平成23年第3回聖籠町議会定例会会議録
平成23年第3回聖籠町議会定例会会議録(第3号)
会期第9日目
平成23年9月22日(木)午前9時30分開議
1.開議の宣告
1.議事日程
日程第 1 議案第43号 聖籠町海のにぎわい館条例の制定について
日程第 2 議案第44号 聖籠町税条例等の一部を改正する条例について
日程第 3 同意第 2号 聖籠町教育委員会委員の任命につき同意を求めるについて
日程第 4 諮問第 1号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めるについて
日程第 5 議案第45号 物品購入契約の締結について〔生ごみ処理器購入〕
日程第 6 議案第46号 物品購入契約の締結について〔学校給食共同調理場用備品購入(スチ
ームコンベクションオーブン)〕
日程第 7 議案第47号 平成23年度聖籠町一般会計補正予算(第5号)
日程第 8 議案第48号 平成23年度聖籠町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)
日程第 9 議案第49号 平成23年度聖籠町介護保険特別会計補正予算(第2号)
日程第10 議案第50号 平成23年度聖籠町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)
日程第11 議案第51号 平成23年度新潟県営開拓パイロット事業聖籠町特別会計補正予算
(第1号)
日程第12 議案第52号 平成23年度聖籠町下水道事業会計補正予算(第2号)
日程第13 議案第53号 平成23年度聖籠町水道事業会計補正予算(第2号)
日程第14 議案第54号 平成22年度聖籠町一般会計歳入歳出決算の認定について
日程第15 議案第55号 平成22年度聖籠町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定につい
て
日程第16 議案第56号 平成22年度聖籠町老人保健特別会計歳入歳出決算の認定について
日程第17 議案第57号 平成22年度聖籠町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について
日程第18 議案第58号 平成22年度聖籠町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定につ
いて
日程第19 議案第59号 平成22年度新潟県営開拓パイロット事業聖籠町特別会計歳入歳出決
算の認定について
日程第20 議案第60号 平成22年度聖籠町下水道事業会計決算の認定について
日程第21 議案第61号 平成22年度聖籠町水道事業会計決算の認定について
日程第22 請願第 3号 「社会保障と税の一体改革」による消費税の増税は行わないことを求
める請願
日程第23 陳情第 3号 拡大生産者責任(EPR)及びデポジット制度法制化を求める意見書
の採択について(お願い)
日程第24 陳情第 4号 「私立高校生が学費を心配せず学べるように、学費軽減助成と経常費
助成の増額・拡充を求める意見書」の採択に関する陳情
日程第25 陳情第 5号 「緊急事態基本法」の早期制定を求める意見書提出に関する陳情
日程第26 請願第 4号 自然エネルギーの開発と普及、プログラムを決めた原発からの撤退を
求める意見書提出に関する請願
○出席議員(14名)
1番 青 木 順 君 2番 田 中 智 之 君
3番 渡 辺 利 道 君 4番 松 守 雄 君
5番 小 林 政 榮 君 6番 田 村 冨 美 男 君
7番 宮 澤 光 子 君 8番 櫻 井 怜 君
9番 五 十 嵐 利 榮 君 10番 堀 常 正 君
11番 中 村 恵 美 子 君 12番 小 川 益 一 郎 君
13番 田 宮 實 君 14番 須 貝 龍 夫 君
(副議長) (議長)
○欠席議員(なし)
○地方自治法第121条の規定により会議に出席した者の職氏名
町 長 渡 邊 廣 吉 君
副 町 長 加 藤 健 二 君
教 育 長 伊 藤 順 治 君
会 計 管 理 者 石 崎 昭 衛 君
総 務 課 長 西 脇 道 夫 君
税 務 財政課長 宮 嶋 栄 君
納 税 対策室長 中 村 耕 次 君
産 業 観光課長 八 幡 裕 君
ふ る さ と 高 橋 民 男 君
整 備 課 長
生 活 環境課長 安 達 行 法 君
東 港 振興室長 宮 丸 克 巳 君
上 下 水道課長 斎 藤 健 一 君
保 健 福祉課長 瀬 高 英 輔 君
町 民 課 長 二 宮 秀 男 君
学 校 教育課長 神 田 礼 輔 君
社 会 教育課長 堀 富 雄 君
農 業 委 員 会 八 幡 裕 君
事 務 局 長
○本会議に職務のため出席した者の職氏名
議 会 事務局長 肥 田 野 繁 晴
議 会 書 記 高 橋 一 裕
議 事 の 経 過
○開議の宣告
○議長(須貝龍夫君) ただいまから本日の会議を開きます。
○議事日程の報告
○議長(須貝龍夫君) 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりです。
○議案第43号 聖籠町海のにぎわい館条例の制定について
○議長(須貝龍夫君) 日程第1、議案第43号 聖籠町海のにぎわい館条例の制定についてを議題とします。
町長から提案理由の説明を求めます。
町長。
○町長(渡邊廣吉君) おはようございます。それでは、議案第43号 聖籠町海のにぎわい館条例の制定についての提案理由を申し上げますが、その前にご報告をさせていただきたいと思いますが、きのうからの台風15号、関東地域を中心に大災害が発生しているわけでありますが、本町は風の影響による果樹の落下等心配をしておったんですが、幸いに大きな被害もなく通過し、大変喜んでいるところであり、ご報告申し上げておきたいと思います。
それでは、議案第43号 聖籠町海のにぎわい館条例の制定について提案理由を申し上げます。海洋レクリエーション活動を通じて、町内外の住民の交流を促進し、地域の活性化及び観光の振興を図ることを目的に、聖籠町海のにぎわい館を設置するに当たり必要な事項を定めるものであります。
細部につきましては、産業観光課長に朗読説明させますので、ご審議の上、議決くださるようお願いいたします。
以上であります。
○議長(須貝龍夫君) 産業観光課長。
○産業観光課長(八幡 裕君)
〔議案朗読説明〕
○議長(須貝龍夫君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
12番、小川益一郎さん。
○12番(小川益一郎君) 二、三お聞きしますが、条例そのものは大変よくできた条例だと思っております。まず、聖籠町海のにぎわい館条例というネーミングはどういうふうな意図で、何を目的としたというのはこの条例に目的が書いてあるんですが、どういうものを意図してこのにぎわい館というふうな名称を、ネーミングを定めたのか、これをまず1点お聞きしたいと思います。
この拠点が完成して、この目的に沿って町内外の方々が広く聖籠町の海に親しんでいただくと、あるいは観光に資するということは大変結構なことでありますので、ぜひひとつこの活用を町内外の方々にしていただきたいわけでありますが、この計画によってどの程度の方々を利用者として見ておるのか、人口の何人ぐらい、あるいは町外から、例えば海水浴であれば推定1万人ぐらいというようなお話もしておるわけでありますが、どの程度の方がこれを利用するという計画になっておるのかお聞きしたいと思います。
そして、さらにこの町の観光の拠点であって、ぜひPRを発信してもらって、聖籠町を売っていただきたいなというふうに考えますが、この中には直売所とか、そういう聖籠町の地場物産的なものの販売、あるいは魚とか、そういうものも含めてやるのかお聞きしたいと思います。
それから、第4条の指定管理者の指定の手続のところに、最も適当な者を指定管理者の候補として選定するというふうに、それは当然なんですが、今のところだれを想定して、この最も適当な指定管理者として考えておるのか。NPO法人を立ち上げてその中でやらせるのか、あるいは漁業組合に委託するのか、その辺の想定しておるものがありましたら、お聞きしたいと思います。
それから、第10条利用時間ですが、これを見ますと通年利用というふうに考えられるわけでありますが、聖籠町の場合は12月から2月ぐらいまでは、非常に厳しい環境にある場所だと思われますので、この通年利用についてはどのように考えておるのかお聞きしたいと思います。
それから、第13条の利用の不許可、1項の善良の風俗を乱すおそれというのは、具体的に言うとどういうことに該当するのか、具体的なものを教えてください。
それと、第15条の利用料金の減免、これはどのような場合が減免になるのかお聞きしたいと思います。
これは、附則のほうで平成24年の4月1日からというふうになっておりますが、来年の4月からということでありますが、別表の利用料金でありますが、この算出根拠というのはどんなことを受けて算出したのか。例えば小会議室であれば、午前9時から午後5時までの8時間4,000円なんですが、これを時間に割り返すと500円ぐらいになるんですが、ほかのものについては若干違うということなんですが、この利用料金の算出根拠をひとつ教えてください。どれを基準にして算出根拠を示したのか。
それと、今回監査委員のほうから要望事項という名目で、海洋レクリエーション交流拠点施設の活用についてという監査委員の要望事項が載っております。これによりますと、施設完了後の運営に当たっては、当初目的の海洋レクリエーションが円滑に行われるよう地元漁業組合などとの調整など、関係各課は十分なる連携を図り対処されたいと、こういう監査委員の要望事項があるんですが、これらについてはどのように調整され、対応しているのかお聞きしたいと思います。
以上です。
○議長(須貝龍夫君) 産業観光課長。
○産業観光課長(八幡 裕君) 小川議員さんのご質問にお答えいたします。
まず初めに、ネーミングについてはどうして決めたのかということでございますけども、これにつきましては、条例の目的にもございますけども、町外の方々が海を利用してプレジャー、セーリング、サーファー、海水浴等をやっておられるということで、町外の方が大勢来られるということで、その方々との交流を促進して町の活性化を図るということでございます。そんなようなことで、大いにまず利用していただいて、まず交流を図ってにぎやかにしていただきたいというふうな観点から、そういうふうなネーミングをさせていただきました。
あと、利用につきましてでございますけども、海を利用するレクリエーションを行っている各団体等でございますけども、プレジャーボートのほうでは121名の方がおられまして、あとサーファー人口ですけども、新潟県内では1,500人ほどおられます。それで、網代浜を拠点としているサーファーが200人程度おられるということでございます。あと、釣りですけども、釣りについても、8月末現在の数字でございますけども、4,900人ほど来られております。これは、プレオープンを兼ねての数字でございますけども、そういう方々に利用していただきたいということでございます。
あと、直売所的なものはないのかということでございますけども、これにつきましては指定管理者もある程度コストを埋めるというか、そういうふうな観点で、売り上げを伸ばしてもらうというような観点から、特に条例では定めておりませんけども、そういうふうなものをしていただきたいなというふうなことで、協定等の締結のときには検討させていただきたいというふうに考えております。
あと、第4条の最も適当な者というのをどういうふうな者を想定しているかということでございますけども、これにつきましては関係事業所等があろうかと思いますけども、現在、NPO法人、先月の末に設立されまして、このNPO法人につきましては、海洋レクを楽しんでいただいている団体、それに観光協会、それと町外から来ていただいた方々に、町内の民宿、食堂等を利用してもらうというような観点から商工会さん等で構成して、立ち上げていただいているということでございます。当然このようなNPO法人も視野に入れているということでございます。
あと、第10条の通年利用ということでございますけども、12月から2月の冬期間でございますけども、これにつきましては、ただサーファーの方々は真冬でもやっておられるということでございます。それと、あとは事業計画もいろいろと、セーリング教室とか、釣り大会とか、いろいろ事業計画を立てておりますので、そういうような企画、計画の立案とか、あとは年度の事務整理とか、そういうようなことで、通年的にまず開館したいということでございます。
済みません。次に、第13条でございますけども、今の公の秩序を乱すようなおそれというようなことでありますけども、内容といたしましては例えば暴力団とか、そういうような方々でございます。また、2号の設備の損傷というようなことでございますけども、過去の使用実績等にそういうふうな損傷癖のあった方々とか、そういうようなことを想定しております。また、3号の指定管理者が管理運営上不適当と認められるというようなことでございますけども、会議室の使用方法に問題がある場合というようなことで、例えば大音響のカラオケ等を持ち込んで他に迷惑をかけるような場合というようなものを想定しております。
あと、第15条について、減免の関係でございますけども、私ども今規則のほうで検討しているのが町とともに国、県が利用する場合とか、あと当然でございますけども、学校関係、こども園関係の利用についてはまず免除というようなことと、あと子供会等で開催される地域社会の健全な形成に貢献するようなものについても減免をしたいということで考えております。
あと、利用料金の算出根拠でございますけども、これにつきましては実際公民館等町内の施設等ございますけども、それらとざぶーんともいろいろ比較したり、それからネットで他の同じような施設をいろいろ検索いたしまして、ただ、この場合は、利用者が町外の方が大勢おられるということでございますので、あえて町民会館等のような利用料金の設定はしなくて、他の民間でやっておられるようなものを参考にして算出させていただいたということでございます。ただ、朝から夜の一日通した場合は、割引を見てあるということでございます。
あと、監査委員のほうからの指摘事項というようなことで、漁協の関係でございますけども、漁協との関係につきましては、一応説明はさせていただいております。ただ、漁業協同組合につきましては、もう漁業というようなことで、漁業者は生活の基盤で漁業を営んでいるということでございますし、私どもの海のにぎわい館につきましてはレクリエーションを主体にした、レジャーが中心ということでございますので、お互いの立場が違うというようなことで、NPO法人等には入っていただいておりません。そんなようなことで、漁協には一通りは説明しているつもりでございます。
以上でございます。
○議長(須貝龍夫君) 12番、小川益一郎さん。
○12番(小川益一郎君) このネーミングについては、多くの方々が利用していただいて、にぎわいを盛り上げるということが実現できるように、ひとつぜひやっていただきたいなと思っておりますが、プレジャーが121人、それからサーファーが網代浜を利用しているのが200人、釣りが4,900人ということですが、これは全部利用するとも限らないんでしょうが、全体として一般の人も入れてどの程度の人を見込んでいるのかなということをお聞きしているわけであります。それから、あわせて、これは指定管理者が決まった段階で、いろいろと指定管理者の中に議論があるんでしょうが、今現在、町のほうで想定しているのは、管理人としては、管理者として何人必要なのか、常駐する職員といいますか、2人なのか、3人なのか、5人なのか、これがわかりましたら教えてください、大体。
それから、第4条の指定管理者の関係なんですが、観光というようなものをメーンに考えているというようなこともあるようですが、観光協会、それから商工会、民宿も含めて、こういう方々を母体としたNPO法人を設立すると、こういうお話ですが、あそこは漁業組合が地元であり、あらゆる面で漁業組合との協力なくしてはやっていけないんじゃないかというふうに私は考えるんですが、いろんな面で漁協の皆さんから協力をしていただかなければならんと、例えば遭難したとか、あるいは事故があったとかというような場合は、当然漁協の皆さんから強力な支援をお願いしなきゃならんということになるわけでありますが、監査委員が指摘しているように、漁協との関係、関係各課とも十分な連携を図り対処されたいということが、そういうものも裏づけているのかなという感じをするんですが、漁協を外した理由というのは何かあるんですか。私は、やっぱり漁協もここに入っていただいたほうがベターだなという感じをするわけでありますが、もう一遍お聞きします。
それから、休館日、通年利用なんですが、通年利用というのは非常に厳しいのかなという感じをするんですが、通年利用できれば、それにこしたことはないんですが、むしろそのことによって経費がかかったり、維持管理費がかかったり、大変なんでないかなという感じするんですが、やってみなきゃわからんというとこもあるんですが、そういうことについても十分議論をしたのかどうか、もう一遍お聞きしたいと思います。
それから、利用料金の減免のことについては、今課長から県、国、それから学校関係、公共の用に供するようなもの、子供たちも含めてこれは減免するという話ですが、ぜひひとつそういう方々には広く門戸を開いていただいて、大いに利用すると、金を取るのが目的でないわけですから、大いに利用していただくということが大きな目的になるわけでありますので、ぜひPRをしていただいて、子供たち、幼稚園の子供とか小学校の子供たちにも海に親しんでいただくというような観点から、ぜひひとつこれを広げていただきたいなというふうに考えます。
それから、ちょっと細かいことなんですが、別表の利用料金の中でシャワー1回につき200円となっているんですが、私もわかりませんが、一般的にシャワーの場合、何リッターの水を使うんでしょう。200円というと、何か私は高いような感じするんですが。今の福祉バスでも1回ワンコインなんです。100円。これが体をさっと水で洗ってくるというだけで200円ということなんですが、これはどういう積算ですか。何リッターの水を使って、リッター、どれくらいの単位になるのか教えてください。
○議長(須貝龍夫君) 産業観光課長。
○産業観光課長(八幡 裕君) 今のご質問にお答えします。
一般の人も入れて、どの程度の利用を見込んでいるかということでございますけども、先ほど答弁させていただいたとおり、関係団体からの利用者を見込んでいるということであります。あと、会議室の利用につきましては、現在計画しておりますのは釣り大会、海水浴教室、セーリング教室、サーフィン教室等とか、あと海岸クリーン作戦、海難救助に関する講習会等、そういうようなことで利用を想定しているということでございます。
あと、管理者として何人ぐらいかということでございますけども、これから指定管理料の算定に入るわけでございますけども、通年雇用の職員を1人置いて、ただその人も休みとか、いろいろあろうかと思います。事務等もありますので、そこにパート的な人を配置した、そういうふうな体制でいきたいということでございます。それと、あと夏場、特に週末には夜間10時ごろまで開館を延長するということも想定されますので、そうすると正規職員1人での対応は無理だと思いますので、パート的な人を配置するような形でしたいというふうに考えております。
あと、漁協の協力についてでございますけども、外した理由というか、外したわけではございませんけども、先ほども申したとおり、お互い使うところ、海は同じでございますけども、立場が違うというか、求めるものが違うというような観点から、そういうことで漁協さんとも話しさせていただきまして、結果的には入っていないというふうな状況でございます。
あと、冬期間につきましても、先ほど申し上げましたとおり事務等がありますので、そこで従事してもらうというふうな考えでございます。
あと、シャワー1回200円ということでございますけども、大体標準的に12リッターぐらい使うと、ただそれは温水でございますので、ガスで加温して使うということでございます。それで、料金設定につきましては、浜茶屋が大体100円でまずやっております。あと、そういうふうな施設と比べると、設備投資された立派な施設ということになりますので、それらも勘案して200円ということで設定させていただいたということでございます。
以上でございます。
○議長(須貝龍夫君) 12番、小川益一郎さん。
○12番(小川益一郎君) まだ動いていないわけですから、これから動くことによっていろいろと検討しなきゃならん問題も出てくるだろうと思いますが、なぜ私がいろんなことを聞くかというと、町のいろんな公共施設がつくったはいいが、なかなか管理費がかさんでいくというものが、たくさんあるわけであります。そういうことの轍を、またさらに踏まないように私は申し上げているわけであります。膨大な金を使って、さらにまた、これを維持するために多額の金を垂れ流していくというようなことが、この施設にあってはならないというふうに考えますので、ぜひこの目的に沿った形で動いていただきたいし、ぜひよかったと言われるようにしていただきたいなと、これは営利を目的とするわけではないんですが、結局は町の税金を町民が負担していくということにならざるを得ないわけでありますので、そのことをあえて申し上げておるわけであります。
今、課長のほうから漁業組合と話し合いの上、漁協が納得して了解したんだと、こういう理解でよろしいんですね。それを一応確認します。
それから、シャワーの件については、ちょっと今私聞き漏らしたのか、はっきりリッターのことをわからなかったんですが、体をシャワー洗ってどれくらい水使うんですか、もう一遍教えてください。冬場は確かにシャワー、水をかぶるというのは大変でしょうから、暖房のお湯で体を洗うということは必要でしょうけれども、5月以降、6月ぐらいからは暖かいわけですから、9月ぐらいまでは水でも十分ということになるわけでありますので、この1回のシャワーが200円というのは、非常に私は感覚的に高過ぎるなという感じを持っているものですから、もう一遍このシャワーの関係について教えてください。
○議長(須貝龍夫君) 産業観光課長。
○産業観光課長(八幡 裕君) では、ご質問にお答えします。
漁協の関係についてでございますけども、漁協には一通り説明はしたつもりでおります。ただ、漁協さんも要望事項等もありまして、結果的にそれを満たすことができないような状況でありましたので、特に漁協さんが協力するとか、そういったふうな形での説明ではありませんでした。
あと、シャワーですけども、これについては水毎分12リッターということと、あと温水のガスを使うということでございます。これにつきましては、他の施設と比べて施設等の設備の状況等も勘案して、200円ということで設定したとおりでございます。
以上です。
○議長(須貝龍夫君) 町長。
