平成23年第2回聖籠町議会臨時会会議録
平成23年第2回聖籠町議会臨時会会議録(第1号)
会期第1日目
平成23年7月13日(水)午前9時30分開会(開議)
1.開会(開議)の宣告
1.議事日程
日程第1 会議録署名議員の指名
日程第2 会期の決定
日程第3 諸般の報告
日程第4 議案第41号 新潟県市町村総合事務組合規約の変更について
日程第5 議案第42号 平成23年度聖籠町一般会計補正予算(第4号)
○出席議員(13名)
1番 高 松 守 雄 君 2番 小 林 政 榮 君
3番 田 村 冨 美 男 君 4番 宮 澤 光 子 君
6番 五 十 嵐 利 栄 君 7番 加 藤 正 之 君
8番 中 村 恵 美 子 君 9番 小 川 益 一 郎 君
10番 田 宮 実 君 11番 手 島 八 郎 君
12番 高 松 春 雄 君 13番 堀 常 正 君
(副議長)
14番 須 貝 龍 夫 君
(議長)
○欠席議員(1名)
5番 桜 井 怜 君
○地方自治法第121条の規定により会議に出席した者の職氏名
町 長 渡 邊 廣 吉 君
副 町 長 加 藤 健 二 君
教 育 長 伊 藤 順 治 君
会 計 管 理 者 石 崎 昭 衛 君
総 務 課 長 西 脇 道 夫 君
税 務 財政課長 宮 嶋 栄 君
納 税 対策室長 中 村 耕 次 君
産 業 観光課長 八 幡 裕 君
ふ る さ と 高 橋 民 男 君
整 備 課 長
生 活 環境課長 安 達 行 法 君
東 港 振興室長 宮 丸 克 巳 君
上 下 水道課長 斎 藤 健 一 君
保 健 福祉課長 瀬 高 英 輔 君
町 民 課 長 二 宮 秀 男 君
学 校 教育課長 神 田 礼 輔 君
社 会 教育課長 堀 富 雄 君
農 業 委 員 会 八 幡 裕 君
事 務 局 長
○本会議に職務のため出席した者の職氏名
議 会 事務局長 肥 田 野 繁 晴
議 会 書 記 高 橋 一 裕
議 事 の 経 過
○開会、開議の宣告
○議長(須貝龍夫君) ただいまから平成23年第2回聖籠町議会臨時会を開会します。
直ちに本日の会議を開きます。
○議事日程の報告
○議長(須貝龍夫君) 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりです。
○会議録署名議員の指名について
○議長(須貝龍夫君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第120条の規定によって、2番、小林政榮さん、3番、田村冨美男さん、4番、宮澤光子さんの3名を指名します。
○会期の決定について
○議長(須貝龍夫君) 日程第2、会期の決定についてを議題とします。
お諮りします。本臨時会の会期は、本日1日限りとしたいと思います。これに異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 異議なしと認めます。
よって、本臨時会は本日1日限りとすることに決定しました。
○諸般の報告
○議長(須貝龍夫君) 日程第3、諸般の報告を行います。
本臨時会に出席を求めた説明員の職氏名は、お手元に配付した名簿のとおりです。
次に、5番、桜井怜さんから欠席届が出ていますので、報告します。
以上をもちまして、諸般の報告を終わります。
○議案第41号 新潟県市町村総合事務組合規約の変更について
○議長(須貝龍夫君) 日程第4、議案第41号 新潟県市町村総合事務組合規約の変更についてを議題とします。
町長から提案理由の説明を求めます。
なお、担当課長の説明は省略します。
町長。
○町長(渡邊廣吉君) おはようございます。それでは、議案第41号 新潟県市町村総合事務組合規約の変更について、提案理由を申し上げます。
当該組合が共同処理する事務のうち、非常勤職員に対する公務災害の補償等に関する共同事務に小千谷市が新たに加入することに伴い、同組合規約の一部を変更したいので、地方自治法第290条の規定により、議会の議決を求めるものであります。
以上であります。
○議長(須貝龍夫君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 質疑なしと認めます。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 討論なしと認めます。
これから議案第41号を採決します。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することに異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第41号 新潟県市町村総合事務組合規約の変更については、原案のとおり可決されました。
○議案第42号 平成23年度聖籠町一般会計補正予算(第4号)
○議長(須貝龍夫君) 日程第5、議案第42号 平成23年度聖籠町一般会計補正予算(第4号)を議題とします。
町長から提案理由の説明を求めます。
町長。
○町長(渡邊廣吉君) 議案第42号 平成23年度聖籠町一般会計補正予算(第4号)について、提案理由を申し上げます。
既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,939万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ74億3,287万3,000円と定める補正予算であります。
