聖籠エコミニバスは平成14年から運行を開始し、今や町民の足として定着しています。
しかし、本町では、平成30年度に厳しい財政状況を踏まえ、将来の課題に対して持続可能な対応を図るため、時代に即した行財政の見直しとそれによる行政サービスの効率化による充実に加え、将来の蓄えを確保するため有識者会議を組織し「行財政改革大綱」を策定しました。その大綱のなかで、バス事業は費用対効果や社会情勢適合性(事業の目的や手段が町民や社会のニーズと合致しているか)の視点から事業の見直しが必要とされました。
そこで、町では現在のバスの問題点を検証し、持続可能なまちづくりとしての公共交通の在り方を取りまとめるため、聖籠町公共交通検討委員会を設置しました。
取りまとめた結果は、報告書にまとめ町長に報告。町は報告書をもとに新たな公共交通の在り方の基本方針を策定し、次年度中に事業に反映させていきたいと考えております。
見直しの必要性
町の財政状況が年々と厳しさを増している中、利用者が減少傾向にある循環バス事業に関しては、一般財源からの持ち出しが増加しています。
一方で、鉄道の駅がない町にとって、循環バスは高校生の通学、運転免許を有しない高齢者等の移動に不可欠です。
検討の目的
現在の循環バスの問題点を検証し、費用対効果、町民ニーズに合致した新たな公共交通を検討いただき、持続可能なまちづくりとしての公共交通の在り方を取りまとめます。
検討委員会の設置
今後の町の公共交通の在り方を検討するにあたり、利用者、学識者、関係機関など様々な立場の方で構成される検討委員会を設置し検討を行いました。検討の結果は報告書にまとめ、令和元年12月に町長へ提出していただきました。
会議のスケジュール
検討委員会報告書
基本方針(案)に対するパブリック・コメントを実施しました
検討委員会から提出された報告書を基に作成した上記の方針(案)について、広く町民の皆さまからご意見をお聞きするため、パブリック・コメント(住民意見提出手続き)を実施しました。
提出された意見とそれに対する町の見解について、以下のとおり公表します。
- (実施期間)
- 令和2年1月29日から令和2年2月27日まで(30日間)
- (意見の公募方法)
- 町役場(1階供覧場所)、町民会館、図書館、保健福祉センター、結いハート聖籠、3多目的屋内運動場、ホームページ、電子メール、ファックス、はがき
- (意見の提出状況)
-
2件(2人)
意見公募結果及び町の回答( PDF:286KB )
基本方針の策定
令和2年2月に案として公表していた基本方針について、町民説明会とパブリック・コメントを経て、令和2年3月6日に策定しました。
今後は、令和2年度中の見直しを目指し、事業の詳細を決定してまいります。
※ 内容は、予告なく変更する場合があります。