○町長(渡邊廣吉君) 今ほど小川議員の質問に担当課長から答弁したとおりでありますが、特に漁協との調整について私のほうから補足して答弁させていただきたいと思いますが、ご承知のようにプレジャーボート、それからセーリング等につきましては、一応船だまりそのものをお互いに共有しながら使うというふうなことから、港の利用者協議会をつくっております。その会長を私が務めておりますが、そういうところから、生業として営んでいる住民の皆さん方と、それからプレジャーボートと、お互いに港を共有するわけでありますので、航行の安全対策等、そういうところをお互い理解する必要があるなと、またセーリングの場合も練習とか、大会とかがあった場合はそういうことがあり、そういう点で漁協についてはご理解いただいてきたところであります。
しかしながら、このたびのNPO法人の設立に当たっては、漁協というのは一つの組織であります。そして、このたびの施設、にぎわい館につきましては、一応そこを利用する方々の範疇を決めた中で、そこをお互いに不特定多数の皆さんに、会議も、それからただ単にそこに来て憩いの空間として利用することも含めて、対応していただきたいという趣旨のもとで対応していくことがいいんじゃなかろうかということで漁協さんには説明をしながら、あえてその参画は求めませんでした。なぜかといいますと、先ほど小川議員も指摘でありましたように、例えば海の海難事故があったり、または海水浴客がおぼれたりなんかする場合は、漁協に対してそれを要請しなければならない。これは、今までも同じことでありますので、そういう場合、同じ組織の中に入ってやれば一番いい面もあると思うんですけども、そうなりますとどうしても内々主義になるんじゃなかろうか。一応漁業組合という生業を持った自分たちの組織があるわけでありますが、そんな中で、お互いの連携を確立した組織の中で協調しながらやっていくことも大事なんじゃなかろうかという趣旨のもと、特にこの件については私のほうからも行政的な指導をしながら、NPO法人の結成に当たった団体の皆さん方にも理解を求めて対応してきたところであります。漁協の皆さん方は、漁協の皆さん方の考え方もあろうかと思うんですが、そういう経過でございますので、ご理解いただければと思います。
以上であります。
○議長(須貝龍夫君) 7番、宮澤光子さん。
○7番(宮澤光子君) では、質問させていただきます。
先般9月20日の厚生産業常任委員会のほうを傍聴させていただきまして、私的にちょっと質問したいなということがありましたので、お願いいたします。先ほど来、小川議員のほうからも質問がありましたが、若干ダブるところもあるかと思いますが、よろしくお願いいたします。
指定管理者の件なんですが、今答弁を聞きますと、先月末に設立されたというお話でした。こちらのほうのNPO法人のことをもう想定ということじゃなく、委員会のほうを傍聴させていただいたら、公募というような形にさせていただきたいというようなお話でしたが、公募はいつではされるのか、どういうふうに考えていらっしゃるのかお願いいたします。
それと、来年の4月1日が正式なオープンというふうにとっていいんでしょうか。今回の補正予算のところにも、補正予算が出てきていますが、もう形的にはでき、人ももう配置するように補正予算のところでは見られるのですが、これは何でしょう。プレオープンということですか、それとも準備ということでよろしいんでしょうか、そこのところをお願いいたします。
それと、第10条と11条のところで読み取ると、公民館的な感じを読み取れたんです。なので、定休日も月曜日ということなのでしょう。それで、通年開館ということなんですが、先ほど来、小川議員もおっしゃっていましたが、冬の海にここの、にぎわい館に来館するような人たちというのはいるのか、それを想定して通年ということになっているのか。どうも冬の海の荒れ方というのは、人を寄せつけないところがございますし、それでにぎわい館を開館している意味というのは何でしょうか、そこのところをお願いいたします。
それと、その反対に、夏場はもう異常に海のほうに海水浴客も含め、それこそ町からも町外からもにぎわうというふうに思うのですが、そのときに、公民館的な感覚でいえば、3月議会のときにレクリエーション交流施設の建設工事の議案があって、設計図いただいています。ここに手元にありますが、そこのところにロビーというふうに書かれています。そのロビーのところは、別に利用は申し込まなくてもロビーに行かれるようになるんでしょうか。ロビーに入るのにも何か必要な経費とか、かからないと私は思っていたんですが、利用料金のとこを見ると、この設計図で見ると会議室と研修室というところの、要は利用料金の設定だというふうにとったんですが、ロビー、あと休憩室もこの設計図には入っているんですけれども、そちらのほうは原則無料、だれが入ってもいいというふうにとってよろしいんでしょうか、そこのところをお願いいたします。
それと、夏場のことに限るんですが、先ほど来、シャワーの料金のことに触れていましたけれども、要は海水浴客にとって、このにぎわい館が周知されれば、非常にシャワーというか、夏場であっても温水のシャワーがあれば塩がすぐ落ちますんで、大変に便利なんです。なので、浜茶屋が100円だということで、こちらのほうは200円に設定したということで、それはそれでいいんですが、要は利用客が、海水浴客が殺到した場合、委員会で聞きますと、このシャワーのほうを利用するときも事前に要するに申し込みというのはあれなんですか、必要というか、シャワーだけを使いたいというときのイメージがなかなかわかないんですが、受付のところで住所、名前を書き、お金を添えてシャワーをという、そういうふうにとってよろしいんでしょうか。そうなると、だんだん、だんだん周知徹底されると、きっと物すごく、私は想定しているんですが、海水浴客は、もう子供連れなんか、特に殺到するのかなというふうに思っています。そうすると、また違う何か問題が出てきたりなんかするのかなとかと思って、どういうふうな想定をされているか、お願いしたいというふうに思います。
それと、料金の減免のところなんですが、先ほどの答弁でわかりました。どこの公民館においても、学校関係、町内の育英団体、それは減免だというのはわかります。ですが、じゃ町外はどうなんでしょう。例えばどこどこの学校の臨海学校で使いたいんですがというようなときに、どのようなことを考えていらっしゃいますか。何か私は個人的には、町外の方にはきちんといただくほうがいいような気がしてなりません。というか、町にできている施設なので、町の子供たちや町の町民のために還元できるような施設であれば大変にうれしいんですが、どうも中身を聞いていると、町外の方々のための施設のような気がしてならないんです。でも、うちの町の宣伝ということであれば、この館はきっと必要な館なんだというふうに私は思っておりますが、要は減免のところで、町外の臨海学校やら何やらというのが申し込んできたときに、これは規則か何かできっとされるというふうに思うんですが、どのような考え方でしょうか。
以上です。お願いいたします。
○議長(須貝龍夫君) 産業観光課長。
○産業観光課長(八幡 裕君) では、ご質問にお答えいたします。
指定管理者の公募ということでございますけども、私どもの今想定しているのは、4月1日以降オープンするということでございますけども、それに伴いまして、オープン以前に公募等というようなことで、この条例が通りましたらそういうふうな準備に入って、年明け以降にそういうふうな手続をして、それで指定管理者の選定をさせていただいて、3月議会で議決を得て決めさせていただきたいというふうに考えております。
あと、4月1日正式オープンということで、このたびの補正予算には計上されているということでございますけども、ご承知のように建物ももう近々完成するということでございます。それに伴いまして、保険料とかガードマン、警備とか、そういうふうな経費がかかるということで計上させていただいております。それと、4月1日まで日にちがあるということでございますので、実際、建物の中が利用できるということでありますので、事務的にどの程度かというようなことで、実際使って事務等をやってみたいということであります。それと、あとレクリエーションを行っている各団体、特にシャワー等を使う団体等ですか、その人方にも使っていただいて、ご意見等をいただいて協定等に反映させたいというふうにまず考えております。
あと、通年行うのかということでございますけども、私ども冬場はサーファーの利用しか見込めませんけども、今までもまず説明しているとおり、冬場については次年度の事業計画とか、その当該年度の事務整理とか、そういうようなことで通年で、まず開館をしたいということでございます。
あと、ロビーの利用可はどうかということでございますけども、ここにつきましてはあくまでも今、会議室の利用料金を設定するというようなことでお願いでございまして、ロビーとか休憩室については無料というようなことで、どなたでも使えると、入場については特に制限はしていないということでございます。あの中に海の状況を、現地でもすぐ見れますけども、パソコン等も設定してありますので、どなたでも利用できると、ただ会議室とシャワーだけは有料ですよというふうな考え方でございます。
あと、シャワーの利用方法でございますけども、シャワーの利用方法につきましては、規則のほうで大体1人10分程度ぐらいでお願いしたいというようなことで、まずそれは事前申し込みも何にも要らなくて、受付に行って申し込んで、それでロッカーがありますので、ロッカーのかぎをいただいて、そこでシャワーを利用してもらうということで、大体10分程度でまずお願いしたいというふうなことでございまして、終わったらまたロッカーのかぎを返していただくということで考えております。
あと、町外の学校関係についてでありますけども、これ料金自体、もともと町外の方が大勢利用されるというふうな想定でございますので、そういうことで料金設定させていただいておりますけども、ただ町内の学校関係とか、そういうようなものについてはやっぱり町外と差別というか、区分けをする必要があるだろうというようなことで、今そういうふうな観点で、町内の子供さん方を有利に取り計らうかというふうな観点で、規則ではまだ定まっておりませんけども、そういうふうな想定で今、作業を進めているということでございます。
以上でございます。
○議長(須貝龍夫君) 7番、宮澤光子さん。
○7番(宮澤光子君) では、確認ですが、シャワー利用については海水浴客のことは想定していないということでよろしいんですか。利用者というのは、海水浴客も含めての想定ということですか、そういうことでよろしいんですか。だとしたら、来年の一夏どんな感じで、にぎわい館が動くのかという事象事例というか、それをやらなければいけないんでしょうが、要は海水浴客があそこにいい施設ができたということで殺到し、何かまた違う想定外のいろんなことが起こるかと私は何となく懸念しているので、そこのところをやりながら改定できるものは改定し、お願いしたいなというふうに思います。というのは、夏の海というのは、非常に人の気持ちが開放的になって、先般新聞にも載りましたが、ちょっといろんな言葉の行き違いで逮捕者が出ましたよね、うちの町から。なので、海でのさまざまな、アルコールも入ったりなんかすると、非常に怖いところなんです。それは、私地元に住んでいますから、よくわかります。特に夏の夜の海というのは、大変にもっと開放的になって、非常に何か犯罪というか、そういうところが懸念されるんですが、この館ができたことによって、町が設置したわけですから、そこで何かいろんなトラブルにならないように、そこのところをしっかりとお願いしたいというふうに思います。
それと、確認ですが、町の、町内の子供たち、町内の育英団体とか、スポーツ団体とかになるんでしょうか、そういうところと町外の同じ立場の人とは、もうすみ分けするというふうにとってよろしいんですか。町外の方々には、この料金設定のとおりいただきますというふうにとってよろしいんでしょうか、その確認をお願いいたします。
それと、これ施設というか、機器みたいなものになるんでしょうけれども、来館人数をカウンターをできるような、そういう機器を設置するような計画ございますか。要はこのにぎわい館に1日、一応図書館なんかにもありますが、カウンターができる機械があるんですけれども、そういうのを設置し、どのぐらい来館者があったかというような、そういうものをつけるような計画というのがあるかどうかお願いいたします。
それと、先ほど来言っていますが、何か犯罪に結びつくようなことにならないように、俗に言う防犯カメラとかいうのも設置するような、そういう意向があるかどうかお願いいたします。
○議長(須貝龍夫君) 産業観光課長。
○産業観光課長(八幡 裕君) では、ご質問にお答えいたします。
海水浴客の利用ということでございますけども、それはすべて海を利用する人がシャワーを利用できるということでございますので、ちょっと説明が足らなかったんで、申しわけありませんでしたけども、海水浴客も当然利用ができるということでございます。
あと、町内と町外のすみ分けということでございますけども、今の規則で定めることになりますけども、私ども事務屋段階では、そういうことですみ分けをしたいというふうに今考えております。
あと、人数の機械等でございますけども、現在のところ設置する予定はございません。管理人常駐しますので、その人方が利用人数を把握するということではございます。
防犯カメラについても現在設置されておりませんので、今後の利用状況等を見て設置するかどうかということになろうかと思いますので、現在はそういうふうな予定でありません。
あと、入場者の制限ということで、これも集団的または常習的に暴力的な不当行為を行うおそれがある者とか、そういうような者については入場をまずお断りですよというようなことで、規則のほうで定めたいと思っております。
以上でございます。
○議長(須貝龍夫君) 3番、渡辺利道さん。
○3番(渡辺利道君) 私も1点だけ確認をさせていただきたいと思います。
第14条利用料金についてでありますけども、指定管理をされるということで、管理者を委員会のほうでは公募するということで聞いておりますし、その考えはそのとおりなんだろうと思うんですけども、先ほど来、各議員が聞いていました年間の利用者の人数をまだ表明していただいていない、どのぐらいの利用人数を想定されているのか。それがわからないと、第14条の第2項で指定管理者は利用料金をその収入として周知するものとすると、つまり年間、指定管理幾らでしますよというふうに見積もりをする際に、その使用料収入の見込みがわからなければ見積もりのしようがない。反対に言うと、町のほうとしても、指定管理者が出された金額、人件費等を含めて必要な経費の中から使用料を引いて指定管理のお金を算定するんでしょうから、その算定、それが正しいかどうかというそれも算定できないということになると思うんです。ですから、町として年間どのぐらいの利用を考えているかをひとつお聞きしたいと思います。
それと、もう一つなんですけども、利用料の減免、確かにいいんですけども、余りにも範囲広げてしまうと、それは今度、指定管理者の経営を圧迫します。あくまでも人件費等、施設の管理運営するためにはお金がかかるわけですので、その中で町が勝手にこれもただ、あれもただなんていう、そういうふうにされると使用料収入がどんどん減るんです。そうすると、施設全体というか、管理者が赤字になって管理できなくなるというおそれも出てきます。ですので、当然指定管理をするということになれば複数年契約という形になるでしょうし、その金額についても毎年度の改定はあるにしても、単年度の中で指定管理費を改定するということは、特別な事情がない限りないと思うんです。そういう意味でも、ぜひ利用人員の想定、どのぐらいの利用を想定しているのか、施設を計画したのかをお聞かせいただきたいと思います。
○議長(須貝龍夫君) 産業観光課長。
○産業観光課長(八幡 裕君) では、ご質問にお答えいたします。
まず、利用人数でございますけども、指定管理料の積算については具体的にはまだ行っておりませんけども、今検討しているのは、シャワーで大体1,000人から1,500人くらい、まず見込めるものではなかろうかというようなことでは考えておりますけども、実際の委託設計をつくる段階では精査したいというふうに考えております。あと、会議室の利用等についても月数回くらいは見込んでおりますけども、ただ年々ネットとか、口コミ等で利用をされる回数がふえるものだろうというようなことで、指定管理者との契約は毎年行うということになりますので、その辺で反映させていきたいということであります。
以上でございます。
○議長(須貝龍夫君) 2番、田中智之さん。
○2番(田中智之君) 1点だけお聞きしたいと思います。
私、今の話を自分が利用することを想定して考えていたんですが、このシャワー1回につき200円というのは、1人200円でしょうか。私、シャワー使うときは子供も一緒に入れて洗いたいんですけど、子供もやっぱり1人200円ということでかかるのかどうか、お聞かせ願えますか。
○議長(須貝龍夫君) 産業観光課長。
○産業観光課長(八幡 裕君) ええ。今想定するのは、1人1回200円ということでございます。ただ、利用時間とか、幼稚園児未満とか、そういうふうな同伴のものについてはどうあるべきかというのは、規則のほうで定めさせていただきたいと思います。
以上でございます。
○議長(須貝龍夫君) ほかにないようでありますので、これで質疑を終わります。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 討論なしと認めます。
これから議案第43号を採決します。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することに異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第43号 聖籠町海のにぎわい館条例の制定については原案のとおり可決されました。
○議案第44号 聖籠町税条例等の一部を改正する条例について
○議長(須貝龍夫君) 日程第2、議案第44号 聖籠町税条例等の一部を改正する条例についてを議題とします。
町長から提案理由の説明を求めます。
町長。
○町長(渡邊廣吉君) 議案第44号 聖籠町税条例等の一部を改正する条例について提案理由を申し上げます。
平成23年6月30日に、現下の厳しい経済状況及び雇用情勢に対応して税制の整備を図るための地方税法等の一部を改正する法律が公布されたことに伴い、聖籠町税条例等の一部を改正するものであります。
主な改正内容は、申告書等不提出犯等に係る罰則の見直しや寄附金税額控除の拡充、上場株式等の配当所得及び譲渡所得等に対する軽減税率の特例の延長、非課税口座内少額上場株式等に係る配当所得及び譲渡所得等の非課税措置の施行日の延長等であります。
細部につきましては、税務財政課長に朗読説明させますので、ご審議の上、議決くださるようお願いいたします。
以上です。
○議長(須貝龍夫君) 税務財政課長。
○税務財政課長(宮嶋 栄君)
〔議案朗読説明〕
○議長(須貝龍夫君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
12番、小川益一郎さん。
○12番(小川益一郎君) 何条でも同じなんですが、例えば第53条の固定資産税の納税管理人による申告書の不提出犯にやる罰則の見直しを行うものでありますということで、現行3万円の過料を10万円に引き上げるということなんですが、非常に大きな過料になるんですが、今までこういう事例というのは、不提出で過料を科した事例はありますか。
なぜ私これを聞くかといいますと、例えば固定資産税の場合は、所有者である方が亡くなられると相続を一般的にやるわけでありますが、相続をなかなかできないという場合、共同相続になるわけでありますが、これの代表納税者というのをだれにするかというのは、当然本人から資料を提出してもらわないと難しいわけでありますので、当然そういう手続を町のほうでもされていると思うんですが、これの把握は今現在どういうふうにされているのか。
それから、例えば相続あるいは売買、所有権移転が町外にわたるという場合は、免税点以下のものはかからんわけでありますけども、免税点を超えるものについては町外の方も納税義務者になるわけでありますので、ところが税法の規定によれば、町外の方については町内における納税義務者を定めて納税に当たるというふうに税法では規定されておりますが、これらの取り扱い等については今現在どんなふうになっているか教えてください。
○議長(須貝龍夫君) 税務財政課長。
○税務財政課長(宮嶋 栄君) 小川議員の質問にお答えいたします。
過料の見直しということで、地方税法の適用によりまして10万円ということで、3倍近くなったわけでありますが、じゃこの過料、例えば今の、現在3万円の中でも未提出犯で過料を科した方がおるかということでありますが、これはないというふうに聞いております。総文委員会でも話をしましたけども、この罰則規定を適用するには、やはり正当な理由がなくって未申告な者への対応ということでありますので、いろいろそういう方はないというふうに私ども聞いておりますし、そういう実態は経験上ないというふうに考えております。
あと、固定資産の共有土地で相続人の把握ということでありますが、これは固定資産の土地で共有名義の方で亡くなった場合相続人の把握をどうしているかということの質問だと思うんですが、これは代表者を決めさせていただきまして、例えば3人の共有名義であれば3人の方に同じような文書を、納税代表になってほしいというふうな文書を出していただきまして、その中から相談をして町のほうに納税代表者を選定してもらって、そこの方に課税通知を送付していると、そういうふうなことでございます。あと、町外の免税点以下の方につきましても、同じような取り扱いで手続をしているというふうな実態でございます。
以上でございます。
○議長(須貝龍夫君) 12番、小川益一郎さん。
○12番(小川益一郎君) わかりました。過料を科すような人はいないということでありますが、非常に金額が大きいものですから、ちょっと確認したんですが、例えばそれからお父さんが亡くなって、子供さんが相続人3人ぐらいあるという場合、それから子供さんも固有の固定資産があるという場合、納税義務者は当然そうすると2人になるということで理解をするんですが、そういう取り扱いをしておりますか、それとも合算して、その親の分もせがれさんの名前に一緒にしていますか。なぜ私それを聞くかといいますと、税法上は納税義務者は2人になるわけでありますので、当然そうすると免税点がそれぞれあるわけでありますから、免税点以下になると税金がかからんということになるわけでありますので、相続をしてあればせがれさんの名前になるんで、税金は課税されるわけですけども、そうでないと免税点以下になってしまうという可能性もあるもんですから、ちょっと確認したいわけでありますが、どんな事務処理の取り扱いをしていますか。
○議長(須貝龍夫君) 税務財政課長。
○税務財政課長(宮嶋 栄君) 具体的に把握していませんけども、多分親御さんの土地でも子供さんと、または奥さんと共有名義な土地もあろうかと思います。または、単独でそういう土地で課税されている方もおると思いますけども、場合によっては共有名義の土地が免税点以下になるんじゃないかという懸念なのかなと思っていますが、それが……
〔何事か声あり〕
○税務財政課長(宮嶋 栄君) 失礼しました。
納税義務者の一つのとらえ方としては、例えばほか何名というのと1人の名義の場合は、合算はしておりません。