主な補正は次のとおりであります。まず、歳入でありますが、充当財源は繰越金2,939万4,000円を充当いたします。歳出につきましては、庁舎耐震補強設計業務委託料1,071万円、放射線測定器購入費100万円、町税還付金1,220万円、県消防大会出場経費213万2,000円、防災用備品購入費84万円、中学生海外研修補助金115万2,000円であります。
細部につきましては、税務財政課長に朗読説明させますので、ご審議の上、議決くださるようお願いいたします。
以上であります。
○議長(須貝龍夫君) 税務財政課長。
○税務財政課長(宮嶋 栄君)
〔議案朗読説明〕
○議長(須貝龍夫君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
6番、五十嵐利栄さん。
○6番(五十嵐利栄君) 4ページの環境対策費100万円の放射線測定器購入費について伺いますが、これは私も6月の一般質問でその話をして、町長も前向きに、購入されるということで今回この補正で上がってきたというふうに理解していますが、今の時点でこれを発注したら、どの程度でこの機械が運用されるのか。そして、この機械が納入された場合、町としては今現在、定期的な測定とか、そのことについてどういうふうに考えておられるか。私は、いわゆる放射能問題が原発問題が収束するまでは、一定のインターバルの中で、やはり測定を定期的にやるのが町民の安心、安全のためにいいんじゃないかなというふうに思うんですが、その辺の考え方を2点目でお聞きしたいということと、これ各、県内30自治体があるんですが、市町村単位で見たとき、既に購入して測定等をやっている自治体等がどの程度あるか、わかったらその情報をお願いしたいと思います。
それから、これきょうの新聞に、新潟日報に、いわゆる福島の牛のセシウムの問題で要するに各検査を強化しなさいと、こういう指導が出たという報道があるんですが、その中で福島だけじゃなくて検査体制を強化する対象の県に新潟県も入っていると、7県の中にですね。この報道だけ見るとこういうことになっているんですが、それと同時に厚労省がそういう指導をしたために、横浜市は7県のいわゆる肉牛は今後使用しないと、こういうふうな指導を、もう既に通達出したというふうなことが報道されているんですが、聖籠町には今肉牛農家はいないと思うんですが、現実的に……報道はこれだけなんですが、要するに食べさせないというふうな、これ横浜市だけですが、出たということは、この背景にはその7県の牛からは……今回出荷されてセシウムが基準を超えた肉が販売されたとありますが、それ以外も実はもう放射性物質が測定した結果検出されているというふうな状況が背景にあるのかどうかですね、その辺については町としてどの程度つかんでおられるか。
それと同時に、今これ肉牛の問題が報道されているんですが、それと同時に聖籠町も酪農家がいるわけですが、乳牛についてのその辺の指導なり、あるいは通達なり、その辺について町のほうには何らか国なり県のほうから来ているのかどうか、その辺の情報についてわかったら教えていただきたいなと思うんです。
以上です。
○議長(須貝龍夫君) 生活環境課長。
○生活環境課長(安達行法君) 五十嵐議員の質問にお答えいたします。
この機械を発注した場合いつごろ購入できるかということでございますけれども、こちらにつきましては今現在、東北方面への出荷が主でありまして、私どもへこれから発注したといたしましても10月から11月ごろということで回答がありました。
それから、それではちょっと遅いということでありますので、新潟県のほうでも若干測定器に余裕があります。これを各市町村に貸し出すということでございましたので、既に私どもの町は先週貸し出しを受けまして、町内を検査しております。その結果も出ておりまして、ほぼ平常の値だということでございます。
それから、測定を購入したらどういう形でやっていくかということでございますけれども、定期的に期間を決めまして、月に1回程度、今のところ月に1回程度でいいなというふうに考えております。購入した段階では、そういう形で定期的に測定をしていきたいということでございます。
それから、30自治体の中で何市町村が購入しているかということでございますが、はっきりした数字は私どもまだつかんでおりませんけれども、新発田市、それから長岡市、南魚沼市など数市町村においては購入済みであります。
それから、福島県のセシウムを含んだ牛でありますけれども、この件につきましては、私どものほうもまだはっきりした情報をつかんでおりませんので、今後どういう形でこの肉牛の取り扱いについてやっていくかというのは方針が出ておりません。
以上であります。
○議長(須貝龍夫君) 産業観光課長。
○産業観光課長(八幡 裕君) では、ご質問にお答えいたします。
乳牛等に対する通達等については、国、県からは来ておりません。ただ、県のホームページで原乳というふうなことで、三条市でございますけども、そちらのほうは検出されずというようなことで県のホームページに、本当に部分的でございますけども、公表されているということでございます。
以上でございます。
○議長(須貝龍夫君) 生活環境課長。
○生活環境課長(安達行法君) ただいまの質問で1点回答の漏れがございましたので、ご説明いたします。
測定につきましては、モニタリングというのもございます。これにつきましても、新潟県のほうから簡易的な測定機器をお借りしてあります。これもう今月の初めに借りまして、役場の前にあります百葉箱のところにセットいたしまして、日々の計測を実施中であります。これは9月、それから私どもの、この機器の購入に合わせる時期まで県のほうから借りるということで了解を得ておりますので、この間ずっと測定は続けていくということであります。
