平成24年第4回聖籠町議会定例会会議録
平成24年第4回聖籠町議会定例会会議録(第3号)
会期第5日目
平成24年12月13日(木)午前9時30分開議
1.開議の宣告
1.議事日程
日程第 1 承認第 7号 専決処分の承認を求めるについて〔平成24年度聖籠町一般会計補正
予算(第5号)〕
日程第 2 議案第57号 聖籠町暴力団排除条例の一部を改正する条例について
日程第 3 議案第58号 聖籠町手数料条例の一部を改正する条例について
日程第 4 同意第 2号 聖籠町固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めるについて
日程第 5 議案第59号 下越障害福祉事務組合規約の変更について
日程第 6 議案第60号 平成24年度聖籠町一般会計補正予算(第6号)
日程第 7 議案第61号 平成24年度聖籠町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)
日程第 8 議案第62号 平成24年度聖籠町介護保険特別会計補正予算(第3号)
日程第 9 議案第63号 平成24年度新潟県営開拓パイロット事業聖籠町特別会計補正予算
(第2号)
日程第10 議案第64号 平成24年度聖籠町下水道事業会計補正予算(第3号)
日程第11 議案第65号 平成24年度聖籠町水道事業会計補正予算(第3号)
日程第12 陳情第 7号 蓮潟居浦山地区道路環境整備の陳情書
日程第13 常任委員会の閉会中の継続調査(特定事件)申し出について
日程第14 議会運営委員会の閉会中の継続調査(特定事件)申し出について
○出席議員(14名)
1番 青 木 順 君 2番 田 中 智 之 君
3番 渡 辺 利 道 君 4番 松 守 雄 君
5番 小 林 政 榮 君 6番 田 村 冨 美 男 君
7番 宮 澤 光 子 君 8番 櫻 井 怜 君
9番 五 十 嵐 利 榮 君 10番 堀 常 正 君
11番 中 村 恵 美 子 君 12番 小 川 益 一 郎 君
13番 田 宮 實 君 14番 須 貝 龍 夫 君
(副議長) (議長)
○欠席議員(なし)
○地方自治法第121条の規定により会議に出席した者の職氏名
町 長 渡 邊 廣 吉 君
副 町 長 加 藤 健 二 君
教 育 長 伊 藤 順 治 君
会 計 管 理 者 堀 富 雄 君
総 務 課 長 西 脇 道 夫 君
税 務 財政課長 宮 嶋 栄 君
納 税 対策室長 中 村 耕 次 君
産 業 観光課長 八 幡 裕 君
ふ る さ と 高 橋 民 男 君
整 備 課 長
生 活 環境課長 安 達 行 法 君
東 港 振興室長 宮 丸 克 巳 君
上 下 水道課長 斎 藤 健 一 君
保 健 福祉課長 石 崎 昭 衛 君
町 民 課 長 佐 久 間 雅 之 君
学 校 教育課長 瀬 高 英 輔 君
社 会 教育課長 近 藤 隆 義 君
農 業 委 員 会 八 幡 裕 君
事 務 局 長
選挙管理委員会 西 脇 道 夫 君
書 記 長
○本会議に職務のため出席した者の職氏名
議 会 事務局長 神 田 礼 輔
議 会 書 記 高 橋 一 裕
議 事 の 経 過
○開議の宣告
○議長(須貝龍夫君) ただいまから本日の会議を開きます。
○議事日程の報告
○議長(須貝龍夫君) 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりです。
○承認第7号 専決処分の承認を求めるについて〔平成24年度聖籠町一般会計
補正予算(第5号)〕
○議長(須貝龍夫君) 日程第1、承認第7号 専決処分の承認を求めるについてを議題とします。
町長から提案理由の説明を求めます。
町長。
○町長(渡邊廣吉君) おはようございます。それでは、ただいま提案されました承認第7号 専決処分の承認を求めるについて〔平成24年度聖籠町一般会計補正予算(第5号)〕でありますが、提案理由を申し上げます。
既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,269万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ76億9,782万8,000円と定める補正予算を平成24年11月19日に地方自治法第179条第1項の規定により専決処分しましたので、同条第3項の規定により報告し、承認を求めるものであります。
主な補正は次のとおりであります。歳入として、衆議院議員総選挙費委託金1,269万3,000円。歳出のほうは、選挙事務従事者時間外勤務手当436万円、選挙用備品購入費491万円等であります。
細部につきましては、税務財政課長に朗読説明させますので、ご審議の上、承認くださるようお願いいたします。
以上であります。
○議長(須貝龍夫君) 税務財政課長。
○税務財政課長(宮嶋 栄君)
〔議案朗読説明〕
○議長(須貝龍夫君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
9番、五十嵐利榮さん。
○9番(五十嵐利榮君) 専決については、特に問題ないんですが、ちょっと確認させていただきたいんですが、この専決の金額で今回いわゆる開票時間が従来に比べて大分早く開票終わるというふうな計画のように私は見たんですが、この算出の計算基礎というのは、国のほうから人数とか、それから所要時間とか、こういうのは指示があって、その指示に基づいた算出で出されているのか、町としてはそれより開票時間も早くできるので、人件費も相当安くできるからという算出根拠でやっているのか、その辺の算出根拠がわかったら教えてください。
○議長(須貝龍夫君) 総務課長。
○総務課長(西脇道夫君) 選挙費の算出根拠というご質問ですが、基準に基づきまして、一番わかりやすいのは開票所1カ所幾ら、投票所1カ所幾ら、あと掲示板でいえば1カ所幾ら、それに数を掛けて出します。それ以外に一般経費として幾らという算出になります。したがって、開票時間をどう見るかというのはそれぞれ市町村のところの判断になります。
以上です。
○議長(須貝龍夫君) 9番、五十嵐利榮さん。
○9番(五十嵐利榮君) そうしますと、開票の時間が従来の選挙に比べて、例えば従来の衆議院選挙なりに比べて今回相当短縮されていると、計画がですね、そういう計画であれば人件費は従来に比べて安い設定でされていると、こういうふうに理解してよろしいですか。
○議長(須貝龍夫君) 総務課長。
○総務課長(西脇道夫君) 今回の開票時間については、予算の中で、備品購入で読み取り機の購入を私ども予定しております。したがって、当然その分は早くなるだろうと考えておりますので、開票に係るいわゆる人数を削減して計画を立てております。
以上です。
○議長(須貝龍夫君) ほかにありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) これで質疑を終わります。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 討論なしと認めます。
これから承認第7号について採決します。
この採決は起立によって行います。
お諮りします。本件を承認することに賛成の方は起立願います。
〔起立者全員〕
○議長(須貝龍夫君) 起立全員です。
したがって、承認第7号 専決処分の承認を求めるについては承認することに決定しました。
○議案第57号 聖籠町暴力団排除条例の一部を改正する条例について
○議長(須貝龍夫君) 日程第2、議案第57号 聖籠町暴力団排除条例の一部を改正する条例についてを議題とします。
町長から提案理由の説明を求めます。
町長。
○町長(渡邊廣吉君) 議案第57号 聖籠町暴力団排除条例の一部を改正する条例について提案理由を申し上げます。
暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律の一部改正に伴い、引用条項にずれが生じたため、条例の一部を改正するものであります。
細部につきましては、生活環境課長に朗読説明させますので、ご審議の上、議決くださるようお願いいたします。
以上であります。
○議長(須貝龍夫君) 生活環境課長。
○生活環境課長(安達行法君)
〔議案朗読説明〕
○議長(須貝龍夫君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 質疑なしと認めます。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 討論なしと認めます。
これから議案第57号について採決します。
この採決は起立によって行います。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
〔起立者全員〕
○議長(須貝龍夫君) 起立全員です。
したがって、議案第57号 聖籠町暴力団排除条例の一部を改正する条例については原案のとおり可決されました。
○議案第58号 聖籠町手数料条例の一部を改正する条例について
○議長(須貝龍夫君) 日程第3、議案第58号 聖籠町手数料条例の一部を改正する条例についてを議題とします。
町長から提案理由の説明を求めます。
町長。
○町長(渡邊廣吉君) 議案第58号 聖籠町手数料条例の一部を改正する条例について提案理由を申し上げます。
本町における世帯全員の住民票交付手数料については、世帯5人までは150円、それを超える人数の場合は300円としていますが、外国人の住民登録制度の開始に伴い住民票の様式が改定され、住民票1枚につき世帯3人までしか記載されないこととなりました。このことから、近隣市の当該手数料を確認したところ、住民票の手数料は1件当たりの金額としており、近隣市との均衡を図るため、世帯人数にかかわらず1件当たりの金額に統一する改正を行うものであります。
また、他の手数料も確認したところ、近隣市の2分の1程度の額となっており、近隣市との均衡を図るため、これらの手数料もあわせて改定するものであります。
細部につきましては、総務課長に朗読説明させますので、ご審議の上、議決くださるようお願いいたします。
以上であります。
○議長(須貝龍夫君) 総務課長。
○総務課長(西脇道夫君)
〔議案朗読説明〕
○議長(須貝龍夫君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
9番、五十嵐利榮さん。
○9番(五十嵐利榮君) 何点か質問お願いします。
1点目、このことについて議運で提出されたとき、判断する一つの基準として、総務課長の説明はそのとき近接市と比較したということで、新潟市、新発田市、胎内市ですか、その辺の比較の話をされて、隣接は全部300円だという話がありまして、私はその際、それも一つの参考とするのはやぶさかでないけれど、やはりこういうものの比較の一番は、私は聖籠町と同レベルといいますか、不交付団体、例えば町村が私は基本だと思いますが、聖籠町と同レベルの湯沢町なり刈羽村なり不交付団体の数値もやはり参考にすべきじゃないかということでお聞きしましたら、そのときは調べていないという、こういう答弁だったんですが、その後調べていただいたかどうか、そのことをまず第1点お聞きいたします。
