平成26年第3回聖籠町議会定例会会議録
平成26年第3回聖籠町議会定例会会議録(第4号)
会期第17日目
平成26年9月24日(水)午前9時30分開議
1.開議の宣告
1.議事日程
日程第 1 議案第47号 平成25年度聖籠町一般会計歳入歳出決算の認定について
日程第 2 議案第48号 平成25年度聖籠町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定につい
て
日程第 3 議案第49号 平成25年度聖籠町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について
日程第 4 議案第50号 平成25年度聖籠町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定につ
いて
日程第 5 議案第51号 平成25年度新潟県営開拓パイロット事業聖籠町特別会計歳入歳出決
算の認定について
日程第 6 議案第52号 平成25年度聖籠町下水道事業会計決算の認定について
日程第 7 議案第53号 平成25年度聖籠町水道事業会計決算の認定について
日程第 8 発議第 6号 学費と教育条件の公私間格差是正にむけ、私学助成の増額・拡充を求
める意見書(国あて)
日程第 9 発議第 7号 学費と教育条件の公私間格差是正にむけ、私学助成の増額・拡充を求
める意見書(県あて)
日程第10 常任委員会の閉会中の継続調査(所管事務調査)申し出について
日程第11 議会運営委員会の閉会中の継続調査(所管事務調査)申し出について
○出席議員(13名)
1番 青 木 順 君 2番 田 中 智 之 君
4番 松 守 雄 君 5番 小 林 政 榮 君
6番 田 村 冨 美 男 君 7番 宮 澤 光 子 君
8番 櫻 井 怜 君 9番 五 十 嵐 利 榮 君
10番 堀 常 正 君 11番 中 村 恵 美 子 君
12番 小 川 益 一 郎 君 13番 田 宮 實 君
(副議長)
14番 須 貝 龍 夫 君
(議長)
○欠席議員(なし)
○地方自治法第121条の規定により会議に出席した者の職氏名
町 長 渡 邊 廣 吉 君
副 町 長 西 脇 道 夫 君
教 育 長 伊 藤 順 治 君
事 務 管 理 監 山 岸 智 君
会 計 管 理 者 堀 富 雄 君
総 務 課 長 高 橋 民 男 君
税務財政 課 長 近 藤 隆 義 君
納税対策 室 長 佐 藤 順 治 君
産業観光 課 長 堀 市 郎 君
ふ る さ と 高 橋 美 紀 夫 君
整 備 課 長
生活環境 課 長 渡 辺 俊 晴 君
東港振興 室 長 阿 部 武 君
上下水道 課 長 中 村 忠 彦 君
保健福祉 課 長 宮 澤 誠 也 君
町 民 課 長 佐 久 間 雅 之 君
子ども教育課長 瀬 高 英 輔 君
社会教育 課 長 渡 辺 佳 津 志 君
農 業 委 員 会 堀 市 郎 君
事 務 局 長
選挙管理委員会 高 橋 民 男 君
書 記 長
○本会議に職務のため出席した者の職氏名
議会事務 局 長 神 田 礼 輔
議 会 書 記 宮 川 顕
議 事 の 経 過
○開議の宣告
○議長(須貝龍夫君) ただいまから本日の会議を開きます。
○議事日程の報告
○議長(須貝龍夫君) 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりです。
○議案第47号 平成25年度聖籠町一般会計歳入歳出決算の認定について
議案第48号 平成25年度聖籠町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定
について
議案第49号 平成25年度聖籠町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定につ
いて
議案第50号 平成25年度聖籠町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認
定について
議案第51号 平成25年度新潟県営開拓パイロット事業聖籠町特別会計歳入
歳出決算の認定について
議案第52号 平成25年度聖籠町下水道事業会計決算の認定について
議案第53号 平成25年度聖籠町水道事業会計決算の認定について
○議長(須貝龍夫君) 日程第1、議案第47号 平成25年度聖籠町一般会計歳入歳出決算の認定について、日程第2、議案第48号 平成25年度聖籠町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第3、議案第49号 平成25年度聖籠町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第4、議案第50号 平成25年度聖籠町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第5、議案第51号 平成25年度新潟県営開拓パイロット事業聖籠町特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第6、議案第52号 平成25年度聖籠町下水道事業会計決算の認定について、日程第7、議案第53号 平成25年度聖籠町水道事業会計決算の認定について、以上7議案を一括議題とします。