以上です。
○議長(須貝龍夫君) 町長。
○町長(渡邊廣吉君) 担当課長、ちょっと勘違いしているようであります。
小川議員も十分承知のとおり、固定資産税の納税義務者というのは所有者課税であります。ですから、所有者である方が亡くなられた場合は、当然1月1日現在で納税義務があったとしても、亡くなればだれに課税するかと、いない人には課税できないわけでありますから、当然相続権のある方々に、どういう形での納税をしていただくかという協議になると思います。
それから、例えばせがれさんが自分の持っている土地と、それから亡くなられたお父さんの土地が免税点以下だと、そういう場合は、当然それぞれの所有権ごとに納税義務が発生しておりますので、それぞれに免税点の適用がなろうかと思いますので、合算はされないという理解だと思います。
以上です。
○議長(須貝龍夫君) 9番、五十嵐利榮さん。
○9番(五十嵐利榮君) 何点かお願いしたいんですが、まず第22条の寄附金に対する5,000円から2,000円に下げるということで、これは交付になったら、町民に何らかの形でこれを知らせる方法はどういう手段で、これは後に出てくる上場の配当の件も含めてですが、どういうふうに考えているか、まず1点お願いします。
それから、これ5,000円から2,000円に下げた場合、どの程度の件数で出てくるかという、その辺の予測はどういうふうにされているか、まずお願いします。
それから、今、小川議員からの質問で第53条を例にありましたが、今、説明受けた罰則規定というのは、もう第25条から第126条まで全部罰則規定なんですが、過去においてこのすべての条において過料はなかったと、こういうふうに受けとめてよいのかどうか、その辺一回確認させてください。
それから、これ当然国の税法が変わってこの税法を変えると思うんですが、こういう罰則強化しないと、簡単に言えば非常に失礼な人間がいて、やはりそれを取り締まるにはこういう方法がいいんだということで変わってきたのか、その背景についてわかったらお願いしたいと思います。
それから、第2条の配当の譲渡に対する軽減税率、これを2年、平成25年まで延ばすということですが、これについてはこのことによっての税のほうの影響はどの程度を見ているか、それをお願いします。
○議長(須貝龍夫君) 税務財政課長。
○税務財政課長(宮嶋 栄君) 五十嵐議員のご質問にお答えしますが、この条例が可決されたら、どういうふうに町民に広報やら周知するのかというご質問でありますが、これは町の広報またはホームページ等々で周知をしたいというふうに考えております。
あと、この寄附金の件数の見込みでございますが、なかなかこれは寄附金が、国もそうだと思いますけども、この下限を引き下げたという理由は、これはなかなか寄附する人がいないということが1つと、あとこの震災にやっぱり互助の精神も必要だろうということもあって、下げたんだというふうに聞いております。したがいまして、件数というのは今後どういうふうになるかは、ちょっと把握できかねます。ただ、今のところ、まだ指定寄附なんかも今回大分ふえていますので、ふるさと納税なんかありますので、そういうインパクトはあるかなと思っています。
あと、背景でございます。背景は確かに、この地方税法の前に申し上げますと、国税につきましては、昨年度の税制改正で同じように罰則規定を強化しています。したがいまして、地方税もそれに見習うと、右へ倣えすると、はっきり言うと足並みをそろえるということで、このたびの地方税法が改正されたというふうに働いているわけであります。ただ、五十嵐議員のように、じゃなぜその背景かというと、ペナルティーについては納税のそういう額が、滞納額がだんだんとふえてきて、やはり正当な、それこそ理由がなくて申告しなくて、例えば海外に逃れたり、そういう方が多く出てきたというふうなことから、こういった申告書の不提出犯に関してはペナルティーを重くしたと、そういうふうに理解しております。
あと、第2条のご質問でしたが、株式の特例措置、軽減税率の特例を2年間延長するという規定でありますが、町への影響ということでありますが、これはちょっと把握していません。はっきり言えば、この趣旨は個人株式等々の市場への参加を促すと、そういうふうな関係で出てきた法律改正でございますので、じゃ聖籠町民がどれぐらいの株式をやっているかというのは、ちょっと把握できませんので、これは把握できないということでご理解願いたいと思います。
以上です。
○議長(須貝龍夫君) ほかにありませんか。
〔「済みません。ちょっと」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) はい。
○税務財政課長(宮嶋 栄君) ちょっと答弁漏れがありました。
罰則につきましては、先ほど小川議員にも話ししたとおり、過料の罰則というのはないというふうに聞いております。
以上です。
○議長(須貝龍夫君) 9番、五十嵐利榮さん。
○9番(五十嵐利榮君) わかりましたが、町民に対する広報は、ぜひ町の広報でお願いしたいなと思います。それだけお願いしておきます。
○議長(須貝龍夫君) ほかにありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) これで質疑を終わります。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 討論なしと認めます。
これから議案第44号を採決します。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することに異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第44号 聖籠町税条例等の一部を改正する条例については原案のとおり可決されました。
11時20分まで休憩します。
休 憩 (午前11時 7分)
再 開 (午前11時20分)
○議長(須貝龍夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
○同意第2号 聖籠町教育委員会委員の任命につき同意を求めるについて
○議長(須貝龍夫君) 日程第3、同意第2号 聖籠町教育委員会委員の任命につき同意を求めるについてを議題とします。
町長から提案理由の説明を求めます。
町長。
○町長(渡邊廣吉君) 同意第2号 聖籠町教育委員会委員の任命につき同意を求めるについて提案理由を申し上げます。
平成23年9月30日をもって任期満了となります教育委員会委員、須貝渉氏の後任に聖籠町大字網代浜880番地8、渡邉あや子氏を任命したく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定に基づき、議会の同意を求めるものであります。
渡邉氏につきましては、3人の子育てに従事する傍ら、ガラス工芸や布、革を使った小物づくり等芸術文化活動に取り組んでおり、また平成19年から2年間聖籠町家庭・地域教育審議会委員を務められるなど人格、識見ともにすぐれた方であり、教育委員会委員としての活動に手腕を期待申し上げるものであります。
細部につきましては、総務課長に朗読説明させますので、ご審議の上、同意くださるようお願いいたします。
以上であります。
○議長(須貝龍夫君) 総務課長。
○総務課長(西脇道夫君)
〔議案朗読説明〕
○議長(須貝龍夫君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
11番、中村恵美子さん。
○11番(中村恵美子君) 須貝さんの後任ということで、須貝さんも現役の子育てということで、子供さん学校とか行かれていたと思うんですが、この渡邉さんに対しては3人の子供さんがいるということでは書いてありますが、現役の小学生なり中学生はいると思うんですが、その辺の確認と、あといろいろ教育委員として以前にも何人か今までやられていたわけですが、その中で教育委員として入学式とか卒業式とかにもやはり出席、特に三役さんの次に並んで出たりするわけなのですが、そういう中でもやはり出席の状況が悪いというようなときもありましたので、その辺なんかも頼むときに本当に例えば月1回とか、そういうふうな感じで頼まれていたり、あとほかにもあるかと思いますが、総文委員会のほうでも傍聴させていただいたんで、教育をするというふうなことは言っておりましたけれど、本当に最初のときにそういうことも含めながらいろいろと指導をしていかないと、また子供さんが小さかったりすると大変なことになりますので、その辺ちょっと、もう一度お願いいたします。
○議長(須貝龍夫君) 町長。
○町長(渡邊廣吉君) 中村議員の質問にお答えします。
これまで教育委員を1期務めてくれました須貝渉氏については、再任の意向も打診したんですが、やはり自分の勤めている会社の都合上、最近年齢とともに重要な立場になりつつあるというふうなことから、教育委員を1期4年間経験した中で、今ほどご指摘があったような行事等々に出る場合でも、そうするとやっぱり欠席せざるを得ないような状況も自分自身反省があるというふうなことから、やむなく辞退したいというふうなお願いがありました。そんなところで、本人の生活が第一でありますので、その辺を考慮しながら、なおかつ教育委員が今5名の中に女性が1人しかおりませんので、子育てに一番近い立場にあるこの渡邉あや子さん、今は高校3年生の長女と、それから聖籠中学3年生の次女、そして2歳の3女、3人の子供を持っている保護者でありますから、また先ほど提案理由の説明で申し上げたような人格等も、いろんな経験も豊富でありますので、そういう角度から、若いお母さんなりの教育に対するご提案と、また示唆に富んだご意見等もいけるんじゃなかろうかなという期待からであります。
以上であります。
○議長(須貝龍夫君) 11番、中村恵美子さん。
○11番(中村恵美子君) じゃ、教育長に伺いますが、今までも行ってきたと思うんですが、現役の中で須貝さんに限らず、やはりそういう出席率、名前が出ているのにもう出席しなかったりという場合もありますので、ぜひいろんな教育を含めながら、教育委員としての方向性を示していただきたいと思います。
○議長(須貝龍夫君) 教育長。
○教育長(伊藤順治君) 中村議員のご質問、ご指摘にお答えをいたしますけれども、今、教育委員会の役割も大変重要だというふうに言われていますし、見直しも含めて教育委員会の活性化ということも言われています。ある面では、教育委員会は要らないのではないかという極端な考えをされる方もおいでのようですけども、その中で町の教育を、学校、こども園の教育をしっかりやっていく上では、第三者的な教育委員会の役割をしっかり果たせるように私も努めてまいりたいと思いますし、教育委員の方も忙しい中でも参加をして、出席をしていただくということを切にお願いして、そのようにご努力をいただいております。定例会、臨時会、あるいは各種行事の参加についても、お忙しい中もご都合をつけていただいて、なるべく出席、参加をしていただきたいということでお願いをして、これからも仕事を、役割を果たしていただけるように私のほうからも切にお願いをしてまいりたいと思っておりますので、ご理解いただきたいと思います。
以上でございます。
○議長(須貝龍夫君) ほかにありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) これで質疑を終わります。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 討論なしと認めます。
これから同意第2号を採決します。
この採決は、聖籠町議会会議規則第82条第1項の規定により無記名投票で行います。
議場の出入り口を閉めます。
〔議場閉鎖〕
○議長(須貝龍夫君) ただいまの出席議員数は13名です。
次に、立会人を指名します。会議規則第32条第2項の規定により、5番、小林政榮さん、6番、田村冨美男さんを指名します。
投票用紙を配ります。
〔投票用紙配付〕
○議長(須貝龍夫君) 念のため申し上げます。本件の賛成の方は記入欄に賛成と、反対の方は反対と書いてください。
なお、賛否を表明しない投票及び賛否が明らかでない投票は否とします。
投票用紙の配付漏れはありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 配付漏れなしと認めます。
投票箱を点検します。
〔投票箱点検〕
○議長(須貝龍夫君) 異状なしと認めます。
ただいまから投票を行います。議席番号1番から順番に投票願います。
〔投 票〕
○議長(須貝龍夫君) 投票漏れはありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 投票漏れなしと認めます。
投票を終わります。
開票を行います。
5番、小林政榮さん、6番、田村冨美男さん、開票の立ち会いをお願いします。
〔開 票〕
○議長(須貝龍夫君) 投票の結果を報告します。
投票総数13票、そのうち賛成13票、反対ゼロ票、全会一致です。
したがって、同意第2号 聖籠町教育委員会委員の任命につき同意を求めるについては同意することに決定しました。
議場の出入り口を開きます。
〔議場開鎖〕
○諮問第1号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めるについて
○議長(須貝龍夫君) 日程第4、諮問第1号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めるについてを議題とします。
町長から提案理由の説明を求めます。
町長。
○町長(渡邊廣吉君) 諮問第1号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めるについて提案理由を申し上げます。
国民に保障されている基本的人権を擁護し、自由人権思想の普及、高揚を図るため、全国に人権擁護委員を置くことになっております。この委員に現在、聖籠町大字蓮野1165番地6、森猛義氏が法務大臣から委嘱されておりますが、平成23年12月31日で任期満了することから、同氏を再度委員にご推薦申し上げるものであります。
森氏は人格、識見ともに高く、広く社会の諸事情に通じ、地域社会で信頼も高い人であり、適任者であることから、人権擁護委員法第6条第3項の規定により議会の意見を求めるものであります。
細部につきましては、町民課長に朗読説明させますので、ご審議の上、答申くださるようお願いいたします。
以上であります。
○議長(須貝龍夫君) 町民課長。
○町民課長(二宮秀男君)
〔議案朗読説明〕
○議長(須貝龍夫君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
12番、小川益一郎さん。
○12番(小川益一郎君) 町長の考え方をお聞きしますが、人権擁護委員に森さんを推薦するということについてでございますが、森さんそのものについて、優秀な方だということは私も承知しておりますが、森さんは地場物産の取締役もされているというふうに聞いておりますし、商工会の副会長も現在しておるということであります。田宮会長が商工会の会長をやめたということでありますので、当然会長候補の一人であるわけであります。そうしますと、いろんな面で多忙な方になるんではないかというふうに思われます。さらにまた、この人権擁護委員をやるということは、非常に本人の仕事と相まって過重な負担がかかるだろうというふうに推測されます。
この人権擁護委員は他に人材がいないのかどうか、どこを切っても全部、聖籠町の場合の委員は、金太郎あめみたいに同じ顔が出てくるというのが非常に多いわけでありますが、広く町民にいろんなかかわりを持つというのは大変いいことでありますし、町長もそのような考え方をしておるわけでありますが、一般の人であれば委員を3期を限度としたいというような話をもうしておったわけでありますが、この同じ人を多様な役職につけるということについての考え方について、意見を聞きたいと思います。
○議長(須貝龍夫君) 町長。
○町長(渡邊廣吉君) 小川議員の質問にお答えします。
本来であれば、公務的な以外の役職については個人的な慣行の中での選任でありますから、できるだけ公務の性格上避けるべきだと理解しております。しかしながら、提案に当たっての時期においては、商工会の会長さんが辞職するとか云々ということについては、まだ見通しがない時期でありましたので、今後どうなるのか私わかりませんけども、その辺のことを踏まえながらも、なおかつ森氏については、これまで人権擁護委員として真摯に向き合いながら、いろんな研さんを積んでこられております。そういうやはり経験が町民の人権を保護していくという立場から、最も重要でないのかなと。
基本的には広く人材を求めていくというのは、小川議員からもご指摘があったように同感であります。そういう中で、なおかつやはり一般の方々がすぐ人権的な専門委員として法務大臣から委嘱されるということになりますと、なかなか意に沿った形で受けてくれないというのが現状にあります。そんな中で、やはり経験豊富で、そしてなおかつ年齢的にも若いわけですし、その辺を考慮しながら、やっぱり人格者として確認しながら提案していくというのが私の、これまでも申し上げてきましたけども、スタンスであります。できれば、そういう個人的な役職がないというふうなことになれば、お互いのそういう感情的なものも支配されないわけでありますから、非常にいいとは思うんですが、しかしながらこのたびはそういう形の中の推移でございますので、ご理解いただければなと思います。
以上です。
○議長(須貝龍夫君) 12番、小川益一郎さん。
○12番(小川益一郎君) 豊富な経験、それから人権擁護委員としての知識、こういうものは、当然長く務めればだれでも持つわけであります。初めてお願いする方は、だれでも初めてでありますから、そういうことについてはなかなか専門的な知識は持っていないと思うんですが、それでもベターな方はたくさんおると思うんです。したがって、ぜひ今後の、今これ提案していますので、これをどうこう、今、私は森さんがどうこうと言っておるわけではありませんが、広く町民の人材を求めて、いろんな意味で多くの方々からご意見をちょうだいする、あるいは活性化を図っていくという観点から、さまざまな各種委員については広く人材を求めていただきたいというふうに申し上げておきたいと思います。
○議長(須貝龍夫君) 町長。
○町長(渡邊廣吉君) 小川議員の質問にお答えします。
基本的には、先ほど申し上げたように同感であります。しかしながら、幾ら私が適材と認めてお願いしても、受けてくれない場合もあるわけでありますので、そういうやっぱり個人の事情もあるということも配慮しながら、適正な形での人材を確保していきたいというスタンスで今後も努めてまいりたいと思います。
以上です。
○議長(須貝龍夫君) 7番、宮澤光子さん。
○7番(宮澤光子君) 1点お願いしたいんですが、確認なんですが、森氏のことをどうのこうのではないんですが、今回3期目が終わり、4期目に入るということなんですが、この人権擁護委員5人いらっしゃるということで、一番長い期数というかは何年ぐらいされているのか。改めて確認なんですが、1期というのは3年でしたでしょうか、4年でしたでしょうか、そこのところをお願いしたいというふうに思います。
それと、町の民生委員のことでいうと、75歳をめどに定年みたいな形で卒業されていくようなことを耳にしていますが、この人権擁護の役職ということに関しては、民生委員のことが当てはまるのか、いや、先ほど町長がおっしゃったように経験と要するに知識と、そういうものが生かせるわけだから、年齢は関係ないし、期数も関係ないしというふうな考え方なのか、そこのところをお願いいたします。
○議長(須貝龍夫君) 町長。
○町長(渡邊廣吉君) 宮澤議員の質問にお答えしますが、現在においても森氏と同じような形で、経験を踏まえながらお願いしている方はいるかと思われます。また、今ほど質問ありましたような民生委員の推薦基準といいますか、これは法務大臣のほうでたしか75歳以上は遠慮してほしいという内規みたいなのがあるようであります。したがって、町のほうでいろいろと相談を受ける場合は、できる限り60歳以上から70歳までの間の方を考えながら人選をしていくような、そしてまた推薦委員会に諮るような措置を講じております。
しかしながら、人権擁護委員については、そのような規定はお聞きしておりません。また、任期も3年ということでありますので、そういう中ではございますが、しかしながら高齢者を否定するわけではないんですけども、やはり人権というのは子供から大人まで、高齢者まですべての年齢層に影響を及ぼす仕事でございますので、そういう配慮からすれば適齢年齢ってあると思いますので、その辺のことを考慮して、今後は人材の確保をしながら推薦手続をとっていくという、先ほど小川議員に申し上げましたような考え方でいきたいと基本的に考えておりますので、ご理解いただければと。
以上です。
○議長(須貝龍夫君) 町民課長。
○町民課長(二宮秀男君) 5人おります人権擁護委員の方の中で、任期が長い方という質問でございますか。5人のうち、お一人が4期目を終わっております方がおります。5期目今やっている方がお一人おります。
以上でございます。
○議長(須貝龍夫君) ほかにありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) これで質疑を終わります。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 討論なしと認めます。
これから諮問第1号を採決します。
お諮りします。本件は適任とすることに異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 異議なしと認めます。
したがって、諮問第1号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めるについては適任とすることに決定しました。
○議案第45号 物品購入契約の締結について〔生ごみ処理器購入〕
○議長(須貝龍夫君) 日程第5、議案第45号 物品購入契約の締結についてを議題とします。
町長から提案理由の説明を求めます。
町長。
○町長(渡邊廣吉君) 議案第45号 物品購入契約の締結について〔生ごみ処理器購入〕でありますが、提案理由を申し上げます。
本物品につきましては、予定価格が700万円以上のため、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、議会の議決を求めるものであります。
細部につきましては、税務財政課長に朗読説明させますので、ご審議の上、議決くださるようお願いいたします。
以上であります。
○議長(須貝龍夫君) 税務財政課長。
○税務財政課長(宮嶋 栄君)
〔議案朗読説明〕
○議長(須貝龍夫君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
12番、小川益一郎さん。
○12番(小川益一郎君) 生ごみが、山倉学区が今やっているわけですが、亀代地区、蓮野地区が100%稼働になった場合、この能力で十分なのかどうかお聞きしたいと思います。
それから、今現在、生ごみを堆肥化することによって、燃えるごみ、いわゆる豊栄の処分場における我が町の減収量はどうなっているのか、金額にしてどの程度、今までの実績から比べると減収額に貢献しているのか。