それから、2点目は、この間総務文教常任委員会をちょっと傍聴していたときコストの比較が出ていました。コストに比べてどうかということで、人件費を含めてコストを出せば、これは150円であろうが300円であろうが、もうこれは町の値上げしたからといって黒字になるわけでもないし、これは目に見えて明らかだと思うんです。私は、この人件費を含めたコストを比較するんであれば、町全体の人件費がどうなのかと、そういう比較をむしろするべきだというふうに思います。これ一概に単純に比較はできませんが、たまたま先般山梨県の昭和町という町に行ってきました。人口が1万7,500人ですから、聖籠町よりちょっと人口多い町ですが、ここも不交付団体です。ここの行政全体の行政職の正職員というのは100人、臨時職員は……87人ですね。臨時の職員が42人で、合計130人になる。これ教育職は13人と47人で、合計60人。合計190人なんです。ですから、中身をもっと精査しないと、例えば聖籠町は診療所もあるとか、教育職については幼稚園3つもあるとか、そういう中身を精査しないと一概に比較はできませんが、ただ行政職の正職員は87人しかいないという、非常に同じ規模の、あるいはちょっと上の町でも人件費は非常に少なくしていると。これは町の面積の全体のレベルもあるんで、なかなか言えませんが、値上げを町民に要請する前に、そういうやっぱり人件費の話しするんであれば、そういう人件費全体の中でここは減らせるとか、そういう判断を私はむしろすべきで、一つの手数料のところで人件費幾らというのは余り意味のないことでないかなと、私はそういうふうに考えますがその辺について2点目、考え方をお伺いします。
それから、3つ目は、そのとき一つの考え方として新発田市、胎内市、聖籠町で体育施設も同じ値段で協定しているというふうな話がちょっとおとといの総文のとき答弁出ていましたが、ですからそういうことなので、この値上げも新発田市に合わせる云々という一つの理屈づけになっていたように私は聞こえたんですが、例えば野球場の使用料は8時間使用すると聖籠町は8,000円で、新発田市は9,600円。プラススコアボードとか放送設備使うと新発田市はもっと高くなると、こういうことで、現実には新発田市と聖籠町では相当の差があるというふうなこともわかりましたが、その辺についてちょっともう一回、中身私が受けたのが答弁と、そのとき答弁された総務課長の発言の趣旨と違うのかどうか、その辺の一回確認させていただきたいと。
3点お願いします。
○議長(須貝龍夫君) 総務課長。
○総務課長(西脇道夫君) じゃ、まず1点目の湯沢町、刈羽村について確認したかということでありますので、これについては確認いたしました。全部は読み上げませんが、ほぼ統一された金額ですので。刈羽村では200円です。湯沢町は250円であります。
それから、3点目の体育施設の考え方ですが、これはあくまで参考として、事例として申し上げたまでであります。基本的な考え方の一つの参考例の一つだということで、これを基本的な考え方に置いているということではありません。繰り返しになりますが、新潟市、新発田市、胎内市、阿賀野市の近隣4市を参考にしたというのは、あくまでいわゆる日常生活圏域、それから通勤、通学といったいわゆる生活圏域の中で使われることが多いだろうということで、ここと比較するのが妥当だろうという考え方であります。
以上です。
○議長(須貝龍夫君) 町長。
○町長(渡邊廣吉君) 五十嵐議員の質問にお答えしますが、まずこのたびの行政サービスの一環として交付している公共用の証明書等でありますけども、この手数料については過去からずっと引きずってきておりまして、なおかつそういう中で近隣市町村の動向を見定めながら、時々の情勢を判断して改定した経過があります。されど住民の立場から見れば聖籠町は不交付団体なんだと、だから窓口証明ぐらいは安くてもいいんでないかというやっぱり意向もありました。そういうことを踏まえながらこれまで据え置いてきた経緯があるわけでありますが、しかしながら、いわゆる証明書を出すためのコストといいますか、これを考えますと、とても200円や300円で賄えるものでございません。しかしながら、その必要に応じて町民の方々が受益として受ける証明書であります。ですから、誰でも受けられる権利ありますけども、しかし特定の方々だけが必要に応じて求める範疇であるということからすれば、どうしてもやはり時々の情勢を考えながら、その近隣市町村の動向等も鑑みながら、なおかつやっぱり聖籠町の特有のほかと比較した中でも低廉な価格で推移するような形で配慮する、そういう気持ちを考えながらやっていく必要があるんでないかということで総合的に事務方から協議があったわけでありますけども、勘案したところ、余りにもほかの市町村からすると2分の1という低廉な価格になっていると。これはやっぱり生活圏域も一緒であるし、それから生活コストといいますか、こういうものも同じでありますし、また諸証明等に使う方々も町民の方々がほとんどでありますけども、またそれに伴っていろんな証明を受ける受益の方々の範疇というのが特定されてくるわけでありますので、その辺を考慮すると、こういう厳しい景気の情勢でありますけども、またそのことによって町の収益に還元を期待するというものではございませんけども、やはり適正な形で公平、公正な負担というふうな見地に立って見直しをすることも大事であろうという考え方から、このたび来年4月1日を施行日としてご提案を申し上げたところであります。そういう考え方からでございますので、例えば町の経営するためにかかる職員の人件費等のコスト、これも当然総合的に見れば、マクロ的には同じような分野になるかわかりませんけど、しかしコスト計算の中では、こういう諸証明等のコスト計算というのはちょっとなじまないものもあるんでなかろうかなと思います。また、ご視察された町の人口規模多いと、しかしながら町と同じ規模の人件費で対応しているということだそうでありますけども、それは人口が少ないから多いからというふうな、一定規模の人口によってある程度の係る人件費と、また人の数、運用というのはどうしても固定的に求められる体質があると思うんです。ですから、その町の行政需要もさりとてながらでありますけども、また聖籠町みたいな特異な行政体質があるところもなおさらでありますけど、そういう形の中で判断されるんでなかろうかと基本的に考えます。
以上です。
○議長(須貝龍夫君) 9番、五十嵐利榮さん。
○9番(五十嵐利榮君) 私は、だから最初申し上げましたように、私どもも賛成するにしろ、反対するにしろ、そのやはり判断材料として多くの資料は欲しいということで、私は当初から隣接の市だけじゃなくて同規模の、今町長からも不交付団体であるという話がありました。私もそういう意味で例えば湯沢町とか刈羽村とかというのは、ある意味では同じ比較をできる次元のレベルじゃないかということでその話をして、今回両町村の手数料も調べた結果今出してもらいましたので、私はその中でも判断していきたいと思います。
それから、町長言われたように、こういう個々の計算の中に人件費は幾らだからといったって、これはもうもともと合うわけはないんで、私は人件費についてはトータルの中でやっぱり、行政改革という中でやっぱり検討していっていただきたいと思いますし、またそれやっていると思いますが、そういう観点で申し上げたわけです。
体育施設についてはわかりました。
以上です。
○議長(須貝龍夫君) 今の、9番、五十嵐利榮さんは、答弁は要らないですね。
では、3番、渡辺利道さん。
○3番(渡辺利道君) 1点お伺いをします。
今回のこの値上げの件なんですけども、聖籠町はかねてからいろんな審議会を設けて料金改定、例えば補助金のあり方についても審議会を設けて諮問をしてもらうという体制を整えているわけですけども、今回のこの料金についても、これほどいろいろな事例があって比較調査できるということであれば、ここに提案する前にどうして審議会等に諮って料金改定を検討されなかったのか、それについてお伺いします。
○議長(須貝龍夫君) 町長。
○町長(渡邊廣吉君) 渡辺議員にお答えします。
どうして審議会等の町民の検討委員会を設けて対応しなかったのかということであります。これは全てが検討委員会とか審議会とかに付託したり、そしてしなかったりするようなものでございません。やっぱりケース・バイ・ケースによって対応できると思うんです。特にこのような諸証明等の手数料等については特別町民全てが権利を有しているわけですけども、サービス受けるのは特定の町民に限定されるというふうなことであります。また、それをまるっきり倍以上やるとか、また近隣の市町村から見て特異な形での値上げをするとか、また見方を変えていくとか、そういう執行部としての考え方があるんであれば、これはやっぱり体質的にすべからく住民サイドの意向を無視するような考え方が表面的に出てくるわけですから、それは当然のことながらそういう町民の皆さん方の意向調査ということもしたり、または検討委員会みたいに、審議会は条例なければできませんけども、そういう形で確認する必要はあると思うんですけども、しかしこのたびの場合は余りにも他町村から見れば2分の1程度に推移しているというふうなことですから、当然またそれを改定するにしてもそれ以上の、同額もしくはそれ以上のものを求めるというふうなことであれば、当然そのようなことも検討に値すると思うんですけど、このたびはまだそれでもほかの町村から見れば低い、低廉な価格に推移しているわけでありますから、そこまで町民の皆さん方の意向を確認する必要性はない、またこれまでもこういう手数料等の改正については、そういう意向判断をしてこなかったという経緯も踏まえながら町長として判断させてもらったものであります。ご理解いただければと。
以上です。
○議長(須貝龍夫君) 3番、渡辺利道さん。
○3番(渡辺利道君) 値上げの額でいえばわずか50円、委員会での説明の中では町への収入増に見込まれる金額は約50万円くらいであろうという話でありました。80億円近い町の予算の中で50万円といえば本当に微々たるものだというふうに思います。そして、もう一つは特定の人が利益を得る証明であるというんですけども、じゃこの証明書の使い道はどういうところで使うんだろうというふうに考えたときに、ほとんどが手続に必要な書類なんですよ。証明なんです。個人が利益を得るというよりも、むしろやっぱり個人の権利をちゃんと保護するために必要な証明といいますか、そっちの意味合いのほうが大きいものがほとんどなんです。例えば同じような例でいいますと、不動産の登記簿抄本とかそういうものは今度個々の個人が自分の権利を主張するために必要な、要は個人の権利を守るためのあれですから、当然その手数料が高くても、これは要は個人の利益に関する話なので、高くてもやむを得ないというふうな感じがしますし、固定資産の評価なんかも手数料も高いのはそれなりに理解をできるんです。だけど、一般住民票とか戸籍とかそういうものについては、本当に個人が自分の利益のためというよりは、やっぱり個人の権利を果たすために必要な書類がほとんどなもんですから、そういう部分では町長が言うように行政の範囲内であり、倍上げるわけじゃないからというふうな、そういう話ではありますけども、率にすれば、例えば住居用の家屋証明手数料は25%の値上げになりますし、ほかの証明については33%の値上げになるわけです。だから、そういう意味でも率とすればすごく大幅な値上げになるわけですし、公平な審議を経てやる手続をとられてもよかったのではないかと私は考えるんです。見解の相違と言われればそれまでですけども、そういう部分で用紙の変更については確かに変える必要があるだろうということで、その部分の修正で、この料金の値上げについては別個考えるという考えが本当になかったのかどうなのか、論議されたのかどうか、その辺をお聞きします。
