議案を別紙のとおり聖籠町議会会議規則第14条第2項の規定により提出します。
平成28年9月21日提出
提出者 聖籠町議会議員 田 中 智 之
賛成者 〃 宮 澤 さやか
〃 〃 小 川 益一郎
〃 〃 宮 澤 光 子
〃 〃 田 村 冨美男
〃 〃 小 川 勝 也
聖籠町議会議長 須 貝 龍 夫 様
学費と教育条件の公私間格差是正にむけて、私立高等学校への私学助成の充実を求める意見書。
今日、全国では約3割の高校生が私立高校で学んでおり、私立高校は公立高校と同様に公教育の場として大きな役割を果たしています。
平成22年度より私立高校生への就学支援金制度が実施され、平成26年度には制度の見直しによって加算支給額の増額及び加算支給対象世帯の拡大が行われました。これに新潟県独自の学費軽減制度が加わり、学費の負担は一定に軽減されました。しかし、国・県の学費への助成を差し引いても新潟県平均の初年度納付金負担が約19万〜46万円(年額)残ります。学費負担の一層の軽減を図り公立との学費格差を是正していくためには、国の就学支援金制度の一層の拡充が求められます。
また、私立高校の経常経費への助成が不十分なため、新潟県では全教員に占める専任教員の割合は、公立高校で約8割を占めるのに対し、私立高校は約6割と2割も少ないのが現状です。専任教員の増員など教育条件の向上を図るには、経常経費への助成の一層の増額が不可欠です。
政府並びに国会におかれましては、未来を担う私立高校生の教育の充実を図るため、下記の事項について特段の措置を講じられるよう要望いたします。
記
1 私立高校生への就学支援金制度を拡充すること
2 私立高校への経常経費助成を増額すること
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。
平成 年 月 日、新潟県北蒲原郡聖籠町議会。
衆議院議長様、参議院議長様、内閣総理大臣様、文部科学大臣様、財務大臣様、総務大臣様。
発議第8号 学費と教育条件の公私間格差是正にむけて、私立高等学校への私学助成の充実を求める意見書(県あて)。
上記の議案を別紙のとおり聖籠町議会会議規則第14条第2項の規定により提出します。
平成28年9月21日提出
提出者 聖籠町議会議員 田 中 智 之
賛成者 〃 宮 澤 さやか
〃 〃 小 川 益一郎
〃 〃 宮 澤 光 子
〃 〃 田 村 冨美男
〃 〃 小 川 勝 也
聖籠町議会議長 須 貝 龍 夫 様
学費と教育条件の公私間格差是正にむけて、私立高等学校への私学助成の充実を求める意見書。
新潟県では、高校生の約2割は私立高校で学んでおり、私立高校は公立高校と同様に公教育の場として大きな役割を果たしています。
平成22年度より私立高校生への就学支援金制度が実施され、平成26年度には制度の見直しによって加算支給額の増額及び加算支給対象世帯の拡大が行われました。これに新潟県独自の学費軽減制度が加わり、学費の負担は一定に軽減されました。しかし、国・県の学費への助成を差し引いても新潟県平均の初年度納付金負担が約19万〜46万円(年額)残ります。学費負担の一層の軽減を図り公立との学費格差を是正していくためには、県独自の学費軽減制度の一層の拡充が求められます。
また、私立高校の経常経費に対する助成は「2分の1以内」に限定されてきたために、とりわけ教育条件において公立との格差が生じています。全教員に占める専任教員の割合は、公立高校が約8割を占めるのに対し、私立高校は約6割にとどまっており、不足分を期限付きの教員で補っているのが現状です。専任教員の増員など教育条件の向上を図るには、経常経費に対する助成の一層の増額が不可欠です。
新潟県におかれましては、未来を担う私立高校生の教育の充実を図るため、下記の事項について特段の措置を講じられるよう要望いたします。
記
1 私立高校生への県独自の学費軽減制度を拡充すること
2 私立高校への経常費助成を増額すること
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。
平成 年 月 日、新潟県北蒲原郡聖籠町議会。
新潟県知事様。
○議長(須貝龍夫君) これで趣旨説明を終わります。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 質疑なしと認めます。委員長は自席へお戻りください。
これより討論及び採決を行いますが、討論と採決は1件ごとに行います。
発議第7号 学費と教育条件の公私間格差是正にむけて、私立高等学校への私学助成の充実を求める意見書(国あて)についてこれから討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 討論なしと認めます。
これから発議第7号を採決します。
この採決は起立によって行います。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
〔起立者全員〕
○議長(須貝龍夫君) 全員起立です。
したがって、発議第7号 学費と教育条件の公私間格差是正にむけて、私立高等学校への私学助成の充実を求める意見書(国あて)は原案のとおり可決されました。
発議第8号 学費と教育条件の公私間格差是正にむけて、私立高等学校への私学助成の充実を求める意見書(県あて)についてこれから討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 討論なしと認めます。
これから発議第8号を採決します。
この採決は起立によって行います。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
〔起立者全員〕
○議長(須貝龍夫君) 全員起立です。
したがって、発議第8号 学費と教育条件の公私間格差是正にむけて、私立高等学校への私学助成の充実を求める意見書(県あて)は原案のとおり可決されました。