平成25年度決算審査特別委員会委員長、8番、櫻井怜さんの委員会報告を求めます。
8番、櫻井怜さん。
〔決算審査特別委員会委員長 櫻井 怜君登壇〕
○決算審査特別委員会委員長(櫻井 怜君) 皆さんおはようございます。じゃ、私のほうから報告いたします。
平成26年9月24日。聖籠町議会議長 須貝龍夫様。平成25年度決算審査特別委員会委員長 櫻井怜。
委員会審査報告書
本委員会に付託された平成25年度一般会計・特別会計歳入歳出決算及び下水道事業・水道事業会計決算は、9月17日、18日及び19日に町長、副町長、教育長及び担当課長の出席を求め、審査の結果、次の意見を付けて認定すべきものと決定したので、会議規則第77条の規定により報告します。
記。事件の番号、件名、審査の結果。
議案第47号 平成25年度聖籠町一般会計歳入歳出決算の認定について、認定。
議案第48号 平成25年度聖籠町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、認定。
議案第49号 平成25年度聖籠町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、認定。
議案第50号 平成25年度聖籠町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、認定。
議案第51号 平成25年度新潟県営開拓パイロット事業聖籠町特別会計歳入歳出決算の認定につい
て、認定。
議案第52号 平成25年度聖籠町下水道事業会計決算の認定について、認定。
議案第53号 平成25年度聖籠町水道事業会計決算の認定について、認定。
平成25年度決算審査特別委員会における各会計決算に係る意見
1 議案第47号 平成25年度聖籠町一般会計歳入歳出決算の認定について
〇 歳入について
(1) 納税の公平性の観点から、また税収が逓減する状況にあることから町税等の未納対策において一層の創意と工夫をするよう努められたい。
(2) 国・県などの交付金事業等を注視し、活用の機会を逃すことのないよう努められたい。
〇 歳出について
(1) 町では事務事業の見直しを行っているが、特に委託業務については再度検討し、効率的かつ効果的に事業が図られるよう努められたい。
(2) 循環バスを民間委託した効果を十分に発揮されたい。また本事業は福祉政策の一環であることを踏まえ、この事業が弱い立場の人の生活の一部であることに配慮し、運行計画を検討されるよう望む。
(3) 交通事故防止のため危険箇所への信号機の設置や道路構造の改良などを検討されるよう望む。
(4) ふれあい農園及び交流館「杜」について経営状態の改善のため、更なる検討を望む。
(5) 海のにぎわい館が設置されるなど、海浜地区の整備が図られているが、最も観光客が多い海水浴シーズンの安全対策のため、救命員の配置について検討を望む。
(6) 弁天潟風致公園のハスの環境調査を踏まえて、様々な手立てを講じてハスの再生に努められたい。
(7) 町営アパートの改修にあたり居住者への聞き取りすることも含め、計画的な改修計画を策定されるよう望む。
(8) 小学生の学力向上のため、学習指導の一層の充実と改善を図られるよう望む。
(9) 文化会館の自主事業の実施は住民の豊かな心を育み福祉の向上に役立っているが、チケットの完売に努めるよう望む。
(10) 町民待望の図書館が開館した。町民の生涯学習の場、また、近隣市町村との交流の場とするなど町の活性化の拠点の一つとして愛される施設となるよう望む。
以上の意見を付けて、本委員会は採決の結果、全会一致で認定すべきものと決定いたしました。
2 議案第48号 平成25年度聖籠町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について
(1) 被保険者の公平性を確保するため保険税の未納対策に一層の努力を望む。
(2) 予防対策の一環として特定健康診査、人間ドック等の受診率の向上に一層の努力をされたい。
以上の意見を付けて、本委員会は採決の結果、全会一致で認定すべきものと決定いたしました。
3 議案第49号 平成25年度聖籠町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について
(1) 第6期の介護保険事業計画の策定にあたって、本町の他の関連する計画や県の高齢者保健福祉計画等との整合を図りながら進められたい。また、保険料については、最小限の負担となるよう介護予防の啓発に努められたい。
(2) 介護保険料の負担軽減措置として現在、他会計から応援手当の助成を行っているが、今後も継続されるよう望む。
以上の意見を付けて、本委員会は採決の結果、全会一致で認定すべきものと決定いたしました。
4 議案第50号 平成25年度聖籠町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について