○議長(須貝龍夫君) 町長。
○町長(渡邊廣吉君) 渡辺議員の質問にお答えしますが、渡辺議員の質問として、また意見として申し上げることはわからんわけでありませんけども、しかしながら窓口における特定の受益を受ける立場の町民の皆さん方の証明書等でございますから、それが基本的に考えるならばやはりコスト主義というのが原点にあると思うんです。しかしながら、そういうことを計算上して交付するというのは、ある種企業的な感覚であればそういうこともあると思うんですが、あくまでも行政的な感覚で渡辺議員が申し上げるように、それぞれの町民の皆さん方の行政上のサービスを受けながら自分の権利上の問題の擁護とか、そういう手続関係に使うわけですから、そういうことがコスト的な形での考え方に成り立たない、成立していないわけです。その過程が過去においては50円とか100円とか低廉な価格に推移してきた経緯だと思うんです。ですから、そういう積み上げの中に置かれているわけでありますから、見解の相違だというふうな言い方しましたけども、見解の相違もあるかわかりませんけども、これは町の行政としての判断材料として先ほど申し上げたような形で、審議会とか検討委員会とか組織して検討しながら対応しなければならない執行の範囲に入るのかどうかということからすれば、過去の経緯から継続性を考えて、そして常にそういうことが課題化して、そして見直しかかっているということであればそういうこともあり得るかわかりませんが、もう何年も見直ししてこなかった経緯があるし、またそのことによって他の市町村との格差がある意味で、いい意味での格差が広がっているということであれば、これはやはりある程度そこまでなくても、住民の皆さん方にご理解いただけるんでなかろうかなと思います。私個人的にも諸証明いただくことがあるんですが、こんなに安かったのかなとびっくりするときもあるんですけども、渡辺議員も行政書士さんになって、町民の皆さん方のいろんなサービスのご貢献をなされているようでありますけども、そういう見地からしてみればご理解いただけるんでなかろうかなと思うんですけども。
以上です。
○議長(須貝龍夫君) ほかにありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) これで質疑を終わります。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 討論なしと認めます。
これから議案第58号について採決します。
この採決は起立によって行います。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
〔起立者多数〕
○議長(須貝龍夫君) 起立多数です。
したがって、議案第58号 聖籠町手数料条例の一部を改正する条例については原案のとおり可決されました。
○同意第2号 聖籠町固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めるに
ついて
○議長(須貝龍夫君) 日程第4、同意第2号 聖籠町固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めるについてを議題とします。
町長から提案理由の説明を求めます。
町長。
○町長(渡邊廣吉君) 同意第2号 聖籠町固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めるについて提案理由を申し上げます。
平成24年12月19日をもって任期満了となります聖籠町固定資産評価審査委員会委員、加藤重春氏の後任について、圓山昌晴氏を選任したく、地方税法第423条第3項の規定に基づき、議会の同意を求めるものであります。
圓山昌晴氏は、昭和46年4月から平成20年9月まで長年にわたり新潟県庁職員として奉職されました。人格、識見ともにすぐれた方であり、その豊かな経験は同委員として期待される知識を十分備えており、適任と考え、提案申し上げるものであります。
細部につきましては、総務課長に朗読説明させますので、ご審議の上、同意くださるようお願いいたします。
なお、加藤氏については、加藤氏の並々ならぬ意向で引き続きやっていただくようにお願いしたんですが、固辞された結果、圓山氏の選任に至ったという経緯ございますので、ご理解いただければと思います。
以上であります。
○議長(須貝龍夫君) 総務課長。
○総務課長(西脇道夫君)
〔議案朗読説明〕
○議長(須貝龍夫君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
12番、小川益一郎さん。
○12番(小川益一郎君) 町長にお尋ねしますけれども、固定資産評価審査委員に圓山さんをお願いするということですが、きのう、きのうというか、おとといか、委員会で聞きましたら、圓山さんは民生委員もされていると、こういうお話であります。常々お願いしているわけでありますが、同じ人を多くの委員に選任するよりも多くの町民を選任して広く意見を求めたほうがいいんじゃないかということで、今後そういう方向に検討するという話を議会で町長はしているんですが、民生委員というとなかなか、一生懸命やろうとすると非常にハードな職務だと私は思っておるもんですから、固定資産評価審査委員とこれをダブらせるというのはいかがなものかという感じをしますが、その点について町長の考え方をお聞きします。
○議長(須貝龍夫君) 町長。
○町長(渡邊廣吉君) 小川議員の質問にお答えします。
過去の議会においても条例委員等の各種委員等についてはなるべく重複避けて新鮮な形での人事活用していきたいという答弁をさせてきております。基本的にはそういう考え方で今もいます。しかしながら、こういう小さな町の中でのさまざまな分野の人格者を採用するといいますか、お願いしていくということになれば、どうしてもその分野ごとに制約がされてくるわけです。そしてまた、この方がいいだろうと考えてお願いしても、やはり本人の意向というもの働くわけでありますので、必ずしも容易に確保できるものでございません。そういうことから、なるべく役割といいますか、任務といいますか、こういうものが重複しないものであれば多少の範囲内で重なることも、またはその役職の量といいますか、その内容等によっても判断できるんでなかろうかという考え方であります。このたび圓山さんにお願いしたのは、確かに国からの民生委員という委嘱を受けているように、民生委員というのはご承知のとおりでありますから、あえて申し上げませんけども、しかし固定資産評価審査委員会の場合は1月1日で町が固定資産評価基準に基づいて価格決定したものを縦覧に供して、そして異議申し立て等があればそれを審査したりする重要な任務であります。ですから、責任の度合いは精神的にも相当重責になるかわかりませんけども、業務範疇そのものから申し上げますと常に日々継続的に常時任務が求められるものでもございません。そういうこと等を勘案していくと、必ずしも民生委員の仕事と固定資産評価委員の仕事が過重なものではないのかなと、それは本人が判断することでありますけども、そういう考え方からいろんな方々を当たってはみたんですけども、結果的に圓山氏がやはり固定資産評価委員という一つの任務、役割を考えたときに適正な方でないのかな、また経験もそれらをあわせていきますと公平、公正な委員としての仕事をやっていただけるんでなかろうかということでお願いしたところ、内諾を得たものであります。そういう考え方でございますので、基本的にご理解いただければと思います。
以上です。
○議長(須貝龍夫君) ほかにありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) これで質疑を終わります。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 討論なしと認めます。
これから同意第2号について採決します。
この採決は起立によって行います。
本件について同意することに賛成の方は起立願います。
〔起立者全員〕
○議長(須貝龍夫君) 起立全員です。
したがって、同意第2号 聖籠町固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めるについては同意することに決定しました。
○議案第59号 下越障害福祉事務組合規約の変更について
○議長(須貝龍夫君) 日程第5、議案第59号 下越障害福祉事務組合規約の変更についてを議題とします。
町長から提案理由の説明を求めます。
町長。
○町長(渡邊廣吉君) 議案第59号 下越障害福祉事務組合規約の変更について提案理由を申し上げます。
下越障害福祉事務組合規約において引用している法律名称が平成25年4月1日から変更されることに伴い、当該組合規約の規定の一部を変更する必要があるため、地方自治法第290条の規定により、議会の議決を求めるものであります。
細部につきましては、保健福祉課長に朗読説明させますので、ご審議の上、議決くださるようお願いいたします。
以上であります。
○議長(須貝龍夫君) 保健福祉課長。
○保健福祉課長(石崎昭衛君)
〔議案朗読説明〕
○議長(須貝龍夫君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 質疑なしと認めます。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 討論なしと認めます。
これから議案第59号について採決します。
この採決は簡易採決で行います。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することに異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第59号 下越障害福祉事務組合規約の変更については原案のとおり可決されました。
○議案第60号 平成24年度聖籠町一般会計補正予算(第6号)
○議長(須貝龍夫君) 日程第6、議案第60号 平成24年度聖籠町一般会計補正予算(第6号)を議題とします。
町長から提案理由の説明を求めます。
町長。
○町長(渡邊廣吉君) 議案第60号 平成24年度聖籠町一般会計補正予算(第6号)について提案理由を申し上げます。
