平成26年第2回聖籠町議会定例会会議録
平成26年第2回聖籠町議会定例会会議録(第3号)
会期第7日目
平成26年6月23日(月)午前9時30分開議
1.開議の宣告
1.議事日程
日程第 1 承認第 2号 専決処分の承認を求めるについて〔聖籠町税条例の一部を改正する条
例〕
日程第 2 承認第 3号 専決処分の承認を求めるについて〔聖籠町国民健康保険税条例の一部
を改正する条例〕
日程第 3 議案第27号 聖籠町職員の配偶者同行休業に関する条例の制定について
日程第 4 議案第28号 聖籠町税条例の一部を改正する条例について
日程第 5 議案第29号 聖籠町国民健康保険税条例の一部を改正する条例について
日程第 6 議案第30号 平成26年度聖籠町一般会計補正予算(第1号)
日程第 7 議案第31号 平成26年度聖籠町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
日程第 8 議案第32号 平成26年度聖籠町介護保険特別会計補正予算(第1号)
日程第 9 議案第33号 平成26年度聖籠町下水道事業会計補正予算(第1号)
日程第10 議案第34号 平成26年度聖籠町水道事業会計補正予算(第1号)
日程第11 請願第 2号 「特定秘密の保護に関する法律」の廃止を求める意見書提出に関する
請願
日程第12 請願第 3号 『手話言語法』に関する請願
日程第13 請願第 4号 30人以下学級実現、義務教育費国庫負担制度2分の1復元に係る意
見書の採択を求める請願書
日程第14 請願第 5号 聖籠土地改良区事務所建設に関する請願書
日程第15 請願第 6号 集団的自衛権をめぐる憲法解釈に関する意見書提出に関する請願
日程第16 請願第 7号 苔沼地区通学道路整備に関する請願書
日程第17 常任委員会の閉会中の継続調査(所管事務)申し出について
日程第18 議会運営委員会の閉会中の継続調査(所管事務)申し出について
追加日程第1 発議第3号 30人以下学級実現、義務教育費国庫負担制度2分の1復元に係る意
見書
追加日程第2 発議第4号 集団的自衛権をめぐる憲法解釈に関する意見書
追加日程第3 発議第5号 手話言語法制定を求める意見書
○出席議員(14名)
1番 青 木 順 君 2番 田 中 智 之 君
3番 渡 辺 利 道 君 4番 松 守 雄 君
5番 小 林 政 榮 君 6番 田 村 冨 美 男 君
7番 宮 澤 光 子 君 8番 櫻 井 怜 君
9番 五 十 嵐 利 榮 君 10番 堀 常 正 君
11番 中 村 恵 美 子 君 12番 小 川 益 一 郎 君
13番 田 宮 實 君 14番 須 貝 龍 夫 君
(副議長) (議長)
○欠席議員(なし)
○地方自治法第121条の規定により会議に出席した者の職氏名
町 長 渡 邊 廣 吉 君
副 町 長 西 脇 道 夫 君
教 育 長 伊 藤 順 治 君
事 務 管 理 監 山 岸 智 君
会 計 管 理 者 堀 富 雄 君
総 務 課 長 高 橋 民 男 君
税務財政 課 長 近 藤 隆 義 君
納税対策 室 長 佐 藤 順 治 君
産業観光 課 長 堀 市 郎 君
ふ る さ と 高 橋 美 紀 夫 君
整 備 課 長
生活環境 課 長 渡 辺 俊 晴 君
東港振興 室 長 阿 部 武 君
上下水道 課 長 中 村 忠 彦 君
保健福祉 課 長 宮 澤 誠 也 君
町 民 課 長 佐 久 間 雅 之 君
子ども教育課長 瀬 高 英 輔 君
社会教育 課 長 渡 辺 佳 津 志 君
農 業 委 員 会 堀 市 郎 君
事 務 局 長
選挙管理委員会 高 橋 民 男 君
書 記 長
○本会議に職務のため出席した者の職氏名
議会事務 局 長 神 田 礼 輔
議 会 書 記 宮 川 顕
議 事 の 経 過
○開議の宣告
○議長(須貝龍夫君) ただいまから本日の会議を開きます。
○議事日程の報告
○議長(須貝龍夫君) 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりです。
○承認第2号 専決処分の承認を求めるについて〔聖籠町税条例の一部を改正す
る条例〕
○議長(須貝龍夫君) 日程第1、承認第2号 専決処分の承認を求めるについて〔聖籠町税条例の一部を改正する条例〕を議題とします。
町長から提案理由の説明を求めます。
町長。
○町長(渡邊廣吉君) おはようございます。ただいま提案されました承認第2号 専決処分の承認を求めるについて〔聖籠町税条例の一部を改正する条例〕の提案理由を申し上げます。
地方税法の一部を改正する法律が平成26年3月31日に公布されました。これに伴い、平成26年3月31日に地方自治法第179条第1項の規定により、聖籠町税条例の一部を改正する条例を専決処分いたしましたので、同条第3項の規定により報告し、承認を求めるものであります。
主な改正内容は、地方税法改正に伴う条ずれ等の整備であります。
細部につきましては、税務財政課長に朗読説明させますので、ご審議の上、ご承認くださるようお願いいたします。
以上であります。
○議長(須貝龍夫君) 税務財政課長。
○税務財政課長(近藤隆義君)
〔議案朗読説明〕
○議長(須貝龍夫君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 質疑なしと認めます。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 討論なしと認めます。
これから承認第2号 専決処分の承認を求めるについてを採決します。
この採決は起立によって行います。
お諮りします。本件は承認することに賛成の方は起立願います。
〔起立者全員〕
○議長(須貝龍夫君) 全員起立です。
したがって、承認第2号 専決処分の承認を求めるについて〔聖籠町税条例の一部を改正する条例〕は承認することに決定しました。
○承認第3号 専決処分の承認を求めるについて〔聖籠町国民健康保険税条例の
一部を改正する条例〕
○議長(須貝龍夫君) 日程第2、承認第3号 専決処分の承認を求めるについて〔聖籠町国民健康保険税条例の一部を改正する条例〕を議題とします。
町長から提案理由の説明を求めます。
町長。
○町長(渡邊廣吉君) 承認第3号 専決処分の承認を求めるについて〔聖籠町国民健康保険税条例の一部を改正する条例〕の提案理由を申し上げます。
地方税法の一部を改正する法律が平成26年3月31日に公布されました。これに伴い、平成26年3月31日に地方自治法第179条第1項の規定により、聖籠町国民健康保険税条例の一部を改正する条例を専決処分しましたので、同条第3項の規定により報告し、承認を求めるものであります。
主な改正内容は、国民健康保険税賦課限定額の引き上げ及び軽減措置に係る判定基準の変更であります。
細部につきましては、町民課長に朗読説明させますので、ご審議の上、ご承認くださるようお願いいたします。
以上であります。
○議長(須貝龍夫君) 町民課長。
○町民課長(佐久間雅之君)
〔議案朗読説明〕
○議長(須貝龍夫君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
12番、小川益一郎さん。
○12番(小川益一郎君) 本算定が7月になるわけでありますので、具体的な数字についてはまだ未確定だと思いますけれども、この課税限度額が14万円から16万円に上がると、介護給付については12万円から14万円に上がるということであります。
それから、それぞれ5割軽減、2割軽減があるわけでありますが、これは標準世帯といいますか、1人当たりにすると幾らの額が今度幾らになるということになりますか。推定額を教えてください。
○議長(須貝龍夫君) 町民課長。
○町民課長(佐久間雅之君) 今ほどの小川議員のご質問にお答えいたします。
小川議員のおっしゃるとおり、本算定を7月に行いますが、今のところ全体の金額は本算定時で確定するということでございます。今回のまず2つの見直しでございますが、限度額の引き上げに伴うものとしまして、後期の支援分、介護の支援分、それぞれ2万円ずつ、計4万円引き上がるということで、小川議員のご質問の回答とは若干異なるわけなんですが、この限度額の引き上げによって、全体で150万円ぐらいの増収という形になっております。対象となる世帯は75世帯が該当になるということでございます。
それと、この2割軽減の拡大と5割軽減の拡大に伴いまして、軽減の対象になる世帯の所得がそれぞれ拡充されるということで、厚労省が示しているモデル例でご説明させていただきますと、給与収入3人世帯の場合、5割軽減で申しますと、従来147万円の収入のある方が5割軽減の対象になったんですけど、今回の拡充によりまして178万円の収入まで拡充されるということ。2割軽減につきましては、従来223万円までの収入が該当になっているところでございましたが、今回の拡充によりまして266万円の収入のある方まで対象になるということでございます。
ご質問にありましたように、町の標準世帯の金額はどのような形になるかというところの試算はできておりません。
以上でございます。
○議長(須貝龍夫君) 12番、小川益一郎さん。
○12番(小川益一郎君) 本算定がなければ具体的な数字は出ないということなんですが、おおむね前年度の課税額を推計すると、例えばこの課税限度額2万円それぞれ上がるということで4万円上がるわけですが、今までの実績から言うと1人当たり1,000円が増になるとか500円が増になるとか、あるいは今まで何千何百円ぐらいのが幾らぐらいになると、こういう具体的な数字というのはわかりませんか。
○議長(須貝龍夫君) 町民課長。
○町民課長(佐久間雅之君) 繰り返しになりますけど、今現在、本算定で確定できていないというところで、今試算はできておりません。
以上でございます。
○議長(須貝龍夫君) ほかにありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) これで質疑を終わります。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 討論なしと認めます。
これから承認第3号 専決処分の承認を求めるについてを採決します。
この採決は起立によって行います。
お諮りします。本件を承認することに賛成の方は起立願います。
〔起立者全員〕
○議長(須貝龍夫君) 全員起立です。
したがって、承認第3号 専決処分の承認を求めるについて〔聖籠町国民健康保険税条例の一部を改正する条例〕は承認することに決定しました。
○議案第27号 聖籠町職員の配偶者同行休業に関する条例の制定について
○議長(須貝龍夫君) 日程第3、議案第27号 聖籠町職員の配偶者同行休業に関する条例の制定についてを議題とします。
町長から提案理由の説明を求めます。
町長。
○町長(渡邊廣吉君) 議案第27号 聖籠町職員の配偶者同行休業に関する条例の制定について提案理由を申し上げます。
地方公務員法の一部改正に伴い、職員の配偶者同行休業に関し、必要な事項を定めるため、本条例を制定するものであります。
細部につきましては、総務課長に朗読説明させますので、ご審議の上、議決くださるようお願いいたします。
○議長(須貝龍夫君) 総務課長。
○総務課長(高橋民男君)
〔議案朗読説明〕
○議長(須貝龍夫君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
9番、五十嵐利榮さん。
○9番(五十嵐利榮君) この条例を施行した場合、今現在この条例によって配偶者同行休業をやりたいと、こういう職員が該当していそうですか、どうですか。その辺調査しておれば、今現在どうかということをお聞かせください。
将来的に、仮にこの第2条で公務の運営に支障がないと認めるときはとあるんですが、仮に一どきに数人、例えば5人なり10人なりがこれを行使したいというふうに来たとき、公務に支障という条項がありますが、そういうケースの場合、承認する人と承認できない人と、こういうケースが出てくることが予想されるかどうか。同時に申請あったとき、個人によって認めるケースと認めないケースというものがあるかどうか、その点についてお願いします。
○議長(須貝龍夫君) 総務課長。
○総務課長(高橋民男君) ただいまの五十嵐議員の質問にお答えします。
現在希望されるような方があるかどうかということでありますけれども、そういう方は現在ございません。
また、将来的に数人一度に出てきたらどうするかということでありますけれども、承認事項のとおり、勤務成績等を考慮した中で認められるケースと認められないケースもあるかと思います。
以上です。
○議長(須貝龍夫君) 9番、五十嵐利榮さん。
○9番(五十嵐利榮君) 第2条には、確かに勤務成績と書いてあるんですが、一緒に申請して、あなたは勤務成績悪いからだめですよ、あなたは勤務成績いいから認めますよと、そういうふうな具体的な差別というか、判定が実際できるんですか。もう一回お願いします。
○議長(須貝龍夫君) 総務課長。
○総務課長(高橋民男君) 職員の勤務成績ということでありますけれども、これらにつきましてはこれから本格的に施行されます人事評価の成績等も考慮していくということであります。
○議長(須貝龍夫君) ほかにありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) これで質疑を終わります。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 討論なしと認めます。
これから議案第27号を採決します。
この採決は起立によって行います。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
〔起立者全員〕
○議長(須貝龍夫君) 全員起立です。
したがって、議案第27号 聖籠町職員の配偶者同行休業に関する条例の制定については原案のとおり可決されました。
○議案第28号 聖籠町税条例の一部を改正する条例について
○議長(須貝龍夫君) 日程第4、議案第28号 聖籠町税条例の一部を改正する条例についてを議題とします。
町長から提案理由の説明を求めます。
町長。
○町長(渡邊廣吉君) 議案第28号 聖籠町税条例の一部を改正する条例について提案理由を申し上げます。
地方税法の一部を改正する法律(平成25年法律第3号及び平成26年法律第4号)並びに関係法令が公布されました。これに伴い、聖籠町税条例の一部を改正する必要が生じましたので、議決を求めるものであります。
なお、主な改正内容は法人町民税法人税割の改正、軽自動車税等の税率改正、固定資産税における我が町特例の軽減率の制定並びに法令改正に伴う所要の改正であります。
細部につきましては、税務財政課長に朗読説明させますので、ご審議の上、議決くださるようお願いいたします。
以上であります。
○議長(須貝龍夫君) 税務財政課長。
○税務財政課長(近藤隆義君)
〔議案朗読説明〕
○議長(須貝龍夫君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
9番、五十嵐利榮さん。
○9番(五十嵐利榮君) 先般総文委員会を傍聴していたとき、第22条の4のこの税制が現行12.3%から改正で9.7%になると、この差額の2.5%は国のほうになると。これは、交付税の財源にするんだと。ところが、聖籠町は不交付団体ですから、国のほうに回った税は一銭も返ってこない、こういう話を聞きました。具体的に金額がどのくらいありますかという質問に、約4,600万円あるという話を聞いて、これは大変だなと思いました。
それと、この話と絡めて、四、五日前の新聞で、ちょっと正式な名前忘れましたが、新潟日報の報道で、国の交付金で新潟県内の市町村ごとの配分が出ていました。県内30市町村の中で聖籠町は一番配分率が低いと、そこに税務財政課長もこの配分については非常に簡単に言えば納得できないと、こういう出ていました。その配分の考え方の中に、なぜ聖籠町は低いかというと行革の推進がおくれていると、それから職員の給与削減について国に協力しなかったと、こういうことで聖籠町の配分は低いんだと、こういう報道出ていたんです。非常に国の言うこと聞かなかったら罰則するぞと、こういうふうな強い上から視線というふうな感じなんですが、今の交付税も税制を変えることによって、もう今まで予定していた税が減ると。なおかつ、私は町長が国のそういう姿勢で職員の賃金7.何%下げれということに対して服しなくて下げなかったということは非常に評価しているんですが、そういうことで後から罰則するような今の姿勢に対しては非常に問題あると思うんですが、今の2点について見解ちょっとありましたらお願いします。町長、お願いします。
○議長(須貝龍夫君) 町長。
○町長(渡邊廣吉君) 五十嵐議員の質問にお答えします。