それから、今現在の生ごみの成果品がどのように利用され、それがどう我が町の農作物の生産者に貢献しているのかお聞きしたいと思います。
○議長(須貝龍夫君) 生活環境課長。
○生活環境課長(安達行法君) 小川議員の質問にお答えいたします。
山倉学区は、ことしから100%生ごみ収集ということで実施させていただいております。この実施の実績といたしまして、1日平均約600キログラムですか、こういったものが入っております。そこで8月末までの投入量といたしまして4万4,958キログラム、約46トンの生ごみが投入されております。そこで処理されたものが堆肥として出てくるわけですが、3,830キログラム、約3.8トンですか、この量が生ごみとして排出されております。
この生ごみを収集した結果、豊栄の環境センターでどのぐらいの金額が削減されたかという質問だったと思いますけれども、現在のところ、ほかの生ごみとか、それから可燃ごみとか、そういったものが搬入されておりまして、来年度にその結果が全体のものとして出てまいりますので、現在のところ、まだはっきりとした数字を今つかんでおりません。
それから、成果品をどのように使われているかということでございますけれども、現在のところ、まだことし生産した堆肥につきましては、ストックをした状況であります。
以上であります。
○議長(須貝龍夫君) 12番、小川益一郎さん。
○12番(小川益一郎君) 私が聞いているのは、全町が100%稼働した場合この能力で十分なのかと、こういうことを聞いているわけです。
それと、投入量の実績はわかりました。投入量の実績がわかれば、豊栄の環境センターに持ち込んでいる前年比対比というのが出るわけでありますから、今まで豊栄へ持っていったのは100であったけれども、今は80とか、75とか、こういうふうにならないと、減収分というのは何のためにやっているかわからんわけですから、経費削減とあわせて農家の皆さんの生産に資するということがこれは大きな目的でなければならんわけでありますので、この点お聞きしたいと思います。
また、これ今ストックしているということですが、なぜストックをしていなければならんのか、これは使用ができないのか、どういうこれからの用途を考えているのかお聞きしたいと思います。
○議長(須貝龍夫君) 生活環境課長。
○生活環境課長(安達行法君) 豊栄の環境センターへ出している可燃ごみと生ごみの計算につきましては、現在手元にございませんので、今回答することができません。よろしくお願いしたいと思います。
また、全町に広げた場合この3台の、今1台入っておりますけれども、3台で十分なのかということでございますが、十分対応できる量として考えております。この機械が1台、容量が1,600キログラムということでございます。ただ、この1,600キログラムの中には種になる堆肥が半分ほど入っていないと、生ごみ堆肥として24時間で堆肥化できない品物であります。ですから、実際に投入できる量がその半分ということで、800キログラムが1日の処理量ということになります。そこで、ことし1年間、今までですね、春先からやってきた中で、最大で夏場で1,200キログラム、こういった量が入ってきておりました。そうしますと、その量が全部投入できないわけですから、次の日に投入するということもございましたけれども、平均いたしますと約600キログラムの生ごみの収集量がございますので、ほぼその1台で十分だということであります。そこで、3学区に広げた場合同様のようなことが考えられまして、試算いたしますと、この3台で十分各学区の生ごみについては処理できるということで考えております。
それから、生ごみの堆肥化されたものの用途ということで、なぜストックされているかということでございますけれども、使用する生ごみにつきましては、農家の使用時期とか、そういったものもございますので、時期に応じて出荷していきたいということで考えております。それから、この堆肥につきましては、現在堆肥の認定を取る作業をやっておりまして、認定業者にその申請をして受理されております。その結果が出てきた段階で、順次農家のほうへ出していきたいということで考えております。
以上です。
○議長(須貝龍夫君) 間もなくお昼ですが、この件が終了するまで続けていきたいと思いますので、ご協力をお願いいたします。
12番、小川益一郎さん。
○12番(小川益一郎君) その減収額がわからないというのはどういうことでしょうか。今資料がなければ、後で教えてください、この場で。
それから、前回たしかどなたかの議員がこの会場で、使用する認証を取るということについては何か質問あって、すぐ取ったとかという話、ちょっと私記憶にあるんですが、じゃそれはいつ取って、いつから使用できるのか。4月から動いているわけでありますし、そのほかの試行期間というのもあったわけでありますので、もう何年もたつわけでありますから、どういう対応を今までしてきたのか。山倉学区が全面稼働したのは4月からかもしれませんが、試行期間もあって、モデル地区を定めてずっとやってきたわけでありますから、十分な時間と、そういう対応をできる時間があったはずでありますので、どうなっているのかお聞きしたいと思います。
それで、この資料の生ごみ処理器の処理能力800キロというのは、これは2台で800キロなんですか、それとも1台分なんですか、これもじゃあわせてお聞きしたいと思います。
いずれにいたしましても、せっかく億の金を出してつくったわけでありますが、その成果品が何らストック状態で効果を発揮していないということになると、これはまた大変なことになるわけでありますので、どんなふうなこれから計画があって、どういう実績をこれから残すのか、見通しがなくて対応しているというふうにしか見れないわけでありますので、もう一度お聞きします。
○議長(須貝龍夫君) 生活環境課長。
○生活環境課長(安達行法君) 先ほどデータがないということで、後で豊栄での環境センターの生ごみの減量については報告させていただきたいと思います。
それから、成果品の堆肥につきましては、農業者の協力を得ながら、今までこの堆肥の使用については実験的にやらせていただいております。その効果も十分効果があるということで報告も上がっておりますし、実績を私どもはデータとしてもらっております。今後そういった使用農家を広げていきたいというふうに考えております。
それから、この認定を取る時期ということでございますけれども、前の議会でも答弁申し上げましたが、8月に一応この認定を取る作業を行いたいということで進めてまいりました。8月中にたしか認定作業をしていただくように、業者のほうに物を出しております。その結果、現場のほうへ確認に来るということがございますし、まだその認定の報告は受けておりません。私どものほうからは、一応認定業者のほうへは書類を上げて、向こうでも受理されたという状況であります。
それから、このテクノビットの処理能力でありますけれども、800キログラムというのは1台800キロ処理できると、先ほど申し上げましたけれども、1台の投入すべての容量といたしましては1,600キログラムという容量がありますけれども、その中に、種になる要は、菌が必要でございます。その菌が約半分入っていないと、24時間で堆肥にならないということでございますので、800キログラムの1日の処理量として1台の能力とさせていただいております。
以上であります。
○議長(須貝龍夫君) 3番、渡辺利道さん。
○3番(渡辺利道君) 今ほどの答弁の補足の質問を1つと、もう一つ、この契約の相手方の会社、初めて聞く名前なものですから、当然契約される以上、その会社の実績とか、そういうものは調査されていると思いますので、1点目は、まず1つは2台入れる、全町で3台で間に合うということである以上、当然処理計画があって、それに十分能力のあるものとして機器の購入、導入をされていると思いますので、その計画で結構ですので、計画生ごみ1日何トン、何百キロでもいいですけども、それを教えていただきたいということと、繰り返しになりますけども、コープエンジニアリングというのはどういう会社なのかを教えていただきたいと思います。
○議長(須貝龍夫君) 生活環境課長。
○生活環境課長(安達行法君) 渡辺議員の質問にお答えいたします。
このコープエンジニアリングというのは、新潟市の太郎代ということで住所を記載されておりますが、この会社につきましては、やはりこういう生ごみとか、そういったものの堆肥化について実績を持っている業者でありまして、他への納入もあるという実績をつかんでおります。そこで、私どももその実績に基づきまして、導入するに当たりまして現場のほうへ参りまして、先進地でございますけれども、そういったところの視察をしながら生ごみ堆肥の実績、能力、そういったものも確認をしてまいっているものであります。
それから、生ごみの聖籠町での1日の集荷量ということで、どのぐらいの計算をされているかということでございますけれども、約1,800キログラムということで私ども試算をして考えております。これにつきましては、夏場とか冬場で若干の差が出てまいることも考慮した平均的な数字としてお考えいただければと思います。
以上です。
○議長(須貝龍夫君) 3番、渡辺利道さん。
○3番(渡辺利道君) それでは、生ごみ処理については、この契約する会社は十分実績があるということで調査されたということですから、それはそれでわかりました。
1日の処理計画1,800キロというふうにお伺いしたんですけども、先ほどの課長の説明ですと1台当たり800キロなんですけども、3台掛ければ2,400キロということで、処理能力は十分満たすんですが、半分は種の堆肥を入れなきゃいけないということで、そこからすると処理能力が足りないように感じるんですけど、これはどういう計算になるのか、もう一度ご回答をいただけますか。
○議長(須貝龍夫君) 生活環境課長。
○生活環境課長(安達行法君) 大変申しわけありませんでした。この1,800キロというのはマックスでの計算でありまして、出ない日も当然出てまいります。収集日が毎日収集しているわけではございませんので、その収集日以外のところでの処理というのも十分考えられるということで、ここには余裕があるという考え方でございます。
以上です。
○議長(須貝龍夫君) 3番、渡辺利道さん。
○3番(渡辺利道君) じゃ、最後もう一回だけ。
それでは、平均当然出されて計算されていると思うんですけども、年間どのぐらいの処理を予定しているのかだけ教えてください。
○議長(須貝龍夫君) 生活環境課長。
○生活環境課長(安達行法君) 済みません。今手元にその数字がございませんので、大変申しわけありませんが、後ほど資料を持ちます。よろしくお願いします。
○議長(須貝龍夫君) ほかにありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) これで質疑を終わります。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 討論なしと認めます。
これから議案第45号を採決します。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することに異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第45号 物品購入契約の締結については原案のとおり可決されました。
13時15分まで休憩します。
休 憩 (午後 0時 8分)
再 開 (午後 1時15分)
○議長(須貝龍夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
生活環境課長。
○生活環境課長(安達行法君) 休憩前の質問の中で漏れがございましたので、ここで答弁いたします。
最初に、小川議員のほうから豊栄環境センターへの搬入について質問がございましたが、この部分につきましては、昨年度と今年度との今までの時期の搬入量の関係だったと思います。これは、昨年4月から8月まで1,060トンでございました。ことしは、4月から8月まで1,039トンでございます。マイナス21トンとなっております。これは、全く毎年同じ量が出るということではございませんけれども、生ごみ、可燃ごみの部分がこの21トンの減というところに貢献しているというふうに考えております。
次に、渡辺議員の質問でございましたが、年間の利用の計画ということで、どのようになっているかということでございました。私、先ほど1日平均3台合計して1,800キログラムの収集量があるということで申し上げまして、年間の処理量と勘違いされた部分もあったかなと思います。ここは、まず年間の収集量ではなく、1日平均の収集量が1,800キログラムということであります。それを3台で処理しますと、年間約432トンの実績を計算しております。実際の処理量といたしましては、3台で2.4トンの処理能力があるということになりますので、これは年間で収集日を換算いたしますと、576トンということであります。この割合を計算いたしますと、約75%の容量で余裕があるということでございます。
以上です。
○議案第46号 物品購入契約の締結について〔学校給食共同調理場用備品購入
(スチームコンベクションオーブン)〕
○議長(須貝龍夫君) 日程第6、議案第46号 物品購入契約の締結についてを議題とします。
町長から提案理由の説明を求めます。
町長。
○町長(渡邊廣吉君) 議案第46号 物品購入契約の締結について〔学校給食共同調理場用備品購入(スチームコンベクションオーブン)〕でありますが、提案理由を申し上げます。
本物品につきましては、予定価格が700万円以上のため、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により議会の議決を求めるものであります。
細部につきましては、税務財政課長に朗読説明させますので、ご審議の上、議決くださるようお願いいたします。
以上であります。
○議長(須貝龍夫君) 税務財政課長。
○税務財政課長(宮嶋 栄君)
〔議案朗読説明〕
○議長(須貝龍夫君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
12番、小川益一郎さん。
○12番(小川益一郎君) 5者を指名して競争入札に参加させたわけでありますが、1者が辞退したということで4者でやったということなんですが、この指名業者を見ますと、それぞれメーカーあるいは専門業者であります。研冷さんのみがちょっと違うのかなという感じをしておるわけでありますが、今までも私は何回か指摘をしてきたんですが、ことごとく町のこういう設備を入れる場合研冷工業が落札をしておるという実績があります、過去の。農産物加工センターとか結いハートのいろんな設備機器を入れているわけでありますが、非常に奇異に感じておるわけであります。この工事業者が入るならば、例えば聖籠町の曽根建さんとか、あるいは新発田市の石井組さん初め、伊藤組さん、岩村組さん、あるいは新発田建設さんというのがあります。そして、その方々も十分こういう工事にたえ得る知識と能力があるはずでありますが、なぜか研冷工業だけがいつもこういうところに入ってくる。巷間、町長の親戚だからというような話まで聞かされておるわけであります。非常にうさん臭い話が聞かれてくるわけでありますが、この辺の内容について、少しオープンな形で指名をしたらいかがかなというふうに感じておるわけでありますが、どのような選定基準でこの業者を選んだのかお聞きしたいと思います。
○議長(須貝龍夫君) 総務課長。
○総務課長(西脇道夫君) 今ほど選定基準についてのご質問でありますので、指名委員会ということでお答えしたいと思います。
ご指摘のとおり5者を指名いたしました。これにつきましては、聖籠町の物品入札参加資格名簿の中で、いわゆる物品の営業品目、いわゆる機械類を取り扱うということの中から指名をいたしております。あわせて、今町内業者である研冷工業についてのご指摘もございましたが、基本的には工事の考え方になるわけですが、物品も当然考え方としては準じるわけですが、指名競争の基本的な考え方は小川議員もご承知のとおりだと思うんですが、まずは適応する業者の選定、それから中小企業の育成、いわゆる受注機会を与えると、これが基本的には原則になりますし、その次において今度は区域的な考慮、当然町内に主たる営業所とかといったものも配慮するということになりますので、いわゆる機械類としての取り扱いが可能であると、過去においても実績があるということであれば、指名委員会としては当然町内に営業所があるということで、指名の対象とするという考え方を持っているということであります。
以上です。
○議長(須貝龍夫君) ほかにありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) これで質疑を終わります。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 討論なしと認めます。
これから議案第46号を採決します。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することに異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第46号 物品購入契約の締結については原案のとおり可決されました。
○議案第47号 平成23年度聖籠町一般会計補正予算(第5号)
○議長(須貝龍夫君) 日程第7、議案第47号 平成23年度聖籠町一般会計補正予算(第5号)を議題とします。
町長から提案理由の説明を求めます。
町長。
○町長(渡邊廣吉君) 議案第47号 平成23年度聖籠町一般会計補正予算(第5号)について提案理由を申し上げます。
既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ9,822万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ75億3,110万円と定める補正予算であります。
主な補正につきましては、次のとおりであります。まず、歳入ですが、東日本大震災救援負担金ということで県からの負担金7,374万9,000円、特別会計繰入金1,032万4,000円、繰越金の充当で974万8,000円であります。
歳出でありますが、宿泊施設借り上げ料として3,000万円、水田農業確立対策補助金として815万円、聖籠町地域活性化対策事業補助金として3,226万6,000円であります。
細部につきましては、税務財政課長に朗読説明させますので、ご審議の上、議決くださるようお願いいたします。
以上であります。
○議長(須貝龍夫君) 税務財政課長。
○税務財政課長(宮嶋 栄君)
〔議案朗読説明〕
○議長(須貝龍夫君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
9番、五十嵐利榮さん。
○9番(五十嵐利榮君) じゃ、何点かお願いします。
最初に、この補正のとこには出てこなかったんですが、最近ざぶーんのお湯が出なくなったということで、町民の皆さんから非常にそういうどうなっているんだ、いつ直るんだという声が私のほうにも来ているんです、たくさん。私もよくわからないで、今沸かし湯でやっているということは聞いているんで、そういう町民の状況とこの補正を絡めて、今上がっていないんですが、これの修理の見通しといいますか、ざぶーんの今お湯が出ないということは大変なことなんですが、その辺の状況について、この期間に最終日までに補正を上げる予定があるかどうかを含めて、今のざぶーんの状況がわかったらまずお願いしたいなというふうに思います。
それから、じゃページごとに若干。まず、10ページの環境バス、事業費の運転要員176万4,000円上がっています。これは、私も総文委員会を傍聴させていただいて、人員が乗車する人がふえて、今の6名体制じゃなかなか大変になったと、こういう話も聞いていますが、そこで伺いたいのは、確かにこれは人の命を預かる運転ですから、運転員をいろいろ差し繰りしているということでしたが、今の状況からすると、これは臨時の人ですから、三六協定は結んでいないかもしれませんが、現業部門ですから、三六協定を結ぶに値する場所だと思うんですが、今の体制でいくと、その運転員の皆さんは非常に過剰な残業までやらざるを得ないのかどうか、その辺の大変だという状況のどの程度になっているかということをまず1つ説明いただきたいと思いますし、それからお客さんがふえているということは、これは町民の皆さんの利用がふえているということですから、非常にいいことだと思いますが、今まで6名体制のときに比べて大変になったから、今7名にしたいと、こういうことですが、どの程度のお客さんがふえてきているのか、その期間ですね。この働く運転手の皆さんの労働条件はどういう程度になっているかということと、お客さんは現実にどの程度ふえてきている、それからこれから冬へ向かいますから、冬場になるとますますふえる可能性があると思いますが、その辺の見通しについてまずお願いします。
次は、19ページで、農地・水・環境事業で167万2,000円、これは厚産委員会のときも私質問をして、副町長の見解もお聞きしたんですが、これ町長の考え方をお聞きしたいんですけど、この事業についてはもう5年前に始まって、今回ことし5年で終わるということで、国が半分、県が4分の1、町が4分の1出してずっと事業をやってきて、聖籠町の場合は大体150町歩ですから、耕地面積の約15%ということで、この5年間、具体的には蓮潟集落と蓮野集落ということで、特定の集落の皆さんが、ある意味ではそれをやるために皆さんが働いて、美化とか環境の対策をやったということがありますが、別の見方すれば、そこの皆さんだけがその恩恵を受けてきたと、こういう見方もできるわけです。というのは、県の平均でいけば、これは耕地面積の約50%はこの事業に該当していると、旧町村単位でいえば100%該当しているところもあると、こういうことの中で、なおかつ聖籠町は経過の中で、申請したけれど、もう枠がないから、だめだよというふうに断られた集落もあるわけです。そして、結果的にこの金額が5年間で大体3,300万円ほど入っているわけです、国、県、町の税金が。今回で終わりだと思ったら、今度はハード部門を中心にまた5年間延長すると。そうすると、6,600万円ぐらいもう特定の集落にこのお金が入っていくと、こういうことになるわけです。そうすると、私は同じ農業をやっている皆さん、これは農業者以外の業者のところにも一部金が入るみたいですが、非常に不公平じゃないかというふうに思うんです、経過からして、それから中身からして。そういう意味からして、ただ国の指定は厚産委員会で聞きましたら、今までやっていたところに限ると、こういうふうなことでそれもお聞きしました。
そこで、私は、これは町長の見解を聞きたいんですが、この少なくとも、考え方として、県の平均では50%の耕地該当させていると、こういう実態があるわけですし、それはもちろんいろんないきさつからそういう、私から見れば非常に特異な部分的な集落しかその恩恵を受けていないと、こういう観点からすれば、残りの部分を5年間ある程度、これは国と県はもうこれ以上出せないということであれば、多分出さないんでしょうけど、町が少なくとも希望があれば、県の平均の50%ぐらいのとこまでは町が出してそれに対応するというふうなことができないものか、その辺について一回町長の考えをまずお聞きしたいなというふうに思います。