既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3,252万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ77億3,035万6,000円と定める補正予算であります。
主な補正は次のとおりであります。まず、歳入でありますが、県補助金、これは森林病害虫等防除事業補助金、松くい虫防除のやつでございます。232万6,000円。基金繰入金、これは財政調整基金の繰り入れでありますが、2,979万6,000円であります。
次に、歳出でありますが、コンビニ収納システム改修業務委託料271万2,000円、森林(保安林等)、松くい虫の病害虫防除対策事業委託料で1,517万8,000円であります。次に、聖籠町下水道事業会計負担金として453万6,000円であります。
細部につきましては、税務財政課長に朗読説明させますので、ご審議の上、議決くださるようお願いいたします。
以上であります。
○議長(須貝龍夫君) 税務財政課長。
○税務財政課長(宮嶋 栄君)
〔議案朗読説明〕
○議長(須貝龍夫君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
12番、小川益一郎さん。
○12番(小川益一郎君) 3点お聞きします。13ページの老人福祉ですね。報償費、長寿祝金、152万円が減額になっていますが、これ確定したと思いますが、これの内訳、長寿祝金の内訳を教えてください。
それから、16ページ、障害福祉費の中の扶助費、福祉タクシーの利用料等扶助費というのが46万円のっていますが、これはどんな方が利用しているのか具体的に内容を教えてもらいたいんですが、最近福祉タクシーというのが各町村に経営をされている方が結構ふえているんですが、聖籠地内においては他町村の福祉タクシーも参入できるのかどうか、聖篭タクシーと東港タクシーだけなのか、あるいは個人タクシーも利用できるのか、これを教えてください。
それから、25ページでしょうかね、これ、港湾の関係なんですが、委託料に港湾関係広報資料の作成委託料というのが63万円のっていますが、これの内容、どんな内容の資料をつくるのか、この3点お願いします。
○議長(須貝龍夫君) 保健福祉課長。
○保健福祉課長(石崎昭衛君) それでは、小川議員のご質問にお答えいたします。
まず、長寿祝金の内訳ということでございますが、長寿祝金については90歳以上から支給しております。それで、90歳から94歳までは3万円、これにつきましては130人支出しております。それから、95歳から99歳、これにつきましては7万円の支給となってございます。支給者数は34名、238万円。それから、100歳以上の方につきましては10万円の支給であります。支給人数につきましては、3名で30万円という実績でございます。
それから、福祉タクシーの利用者でございますが、まず身体障害者手帳1級から3級を持っている方、それから療育手帳Aの所持者、それから精神保健福祉手帳の所持者ということでその対象範囲を定めております。それで、タクシーの範囲でございますけども、今現在は町内のタクシー業者、それから新発田市の管内のタクシー業者等委託をしております。なお、個人タクシーについては今のところ契約はしておりません。
以上でございます。
○議長(須貝龍夫君) 東港振興室長。
○東港振興室長(宮丸克巳君) それでは、25ページの港湾関係広報資料の作成業務委託でどのようなものを作成するのかということについてお答えをさせていただきます。
まず、広報資料として作成を予定しておるものはDVDです。デジタルビデオ用のディスクになります。考えておるものは、2007年に作成をいたしました町制30周年のときに作成したDVDの町を紹介する部分の、概要の部分をまず活用させていただきまして、そのほかに昨年私どもが作成をいたしました港湾関係の資料で「新潟東港と私たちの暮らし」という広報資料をおつくりしましたが、それを動画というような形で、目と耳でわかるようにするようなものを合体をさせまして、一つの町をアピールする資料と東港という社会インフラを広くご周知していただくためのわかりやすい資料を作成するということを考えております。それを私どもがいろんな場で説明をする際に説明の補助資料として使いますし、学校関係にお配りすることによって町内の教育の向上にも資することになると思っておりますし、にぎわい館に置くことによって、それを訪れた人に見ていただくことによって観光のPRにもなると思っております。また、他方、図書館や、あるいは町民会館にも置くことによって一般の町民の方々にもご周知できるのではないかと思っております。こういうような活用方法を考えておりますので、よろしくお願いいたします。
以上です。
○議長(須貝龍夫君) 12番、小川益一郎さん。
○12番(小川益一郎君) 祝金はわかりましたが、福祉タクシーの関係についてもう一遍ちょっと教えてください。そうすると、新発田市と聖籠町のタクシー業者と、こういう理解でいいんですか。新潟市は参入はできないと、こういうことですか。
それから、障害者手帳等を要する者ということになっていますが、これは金額の頭打ちとか、その利用方法といいますか、料金の額はどんなふうな取り扱いをしていますか。券を配っているのか、それとも後で請求してその補助分を支払っているのか、この取り扱い方法はどうなっていますか。
○議長(須貝龍夫君) 保健福祉課長。
○保健福祉課長(石崎昭衛君) それでは、小川議員のご質問にお答えいたします。
タクシーの利用範囲でございますが、新潟市内というか、新潟市のタクシー業者との契約は今現在行っておりません。それから、その利用方法ですが、まずタクシー利用と、それから燃料利用と、いわゆるガソリン代利用がございます。タクシー利用につきましては、年間700円の利用券を24枚交付いたします。それで、タクシーに乗った際にその利用券とそれぞれの手帳を提示していただいてお支払いするということになります。それから、自動車の燃料につきましては、これも1枚700円で年間12枚の利用券を発行しております。これについても、本人が車を運転しているという方々はこの選択をして、どちらか選んでもらうんですけども、スタンドでこの利用券を提示して、利用券と、それから手帳を提示して給油するという利用方法になります。
以上でございます。
○議長(須貝龍夫君) 12番、小川益一郎さん。
○12番(小川益一郎君) 耳悪いのかどうか、聞こえないもんですから、もうちょっと大きい声出して鮮明に聞こえるように答弁してください。
そうすると、ガソリンと、それから直接券を発行しているということですが、これ利用者からまだ少ないと、何回も利用するんだけど、まだ足りないというふうな声はありませんか。
それから、利用している人数は大体何人ぐらいの人がこの福祉タクシー券を利用していますか。
○議長(須貝龍夫君) 保健福祉課長。
○保健福祉課長(石崎昭衛君) 年間通じてタクシーは700円の券を24枚交付しております。それから、燃料券につきましても700円券を12枚交付しております。これに対してまだ少ないというようなのがないかということでございますが、私来てからはそういう話は聞いておりません。
それから、人数でございますが、ことしのデータちょっとありませんが、昨年は271名がご利用なされたということであります。
以上です。
○議長(須貝龍夫君) 9番、五十嵐利榮さん。
○9番(五十嵐利榮君) 何点かお願いします。
1点目、各課ごとに社会保険料の値上げによって臨時の皆さんの料率アップが出ていますが、どれだけ上がったというのはこれ委員会で聞きましたのでわかりますが、まず確認したいのは、これでトータル人数が何人かということと、金額、そして今おられる臨時職員の人数にあって、今回のこの補正のところに全部網羅してもう全部出したかどうか、出していないところもあるのかどうか、その確認を1点お願いします。
それから、2点目は10ページのコンビニで、今度町税もコンビニを利用するということでシステム改修の業務上がっていますが、これは広く役場に来なくてもやるということで、去年から軽自動車でやっているわけですが、この軽自動車のコンビニ利用者というのは全体のどの程度あったか、人数と率、どの程度あったか教えてください。そして、これをやることによって滞納が減ったかどうか、あるいは今度町税についても、委員会でもちょっと聞いたんですが、そこまではちょっとまだ確認していないという話でしたが、税務の担当としては、これはやっぱり滞納も減らしたいんだという、そういう考え方があるかどうか、その辺についてもお願いします。
それから、3点目は14ページで蓮野のゲートボール場が廃止だということで、一時は老人クラブの皆さんの一番盛んな運動であったゲートボールがどんどん、どんどん縮小しているということで、それはそれであれなんですが、1つはこの蓮野の廃止で、あと聖籠町でゲートボールをやるチームというか、場所というか、幾つ残っているんですかね。それが1つと、そのゲートボールがどんどん少なくなっていくことによって、老人というか、老人クラブの皆さんがやる、これは健康の面はいろいろありますが、いわゆる運動関係、例えばグラウンドゴルフとか、卓球とか、そういうのを含めて今現在、今だんだん、年寄りはふえているわけです。そうすると、それにかわる健康維持のための運動をやっぱり展開していくべきだと思いますが、そういうゲートボールにかわる運動、あるいは種目といいますか、そういうことについて、特に社会教育としてどういうふうな展開をしているか、そして人数はどうなっているか、どんどんお年寄りの方が運動する機会が少なくなっているのか、ゲートボールにかわる新しい種目でふやしていっているのか、その辺の実態といいますか、それからこれからどういうふうにやっていくのか考え方あったら教えてください。
もう一つ、4点目、20ページに松くい虫のあれが出ていますが、これは委員会でも聞いたんですが、ことしの松くい虫の被害は例年の倍以上で大変な被害だということですが、それで町長も関係市と要するに助成のお願いに行っていると話も聞きました。それで、これは被害が起きたものに対する処置しなきゃないということでお金かかるわけですが、やはり一番の根本は松くい虫被害をいかにとめるかということが私は基本だと思いますが、そういう意味からすると、これは聖籠町だけで頑張っても、隣の新発田市なり胎内市との、特に海岸線は非常に大きなつながりがあると思いますし、私はやっぱり関係市町と県も含めて、技術屋さんも含めてこの松くい虫被害対策、例えば対策の継続的な委員会を設けてでもやっぱりこれやっていくべきじゃないかなと思いますが、その辺について町長どういうふうに考えておられるかお聞きします。
以上です。
○議長(須貝龍夫君) 町長。
○町長(渡邊廣吉君) 五十嵐議員の質問にお答えします。何点かありましたけども、松くい虫の基本的な考え方についてだけ私から答弁し、あとは担当課長から答弁させます。