本一部改正条例の中の第22条の4の地方法人税の創設に伴って、法人税率が2.6%減額される改正であります。これにつきましては、五十嵐議員もご承知かと思うんですが、消費税が8%に値上げされ、また想定では来年10月から10%になるということの範疇において、いわゆる税の偏在性の高いものを各自治体に均等に配分すると、格差を是正するというのが基本にあるようであります。しかしながら、総務省に対して私も全国町村会の立場、または聖籠町の現状を予測した形で意見を言わせてもらってきているわけでありますが、必ずしも企業の誘致に対し、または企業が立地され良好な関係に伴っているというのはそれぞれの市町村の歴史的な背景、それから企業活動、それから誘致等の不断の努力によって、そういう環境が整って現状に至っているわけであります。それを単なる偏在性の高い税がこうだからというふうなことで、あえて法人税率を国税と合わせた形の中で、単なる偏在性が高いから、そして交付税に還元するからということだけで割り切れるものでないという認識で対応してきたんですが、いわゆる国の言い分としては、この2.6%を削減されたことに伴う消費税のはね返り分が、それに相当する以上のものが交付税として特に不交付団体については配分されるような形になるんだと、だから当然そのことについては一般の交付団体に対してはそれなりの交付税として配分をしていく必要性があるし、不交付団体についてはそれをますます地方消費税のほうの特例交付金として、不交付団体にもイコールするんです。交付するとなれば、不交付団体の税収がさらにほかの一般の交付団体よりも増加する形になってしまうということから、こういう制度を考えられたんだという説明でありました。これは、先ほど申し上げたことで非常に納得のいかないところなんですが、しかし国の制度として制度づけされて、国会で法律が通って現状に至ってきた以上は、これをいかに聖籠町として有効的に活用しながら消費税の還元分をプラスアルファに変える努力するか、このことを考えていきたいなと。それから、県内では法人税率、聖籠町の場合は標準税率を適用しています。現行でいえば12.3%ですけれども、新潟市以下県内の特に市がほとんどなんですけども、標準税率を超えた最高の制限税率を適用しているところが多いんです。聖籠町の場合は、制限税率で過去から対応してきた経緯があるんですけども、こういうふうに偏在性が高いからというふうなことで、国の法律に縛られるようなことがあってはやはりどうも納得のいかない点が多々ありますので、これは町内に立地する企業の皆さん方とのいろんなご理解も伴うことだと思うんですが、将来的にはやはり標準税率を制限税率に移行していく検討も加えていかなければならない現状もあるのかなと今は理解しております。
それから、今回の国のほうのいわゆるがんばる地域交付金が、県内の場合はいろんな要素を捉えながら、聖籠町の場合は交付金がゼロというふうな査定を受けて、そのことが新潟日報に報道されていました。これについては、平成26年度の国家予算前倒しでの補正予算対応というふうなことで、平成24年度、平成25年度の予算でもあったもんですから、町も極力当初予算との整合とりながら、制度を有効的に活用することによって財源確保をするという前提で取り組んできたんですが、結局いろんな情報を集めてきた段階では、非常に国のほうは新聞でも書かれておりましたけども、いわゆる国家公務員の7.8%ですか、の削減について地方にも求めた事実があるわけで、それについて削減をしなかったという市町村に対しては、ペナルティー的な対応というふうなこと。それをされてきたということ。それから、事業についても不交付団体については、それはもう絶対だめなんだよという制限を加えられたというふうなこと、そして事業ボリュームとしては平成26年度の当初予算で計上されている事業、議員の皆さんもご承知のように、相当の事業を盛り込んでいるわけです。ですから、仮に平成26年度の当初に盛り込むものを平成25年度の3月の予算対応の中、繰越明許というふうな形で予算計上すれば、先取りすればそれだけの事業認可があるものだというふうに理解してきた経緯もあるんですが、それについては絶対だめだというふうなことで、やむなく聖籠町の場合、国から切り捨てられたような形になったわけであります。非常に聖籠町長として、不交付団体だからというふうなこと等を踏まえて、そういう市町村情勢、それからいわゆるがんばる地域交付金事業というのは、結局地方がいろんな創意工夫をしながら一生懸命になって頑張っている、そういう自治体に対する支援的な制度であるのにかかわらず、聖籠町の場合も一生懸命頑張っているのに、ただそれだけで切り捨てられて、交付金がゼロになったというのは甚だ遺憾に思っているところであります。
また、行革については一応新聞ではあのように書いてありますけども、聖籠町は五十嵐議員もご承知のように相当の努力をしております。これらは、県の市町村課を通じて国のほうに報告されておりますので、それらは十分認知されているというふうに理解しております。私は、そのことが相当の範囲内において削減の対象割合として査定されたものでないと理解しております。
以上です。
○議長(須貝龍夫君) 9番、五十嵐利榮さん。
○9番(五十嵐利榮君) 大体考え方はわかりましたが、今の答弁の中でがんばる地域交付金は、今町長ゼロというふうにおっしゃったと思うんです。新聞報道だと1.2%で、30市町村の最低だと、こういうふうに私は受けとめたんですが、今の答弁と新聞報道の違い、もし何かあるんであれば、もう一回お願いします。
○議長(須貝龍夫君) 町長。
○町長(渡邊廣吉君) 新聞で公表された1.2%というのは、あくまでも査定要素として捉えられた数値であります。現実的には交付金はゼロであります。
以上です。
○議長(須貝龍夫君) 11番、中村恵美子さん。
○11番(中村恵美子君) 説明資料のほうの3ページから4ページにかけて、軽自動車税の税率の引き上げに伴う改正ということで出ていますが、先ほど課長のほうから米印のところは総務省の参考事例というお話がありましたが、参考事例ではあるけれど、町としてはこの数字で行くということでよろしいんでしょうか。
それと、あともう一点、軽自動車税がそれぞれ改正されておりますが、聖籠町の入ってくる歳入としては、どの程度増額になるのか。その辺の2点お願いいたします。
○議長(須貝龍夫君) 税務財政課長。
○税務財政課長(近藤隆義君) 中村議員のご質問にお答えいたします。
参考事例ということで、総務省から全体的な軽自動車税の引き上げに伴います金額ということで、あくまでも例示という形ですが、私どもも総務省から示されたものを適用させていただきたいと考えております。
あと、軽自動車税の税収の見込みですが、これはあくまでも平成27年度以後の軽自動車税新規のものから適用ということで、車が更新されないと、新しいものに変わらないとこの税率には基本的にはならないわけですが、最終的には1,800万円ぐらい軽自動車税はふえるんでなかろうかというふうに推計をしております。
以上です。
○議長(須貝龍夫君) 12番、小川益一郎さん。
○12番(小川益一郎君) 私も今五十嵐議員が聞いた質問に関連するんですが、法人税が2.6%減額になるということで、4,600万円収入不足というお話であります。これのみならず、聖籠町の場合は不交付団体という名目で、後で出てきます補正予算では防災倉庫の起債、いわゆる国庫支出金、国から金をもらうということで当初予算には計上しておったわけですが、これが聖籠町は不交付団体だと。あるいはまた東日本の町村の防災関連の防災倉庫の申請が多かったというようなことから、聖籠町は国からもらえるはずの1,490万円はもらえなくなった。したがって、起債に対応しますと。起債といっても町の借金ですから、町が利息をつけて返していかなきゃならんわけでありますが、こういうものに振りかわったと、こういうことになるわけであります。収入不足が4,600万円、そしてさらにまたもらえるはずの国庫支出金の補助金が1,490万円ももらい不足をして、町の持ち出しで対応しなきゃならんと、こういうことになっているわけであります。今後いろんな面でこういう事態が出てくるということなると、当初は国からもらえるよというようなことで当初予算で計上しておったんですが、あけてみたら起債ですとか、あるいはまたほかのものに振りかわるなんて話になってくると、聖籠町の財政計画がおかしくなるんじゃないかという感じがいたします。今の新聞報道されましたがんばる地域交付金、全国で720億円の配分があったそうですが、新潟県は31億343万円、村上市はこれで約4億3,000万円ももらっているわけですが、聖籠町と刈羽村は1.2%の評価ということで、ゼロということになっております。今町長、るる国のほうにも意見を上げているんだけれどもだめだと、こういう話ですが、せめて防災倉庫ぐらいは何とか国のほうから、こういう我々の身を削って協力しているわけでありますから、不交付団体といえども、こういう命を守る倉庫等についてはぜひ国のほうから財源を獲得してもらいたいなという感じをしますが、もう一遍町長の見解をお聞きします。
○議長(須貝龍夫君) ただいまの小川議員からの質問ですが、条例の一部改正ということで、内容的には防災倉庫等は一般会計のほうで審議されると思いますが、その点をひとつ踏まえて答弁お願いします。
町長。
○町長(渡邊廣吉君) 小川議員の質問にお答えします。
税条例の改正でありますので、議長のほうから今ほど指示がありましたように、これは補正予算のほうでの対応になりますのでそのときにも答弁させていただきますが、ただ制度上いろいろと不交付団体に対する締めつけといいますか、または自治体、各市町村に対するいろんな交付税の総額の確保とか、財源確保のために非常に厳しい地方に対する締めつけがあることは事実であります。そんな中で、国のほうでは今後の地方財政計画の中で基本的に市町村の不交付団体を、現状では全国で40前後しかないわけですけども、それをさらに何割かふやすという形で制度設計をしていきたいというふうな意向があるようであります。ということは、どういうことかといいますと、ふやすということは交付税算定上の基準財政収入額と基準財政需要額、いわゆる収入は交付団体も不交付団体も現状においてはそう特別な要素がない限りはふえないわけですから、当然需要額そのものの基準単価を削減してくる、下げてくる。そのことによって収入と需要の格差、広がりを多くして、不交付団体になり得る環境をつくるという仕向け方というとちょっと語弊もありますが、制度上そのような方向性を地方財政計画の中に示しながら、何か知らず知らずの中に締めつけをされてきているというのが今の状況であります。そんなことから、市長会も、それから知事会も、我々町村会もこういう現状を察知しながら、それはどうなのか、やはり分権化社会の中において地方分権が第1次から第4次までこの前国会を通って、また分権も進んでおりますけども、権限だけ与えても財源を付与しなかったら意味がないんじゃないか。やはりその辺のことをきちんと確立した中での国の形といいますか、体制そのものをきちんと枠組みとして分権化社会を将来ともに、そして地方と国の本来の地方分権の精神に基づいた役割分担といいますか、これを確立することが前提でないかということを今求めているところなんですが、現状では先ほど答弁したような目先を捉えた形での制度設計の改正をしながら、地方いじめというとちょっと語弊もあるんですが、そんな過程を踏んで現在に至っているということで、非常に私自身も遺憾に思っているところであります。ただ、常にいろんな意味で交付金制度とか、それから補助金制度等できちんと受ける権利としてあるものについては鋭意町の町長としての努力をしながら、国の皆さんの理解を得ながら努力しているところでございますので、ご理解いただければと思います。
以上です。
○議長(須貝龍夫君) 12番、小川益一郎さん。
○12番(小川益一郎君) 防災倉庫の件はまた補正予算で対応しますけれども、今町長が法人税のいわゆる標準税率12.3%であるけども、これを制限税率に考えているというお話があったわけでありますが、この制限税率というのはどこの町でも認められるというふうには私は理解していないんですが。聖籠町は不交付団体でありますので、この不交付団体が特定の税目について制限税率を適用するというようなことは、これは認められますか。
○議長(須貝龍夫君) 町長。
○町長(渡邊廣吉君) 基本的には国の法律そのものは、司法の判断によって条例で定めるということになっている。ただ、法令外のその他の税を制定したりなんかするという場合は、分権が進んでおりますが、まだ関与がありますけども、標準税率を制限税率の精いっぱいまで上げていくことについては、不交付団体としても特に今の段階では関与されるものでないというふうに理解しております。
間違っていることとかは担当課長から答弁させます。
○議長(須貝龍夫君) 税務財政課長。
○税務財政課長(近藤隆義君) 今ほど町長が答弁したとおりでございます。
○議長(須貝龍夫君) ほかにありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) これで質疑を終わります。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 討論なしと認めます。
これから議案第28号を採決します。
この採決は起立によって行います。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
〔起立者全員〕
○議長(須貝龍夫君) 全員起立です。
したがって、議案第28号 聖籠町税条例の一部を改正する条例については原案のとおり可決されました。
○議案第29号 聖籠町国民健康保険税条例の一部を改正する条例について
○議長(須貝龍夫君) 日程第5、議案第29号 聖籠町国民健康保険税条例の一部を改正する条例についてを議題とします。
町長から提案理由の説明を求めます。
町長。
○町長(渡邊廣吉君) 議案第29号 聖籠町国民健康保険税条例の一部を改正する条例について提案理由を申し上げます。
地方税法の一部を改正する法律(平成25年法律第3号)並びに関係法令が公布されました。これに伴い、聖籠町国民健康保険税条例の一部を改正する必要が生じましたので、議決を求めるものであります。
主な改正内容は、改正に伴う文言の整理、規定の削除、項ずれの整理であります。
細部につきましては、町民課長に朗読説明させますので、ご審議の上、議決くださるようお願いいたします。
以上です。
○議長(須貝龍夫君) 町民課長。
○町民課長(佐久間雅之君)
〔議案朗読説明〕
○議長(須貝龍夫君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 質疑なしと認めます。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 討論なしと認めます。
これから議案第29号を採決します。
この採決は起立によって行います。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
〔起立者全員〕
○議長(須貝龍夫君) 全員起立です。
したがって、議案第29号 聖籠町国民健康保険税条例の一部を改正する条例については原案のとおり可決されました。
11時まで休憩します。
休 憩 (午前10時49分)
再 開 (午前11時 0分)
○議長(須貝龍夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
○議案第30号 平成26年度聖籠町一般会計補正予算(第1号)
○議長(須貝龍夫君) 日程第6、議案第30号 平成26年度聖籠町一般会計補正予算(第1号)を議題とします。
町長から提案理由の説明を求めます。
町長。
○町長(渡邊廣吉君) 議案第30号 平成26年度聖籠町一般会計補正予算(第1号)について提案理由を申し上げます。
既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億1,452万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ69億7,252万円と定める補正予算であります。
主な補正内容は次のとおりであります。まず、歳入でありますが、国からの社会資本整備総合交付金4,039万3,000円、発達障がい者早期支援研究事業委託金790万円。
次に、歳出でありますが、阿賀北の食PRイベント負担金400万円、舗装補修工事費4,200万円、聖籠町立図書館緑地整備工事2,000万円。
細部につきましては、税務財政課長に朗読説明させますので、ご審議の上、議決くださるようお願いいたします。
以上であります。
○議長(須貝龍夫君) 税務財政課長。
○税務財政課長(近藤隆義君)
〔議案朗読説明〕
○議長(須貝龍夫君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