それから、3つ目は21ページの聖籠町の地域活性化事業の件で、これも3,226万6,000円、これは私はもう全然異論はないんです。これで本当、非常に町の活性化になるということでいいんですが、この間のたしか一般質問かのときも、もっと地元の業者にこの該当するのをふやしたほうがいいんじゃないかなという意見も出ていましたし、この間の厚産委員会のときも、前商工会の会長さんからもぜひそういうふうな検討をするべきじゃないかというふうな意見も出ているんです。ですから、これをやるに当たって、ある程度この施行の段階でもう少し、これは聖籠町にいる業者は本社が聖籠町になくても聖籠町の業者だということはよく私らもわかりますが、本当に地元に本社を置いて地元で生活をしているという業者にもう少しある程度配分がいくような施策、これは事務的などういうふうなやり方がいいかわかりませんが、今回の施行に当たってその辺が指導してできないかどうか、その辺の検討をできないものか、その3点お願いします。
○議長(須貝龍夫君) 町長。
○町長(渡邊廣吉君) 五十嵐議員の質問にお答えします。まず、政策的なことで関連するものについては私が答弁して、あとは担当課長のほうが答弁します。
まず、第1のざぶーんの件でありますが、ご承知のように予算を議決いただいて、この9月5日から15日までの10日間におふろ、浴場等の改修工事をさせてもらって、その改修工事中に源泉井戸の状況が非常に不安定な状況になったということで、一時源泉がストップした時期がありました。これが9月15日の二、三日前にそういう現象が起きました。そんなことで、いろいろと業者との調整をさせてもらったんですが、結果的に新しいポンプを入れて揚水しているんですが、地震等の影響等もあって、これまでの温泉層の中のガスの量といいますか、温泉層にまざっているガス量が非常に余計になったと、そんなことから、ガスの量が多いということは、ある意味では自噴の可能性もあるわけでありますが、また反対からいうと、そのことによって引き上げるといいますか、そういう温泉水のそれを抑制する要素があるというふうなことで、日量、毎分50リッターですか、本来であれば、一番最初は毎分326リッターというふうなことでしたんですが、今は大体調整して120リッターくらいに調整しておるんですが、それが50ないし70ぐらいしか確保できないという状況にもなりました。そんなことで、業者に来てもらってこれまでの経過を全部調整した結果、この二、三日の間にポンプを揚げて、そしてポンプの中にガスの抜く、ポンプの先に特別な装置をつけまして、それで入れてみて様子を見ようという今措置を講ずる予定にしております。それで、それが安定するようであれば、また改めて今度ステンレス製のきちんとしたそういう設備をして、2年ないし3年くらいの長期にわたって対応できる、ガスに対応する、そういう送湯ポンプを整備しようということで考えております。ですから、ここ二、三日の間にその辺が結果が出るものとは考えている。
そんなことから、会社のほうから、無理して利用者の皆さんに源泉の垂れ流しとか云々というふうなことで、または沸かし湯だなんていう誤解を招くようなことがあっては困りますので、そのことをきちんと説明しながら、理解を求めて利用していただくような対応をとっています。それで、今は大浴場のほうは一応沸かし湯でさせてもらっております。結局毎分50リッターくらいしかないものですから、それを揚水してもらって、揚湯してもらって、それをタンクの中へ入れて対応すると。一応排水は、うちの場合はシステム的に全部流すような、排水路に流すようになっちゃって、月岡あたりですとシステムが排水をまた循環させて、さらにタンクの中でろ過させて、そしてまた使うと、ですから月岡あたりですと毎分20リッターとか50リッターでも、温泉宿についてはうまく機能的にやっているとこが多いんですけども、聖籠町の場合は50リッターが仮にあったとしても、それができないような状況になっているというふうなことで、今会社のほうでも利用者に迷惑をかけているというふうなことでおわび申し上げながら、そしてまた沸かし湯については料金についても特別な、町のほうに要請を図って、町のほうでもそれを承認しながら、格安の中で対応させてもらっているような現状にありますので、ご迷惑かけているようでありますが、よろしくご理解いただければと思います。
それから、水・環境保全の関係の点でありますが、五十嵐議員おっしゃるように、この制度そのものが非常に国のほうも制度的にあいまいなところがあるんです。そして、県そのものも国の予算を獲得した中で、いかに制度的にはいい制度で活用しやすいような事業なんですが、あえてそれに対する予算の確保といいますか、これらがなかなか容易にできていない。それで、県でも県下全体の中で、ある程度モデル的なところを優先して配分してしまうという経過があります。そんな中で、蓮潟とか蓮野とか、最近その意向に沿ってやりたいという方々が多く出てきたんですが、しかしそれに対して対応ができないというのが今の現状だと思っています。しかしながら、今町のほうで取り組んでいる地区についてはそれなりの成果も出ておりますので、五十嵐議員から町単独での考え方はできないのかということでありますが、この事業についてはそんなに予算的な対応も多く必要がないわけで、ソフトの分も多いわけでございますので、そういうことも含めながら、検討に値するのかなと考えております。これは、次年度の対策の一環として検討させてもらえればありがたいなと思います。
ほかのことについては、担当課長から答弁させます。
以上です。
○議長(須貝龍夫君) 生活環境課長。
○生活環境課長(安達行法君) 五十嵐議員の質問にお答えいたします。
まず、循環バスの事業費の中での運転員の賃金ということでございますが、これにつきましてはご指摘のように6名体制で実施しておりますけれども、近年の年間業者人数が約4万4,000人から4万7,000人ということで推移しております。その中で、大幅にふえたということではございませんけれども、朝のはまなすの1便が次第浜から佐々木まで行く路線でありますけれども、これが途中で乗れない人が出てくるという状況が最近出てまいりました。ことしの春先からでありますけれども、出てまいりました。私どもの運行しているバスにつきましては、35人乗りのバスでありますが、約10名程度の乗り残しが発生する日があるということでございまして、私どものほうの対応といたしましては、その循環バスにプラス聖籠中学校からもう一台マイクロバスをチャーターして、運転員を確保しながら佐々木駅まで行くという路線変更という形で進めております。運転員につきましては、午後1時から午後ずっと勤務する職員を、運転員を朝、早朝の1便のみ運行していただくということで時間外対応をしているということであります。
以上です。
○議長(須貝龍夫君) 産業観光課長。
○産業観光課長(八幡 裕君) それでは、ご質問にお答えします。
21ページの聖籠町地域活性化券の関係でございますけども、内容につきましては町長が一般質問に答弁したとおりというようなことで、最終的な結論は出ておりませんけども、それを受けまして私ども事務屋が商工会の事務屋たちと打ち合わせ、情報交換をいたしました。その結果、例えば2%をいただくということになると、薄利多売の大型店が多いというようなこともございまして、果たして参加してくれるかどうかというのが、ちょっと非常に大きな問題だと、仮に薄利多売でやっている中で参加を得られないということになると、町民が今度非常に不便を来すということもあります。あと、大型店の区分けでございますけども、新発田市のを例にとりますと、人口約10万人に対して2億5,000万円の規模ですか、本町につきましては1万4,000人に対して2億円というようなことと、あと大型店の所在というか、存在についても条件がかなり違うということ等もございまして、それともう一点、大型店と普通の町内商工業者を分けた場合の事務対応が商工会ではちょっとできかねると、間違いのもとになるというようなこともございました。そんなようなことで、大型店と区別するということになると、その割合にもよるかと思いますけども、果たして券が町民にうまく利用していただけるのかというふうな問題点も情報交換を通してあったということでございます。
また、建設券につきましても、これからちょうど冬場に向かうというようなことで、今まで行っている中では電気工事、建設というようなことで1,000万円超ぐらいあったと思いますけども、そういうことで利用していただいておりますけども、それを区分けしてやった場合、季節的に真冬に向かうというようなことで、非常に問題があるというようなことで情報交換しています。
町長のほうには最終的に後で報告いたしまして、町長は自分で指示するというふうに言っておりますので、今そんなふうな状況であるということであります。
以上でございます。
○議長(須貝龍夫君) 9番、五十嵐利榮さん。
○9番(五十嵐利榮君) まず、ざぶーんの件については大体概況はわかりましたが、町民の皆さんは結構私のところにもたくさんそういう問い合わせなり来ているもんですから、ぜひ早く直して、最近何回かこういうざぶーんのお湯の絡みの事故があって、何か根本的に直したほうがいいんじゃないかというような、その根本的というのはどういうことなのか、新たに掘るということなのかどうかを含めて、そういう声もあるんですが、これはプロの人が一番よくわかるんでしょうが、やはり町外の人は逆にざぶーんどうなっているんだとか、そういう声もあるもんですから、要らぬ、そういう雑音を入らないようにぜひお願いしたいなということで、その辺よろしくお願いしたいなというふうに、私もざぶーんのファンの会員の一人ですんで、非常にそういう面ではやっぱり心配している一人なんで、よろしくお願いしたいと思います。
それから、町長の来年度に向けて水・環境事業を検討するという答弁いただきましたので、ぜひよろしくご検討をお願いしたいと思います。
それから、エコバスの件は大体わかりました。確かにもう乗れない人が出るということは、乗る人にとってはこれはもう一番の大変なことですから、それは当然そういう対応をしてもらわんばないと思うんですが、今の答弁の中で、具体的に今のまんまいくと、働いている人はどの程度1日なり1週間なり稼働、いわゆる労働がどの程度ふえているか、時間的に見ると相当、例えば1カ月100時間も残業するような状況になっているのかどうか、その辺の状況についてはどう把握されているか、その辺、さっき私現業部門で、しかも人の命を預かる運転という業務ですから、やはりそういう状況であれば疲労が重なって、これはもう当然すぐにでもかえてもらわなきゃないというふうに、あるいはふやしてもらわんきゃないということになると思いますんで、その辺を踏まえて、どういうふうに把握されているかということをもう少し数値的にわかったらお願いします。
それから、活性化券は、私が今質問したのは、2%云々という答弁がありました。それは関係ないんです。あくまでも今までの経過からすると、大型店が約5割と、それでそれ以外のところでパーセントがありましたが、この間の一般質問の件、そして昨日の委員会でも、さらにもう少し地元の、いわゆる簡単に言えば中小業者ですか、そこにもう少し活性化券のあれが行くようなやり方ができないかという委員会での話もありましたので、それを踏まえて、事務的にこれは商工会がやるのか、役場のほうとしてやるのか、いろいろやり方はあると思いますが、もう少し工夫して、何か具体的にそれを地元の業者にもう少し比率がプラス、というのは発行の段階でも何%は、そっちへ行くというふうな形のものができるかどうかということをご検討できないかなということでの。もう一回お願いします。
○議長(須貝龍夫君) 町長。
○町長(渡邊廣吉君) 五十嵐議員の質問にお答えします。
ざぶーんの件については、当然抜本的な改修を予定しなければならない時期も来ると思うんですが、今はその都度そういう状況になっては困るということで、抜本的に原因を調査し、それでちょっと時間かかっています。この際きちんとやはり将来的に安定した用途ができるように、そういう考え方で臨んでおりますので、ご理解いただければと。
以上です。
○議長(須貝龍夫君) 生活環境課長。
○生活環境課長(安達行法君) 運転員の時間外につきましては、100時間という数字には到底なりません。1人が十数時間ということで今推移しております。はっきりした数字につきましては、それぞれその月々でありますので、今ここではなかなかはっきりとは申し上げられません。
以上です。
○議長(須貝龍夫君) 産業観光課長。
○産業観光課長(八幡 裕君) 地域活性化券の大型店の関係につきましては、五十嵐議員がおっしゃられたとおり、それも視野に入れて検討をさせていただきたいと思います。
以上でございます。
○議長(須貝龍夫君) 12番、小川益一郎さん。
○12番(小川益一郎君) 5ページ、歳入の東日本大震災の災害救援負担金7,374万9,000円がありますが、これはどういう基準で入ってきているのか、この歳入基準の明細がわかったら教えてください。
それから、11ページ、これは13番の、2目の13節委託金ですが、コンビニ収納システムの改修業務のお願い214万2,000円上がっていますが、これは私は一般質問でも収納業務の向上ということで、コンビニのみならず、ゆうちょ銀行の活用をどうするんだということを提案して、取り組みたいという町長の答弁があったわけでありますが、そのゆうちょ銀行に対する納税のお願いといいますか、その辺は今どうなっているのか、じゃお聞きしたいと思いますが、これは総文委員会でも議論があったんですが、コンビニで軽自動車税のみ取り扱うということでありますが、納税者の立場からいえば、軽自動車税を納めても、ほかの税目が納入できないということになると、2度足を運ばなければならんということになるわけであります。4税目一括、住民税、固定資産税、国保税、あるいは軽自動車税、こういう4税一括納入されるようなシステムがないと、納税義務者はまた二度手間になるということになりますし、ぜひこのコンビニでやるんであれば、4税一括納入できるシステムを構築していただきたいと思うんですが、この考え方、それから取り組み、担当課長の説明ですと、4税目一括できるようにしたいんだという話はしておりましたが、じゃ、しからばいつからということになるんですが、もう一度お聞きしたいと思います。
それから、16ページの災害援助費の中の宿泊借り上げというのが3,000万円載っていますが、これは歳入のものとあわせて、これもどういう借り上げの基準になって、どういう方に、例えば1人1泊3,000円なのか、5,000円なのか、それは食費も込みであるのか、これの根拠を教えてください。
それから、21ページの活性化事業の関係でありますが、いろいろこれは一般質問にも議論されておって、ある程度聖籠町の事業として定着しつつあると、こういうことでありますが、これは私は前から申し上げていますが、金持ちだけが優遇されるという制度なんです、金がなければ使えないという。これは、大勢の方々がそれなりの恩恵を受けています。私もこれ利用させてもらっていますが、現実にこれは今生活する以外の余分な金がある人が使えるということで、要するに金持ち優遇ということになるわけであります。したがって、これらを買いたくとも買えない方々にどう光を当てていくか、恩恵を与えるかということについて、どうこれから検討していったほうがいいのかお聞きしたいと思っております。
しかも過去の例を見ますと、申し込みを区長さんのほうにして、そして行くともう次、第2次募集なんだということで、金持ちは次々と金を出せるわけですが、1人5万円という低額のものを買わせてもらって、あとはもう余裕のない人は買えないわけでありますから、そうすると1人で天井なしで求められるような話も聞かされるわけであります。実際1人で最高の方はどれくらいの額を買われているのか、お聞きしたいと思います。
○議長(須貝龍夫君) 総務課長。
○総務課長(西脇道夫君) それでは、初めに災害関係のご質問についてお答えしたいと思います。
まず、初めに歳入でありますが、このたび7,374万9,000円を計上させていただきましたが、これは平成22年度の補正から予算を計上して、その後実績に基づいて県のほうに災害救助経費として申請を行って、その実績の協議を行っておるわけですが、当初は対象になるもの、対象にならないもの、正直言って明確には示されていなかったということであります。ただ、平成22年度、それから今年度も6月末分までの申請を行っておりますが、ほぼ基本的には対象になるという説明がありますので、ただ細かい部分では、当然一つ一つ検討しますので、対象外というのも出ますが、今のところ申請すれば、ほぼ対象になるということで、今回の予算では一応予算で計上したもののうち、当初段階で対象外ということでもう明確に既に言われたもの、それから未確定な部分を除きまして、一応歳入としてすべて見込んだというものであります。したがって、これから当然実績として報告を出しますので、その都度県とのいわゆるチェックが入りますから、その段階ではまだ対象外として減る場合、もしくは対象として見ますよということでふえる場合があろうかと思いますが、今のところは基本的に対象になるだろうという見込みで見込んだものであります。
それから、歳出のほうの3,000万円ですが、これにつきましては、当初この補正を組む段階で、7月末段階でもう補正予算を組んだわけですが、この段階ではいわゆる2次避難、うちの町は民宿の方々にお世話になったわけですが、ここでまだ77名の方がおられました。その段階では、福島県のほうの方向が明確にまだ示されておりませんでしたので、今後このまま継続した場合不足するということで、いわゆる1日3食つきで5,000円、1人ですが、その単価で年度分を見込んだというものであります。それで、その不足分ということで、約3,000万円一応今回計上をさせていただいておるというものであります。
以上です。
○議長(須貝龍夫君) 産業観光課長。
○産業観光課長(八幡 裕君) では、地域活性化券のご質問に対してお答えいたします。
まず、私ども産業観光課でやっている経済の振興というか、そういうことでの地域の活性化を図るというようなことでありますので、経済を低迷をさせないというふうな趣旨でやっているということでございます。そのために、町内市場に2億円を投じて経済を活性化させるというふうな観点でまず行っているということでございます。
ただ、一部からでございますけども、今まで11月の中旬から月末にかけて券の1次販売を行っておりましたけども、12月の15日ごろ年金の支給日等だというようなことでありますし、民間もそのころにボーナスが出るのか、出たというようなことでありましたので、その辺はちょっと見直しをいたしまして、販売、交換期間ですか、それをちょっとおくらせようかなというふうにも考えております。
あと、1人幾らかということでございますけども、昨年の例で申し上げますと2次販売まで行ったということでありまして、1次販売、2次販売ともに1人当たり1回5万円ということで、2回利用されれば10万円と、あと世帯でいえば、そこに世帯人数を掛けた分の金額ということであります。
以上でございます。
○議長(須貝龍夫君) 税務財政課長。
○税務財政課長(宮嶋 栄君) 小川議員の質問にお答えします。
コンビニ収納の軽自動車税につきましては、総文委員会とかにお話ししたとおりでありますけども、ゆうちょ銀行の窓口収納については、納税環境の向上とか、町民の利便性の納税関係の向上についての質問でありますが、これにつきましても平成24年度に町の指定金融機関の第四銀行さんと、町と、あとゆうちょ銀行とで協議をしまして、今後規則改正など、いわゆる収納代理金融機関でしょうか、そういう指定する手続が必要でありますが、これを経て来年度からゆうちょ銀行の窓口の収納もできるというふうなことで今動いております。
あと、もう一つ、コンビニ収納の税目の今後の拡大ということでありますが、これにつきましても近隣市の状況なんかも踏まえますと、やはり4税等々を取り組んでおる自治体もございますし、また24年度から取り組みたいというふうな自治体もございますので、24年度は聖籠町は軽自動車税のコンビニ収納を始めますが、これらのことも検証しながら25年度に拡大していきたいなと、そういうふうに考えております。
以上です。
○議長(須貝龍夫君) 12番、小川益一郎さん。
○12番(小川益一郎君) 災害の関係はわかりました。それから、支出についてもわかりました。
コンビニの関係については、今現在未納が国保、一般税合わせると1億円ぐらいになるわけでありますので、その未納の克服に大きな一助となるわけでありますので、ぜひひとつ全税目コンビニに、あるいは、ゆうちょ銀行から納入できるようにお願いしたいというふうに今考えております。大変に結構なことだと思っております。
今、21ページの活性化事業補助金のことについてお聞きしたんですが、課長、1人5万円というのはわかるんです。あとは世帯数1人5万円というのは、人数掛ければ出るわけですが、私が言うのは1人の方、1世帯の方が今までに実績として最高どれくらいの額を購入しているのかということを聞いているんです。したがって、話聞くと100万円も買ってきたというような話まで聞かされるもんですから、青天井で買いたい人は幾らでも買えるということになるのか、頭打ちをしないと、もうかる人は15%もうかる、100万円買うと15万円の利息がつくと同じになるんです。そういうことを私は申し上げているわけでありまして、私が回って歩くと、買いたいけども、買えないと、そんなところに現金は回せないと、しかも年末でどういう金が必要なのかわからない、本当は使いたいんだと、だけどもいつどういう現金が要るかわからない、だからそういう活性化券のところにまで手が回っていかないんですと、こういう方をたくさん耳にするもんですから、私はあえてこれを皆さんに有効に使ってもらう方法というのは、どういう方法が一番いいのかねという皆さんの知恵を聞いているんです。
○議長(須貝龍夫君) 産業観光課長。
○産業観光課長(八幡 裕君) 内容につきましては、基本的には定着しておりますので、今までの形を踏襲するような形で行いたいというようなことで考えているところであります。
あとは、1世帯当たり幾らくらいかということで、今まで3回実施しておりますけども、過去には売れ行きが悪くて3次販売までしたことがございます。昨年の場合でも2次販売までしております。そうすると、1人当たり10万円ということで、10人家族で大人が、中学生以上が8人いるということになると、80万円ぐらいの購入にもなるということでございます。そんなことで、どのくらいが最高額だったかというのは、ちょっと把握はしておりませんけども、そういうことでとらえております。
以上でございます。
○議長(須貝龍夫君) 12番、小川益一郎さん。