基本的に松くい虫については、これ聖籠町だけの問題じゃなくて、日本全国津々浦々、過去から継続して被害が発生してきたところであります。新潟県にはここ二十数年来その被害が顕著に見られて、それで当町においてももう何億円という予算を組ませていただきながら、公共施設についてはある程度注射をして防除する方法、あとはほとんど伐倒駆除、薫蒸駆除ですか、あわせて予防対策としてはいわゆる空中散布による防除をマダラカミキリが飛ぶ前に対応するとかという方法をとってきました。そういう中で今日を迎えているわけであります。ことしの場合は特に春先からの天候不順、また梅雨時が空梅雨であったこと、そして夏も物すごく猛暑であったこと、あわせて秋口まで残暑が残ったということで、非常に通年ベースにおける四季折々の降雨といいますか、これが少なかったということから、マダラカミキリが飛びやすい環境が非常にあったということで、胎内市、新発田市、聖籠町等の特に海岸沿いを中心として大きな被害を生んだということであります。
そして、何よりもこの対策については県が中心となってやっているわけでありますが、県ではその松くい虫に強い新たな新種といいますか、そういう改良も行ってきておりますし、その新種も出ております。そして、新たに植樹する場合は、ちょっと高いようでありますけども、そういう形での切りかえをしているような状況下に今あります。特にこのたび被害が大きかったのは胎内市の海岸沿いであります。国道113号線沿いですね。ここは胎内市さんの特異ないわゆる地域環境といいますか、これにつきましてはご承知かと思うんですが、海岸線の国道113号線沿線地帯にたばことかチューリップとか、いろんな農業作物が栽培されております。そんなことから、本来であれば空中散布をしながら防除をやるというふうなのが一番効果的だったんですが、二、三年それをやめてきた経過があると。県のほうからのその協議もあると思うんですけど、その結果、今回こういう天候の状況の中でさらにそれを悪い意味で拡大させてしまったんじゃないかということが県のほうからも言われているんで、そんなことから私がリードして新発田市長と胎内市長に協議をして、県のほうでもあらゆる形でこれまで補助金を出し、また県独自の対策としてかかわりを持ってきておるわけですけども、こういう非常事態であるので、緊急的にひとつ、限られた予算ももう枠を超えているので、さらに対応をお願いしたいということで、先般3人で知事さんに緊急要望図ったところであります。知事も万全を配して対応させていただきたいという一応意向は示してくれました。結果はどうなるかわかりません。また、森副知事さん、農林水産部長、担当課にその旨をお願いしてきたところであります。そんなことで、今後についてもそのような形で対策を講じていかなければならないんですが、残念ながら今のところ速効性、効果が大きく期待できるような対策というのは、やはり事前の防除剤の散布とか、または被害木の伐倒、薫蒸処理とか、または本数にも限りありますが、注射による対応とか、その程度に限られております。ですから、それらをいわゆるこの地域の中、お互いに検討会議なんかつくって検討することも大切かと思うんですが、しかし中心となっているのは県でございますので、やはり県の指導を仰ぎながら、なおかつそういう専門的な分野でもありますので、県にそれらの意向をお願いしながら対策を講じていただくというのが筋じゃないのかなと思っております。ただ、幸いにしてこの20日に阿賀北市長会という組織をすることにしました。これは市長、村長が全員参画するということであります。聖籠町、新発田市、胎内市、村上市、そして阿賀野市、それから関川村、粟島浦村と、阿賀北の市町村になりますけども、そういう会議を持つことにしましたので、今後そういう地域の新たな行政課題についても協議しながら、そういう組織を通じながらさらに県に強い要請を図るような措置をやっていくことが、むしろ大きな成果に期待ができるのかなと考えておりますので、ご理解いただければと思います。
以上であります。
○議長(須貝龍夫君) 総務課長。
○総務課長(西脇道夫君) それでは、このたびの改正されました保険料の関係の質問でありますが、厚生年金保険料、改定が9月から改定されておりますので、この9月段階で対象となった総人数は137名が該当となります。ただ、これご存じのとおり月々に変動がありますので、この時点では137名ということであります。
それから、改定率ですが、差額は0.354%、正数にしますと0.00354ということでありますんで、お一人お一人の額はそう高額ではないと。町負担もですね。したがって、臨時職員を大勢雇用しているところであればその年度間での変動が当然ありますから、その中で吸収できるところは今回補正は上げていないと。ただ、例えば1人しか臨時職員がいないというところはどうしても不足分が発生しますから、計上しているということで、今回の補正額で全てが計上しているということではありません。既存予算で対応できるところは計上していないところもあろうかと思います。
以上です。
○議長(須貝龍夫君) 税務財政課長。
○税務財政課長(宮嶋 栄君) コンビニの関係でございますけども、申し上げたいと思います。まず、平成24年度から軽自動車税コンビニ納税にさせていただきましたが、納税人が平成24年度におきましては7,548人おりまして、そのうち口座振替している方が2,520人おるわけですが、その差が5,028人が、直接納入通知書を持って窓口に納付していただく方が5,028人おるわけですが、そのうちコンビニに納入していただいた方が1,166人おりました。したがいまして、23%の納付率というふうなことであります。
あと、もう一つの質問で滞納者が減ったのかというご質問でありますが、これまだ平成24年度課税でございまして、来年度になりますとその数字がわかるかなと思っています。
以上でございます。
○議長(須貝龍夫君) 保健福祉課長。
○保健福祉課長(石崎昭衛君) それでは、五十嵐議員のご質問にお答えいたします。
ゲートボール場の数でございますが、今現在2カ所ございます。1カ所は外畑のゲートボール場、それからもう1カ所が二本松の屋内ゲートボール場、この2カ所となってございます。
以上です。
○議長(須貝龍夫君) 社会教育課長。
○社会教育課長(近藤隆義君) 五十嵐議員のご質問にお答えいたします。
グラウンドゴルフ、卓球、そういった種目以外で健康維持のために何か種目はあるかというご質問でございますが、スポネットせいろうでいろんな教室等開催しております。今のところはヨガというふうなものとか、あとは同じような類いでピラティス、テラピスというんでしょうか、いわゆる体をちょっとひねったり、そういうものをいろいろ取り入れてございます。また、参加者の皆様からいろんなこういう種目をやってもらいたいという、そういう要望があれば、それらについてスポネットせいろうのほうで対応していただいているというふうな状況でございます。人数につきましては、ちょっと手元に資料がございませんので、この場で申し上げることはできません。
それとあと、私ども三つの多目的屋内運動場の管理をしておりますけども、この3つの多目的屋内運動場につきましても各地区の老人クラブの皆様方、定期的にゲートボールとして活用いただいておりますので、その部分も申し添えさせていただきます。
以上です。
○議長(須貝龍夫君) 11番、中村恵美子さん。
○11番(中村恵美子君) 何点かお願いします。
8ページの財産管理費の中の修繕料、この180万円上がっております。これの内訳と、あと下のほうの公共施設の耐震診断業務委託料ですが、これは今までも予算で上げられていて不足分なのか、それとも新たに追加分なのか、この辺お願いします。
あともう少しお願いします。32ページの学校管理費の中の小学校の高圧気中開閉器取替工事、50万円の減ということなんですが、この高圧気中開閉器というのか、私どういうものなのかちょっとわからないので、その内容をちょっとお聞かせください。
あと、34ページ、幼稚園費の中の臨時職員の賃金ですが、これはここだけじゃなくて上のほうでもこども園職員給料ということで産休の方ののが減額されて、臨時職員の賃金がここだけじゃなくてほかにも出ているんですが、この臨時職員の賃金は、例えば臨時職員として登録している人たちの中から採用して雇うということで理解してよろしいんでしょうか。その辺お願いします。
あともう一点お願いします。35ページの社会教育施設費の中で水道光熱費が110万円ということでかなり金額が多いんですが、この内訳お願いいたします。
以上です。
○議長(須貝龍夫君) 総務課長。
○総務課長(西脇道夫君) それでは、まず8ページの財産管理費の修繕料の180万円ということでありますが、今年度は特に多かったのが車の車検、点検に修繕料が当初予定していた以上にかかっております。それから、耐震工事の関係で当初予定した以上にLAN配線がかなり変更せざるを得なかったということで、修繕費がかなり当初予定よりもかかっております。このようなことで、あと残りまだありますので、そういったことを含めて、明確にこれだというものではありませんけど、修繕ですのでいつ出るかわかりませんので、今回補正をお願いしたいというものであります。
それから、財産管理費の耐震工事の委託料でありますが、これは当初でお願いしたところに追加をさせていただくというものであります。これについては、総務文教常任委員会でもご説明申し上げたんですが、私ども職員のほうの図面確認の不足ということで、大変申しわけない次第であります。要は構造図が私どものほうであるという認識で動いていたんですが、現実には今回対象になるのが昭和38年のグラウンド側の校舎なんですが、そこの構造図がないということで、構造図がないと正確な判定がやっぱりできないということで、柱をはつりまして、いわゆるその鉄筋の状況を確認しなければ判定できませんということで、そこに係る経費ということで今回お願いするというものであります。よろしくお願いします。
○議長(須貝龍夫君) 学校教育課長。
○学校教育課長(瀬高英輔君) 中村議員のご質問にお答えします。
32ページの小学校高圧気中の開閉機器取りかえ工事でございますけども、電柱から各施設に電気を引っ張るとき200ボルトに変換する機械があるんですけども、それでございます。
以上です。
○議長(須貝龍夫君) 社会教育課長。
○社会教育課長(近藤隆義君) 中村議員のご質問にお答えいたします。
社会教育施設費の光熱水費内訳というご質問でございますが、今現在、社会教育施設費としては町民会館、あとは結いハート聖籠、それに亀代地区公民館、藤寄地区公民館、こういった施設の光熱水費を支払いしておるわけです。10月までの実績の中で例年のベースからしまして50万円ほどちょっと余計支出をしているという状況で、今後残り半年間で100万円以上の支出が必要になるのかなと、トータルでですね。そのようなことで今回予算をお願いしている状況でございます。
以上です。
○議長(須貝龍夫君) 学校教育課長。
○学校教育課長(瀬高英輔君) 済みません、先ほど中村議員のご質問で答弁漏れがございました。申しわけございません。
臨時職員の関係でございますけども、ハローワークを通じて、そこで募集しております。
以上です。
○議長(須貝龍夫君) 11番、中村恵美子さん。
○11番(中村恵美子君) じゃ、もう一回ちょっとお願いいたします。