以上です。
○議長(須貝龍夫君) 6番、五十嵐利栄さん。
○6番(五十嵐利栄君) じゃ、もう一回、購入した場合、定期的に月1回程度測定していくということですが、この対象は例えば大気、土壌、いろんな農作物とありますが、その辺は測定の対象はどういうふうな考え方をされているのか、それについて伺います。
それから、じゃ肉牛及び乳牛に絡んだ問題で、県のほうからは特に通達は来ていないということですが、ということはもちろん出荷停止とか、そういうようなことの話は一切ないというふうなことで受けとめてよろしいか、その辺再確認させてください。
○議長(須貝龍夫君) 生活環境課長。
○生活環境課長(安達行法君) ただいまの五十嵐議員の質問にお答えいたします。
対象は何かということでありますけれども、この測定器につきましては大気の状況をはかるということで地上10センチ、50センチ、1メートルということで、それぞれのこども園、学校などの敷地内を計測するという形でしておりますので、品物のキャベツとか野菜とかですね、そういったものの測定をするということは今のところ考えておりません。
○議長(須貝龍夫君) 産業観光課長。
○産業観光課長(八幡 裕君) 五十嵐議員のご質問にお答えします。
きょう現在、そういうことで、本町には肉牛ございませんけども、肉牛とか牛乳につきましては出荷停止とか、そういうふうな措置等の対応というか、そういうのは一切来ておりません。
以上でございます。
○議長(須貝龍夫君) 9番、小川益一郎さん。
○9番(小川益一郎君) 4ページの財産管理費の、庁舎の耐震補強設計の委託料が1,000万円強上がっていますが、これについて具体的な、ちょっと説明をしてください。どんな補強をやるのか、具体的なお願いをしたいと思いますが、あわせて、我々予算委員会等を3階にやっていますと、非常に風によって窓が鳴るんですね。すごく騒がしいといいますか、ひゅうひゅうという音がしまして、小さい声で話すと聞こえないぐらいのすごい騒音がありますが、ああいう音というのは共鳴音なのか何かわかりませんけども、そういうことも、ぜひひとつ解消できるようなものにしていただきたいなと思うんですが、ただ単に耐震補強の設計だけなのか、ちょっとお聞きしたいと思います。
それから、6ページに選挙事務の手当が載っていますが、これは先般の一般質問で、私が選挙管理委員長に質問したところ、投票時間を本則に戻すべきだという質問をしているんですが、次の委員会に議論させてもらって結論を出したいと、こういうお話があったんですが、投票時間の設定といいますか、それはどんなふうになっていますか。もしそれが延びたためにこの勤務手当が上がったのかどうか、これを1点確認したいと思っております。
それから、7ページの3の防災費、津波避難標識工事というのが35万円上がっていますが、これは先般の一般質問等で町長から、各集落において津波のことも想定して、場所の海抜、標高の高さを表示したいという話がありましたが、これの工事なのか。そしてまた、海抜表示をするという場合は集落のどんなところに表示するのか、例えば防災無線の下に標高の高さを表示するのか、あるいは公会堂、公民館の前にするのか、あるいは道路の見やすい場所にするのか。集落によっては相当多方面にわたって広がっているわけでありますので、1カ所だけでいいのか、あるいはまた何カ所か設置しなきゃならんのか、これも含めてどんな方法で、もしこれが津波の標識だということであれば教えていただきたいと思います。
それから、8ページの教育費の、中学生の海外研修の補助金115万円上がっていますが、これは一般質問の中で、この海外研修の補助金は聖籠中学校の子供たちだけに補助をするんだという要綱があるんで、それによって支給するんだと、こういうお話だったんですが、これは何かの新たな、聖籠中学校以外の聖籠町に在住する子供たちにも同じような補助を出すと、こういうことで上げているということでありますが、1人48万円の60%、28万8,000円ぐらいのものの4人分だと、こういうふうに聞いておるんですが、教育委員会の中でどういう議論をして、そうすると補助金は聖籠中学校以外の子供たちにも支給することになったのか、その経緯をお聞きしたいと思います。
それからまた、中学校の子供たちと一緒に同じような場所に行くのか、あるいは別々に、これ子供たちが希望する場所に行くのか、引率する場合は聖籠中学校の先生が他の中学校へ行っている子供たちも同様の扱いをして引率していくのか、研修内容についてもお聞きしたいと思います。
以上です。
○議長(須貝龍夫君) 町長。
○町長(渡邊廣吉君) 小川議員の質問にお答えいたします。特に政策的なことが伴うものについてのみ私から答弁し、ほかは担当のほうから答弁させます。
まず、1点目の町議会議員一般選挙の選挙事務従事者に係る超過勤務手当のことでありますが、先般選挙管理委員長のほうから選挙管理委員会で懸案だった投票時間のこと等について、新しい体制での委員会で協議した結果、法律の趣旨を尊重しながら本則での対応をやっていきたい、ということは法律は午後8時までになっておりますので、午後8時までにしたいという委員会での決定について私に報告がありました。それを受けて、対応すべく経費があるわけでありますので、それらについてお願い申し上げたいという意向が示されましたので、このたび臨時議会が開催されるに当たりまして、もう1カ月半後に選挙が執行されるわけでありますので、そのことから提案をさせていただいたということであります。