○12番(小川益一郎君) 同じことを繰り返しますが、これは名前まで書いて、集落、名前書いて、そして申請して買わせてもらっているわけでありますが、その上限が把握できないというのはどういうことなんでしょうか。幾らぐらいの方がいるのか、実際買った人が、その私は実績を聞いているんです。何度も言いますが、もう少し知恵を出して、この前どなたでしたか、利用券を大型店に限るものと、それ以外の町内で利用する券を分けてやったらどうかという話も一つの知恵としてありましたが、大勢の方々に広くこれを利用できるようにしていただけるということに何とかしてもらいたいなと思うもんですから、あえて私は申し上げているわけなんで、そういう知恵が皆さんのところにあれば出していただきたいなということなんです。もう一度お願いします。
○議長(須貝龍夫君) 町長。
○町長(渡邊廣吉君) 小川議員にお答えします。
基本的には担当課長から答弁したとおりなんですが、ご承知のように小川議員から金持ちだけの優遇事業じゃないのかというご指摘もありますが、逆に言えばその反対のことも言えるわけであります。そういうお金に厳しい人であっても、生活をしていくためには毎日衣食住はあるわけでありますから、それを15%の活性化券を買うことによって、その方々が15%得するわけでありますから、それが生活の防衛上の有機的なものとして、その方々にとってはそのような形で理解されるんじゃなかろうかなと基本的に思います。
また、今ほど答弁があったように1人当たり5万円という制限を設けております。100万円とか云々というのは初めて聞きましたけども、第1次販売にはそれぞれの家族の中で、それぞれ1人当たり5万円という制限があるわけでありますので、その後2次販売で残った分をやる場合にあっても、それぞれ1人当たり5万円という制限を加えてやっているわけでありますから、2次になれば10万円ということになります。ただ、家族の中に、例えば5人家族であれば、今担当課長から話があったように5万円のものを家族5人が全部それぞれ買いに来た場合、それが残っていて買うことができるのであれば、五五、二十五万円になるわけであります。ですから、それらを累計していけば、幾らになるかというのは実質的には出る場合もあると思うんですが、しかしそれぞれは一々商工会も事務作業の手続上の問題から、1人当たりに制限加えている関係から累計はしていないということだと私は理解しておりますので、その辺また知恵を出せということでありますが、十分これまでも知恵を出しながら、また議会からもいろんな指摘を受けながらやってきた結果でございます。またこのたびの一般質問でもいろいろと議員各位からご提言をいただいておりますので、それも商工会と協議をしながら、より効果的な形の中で、また費用対効果も確保できるような形で事業の推進を図っていく必要があろうかと認識しておりますので、ご理解いただければと思います。
以上であります。
○議長(須貝龍夫君) 7番、宮澤光子さん。
○7番(宮澤光子君) 何点かお願いいたします。
14ページ、3目の児童措置費なんですが、こちらのほう、厚産委員会のほうを傍聴させていただいたときの説明を聞きますと、国、県補助金返還金1,277万5,000円、これ児童手当、子ども手当実績に伴う返還金だというようなお話だったんですが、こちらのほうの今、9月議会で補助金を返還するという意味がちょっとよくわからなかったんですが、そこのところの説明をお願いしたいというふうに思います。
ちなみに3月議会のときに扶助費ということで、見込み誤りがたくさんあったということで、170人分2,799万8,000円の減額を3月議会で計上されていたわけですが、こちらのほうはもう平成22年度ということで、それで決算のほうにいくのかなというふうに思っていまして、この9月議会のところでこの返還金が出たという意味がよくわからなかったんですが、それで厚産委員会を傍聴していますと、やはりここのところでも見込み誤りがあったみたいな担当課のお話だったんですが、そこのところをちょっと詳しく教えていただきたいというふうに思います。
それと、あと20ページなんですが、20ページのところで先ほどのにぎわい館ですか、そこのところの関連の補正が出ています。建物ができて、正式オープンはまだ来年だと、しかし人員を配置していろんなさまざまなオープンに向けての手続をするというお話だったんですが、この関連の予算のところでどこにその、要するに臨時雇いというところが出てきているんですが、賃金の36万9,000円というのが出てきているんですが、そこのところに当てはめて思えばいいんでしょうか。それこそ来年の3月までということで思ってよろしいのか、1人を雇ったというふうな感じで思っていいんでしょうか。3月末までだと、36万円だとちょっと少ないのかなと思いながら見ていたんですが、そこのところをちょっとお願いしたいと思います。
その下のところにまた賃金で、公衆便所の清掃員の賃金というのも出てきているんですが、これこのままで見ると、その新しくできたところの施設の、公衆トイレのもう清掃を始めるというふうにとっていいんですか、それとも海岸の中にある公衆トイレのことなんですか。ちょっとそこのところがよくわからなかったので、お願いいたします。
最後なんですが、21ページ、聖籠町の観光協会運営事業補助金150万円上がってきていますが、こちらのほうも傍聴していましたら、神奈川県のとこと東京都の有楽町のほうに物産というか、聖籠町の、要は宣伝みたいな形で品物を観光協会が持っていくことによる補助金だみたいなことをおっしゃっていたんですが、この事業に関して詳しい内容をお願いしたいと思います。
以上です。
○議長(須貝龍夫君) 保健福祉課長。
○保健福祉課長(瀬高英輔君) 宮澤議員の質問にお答えいたします。
14ページの償還金の関係1,277万5,000円ですが、これについては平成22年度実績に基づいての返還になります。3月補正で歳出を減額しているものについては、見込み誤りということで歳出を減額したわけですが、そのものも含んだ形で国県の補助金を22年度にもらっていますので、その分の精算ということで、今回23年度のこの補正で、国県のほうに返すという形になります。
以上です。
○議長(須貝龍夫君) 産業観光課長。
○産業観光課長(八幡 裕君) 20ページのご質問でございますけども、まず臨時雇い賃金でございますけども、現在私どもの課に1人臨時がおります。その人は、半年ということで当初採用いたしました。それで、7月から12月までの採用というようなことで、海のにぎわい館も完成したというようなことでありますので、そこで利用というか、事務的なものを使っていただいたり、そんなようなこともしてもらうことと、商工業務等もしてもらうというようなことで、3カ月延長をお願いするというものでございます。毎日専属で、海のにぎわい館に行くというようなことでは今考えてはおりません。そんなことで、まず1月から3月の分ということでございます。
あと、公衆トイレの清掃賃金でございますけども、これも海のにぎわい館の建物等が完成されたというようなことで、できれば日中開放したいなというようなことであります。あの辺は、トイレがないということでありますので、トイレ、それと中も各種団体等に使ってもらうと、一般公開もしたいというようなことでありますので、それらに伴うトイレを主体にした清掃員の賃金ということで考えております。それと、今のにぎわい館、間もなく完成になりますけども、その同じ敷地内に外にトイレができます。外のトイレ、それが主体になります。ちょうど玄関が海と反対側になるんですけども、そのわきのほうに、これから外構工事と一緒にトイレが建設されるということであります。
続きまして、21ページの観光協会の関係でございますけども、これにつきましては神奈川県の横須賀市の湘南学院という高校で、進学校なんでございますけども、大体全生徒で3学年で1,300から1,400人ぐらいの規模で、ちょうど地元の新発田高校を想像してもらえばよろしいかと思いますけども、私立の学校でございます。ここで10月の7日、8日、金、土曜日なんですけども、学園祭が開催されるというようなことで、この名義は宮城JAさんが主催するイベント等なんですけども、そこにあわせて聖籠町も参画するということでございます。それで、イベントと直売がございまして、イベントにつきましては今のところ聖籠太鼓「響」(さとおと)に出演していただいて、学校のほうからも地元の芸能等を披露してほしいというふうな要請がありました。そんなことであります。あと、テント1張りか2張りを会場をお借りいたしまして、そこで聖籠町産の米とか、あと里芋、これJAさんにお願いしていますけども、主体的にまず売るということであります。あと、観光協会さんのほうと地場物産さんのほうでは、地元野菜とブドウ、ナシ等を2日間に分けて売るという形でございます。
また、もう一つ、12月の3日、4日、これ土・日でございますけども、全国町村会による全国町村の観光のPRと農産物の直売と郷土芸能の披露というようなことでのイベントが有楽町でございます。これについても参加するというようなことで、詳細はまだ確定はしておりませんけども、大体湘南学院と同じような内容となっております。ただ、直売する場所とか、そういうのはPRが主体になるかなという感じではございますが、そんなふうな形であります。
以上でございます。
○議長(須貝龍夫君) 7番、宮澤光子さん。
○7番(宮澤光子君) 14ページのほうの子ども手当の償還金なんですが、国のほうに。厚産委員会のほうをちょっと聞いていたときに課長の答弁のところで、子ども手当のところが千何人とかというびっくりするような数字を言われたんですが、それを覚えていらっしゃいますか。それは人数なんですか、それとも回なんですか。1,000人以上の人数を見込み違ったということになるのか、とてもびっくりしたんですが、ちょっと今書いているとこ見当たらないんですが、たしか1,060とかなんとかという数字をおっしゃったんです。そこのところをもう一度お願いしたいというふうに思いますが、ちょっと計算すると50人ぐらいのもの、要するに1人月1万2,000、3,000円ですか、それを何カ月分を掛けたりすると、あっという間に数字的にはすごく大きくなるので、50人ぐらいか60人ぐらいの要するに差違なのかなというふうにとっていたもので、そこのところ、1,060とかという数字の意味がよくわからなかったので、お願いいたします。
それと、産業観光課のところなんですが、横須賀市のその高校のところに行くというのは、じゃこれ確認なんですが、JAの関係でお話が来たというふうにとってよろしいんでしょうか、それとも単独に我が町と何かコンタクトがあって、コネクションがあってその高校の学園祭に行くようになったのか。それで、これがきっと初めてのことですよね。たしか今までこういうことなかったというふうに思いますが、これが縁になって毎年私どものほうの物産を持っていっても、要するに聖籠町というのがこの高校に集う、学園祭に集う人たちにとって聖籠町というのが周知度が上がるというふうにとっていいのか、今回でもうこれでおしまいなのかみたいな、そんな感じなのか、続けていっていただければまたそれもいいのかなというふうに思うんですが、そこのところをお願いいたします。
それと、12月の有楽町ですと、うちの町の物産というと何でしょう。やっぱりワインぐらいしかないのかなと思ったりもしたんですが、あとはうちの町の宣伝、PRというか、そういうことがメーンなのかなというふうに今お話聞いていてイメージがわいたんですけれども、この2つの事業のみなんですよね、この150万円というのは。そうすると、事業計画というか、大ざっぱなもので出てきているというふうに思うのですが、割合的に150万円のうち横須賀のほうが大体このぐらい、有楽町のほうはこのぐらいみたいな、そういう大ざっぱなものでもいいんですが、そういう予算的なものの配分みたいなものはどのように思っていらっしゃるか、お願いしたいと思います。
それと、横須賀市の高校にはやっぱりワインは持っていけないですよね。ではないかなというふうに個人的に思ったんですが、そこのところをお願いいたします。
○議長(須貝龍夫君) 町長。
○町長(渡邊廣吉君) 宮澤議員の質問にお答えします。
児童手当のことにつきましては、今ほど担当課長が答弁したように、あらかじめ国のほうに申請書を上げます。それによって交付金の確定が出ます。その後結果に基づいて実績報告を出します。その実績報告が結果的に大幅な見込み誤りがあったということで、還付をせざるを得ないと、簡単に言えばそういうことであります。
それから、神奈川の湘南学院の件であります。これは私の人脈上の問題で、情報発信をしていきたいというところから、湘南学院の理事長以下校長先生等々が好意的に受けとめていただいて、実現したものであります。そして、このたびは学園祭が2日にわたって行われるわけですけども、東日本震災においていわゆる風評被害があるというふうなことで、被災地の皆さん方の物産販売を主体としながら、聖籠町のせっかくの縁でありますので、聖籠町からも来ていただきたいということで、その時期の農産物等を中心として即売をしていきたい、あわせて地元の民俗芸能といいますか、「響」(さとおと)なんかあるもんですから、聖籠町の観光をアピールするというふうなことで一緒に連れていったらどうかと、また向こうからも要請もありまして、そのような対応をするということであります。
もう一つは、初めてでありますが、全国町村会主催で各都道府県の町村の物産を一堂に会して、有楽町の前の国際フォーラムという会場があるんですが、そこを貸し切りまして行うことにしております。しかし、会場が非常に狭隘でありまして、もう販売スペースの限られた状態になって、私も立場柄、担当の部のほうに大分アドバイスしているんですけども、いかんせん予算の関係とかなんかで非常に厳しい状況であります。ですから、物産の販売PRとなると、なかなか物が限られてしまうということでありますが、その経費については一応県の町村会で500万円の予算を組んでおります。できるだけ県の予算の中から支出させてもらって、地元の町村の支出は抑えていくという考え方で、会長の立場であり町長でもありますけども、考えているところであります。また、国際フォーラム以外の会場として、有楽町前の反対側のほうの広場を貸し切って、舞台をつくって、そこでも全国の郷土芸能を発表する機会を得ます。そこに「響」(さとおと)と、それから蓮潟神楽等の紹介があったんですけども、結果としていろんな人的な面もあるもんですから、輸送の関係とかですね、そういうことで、「響」(さとおと)のコンパクトな太鼓集団を披露するという形で今進めているところであります。そんなこと等の経費として、150万円程度マクロ的に必要があるんじゃなかろうかというふうなことを考えながら、予算計上させてもらったところです。しかしながら、極力その辺の経費の圧縮について、実績については、町村会の関係につきましては地元に迷惑かけないような形で支出を図っていきたいというふうに理解、なおかつ全国に情報発信する今絶好の機会でありますので、そういう考え方からでございますので、ご理解いただければと思います。
以上であります。
○議長(須貝龍夫君) 保健福祉課長。
○保健福祉課長(瀬高英輔君) 先ほどの1,060人の関係ですけども、これはあくまでも延べ児童数で、1人12カ月ということで、実人数にすると約90名くらいになります。
以上です。
○議長(須貝龍夫君) 7番、宮澤光子さん。
○7番(宮澤光子君) 今の町長の答弁で、観光協会の事業のことはよくわかりました。今度、有楽町のほうはまた別個にしても、横須賀のほうの高校とはやっぱり町長の太いパイプだというお話でしたが、初めてですよね、要は。そこのところと、ぜひとも新潟県の聖籠町こういう町だと、あとそれこそ港も抱えている、火力発電所もある、そういう何か一つの発信ということで、今後ともいい関係でいられるように、またその高校のみだけじゃなく、そこのある自治体ともまた太いパイプがつながるようにぜひともお願いしたいなというふうに一言申し添えて、お願いしたいと思います。
○議長(須貝龍夫君) 町長。
○町長(渡邊廣吉君) 宮澤議員の質問にお答えします。
当然一過性のものじゃなくて、継続して、またそれを機会にいろんな実績考慮も含めて、湘南学院といえばサッカーのまちでもありますし、また港町でもありますので、いろんな意味で関連があるところでございますから、また人口の集積的な都会でもありますので、いろいろとやっぱり縦横関係を見れば、我々の利益に資するような情報発信も結構あるんじゃなかろうかと考えていますので、そのように今後も協議させてもらって、前向きな事業展開を図っていきたいと考えております。
以上です。
○議長(須貝龍夫君) これで質疑を終わります。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 討論なしと認めます。
これから議案第47号を採決します。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することに異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第47号 平成23年度聖籠町一般会計補正予算(第5号)は原案のとおり可決されました。
15時まで休憩します。
休 憩 (午後 2時47分)
再 開 (午後 3時 0分)
○議長(須貝龍夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
○議案第48号 平成23年度聖籠町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)
○議長(須貝龍夫君) 日程第8、議案第48号 平成23年度聖籠町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)を議題とします。
町長から提案理由の説明を求めます。
町長。
○町長(渡邊廣吉君) 議案第48号 平成23年度聖籠町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について提案理由を申し上げます。
既定の国保事業勘定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ5,259万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ13億7,263万8,000円とし、施設勘定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,991万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億4,789万6,000円と定める補正予算であります。
主な補正は次のとおりであります。まず、事業勘定でありますが、国保事務職員給料として252万6,000円の減額であります。次に、一般被保険者療養給付費でありますが、3,000万円の追加であります。同じく一般被保険者高額療養費として600万円の追加であります。国庫支出金等返還金ということで1,889万7,000円の追加であります。次に、一般会計繰出金として162万9,000円であります。次に、施設勘定でありますが、運営基金積立金1,964万円であります。
細部につきましては、事業勘定を町民課長に、施設勘定を保健福祉課長に朗読説明させますので、ご審議の上、議決くださるようお願いいたします。
以上であります。
○議長(須貝龍夫君) 町民課長。
○町民課長(二宮秀男君)
〔議案朗読説明〕
○議長(須貝龍夫君) 保健福祉課長。
○保健福祉課長(瀬高英輔君)
〔議案朗読説明〕
○議長(須貝龍夫君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 質疑なしと認めます。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 討論なしと認めます。
これから議案第48号を採決します。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することに異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 異議なしと認めます。
したがって、平成23年度聖籠町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)は原案のとおり可決されました。
○議案第49号 平成23年度聖籠町介護保険特別会計補正予算(第2号)
○議長(須貝龍夫君) 日程第9、議案第49号 平成23年度聖籠町介護保険特別会計補正予算(第2号)を議題とします。
町長から提案理由の説明を求めます。
町長。
○町長(渡邊廣吉君) 議案第49号 平成23年度聖籠町介護保険特別会計補正予算(第2号)について提案理由を申し上げます。
既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3,901万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ9億9,788万2,000円と定める補正予算であります。
主な補正は次のとおりであります。まず、居宅介護サービス給付費300万円、施設介護サービス給付費441万2,000円、居宅介護サービス計画給付費300万円、特定入所者介護サービス等費450万円、国、県補助金等返還金1,492万3,000円、一般会計繰出金795万1,000円であります。
細部につきましては、町民課長に朗読説明させますので、ご審議の上、議決くださるようお願いいたします。
以上であります。
○議長(須貝龍夫君) 町民課長。
○町民課長(二宮秀男君)
〔議案朗読説明〕
○議長(須貝龍夫君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 質疑なしと認めます。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 討論なしと認めます。
これから議案第49号を採決します。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することに異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第49号 平成23年度聖籠町介護保険特別会計補正予算(第2号)は原案のとおり可決されました。
○議案第50号 平成23年度聖籠町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)
○議長(須貝龍夫君) 日程第10、議案第50号 平成23年度聖籠町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)を議題とします。
町長から提案理由の説明を求めます。
町長。
○町長(渡邊廣吉君) 議案第50号 平成23年度聖籠町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について提案理由を申し上げます。
既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ92万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ7,390万9,000円と定める補正予算であります。
主な補正は次のとおりであります。後期高齢者医療広域連合納付金15万6,000円、一般会計繰出金74万8,000円であります。
細部につきましては、町民課長に朗読説明させますので、ご審議の上、議決くださるようお願いいたします。