12番、小川益一郎さん。
○12番(小川益一郎君) 何点かお聞きします。まずさっき条例に関連しまして防災倉庫の問題についてお聞きしたわけでありますが、当初国庫支出金によって防災倉庫は対応しますと、こういうことで予算計上されておったんです。3,811万円の事業費のうち国庫支出金1,336万6,000円が上がっておったわけでありますけれども、これを今回減額して地方債に振りかえるということで、1,490万円の地方債が変更補正になってきておりますが、これは総文委員会では不交付団体であるから国の金はやれないと、しかも東日本大震災のいろんな関係とか、南海トラフといいますか、その地震等の想定がされるので、申請自治体が多かったというようなことから聖籠町ははねられたというような話があったわけであります。町長にはこれについてさっきお話をお聞きしましたが、今後もこういう問題が起き得るわけでありますので、金持ちはある意味大変損をしている部分がたくさんあるわけでありますので、不交付団体が今後続くということになると、国の制度資金というのが活用しにくいと、まず一番最初に財源の豊かな町から削られていくということになります。ここは町長の政治力、県の町村会長でありますし、全国の町村会の常任幹事もしているというようなお話がありますが、この辺、配分されるときは全部削られて、もらうときは、これもだめですというようなことでは非常に町民としては納得いかないわけでありますので、これの取り組みをぜひ今後どのように考えているか、まず1点お聞きします。
それから、19ページ、商工費の商工観光振興のところに400万円の予算が計上されておりますが、これは阿賀北の食PRイベントを実施すると。9月20日から21日の土日にかけて弁天潟風致公園で阿賀北の食PRイベントを実施すると、こういうことでありますが、具体的にこれはどういう内容になっているのかお聞きしたいと思います。
それから、29ページ、教育費の図書館費に2,000万円の補正が計上されております。ご承知のように図書館は6月10日にオープンをされたわけでありますが、この図書館に要する今までの経費は、本体工事が9億円、外構が8,300万円、備品購入が1億2,200万円、設計監理業務が3,400万円、設計業務委託料が5,100万円ということで、トータル11億9,485万9,000円という金がかかっておるわけであります。ところが、オープンした後に2,000万円の整備工事費が計上されておるわけでありますけれども、これは緑地の整備とか東屋をつくるとか、あるいはまた遊歩道をつくると、こういうようなお話でありますが、これで終わりなんでしょうか。
あそこの図書館の東側の隅に調整池があります。子供たちが図書館に来る、あるいはいろんな方々が来るわけでありますが、この調整池というのは非常に危険な場所であります。ここには植栽を植えて防災設備をする、あるいは景観上きちっとしますというようなお話があるわけでありますけども、あの調整池はもう要らないんじゃないかなというふうに感じるわけであります。今役場の雨水、あるいは図書館の雨水がそこに流れるということになるんであれば、図書館の雨水はほとんど正庵川のほうに向かって流れると思うんですが、役場の雨水があの調整池のところに行くんであれば、これは全部ふたをして……ふたというか、埋め立てをして、今現在ある役場の雨水は排水溝によって図書館の雨水と合併して正庵川に流すと、旧中学校の道路のところに排水溝があるはずでありますので、そこに接続するということになれば雨水を処理できるんじゃないかと、こういうふうに考えます。将来の危険、あるいは美観等も考えて、あの調整池は埋め立てをするというのが何よりだと思うし、あそこの場所全体の景観を見ばえのするようにしたらどうかというふうに考えるんですが、この点についてお聞きしたいと思います。
まず、この2,000万円のお金は、そういうことで使うということでありますが、今後ともこの図書館の整備費に計上するような計画があるのか、これをお聞きしたいと思います。
そして、最後に、6月10日から図書館が一般公開されてオープンしたんですが、今現在どのような利用状況で、どんな形態になっておるのか、何人ぐらい1日に入館されておるのか。大人とか子供とかがわかれば一番いいんですが、全体的な利用状況、こういうことについてお尋ねしたいと思います。
○議長(須貝龍夫君) 町長。
○町長(渡邊廣吉君) 小川議員の質問にお答えします。
1点目の防災倉庫の国庫の交付金、補助金が事実上交付されなくなったということについての対応でありますが、基本的には当然予算に計上して議会の審議をお願いするわけですから、それなりの交付金の確実な交付を想定した中で、県もしくは国の制度上の内容について整合を図りながら、ある程度の確認をとりながらやってきたところであります。しかしながら、最近特にそうなんですが、国もしくは県のほうの対応についても、特に県の場合は間接的な対応になるものですから、その辺の確実な内容の意思表示ができないということが多々あります。そんな中で、今回の防災倉庫についても、消防庁のほうの交付金の対象にルール上はなっております。しかしながら、限られた予算措置の中から、交付金を全国の防災関連の施設整備に係る交付金として交付するという条件の中で、想定以上の全国からの申し込みがあったようであります。そんな中で、やはりふるいにかけられますと、先ほど小川議員からも指摘がありましたように、交付税が交付団体なのか不交付団体なのかという財政力の問題も問われます。あわせて、私どもの防災倉庫については備蓄が前提になっております。しかしながら、国のほうでは備蓄以外のその他の防災機能全体のことを視野に入れたところを優先的に、施設整備について対応するというふうな考え方があるようであります。細かい機能については担当のほうで承知していると思うんですが、そういういろんな制約の中で、国のほうの配分に当たっての申請を受理したものの判断基準が示されたようであります。あわせて3.11以後、特に福島県を中心とした東日本地域の市町村がいよいよ本格的な復興に向けて動き出しております。そんな中で防災上の観点から、まちづくりの一環の中で、防災にかかわる施設整備が多く計画の俎上にあるようであります。そんな中で限られた予算の中から配分していくとなれば、優先順序も考えられた中で、どうしても後に追いやられてきたという経過があるようであります。そんなことから、ある程度は確認をとりながら、その可能性も認識して、そして当然得られるものという判断で予算計上し、議会の審議をいただいて、議決を賜って施行段階に入ったわけでありますが、そういう国の判断基準が示されましたので、これはやむを得ざるものがあるのかなと。過去においても、先ほどのがんばる地域交付金の関係等々についても、国、特に今は各担当省庁というよりも内閣府が所管して、その配分の役割をいろいろと調整しているようであります。そんなことから、割合財政力の豊かなところについては、現状においては厳しい対応を求められているというのが現実でありますので、非常に苦慮している点があります。こういう中で、あえて今後においても留意しながら、やはり制度として保証されている補助金制度でありますから、これはやはり等しく公平な立場で配分を受ける権利があるわけでありますので、その辺をきちんと事前の調査、それから協議をしながら、県のご支援を得ながら、前向きな取り組みをしながら、確実に今後のいろんな事業展開があるわけでありますが、やっていきたいと基本的に考えているところでございますので、ご理解いただければと思います。
なお、以降については担当課長のほうからそれぞれ答弁いたします。
以上です。
○議長(須貝龍夫君) 産業観光課長。
○産業観光課長(堀 市郎君) 阿賀北の「食King Agakita」のイベントでありますが、イベントの内容としてはグルメ食というところで、各市町村の有名飲食店によるブース、それと素材販売ブース、それとお菓子とか野菜、果物の販売ブース、それと各市町村の観光PRブースを予定しております。それと、ステージイベント等を考えております。
それで、昨年につきまして、新発田市で実施しましたイベントで参加されたお店屋さんでありますが、アスパラ緑カレーとか、新発田市ですが、それと和牛カルビ丼とかが出展されております。それと、村上市からは村上牛丼、それと阿賀野市は五頭のしずく、おぼろ豆腐というところであります。なお、聖籠町からは手づくり蜂蜜カステラを出展しております。
以上であります。
○議長(須貝龍夫君) 社会教育課長。
○社会教育課長(渡辺佳津志君) 図書館の緑地の件についてお答えいたします。
今回の補正予算につきましては、先ほどお話しいただきました役場駐車場地内の調整池については、除いた工事費になっております。図書館分の排水につきましては、先ほどお話ありましたとおり、遊歩道、あと側溝、どちらも地下浸透で正庵排水のほうに流れるという計画になっております。
今後追加ないかということですけれども、今ほどお話ありました調整池を含むか含まないか、若干微調整で、その辺も検討が必要かと考えております。
あと、図書館の利用状況ですけれども、18日分まで一応集計といいましょうか、カウントはしております。初日、10日につきましては794人、来賓の方も含めてでございます。一般の来館者が523人、174人の方が708点の図書を借りられております。以下、11日以降ですが、493人の来館者中117人の方、543点の借り入れ。翌日の12日につきましては419人、86人の方、427点の借り入れということで、15日ごろまでは400人から600人の間で推移しておりました。先週若干落ちついて、17日、258人、18日、347人ということで、若干来館者は落ちておりますが、今後また今月末で集計をとりたいと考えております。
以上です。
○議長(須貝龍夫君) 12番、小川益一郎さん。
○12番(小川益一郎君) 19ページの阿賀北のイベントの関係については内容がおおむねわかってきたんですが、この400万円は我が町の負担分のみになるんでしょうか、それとも今度阿賀北8町村が参加するというような話なんですが、それぞれの町村の負担分というのはどのくらいになるんですか。
それから、今まだ回答がなかったんですが、調整池の今後の見通し、処理、この点についてもう一遍教えてください。
○議長(須貝龍夫君) 産業観光課長。
○産業観光課長(堀 市郎君) 「食King Agakita」につきましては、参加町村8町村あるわけですが、まず8町村25万円ずつ負担します。それで、200万円ということになります。そして、開催市町村については応分の負担するということになっております。今回の事業につきましてはおおむね650万円くらいを予定しておりますので、各町村から200万円集まると、そしてうちの開催地負担金ということで400万円、プラス協賛金なりを考えております。
以上です。
○議長(須貝龍夫君) 総務課長。
○総務課長(高橋民男君) 小川議員のご質問にお答えします。
現段階では排水勾配の関係で直ちになくすということができませんので、役場周辺地区の計画の進捗に合わせた形で埋め立て等を考えていきたいというふうに考えております。なお、安全管理につきましては、十分配慮して対応していきたいというふうに思っております。
以上です。
○議長(須貝龍夫君) 12番、小川益一郎さん。
○12番(小川益一郎君) 町長に聞きますが、今担当の課長からの話だと排水については勾配の関係があって、今の段階ではちょっと無理だという話なんですが、これはポンプアップみたいなことをすれば十分可能だと思うんですが。あそこに調整池があのままであるというのは非常に景観上もよろしくないし、危険度もあるわけでありますので、何とかそれは対策を考えるということはできないんでしょうか。もう一遍町長の考えをお聞きします。
○議長(須貝龍夫君) 町長。
○町長(渡邊廣吉君) 小川議員の質問にお答えします。
昭和52年8月に現役場庁舎がオープンしているわけですが、その当時から雨水、それからいわゆる役場の雑排水も含めて非常に排水対策を求められてきたわけですが、雑排水とか、それから浄化槽等から排出されるものについては極力正庵川のほうに持っていけるように、今の聖籠中学校に向かう町道があるわけですが、または今防災倉庫として使っている旧公民館でありますが、その横のサイドをポンプアップしながら正庵川のほうに持っていくような対策を過去からやってきております。しかしながら、雨水の排水についてはやむを得ざるものがある。これは高低の関連もありまして、そういうことからやむを得ず、土地の確保もできたというふうな経緯もあったものですから、これは小川議員ももう十分承知していると思うんですが、テニスコートの脇に内堀をしながら、そこで雨水の対策をしながら安全管理をしてきたという経過があります。そんな中で、現状では雨水のみでございますから、現場確認していただければおわかりかと思うんですが、常にため池みたいに雨水がたまっているというふうな状況下にありません。そんな中である程度、景観等も考えながら、このたびの造園工事については役場の周辺の環境整備の一環でやったほうがいいのか、それとも図書館の外構工事の一環としてやったほうがいいのか、いろいろと財産区分の関係で検討も加えたんですが、せっかく図書館の整備された位置、それから桜の木とか、テニスコート側のほうに向けた景観等を考えた場合、図書館の施設環境の外構として整備する必要性があるんじゃなかろうかということで、役場の施設環境から除いて補正予算で現状にマッチした形の中での検討を加えて、なるべくお金をかけないで、なおかつ自然の今植林されている状況を勘案しながら対応してきたところであります。そんなことから、今ほど担当課長から答弁がありましたように、将来的には現状を認識しながら、雨水のため池と内堀されているところについては子供たちが入らないように安全対策をしているところでありますが、将来ともにそれでいいのかというとやはり問題もあります。将来的には今後の推移を見ながら、どういうふうな形での排水対策をしていったらいいのか、この辺を検討する余地があるのかなというふうに理解しております。もう昭和52年から相当の年数がたっておりますので、その辺のことを大体図書館、それから結いハート聖籠、それと防災倉庫、役場という一連の、この地域一帯の施設環境も整うわけでありますので、そろそろそういう対策も講じて将来に備えたほうがいいのかなという理解はしております。
以上です。
○議長(須貝龍夫君) 11番、中村恵美子さん。
○11番(中村恵美子君) 4点ほどお願いいたします。
最初に、10ページの庁舎改修工事ということで、総文委員会の傍聴をしていた中で、その工事については今の図書室を会議室に直すという、そういうお話でした。今じゃある図書室はどこかに移動するのか、それともただ本を置くだけの場所が確保されるのか、その辺についてちょっとお願いいたします。
14ページの賃金、7節の臨時雇い賃金ですが、これはスクールソーシャルワーカーということで1人いますけれど、今回もう1人ふやすということで、その1人分と差額分ということで上げられております。400万円と3,000円。1人の人は22条適用ということですが、2人今回採用ということになるわけなのに、都合により1人だけ22条適用となるわけですけれど、そういう同じ仕事をしているのに不公平になるんではないでしょうか。話し合いをしたということではありますけれど、その辺についてもう一度、課長のほうからお願いいたします。
あと、25ページの8節の報償費、運動部活動指導の工夫・改善支援事業講師等謝礼ということで115万6,000円が上がっております。説明は聞いたんですが、何か早口で、ちょっと私書き漏らしていましたので、もう少し内容を詳しく教えてください。
あと、もう一点です。30ページ、学校給食運営費の中の賄材料費79万9,000円ということで、今回こども園の夏休みの給食が7月25日から8月22日の間で17日間、待望の給食が行われるという課長のお話でした。昨年度については、中学校が始まると同時に5日間ぐらいだったでしょうか、給食があったわけですが、毎年夏休みにいろいろ給食調理場の改修をしているから、去年のときの答弁ではたしかしばらくの間、夏休みは給食がないというような答弁でした。本当に喜ばしいことで、ぜひ早く行ってほしかったと思うんですが、なぜことしはこんなに早く、急にされるようになったのか。今回は、それとももう去年から見たら、去年についてはずっと大きい改修とか機械の入れかえとかがあったんだけど、ことしについてはそれはもうなくて、ほかの短期のところで行うのか、それについて、4点についてお願いいたします。
○議長(須貝龍夫君) 総務課長。
○総務課長(高橋民男君) 中村議員のご質問にお答えします。