次に、防災費の中の津波避難標識等の設置工事ということでありますが、これは先般、議会でもいろいろと議員各位から質問を受けまして、海抜等の表示のことについても今後検討して早期に対応するという答弁はしておったんですが、とりあえずそれについては来年度に向けて対応するという考え方で、今検討を加えております。このたびの提案させてもらったのは、特に今海水浴の時期でもあります。そんなことから、海岸線において地震が発生し、津波が警報等発生された場合に、海岸で海水浴等を楽しんでいる皆さん方での避難誘導等、いろんな啓蒙をあらかじめするための啓発用の看板を設置したいという考え方から、このたび早期の対応が必要であろうということから対応させていただいたというものであります。
それから、教育総務費の事務局費でありますが、これは海外研修のことについて一般質問で聖籠中学校の子供たちだけなのかと、ほかの私立の中学等へ行っている子供もいるんじゃないのか、そういう希望あったら、やはり前向きに聖籠の子供たちなんで対応すべきじゃないかという質問を受けたわけでありますが、これについては経過等一般質問の中に答弁したとおりでありますけども、しかしながらその要綱そのものも聖籠町の中学生の海外研修という位置づけになっております。要綱の中に縛りがそういう形であったもんですから、それはやはり中学生が義務教育としての聖籠中学校に在学しようが、ほかの中学に在学しようが聖籠町の子供には変わりないわけだから、またその要請がある以上、同じ土俵に立って前向きにそういう子供たちの意向を尊重しながら対応すべきことも必要でないかという私の政策的な考え方を持って、教育委員会のほうにその方向性で検討するように指示し、その検討の結果今回そういう形の中で希望者を改めてほかの学校に行っている子供たちの希望をとって、そして対応しようじゃないかという教育委員会のほうの確認をさせていただきました。
その意向を受け、平等な立場で、聖籠中学校以外の中学校に通っている子供たち17人を対象にして意向調査をしたところ、4名でしたでしょうかね、の希望がありました。そんなことから、時期的なものもあるわけでありますので、考慮しながら対応していただくことにし、本来であれば予備費での対応もあったわけでありますが、せっかくもろもろの政策課題があって、臨時議会を開催しなければならないということから、このたび補正予算で対応させていただいたということでございます。
以上であります。
○議長(須貝龍夫君) 教育長。
○教育長(伊藤順治君) 小川議員の中学生の海外研修補助金の補正について、ご質問にお答えいたします。
今ほど町長から答弁もありましたとおり、町の施策ということから考えた場合、教育委員会の定めた要綱も見直す必要があるのでないかというふうに受けとめました。すぐにできるかどうかということについては、一般質問の折にお答えしたとおりなんですけども、できることならば早目にできないかということもありまして、事務局で検討をいたしました。事務局で検討した内容は、この事業の説明は既に聖籠中学校に説明しておりましたし、それから期限も迫っているということもありまして、幾つかの条件をクリアすれば可能なことは可能であろうというふうに判断をいたしました。その条件というのは、まず旅行社に確認したことは、飛行機、あるいは受け入れの学校、あるいはホームステイ先等受け入れが可能であるかどうかということが1つ、それから中学校のほうには既に説明をして、中学校からの引率教諭もお願いしてありますので、中学校のほうの了解も必要であろうということ、3つ目は、聖籠中学校に行っていない生徒から希望があるというふうに聞いておりましたので、声が届いている以外の、聖籠中学校以外のですね、中学生、17名だったと思いますが、その対象となる中学生、保護者にも声をかけるということ、それからもし仮にそれが可能であれば、聖籠中学校以外の中学生の希望者には、現在在籍している学校の校長の承諾書を一応いただくというふうなこと、これらの条件がクリアできれば一応17人に声をかけて実施できるのではないかというふうに考えました。
その要綱については、今までの要綱をそのまま拡充するということもありましたけども、それはなしにして、今回特別に聖籠中学校以外の中学生に係る研修補助費ということで別建ての要綱を作成をいたしました。それを受けまして、それを定例の教育委員会にお諮りをしました。その中では、町の施策からすると、やはり教育委員会の要綱が不備があったというふうに考えざるを得ないということを説明をいたしまして、教育委員の皆様にもご理解いただきまして、今回の事業に聖籠中学校以外の中学生も加えるという決定をいたしました。
以上でございます。
○議長(須貝龍夫君) 総務課長。
○総務課長(西脇道夫君) 庁舎耐震設計についてのご質問ですが、この積算に当たりましては、いわゆる設計に当たっての人工等国の基準に基づいて予算を計上したものであります。したがいまして、内容についてはこれから仕様等どういう形の補強が可能なのか、どうしても中をいじらなければいけないのか、外側だけで可能なのか、そういった仕様を提示して設計を行っていくということになります。また、あわせて外壁も大分傷んでおりますので、外壁、サッシ等についてもこの設計の中で見ております。
以上です。
○議長(須貝龍夫君) 生活環境課長。
○生活環境課長(安達行法君) 小川議員の質問でありますが、津波避難標識の件でございますが、これは町長のほうから回答した内容であります。表示の仕方ということで質問がございましたので、お答えいたします。