(1) 保険料の未納者に対しては十分な相談対応の上、回収に努められるよう望む。
以上の意見を付けて、本委員会は採決の結果、全会一致で認定すべきものと決定いたしました。
5 議案第51号 平成25年度新潟県営開拓パイロット事業聖籠町特別会計歳入歳出決算の認定について
(1) 既に本事業は町としての役割を果たしていることから、事業主体を組合に移譲すべきとの議論が繰り返されている。再度、組合と行政とが話し合い、前へ進むことを望む。
以上の意見を付けて、本委員会は採決の結果、全会一致で認定すべきものと決定いたしました。
6 議案第52号 平成25年度聖籠町下水道事業会計決算の認定について
(1) 環境衛生の観点から接続が進んでいない地域に対して重点的に対策を講ずることを望む。
以上の意見を付けて、本委員会は採決の結果、全会一致で認定すべきものと決定いたしました。
7 議案第53号 平成25年度聖籠町水道事業会計決算の認定について
(1) 安定的な水道水の供給のため、将来に向けた設備の計画的な更新計画を策定するよう望む。
(2) 飲料水は、安心安全が何よりも大切であることから、健康管理のために簡易水道等を使用している世帯に上水道への切り替えを勧め、上水道の全戸給水に努められたい。
以上の意見を付けて、本委員会は採決の結果、全会一致で認定すべきものと決定いたしました。
以上をもちまして、本委員会に付託されました7議案の決算審査の報告を終わります。
○議長(須貝龍夫君) 委員長からの報告を終わります。
本件につきましては、議長を除く全議員による決算審査特別委員会において審査が終了していますので、質疑を省略します。委員長は自席のほうへお戻りください。ありがとうございました。
これより討論及び採決を行いますが、討論と採決は1件ごとに行います。
議案第47号 平成25年度聖籠町一般会計歳入歳出決算の認定について討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 討論なしと認めます。
これから議案第47号を採決します。
この採決は起立によって行います。
お諮りします。この決算に対する委員長の報告は認定とするものです。この決算は委員長の報告のとおり認定することに賛成の方は起立願います。
〔起立者全員〕
○議長(須貝龍夫君) 全員起立です。
したがって、議案第47号 平成25年度聖籠町一般会計歳入歳出決算の認定については認定することに決定しました。
議案第48号 平成25年度聖籠町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 討論なしと認めます。
これから議案第48号を採決します。
この採決は起立によって行います。
お諮りします。この決算に対する委員長の報告は認定とするものです。この決算は委員長の報告のとおり認定することに賛成の方は起立願います。
〔起立者全員〕
○議長(須貝龍夫君) 全員起立です。
したがって、議案第48号 平成25年度聖籠町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定については認定することに決定しました。
議案第49号 平成25年度聖籠町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 討論なしと認めます。
これから議案第49号を採決します。
この採決は起立によって行います。
お諮りします。この決算に対する委員長の報告は認定とするものです。この決算は委員長の報告のとおり認定することに賛成の方は起立願います。
〔起立者全員〕
○議長(須貝龍夫君) 全員起立です。
したがって、議案第49号 平成25年度聖籠町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定については認定することに決定しました。
議案第50号 平成25年度聖籠町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 討論なしと認めます。
これから議案第50号を採決します。
この採決は起立によって行います。
お諮りします。この決算に対する委員長の報告は認定とするものです。この決算は委員長の報告のとおり認定することに賛成の方は起立願います。
〔起立者全員〕
○議長(須貝龍夫君) 全員起立です。
したがって、議案第50号 平成25年度聖籠町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定については認定することに決定しました。
議案第51号 平成25年度新潟県営開拓パイロット事業聖籠町特別会計歳入歳出決算の認定について討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 討論なしと認めます。
これから議案第51号を採決します。
この採決は起立によって行います。
お諮りします。この決算に対する委員長の報告は認定とするものです。この決算は委員長の報告のとおり認定することに賛成の方は起立願います。
〔起立者全員〕
○議長(須貝龍夫君) 全員起立です。