耐震の関係はちょっと町の行政のほうの確認が悪くて、それで不足があってということで今回追加ということになったわけですか。確認です。できればぜひその辺は今後は留意して、少しの金額じゃない、結構200万円超えるものですから、その辺は留意してぜひお願いしたいと思います。
あと、先ほどの電柱から引っ張る高圧の関係ですが、これは1カ所の学校ということでよろしいわけですか。それとも、3カ所の学校それぞれからのということで理解していいですか。その辺もう一点と、あと先ほどの臨時職員の関係ですが、では町のほうの臨時職員として登録している人ではなくて、新たにじゃハローワークから採用して臨時職員の方を雇用するということで理解してよろしいのか、その辺もう一度お願いします。
○議長(須貝龍夫君) 総務課長。
○総務課長(西脇道夫君) 最初に、1点目の診断業務についてはご指摘のとおりでありますので、私ども今後十分注意してまいりたいと思います。書類の確認不足という初歩的なミスでありますので、今後さらに注意してまいりたいと思います。
それから、臨時職員の関係で学校教育課の質問でありますが、全体にかかわる部分ございますので、私のほうで若干補足させていただきます。基本的には町のほうでは臨時職員の方の登録制度を行っておりまして、ここに登録していただいた方の中から最初に探すと。ただ、いわゆる資格職とかいろんな問題がありますので、あとご本人の都合とかでなかなか見つからないという場合がございますので、そういった場合は当然広くハローワークにお願いするということもございます。あと、過去においては産業観光課の緊急雇用対策、補助金対応でしたが、これはどうしてもハローワークを使うようにという指導もありましたんで、こういった事例もあるということであります。
以上です。
○議長(須貝龍夫君) 学校教育課長。
○学校教育課長(瀬高英輔君) 小学校の高圧気の関係ですけども、これは1校、蓮野小学校でございます。
以上です。
○議長(須貝龍夫君) 7番、宮澤光子さん。
○7番(宮澤光子君) 済みません、では1点だけお願いいたします。
先ほど質問も出たんですが、25ページの港湾関係広報資料について質問させていただきます。こちらは要はいろいろ、きのうも傍聴させていただきましたので、内容はある程度把握しましたので、内容はいいんですが、要は新しくDVDをつくるに関して、今ある資料と紙媒体のものをミックスしたものになってDVDができるというふうに理解したんですが、ということはそうそう、今回この補正予算が通った後、時間的にはかからないのかなというふうに思うんですが、どのぐらいで完成をするのかということが予測できていると思うんですが、お願いいたします。それと、そのDVDの時間がある程度何分ぐらいのものを考えていらっしゃるか。小学校とかにも配付するということですが、小学校でどのような利用がされるかわかりませんが、小学校の授業時間は40分から45分、その中で使ってもらいたいということであれば、ある程度そこのところがわかるのかなというふうに思うのですが、どのように考えていらっしゃるかお願いいたします。それと、個人的なあれですが、11月に東港振興室として親子での東港の企業の見学会ということで企画し、好評だったと。新聞等にも載せられまして、それは大変にいいことだったなというふうに思うのですが、そのDVDの中に、今回見て、要するに見学会というと火力発電所と、あとコンテナターミナルですか、そちらのほうだったんですが、東港の企業というのはたくさんありますよね。なので、そういうものもやはり含めなければ、ある程度東港が町にどういう位置があるのかというようなことがわからなければいけないのかなというふうに思うので、そこのところをどういうふうに考えていらっしゃるか、もちろん火力は大事です。うちの町の大きな産業です。産業というかなんですが、そこのところをどういうふうに考えていらっしゃるかとかお願いいたします。
それと、30枚作成するということでしたが、これはじかに要するにつくるものが30枚だろうというお話でしたが、今の時代のDVDでもダビングが可能なので、要はこれからなんですが、できたことによって、好評であればダビングということで、もっと安価な形でダビングの形ができるのかなというふうに思うんですが、それはできてから、利用されてからの話でしょうが、ダビングということはどういうふうに考えていらっしゃるか、30枚のみのものになるのか、そこのところをお願いします。私の記憶というか、曖昧なんですが、町の30周年のときに出された映像というのは緑丸が、聖籠町の全域を緑丸が画面上いろいろ案内しているという、そういうものだったでしょうかね。たしかそうだったというふうに記憶しているんですが、図書館で私借りて1度自分のうちでも見た覚えがあるんですが、30枚のうちの貸し出し用もあるとおっしゃっていましたが、その貸し出しの業務というか、その希望される貸し出しの貸してもらいたいという方には東港振興室が窓口になるんですか。それとも、図書館のところでまずバーコードを張れば貸し出しということができるんですが、その貸し出しということに関してどういうふうに思っていらっしゃるかお願いいたします。
○議長(須貝龍夫君) 東港振興室長。
○東港振興室長(宮丸克巳君) 宮澤議員のご質問にお答えをさせていただきます。
まず、DVDをどれくらいの期間でつくることができるのかということでございますが、既存の媒体がまずございます。電子媒体がございますので、多少動画に加工しなければいけない部分が出てきます。それは、町制30周年のつくったものについてはもう動画が入っておりますから、新しくパンフレットからそれを画像に落として、媒体はあります。電子の部分はありますから、それに動画の部分をはめ込むという部分が多少時間がかかってくるのと、構成の作業がかかります。こういう部分は請け負っていただく業者との調整が入ってきます。それによってでき上がる期間というのは多少前後すると思っておりますが、少なくとも今年度中にはでき上がって、4月にはにぎわい館等、あるいはいろんなところで見ていただくことができるようにしたいと、こういうふうに思っております。学校なんかの授業と考えた場合にどれぐらいの時間なのかということですが、全体で今考えておるのは20分ぐらいです。20分前後ですので、十分学校の教育の中で可能な時間でしょうし、ご説明等申し上げるときに飽きない時間帯ででき上がるのではないのかなというふうに思っております。
それから、この間の11月17日でございました。私どもがやらせていただいた町民を対象にした親子の工場見学のお話でございますが、全体で32名でございました。出ていただいた方々。それで、電力とコンテナのターミナルに行ったんだけども、ほかにいろいろあるんだが、どうなのかということだったと思いますが、当然のことながらどこに行こうかということでいろいろとお声がけをさせていただいております。ただし、土曜日というある意味休みが入っている期間でございまして、平日であればお受けをしますよという企業は何社かございました。ですが、土曜日ということになると実際のところ対応が厳しいというようなお声をいただいた中で可能だったのが東北電力さんと、あとはコンテナターミナルでございます。ターミナルも実は私のほうで説明をさせていただいていますので、場所をお借りして実際の荷役作業をしているところは見ていただくことができましたが、説明をしたのは私でした。そういうようなことで、お休みの日に説明をしていただくといいましょうか、工場を見せていただくというのはなかなか障害があるということはわかっております。今後の対応といたしましては、そういう中でもご協力を願えないかというようなことで対応していくことになろうと思っていますし、ほかご協力をいただくような努力はしたいと思っております。
それと、図書館においての貸し出しということでございますが、今30本というふうに考えています。ダビングの話とダブるかもしれませんが、ダビングについては、まず画質のいいものということで、生に起こすということでやると、金額の範囲でできるのが30枚ということです。したがいまして、そのできたものを見て、その画質がダビングに耐えられるものであればダビングということで今後は対応していきたいと思っています。それは用途も含めてどういうところに置いてどういう効果が得られるかというのをまず初めに30本の中で検証していく中で広げていくという、こういうふうになろうかと思います。それで、ダビングで十分耐えられるものであれば安価のほうにいけると、こういうことになると思います。
それと、今後の貸し出しの方法ということでございますが、今のところ小学校を対象に全学年に配るということで18本、それ以外ににぎわい館と町民会館と図書館というふうに、あとは私どものほうで予備として持っておくということまでを考えておりますが、今後の貸し出しのあり方については、また図書館ともご相談をさせていただきながらということになろうかと思いますが、今はそういうふうな状況の中で図書館でそういうふうにもう少し要るということであれば、それ用に何本かはお渡しをして登録をしていただくようなことも発生するのかもしれません。ここは今後の調整ということになるということになりますので、ご理解を願いたいと思います。
以上でございます。
○議長(須貝龍夫君) 7番、宮澤光子さん。
○7番(宮澤光子君) 完成は今年度中を目指すということで、どういうものができるか大変に楽しみにして、もしでき上がり、貸し出し可能になったらぜひ借りてみたいというふうに思っておりますが、今年度中にできれば、もうすぐさま小学校や中学校のほうにも配付されるというふうには思いますけれども、もう小学校なんかでは来年度の授業を組むというか、ある程度もう進められているというふうに思います。平成25年度の例えば総合学習なのか何かわかりませんが、そういう意味で配付しても小学校側としては資料としてありがとうございますと、それだと思いますが、ありがとうございます、もうそのままというのであれば、せっかく予算を使ってつくった資料が余り活用されずに終わってしまうようなことも懸念されますよね。学校は何しろいただければうれしいということだというふうに思います。ただ、いただいて、それをきちっと活用していただけなければ意味がないので、釈迦に説法ですが、教育委員会、教育長を通して学校のほうに、ぜひとも町を知るということでしっかりと教材として使ってもらいたいということを申し入れていただきたいなというふうに思いますので、よろしくお願いしたいというふうに思います。
それと、これは内容的に一般の人、小学生が見ても町のことがよくわかるというふうな内容になっているのだというふうに思いますが、ちょっとお聞きしたいんですが、県、あと新潟市、聖籠町がタッグを組んで要するに大都市への企業誘致ということで働きかけるときに、こういう内容ではちょっと違うような気がするんですが、今現在、県が中心になるかというふうに思いますが、こういう動画的な感じで東港をアピールするようなものというのは持っていらっしゃるんですか。それか、今後一応県としても東港をきちっとアピールしないといけないというふうに私は思っておりますが、ことしの夏ビッグサイトでしたっけ、東京のほうで展覧会のほうにも参加したときに聖籠町のこともアピールしたというようなお話でしたが、そういうときというのはもう紙媒体なんですか、それとももう既にこういう動画的なものは県、新潟市、聖籠町がつくってあるのかどうか、そこのところをお願いいたします。