海抜表示につきましては、A4判、もしくはA3判程度の大きさのプラスチック、もしくは金属製のものとかいうもので表示をしていきたいということで考えております。文言につきましては、この道路は海抜何メートルですとかいうような形で表示をできるような方法をとりたいというふうに思っております。電柱、もしくはブロック塀とか、そういったところに表示をしていきたいということで考えております。
以上です。
○議長(須貝龍夫君) 教育長。
○教育長(伊藤順治君) 先ほどの語学研修についての小川議員の質問に答弁漏れがありましたので、その研修先、あるいは研修内容、方法について課長のほうから答弁いたしますので、お願いいたします。
○議長(須貝龍夫君) 学校教育課長。
○学校教育課長(神田礼輔君) 小川議員のご質問にお答えをいたします。
まず、1点は研修の内容でございますが、8月1日から8月12日まで、オーストラリア・シドニーの郊外で、私立の中学校に通うということでございます。午前中に今回申し込みをされました聖籠中学校の生徒10名、それから聖籠中学校の生徒以外の者が4名、計14名が同一の教室で英語のレッスンを受けます。それから、午後から地元の中学生と一緒に1対1で並びながら先生の英語の授業を、それから聖籠町の生徒がわかる授業ということで英語に限らないと思うんですが、地元の中学校の学校の生活に触れてみるということでございます。これが実質6日間ありまして、午前、午後1日間の掛ける6日間ございます。それから、出発が8月1日でございますが、8月2日からホームステイ先のほうにお世話になりまして、10日まで9日間ホームステイ先にお世話になるということでございまして、その間、土日についてはホストファミリーのホームステイ先で現地の生活に2日間触れるということでございます。
それから、聖籠中学校の生徒と他の中学校の生徒との過ごし方については、今申し上げたとおり同様でございます。
それから、引率の先生とその生徒たちとのかかわりでございますが、原則補助金事業ということで親御さんの負担もございますし、町からの補助金も6割出させていただきます。旅行費の6割でございますから、残り親御さんには4割旅行費を負担していただきますし、また個人負担の分が、そこの上に上乗せということで親御さんの負担となります。私が申し上げたいのは、旅行中の事故等につきましては親御さんと生徒さんから誓約書もいただいておりますし、また海外研修に当たっての保険にも入っておるということでございます。全体の引率につきましては、JTB関東、法人営業新潟支店の職員が1名全行程にわたって引率をしていくと、さらに旅行に行った際の細かな、JTBの職員の足りないところを引率の先生がカバーすることはあろうかと思いますし、またこの旅行から帰ってきた後、引率の先生が現地で生徒たちの模様を見ながら、その後の聖籠中学校の活動に生かすという機会もあろうかと思っております。
以上でございます。
○議長(須貝龍夫君) 9番、小川益一郎さん。
○9番(小川益一郎君) 1点、総務課長、風の音の対応というのをちょっと聞いたんだけども、それはどうなっているか、ちょっと答弁してください。
耐震補強のことについては、その1点を確認させてください。
それから、選挙のことについては、本則に戻る……本則に戻るという言い方おかしいんですけども、本則であるべきものが本則でなかったという、変則的なことをやってきたわけですから、非常に本則に戻るというごく当たり前のことをやるということに対して、新しい選挙管理委員の決定に大変敬意を表したいと思っております。ぜひひとつ、そのことによって投票率も上がるだろうし、町民の選挙に対する意識啓発というものもぜひ高めていただきたいと、こういうふうに思っております。大変結構なことだと思います。
それから、津波の関係ですが、これぜひ広報、その他のことについてもPRしていただいて、せっかく危険防止のために表示をしたものがわからなかったとか、あるいはそのことによって、本来そこにこういうものがあったんで注意しなければならんというのが、PRが、あるいは表示が細かいといいますか、小さくてわからなかったということのないようにぜひひとつ対応をお願いしたいと思います。
中学生の海外研修については、非常に前向きで、教育委員会の最近の施策では大ヒットだと思います。大変結構なことでありますので、すべからくの事案につきましてこういう取り組み方をぜひこれからもやっていただきたいなというふうに考えて、大変ありがたいし、喜ぶんだろうなと、そして子供たちも国際的な視野を高めて、将来のいろんな進路、あるいは学ぶべき方向等について多くのものを吸収できるんではないかと、こんなことを考えておりますので、大変結構なことだと喜んでいます。
○議長(須貝龍夫君) 総務課長。
○総務課長(西脇道夫君) 窓際の風の件ですが、先ほど申し上げましたとおり、サッシについてもかなり老朽化しておりますので、今回の外壁とあわせて一応改修を見ております。ただ、そのことによって100%風が解消できるかどうかというのは、ちょっと今のところ断定はできませんが、かなりの部分でサッシが交換できれば対応はできるのかなと今のところは考えております。
以上です。
○議長(須貝龍夫君) 4番、宮澤光子さん。
○4番(宮澤光子君) では、1点だけお願いいたします。8ページの中学生海外研修の補助金についてなんですが、小川議員も先ほど来ちょっと質問されて、その件に関してはわかったんですが、町長と教育長にお話を伺いたいと思います。