○発議第9号 新潟水俣病全被害者の救済と問題解決に関する意見書
○議長(須貝龍夫君) 日程第11、発議第9号 新潟水俣病全被害者の救済と問題解決に関する意見書を議題とします。
提出者の5番、青木順さんの趣旨説明を求めます。
5番、青木順さん。
〔5番 青木 順君登壇〕
○5番(青木 順君) 発議第9号 新潟水俣病全被害者の救済と問題解決に関する意見書。
上記の議案を別紙のとおり聖籠町議会会議規則第14条第2項の規定により提出します。
平成28年9月21日提出
提出者 聖籠町議会議員 青 木 順
賛成者 〃 五十嵐 利 榮
〃 〃 小 林 政 榮
〃 〃 中 村 恵美子
〃 〃 松 守 雄
〃 〃 渡 邉 豊
〃 〃 長谷川 六 男
聖籠町議会議長 須 貝 龍 夫 様
新潟水俣病全被害者の救済と問題解決に関する意見書。
新潟水俣病は公式確認から51年が過ぎました。この間、最高裁は二度にわたって、現行の認定基準(昭和52年判断条件)では認められなかった被害者を「水俣病患者」と認めて、国や加害企業に賠償を命じました。最高裁は、認定基準の見直しを含む弾力的な運用を求めています。
しかるに、今年6月末現在、167名が新潟県・新潟市に認定申請しているように、また国や昭和電工に賠償を求める訴訟が行われているように、新潟水俣病は終わっていません。
一方、新潟県知事は昨年5月31日、いまなお潜在患者が相当数いることを踏まえ、すべての被害者が救済を受けることができる恒久的な救済制度の確立等を求める『ふるさとの環境づくり宣言2015』を発表しました。また、新潟県はこれに先立って、平成21年4月から新潟水俣病地域福祉推進条例を施行し、新潟水俣病被害者の福祉の増進や偏見や中傷をなくすための教育・啓発の推進、被害者を社会全体で支える施策を地道に取り組んでいます。
さらに、「水俣病被害者の救済及び水俣病問題の解決に関する特別措置法(水俣病特措法)」の救済判定を巡って、国は異議申立ができる行政処分には当たらないとの見解を示していますが、新潟県は処分性があるとして異議申立を認め、行政不服審査法に基づいて審理を行っています。この件については、著名な行政法学者らが、国の見解はこれまでの判例・通説に反すると指摘しています。
よって、国会並びに政府におかれては、新潟水俣病全被害者の救済と問題解決に向けて、次の事項について早急に取り組まれるよう強く要望します。
記
1 新潟水俣病の早期解決に向けて、被害者・国・加害企業など関係者が一堂に会する話し合いの場を設けること。
2 平成21年7月に成立した水俣病特措法の37条に定めている「阿賀野川流域住民の健康被害実態調査」を速やかに実施すること。
3 潜在患者が名乗り出ることができるよう、環境整備すること。
4 昭和30年頃から昭和53年頃まで阿賀野川の魚介類を喫食した県外在住者らに、新潟水俣病に関する情報が伝わるよう格別の取組を行うこと。
5 水俣病特措法の異議申立を認めること。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。
平成 年 月 日、新潟県北蒲原郡聖籠町議会。
衆議院議長様、参議院議長様、内閣総理大臣様、総務大臣様、財務大臣様、厚生労働大臣様、経済産業大臣様、環境大臣様。
○議長(須貝龍夫君) これで趣旨説明を終わります。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 質疑なしと認めます。委員長は自席のほうへお戻りください。
発議第9号 新潟水俣病全被害者の救済と問題解決に関する意見書についてこれから討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 討論なしと認めます。
これから発議第9号を採決します。
この採決は起立によって行います。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
〔起立者全員〕
○議長(須貝龍夫君) 全員起立です。
したがって、発議第9号 新潟水俣病全被害者の救済と問題解決に関する意見書は原案のとおり可決されました。
○常任委員会の閉会中の継続調査(所管事務調査)申し出について
○議長(須貝龍夫君) 日程第12、常任委員会の閉会中の継続調査(所管事務調査)申し出についてを議題とします。
各常任委員長から、所管事務のうち会議規則第75条の規定によってお手元に配付した所管事務の調査事項について、閉会中の継続調査の申し出がありました。
本件は簡易採決で行います。
お諮りします。各常任委員長から申し出のとおり閉会中の継続調査とすることに異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 異議なしと認めます。
したがって、各常任委員長から申し出のとおり閉会中の継続調査とすることに決定しました。
○議会運営委員会の閉会中の継続調査(所管事務調査)申し出について
○議長(須貝龍夫君) 日程第13、議会運営委員会の閉会中の継続調査(所管事務調査)申し出についてを議題とします。
委員長から、所管事務のうち会議規則第75条の規定によってお手元に配付した所管事務の調査事項について、閉会中の継続調査の申し出がありました。
本件は簡易採決で行います。
お諮りします。委員長から申し出のとおり閉会中の継続調査とすることに異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 異議なしと認めます。
したがって、委員長から申し出のとおり閉会中の継続調査とすることに決定しました。
○閉会の宣告
○議長(須貝龍夫君) 以上をもちまして本日の日程は全部終了しました。会議を閉じます。
皆さんのご協力によりまして、会期16日間の全日程が滞りなく終了しました。大変ご苦労さまでした。
これをもちまして平成28年第3回聖籠町議会定例会を閉会します。
閉 会 (午前10時09分)