○議長(須貝龍夫君) 東港振興室長。
○東港振興室長(宮丸克巳君) 宮澤議員のご質問にお答えをいたします。
まずは活用ということでございますが、議員おっしゃるとおり、それを活用していただくことが一番でございますので、私どもでも総合学習等いろいろと受け付けをさせていただきますよというようなお話を申し上げておりますし、町に新たに来られた教育関係の先生方を対象にしても私のほうからご説明もさせていただいております。したがいまして、授業等いろんな場でご活用をいただくようなことへはまたご要請をさせていただきたいと思っております。
それと、その今度つくる内容のものというものに関してでございますが、それとそれ以外にあるのかというようなお話だろうと思いますが、今回おつくりをするのは、どちらかというと町を紹介するものと、それと港とその背後という聖籠町のかかりの部分でございますので、どちらかというとお子様向けといいましょうか、小学生あるいは一般の方々、ご老人といいましょうか、少し年配の方々に対してもわかりやすくしているようなものでございます。したがいまして、広く町を紹介するようなものになっているというような感じでございまして、企業とかそういうようなところ、ポートセールス等をするときにはどうなっているのかと、そういうお話でございますが、当然のことながら違う媒体がございます。それは、国は国で社会インフラというもので、港湾であろうが、道路であろうが、河川であろうが、いろんなものを紹介するような、そういうものも国は、ビデオでございますが、そういうものはあります。DVDであります。そのほかに新潟港の振興協会が作成をした新潟港の紹介ビデオというのがあります。これは、どちらかというと港湾関係者あるいは企業の方々向けになっています。どちらかというと物流の拠点として港がどういうものであるのか、その背後にどういうふうになっている、高速交通体系がどんなふうになっているという、まさにアピールをするような少し専門的なものになっていまして、そういうものはありまして、それは新潟港振興協会ですから、当然新潟県あるいは新潟市、町も関係しているところでつくっておるもので、東京ビッグサイトで展示したのは、これをデジタルサイネージといいまして時間に合わせてうまく回転してご紹介をすると、そのDVDを使ってデジタルサイネージで回したというようなことでご紹介をさせていた次第でございます。今後はその辺の部分の見直しも含めて、私ども聖籠町といたしましては、拠点港になったということもあって、さらにもう少し紹介の範囲を内容を含めて変えることもご提案を申し上げている次第でございます。
以上でございます。
○議長(須貝龍夫君) これで質疑を終わります。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 討論なしと認めます。
これから議案第60号について採決します。
この採決は起立によって行います。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
〔起立者全員〕
○議長(須貝龍夫君) 起立全員です。
したがって、議案第60号 平成24年度聖籠町一般会計補正予算(第6号)は原案のとおり可決されました。
11時40分まで休憩します。
休 憩 (午前11時30分)
再 開 (午前11時40分)
○議長(須貝龍夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
○議案第61号 平成24年度聖籠町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)
○議長(須貝龍夫君) 日程第7、議案第61号 平成24年度聖籠町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)を議題とします。
町長から提案理由の説明を求めます。
町長。
○町長(渡邊廣吉君) 議案第61号 平成24年度聖籠町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について提案理由を申し上げます。
既定の国保事業勘定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3,865万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ14億2,196万8,000円とし、施設勘定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ620万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億6,209万1,000円と定める補正予算であります。
主な補正は次のとおりであります。まず、事業勘定でありますが、一般被保険者療養給付費2,200万円、退職被保険者等療養給付費1,000万円、一般被保険者高額療養費510万4,000円、賦課徴収費145万2,000円であります。
次に、施設勘定でありますが、一般管理費119万円の減額、医薬品衛生材料費420万円、運営基金積立金319万円であります。
細部につきましては、事業勘定を町民課長に、施設勘定を保健福祉課長に朗読説明させますので、ご審議の上、議決くださるようお願いいたします。
以上であります。
○議長(須貝龍夫君) 町民課長。
○町民課長(佐久間雅之君)
〔議案朗読説明〕
○議長(須貝龍夫君) 保健福祉課長。
○保健福祉課長(石崎昭衛君)
〔議案朗読説明〕
○議長(須貝龍夫君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 質疑なしと認めます。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 討論なしと認めます。
これから議案第61号について採決します。
この採決は起立によって行います。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
〔起立者全員〕
○議長(須貝龍夫君) 起立全員です。
したがって、議案第61号 平成24年度聖籠町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)は原案のとおり可決されました。
13時10分まで休憩します。
休 憩 (午前11時51分)
再 開 (午後 1時10分)
○議長(須貝龍夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
○議案第62号 平成24年度聖籠町介護保険特別会計補正予算(第3号)
○議長(須貝龍夫君) 日程第8、議案第62号 平成24年度聖籠町介護保険特別会計補正予算(第3号)を議題とします。
町長から提案理由の説明を求めます。
町長。
○町長(渡邊廣吉君) 議案第62号 平成24年度聖籠町介護保険特別会計補正予算(第3号)について提案理由を申し上げます。
既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ5,721万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ10億7,001万4,000円と定める補正予算であります。
主な補正は次のとおりであります。施設介護サービス給付費3,177万円、介護予防サービス給付費846万円、基金積立金132万7,000円の減額であります。
細部につきましては、町民課長に朗読説明させますので、ご審議の上、議決くださるようお願いいたします。
以上であります。
○議長(須貝龍夫君) 町民課長。
○町民課長(佐久間雅之君)
〔議案朗読説明〕
○議長(須貝龍夫君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
9番、五十嵐利榮さん。
○9番(五十嵐利榮君) この補正の中身ではないんですが、一番直近の要支援者の人数と要介護者の人数がわかったら教えてもらいたい。それは1年前に比べてどうなのか、どのくらい増減になっているのかわかったら教えてください。
○議長(須貝龍夫君) 町民課長。
○町民課長(佐久間雅之君) 大変申しわけありません。ただいまちょっと手元に数字を捉えた資料がございませんので、調べて回答したいと思います。
○議長(須貝龍夫君) いいでしょうか。
ほかにありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) これで質疑を終わります。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 討論なしと認めます。
これから議案第62号について採決します。
この採決は起立によって行います。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
〔起立者全員〕
○議長(須貝龍夫君) 起立全員です。
したがって、議案第62号 平成24年度聖籠町介護保険特別会計補正予算(第3号)は原案のとおり可決されました。
○議案第63号 平成24年度新潟県営開拓パイロット事業聖籠町特別会計補正
予算(第2号)
○議長(須貝龍夫君) 日程第9、議案第63号 平成24年度新潟県営開拓パイロット事業聖籠町特別会計補正予算(第2号)を議題とします。
町長から提案理由の説明を求めます。
町長。
○町長(渡邊廣吉君) 議案第63号 平成24年度新潟県営開拓パイロット事業聖籠町特別会計補正予算(第2号)について提案理由を申し上げます。
既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ295万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1,244万3,000円と定める補正予算であります。
補正内容は次のとおりであります。まず、歳入でありますが、一般会計繰入金ということで295万4,000円であります。次に、歳出でありますが、修繕料126万7,000円の減額、網代浜宮下地区井戸設置工事422万1,000円であります。
細部につきましては、産業観光課長に朗読説明させますので、ご審議の上、議決くださるようお願いいたします。
以上であります。
○議長(須貝龍夫君) 産業観光課長。
○産業観光課長(八幡 裕君)
〔議案朗読説明〕
○議長(須貝龍夫君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 質疑なしと認めます。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 討論なしと認めます。