町長になんですが、先ほど教育長からいろいろ要綱のことやら何やら、変更するというか、追加するというようなお話がありました。ただし、このことに関しては決して今ぽっと出た話ではなく、教育委員会の中でいろんな議論の中では数年来、出ていた話だと私聞いているんですね。それで、そのことに関しては町長の耳には入っていたのかどうか。
それと、今回6月議会の中で一般質問がありました。私は、個人的に町長の判断は正しかったというふうに思いますし、子供たちにとっても決して悪い結果にはならないというふうに思っておりますので、町長の判断には敬意を表したいと思います。しかし、3月議会のときの予算委員会のところで私触れさせていただきました、このことに関しては。そのときはもちろん担当課がいて教育委員会がいて、要綱のことに縛りがあるというような話で、今後の検討ですというようなお話だったんです。その予算委員会は本当に3月の半ば、そのときにそういうお話であって、新しい予算ということでいえば、私としてはもう来年度になるのかなと思っていたんですが、町長の耳には3月予算での予算委員会でのお話は町長の耳に入っていたんでしょうか。それで、また6月の一般質問に絡めながらここで決断しようというような、そんなような英断になったのかどうか、町長の考え方をお願いしたいというふうに思います。
あと、教育長へなんですが、この要綱の縛りというのは予算委員会のときも私聞かせていただきましたが、そのときはだめだというような非常にかたい感じを持ったんですが、ここに来て唐突な感じでいいよということになったような感じがして、ちょっといまひとつ腑に落ちないと。そんなに簡単にできるんだったら、予算委員会のときのお話の後にどんなにでもできたんじゃないんですか。そしたら、それこそ聖籠中学校に公募というか、かけるときにそこでまた違う形でできたんじゃないんでしょうかね。何かそこのところが後手後手になっているような気がしてならないんですが、結果オーライだからいいだろうというお話のようにとられますが、ちょっと違うんじゃないんですか。予算委員会のところでさんざん問題提起していたはずですが、そこのところでの議論というのは教育委員会ではどのような形になっていたんですか。そこのところをお願いいたします。
それと、今後のことなんですが、来年度以降です。要は聖籠中学校、聖籠中学校以外の子たちも対象だというふうに、要綱は別建ての要綱になるという話ですが、どのような公募というんですか、募集の仕方をされるのか。
それと、今回はある意味早急な形でのこういう形でしたが、来年度も聖籠中学校の職員の引率ということを考えていらっしゃるのかどうか。所管は教育委員会になるんでしょうが、教育委員会の中には学校教育課と社会教育課があります。やはり事務局は今までどおりの学校教育課になるのか。要するに職員という派遣みたいな形にはならないで、聖籠中学校の職員という形を考えていらっしゃるのかどうか。これはもう来年度のことを今から考えなければいけないので、質問させていただきます。
それと、語学研修が終わった後、従来ならば広報せいろうのほうに感想文みたいな形で顔写真とともに載せられています。今回でも10人、あと4人、14人の生徒たちのそれこそ記事が載るのかなというふうに思うんですが、それだと余りにも一口感想文みたいな形で、余りに何か簡単じゃないですか。6割それこそ負担を税金をいただいて語学研修という形で行くわけですから、中学生も、あと学校も忙しいのは十分わかりますが、語学研修をしてきた意味、それで行けなかった子たちへの啓発のことを含めて、一口感想文じゃ余りにも何かひど過ぎませんか。余りにも何か短絡的だと私は思うんですが、そこの考え方をお願いいたします。
○議長(須貝龍夫君) 町長。
○町長(渡邊廣吉君) 宮澤議員の質問にお答えします。
中学生の海外研修の件につきましては、基本的に6月の議会で一般質問を受けたときに答弁したとおり、研修を組むに至った経過があります。それらを受けて、郡の町村会もなくなったわけでありますので、町で単独でどうするか決定したときに、私の政策的な意向を受けて実施に踏み切ったことが現在に至っております。そんな考え方から、基本的には当時と今では、いわゆる聖籠中学校以外に在学している子供たちの状況も変わった状況にあったかと思うんですが、ということは在学している子供たちの数が少なかったということにもつながると思うんですが、そういうことから今までの教育委員会の基本的なスタンスといいますか、考え方はそのような形で来たのかなと、私町長の立場では理解しておりました。そんな中で、このたび予算委員会等ですね、審議があったようでありますが、具体的なことについての宮澤議員の意向等については直接的な形での報告はありませんでしたので、その辺のことは余り問題視されていなかったのかなというふうなことで理解しております。
しかしながら、この6月議会に向けて、また海外研修の時期が差し迫ってきた中、保護者の方からホームページを通じて私に対する意見が来ました。その状況にかんがみて調査したところ、17名も多くの子供たちが聖籠中学校以外に学んでいるという実態にかんがみ、やはり聖籠町の子供であれば共通の、また平等の立場での機会を与えるのが、これは町の政策として大事なんでなかろうか、大切なことになるんでなかろうかということで、保護者からのメールに対する要請に対しても、そのような前向きに検討してみますよという返事も書き込ませてもらいましたし、また一般質問でもそのような答弁をさせていただいた。その後、具体的に調査したところ、教育長から答弁があったようにいろんなやっぱり条件があるわけでありますので、その条件がクリアできるのであれば、形式的なものは町のほうでも対応できるので、その辺のことは尊重しながら細部について検討しなさいと、これは私の政策誘導であります。そういう考え方から指示して検討の結果、教育委員会でも判断してもらってこのたびの補正予算の対応になったという経過であります。ご理解いただければと思います。