図書室の本はどうするのかというご質問でありますけれども、町の条例、例規、法律などにつきましては、現在一人一人がパソコンで最新のものを確認できる状況ということでありますので、それらについてはなくすということになりますし、行政資料につきましては図書館のほうに搬入させていただきました。残る図書でありますけれども、行政資料等は今ほど言いましたように運びましたけれども、判例集とか実務提要とか事務提要、応答集などは図書室に残るということになります。
以上です。
○議長(須貝龍夫君) 子ども教育課長。
○子ども教育課長(瀬高英輔君) 中村議員のご質問にお答えいたします。
最初に、14ページでございます。賃金でございますけれども、1人は臨時的任用職員、1人は普通の臨時ということで、不公平にはならないかということでございますけども、当初の採用の内示のときに、そのようなそれぞれの立場でということで説明をしておりますので、不公平感ということは起こらないと思います。
続きまして、25ページの運動部活動指導の工夫という内容でございますけども、中学校の部活動の女子サッカーに対する、昨年度からの文科省の継続事業ということで、今年度もこの事業をやるという形でございます。主なものにつきましては、ジャパンサッカーカレッジのほうから外部指導者を招いて小・中学生、小学生も含めてですが、指導をしていただく、それの謝金になっております。
最後に、30ページの給食の関係でございますけども、今年度給食調理場のほうには1週間以上休むような大きな改修工事はございません。また、近年子ども・子育て支援法等の関係で、それぞれ市町村で子育てをする保護者の方へのいろいろな町の支援といいますか、そういったことも含めて今年度は給食を実施するということでございます。
以上です。
○議長(須貝龍夫君) 11番、中村恵美子さん。
○11番(中村恵美子君) 図書室のほうはわかりました。
14ページの関係ですが、それぞれの立場で当初の契約みたいな話でしたが、そのもう一人のじゃ22条に該当しない人は、そういう条件を満たすことができないということなんですか。条件としては、その人も22条には該当するけれど、話し合いでそのようになっているということなんでしょうか。その辺もう一度お願いいたします。
それとサッカーの関係ですが、25ページ、内容的にはわかりましたが、来ていただくだけじゃなくって、参事のほうからの説明では何か14人で検証もしていくというようなお話をちらっとしていたような気がするんですけれど、そのことについてはどうですか。私の聞き違いだったんでしょうか。もう一度お願いいたします。
○議長(須貝龍夫君) 子ども教育課長。
○子ども教育課長(瀬高英輔君) 中村議員の再質問にお答えいたします。
臨時の関係でございますけども、当初から新規採用といいますか、任用付は1人ということで募集をしておりました。その中でもう1人、経験もあるしということで、臨時ということでもう一方、そういった条件でもいいかということでの採用で、その方については特に不公平とか、そういったことは起こらないというふうに理解しております。
運動部の関係でございますけども、指導のほかに実践研究会議を立ち上げまして、いろいろ調査をしていただいて、その中で実態把握の分析ですとか、内容の検討ですとか、現状分析から将来どのような形になるかとか、そういった将来展望ですとか、そういったものを調査していただく地域実践研究協議会というのを立ち上げております。
以上です。
○議長(須貝龍夫君) 11番、中村恵美子さん。
○11番(中村恵美子君) 先ほどの臨時の方のことですが、ちょっと答弁が、私は採用されたその22条に該当しない方は、もう資格として22条に該当しないからそうなっているのか、それともそういう22条には該当することはできるんだけれど、その人との話し合いでそういうふうに、ただ普通の臨時ということになっているのかということをお伺いしているので、その辺もう一度答弁お願いいたします。
○議長(須貝龍夫君) 町長。
○町長(渡邊廣吉君) 教育委員会の所管の質問でありますが、人事の採用の経過がございますので、副町長のほうからその内容について答弁させます。
○議長(須貝龍夫君) 副町長。
○副町長(西脇道夫君) 今ほど22条に該当する、しないというご質問ですが、もともと募集したときの募集要項として、いわゆる採用した場合は22条の臨時的任用職員として採用しますよという条件で募集をかけております。その結果、1人の方を合格者というふうに私どものほうで定めました。今もう1人臨時の方がいるということですが、この方は残念ながらいわゆるその募集試験においては不合格であります。というのは、要は募集の条件を満たさなかった、年齢的に。ただ、本人が非常にスクールソーシャルワーカーについて経験もあるし、ぜひ聖籠町で働きたいという強い要望とご意見がありました。それについては本人と面談して、非常にやる気もあるし、いい方だということでお話を聞き、ただし条件としては臨時という通常の条件しか町としてはできませんよというお話をさせていただきました。本人はそれでも結構なのでぜひ使っていただけないかというお話がございましたので、町としてはその方にもお願いしたという経緯でございます。
以上です。
○議長(須貝龍夫君) 7番、宮澤光子さん。
○7番(宮澤光子君) では、何点かお願いいたします。
7ページの歳入のところに関連して、10ページにもあるんですが、消費者行政活性化補助金を74万1,000円いただき、10ページでは事業をされるようなふうにとったんですが、厚生産業常任委員会を傍聴していたときに、その時間に私間に合わなかったもんですから、具体的な事業を教えていただきたいというふうに思います。
それと、19ページ、先ほど小川議員も触れられました阿賀北の食PRイベントの事業なんですが、私どものほうの聖籠町が今回会場になるということで、400万円の予算がかかるというふうにとりました。このイベントというのは、ずっと8市町村が輪番で行くのでしょうか。それで、この400万円というのは、先回主催された自治体で400万円ぐらいかかったというふうにとってよろしいんでしょうか。お願いいたします。
負担金というか、応分というか、8市町村の負担金というんですか、25万円というのは平成25年度当初予算も平成26年度当初予算にも上がっていることなんですが、要は25万円というのは将来的ずっと続くのかなというふうに思っているんですが、そこのところもお願いいたします。
それと最後ですが、23ページ、公園施設設備工事95万円、弁天潟風致公園に防犯カメラが設置されるということのように説明を受けました。この防犯カメラというか、監視カメラ設置については、地元の住民、お子さんを持つ保護者たち、私も弁天潟風致公園の形が見えるようになったときから何か危惧をいっぱい持っていまして、監視カメラとか設置どうですかというのはずっと言わせていただいたことが、こうして具体的になったことで大変に喜ばしいことだというふうに思っているのですが、この4台の防犯カメラ、監視カメラ、ダミーが1台あるということなんですけれども、この公園内とか公園付近というんですか、そちらのほうに数カ所設置するときのもうある程度、具体的な案というのは決まっているかというふうに思うのですが、この辺がとか、こういうところが一つ犯罪抑止につながるんじゃないかというような、担当課だけで決めているのでしょうか。それとも警察関係とか、そちらのほうにちょっと相談やら何やらかけて設置場所を決めていらっしゃるのか、そこのところをお願いいたします。
○議長(須貝龍夫君) この後も質問者がいるようでございますので、13時10分まで休憩します。
休 憩 (午前11時55分)
再 開 (午後 1時10分)
○議長(須貝龍夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
町民課長。
○町民課長(佐久間雅之君) 宮澤議員のご質問にお答えいたします。
7ページの総務費県補助金の74万1,000円の追加でございます。消費者行政活性化基金の補助金74万1,000円でございますが、これにつきましては県のほうの補助金の内示がありまして、それに基づいて当初予算との差額分を追加させていただいたということでございます。
今度歳出のほうでございますが、10ページでございます。これは、この消費者行政費というのは当初この活性化基金を200万円で見て、必要最小限の歳出予算を組んでいたわけなんですけど、予定していたものよりも余計に入ったということで、昨年度好評でありました弁護士を活用した啓発活動を追加でいただいた分で活用させていただきたいということで、この補正で、啓発活動に充てた経費を追加で17万8,000円上げさせていただいたということでございます。
以上でございます。
○議長(須貝龍夫君) 産業観光課長。
○産業観光課長(堀 市郎君) 宮澤議員のご質問にお答えします。
輪番制についてのご質問でありますが、食のイベント「食King Agakita」につきましては8市町村、新発田市、聖籠町、阿賀野市、阿賀町、胎内市、関川村、村上市、粟島浦村の8市町村で構成されており、基本的には輪番制とされておりますが、8市町村の中には、多くの来場者を見込む必要があるため地理的条件、それと開催する場所等によって実施できない市町村もあるかと思います。聖籠町がイベントを終了すれば事務局を新発田市へお返ししたいと思っております。来年度の実施市町村につきましては、新発田市が事務局となってまとめるものと思っております。
それと、負担金25万円については将来いつまで続くのかという質問でありますが、構成市町村として町では平成25年度、平成26年度ということで25万円ずつを予算化しておりますが、負担金の25万円というのは定額ではありませんので、開催市町村の開催内容や事業規模によって見直しはあるかと思います。
それと、開催市町村ということで400万円の補正をお願いしておりますが、事務局が新発田市となっておりますので、聖籠町のイベントが終わった後、構成8市町村の意見、要望などを聞き、新発田市が意見をまとめ、来年に向け開催地として立候補しやすい環境づくり、開催地の負担軽減になるような環境づくりは必要かと思っております。
以上であります。
○議長(須貝龍夫君) ふるさと整備課長。
○ふるさと整備課長(高橋美紀夫君) 宮澤議員の質問にお答えします。
弁天潟風致公園の監視カメラの設置位置でございますが、今は決まっておりません。この補正予算が通りましたら、関係部署と協議して設置箇所を決めたいなと考えておりました。
以上です。
○議長(須貝龍夫君) 7番、宮澤光子さん。
○7番(宮澤光子君) では、ちょっと再質問させていただきます。
消費者行政のほうの講演ですか、講師謝礼のことなんですが、昨年も好評だった弁護士をお呼びして講演会をされるということなんですけれども、こちらのほうの要は具体的な、昨年と同じようなやり方でするのか、またちょっと広げた形で考えていらっしゃるのか、期日的にどの時期ぐらいにやると思っていらっしゃるのか、具体的なことがもし決まっていらっしゃるのならば教えていただきたいと思います。
それと、阿賀北の食PRなんですが、今の答弁をお聞きしますと、要は8市町村といいながら事務局が新発田市、それで聖籠町と各年で新発田市に行ったり聖籠町に来たりというふうに私は答弁を聞いて思ったんですが、そういう形だというふうにとってよろしいんでしょうか。もちろんイベントをやるときには、賛同されているほかの市町村の人たちがイベントの中身も参加するということは承知していますけれども、結局主催地としてやるところは新発田市と聖籠町がそれこそ交互にやるということにとったんですが、それでよろしいのか。そこに、でも大きな市としては村上市があったり、阿賀野市があったりするわけですが、胎内市ももちろんありますが、そこのところも手を挙げれば開催地としてなり得るというふうにとっていいのでしょうか。
今回私どものほうに予算が上がった400万円というのは、質問の中で触れさせていただいたのが昨年の新発田市で行ったイベントが400万円という、その程度の事業費だったのでしょうか。それをお願いしたいというふうに思います。というのは、いずれ私どものほうにもまたイベントをやるときにはこの程度の事業費がかかるというふうにとってよろしいのか、お願いいたします。
それと、防犯カメラのことなんですが、決まっていないということで関係部署というふうにおっしゃいましたけれども、その関係部署の中にやはり警察の方々の一つの参考意見やら何やらというのを考えていらっしゃるのかどうか、お願いしたいというふうに思います。
それと、防犯カメラというのは設置して終わりではないですよね。設置してから始まるんです。防犯カメラがあるから安心というだけでもない。やっぱりそこを今度きちんと管理して、防犯カメラというものを運営というのかな、しなければいけないというふうに私は思うんです。犯罪の抑止力につながることが一番いいことなんですけれども、かといって防犯カメラを設置することによって個人情報というか、そういうのが流出したりすることも、防犯カメラの中身というのもしっかりと町として把握しなければ、保管とかしなければいけないというふうに思っているんですが、設置した後、その防犯カメラに対するメンテナンスというのかな、そういうものをどのように考えていらっしゃるのか、または全然考えていないのか、まず予算のことだけだったのでしょうか。それだけお願いいたします。
○議長(須貝龍夫君) 町民課長。
○町民課長(佐久間雅之君) 宮澤議員の再質問にお答えいたします。
弁護士を活用した啓発活動についてでございますが、昨年度、平成25年度につきましては聖籠中学校を会場に、消費者行政の被害も低年令化しているということで、小・中学生が今携帯とかインターネットを持つ機会が非常に多くなっているわけなんで、そういう中で結構被害が出ているというような新聞報道もされていたもんですから、中学生向けにネットと携帯の中で起こり得る犯罪、そういうものを未然に防ごうということで、その啓発で1回活用させていただいております。
それと、毎日、新聞報道されているように高齢者が非常にターゲットになっておるわけですけど、高齢者の特に振り込め詐欺が非常に多いということで、昨年の町の長寿文化研修会がございましたが、そこで弁護士2名と私ども消費者相談を担当している職員を含めて寸劇をさせていただいて、その場で被害防止に役立つような情報提供をさせていただいたというのが2回目です。
3回目が法務省から指名を受けております人権擁護委員、保護司、それと町の心配事相談員の研修会を年1回、町民課で主催させていただいておりますが、その場でやはり弁護士の中で持ち得るいろんなケースを紹介していただいて、特に高齢者にかかわる方々に役立てていただこうということで、去年は3回活用させていただいています。
今年度につきましては今検討中でございますが、町の民生委員と地域包括の職員の方を含めて、弁護士といろいろ情報交換していただこうということを1回検討しております。ほか2回は今検討中ということでご理解いただければと思います。
以上です。
○議長(須貝龍夫君) 産業観光課長。
○産業観光課長(堀 市郎君) 宮澤議員の再質問にお答えします。
事務局につきましては、新発田市が事務局を持っております。聖籠町は、開催市町村という形での事務局を持っております。開催市町村で事業、イベント終わったということであれば、終えてからその事務局を新発田市にお返しするということであります。今後新発田市のほうで来年度以降については検討するというところであります。
それと、昨年新発田市のほうでの事業費でありますが、全体的には760万円ほどかかっております。そのうち開催市町村ということで新発田市は500万円負担しております。そのほかに出展料、協賛金など合わせた形で760万円ということになります。
以上であります。
○議長(須貝龍夫君) ふるさと整備課長。
○ふるさと整備課長(高橋美紀夫君) 宮澤議員の再質問にお答えします。
まず、警察ですが、当然協議するのに含まれております。
あと、監視カメラの設置につきましては、新潟県でも定めておりますけれども、秘密保持、画像の利用等の制限などの管理運用等に関する基準を今考えております。それが適正なものとなるように、この予算が通りましたら策定する予定でいました。
以上です。
○議長(須貝龍夫君) 7番、宮澤光子さん。
○7番(宮澤光子君) 防犯カメラと言っていいのか、監視カメラと言っていいのか、どっちかよくわからないんですが、カメラを設置するということはどっちにとられるかということなんだというふうに思いますけれども、今担当のほうから県のほうのいろんな要項みたいのがあるというのを聞きましたが、聖籠町独自というのかな、町全体の中にこれからどんどん監視、防犯カメラのようなものを設置するようなこともあり得ると思うんです。都会では特にもうカメラの中で暮らしているような、そんなような市民生活の中に入り込んでいるカメラですけれども、そこまではうちの町はならないというふうに思いますけれども、犯罪抑止をすることはもちろん大事なんですけれども、その反対のところで防犯カメラの運用というか、映像管理というんですか、それをしっかりしないと、今度また大変なことになるというふうに思います。そこのところを設置した暁にというか、設置すると同時に、そこのきちっとした要項みたいなものをする考えというか、もう新潟県のものに合わせるだけなのか、それとも文書としてきちっとそういうことを書いたものを防犯カメラというか、監視カメラについて担当課として考えていらっしゃるのか、そこだけ1点だけお願いいたします。