したがって、議案第51号 平成25年度新潟県営開拓パイロット事業聖籠町特別会計歳入歳出決算の認定については認定することに決定しました。
議案第52号 平成25年度聖籠町下水道事業会計決算の認定について討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 討論なしと認めます。
これから議案第52号を採決します。
この採決は起立によって行います。
お諮りします。この決算に対する委員長の報告は認定とするものです。この決算は委員長の報告のとおり認定することに賛成の方は起立願います。
〔起立者全員〕
○議長(須貝龍夫君) 全員起立です。
したがって、議案第52号 平成25年度聖籠町下水道事業会計決算の認定については認定することに決定しました。
議案第53号 平成25年度聖籠町水道事業会計決算の認定について討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 討論なしと認めます。
これから議案第53号を採決します。
この採決は起立によって行います。
お諮りします。この決算に対する委員長の報告は認定とするものです。この決算は委員長の報告のとおり認定することに賛成の方は起立願います。
〔起立者全員〕
○議長(須貝龍夫君) 全員起立です。
したがって、議案第53号 平成25年度聖籠町水道事業会計決算の認定については認定することに決定しました。
○発議第6号 学費と教育条件の公私間格差是正にむけ、私学助成の増額・拡充
を求める意見書(国あて)
発議第7号 学費と教育条件の公私間格差是正にむけ、私学助成の増額・拡充
を求める意見書(県あて)
○議長(須貝龍夫君) 日程第8、発議第6号 学費と教育条件の公私間格差是正にむけ、私学助成の増額・拡充を求める意見書(国あて)、日程第9 発議第7号 学費と教育条件の公私間格差是正にむけ、私学助成の増額・拡充を求める意見書(県あて)、以上2件を一括議題とします。
提出者、6番、田村冨美男さんの趣旨説明を求めます。
6番、田村冨美男さん。
〔6番 田村冨美男君登壇〕
○6番(田村冨美男君) それでは、発議第6号を読み上げます。
学費と教育条件の公私間格差是正にむけ、私学助成の増額・拡充を求める意見書(国あて)。
上記の議案を別紙のとおり聖籠町議会会議規則第14条第2項の規定により提出します。
平成26年9月24日提出
提出者 聖籠町議会議員 田 村 冨美男
賛成者 〃 田 中 智 之
〃 〃 小 川 益一郎
〃 〃 櫻 井 怜
〃 〃 宮 澤 光 子
聖籠町議会議長 須 貝 龍 夫 様
学費と教育条件の公私間格差是正にむけ、私学助成の増額・拡充を求める意見書。
全国では高校生の3割が私立高校で学んでおり、私立高校は公教育に大きな役割を担っています。
平成22年度より施行された私立高校等就学支援金制度と自治体単独の学費軽減制度により、私立高校生の学費負担はこれまで以上に軽減されました。さらに平成26年度から制度が見直され年収590万円未満の私立高校生家庭まで加算支給の対象が拡大され、支給額も増額されました。こうした施策により、全国では学費の長期滞納者や経済的理由での中退者が減少し、その政策効果があらわれています。
しかしながら、私立高校の学費は入学金を含む初年度納付金で全国平均約71万円(平成25年度)となっており、就学支援金の加算支給対象の年収590万円未満世帯においては約41万〜53万円の学費負担がなお残ります。
平成24年9月、日本政府は国際人権社会権規約第13条第2項(b)(c)「中等教育・高等教育への漸進的無償教育の導入」条項の批准留保を撤回しました。これは高等学校及び大学の無償化を国を挙げてすすめることを、世界にむけて宣言したことになります。
こうした立場に立ったとき、未来を担う子どもたちのために教育予算を増額し、私学に通う生徒・保護者の学費負担を軽減し、私学教育本来の良さをいっそう発揮するための教育条件の維持・向上をはかるために、私立高校生への就学支援金の拡充と私立高校への経常費助成の増額・拡充が求められています。
よって国におかれては、私学教育の充実をはかる立場から、下記の事項について特段の措置を講ずるよう要望します。
記
1 私立高校生への就学支援金制度を拡充すること
2 私立高校への経常費助成を増額・拡充すること
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。
平成 年 月 日、新潟県北蒲原郡聖籠町議会。
内閣総理大臣様、文部科学大臣様、財務大臣様、総務大臣様、衆議院議長様、参議院議長様。
以上です。
次に、発議第7号を朗読します。学費と教育条件の公私間格差是正にむけ、私学助成の増額・拡充を求める意見書(県あて)。
上記の議案を別紙のとおり聖籠町議会会議規則第14条第2項の規定により提出します。
平成26年9月24日提出
提出者 聖籠町議会議員 田 村 冨美男
賛成者 〃 田 中 智 之
〃 〃 小 川 益一郎
〃 〃 櫻 井 怜
〃 〃 宮 澤 光 子
聖籠町議会議長 須 貝 龍 夫 様
学費と教育条件の公私間格差是正にむけ、私学助成の増額・拡充を求める意見書。