以上であります。
○議長(須貝龍夫君) 町民課長。
○町民課長(二宮秀男君)
〔議案朗読説明〕
○議長(須貝龍夫君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 質疑なしと認めます。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 討論なしと認めます。
これから議案第50号を採決します。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することに異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第50号 平成23年度聖籠町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)は原案のとおり可決されました。
○議案第51号 平成23年度新潟県営開拓パイロット事業聖籠町特別会計補正
予算(第1号)
○議長(須貝龍夫君) 日程第11、議案第51号 平成23年度新潟県営開拓パイロット事業聖籠町特別会計補正予算(第1号)を議題とします。
町長から提案理由の説明を求めます。
町長。
○町長(渡邊廣吉君) 議案第51号 平成23年度新潟県営開拓パイロット事業聖籠町特別会計補正予算(第1号)について提案理由を申し上げます。
既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ69万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1,026万5,000円と定める補正予算であります。
補正内容は、繰越金が確定したことに伴う修繕料の増であります。
細部につきましては、産業観光課長に朗読説明させますので、ご審議の上、議決くださるようお願いいたします。
以上であります。
○議長(須貝龍夫君) 産業観光課長。
○産業観光課長(八幡 裕君)
〔議案朗読説明〕
○議長(須貝龍夫君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
7番、宮澤光子さん。
○7番(宮澤光子君) 今回提示されたこの補正予算については異議はないのですが、先般6月議会のときにパイロット田について、地目変更のことについて議論させていただきまして、その後担当課として、要は地権者に対する地元説明会を行いますという答弁をいただきましたが、その地元説明会についてどのような計画を立てられているのか、そこのところをお願いいたします。
○議長(須貝龍夫君) 産業観光課長。
○産業観光課長(八幡 裕君) 現在のその進捗状況でございますけども、今うちの課で賦課徴収かけている方と、それから登記名義人が一致しているかどうかという、あと課税上の名義人もどうかということで、というのは同意もらって地目変更をやるわけでございますけども、後で異議を唱えられても困るというようなことで、そんなふうな今調査をしております。それで、今はまだ地元説明等はしておりませんけども、今まで選挙とか議会とかの関係でちょっと日延べになっているというふうな状況でございます。そういうことで、できるだけ早目にやりたいとは考えておりますけども、単価契約自体はもう済んでおります。以上のような進捗状況でございます。
○議長(須貝龍夫君) 7番、宮澤光子さん。
○7番(宮澤光子君) 全然日程がないということでよろしいんですか。進捗状況を聞きましたが、地元説明会をするとおっしゃいましたよね、6月議会のとき。それで、一人一人の地権者に対する情報を集めていろいろ整理されているということなんでしょうが、そうなんですよね。そういうことを今おっしゃったんですよね。そういうことなんですね。でも、要するに税金の賦課というか、それはもう来年になると来るんじゃないんですか。我々、私も地権者の一人なんですが、そうすると早目にやっぱり地元説明会というか、その一人一人の情報はまずおいておいても、こういうふうにして地目変更をしたいと思いますと、畑から田んぼにいくときには税金も上がりますと、そういうことはしないといけないんじゃないんでしょうか。今のお話聞くと、まず個人情報は、個人のいろんな情報はまずやっていますと、でもさまざまなことがあって説明会のほうはこれからですというようなお話なんですが、これからっていつなんでしょう。いつやられるつもりなんですか、やらないつもりなんですか、それともどういうことなんでしょうか。そこのところをお願いいたします。
○議長(須貝龍夫君) 産業観光課長。
○産業観光課長(八幡 裕君) 議会終わってからというようなことで、私もそこで、恐縮でございますけども、できれば10月中には説明会して、年内には登記を完了したいというふうな予定でおります。
以上です。
○議長(須貝龍夫君) ほかにありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) これで質疑を終わります。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 討論なしと認めます。
これから議案第51号を採決します。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することに異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第51号 平成23年度新潟県営開拓パイロット事業聖籠町特別会計補正予算(第1号)は原案のとおり可決されました。
○議案第52号 平成23年度聖籠町下水道事業会計補正予算(第2号)
○議長(須貝龍夫君) 日程第12、議案第52号 平成23年度聖籠町下水道事業会計補正予算(第2号)を議題とします。
町長から提案理由の説明を求めます。
町長。
○町長(渡邊廣吉君) 議案第52号 平成23年度聖籠町下水道事業会計補正予算(第2号)について提案理由を申し上げます。
既定の3条予算の収益的支出から102万9,000円を減額し、5億8,742万3,000円と定める補正予算であります。
主な補正は次のとおりであります。3条予算(収益的支出)でありますが、職員給与費112万9,000円の減額であります。
細部につきましては、上下水道課長に朗読説明させますので、ご審議の上、議決くださるようお願いいたします。
以上であります。
○議長(須貝龍夫君) 上下水道課長。
○上下水道課長(斎藤健一君)
〔議案朗読説明〕
○議長(須貝龍夫君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 質疑なしと認めます。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 討論なしと認めます。
これから議案第52号を採決します。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することに異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第52号 平成23年度聖籠町下水道事業会計補正予算(第2号)は原案のとおり可決されました。
○議案第53号 平成23年度聖籠町水道事業会計補正予算(第2号)
○議長(須貝龍夫君) 日程第13、議案第53号 平成23年度聖籠町水道事業会計補正予算(第2号)を議題とします。
町長から提案理由の説明を求めます。
町長。
○町長(渡邊廣吉君) 議案第53号 平成23年度聖籠町水道事業会計補正予算(第2号)について提案理由を申し上げます。
既定の3条予算の収益的支出に451万6,000円を追加し、2億5,365万2,000円と定める補正予算であります。
主な補正は次のとおりであります。3条予算(収益的支出)でありますが、職員給与費431万6,000円であります。
細部につきましては、上下水道課長に朗読説明させますので、ご審議の上、議決くださるようお願いいたします。
以上であります。
○議長(須貝龍夫君) 上下水道課長。
○上下水道課長(斎藤健一君)
〔議案朗読説明〕
○議長(須貝龍夫君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
7番、宮澤光子さん。
○7番(宮澤光子君) 先般の厚産委員会を傍聴しておりまして、参考資料のところの説明のところで、もう一度きちんと説明お願いしたいんですが、水道事業の一環で、防災ではなくペットボトルを用意するというようなお話でした。それで、これが4年間の事業だというようなお話だったんですが、この事業についていま一度詳しくお願いしたいなというふうに思います。防災ではなくペットボトルを用意しておく、水道事業として。これは、どういうふうにとったらいいのか、そこのところをいま一度お願いしたいと思います。
○議長(須貝龍夫君) 上下水道課長。
○上下水道課長(斎藤健一君) 宮澤議員の質問にお答えします。
私は、厚生産業常任委員会のとき地域防災計画に基づかないものですよというご説明をあえて加えさせていただきました。理由といたしましては、生活用水のうち飲料水に限定しますと、1万4,000人で1人300ということになると、大体月42トンぐらいが必要になるんですが、今のところこのうち個人がどの程度調達するのか、何トンぐらい調達するのか、あとは行政側が何トン調達するのか、このうち水道事業でどの程度保存するのかというところがいまだ決まっていないということで、私らとすれば上水道事業というのは緊急性を要しますので、緊急を要するということもありということで、4年間で約4トンのペットボトルを保存するというものでございます。このたびこれを上げさせていただいたというものでございます。
なお、このほかに給水タンクとか、そういうものの保存もありますので、4年後には約13トンの保存が今のところは可能かなというふうに考えております。1日当たり飲料水が必要だというものに対して、30%程度の保存が可能ということになります。
以上です。
○議長(須貝龍夫君) 7番、宮澤光子さん。
○7番(宮澤光子君) では、予算的には20万円上がっているんですが、これで4年間で4トンですか、そちらのほうの何%、1トン分ということでよろしいんでしょうか、要は。それで、水も一応ご承知のように賞味期限とか、そういうもの、期間切れのものもありますが、結構長い期間はあるとは思うんですが、最初にことし用意したものが4年後はじゃどうなるのか、次のときにまた買い足していくのか、何かそこのところのある意味4年間を通した計画みたいなものがどのようになっているのか、お願いしたいというふうに思います。
それと、1人というか、これは子供も大人も全部ひっくるめてということで、人口で要は1人何本だというような計算をされているんでしょうか。やっぱり一番弱者というと乳幼児だったり、妊婦だったり、もしも何かがあったとき、例えば飲料水のところで、先般もありましたね、東日本の関係のところで。たまたま大きな数値にはならなくてよかったんですが、イメージ的には東京都が要するに備蓄していた飲料水がばっと出た、そういう映像が目に浮かんだんですが、そういうようなことで思っていいのか、最終的に。
ただ、町長にこれはまた質問なんですが、水道課としてそういうふうにしてペットボトルを用意しておく、地域防災計画とはまた別個のものだというようなお話だったんですが、もちろんこうやって出てくるということは、こうして予算出てくるということは町長も承知されていることなんですが、今後私どものほうの水の備蓄ということに関して町長、どのように考えていらっしゃるか、万が一ということなので、早急に水だけでもそれなりに用意をしておいたほうがいいのかなと個人的には思っているんですが、そこの見解をお願いいたします。
○議長(須貝龍夫君) 上下水道課長。
○上下水道課長(斎藤健一君) ペットボトルの保存のほうの期限でありますが、5年保存であります。5年保存を5年間ためますと、1年間が賞味期限になりますので、4年で保存するという考えでおります。単年度で1.3トンぐらい、大体650本ぐらいを保存するという形で考えております。1年切れたものは防災訓練とか、そういうものに使いたいというふうに今のところ考えております。これで約3.4トンぐらいになりますので、宮澤議員のほうからの先ほどお話ありました、仮に放射性物質が出たときの乳幼児の関係でございますけども、私らは最近細かいところまでちょっと把握していないんですけども、大体ゼロ歳児、1歳児で約300人程度でないかということで、大体1日に必要というのは1日3リッターなんです。それが300人だと0.9トンぐらいで、そこに母親と妊婦さんも含めて約400人ぐらいというように、ちょっとはっきりわからないですけど、想定しますと1.2トンということで、大体2トンあればペットのほうの供給ができるということで、それらも含めた形での供給という形で考えております。
以上です。
○議長(須貝龍夫君) 町長。
○町長(渡邊廣吉君) 宮澤議員の質問にお答えします。
当然のことながら避難所とか、そういうところに対する水の確保、先般の臨時議会や、それから震災後の議会で、いろいろと一般質問を受けてきたところでありますので、それを事前に備蓄しておくという前提の中で対処しております。また、いわゆる水販売業者ですか、そういうメーカー等とのこれまでの協定も重視しながら、とりあえず一義的なものは十分に対応できる分だけは備蓄しておくという方針にして対応したところでありますので、ご理解いただければと思います。
以上です。
○議長(須貝龍夫君) ほかにありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) これで質疑を終わります。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 討論なしと認めます。
これから議案第53号を採決します。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することに異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第53号 平成23年度聖籠町水道事業会計補正予算(第2号)は原案のとおり可決されました。
○議案第54号 平成22年度聖籠町一般会計歳入歳出決算の認定について
議案第55号 平成22年度聖籠町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定
について
議案第56号 平成22年度聖籠町老人保健特別会計歳入歳出決算の認定につ
いて
議案第57号 平成22年度聖籠町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定につ
いて
議案第58号 平成22年度聖籠町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認
定について
議案第59号 平成22年度新潟県営開拓パイロット事業聖籠町特別会計歳入
歳出決算の認定について
議案第60号 平成22年度聖籠町下水道事業会計決算の認定について
議案第61号 平成22年度聖籠町水道事業会計決算の認定について
○議長(須貝龍夫君) 日程第14、議案第54号 平成22年度聖籠町一般会計歳入歳出決算の認定について、日程第15、議案第55号 平成22年度聖籠町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第16、議案第56号 平成22年度聖籠町老人保健特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第17、議案第57号 平成22年度聖籠町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第18、議案第58号 平成22年度聖籠町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第19、議案第59号 平成22年度新潟県営開拓パイロット事業聖籠町特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第20、議案第60号 平成22年度聖籠町下水道事業会計決算の認定について、日程第21、議案第61号 平成22年度聖籠町水道事業会計決算の認定について、以上8議案を一括議題とします。
町長から提案理由の説明を求めます。
町長。
〔町長 渡邊廣吉君登壇〕
○町長(渡邊廣吉君) それでは、ただいま提案されました議案第54号 平成22年度聖籠町一般会計歳入歳出決算の認定について、議案第55号 平成22年度聖籠町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第56号 平成22年度聖籠町老人保健特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第57号 平成22年度聖籠町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第58号 平成22年度聖籠町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第59号 平成22年度新潟県営開拓パイロット事業聖籠町特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第60号 平成22年度聖籠町下水道事業会計決算の認定について、議案第61号 平成22年度聖籠町水道事業会計決算の認定について、以上8議案、平成22年度各会計決算の認定について、送付してあります平成22年度決算報告書及び上下水道事業決算書の事業報告にそれぞれ会計の総論について記載しておりますが、その朗読をもって提案理由とさせていただきたいと思います。
まず初めに、議案第54号 平成22年度聖籠町一般会計歳入歳出決算の認定に当たり、決算状況について報告申し上げます。国は、東日本大震災の当面の復旧対策に万全を期すため、平成22年度第1次、第2次補正予算を成立させ、速やかな執行等により震災からの早期立ち直りを図る施策を実施しております。本町においても国の動向にかんがみ、震災関連の予算を平成22年度、平成23年度の追加補正予算及び専決予算を執行し、避難者並びに被災地への支援に取り組んでおります。また、平成22年度は第3次総合計画期間の最終年度であったことから、行政全般にわたる諸施策の取りまとめを行い、今後10年間の町づくりの指針となる第4次総合計画を策定いたしました。
今年度の決算状況は、歳入決算額が75億2,019万5,000円で、前年度対比13.9%、決算比較12億1,580万8,000円の減で、歳出総額は71億2,243万円で、前年度対比13.9%の11億5,062万2,000円の減で、繰越明許費で7,587万5,000円、実質収支では3億2,188万9,000円の黒字決算となりました。
歳入につきましては、重要な自主財源であります固定資産税は、大規模償却資産の逐年減価により前年度対比5.8%の減収となりました。また、町民税につきましても景気の低迷により個人、法人町民税ともに減収となり、町税全体では前年度対比5.8%の2億9,593万9,000年の減収となり、一般財源は引き続き厳しい状況となりました。
歳出につきましては、総合計画の実施計画を基本として、ハード、ソフト面の行政全般にわたり施策の展開を図りました。主なものとして、環境施策につきましてはバイオマスタウン構想で認可されました生ごみ堆肥化事業として、生ごみ堆肥化施設を建設いたしました。今後は、生ごみ分別収集の全町化を段階的に進め、ごみの再資源化及び減量化に努めます。
保健福祉施策では、中学校修了までの子供を対象とする子ども手当の支給、私立保育園建設に伴う補助、子宮頸がんワクチンの助成、子ども医療費の対象者拡大など、国並びに県と連動した子育て支援等を実施いたしました。また、米粉を活用したパン工房を整備し、今後パンづくりを通して障がい者の社会参加と自立支援につながっていくものと考えます。
農業振興施策は、夏の猛暑による水稲の減収を補い、今後の品質向上活動を支援するため、経営維持助成を行う町水田農業確立推進協議会の補助や被害対策資金の利子補給制度を制定するなど、農家経営の支援に努めました。また、国の戸別所得補償モデル対策事業等と絡めた町単独の水田農業確立対策を行い、需給調整の推進と農家経営の支援策を講じました。
経済施策では、町独自の地域活性化対策による地域振興券の補助事業に引き続き取り組みました。
ふるさと整備施策につきましては、道路整備、維持管理、消雪パイプ整備を行い、計画的に整備に努めました。また、港の活性化対策では、継続事業として網代浜海岸でクラブハウスの建設に着手しました。
教育施策につきましては、中学生の安全な通学の確保をするための通学バスの冬期間運行や国に先んじて取り組んでいる幼保一体化を推進し、教育施設整備では、この前、小学校の耐震補強事業が終了いたしました。加えて、小・中学校に非常勤講師の配置などの人的支援などを行い、教育環境の充実に努めました。
このように、平成22年度における行財政運営は厳しい状況でありましたが、今後は改訂した第4次総合計画の将来像の実現を目指し、真に必要な施策を計画的に実施してまいる所存であります。
次に、議案第55号 平成22年度聖籠町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について申し上げます。まず、事業勘定でありますが、平成22年度は高齢者医療を含む医療制度全般にわたり制度改革の議論が進められましたが、3月に発生した東日本大震災の影響により中断し、具体的な方向性が示されないまま、高齢者の県段階での財政運営は、社会保障と税の一体改革の中で財源の議論が進められてきました。このような状況から、平成22年度中は審議過程であり、大きな制度の変更は、保険税の賦課限度額が医療分、支援金分、介護納付金とも引き上げられ、73万円から77万円に改正されたほかはありませんでした。
平成22年度の国民健康保険税収入は2億8,999万9,000円で、前年度対比8.6%の減となりました。要因につきましては、所得割課税所得の減少による賦課総額の縮小及び収納率の低下が考えられます。収納率につきましては、現年度一般分の収納率は93.04%と前年度対比1.07ポイント下がりましたが、国の調整交付金が減額される基準徴収率93%は、例年より督促対応を強化し、辛うじて確保いたしました。
一方、このように納税環境が依然として厳しい状況から、低所得者に対する医療費の一部負担金の免除規定を制定し、医療の確保に努めました。平成22年度末の加入状況は、世帯数で1,811世帯で前年度対比0.3%の増、被保険者数が3,545人で前年度対比0.2%の減と、ほぼ横ばいの状況となっております。また、全世帯に占める割合は43.3%、全人口に占める被保険者の割合は25.1%で、被保険者数ではほぼ4分の1という状況になっております。また、1人当たりの保険給付費は23万3,560円で、前年度対比で1.4%の増となり、引き続き増加傾向が続いております。