以上であります。
○議長(須貝龍夫君) 教育長。
○教育長(伊藤順治君) 宮澤議員のご質問にお答えしますが、町長の答弁にありましたように、基本的にはいいことは早くやるというのがスタンスです。ただ、予算委員会の折には町の第4次総合計画ができ上がって、その中でも国際交流等については見直しをするという方向性も出ておりましたので、それに合わせて見直し、あるいは改善を図ろうというのは私の個人的な思いでした。そのあたりをご理解いただければと思いますし、なお後手後手に回ってしまったということについては、確かにご指摘のとおりだと思いますので、すぐにできなかったということについてはおわびを申し上げたいと思います。
なお、教育委員会の議論につきましては、教育委員会の中では今までの考え方が聖籠中学校に通う中学生という要綱でありましたので、その趣旨ということで受けとめていたと、だから突然そういうのはどういうものかねということは出ましたけれども、基本的には子供たちが将来的に人材として育っていくということからすれば、できることならばそれでいいでしょうというようなご理解をいただき、また承認をいただいたところでございます。
来年度以降のこの事業をどうするかということについてお答えしますが、はっきりこういう方向でということは考えてまだ具体的なものとしては固まっておりません。ですけれども、これをどういう形で、つまり今まで聖籠中学校に通う中学生だけというふうに対象としていたものを、聖籠中学校以外の中学生も対象とするとした場合の事業建てをどのようにするかということは、これから事務局でしっかり検討して、教育委員会で議論いただきながら、あるいは関係各課との協議も含めて進めてまいりたいというふうに考えております。したがいまして、事務局がどこになるかとか、引率はどうするのかとか、いろんな問題もこれから検討をしてまいりたいというふうに考えております。
それから、研修後の成果をどう踏まえていくかということでございますが、確かに研修の成果については広報せいろうに研修報告という形で作文は載せてありますし、引率した教諭の文章もそこにあわせて載せてあります。ただ、それで十分かというふうにご指摘いただいたことは、私も個人的には本当に中学校のその希望者だけでなくて、中学校の全体にどういうふうに効果をもたらすのかということは、私も興味深いところでありますので、何とかそれを取り出して成果として報告できるようなものがあるといいなというふうには考えておりますので、またこれも来年度以降の事業建てにあわせて成果がどのようになっていくのかというのは、1年1年というのは難しいかもしれませんけども、何らかの形でこういう成果が見えたという報告をしてご理解をいただきたいなというふうには考えております。
以上でございます。
○議長(須貝龍夫君) 4番、宮澤光子さん。
○4番(宮澤光子君) 町長から答弁いただいたんですが、町民からさまざまな形で町長のほうにメールは届くと思います、確かに。ですが、メールという手段を講じることもできないような町民もたくさんおりますよね、要は。町長がこれはと思って教育委員会と相談されて英断されたのは大変に敬意を表しますけれども、メールただ一通で、そんなような形になったのかなというのが、他の大勢の町民というか、保護者から見ると、何か1つ言った者勝ちみたいな、何かそんなような感じにとられないかなというのが私危惧しております。なので、どういう形になるかわからないにしても、町長の政策にいろんな意味で町民の声というのは反映されるんでしょうけれども、やっぱりメールをもらったからどうのこうのということが1つのきっかけでありながらも、もう少し広く時間をかけながら議論という形の場をとっていただければ、私はとてもよかったかなというふうに思うんですけれども、町長にその考え方をまたお願いしたいというふうに思います。
これだけではないですので、要は今回のこういうことだけじゃなくて、いろんなほかの政策についてでも私はそういうふうに思っておりますので、メールは大変に便利なものです。瞬時に町長のほうに届きますし、瞬時に町長からの答えが返ってくるので、それは大変に便利だというふうに思いますけれども、全然それができない町民の声というのもたくさんちまたにはあるので、やっぱり広く町長の政策に反映されるものならば議論するような場を皆さんに……それが町民と情報を共有するということになるのではないかというふうに思うんですが、考え方をお願いいたします。
それと、教育長なんですが、今聞きますと来年度のこと、今後のこと、どうも何も考えていないというふうにとったんですが、違いますか。それちょっと違うんじゃないですか。幾ら後手後手に回り、こういうふうになったという形にしても、それこそある意味違う言い方ですが、危機管理の問題ですよね。次のことはどうしたらいいんだとか、次はどうするんだということを考えながら判断しなきゃいけないんじゃないんですか。今聞きますと、研修後の感想文も今までどおりみたいなような印象を受けますし、ちっとも何も変わっていないですよ。なので、それこそ子供たちが行って帰ってきて、引率された先生やJTBの方からいろんな状況やら何やらをお聞きするとは思いますけれども、ぜひとも早急に早目に、来年度はどうするんだ、今後はどうするんだというような指針というか、そのことは出していないといけないんじゃないんですか。ましてや教育委員会のところで教育委員とともにそれこそ情報を共有して、しっかりと次はこうしましょうというふうにしなければいけないというふうに思うんですが、お願いいたしたいと思います。