これから議案第63号について採決します。
この採決は起立によって行います。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
〔起立者全員〕
○議長(須貝龍夫君) 起立全員です。
したがって、議案第63号 平成24年度新潟県営開拓パイロット事業聖籠町特別会計補正予算(第2号)は原案のとおり可決されました。
○議案第64号 平成24年度聖籠町下水道事業会計補正予算(第3号)
○議長(須貝龍夫君) 日程第10、議案第64号 平成24年度聖籠町下水道事業会計補正予算(第3号)を議題とします。
町長から提案理由の説明を求めます。
町長。
○町長(渡邊廣吉君) 議案第64号 平成24年度聖籠町下水道事業会計補正予算(第3号)について提案理由を申し上げます。
既定の3条予算の収益的収入に453万6,000円を追加し3億3,357万8,000円に、収益的支出に677万円を追加し5億8,609万2,000円と定める補正予算であります。
主な補正は次のとおりであります。3条予算でありますが、収益的収入、他会計負担金、雨水負担金ということで453万6,000円であります。収益的支出でありますが、雨水施設管理費、修繕費でありますが、424万2,000円であります。
細部につきましては、上下水道課長に朗読説明させますので、ご審議の上、議決くださるようお願いいたします。
以上であります。
○議長(須貝龍夫君) 上下水道課長。
○上下水道課長(斎藤健一君)
〔議案朗読説明〕
○議長(須貝龍夫君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 質疑なしと認めます。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 討論なしと認めます。
これから議案第64号について採決します。
この採決は起立によって行います。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
〔起立者全員〕
○議長(須貝龍夫君) 起立全員です。
したがって、議案第64号 平成24年度聖籠町下水道事業会計補正予算(第3号)は原案のとおり可決されました。
○議案第65号 平成24年度聖籠町水道事業会計補正予算(第3号)
○議長(須貝龍夫君) 日程第11、議案第65号 平成24年度聖籠町水道事業会計補正予算(第3号)を議題とします。
町長から提案理由の説明を求めます。
町長。
○町長(渡邊廣吉君) 議案第65号 平成24年度聖籠町水道事業会計補正予算(第3号)について提案理由を申し上げます。
既定の3条予算の水道事業収益に96万円を追加し2億3,880万円、水道事業費用に148万5,000円を追加し2億5,278万3,000円と定める補正予算であります。
補正内容は次のとおりであります。3条予算でありますが、収益的収入、消火栓移設受託工事収益96万円であります。収益的支出のほうでありますが、消火栓移設受託工事費96万円であります。新公営企業会計導入支援業務委託52万5,000円であります。
細部につきましては、上下水道課長に朗読説明させますので、ご審議の上、議決くださるようお願いいたします。
以上であります。
○議長(須貝龍夫君) 上下水道課長。
○上下水道課長(斎藤健一君)
〔議案朗読説明〕
○議長(須貝龍夫君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 質疑なしと認めます。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 討論なしと認めます。
これから議案第65号について採決します。
この採決は起立によって行います。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
〔起立者全員〕
○議長(須貝龍夫君) 起立全員です。
したがって、議案第65号 平成24年度聖籠町水道事業会計補正予算(第3号)は原案のとおり可決されました。
○陳情第7号 蓮潟居浦山地区道路環境整備の陳情書
○議長(須貝龍夫君) 日程第12、陳情第7号 蓮潟居浦山地区道路環境整備の陳情書を議題とします。
厚生産業常任委員長、5番、小林政榮さんの審査報告を求めます。
5番、小林政榮さん。
〔厚生産業常任委員会委員長 小林政榮君登壇〕
○厚生産業常任委員会委員長(小林政榮君) それでは、審査報告いたします。陳情第7号に関する委員会の審査報告を行います。
厚生産業常任委員会は、12月9日に付託されました陳情第7号 蓮潟居浦山地区道路環境整備の陳情書について、12月12日審査の結果、陳情の趣旨を認め、全会一致で採択することを決定いたしました。
以上のとおり、本委員会に付託されました陳情の審査報告を終わります。平成24年12月13日、厚生産業常任委員会委員長、小林政榮。聖籠町議会議長、須貝龍夫様。
○議長(須貝龍夫君) 厚生産業常任委員長の報告を終わります。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
12番、小川益一郎さん。
○12番(小川益一郎君) この陳情内容を見ますと非常に膨大な陳情であります。町のほうの道路計画等に基づいた計画とどう整合をとっていくのか大変大事だと思うんですが、委員会においていろんな議論がされたと思いますが、どういう問題があったのか、議論されたのか、その内容を教えてください。
○議長(須貝龍夫君) 厚生産業常任委員長、小林政榮さん。
○厚生産業常任委員会委員長(小林政榮君) 小川議員の質問にお答えをいたします。
まず、委員会のほうの論議された部分については2つあるわけですけれども、1つは、まず論議されたのは陳情者から出された名簿の誤りの件、そして今小川議員から言われたように、この蓮潟、居浦山地区の、要は陳情された部分の非常に余り膨大な面積だということで、そういうことを2つのことで委員会では論議しました。
そういう中で、1つ目の陳情された名簿については、2つ出てきたわけであります。1つは関係者署名簿、いわゆる地権者の名簿、そしてもう一つは集落の住民の陳情署名簿、いわゆる集落の同意された皆さんの名簿ということで、それらにつきましては2つ出てきたわけであります。その後、蓮潟の区長さんも見えられて議長に誤りがあったというようなお話がありました。それを受けまして、事務局から私のほうに伝達が来まして、これらを踏まえた委員会の中で最終的には名簿の購入について趣旨説明をしまして、いろいろ検討いたしました。その結果、全員から、そういう区長さんの申し入れがあれば、審査の前であるので、何とか審査することが可能じゃなかろうかというようなことでまず結論に達したわけであります。それに対して集落の皆さんが陳情として上げてこられたんで、私どもはそれに対して採択するというふうなことで採択いたしました。
そして、もう一点については、これもそのときいろいろ検討をして議論したわけでありますが、確かに今小川議員が言われるように疑問な点もないこともありませんでしたが、集落の強いまた要望もありましたし、またそういうことを考えながら、そこは小川議員もよく知っていると思うんで、非常に前はもう山であったわけでありますが、そういう中で今回が、その問題解決への入口となるわけなんで、そういう長年の蓮潟地区の道路整備や住宅利用で大変不便をしているというようなことから、今回はいろいろ委員の皆さんと論議して、よしというか、採択というふうな形になりました。また、そこも平成22年度の10月にやっと国土調査の結果も登記がなされたもんであります。それらも蓮潟の住民の長い要望でもあったし、そういうことを加味しながら委員会では採択と、そして一刻も早く住みよい蓮潟地区にしてやったほうがいいんじゃないかというようなことで、まず最終的には議論しながら採択をしたということであります。
○議長(須貝龍夫君) 3番、渡辺利道さん。
○3番(渡辺利道君) この陳情の中身で、論議をする過程で、町のほうの考えというのはお聞きになったもんでしょうか。小川議員が言うように、かなり長期的な道路整備計画のもとでなければ、町としてもなかなか進まないんではないかというふうに懸念されます。通常であれば行政側のこの陳情に対する意見も参考としてお聞きになっているんだと思いますので、その辺どういうふうにお聞きになったか教えてください。
○議長(須貝龍夫君) 厚生産業常任委員長。
○厚生産業常任委員会委員長(小林政榮君) 渡辺議員の質問にお答えします。
それについては、町の意見は私のほうからは聞きませんでした。
○議長(須貝龍夫君) ほかにありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) これで質疑を終わります。常任委員長、自席へお戻りください。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 討論なしと認めます。
これから陳情第7号について採決します。
この採決は起立によって行います。
この陳情第7号に対する委員長の報告は採択です。
お諮りします。本陳情書を採択することに賛成の方は起立願います。
〔起立者全員〕
○議長(須貝龍夫君) 起立全員です。
したがって、陳情第7号 蓮潟居浦山地区道路環境整備の陳情書は採択することに決定しました。
○常任委員会の閉会中の継続調査(特定事件)申し出について
○議長(須貝龍夫君) 日程第13、常任委員会の閉会中の継続調査(特定事件)申し出についてを議題とします。
総務文教常任委員長並びに厚生産業常任委員長から、所管事務のうち会議規則第75条の規定によってお手元に配付した特定事件の調査事項について、閉会中の継続調査の申し出があります。
この採決は簡易採決で行います。
お諮りします。各委員長からの申し出のとおり閉会中の継続調査とすることに異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 異議なしと認めます。
したがって、各委員長からの申し出のとおり閉会中の継続調査とすることに決定しました。
○議会運営委員会の閉会中の継続調査(特定事件)申し出について
○議長(須貝龍夫君) 日程第14、議会運営委員会の閉会中の継続調査(特定事件)申し出についてを議題とします。
議会運営委員長から、所管事務のうち会議規則第75条の規定によってお手元に配付した特定事件の調査事項について、閉会中の継続調査の申し出があります。
この採決は簡易採決で行います。
お諮りします。委員長からの申し出のとおり閉会中の継続調査とすることに異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 異議なしと認めます。
したがって、委員長からの申し出のとおり閉会中の継続調査とすることに決定しました。
○閉会の宣告
○議長(須貝龍夫君) 以上をもちまして本日の日程は全部終了しました。会議を閉じます。
皆さんのご協力によりまして、会期5日間の全日程が滞りなく終了しました。
平成24年第4回聖籠町議会定例会を閉会します。
閉 会 (午後 1時42分)