○議長(須貝龍夫君) ふるさと整備課長。
○ふるさと整備課長(高橋美紀夫君) 宮澤議員の再々質問にお答えします。
当然、設置前に基準を定めたいと考えていました。その基準については、今のところは公園を対象にした基準を考えております。紙ベースでつくります。
以上です。
○議長(須貝龍夫君) 9番、五十嵐利榮さん。
○9番(五十嵐利榮君) じゃ、何点かお願いします。
この補正のところで各課ごとといいますか、職員の移動で人件費のプラス・マイナスがずっとあるんですが、これトータルして3月に比べて正規職員の数はトータル何人プラス・マイナスになっているか、臨時職員の数も同じく何人プラス・マイナスになっているか。出向者はどこのほうにどれだけ行って、これは3月と比べてどうなっているか。そこをひとつお願いします。
2つ目は、これは厚産委員会で聞いて中身はわかっているんですが、一応本会議で確認だけさせていただきたいということで、17ページの多面的機能について、農地維持支払と資源向上の共同活動、資源向上の長寿命化活動、これそれぞれどこの集落が参画しているか、その内容について確認をさせてください。
3点目は、山倉小学校で6月から3人の臨時職員が採用されました。これは、総文委員会で聞いたとき、たしか文科省の事業に応募して、それでやっているなんていうことだったんですが、これちょっと中身を確認したいんです。この事業目的と、この事業が何年継続をする予定か。それから、3人とも同じ業務内容なのか。目的。午前中のソーシャルワーカー1人ふえたということとのつながり、今私の言ったこの3人の人件費は具体的にどこのページのどこの金額になるのか、その確認をさせてください。
以上です。
○議長(須貝龍夫君) 総務課長。
○総務課長(高橋民男君) 五十嵐議員のご質問にお答えします。
一般職員につきましては、昨年とことしでは1人減となっております。町長部局が昨年は112人、教育委員会部局で56人、農業委員会2人、議会事務局3人、上下水道企業会計が7人、平成26年度は町長部局が99人、教育委員会部局で68人、農業委員会が2人、議会事務局3人、上下水道企業会計が6人であります。臨時のほうにつきましてはちょっと把握しておりませんので、申しわけありません。
以上です。
〔何事か声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 総務課長、答弁漏れ。
〔「答弁漏れがありましたので」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 総務課長。
○総務課長(高橋民男君) 臨時職員についてでありますけれども、総勢昨年度が166人であります。今年度164人です。
以上です。
○議長(須貝龍夫君) 産業観光課長。
○産業観光課長(堀 市郎君) 五十嵐議員の質問にお答えします。
多面的機能支払負担金につきましては、推計により集落のダブりといいますか、そういったのがございまして、取組組織については11集落あります。それで、蓮潟、蓮野につきましては農地維持支払、それと資源向上支払、それと資源向上支払の中の長寿命化、これを取り組んでおります。そのほかでありますが、大夫興野、藤寄につきましては農地維持支払、これが3地域あります。それと、二本松につきましては農地維持支払、本三賀、山三賀につきましては農地維持支払、真野、農地維持支払、山倉につきましても農地維持支払、本諏訪山、山倉につきましても農地維持支払、道賀新田につきましても農地維持支払となっております。
以上であります。
○議長(須貝龍夫君) 子ども教育課長。
○子ども教育課長(瀬高英輔君) 五十嵐議員のご質問にお答えいたします。
発達障がい早期支援研究事業の委託金でございます。文科省の委託事業でございまして、基本的には1年になります。今回3人の専門的な指導員ということで山倉小学校のほうに配置させていただきますけども、その3人については特別支援学校に勤務経験があり、3人とも教員の免許を有しております。二方については、週5日間7時間45分勤務、1人の方については週3日7時間45分の勤務になります。内容につきましては、授業の改善と教職員の指導、助言、あと発達検査の実施、他講演との実践検証、運営委員会への参加ということで、発達障がいの可能性のある児童・生徒に対する早期発見と早期支援、教職員の専門的向上を図ることを目的に今回採用するものであります。
その具体的な経費のほうということでございますけども、26ページになります。小学校費の学校管理費になりますが、そこの4節の共済費、7節の賃金、このほかに報償費からずっとございますけども、この1目の中で790万円ほどになります。
以上であります。
〔「議長、答弁漏れ。出向者の数、5カ所」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 総務課長。
○総務課長(高橋民男君) 平成26年度の出向者は5名であります。新潟県、新潟市、新発田地域広域事務組合、後期高齢者医療広域連合、徴収機構であります。
以上です。
○議長(須貝龍夫君) 9番、五十嵐利榮さん。
○9番(五十嵐利榮君) 今のじゃ、臨時職員はいいんですね。164人になった。出向者、今5人、5カ所ということですが、それは昨年と変わりないかどうか、そこの確認します。
それから、去年とという話だったんですが、これ特に去年の3月と比較したということでいいんですか。去年の3月と今の6月の補正で比較という確認でよろしいですか。そこだけお願いします。
それから、山倉小学校の、これ発達障がいということですから、じゃ午前中の議論のソーシャルワーカー1名増というのは全く関係ないですね。そこ確認させてください。
以上です。
○議長(須貝龍夫君) 総務課長。
○総務課長(高橋民男君) 五十嵐議員のご質問にお答えします。
先ほど5名と申し上げましたけれども、大変申しわけありません。県に2名行っているということで、6名であります。
先ほどの正規職員の件でありますけれども、これは平成26年3月末と平成26年4月1日の数であります。
以上です。
○議長(須貝龍夫君) 子ども教育課長。
○子ども教育課長(瀬高英輔君) 五十嵐議員の再質問にお答えいたします。
ソーシャルワーカーとの雇用については特に関係ございませんけども、当然相談内容によってはソーシャルワーカーと専門員とのつながりといいますか、そういったものはございます。
以上です。
○議長(須貝龍夫君) 9番、五十嵐利榮さん。
○9番(五十嵐利榮君) 今出向者1人訂正あったんですが、これ去年も6人ですか。そこだけ確認。
○議長(須貝龍夫君) 総務課長。
○総務課長(高橋民男君) 五十嵐議員の言われるとおり、同じであります。
○議長(須貝龍夫君) 3番、渡辺利道さん。
○3番(渡辺利道君) 何点か質問いたします。
初めに、19ページの先ほどからいろいろ話題になっています阿賀北の食PRイベントの件なんですが、私も400万円の根拠を聞きたかったんです。前任者が聞いていますのでいいんですけども、全体としますと経費の7割ぐらいを町が持ってやる価値が本当にあるのかなというのが素朴な疑問としてあります。そこで、ちょっとお聞きしますけども、まず1つわからないのはこの事業主体ってどこなんでしょうか。事業主体って何ですか。何とか会とか何とか協議会とかいろいろあると思うんですけど、皆さんほかの議員はわかっているみたいで、その主語が抜けた状態で論議をされていますが、一体どういう組織にこの負担金を納めるのか、それをお聞きします。
それと、聖籠町では、去年は何かカステラですか、出品ということですが、一体どのくらい、要は400万円もかけて何を一体、食のイベントとして今後普及させたいと考えているのか。新発田市で主催してやるのは、私はわかるんです。菓子屋もありますし、産業文化もあるので、自前のそういう食文化を発達させたいという気持ちがあるのは十分わかりますが、聖籠町としてじゃ売り込む要は食材とか、そういうものが何があるのか。今回何をしたいのか、そこを教えてください。
それと、21ページに舗装補修工事費が載っています。この4,200万円はどこをされるのか、なぜ今補正するのか、教えてください。例えば国の補助内示によって変わったとか、そういうことであればわかりますが、なぜ当初予算に載せないで今追加しているのか、その理由をご解答願います。
それから、23ページに先ほど来出ていますが、弁天潟風致公園の防犯カメラの件が質問されていました。私も過去に弁天潟風致公園の整備に当たっては、土塁が道路から公園の中を見えなくしていると。だから、その土塁は設置すべきじゃないんではないかということをお聞きして、いや、安全上問題ないんだということなんですが、なぜ防犯カメラを設置しなければいけないのか。提案しておきながら4個と言って、じゃ場所はまだ特定していないというのも余りにも無責任だと思うんです。想定はあるんでしょうから、一体どこを目がけて監視というか、防犯上やりたいエリアなのか、新しい整備区域なのか、それとも旧来の区域なのか。過去には自殺された方もいらっしゃいますので、そういう部分では旧松林部分というのは非常に何か鬱蒼として危険な部分もあるなという気は、私は個人的にしておりますけども、一体どこをどういうふうに整備するのか。防犯上必要だと考えたのか、それを教えてください。あわせて、この弁天潟風致公園に限らず、例えば位守山公園とか臨海西公園とか、都市公園もあるわけなんですが、町内の大きな公園でどうして弁天潟風致公園だけなのか、その理由も教えてください。
4点目が、町立図書館の緑地整備なんですが、これについてもなぜ6月議会に追加提案しなきゃいけないんでしょうか。当初から整備計画は決まっていたんでしょうし、昨年図書館の建設を承認する際には、緑地部分は来年度だという説明でしたよね。そうすれば、当初予算に載せていいんじゃないですか。なぜ今載せなきゃいけないんですか。これも補助内示だったらわかりますけど、これ単独費ですよね。だから、なぜ整備内容の確定も、これ誰が設計されて、どういう構想に基づいてやられているのかも含めてお伺いします。
以上です。
○議長(須貝龍夫君) 産業観光課長。
○産業観光課長(堀 市郎君) 渡辺議員のご質問にお答えします。
「食King Agakita」の事務局につきましては、あくまでも新発田市が事務局であります。聖籠町は、開催地としての事務局ということでなっておりますので、今回の聖籠町でのイベント終了後は事務局を新発田市のほうにお返しして、新発田市のほうで来年度どういった形で、どの市町村で開催するかをまとめ上げるということになっております。
それと、開催のメリットでありますが、5年がかりで整備して、この4月にリニューアルした弁天潟風致公園と観光ぶどう園を広く県民にアピールしたいということで、アピールの方法としてはテレビ、雑誌、ポスター、チラシなどを考えております。それと、特に観光ぶどう園につきましては、人と人との交流によって毎年来てくださるよう、固定客を見込んでおります。観光と、それと買い物による経済効果を見込んで聖籠町が立候補したということであります。
以上であります。
○議長(須貝龍夫君) ふるさと整備課長。
○ふるさと整備課長(高橋美紀夫君) 渡辺議員の質問にお答えします。
まず、舗装補修工事の場所ですが、東港地内の開発5号線、信号機のある(株)上組の交差点から新潟市方面、宇佐美ガソリンスタンド方面へ延長500メートル、もう一本、杉谷内集落の蓮野藤寄線、大夫興野橋から県道島見新発田線方面へ延長470メートルをお願いするものです。幅員につきましては、どちらも7.5メートルでございます。
あと、なぜ今補正で上げるのかということで、一応このお金は社会資本総合交付金のお金を充当しております。実は平成26年度の要望というと昨年5月ごろにもう最初の要望がございますが、そのときに国庫の交付金ベースで6,265万円を要望しておりました。その後、国のほうで事業の追加ができるということで、事業の追加をやると当然お金もふえますので、お金もふやして1億815万円の要望をしました。国費ベースで。要望はしたんですけども、県のほうは事業の追加は認めますけど、お金の増額は基本認めないということでお話がありました。だけども、今の社会情勢ですので、自由民主党になりまして、上げてみるだけ上げてみたらどうかと。ただ、当初予算につきましては、もしつかなかったら大変なことになるので、ついたら補正で上げたらどうかという助言がありました。それで、今回補正にお願いした次第です。
あと、防犯カメラのほうですけども、4台ということで、一応平面的に新しい公園のエリア、トイレから見て4台あれば全部見えるかなと。実際現地へ行きました。そうすると、建物等がありまして、設置位置はまた改めて、先ほど宮澤議員が言われましたように警察を含めて検討したいなということでございます。
あと、この防犯カメラの設置でございますけれども、ことしの4月28日、厚産委員会の調査で利用者の安全を考えた対応措置として監視カメラの設置等の意見があったことと、蓮野小学校のPTA会長から文書で蓮野小学校へ要望され、小学生から教育委員会へ要望されました。教育委員会から聖籠町長へ要望があったことから、今回補正予算をお願いしたいと。
もう一点、ほかの都市公園でございますけれども、これも要望等がございましたら現場の状況等確認して、前向きに対応したいと考えております。
以上です。
○議長(須貝龍夫君) 社会教育課長。
○社会教育課長(渡辺佳津志君) 図書館の緑地整備のご質問にお答えいたします。
当初予算策定時におきましては、先ほど来ご質問がありましたように排水問題がまだクリアになっていなかったこと、あと一部町民の方から植栽に協力したいというような不確定要素がございました。あと、一番大きかったのは12月の段階で年度内竣工が難しいということで、緑地整備の概要を固める段階ではなかったということです。進行を見て周りのロケーションを確認してということだったんですけれども、植栽がどうしても秋口になるものですから、来年度当初に上げますと丸々2年おくれるということで、タイミングを逸しましたが、今回の補正に計上させていただいたものです。
以上です。
○議長(須貝龍夫君) 3番、渡辺利道さん。
○3番(渡辺利道君) まず初めに、阿賀北の食イベントの件なんですが、観光ぶどう園しかアピールするのがないんでしょうか。400万円も出すんだけども、結局、今回出展を予定しているのはまた蜂蜜入りのカステラだけでしょうか。ほかにないんでしょうか。この時期、さっき小川議員が聞いていましたけど、7月の下旬で予定されているということであれば、ブドウもまだまだ早い時期ですし、出品は一体何を聖籠町として考えているのか、再度お聞きいたします。
それと、舗装の追加の件はよくわかりました。社会資本総合交付金の関係で確定したからということですから、これはこれでよくわかりました。
新しい公園エリアの防犯カメラなんですけども、確かにPTAからそういう要望あるんだと思うんです。私もとにかく整備工事を出す段階からあの盛り土が非常に視界を妨げて、道路から子供たちが遊んでいる姿が見えなくなってしまうというおそれがあるので、ぜひ下げてほしいという要望しましたけども、町長はかたくなに当初設計を変えないと。その結果として、今でも通るとわかりますけども、子供が遊んでいる姿が道路から全く見えない。だから、非常に危険性を感じてしまうということです。でも、正直言うともっと防犯上必要なのは東屋があったりする旧風致公園部分といいますか、今整備されたところではなくて森林部分のほうがもっとやっぱり犯罪の危険性としては高いと私は思います。いつ行っても木がうっそうと繁って薄暗い状態ですし、そういうことであれば、今回の整備にあわせてもうちょっと予算をつけて、そちらのほうにも防犯、自殺もあったわけですから、自殺の抑止にはならないかもしれませんけども、再整備といいますか、増設する考えがあるかないかだけお聞きします。
それと、29ページの図書館の整備の理由ですが、設計はでも当初から決まっていたんじゃないんですか。この設計は誰がやったんでしょうか。当初設計から全部外構も含めて計画されていたんじゃないんでしょうか。今回の整備する内容というのは、予算を見積もったのはどなたが見積もったんでしょうか。(株)佐藤総合計画がやられたんではないんですか。だから、そういうんであれば年度内竣工しないかもしれないなんていうのは理由になりませんよね。だって、6月中にもうオープンするって公約していたわけですから、だからどうして今の段階で緑地整備を予算計上しなきゃいけないのか、もう一度その点説明をしていただけますか。