それと、即座にできることは、帰ってきた後の感想文ではなく、そんな大きなものではないにしても、例えば学年の中で行ってきた子供たちからみんなの前で言葉で話してもらうとか、そういうことはできるんじゃないんですか。学校の先生が引率されているわけですから、聖籠中学校においてはできますよね、それは。一番問題は、聖籠中学校以外の子供たちです。その子たちがやっぱり行った意味、行った後にどんな感じを持ったか、それをみんなに意見発表じゃないけど、その機会をぜひとも、感想文じゃなく、みんなの前で言えるようなそんなことを考えていただきたいと思うんですが、そこのところをお願いいたします。
○議長(須貝龍夫君) 町長。
○町長(渡邊廣吉君) 宮澤議員の質問にお答えします。
先ほど答弁しましたように、保護者からの質問も踏まえた、メールでそういう実態も確認できたわけでありますけども、宮澤議員が言われるように、町長の立場でメールが来たからそれを真摯に受けとめ、即政策に反映しているみたいなとらえ方されているようでありますが、決してそうではありません。それも1つの手段であります。ご承知のようにふれあいトークをやったり、町政ポストを置いたり、いろんな角度から町民の方々と向き合って意見交換をしながら、またはこの4月からスタートした長期総合計画、この策定に当たっての、町民の皆さんの意向を確認するためのアンケート調査とか、いろんなもろもろのものを情報としていながら政策判断してやっているわけであります。
ただ、このたびの問題については、そういう過去の実態の中から、またはほかの中学に行っている子供たちの実数が少ないという背景もあったと思うんですけども、そういう中で多様な形での中学の学びがあるということとの事実が確認されたり、また教育委員会のほうで確認とったら、その辺の17人もの多くの子供たちがいるという事実を確認すれば、当然中学生に対する語学研修の一端なわけでありますから、過去の経過は経過といたしましても、これは町単独でやっている事業でありますから、その辺の政策的な私自身の理解も考えながら、そしてやる以上は、その保護者が私に申し出た人の個人的な受益のために町が判断したり、誘導したりするということにはならないわけであります。すべての方に平等にその機会を与えなくてはならない、そういうことも先ほど条件の1つと言ったように、17人の方々に、仮に窓口を広くした場合皆さん方も参加する意図があるのかどうかと、平等の機会を与えて確認しながら対応して、今回4人の方が申し出たという結果になったわけであります。それらが私の政治的な公平な意味でのスタンスでもありますので、ご理解いただければと思います。
以上であります。
○議長(須貝龍夫君) 教育長。
○教育長(伊藤順治君) 宮澤議員のご質問にお答えいたしますが、来年度の事業の中身が全くないというご指摘でございますが、しっかりしたものが固まっていないというふうに申し上げたつもりでございますので、全くないわけではなくて、細かいことがまだしっかり決めていないものですから、具体的にこういうものというお答えができなかったということでございますので、ご理解をいただければと思います。基本的には、今年度の事業の結果を踏まえて来年度の事業建てを考えたいというふうに考えております。
それから、研修の成果につきましては、今のところは聖籠中学校以外の生徒にも研修後に一応帰国リポートといいますか、語学研修後の報告ということで書いていただくということにしております。ただ、それを聖籠中学校10人、それから聖籠中学校以外の生徒4人、これをどんな形でまずしていただくかということもこれから詰めてまいります。それから、ただ紙上発表だけでなくて、もっと実のあるやり方が考えられないかというご指摘かと思いますので、それも今年度はちょっとできるかどうかは自信がありませんので、来年度以降そういう成果をどういうふうに伝えていくか、あるいは中学校をどう受けとめるか、あるいは聖籠中学校以外の生徒にどのように出たかということは、何らかの手だてが必要ではないかというふうに考えておりますので、ご理解いただければと思います。
以上でございます。
○議長(須貝龍夫君) これで質疑を終わります。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 討論なしと認めます。
これから議案第42号を採決します。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することに異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
○議長(須貝龍夫君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第42号 平成23年度聖籠町一般会計補正予算(第4号)は、原案のとおり可決されました。
○閉会の宣告
○議長(須貝龍夫君) 以上をもちまして本日の日程は終了しました。会議を閉じます。
平成23年第2回聖籠町議会臨時会を閉会します。
閉 会 (午前10時35分)