新潟県内の高校生の2割は私立高校で学んでおり、私立高校は公教育に大きな役割を担っています。
平成22年より施行された私立高校等就学支援金制度と新潟県単独の学費軽減制度により、私立高校生の学費負担はこれまで以上に軽減されました。さらに平成26年度から制度が見直され年収590万円未満の私立高校生家庭まで加算支給の対象が拡大され、加算支給額も増額されました。こうした施策により、学費の長期滞納者や経済的理由での中退者は減少傾向にあり、一定の政策効果があらわれています。
しかしながら、私立高校の学費は入学金を含む初年度納付金で県平均約52万円(平成26年度)となっており、就学支援金の加算支給対象の年収590万円未満世帯においては約17万〜35万円の学費負担がなお残ります。
また、私立高校の経常経費に対する助成は「2分の1以内」に限定されてきたために、私立高校は教育条件を整備する上で、さまざまな困難をかかえてきました。専任教員数は公立の配置基準に当てはめると約2割少なく、不足分を期限付きの教員で補っているのが現状です。専任教員の増員など教育条件を改善するため、経常費助成の増額・拡充が求められます。
よって県におかれては、私学教育の充実をはかる立場から、下記の事項について特段の措置を講ずるよう要望します。
記
1 私立高校生への県独自の学費軽減制度を拡充すること
2 私立高校への経常費助成を増額・拡充すること
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。
平成 年 月 日、新潟県北蒲原郡聖籠町議会。
新潟県知事様。
以上です。
○議長(須貝龍夫君) これで趣旨説明を終わります。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 質疑なしと認めます。委員長は自席のほうへお戻りください。
これより討論及び採決を行いますが、討論と採決は1件ごとに行います。
発議第6号 学費と教育条件の公私間格差是正にむけ、私学助成の増額・拡充を求める意見書(国あて)についてこれから討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 討論なしと認めます。
これから発議第6号を採決します。
この採決は起立によって行います。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
〔起立者全員〕
○議長(須貝龍夫君) 全員起立です。
したがって、発議第6号 学費と教育条件の公私間格差是正にむけ、私学助成の増額・拡充を求める意見書(国あて)は原案のとおり可決されました。
発議第7号 学費と教育条件の公私間格差是正にむけ、私学助成の増額・拡充を求める意見書(県あて)についてこれから討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 討論なしと認めます。
これから発議第7号を採決します。
この採決は起立によって行います。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
〔起立者全員〕
○議長(須貝龍夫君) 全員起立です。
したがって、発議第7号 学費と教育条件の公私間格差是正にむけ、私学助成の増額・拡充を求める意見書(県あて)は原案のとおり可決されました。
○常任委員会の閉会中の継続調査(所管事務調査)申し出について
○議長(須貝龍夫君) 日程第10、常任委員会の閉会中の継続調査(所管事務調査)申し出についてを議題とします。
各常任委員長から、所管事務のうち会議規則第75条の規定によってお手元に配付した所管事務の調査事項について、閉会中の継続調査の申し出がありました。
本件は簡易採決で行います。
お諮りします。各常任委員長から申し出のとおり閉会中の継続調査とすることに異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 異議なしと認めます。
したがって、各常任委員長から申し出のとおり閉会中の継続調査とすることに決定しました。
○議会運営委員会の閉会中の継続調査(所管事務調査)申し出について
○議長(須貝龍夫君) 日程第11、議会運営委員会の閉会中の継続調査(所管事務調査)申し出についてを議題とします。
委員長からの所管事務のうち会議規則第75条の規定によってお手元に配付した所管事務の調査事項について、閉会中の継続調査の申し出がありました。
本件は簡易採決で行います。
お諮りします。委員長からの申し出のとおり閉会中の継続調査とすることに異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 異議なしと認めます。
したがって、委員長からの申し出のとおり閉会中の継続調査とすることに決定しました。
○閉会の宣告
○議長(須貝龍夫君) 以上をもちまして本日の日程は全部終了しました。会議を閉じます。
皆さんのご協力によりまして、会期17日間の全日程が滞りなく終了しました。まことにご苦労さまでございます。
これにて平成26年第3回聖籠町議会定例会を閉会します。
閉 会 (午前10時 1分)