○議長(須貝龍夫君) 社会教育課長。
○社会教育課長(渡辺佳津志君) まず、設計者ですけれども、職員による設計でございます。
○議長(須貝龍夫君) ふるさと整備課長。
○ふるさと整備課長(高橋美紀夫君) 渡辺議員の再質問にお答えします。
監視カメラの増設というお話がありましたが、それは警察また関係部署と立ち会いを行いまして、旧弁天潟風致公園のほうもという意見があれば検討したいなと。ただ、入り口が新しいほうの公園に2カ所ありますので、入り口等も考慮して立ち会いの際はお話ししたいなと考えております。
以上です。
○議長(須貝龍夫君) 産業観光課長。
○産業観光課長(堀 市郎君) 渡辺議員の再々質問にお答えします。
今飲食店組合のほうで何が出展できるのか、話を詰めております。今のところ、できるかどうかはっきりはしていないんですが、米粉カレーとかライスコロッケ、それとカステラ等を考えておりますが、それ以外に何かおもしろいものがあるのかどうか、新しい商品企画があればそれも販売していきたいなと思っております。
以上であります。
○議長(須貝龍夫君) 3番、渡辺利道さん。
○3番(渡辺利道君) 今ほどの阿賀北の件なんですが、聖籠町には障がい者がつくっているパンもありますし、そういうものをきずなでつくって一般に売り出しているわけですから、ぜひこういうイベントには積極的に声をかけて、福祉と連携を図りながら、米粉パンですか、そういうものも売る努力をしてみたらいかがかなと思うんですが、その対応について考えを教えてください。
○議長(須貝龍夫君) 産業観光課長。
○産業観光課長(堀 市郎君) ただいまの質問でありますが、積極的に福祉関係についても、パン等についてつくって販売できるかどうか声をかけて聞きたいと思っております。
以上になります。
○議長(須貝龍夫君) 2番、田中智之さん。
○2番(田中智之君) それじゃ、1点だけ質問をお願いいたします。
23ページの公園施設整備工事、先ほど来同僚議員からいろいろ声が上がっていますが、今回蓮野小学校のPTAからの強い要請に対し、大変迅速に対応してくださったということで、これは非常に評価できるものだと思っております。ただ、私、地元の人間として思うんですが、また小さいときから弁天潟風致公園になれ親しんでいるわけなんですが、あの面積、総面積で大体5ヘクタールあるんですが、あそこに4台、そのうち1台がダミー、ちょっと全部網羅できないんじゃないかなと思っております。土曜日も行って見てきましたが、やっぱり3台では足りないです。何で3台なのかな、4台なのかなと思ったんですが、先ほどの答弁でまだ設置場所が決まっていないと、つまり今回上げている予算の根拠というのがまだ成り立っていないということだと思うんです。ただ、こういうふうに今いろいろ答弁いただきました。今回は、私は場所が決まっていない、設置場所が決まっていないというのを逆に逆手にとって、もう一回現場を見てもらいたい。それで、先ほど警察とか関係部署という声が上がりましたが、地元の人間、小学校のPTAの人間の人たちの声を聞いて、いま一度設置場所、台数を決めていただきたいとそのように要望いたします。
もう一点なんですが、防犯カメラといいますと、私今の弁天潟風致公園でやっぱり必要な場所は、今までの駐車場、トイレがあります。あそこがやはり地元の人からも非常に物騒だと。実際あそこで事件未遂なども起きています。不審者が泊まっているという話も聞いていますんで、あそこを現在柵をされていますが、今後どのように直していくのか、どのように整備していくのか教えていただけますか。
以上です。
○議長(須貝龍夫君) ふるさと整備課長。
○ふるさと整備課長(高橋美紀夫君) 監視カメラの台数は4台でございます。というのは、一応4台は平面的に考えた場合、監視カメラの撮影角度でございますけど、広角時で水平で約63度あります。そうすると、4台あれば全て写るんじゃないかなと思って4台を計上しました。だけども、先ほど話しましたように建物等がございますので、設置場所については警察等含めた方々と協議して、今田中議員がおっしゃられたPTAの意見も聞きながら、設置位置を考えたいと思います。
あと、旧トイレのほうでございますけど、田中議員がおっしゃられたとおり、車が入れない状態にしております。いずれはあそこから出入り、今もできませんけども、出入りは考えたくないなと考えております。トイレももう使えないようにしたいと考えておりますけども、ちょっとまだ取り壊すお金もかかるもんですから、将来的にはあそこの入り口をふさぎたいなと考えております。
以上です。
○議長(須貝龍夫君) 2番、田中智之さん。
○2番(田中智之君) じゃ、2つ目の質問の今までの駐車場の場所をいずれは閉鎖したいという話をご答弁いただきましたが、私は逆にあそこをきちんとした駐車場にしてもらいたいと思うんです。といいますのは、今非常にさくらんぼが忙しい時期です。あの周辺は大きな駐車場がないんです。みんな道路にとめています。さくらんぼ農家の人に話を聞くと、とめるところがなくて困っていると。今まではあの駐車場に何台かとめられたんで、あそことめてくださいということができたんですけど、あそこが閉鎖されたため、非常に商売に支障を来すというのも変な話なんですが、あそこがあったほうがいいなという声も聞きます。トイレを壊して駐車場を広くすれば、街灯をつける、そして防犯カメラをつければ十分駐車場として使えると思いますし、何よりあの公園というのは私も小さいときから経験ありますが、入り口から入るだけではなくて、あの林の中を通り抜けて弁天潟にたどり着くと、そういう道、それも非常に趣があるものだと思います。ぜひその辺も総合的に考えて、なくすと、閉鎖すると一方的に判断しないで、地元の皆さんの声を聞いた上で判断していただきたいと思います。
○議長(須貝龍夫君) ふるさと整備課長。
○ふるさと整備課長(高橋美紀夫君) 再質問にお答えします。
それらまた田中議員が言われましたとおり、検討もしたいと考えております。現段階では今のところ何とも言えませんが、検討したいと考えております。
以上です。
○議長(須貝龍夫君) ほかにありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) これで質疑を終わります。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 討論なしと認めます。
これから議案第30号を採決します。
この採決は起立によって行います。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
〔起立者全員〕
○議長(須貝龍夫君) 全員起立です。
したがって、議案第30号 平成26年度聖籠町一般会計補正予算(第1号)は原案のとおり可決されました。
○議案第31号 平成26年度聖籠町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
○議長(須貝龍夫君) 日程第7、議案第31号 平成26年度聖籠町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)を議題とします。
町長から提案理由の説明を求めます。
町長。
○町長(渡邊廣吉君) 議案第31号 平成26年度聖籠町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について提案理由を申し上げます。
既定の国保事業勘定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ102万6,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ14億748万4,000円とし、施設勘定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ269万円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億4,257万1,000円と定める補正予算であります。
補正内容は、次のとおりであります。まず、事業勘定でありますが、一般管理費102万6,000円の減額、施設勘定では一般管理費で269万円の減額であります。
細部につきましては、事業勘定を町民課長に、施設勘定を保健福祉課長に朗読説明させますので、ご審議の上、議決くださるようお願いいたします。
以上であります。
○議長(須貝龍夫君) 町民課長。
○町民課長(佐久間雅之君)
〔議案朗読説明〕
○議長(須貝龍夫君) 保健福祉課長。
○保健福祉課長(宮澤誠也君)
〔議案朗読説明〕
○議長(須貝龍夫君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
3番、渡辺利道さん。
○3番(渡辺利道君) 1つだけ、ちょっと確認をさせてください。
6ページなんですけども、職員1人当たりの給与という欄です。今回職員給料、職員が移動して減ったということで給料が減っているんですけども、この平成26年4月1日の平均給与月額、それから平均年齢と1月1日現在の平均給与月額、この平均年齢ってすごく平均が若くなって、なおかつ平均給与月額が非常に高くなっているという表現になっているんですけども、これはどうしてこうなるのか教えてください。
○議長(須貝龍夫君) 町民課長。
○町民課長(佐久間雅之君) 渡辺議員のご質問にお答えします。
異動前の1月1日と人事異動後の4月1日の比較でございますが、職員数が3人いるうち、今回そのうちの2人が入れかわりしております。年齢は若くなったと、金額は給与の少ない者が入ってきたと、単純に言うとそういう状況でこの結果が出たということであります。
以上です。
○議長(須貝龍夫君) 3番、渡辺利道さん。
○3番(渡辺利道君) 年齢とか平均給与月額からすると、それはよくわかるんです。だけど、平均給与月額というのを比較すると、4月1日が43万5,530円、1月1日が39万5,240円なんです。つまり課長が説明していた給料が下がったということではなくて、平均にすると給与が上がっているというふうになっているんですけども、この説明をしてほしいんです。
○議長(須貝龍夫君) 町民課長。
○町民課長(佐久間雅之君) 渡辺議員の再質問にお答えします。
2人異動した者のうち1人は扶養がある職員でございまして、平均給与月額がぐんと上がったというのは手当の分を含んでいますので、その手当の分が考慮された形でこの金額が出たということでございます。
以上です。
○議長(須貝龍夫君) ほかにありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) これで質疑を終わります。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 討論なしと認めます。
これから議案第31号を採決します。
この採決は起立によって行います。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
〔起立者全員〕
○議長(須貝龍夫君) 全員起立です。
したがって、議案第31号 平成26年度聖籠町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)は原案のとおり可決されました。
○議案第32号 平成26年度聖籠町介護保険特別会計補正予算(第1号)
○議長(須貝龍夫君) 日程第8、議案第32号 平成26年度聖籠町介護保険特別会計補正予算(第1号)を議題とします。
町長から提案理由の説明を求めます。
町長。
○町長(渡邊廣吉君) 議案第32号 平成26年度聖籠町介護保険特別会計補正予算(第1号)について提案理由を申し上げます。
既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ15万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ11億773万円と定める補正予算であります。
補正内容は、次のとおりであります。一般管理費15万2,000円であります。
細部につきましては、町民課長に朗読説明させますので、ご審議の上、議決くださるようお願いいたします。
以上であります。
○議長(須貝龍夫君) 町民課長。
○町民課長(佐久間雅之君)
〔議案朗読説明〕
○議長(須貝龍夫君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 質疑なしと認めます。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 討論なしと認めます。
これから議案第32号を採決します。
この採決は起立によって行います。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
〔起立者全員〕
○議長(須貝龍夫君) 全員起立です。
したがって、議案第32号 平成26年度聖籠町介護保険特別会計補正予算(第1号)は原案のとおり可決されました。
○議案第33号 平成26年度聖籠町下水道事業会計補正予算(第1号)
○議長(須貝龍夫君) 日程第9、議案第33号 平成26年度聖籠町下水道事業会計補正予算(第1号)を議題とします。
町長から提案理由の説明を求めます。
町長。
○町長(渡邊廣吉君) 議案第33号 平成26年度聖籠町下水道事業会計補正予算(第1号)について提案理由を申し上げます。
既定の3条予算の収益的支出に573万7,000円を追加し、7億5,771万2,000円と定める補正予算であります。
主な補正は次のとおりであります。3条予算(収益的支出)でありますが、給料249万1,000円、手当230万5,000円であります。
細部につきましては、上下水道課長に朗読説明させますので、ご審議の上、議決くださるようお願いいたします。
以上であります。
○議長(須貝龍夫君) 上下水道課長。
○上下水道課長(中村忠彦君)
〔議案朗読説明〕
○議長(須貝龍夫君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 質疑なしと認めます。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 討論なしと認めます。
これから議案第33号を採決します。
この採決は起立によって行います。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
〔起立者全員〕
○議長(須貝龍夫君) 全員起立です。
したがって、議案第33号 平成26年度聖籠町下水道事業会計補正予算(第1号)は原案のとおり可決されました。
○議案第34号 平成26年度聖籠町水道事業会計補正予算(第1号)
○議長(須貝龍夫君) 日程第10、議案第34号 平成26年度聖籠町水道事業会計補正予算(第1号)を議題とします。
町長から提案理由の説明を求めます。
町長。
○町長(渡邊廣吉君) 議案第34号 平成26年度聖籠町水道事業会計補正予算(第1号)について提案理由を申し上げます。
既定の3条予算の水道事業費用から287万9,000円を減額し2億6,470万5,000円とし、既定の4条予算の資本的支出に25万円を追加し2億1,439万6,000円と定める補正予算であります。
主な補正は次のとおりであります。まず、3条予算(収益的支出)でありますが、給料で127万2,000円の減額、企業債償還利息で239万5,000円の減額、次に第4条予算(資本的支出)でありますが、企業債償還換金25万円の追加であります。
細部につきましては、上下水道課長に朗読説明させますので、ご審議の上、議決くださるようお願いいたします。
以上であります。
○議長(須貝龍夫君) 上下水道課長。
○上下水道課長(中村忠彦君)
〔議案朗読説明〕
○議長(須貝龍夫君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 質疑なしと認めます。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 討論なしと認めます。
これから議案第34号を採決します。
この採決は起立によって行います。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
〔起立者全員〕
○議長(須貝龍夫君) 全員起立です。
したがって、議案第34号 平成26年度聖籠町水道事業会計補正予算(第1号)は原案のとおり可決されました。
○請願第2号 「特定秘密の保護に関する法律」の廃止を求める意見書提出に関
する請願
請願第3号 『手話言語法』に関する請願
請願第4号 30人以下学級実現、義務教育費国庫負担制度2分の1復元に係