保健事業につきましては、40歳から74歳までの国保被保険者を対象とした特定健診では、対象者2,048人のうち1,126人が受診し、受診率で55%と前年度よりも3.5ポイント上昇しましたが、県が示す受診率65%の平成24年度末の達成は難しい状況と思われます。人間ドック事業では、30歳から74歳までの対象者2,753人に対して434人の方々が受診され、受診率15.8%、前年度対比1.9ポイント上昇しており、徐々に健康管理に対する関心が高まっているものと考えております。また、適正受診、適正診療につなげたいと医療費通知を年4回実施しており、頻回受診、重複受診の抑制と受診内容の確認をしていただき、適正診療による適正給付に努めました。
平成22年度の実質収支は、歳入決算額13億8,297万1,000円、歳出決算額13億2,126万5,000円で、6,170万5,000円の黒字決算となりますが、収入の中には前年度繰越金9,459万4,000円及び基金繰入金4,747万8,000円が収入されており、単年度実質収支では赤字となっており、依然として厳しい財政運営を強いられております。
次に、施設勘定について申し上げます。聖籠町国民健康保険診療所は、小児から高齢者までのさまざまな年齢層の方々を対象に、疾病の予防や治療業務を行っております。寝たきりで通院が困難な方には、訪問診療を行っております。一般診療に限らず、町内の教育、福祉機関、行政機関への医療に関する助言を行い、町内唯一の公的医療機関としての役割を果たしております。大規模災害などの緊急時に診療所で初期診療を可能にするために、定期的に所内で救急救命講習会を行い、職員の医療技術の向上に努めております。
以下、平成22年度国民健康保険特別会計施設勘定の決算状況について報告申し上げます。歳入総額は1億5,171万円で、前年度対比11.4%の増、歳出総額は1億2,779万5,000円で、前年度対比5.8%の増となりました。今後も地域の公的医療機関として、医療サービスの充実に努めてまいります。
次に、議案第56号 平成22年度聖籠町老人保健特別会計歳入歳出決算の認定について申し上げます。老人保健制度は、昭和58年に制度化され、最終的には75歳以上の高齢者に対する医療制度として25年間にわたり疾病の予防と医療の確保に貢献し、役割を果たしてまいりました。平成20年4月からは後期高齢者医療制度へと移行され、平成22年度決算をもちまして老人保健特別会計は閉鎖となり、今後は一般会計でしばらくの間は最終の精算処理を行います。
平成22年度の実質収支は、歳入決算額で191万9,000円、歳出決算額が153万6,000円となり、38万2,000円の黒字決算となりました。
次に、議案第57号 平成22年度聖籠町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について申し上げます。平成22年度は、介護保険制度がスタートしてから10年が経過し、介護保険事業計画は第4期計画の中間年になっております。制度の改革等は、平成24年度から始まる第5期計画に係る法改正等の議論が行われたため、平成22年度中には大きな制度改正はありませんでした。今後、第5期計画策定に向け、介護度が重くなっても生活の場を変えることなく、みずから選択した場所で介護サービスを受け続けることができるよう、日常生活圏内において医療、介護予防、住まい、生活支援サービスが途切れなく一体的に提供される、いわゆる地域包括ケアシステムの確立に向け、目指すことになると思います。
平成22年度末の第1号被保険者は2,899人で、前年度対比0.1%の増となっており、また介護認定者数は501人で、認定率17.3%で0.7ポイント上昇しましたが、県平均の17.7%より下回っております。一方、サービス利用の状況は平成22年度末で429人、前年度対比3.1%の増の方々が利用し、居宅サービスが302人、前年度対比3.1%の増、地域密着型サービスは19人と1名の減、施設介護サービスは108人で、前年度対比4.9%の増となっております。また、利用量につきましては、居宅サービスの主要な各サービスはそれぞれ増加しておりますが、介護予防サービスにつきましては前年度対比8.6%の減となっており、要支援の方々のサービス給付につきまして、地域包括支援センター等の適切なケアプラン作成による保険給付が行われているものと考えております。施設サービスにつきましては、近隣市に特養ホーム等の施設整備が行われたものの、町内における入所系施設の増設はなく、前年度対比1.9%の減となりました。居宅サービス費は、計画量を超えておりますが、施設サービス費が19%ほど下回っているため、全体としておおむね計画どおり運営されていると判断しております。
平成22年度の実質収支は、歳入決算額9億8,543万3,000円、歳出決算額が9億4,504万6,000円で、4,038万6,000円の黒字決算となりました。
次に、議案第58号 平成22年度聖籠町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について申し上げます。後期高齢者医療制度は、平成22年度で制度施行後3カ年を経過いたします。施行当初のような混乱もなく、安定した運営を行っており、制度自体が保険者及び被保険者に理解され、定着してきたものと考えております。しかし、高齢者医療制度改革会議は、既に後期高齢者医療制度を廃止し、平成25年3月から財政運営を県段階で行う新たな高齢者医療制度を行うよう国が求めておりますが、都道府県段階では財政運営に関し、現在のような財源事情では運営は困難であると難色を示しており、社会保障と税の一体改革で審議待ちという状況になっていることから、平成22年度は制度改正等に大きな変更はありませんでした。
平成22年度の平均被保険者数は1,581人、前年度対比2.9%増となり、療養給付費は9億8,130万5,000円で、前年度対比6.8%の増となっております。また、1人当たりの療養給付費は62万686円で、前年度対比3.8%の増となりました。一方、保険料収入は4,236万9,000円で、前年度対比5%増加し、収納率は99.1%で、前年度対比0.4ポイント下回りました。
平成22年度実質収支は、歳入決算額が7,336万7,000円、歳出決算額が7,233万9,000円で、102万7,000円の黒字決算となりました。
次に、議案第59号 平成22年度新潟県営開拓パイロット事業聖籠町特別会計歳入歳出決算の認定について申し上げます。新潟県営開拓パイロット事業聖籠町特別会計決算額は、歳入は1,032万8,000円で、前年度対比6.9%の減、歳出は563万4,000円で、前年度対比15.6%の減となり、実質収支は469万3,000円となりました。
主な内容につきましては、歳入では繰越金の減、歳出では揚水機ポンプの修繕料の減であります。また、維持管理賦課徴収金において滞納繰り越しが生じ、調定額に対して徴収率は99.2%となりました。
次に、議案第60号 平成22年度聖籠町下水道事業会計決算の認定について申し上げます。別冊平成22年度聖籠町上下水道事業の決算書の1ページをごらんください。本町の公共下水道事業は、集落内計画工事が平成21年度に完了し、本格的な維持管理段階に入りました。このため、経営効率の向上を求められることから、平成22年度に地方公営企業法の全面適用を行い、事業を進めてきたところであります。
今年度の主な取り組みとしては、普及率の向上、接続率の向上及び経営の安定化を柱に事業の展開を行いました。普及率では、計画区域の全域が供用開始したことで、新潟県平均の66.0%、平成21年度末を大きく上回ることができました。接続率では、助成事業等を展開し促進に努めた結果、供用開始8年で新潟県平均の84.5%、これも平成21年度末に近づくことができました。経営の安定化策としては、下水道事業中期財政計画を策定し、事業の課題抽出と今後10年間における具体的な達成目標を立案したところであります。管渠建設工事については、集落内の計画工事は完了しましたが、依然として住宅やアパート等の新築による下水道接続への需要が多く、これらの対応策として公共汚水ます整備を図ったところであります。
下水道事業運営状況については、昨年に引き続き経費の抑制と効率性を図りながら事業運営に努めてまいりましたが、建設投資に伴う減価償却費及び支払利息等資本費の高負担が大きく、1億5,000万円の赤字決算となりました。一方、資金面では公営企業として健全性は保たれており、事業の運営は良好に推移している状況にあります。下水道事業は、経営基盤の強化、維持管理の効率化等の多くの課題が内在しております。本町下水道事業は、これら課題への対応策として地方公営企業法適用団体を選択したものであり、決算内容を含めた経営状況等を分析しながら、経営基盤の強化を図っていく所存であります。
最後に、議案第61号 平成22年度聖籠町水道事業会計決算の認定について申し上げます。これも聖籠町上下水道会計決算書の47ページをごらんください。水道事業は、良質な水を安心、安全でかつ安定的に供給するという社会的役割を担っております。本町の水道事業は、昭和58年に給水を開始して以来、施設の適正の維持管理に努めながら事業の運営を図っているところであります。
水道水の供給状況でありますが、今年度は配水量及び給水量ともに減少しました。経年変化を見ると、新規の営業用給水は一時的に増加しているものの、中長期的には循環型社会への転換の潮流の中、町民の節水意識の向上や節水機器の普及並びにミネラルウオーター等を利用する生活スタイルの変化から低減傾向にあります。
水道事業の運営状況については、経常経費等の抑制に努めておりましたが、減価償却費の増並びに創設期の高利率の企業債償還利息の負担等の要因により、例年に引き続き900万円の赤字決算となりました。結果、累積欠損額は5億3,100万円となりました。施設面では、布設後20年以上経過した経年管が全体の61%に達しております。このため、管摩耗等による漏水の復旧費や弁筐等の維持管理費が増加傾向にあります。特に旧簡易水道施設の老朽化は著しく、更新整備は急がれるところであり、整備資金として前年度に引き続き国の地域活性化・きめ細かな臨時交付金を活用し、網代浜地内の旧簡易水道管557メートルを耐震管に更新したところであります。
このように、本町の水道事業を取り巻く情勢は厳しさを増す一方でありますが、公営企業として経営の健全化に努めており、事業の運営は良好に推移している状況にあります。水道事業は、循環型社会の進展等による水需要の変化から、経営を抜本的に考える時期を迎えております。今後も地域の需要と更新状況を十分検討しながら、事業運営を進めてまいる所存であります。
以上であります。
○議長(須貝龍夫君) これで提案理由の説明を終わります。
お諮りします。議案第54号から議案第61号までの8議案については、議長を除く13人の議員で構成する平成22年度決算審査特別委員会を設置し、これに付託して審査したいと思います。これに異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第54号から議案第61号までの8議案については、議長を除く13人の議員で構成する平成22年度決算審査特別委員会を設置し、これに付託して審査することに決定しました。
これから特別委員会を招集しますので、議員控室に集合してください。
しばらくの間休憩します。
休 憩 (午後 4時 7分)
再 開 (午後 4時15分)
○議長(須貝龍夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
これから諸般の報告を行います。
平成22年度決算審査特別委員会の委員長、副委員長の互選結果が議長に提出されましたので、報告します。
委員長に4番、松守雄さん、副委員長に9番、五十嵐利榮さん。
以上です。
これで諸般の報告を終わります。
○請願第3号 「社会保障と税の一体改革」による消費税の増税は行わないこと
を求める請願
陳情第3号 拡大生産者責任(EPR)及びデポジット制度法制化を求める意
見書の採択について(お願い)
陳情第4号 「私立高校生が学費を心配せず学べるように、学費軽減助成と経
常費助成の増額・拡充を求める意見書」の採択に関する陳情
陳情第5号 「緊急事態基本法」の早期制定を求める意見書提出に関する陳情
○議長(須貝龍夫君) 日程第22、請願第3号 「社会保障と税の一体改革」による消費税の増税は行わないことを求める請願、日程第23、陳情第3号 拡大生産者責任(EPR)及びデポジット制度法制化を求める意見書の採択について、日程第24、陳情第4号 「私立高校生が学費を心配せず学べるように、学費軽減助成と経常費助成の増額・拡充を求める意見書」の採択に関する陳情、日程第25、陳情第5号 「緊急事態基本法」の早期制定を求める意見書提出に関する陳情、以上請願1件、陳情3件を一括議題とします。
総務文教常任委員長、6番、田村冨美男さんの審査報告を求めます。
6番、田村冨美男さん。
〔総務文教常任委員会委員長 田村冨美男君登壇〕
○総務文教常任委員会委員長(田村冨美男君) 今議長から指名ありました、総務文教委員長に就任しました田村でございます。何せ改選後初めてのことでございますので、皆さんにお聞き苦しい点があろうかと思いますが、ご理解をお願いしまして、審査報告を行いたいと思います。
審査報告。請願、陳情に関する委員会の審査報告を行います。
総務文教常任委員会は、9月14日に付託されました請願1件、陳情3件の審査を終了しましたので、その結果を報告します。
請願第3号 「社会保障と税の一体改革」による消費税の増税は行わないことを求める請願。請願者、新潟市東区大形本町3―4―12、消費税廃止新潟県各界連絡会代表、能登惣五郎。本件につきましては、9月21日審査の結果、請願の趣旨を認め、全会一致で採択することに決定しました。
次に、陳情第3号 拡大生産者責任(EPR)及びデポジット制度法制化を求める意見書の採択について(お願い)。陳情者、福岡県筑後市市長、中村征一外3団体。本件につきましては、9月21日審査の結果、陳情の趣旨を認め、全会一致で採択することに決定しました。
次に、陳情第4号 「私立高校生が学費を心配せず学べるように、学費軽減助成と経常費助成の増額・拡充を求める意見書」の採択に関する陳情。陳情者、新潟市中央区弁天橋通1丁目13番地13号、新潟県私学の公費助成をすすめる会会長、中村直美。本件につきましては、9月21日審査の結果、陳情の趣旨を認め、全会一致で採択することに決定しました。
続きまして、陳情第5号 「緊急事態基本法」の早期制定を求める意見書提出に関する陳情。陳情者、新発田市五十公野4737―1、アジアと日本の平和と安全を守る新潟県フォラム新発田地区代表、長谷川晃。本件につきましては、9月21日審査の結果、陳情の趣旨を認め、賛成多数で採択することに決定しました。
以上のとおり本委員会に付託されました請願1件、陳情3件の報告を終わります。平成23年9月22日、総務文教常任委員会委員長、田村冨美男。聖籠町議会議長、須貝龍夫様。
以上です。
○議長(須貝龍夫君) 総務文教常任委員長の報告を終わります。
これから質疑を行います。
なお、討論と採決は1件ごとに行います。質疑はありませんか。
11番、中村恵美子さん。
○11番(中村恵美子君) この陳情第5号 「緊急事態基本法」の早期制定を求める意見書提出に関する陳情、これについては賛成多数ということで委員長から報告ありました。その審議したときにどのような意見が出たのか、そのことについて伺いたいと思います。
○議長(須貝龍夫君) 総務文教常任委員長。
○総務文教常任委員会委員長(田村冨美男君) 陳情第5号に関しましては、緊急事態基本法というのは平成16年の5月でしたか、3党、民主、自公連といいますか、そこで討論されたのが、まだ、いまだになっていないという法案でございまして、皆さんで議論していただいたのは、例えば外国船とか、緊急事態が起きたときに、この基本法がまだ制定されていないということで、早く成立したほうがいいのかなと、こういう意見で採択となりました。内容的には継続の方が2名で、採択が4名でございました。
以上でございます。
○議長(須貝龍夫君) ほかにありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 質疑なしと認めます。
請願第3号 「社会保障と税の一体改革」による消費税の増税を行わないことを求める請願について討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 討論なしと認めます。
これから請願第3号を採決します。
この陳情第3号に対する委員長の報告は採択です。委員長の報告のとおり決定することに異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 異議なしと認めます。
したがって、請願第3号 「社会保障と税の一体改革」による消費税の増税を行わないことを求める請願は採択することに決定しました。
陳情第3号 拡大生産者責任(EPR)及びデポジット制度法制化を求める意見書の採択について討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 討論なしと認めます。
これから陳情第3号を採決します。
この陳情第3号に対する委員長の報告は採択です。委員長の報告のとおり決定することに異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 異議なしと認めます。
したがって、陳情第3号 拡大生産者責任(EPR)及びデポジット制度法制化を求める意見書の採択については採択することに決定しました。
陳情第4号 「私立高校生が学費を心配せず学べるように、学費軽減助成と経常費助成の増額・拡充を求める意見書」の採択に関する陳情について討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 討論なしと認めます。
これから陳情第4号を採決します。
この陳情第4号に対する委員長の報告は採択です。委員長の報告のとおり決定することに異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 異議なしと認めます。
したがって、陳情第4号 「私立高校生が学費を心配せず学べるように、学費軽減助成と経常費助成の増額・拡充を求める意見書」の採択に関する陳情は採択することに決定しました。
陳情第5号 「緊急事態基本法」の早期制定を求める意見書提出に関する陳情について討論を行います。討論はありませんか。
〔「議長」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) それでは、討論の声がありますので、陳情第5号について討論を行います。
初めに、原案に反対する方の発言を許可します。次に、原案に賛成の方の発言を許可します。
それでは、初めに原案に反対の方の発言を許可します。
11番、中村恵美子さん。
〔11番 中村恵美子君登壇〕
○11番(中村恵美子君) ただいま提案されています「緊急事態基本法」の早期制定を求める意見書提出に関する陳情について、反対の立場で討論いたします。
今出されています陳情代表者ということで、一応アジアと日本の平和と安全を守る新潟県フォラムというもの自体のものについては、県としてのほうは、まだ設立準備中ということです。今回は、個人名ということで出されておりますが、第1に反対の理由として、原因として事態の闘争も異なる武力攻撃とテロ、自然災害を一くくりにするということが我が国社会と国民生活のすべてに有事法体制を持ち込むものだということ、人権侵害を一層拡大させるという、そういう危惧がされます。
第2として、テロや自然災害まで緊急事態に含めているものも、武力攻撃の可能性はほとんどない中で有事法制の説明ができないからです。自然災害やテロの脅威から国民の命、安全を守ることは政治の大きな責任ですけれど、災害対策は消防力や救援体制の強化であり、テロはそれを行わせないことが必要です。大震災など、自然災害を人間の力で防ぐことはできないが、米軍の闘争への加担をやめるのは政治の力でできることです。必要なことは、米軍の侵略戦争の支援をやめること、日米がガイドラインによる日米共同作戦の企てをやめることだということです。
この2点についての立場で反対ということです。
○議長(須貝龍夫君) 次に、原案に賛成の方の発言を許可します。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) これで討論を終わります。
これから陳情第5号 「緊急事態基本法」の早期制定を求める意見書提出に関する陳情についてを採決します。
この採決は起立によって行います。
この陳情に対する委員長の報告は採択です。この陳情は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を願います。
〔起立者多数〕
○議長(須貝龍夫君) 起立多数です。
したがって、陳情第5号 「緊急事態基本法」の早期制定を求める意見書提出に関する陳情については、委員長の報告のとおり採択することに決定しました。
○請願第4号 自然エネルギーの開発と普及、プログラムを決めた原発からの撤
退を求める意見書提出に関する請願
○議長(須貝龍夫君) 日程第26、請願第4号 自然エネルギーの開発と普及、プログラムを決めた原発からの撤退を求める意見書提出に関する請願を議題とします。
厚生産業常任委員長、5番、小林政榮さんの審査報告を求めます。
5番、小林政榮さん。
〔厚生産業常任委員会委員長 小林政榮君登壇〕
○厚生産業常任委員会委員長(小林政榮君) それでは、最後になりましたので、審査報告を申し上げます。
審査報告。請願、陳情に関する委員会の審査報告を行います。
厚生産業常任委員会は、9月14日に付託されました請願1件の審査を終了しましたので、その結果を報告いたします。
請願第4号 自然エネルギーの開発と普及、プログラムを決めた原発からの撤退を求める意見書提出に関する請願。請願者、新潟市中央区西堀通3―799、原発問題住民運動新潟県連絡センター、関根征士。本件につきましては、9月20日審査の結果、請願の趣旨を認め、賛成多数で採択することに決定いたしました。
以上のとおり本委員会に付託されました請願1件の報告を終わります。平成23年9月22日、厚生産業常任委員会委員長、小林政榮。聖籠町議会議長、須貝龍夫様。
以上です。
○議長(須貝龍夫君) 厚生産業常任委員長の報告を終わります。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 質疑なしと認めます。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 討論なしと認めます。
これから請願第4号を採決します。
この請願第4号に対する委員長の報告は採択です。委員長の報告のとおり決定することに異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 異議なしと認めます。
したがって、請願第4号 自然エネルギーの開発と普及、プログラムを決めた原発からの撤退を求める意見書提出に関する請願は採択することに決定しました。
○散会の宣告
○議長(須貝龍夫君) 以上をもちまして本日の日程は全部終了しました。
これをもちまして本日は散会します。
散 会 (午後 4時33分)