る意見書の採択を求める請願書
請願第5号 聖籠土地改良区事務所建設に関する請願書
請願第6号 集団的自衛権をめぐる憲法解釈に関する意見書提出に関する請願
請願第7号 苔沼地区通学道路整備に関する請願書
○議長(須貝龍夫君) 日程第11、請願第2号 「特定秘密の保護に関する法律」の廃止を求める意見書提出に関する請願、日程第12、請願第3号 『手話言語法』に関する請願、日程第13、請願第4号 30人以下学級実現、義務教育費国庫負担制度2分の1復元に係る意見書の採択を求める請願書、日程第14、請願第5号 聖籠土地改良区事務所建設に関する請願書、日程第15、請願第6号 集団的自衛権をめぐる憲法解釈に関する意見書提出に関する請願、日程第16、請願第7号 苔沼地区通学道路整備に関する請願書、以上6件を一括議題とします。
総務文教常任委員長、6番、田村冨美男さんの審査報告を求めます。
6番、田村冨美男さん。
〔総務文教常任委員会委員長 田村冨美男君登壇〕
○総務文教常任委員会委員長(田村冨美男君) それでは、請願審査報告を申し上げます。
平成26年6月23日、聖籠町議会議長、須貝龍夫様。総務文教常任委員会委員長、田村冨美男。請願・陳情審査報告書。
本委員会に付託された請願を審査した結果、次のとおり決定したので、会議規則第94条第1項の規定により報告します。
付託年月日、請願第2号、平成26年3月4日、「特定秘密の保護に関する法律」の廃止を求める意見書提出に関する請願、審査の結果、不採択です。
次に、請願第4号、平成26年6月17日付託、30人以下学級実現、義務教育費国庫負担制度2分の1復元に係る意見書の採択を求める請願書、審査の結果、採択です。
次に、請願第6号、平成26年6月17日付託、集団的自衛権をめぐる憲法解釈に関する意見書提出に関する請願、審査の結果は採択です。裏面をお願いいたします。
審査報告、請願に関する委員会の審査報告を行います。
総務文教常任委員会は、3月4日に付託されました下記の請願1件の審査を終了しましたので、その結果を報告します。
請願第2号 「特定秘密の保護に関する法律」の廃止を求める意見書提出に関する請願。請願者、新潟市中央区西堀通3―799、カメリア206、秘密保護法に反対する新潟の会、代表、佐藤一弥。本件につきましては、3月10日の委員会審査で結論が出ず、3月の第1回議会定例会の最終日に閉会中の継続審査とし、5月1日に再度慎重に審査を行いました。
審査経過としては、国で機密文書とするものについては第三者機関を設けて審査するということことが言われていること、また見直しの必要は感ずるが廃止までは不要ではないか等の意見がありました。結果的に採択とすべきという委員が1人、不採択とすべきという委員が6人でありました。よって、本委員会としては、不採択とすることに決定しました。
次に、6月17日に付託されました下記の請願2件の審査につきましても審査が終了しましたので、その結果を報告します。
請願第4号 30人以下学級実現、義務教育費国庫負担制度2分の1復元に係る意見書の採択を求める請願書。請願者、新発田市豊町1丁目2番13号、新潟県教職員組合下越支部執行委員長、清野正康。
次に、請願第6号 集団的自衛権をめぐる憲法解釈に関する意見書提出に関する請願。請願者、新発田市豊町2―3―3、新発田民主商工会、聖籠支部長 中村登。
以上の2件につきましては、6月20日審査の結果、請願の趣旨を認め、全会一致で採択することに決定しました。
以上のとおり、本委員会に付託されました請願3件の審査報告を終わります。平成26年6月23日、総務文教常任委員会委員長、田村冨美男。聖籠町議会議長、須貝龍夫様。
以上です。
○議長(須貝龍夫君) 総務文教常任委員長の報告を終わります。
これから審査の経過について質疑を行います。質疑はありませんか。
11番、中村恵美子さん。
○11番(中村恵美子君) 請願第2号について不採択という、そういう今委員長からの報告がありました。簡単に今ここには2点ほど書いてありますが、総文委員会のほうでどんな議論が主にされて皆さんが合意に至ったのか、不採択という結果になったわけですけど、その経過についてもう少し詳しく説明をお願いいたします。
○議長(須貝龍夫君) 総務文教常任委員長。
○総務文教常任委員会委員長(田村冨美男君) もっと詳しくですか。各自治体で、3月の何日か付の新聞で14団体の自治体がもう既に不採択だったわけです。それで、うちの委員会での話の中で不採択のほうが圧倒的な意見でございまして、1人だけ採択という声で、審査の結果、不採択ということでございました。
以上です。
○議長(須貝龍夫君) ほかにありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) それでは、質疑を終わります。委員長は自席のほうにお戻りください。
次に、厚生産業常任委員長、5番、小林政榮さんの審査報告を求めます。
5番、小林政榮さん。
〔厚生産業常任委員会委員長 小林政榮君登壇〕
○厚生産業常任委員会委員長(小林政榮君) それでは、報告いたします。
平成26年6月23日、聖籠町議会議長、須貝龍夫様。厚生産業常任委員会委員長、小林政榮。請願・陳情審査報告書。
本委員会に付託されました請願を審査した結果、次のとおり決定したので、会議規則第94条第1項の規定により報告します。
受理番号、付託年月日、件名、審査の結果、委員会の意見、措置。
請願第3号、平成26年6月17日、『手話言語法』に関する請願、採択。
請願第5号、平成26年6月17日、聖籠土地改良区事務所建設に関する請願書、採択。
請願第7号、平成26年6月17日、苔沼地区通学道路整備に関する請願書、採択。裏面をお願いいたします。
審査報告、請願に関する委員会の審査報告を行います。
厚生産業常任委員会は、6月17日に付託されました請願3件の審査を終了しましたので、その結果を報告します。
請願第3号 『手話言語法』に関する請願。請願者、新潟市江南区亀田向陽1―9―1、新潟ふれ愛プラザ内、一般社団法人新潟県聴覚障害者協会会長、石川渉、他2名。
請願第5号 聖籠土地改良区事務所建設に関する請願書。請願者、聖籠町大字大夫2166―1、聖籠土地改良区理事長、渡邉昇。
請願第7号 苔沼地区通学道路整備に関する請願書。請願者、聖籠町大字諏訪山、苔沼区長、中村利雄、他3名。
本件につきましては、6月20日審査の結果、3件とも請願の趣旨を認め、全会一致で採択することに決定いたしました。
以上のとおり、本委員会に付託されました請願3件の審査報告を終わります。平成26年6月23日、厚生産業常任委員会委員長、小林政榮。聖籠町議会議長、須貝龍夫様。
以上です。
○議長(須貝龍夫君) 厚生産業常任委員長の報告を終わります。
これから審査の経過について質疑を行います。質疑はありませんか。
3番、渡辺利道さん。
○3番(渡辺利道君) 聖籠土地改良区事務所建設に関する請願書について、ちょっと内容で不明な点があるので、どのような審査がなされたかお聞きしたいんですが、ここに事務所建設の建設費2,500万円というふうになっていますけども、この2,500万円を全部補助してくれという、そういう請願ですか。それとも一部補助してくれという請願だったんですか。その辺がよくわからないので、皆さんの採択をされる段階でどのような論議されたとか教えてください。
それと、余り直接ここには載っていませんけど、この土地、建てる土地というのは町の土地のような気がするんですが、この町の土地は買うのか、それとも借りるのか、その辺のところも審査の段階で論議があったものかどうか、教えてください。
○議長(須貝龍夫君) 厚生産業常任委員長。
○厚生産業常任委員会委員長(小林政榮君) 今渡辺議員からのご質問であります。
1点目のご質問については、土地改良区の補助金を全額ということは聞いていません。あくまでも補助金ということですから、全額補助していただきたいということはうちらは全然聞いていないわけなんであります。
それと、2つ目の件については、土地改良区が土地を買うとか、そういうことも私らは聞いていませんけれども、話によると3月議会にあそこを整備するということに決定されたわけでありますが、今農協の営農というか、購売の脇の真ん中の道路、あれ町の道路ですけども、その脇というふうには聞いていますけれども、あそこは町のほうは小嶋さんの土地と町の土地を脇にあるところを取っかえて、そこに何か土地改良区の土地が、要は小嶋さんの脇に建つというような話は聞いています。
○議長(須貝龍夫君) 7番、宮澤光子さん。
○7番(宮澤光子君) 請願第7号について審査をしているときのことをお聞きしたいんですが、この道路整備については日ごろから危険だということでさまざまなところから声が出て、大変に早目にできればいいなと個人的には思っているんですが、この審査をするときに、要は道路の拡幅ですから、土地所有者というのは必ずいるかというふうに思うのですけれども、基本的にこれが実現するときには協力してくださるということが、確約じゃないけれども、あるのかどうかというようなことを委員会としては議論されていたのでしょうか。お願いいたします。
○議長(須貝龍夫君) 厚生産業常任委員長。
○厚生産業常任委員会委員長(小林政榮君) 大変申しわけないですが、宮澤議員さん、俺もちょっと若干耳があれだったんでよく聞き取れなかったんですけども、大変申しわけないですが。
○議長(須貝龍夫君) 再度。それでは、宮澤光子さん。
○7番(宮澤光子君) 道路を拡幅するということになるんだと思います。そのときには、要は地権者というか、土地所有者がいらっしゃると思うんです。こういう事業をするときには、要は協力を確約をしていただかないとなかなか前に進まないわけです。いろんな計画は上がっても、結局は土地所有者のさまざまな意見でとんざしたということは、この町で過去にもあるわけですから、せっかくこうして請願が出たんですが、委員会のところで議論するときにこの道路がきちんとした形になるためには、基本的には協力してくださる人たちはみんなオーケーを出しているのかどうかという、そういうようなことを議論されましたでしょうかということをお聞きしているんですが。
○議長(須貝龍夫君) 厚生産業常任委員長。
○厚生産業常任委員会委員長(小林政榮君) 厚生産業常任委員会としては、そこのところは細かく議論はしませんでした。細かいところは議論はしていないですけども、聞いた話によると、そこについては町のふるさと整備課と地権者との話し合いはできているというようなお話は聞いています。それで、土地改良区はそこに建てたいというのは町のほうに要請はしてあるというような話。
〔「委員長さん、済みません」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 委員長、ちょっと後ろ。
〔「こういう調査表が出ています」の声あり〕
○厚生産業常任委員会委員長(小林政榮君) 苔沼地区の関係については、請願といいますか、調査表といいますか、そういうものが苔沼地区の皆さんから一応出てきています。こういうものについては一応調査の結果、調査というか、アンケートですけども、そういうのが上がってきていましたけども、そういうのについてはいろいろ、それこそ46軒だか44軒もあるわけですけども、それ1軒1軒はうちらは調査はしませんでしたけれども、そういういろんな要件のもとで書かれてあるんで、これはほとんど一応承諾……全部が全部承諾したということではないでしょうけれども、いろいろ承諾された部分というか、46名の皆さんが承諾されたというか、意見書上がってきていますので、そういう関係で審査はしました。
○議長(須貝龍夫君) ほかにありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) これで質疑を終わります。委員長は自席のほうへお戻りください。
これより討論を行います。
討論及び採決については1件ごとに行います。
請願第2号 「特定秘密の保護に関する法律」の廃止を求める意見書提出に関する請願について、これから討論を行います。討論はありませんか。
ただいま討論の声がありますので、請願第2号について討論を行います。
初めに、原案に反対の方の発言を許可します。
〔「原案、このことについては賛成です」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 討論はありませんか。
〔「賛成討論。委員長の報告に対しては反対ですけれど
も、このことについて議論しているんでしょう、今」
の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 賛成の討論をするんだ。
〔「はい」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 反対の方がおりませんので、次に原案に賛成の方の発言を許可します。
11番、中村恵美子さん。
〔11番 中村恵美子君登壇〕
○11番(中村恵美子君) ただいま出されております請願第2号 「特定秘密の保護に関する法律」の廃止を求める意見書提出に関する請願について、賛成の立場で討論を行います。
先ほど総務文教常任委員長に、報告の中以外でどんな議論がされたかお聞きしました。そうしましたら、14自治体が3月議会で不採択、そういう周辺の状況だけを言ったんです。そういう中で、そうしたら聖籠町はじゃほかの自治体のことだけを気にして議論するのかな、それおかしいと思います。ということですし、あと問題がこの特定秘密保護法についてはいろんなことで議論されておりますが、いろんな問題があるんですが、簡単に言いますと、特に今私問題だと思っているのが特定秘密保護法には特定秘密を取り扱う人を調査し、管理する適正評価制度というものが規定されています。調査項目は、ローンなどの返済状況や精神疾患などの通院歴などなど、プライバシーに関する事項も含めて多岐にわたっています。秘密を取り扱う人というのは国家公務員だけではなく一部の地方公務員、あと政府と契約関係にある民間事業者で働く人も含まれています。その上、本人の家族や同居人にも調査が及ぶことになり、広い範囲の人の個人情報が収集、管理されることになります。このこと自体が本当に問題であると思いますし、あと官僚の首相やある特定の数人の方たちだけでこれが特定秘密に値するという、例えば原発だったとします。原発がそうなったとした場合、まだ国民に知らされていない中で、それを例えば新聞記者が報道したりした場合に罰則を与えられるとか、今後いろんな方面で非常に多岐にわたって国民にも影響が及ぼされると考えられるので、この請願2号に対して私は賛成の立場で討論しました。ぜひ皆さんもこのことについて考えていただいて、委員会では不採択でしたけれど、自分たちの今後のことを考えていただいて、そういう立場で賛成をしていただきたいと思います。
以上です。
○議長(須貝龍夫君) ほかに討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 討論なしと認めます。
この採決は起立によって行います。
お諮りします。本請願に対する委員長の報告は不採択です。請願第2号 「特定秘密の保護に関する法律」の廃止を求める意見書提出に関する請願を採択とすることに賛成の方は起立願います。
〔起立者少数〕
○議長(須貝龍夫君) 起立少数です。
したがって、請願第2号 「特定秘密の保護に関する法律」の廃止を求める意見書提出に関する請願は不採択とすることに決定しました。
請願第3号 『手話言語法』に関する請願について、これから討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 討論なしと認めます。
この採決は起立によって行います。
お諮りします。この請願に対する委員長の報告は採択です。この請願は、委員長の報告のとおり採択することに賛成の方は起立願います。
〔起立者全員〕
○議長(須貝龍夫君) 全員起立です。
したがって、請願第3号 『手話言語法』に関する請願は採択することに決定しました。
請願第4号 30人以下学級実現、義務教育費国庫負担制度2分の1復元に係る意見書の採択を求める請願書について、これから討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 討論なしと認めます。
この採決は起立によって行います。
お諮りします。この請願に対する委員長の報告は採択です。この請願は委員長の報告のとおり採択とすることに賛成の方は起立願います。
〔起立者全員〕
○議長(須貝龍夫君) 全員起立です。
したがって、請願第4号 30人以下学級実現、義務教育費国庫負担制度2分の1復元に係る意見書の採択を求める請願書は採択することに決定しました。
請願第5号 聖籠土地改良区事務所建設に関する請願書について、これから討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 討論なしと認めます。
この採決は起立によって行います。
お諮りします。この請願に対する委員長の報告は採択です。この請願は委員長の報告のとおり採択とすることに賛成の方は起立願います。
〔起立者多数〕
○議長(須貝龍夫君) 起立多数です。
したがって、請願第5号 聖籠土地改良区事務所建設に関する請願書は採択することに決定しました。
請願第6号 集団的自衛権をめぐる憲法解釈に関する意見書提出に関する請願について、これから討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 討論なしと認めます。
この採決は起立によって行います。
お諮りします。この請願に対する委員長の報告は採択です。この請願は委員長の報告のとおり採択とすることに賛成の方は起立願います。
〔起立者全員〕
○議長(須貝龍夫君) 全員起立です。
したがって、請願第6号 集団的自衛権をめぐる憲法解釈に関する意見書提出に関する請願は採択することに決定しました。
請願第7号 苔沼地区通学道路整備に関する請願書について、これから討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 討論なしと認めます。
この採決は起立によって行います。
お諮りします。この請願に対する委員長の報告は採択です。この請願は委員長の報告のとおり採択とすることに賛成の方は起立願います。
〔起立者全員〕
○議長(須貝龍夫君) 全員起立です。
したがって、請願第7号 苔沼地区通学道路整備に関する請願書は採択することに決定しました。
○常任委員会の閉会中の継続調査(所管事務)申し出について
○議長(須貝龍夫君) 日程第17、常任委員会の閉会中の継続調査(所管事務)申し出についてを議題とします。
各常任委員長から、所管事務のうち会議規則第75条の規定によってお手元に配付した所管事務の調査事項について、閉会中の継続調査の申し出がありました。
本件は簡易採決で行います。
お諮りします。各常任委員長からの申し出のとおり閉会中の継続調査とすることに異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 異議なしと認めます。
したがって、各常任委員長からの申し出のとおり閉会中の継続調査とすることに決定しました。
○議会運営委員会の閉会中の継続調査(所管事務)申し出について
○議長(須貝龍夫君) 日程第18、議会運営委員会の閉会中の継続調査(所管事務)申し出についてを議題とします。
委員長から、所管事務のうち会議規則第75条の規定によってお手元に配付した所管事務の調査事項について、閉会中の継続調査の申し出がありました。
本件は簡易採決で行います。
お諮りします。委員長からの申し出のとおり閉会中の継続調査とすることに異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 異議なしと認めます。
したがって、委員長からの申し出のとおり閉会中の継続調査とすることに決定しました。
議事の都合により、15時5分まで休憩します。
休 憩 (午後 2時57分)
再 開 (午後 3時 5分)
○議長(須貝龍夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
○日程の追加
○議長(須貝龍夫君) ただいま6番、田村冨美男さん外5名から30人以下学級実現、義務教育費国庫負担制度2分の1復元に係る意見書案並びに集団的自衛権をめぐる憲法解釈に関する意見書案の2件が提出されました。
また、5番、小林政榮さん外6名から手話言語法制定を求める意見書案が提出されました。
本件は簡易採決で行います。
お諮りします。お手元に配付したとおり追加日程第1、第2、第3として日程に追加したいと思いますが、これに異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 異議なしと認めます。
したがって、お手元に配付のとおり追加日程とすることに決定しました。
○発議第3号 30人以下学級実現、義務教育費国庫負担制度2分の1復元に係
る意見書
○議長(須貝龍夫君) 追加日程第1、発議第3号 30人以下学級実現、義務教育費国庫負担制度2分の1復元に係る意見書を議題とします。
6番、田村冨美男さんの趣旨説明を求めます。
6番、田村冨美男さん。
〔6番 田村冨美男君登壇〕
○6番(田村冨美男君) それでは、発議第3号 30人以下学級実現、義務教育費国庫負担制度2分の1復元に係る意見書。
上記の議案を別紙のとおり聖籠町議会会議規則第14条第2項の規定により提出します。
平成26年6月23日提出
提出者 聖籠町議会議員 田 村 冨美男
賛成者 〃 田 中 智 之
〃 〃 小 川 益一郎
〃 〃 櫻 井 怜
〃 〃 宮 澤 光 子
〃 〃 渡 辺 利 道
聖籠町議会議長 須 貝 龍 夫 様
30人以下学級実現、義務教育費国庫負担制度2分の1復元に係る意見書。
子どもたち一人一人が大切にされ、豊かな人間関係の中で教育が行われることは保護者・地域住民・教職員共通の願いである。そのために、小中学校の全学年における30人以下学級の実現等が可能となる教育条件整備のための教育予算の確保が不可欠である。
社会状況等の変化により、学校は、一人一人の子供に対するきめ細やかな対応が必要となっている。また、新しい学習指導要領により、授業時数や指導内容が増加している。日本語指導などを必要とする子どもたちや、障がいのある子どもたちへの対応等も課題となっている。いじめ、不登校など生徒指導の課題もある。こうしたことへの解決に向けて、法改正により安定した財源を確保した上で、少人数学級が拡大されていくことが望まれる。
文部科学省は概算要求において中学校3年生までの35人以下学級を実現する計画を示したが、2014年度の予算には盛り込まれず、逆に教職員定数を10人純減する予算となっている。
新潟県では2001年度から小学校1・2年生において、県独自で32人以下学級が導入された。また、昨年度から導入された小学校3年生の35人以下学級が拡充され、今年度は小学校4・5年生、中学校1年生に導入された。しかし、下限25人の条件付きであることや、教職員定数増による少人数学級実現でないことなど、不十分な点が残っている。
全国的にも厳しい財政状況の中、独自財源で少人数学級を拡大する自治体が増えてきている。このことは、自治体の判断として少人数学級の必要性を認識していることの現われであり、国の施策として財源保障すべき必要がある。文部科学省が2010年に実施した「今後の学級編制及び教職員定数に関する国民からの意見募集」では、約6割が「小中学校の望ましい学級規模」として、26人〜30人を挙げている。保護者も30人以下学級を望んでいることは明らかである。
子どもたちが全国どこに住んでいても、機会均等に一定水準の教育を受けられることが憲法上の要請である。しかし、教育予算について、GDPに占める教育費の割合は、OECD加盟国(28か国)の中で日本は最下位となっている。また、三位一体改革により、義務教育費国庫負担制度の国負担割合は2分の1から3分の1に引き下げられ、自治体財政を圧迫するとともに、非正規雇用者の増加などにみられるように教育条件格差も生じている。
子どもたちに豊かな教育を保障することは、社会の基盤づくりにとって極めて重要なことから、「教育は未来への先行投資」であることが多くの国民の共通認識となっている。子どもたちが全国どこに住んでいても教育の機会均等が担保され、教育水準が維持・向上されるように次の事項を実現することを強く要望する。
記
1.少人数学級を推進すること。その際の学級規模は、OECD諸国並みの豊かな教育環境を整備するため、30人以下とすること。
2.教育の機会均等と水準の維持・向上を図るため、義務教育費国庫負担制度の国負担割合を2分の1に復元すること。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成 年 月 日、新潟県北蒲原郡聖籠町議会。
内閣総理大臣様、内閣官房長官様、財務大臣様、文部科学大臣様、総務大臣様。
以上です。
○議長(須貝龍夫君) これで趣旨説明を終わります。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 質疑なしと認めます。委員長は自席のほうへお戻りください。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 討論なしと認めます。
これから発議第3号を採決します。
この採決は起立によって行います。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
〔起立者全員〕
○議長(須貝龍夫君) 全員起立です。
したがって、発議第3号 30人以下学級実現、義務教育費国庫負担制度2分の1復元に係る意見書は原案のとおり可決されました。
○発議第4号 集団的自衛権をめぐる憲法解釈に関する意見書
○議長(須貝龍夫君) 追加日程第2、発議第4号 集団的自衛権をめぐる憲法解釈に関する意見書を議題とします。
6番、田村冨美男さんの趣旨説明を求めます。
6番、田村冨美男さん。
〔6番 田村冨美男君登壇〕
○6番(田村冨美男君) 発議第4号 集団的自衛権をめぐる憲法解釈に関する意見書。
上記の議案を別紙のとおり聖籠町議会会議規則第14条第2項の規定により提出します。
平成26年6月23日提出
提出者 聖籠町議会議員 田 村 冨美男
賛成者 〃 田 中 智 之
〃 〃 小 川 益一郎
〃 〃 櫻 井 怜
〃 〃 宮 澤 光 子
〃 〃 渡 辺 利 道
聖籠町議会議長 須 貝 龍 夫 様
集団的自衛権をめぐる憲法解釈に関する意見書。
憲法前文と憲法第9条が規定している平和的生存権と恒久平和主義は、日本国憲法の基本原理である。これまで政府は、こうした基本原理に基づき、「海外での武力行使をしてはならない」として、集団的自衛権行使の禁止を表明してきた。これは、国会において長年にわたり審議が積み重ねられ、歴代内閣で確立されてきた政府見解である。
去る5月15日、安倍首相は、自ら設置した「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」からの報告書の提出を受け、憲法解釈の変更を検討し閣議決定していく考えを示した。
集団的自衛権の行使容認は、「海外での武力行使をしてはならない」という憲法上の歯止めを外し、自衛隊が海外の戦闘地域で戦闘行動に参加するものである。一内閣の判断で、閣議決定により憲法解釈を変えることは、政府を憲法の制約のもとに置くという立憲主義に反する。
よって、政府においては、立憲主義を堅持する立場から、閣議決定により憲法解釈を変更し、集団的自衛権の行使を容認しないことを強く要望する。
以上、地方自治法第99条の決定により意見書を提出する。
平成 年 月 日、新潟県北蒲原郡聖籠町議会。
内閣総理大臣様、総務大臣様。
以上です。
○議長(須貝龍夫君) これで趣旨説明を終わります。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
3番、渡辺利道さん。
○3番(渡辺利道君) 内容でちょっと一部文章が間違っていると思われますので、訂正を求めます。
最後の「以上、地方自治法第99条の決定」ではなくて、これは「規定」の誤りだと思われますが、いかがでしょうか。
○6番(田村冨美男君) ありがとうございました。間違いだそうです。
規定により意見書を提出します。
○議長(須貝龍夫君) 9番、五十嵐利榮さん。
○9番(五十嵐利榮君) 先ほどの意見書もそうなんですが、今まで意見書を出す宛先については、例えば内閣総理大臣であれば、内閣総理大臣安倍晋三様というふうに固有名詞まで全部入れていましたが、今回入っていないんですが、何か法的な根拠があってこういうふうに、どうしてここへ入っていないか、それ確認。
○議長(須貝龍夫君) それでは、局長から。
事務局長。
○議会事務局長(神田礼輔君) もう半年ぐらいになるかと思いますが、議員の皆様方の申し合わせ事項ということで、提出する際に内閣が再編されていたりすることがあることから、この大臣宛てに送ると、送る際にはその際にそこについておられる方のお名前を入れて送付するということで申し合わせさせていただいております。
以上でございます。
○議長(須貝龍夫君) ほかにありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 質疑なしと認めます。委員長は自席のほうへお戻りください。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 討論なしと認めます。
これから発議第4号を採決します。
この採決は起立によって行います。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
〔起立者全員〕
○議長(須貝龍夫君) 全員起立です。
したがって、発議第4号 集団的自衛権をめぐる憲法解釈に関する意見書は原案のとおり可決されました。
○発議第5号 手話言語法制定を求める意見書
○議長(須貝龍夫君) 追加日程第3、発議第5号 手話言語法制定を求める意見書を議題とします。
5番、小林政榮さんの趣旨説明を求めます。
5番、小林政榮さん。
〔5番 小林政榮君登壇〕
○5番(小林政榮君) それでは、報告いたします。
発議第5号 手話言語法制定を求める意見書。
上記の議案を別紙のとおり聖籠町議会会議規則第14条第2項の規定により提出いたします。
平成26年6月23日提出
提出者 聖籠町議会議員 小 林 政 榮
賛成者 〃 松 守 雄
〃 〃 田 宮 實
〃 〃 中 村 恵美子
〃 〃 堀 常 正
〃 〃 五十嵐 利 榮
〃 〃 青 木 順
聖籠町議会議長 須 貝 龍 夫 様
手話言語法制定を求める意見書。
手話とは、日本語を音声ではなく手指や表情を変えて表現していると思われがちであるが、本来は独自の語彙や文法体系を持っている言語である。「音声が聞こえない」「音声で話すことができない」など聴覚障がい者にとって、日常を営む上で、手話は大切な情報とコミュニケーションの手段である。
これまで、平成18年12月に国連総会において「障害者権利条約」が採決され、平成20年に発効された。同条約第2条には、『「言語」とは、音声言語及び手話その他の形態の非音声言語を言う。』と定義され、手話が言語として国際的に認知された。
また、政府は平成21年度に内閣府に障がい者制度改革推進本部を設置し、障害者権利条約の批准に向けて国内法の整備を進めているところであり、平成23年8月に改正された「障害者基本法」の第3条には「全ての障害者は、可能な限り、言語(手話を含む。)その他の意思疎通のための手段についての選択の機会が確保される」と定められ、手話は言語に含まれることが明記されたところである。
さらに、同法の第22条には国・地方公共団体に対して情報保障施策を義務付けていることから、手話が日本語と対等な言語であることを示し、日常生活、職場、教育の場で手話を使った情報の提供やコミュニケーションが保障され、社会に自由に参加できることを目指す「手話言語法」を広く国民に知らせていくことや、自由に手話が使える社会環境の整備を国として実現する必要がある。
よって、国におかれては、上記の内容を盛り込んだ「手話言語法」を早期に制定するよう強く要望する。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成 年 月 日、新潟県北蒲原郡聖籠町議会。
内閣総理大臣様、総務大臣様、厚生労働大臣様、内閣官房長官様、衆議院議長様、参議院議長様。
以上です。
○議長(須貝龍夫君) これで趣旨説明を終わります。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 質疑なしと認めます。委員長は自席のほうへお戻りください。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 討論なしと認めます。
これから発議第5号を採決します。
この採決は起立によって行います。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
〔起立者全員〕
○議長(須貝龍夫君) 全員起立です。
したがって、発議第5号 手話言語法制定を求める意見書は原案のとおり可決されました。
○閉会の宣告
○議長(須貝龍夫君) 以上をもちまして本日の日程は全部終了しました。会議を閉じます。
皆さんのご協力によりまして、会期7日間の全日程が滞りなく終了しました。大変ありがとうございました。
平成26年第2回聖籠町議会定例会を閉会します。
閉 会 (午後 3時25分)